JP3333053B2 - ディジタル通信装置 - Google Patents

ディジタル通信装置

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JP3333053B2
JP3333053B2 JP21155594A JP21155594A JP3333053B2 JP 3333053 B2 JP3333053 B2 JP 3333053B2 JP 21155594 A JP21155594 A JP 21155594A JP 21155594 A JP21155594 A JP 21155594A JP 3333053 B2 JP3333053 B2 JP 3333053B2
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    • H04J3/02Details
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    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
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    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
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    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0001Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
    • H04L1/0023Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff characterised by the signalling
    • H04L1/0026Transmission of channel quality indication

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アメリカ合衆国の同
期光伝送網SONET(Synchronous OpticalNetwork)の
ような伝送網に用いられるディジタル通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の伝送網においては、STS
−1と呼ばれる図5に示すようなフォーマットのフレー
ムを用いて1フレーム当り90バイト×9行の情報を5
1.84Mb/sの速度で伝送するようにしている。な
お、図5に示すフレームにおいて、(a)、(b)、
(c)で示すビットはオーバーヘッドビットと呼ばれ、
ここには、ネットワークを管理するための管理情報が挿
入され、(d1)、(d2)で示すビットには主データ
(伝送情報)が挿入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
伝送網に用いられる従来のディジタル通信装置では、第
1局と第2局間でデータを相互に伝送するとき、第2局
では第1局から受信した警報(アラーム)、つまりLO
S(LOSS OF SIGNAL)、LOF(LOSS OF FRAME)およびL
AIS(LINE ALARM INDICATION SIGNAL)に基づいて自局
のクロックを切替えるようにしている。しかし、この場
合、回線障害の程度(伝送品質)に対応する最適なクロ
ックを選択することが難しく信号の精度が低下するとい
う問題がある。
【0004】また、従来のディジタル通信装置では、第
1局で生成した第1クロックに基づいてフレームに通信
データとパリティチェック用データを挿入して順次第2
局へ伝送し、第2局では受信したフレームの通信データ
のパリティ計算を行い、その計算結果とパリティチェッ
ク用データとの一致・不一致を判別して、その不一致数
を表わす数値データをフレームに挿入し、そのフレーム
を第2局で生成した第2クロックに基づいて順次第1局
へ伝送し、第1局では受取った数値データを単位時間毎
に加算し、その加算値(パリティエラー合計/単位時
間)の大小から第1局と第2局との回線状況を認識する
ようにしている。しかしながら、この場合には、第2局
において第1クロックと第2クロックの位相が接近した
り、一致すると、数値データをフレームに挿入するとき
に挿入漏れが生じたり、同一数値データが連続する2フ
レームに挿入されたりすることが頻繁に発生するため、
第1局において算出される数値データの加算値に大きな
誤差を生じるという問題がある。
【0005】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、回線状況に応じて適格にクロックを選択す
ることができると共に、パリティエラーの集計を誤りな
く行うことが可能なディジタル通信装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の発
明の基本構成を示すブロック図であり、請求項1記載の
発明は、図1に示すように、通信データを所定の通信用
のフレームに挿入して第1局101と第2局102との
間を相互に伝送するディジタル通信装置において、第1
局101は、異なる複数のクロックから1つのクロック
を選択するクロック選択手段103と、選択されたクロ
ックに基づいて第2局102へフレームを送出する送出
手段104とを備え、第2局102は、第1局101か
ら受け取ったフレームのデータの伝送品質を評価する評
価手段105と、評価した伝送品質を第1局101へ送
出するフレームの1部に品質メッセージとして挿入する
品質メッセージ挿入手段106とを備え、さらに、第1
局101は、受け取った各フレームから品質メッセージ
を抽出し、抽出した品質メッセージを対応するメッセー
ジ信号に変換して出力するメッセージ処理手段107
と、メッセージ処理手段107から出力されるメッセー
ジ信号に対応するクロックをクロック選択手段103に
選択させる制御手段108を備えたディジタル通信装置
を提供するものである。
【0007】メッセージ処理手段107は、抽出した品
質メッセージが所定メッセージと一致するか否かを比較
する比較手段を備え、その比較結果をメッセージ信号と
して出力することが好ましい。
【0008】メッセージ処理手段107は、複数フレー
ムから品質メッセージを連続的に抽出する抽出手段と、
連続して抽出された複数の品質メッセージを互いに比較
する比較手段を備え、連続して所定数の同一の品質メッ
セージが得られたときにそれを表すメッセージ信号を出
力することが好ましい。
【0009】また、メッセージ処理手段107は、複数
のフレームから品質メッセージを連続的に抽出する抽出
手段と、連続して抽出された複数の品質メッセージを互
いに比較する比較手段とを備え、連続して所定数の同一
の品質メッセージが得られないときにそれを表すメッセ
ージ信号を出力するようにしてもよい。
【0010】図2は請求項5記載の発明の基本構成を示
すブロック図であり、請求項5記載の発明は、図2に示
すように、通信データを所定の通信用のフレームに挿入
して第1局200と第2局201との間で相互に伝送
し、第1局200では第1局200で生成した第1クロ
ックに基づいてフレームに通信データとパリティチェッ
ク用データを挿入して順次第2局201へ伝送し、第2
局201では受信したフレームの通信データのパリティ
計算を行い、その計算結果とパリティチェック用データ
との一致・不一致を判別して、その不一致数を表す数値
データをフレームに挿入し、そのフレームを第2局20
1で生成した第2クロックに基づいて順次第1局200
へ伝送するディジタル通信装置において、第2局201
は、第1局200から受信したフレームのパリティチェ
ックを行いその不一致数を数値データとして出力するパ
リティチェック計数手段202と、第1局200から受
信するフレームと同じ周期を有する受信タイミング信号
を第1クロックに基づいて生成する受信タイミング生成
手段203と、第1局200へ送信するフレームと同じ
周期を有する送信タイミング信号を第2クロックに基づ
いて生成する送信タイミング生成手段204と、送信タ
イミング信号と半周期だけ位相の異なる補助タイミング
信号を生成する補助タイミング生成手段205と、送信
タイミング信号と補助タイミング信号のいずれか一方の
タイミング信号を切換えて出力するタイミング選択手段
206と、前記数値データを受信タイミング信号に同期
してラッチする受信側ラッチ手段207と、受信側ラッ
チ手段207にラッチされた数値データをタイミング選
択手段206の出力するタイミング信号に同期してラッ
チする送信側ラッチ手段208と、送信側ラッチ手段2
08にラッチされた数値データを第1局200への送信
フレームに挿入する数値データ挿入手段209を備え、
タイミング選択手段206は、受信タイミング信号とタ
イミング選択手段206が出力するタイミング信号との
位相差が所定値以下になると、タイミング信号を切換え
て出力することを特徴とするディジタル通信装置を提供
するものである。
【0011】図3は請求項6記載の発明の基本構成を示
すブロック図であり、請求項6記載の発明は、図3に示
すように、通信データを所定の通信用のフレームに挿入
して第1局300と第2局301との間で相互に伝送
し、第1局300では第1局300で生成した第1クロ
ックに基づいてフレームに通信データとパリティチェッ
ク用データを挿入して順次第2局301へ伝送し、第2
局301では受信したフレームの通信データのパリティ
計算を行い、その計算結果とパリティチェック用データ
との一致・不一致を判別して、その不一致数を表す数値
データをフレームに挿入し、そのフレームを第2局30
1で生成した第2クロックに基づいて順次第1局300
へ伝送するディジタル通信装置において、第2局301
は、第1局300から受信したフレームのパリティチェ
ックを行いその不一致数を数値データとして出力するパ
リティチェック計数手段302と、第1局300から受
信するフレームと同じ周期を有する受信タイミング信号
を第1クロックに基づいて生成する受信タイミング生成
手段303と、受信タイミング信号と半周期だけ位相の
異なる補助タイミング信号を生成する補助タイミング生
成手段304と、受信タイミング信号と補助タイミング
信号のいずれかのタイミング信号を選択して出力するタ
イミング選択手段305と、第1局300へ送信するフ
レームと同じ周期を有する送信タイミング信号を第2ク
ロックに基づいて生成する送信タイミング生成手段30
6と、前記数値データをタイミング選択手段305の出
力するタイミング信号に同期してラッチする受信側ラッ
チ手段307と、受信側ラッチ手段307にラッチされ
た数値データを送信タイミング信号に同期してラッチす
る送信側ラッチ手段308と、送信側ラッチ手段308
にラッチされた数値データを第1局300へ送信するフ
レームに挿入する数値データ挿入手段309とを備え、
タイミング選択手段305は、タイミング選択手段30
5が出力するタイミング信号と送信タイミング信号との
位相差が所定値以下になると、タイミング信号を切換え
て出力することを特徴とするディジタル通信装置を提供
するものである。
【0012】第2局201および301は、数値データ
挿入手段209、309によりフレームへ数値データが
挿入される状況を監視する監視手段と、1つの数値デー
タが連続する2つのフレームに挿入されるときには、一
方のフレームに挿入される数値データを零を表わす数値
データに変換する変換手段と、数値データが対応するフ
レームに挿入されないときには、その挿入されない数値
データの数値を後続のフレームに挿入される数値データ
の数値に加算する加算手段を、さらに備えることが好ま
しい。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、図1に示すよう
に、クロック選択手段103は、異なる複数のクロック
から1つのクロックを選択し、送出手段104は、選択
されたクロックに基づいて第2局102へフレームを送
出する。第2局102では、第1局101から受け取っ
たフレームのデータの伝送品質を評価し、品質メッセー
ジ挿入手段106は、評価された伝送品質を第1局10
1へ送出されるフレームの1部に品質メッセージとして
挿入する。
【0014】さらに、第1局では、メッセージ処理手段
107は、受け取った各フレームから品質メッセージを
抽出し、抽出した品質メッセージを対応するメッセージ
信号に変換して出力し、制御手段108は、メッセージ
処理手段107から出力されるメッセージ信号に対応す
るクロックをクロック選択手段103に選択させる。
【0015】従って、第1局101におけるクロックの
切換えが、第1局101から第2局102へ伝送される
データの品質に対応して適切に行われる。メッセージ処
理手段107が、抽出した品質メッセージと所定メッセ
ージを比較する比較手段を備える場合には、その比較結
果がメッセージ信号として出力され、クロック選択手段
103はそれに対応してクロックを選択する。
【0016】また、メッセージ処理手段107が、複数
フレームから品質メッセージを連続的に抽出する抽出手
段を備え、抽出された複数の品質メッセージを互いに比
較し、連続して所定数の同一の品質メッセージが得られ
たときに得られた品質メッセージの内容を表すメッセー
ジ信号を出力する場合には、制御手段108は、このメ
ッセージ信号に対応するクロックをクロック選択手段1
03に選択させる。
【0017】メッセージ処理手段が、複数のフレームか
ら品質メッセージを連続的に抽出する抽出手段を備え、
抽出された複数の品質メッセージを互いに比較し、連続
して所定数の同一の品質メッセージが得られないときに
品質メッセージが得られないことを表すメッセージ信号
を出力する場合には、制御手段108は、このメッセー
ジ信号に対応するクロックをクロック選択手段103に
選択させる。
【0018】請求項5記載の発明によれば、図2に示す
ように、第2局201において、パリティチェック計数
手段202は、第1局200から受信したフレームのパ
リティチェックを行いその不一致を数値データとして出
力する。受信タイミング生成手段203は、第1局20
0から受信するフレームと同じ周期を有する受信タイミ
ング信号を第1クロックに基づいて生成し、送信タイミ
ング生成手段204は、第1局200へ送信するフレー
ムと同じ周期を有する送信タイミング信号を第2クロッ
クに基づいて生成し、補助タイミング生成手段205
は、送信タイミング信号と半周期だけ位相の異なる補助
タイミング信号を生成する。タイミング選択手段206
は、送信タイミング信号と補助タイミング信号のいずれ
か一方のタイミング信号を切換えて出力する。
【0019】受信側ラッチ手段207は、前記数値デー
タを受信タイミング信号に同期してラッチし、送信側ラ
ッチ手段208は、受信側ラッチ手段207にラッチさ
れた数値データをタイミング選択手段206の出力する
タイミング信号に同期してラッチし、数値データ挿入手
段209は、送信側ラッチ手段208にラッチされた数
値データを第1局200への送信フレームに挿入する。
なお、タイミング選択手段206は、受信タイミング信
号とタイミング選択手段の出力するタイミング信号との
位相差が、所定値以下のときにはタイミング信号を切換
えて出力する。
【0020】請求項6記載の発明によれば、図3に示す
ように、第2局301において、パリティチェック計数
手段302は、第1局300から受信したフレームのパ
リティチェックを行いその不一致数を数値データとして
出力する。受信タイミング生成手段303は、第1局3
01から受信するフレームと同じ周期を有する受信タイ
ミング信号を第1クロックに基づいて生成し、補助タイ
ミング生成手段304は、受信タイミング信号と半周期
だけ位相の異なる補助タイミング信号を生成する。タイ
ミング選択手段305は、受信タイミング信号と補助タ
イミング信号のいずれかのタイミング信号を選択して出
力し、送信タイミング生成手段306は、第1局300
へ送信するフレームと同じ周期を有する送信タイミング
信号を第2クロックに基づいて生成する。
【0021】受信側ラッチ手段307は、前記数値デー
タをタイミング選択手段305の出力するタイミング信
号に同期してラッチし、送信側ラッチ手段308は、受
信側ラッチ手段307にラッチされた数値データを送信
タイミング信号に同期してラッチし、数値データ挿入手
段209は、送信側ラッチ手段308にラッチされた数
値データを第1局300へ送信するフレームに挿入す
る。なお、タイミング選択手段は、タイミング選択手段
305は、受信タイミング信号と送信タイミング信号と
の位相差が所定値以下のときにはタイミング信号を切換
えて出力する。
【0022】また、図2および図3に示す第2局20
1、301が、数値データがフレームへ挿入される状況
を監視する監視手段と、1つの数値データが連続する2
つのフレームに挿入されるときには、一方のフレームに
挿入される数値データを、零を表わす数値データに変換
する変換手段と、数値データが対応するフレームに挿入
されないときには、その挿入されない数値データの数値
を、後続のフレームに挿入する数値データの数値に加算
する加算手段を備える場合には、1つの数値データが連
続する2つのフレームに誤って挿入されるときには、一
方のフレームに挿入される数値データが零を表わす数値
データに変換され、数値データが対応するフレームに挿
入されないときには、挿入されない数値データは後続の
フレームに挿入される数値データの数値に加算される。
【0023】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、これによってこの発明が限定される
ものではない。
【0024】実施例1 図4はこの発明の実施例1を示すブロック図であり、ア
メリカ合衆国で使用される伝送網SONETの一部を示
している。図4において、第1局1と第2局2との間
で、通信データは、図5のSTS−1と呼ばれるフォー
マットのフレームに挿入され、51.84Mb/sの速度で
相互に伝送されるようになっている。なお、図5のフレ
ーム・フォーマットは、セクションオーバヘッド
(a)、ラインオーバヘッド(b)、パスオーバヘット
(c)、データ(d1)、(d2)からなり、90バイ
ト(720ビット)×9行から構成される。
【0025】図4において、第1局1は、異なる複数の
クロックから1つのクロックを選択するクロック選択回
路3と、選択されたクロックに基づいて第2局2へフレ
ームを送出する送出回路4を備え、第2局2は、第1局
1から受け取ったフレームのデータの伝送品質を評価す
る評価回路5と、評価された伝送品質を第1局1へ送出
するフレームの1部に品質メッセージとして挿入する品
質メッセージ挿入回路6を備え、さらに第1局1は、受
け取った各フレームから品質メッセージを抽出し、抽出
した品質メッセージを対応するメッセージ信号に変換し
て出力するメッセージ処理回路7と、メッセージ処理回
路7から出力されるメッセージ信号に対応してクロック
選択回路7にクロックを選択させる制御回路8を備え
る。
【0026】なお、品質メッセージ挿入回路6によって
品質メッセージが挿入されるフレームの1部とは、この
実施例では、図5のフレーム・フォーマットにおいてラ
インオーバヘッド(b)のZ1バイトである。また、ク
ロック選択回路3によって選択される複数のクロックと
は、たとえば、従来から各局に準備されているプライマ
リークロック、セカンダリークロックおよび局内クロッ
クである。また、制御回路8はマイクロコンピュータか
ら構成され、クロック選択回路3、送出回路4、評価回
路5、品質メッセージ挿入回路6は従来の回路を用いる
ことができる。
【0027】次に、メッセージ処理回路7について、図
6を用いて詳細に説明する。図6において、11はラッ
チ回路であり、図示しないZ1バイト抽出パルス発生器
が生成するZ1バイト抽出パルスPに同期して、第2局
2から第1局1へ伝送されるフレームDからZ1バイト
(下位4ビット)のコードを抽出する。
【0028】12はラッチ回路11で抽出したZ1バイ
トのコードを1フレーム間遅らせるフリップフロップ、
13はラッチ回路11とフリップフロップ12の出力を
比較して現在のZ1バイトのコードと1フレーム前のZ
1バイトのコードが一致しているか否かを比較する比較
回路、14は8フレーム連続してZ1バイトのコードが
一致するか否かを検出するシフトレジスタ、15はシフ
トレジスタ14において8フレーム連続してZ1バイト
のコードが一致したときに一致したZ1バイトのコード
Zをラッチするためのフリップフロップ、16は制御回
路8に含まれるマイクロコンピュータであり、予め設定
されたコード(シンクロナス・メッセージコード)Mを
出力する。
【0029】17はフリップフロップ15が出力される
Z1バイトのコードZとコードMとを比較して一致する
ときに信号S1(Low)を出力する比較回路、18は8フ
レーム連続して一致したZ1バイトのコードZをラッチ
するフリップフロップ、19は24フレーム連続してZ
1バイトのコードが不一致であることを検出するための
カウンタ、20は24フレーム連続してZ1バイトのコ
ードが不一致であるときHighを出力するデコーダ、21
は24フレーム連続してZ1バイトのコードが一致しな
いときのデコーダ20の出力(high)、又はフリップフロ
ップ15から出力されるZ1バイトのコードZとコード
Mとが一致しないときの比較回路17の出力(High)の論
理和を出力するORゲート、22はORゲート21の出
力を信号S2としてラッチするフリップフロップ、23
はフリップフロップ22の出力S2がHighのとき又は信
号QがHighのとき信号S3としてHighを出力するORゲ
ート、24は信号QがLowのときカウンタ19およびフ
リップフロップ22をクリアするインバータ、25はO
Rゲート21の出力および信号QがLowのときにフリッ
プフロップ18を保持するNORゲートである。
【0030】なお、信号Qは、第1局1の図示しない検
出回路によって検出される従来の回線障害アラーム信
号、LOS(Loss of Signal)、LOF(Loss of Frame)
およびLAIS(Line Alarm Indication Signal)などの
和である。
【0031】図6の構成における動作を次に説明する。
まずラッチ11はフレームDのZ1バイトを抽出し、比
較回路13およびシフトレジスタ14は抽出したZ1バ
イトのコードが8フレーム連続して一致するか否かを監
視する。8フレーム連続一致したコードがマイクロコン
ピュータ16に設定されたコードMに一致した場合は、
比較回路17の出力信号S1がLowとなる。
【0032】比較して不一致である場合は、信号S1は
Highとなる。抽出したZ1バイトのコードが8フレーム
連続して不一致の状態が3回連続したときつまり、24
フレーム連続不一致の場合には、フリップフロップ22
の出力信号S2はHighとなる。そして、信号S2と信号
Qの少なくとも一方がHighのときにORゲート23の出
力信号S3はHighになる。
【0033】コードZ、信号S1、信号S2および信号
S3は、制御回路8内のマイクロコンピュータ16に入
力され、マイクロコンピュータ16はこれらの信号に基
づいて回線状態に最適なクロックを判別する。制御回路
8はマイクロコンピュータ16の判別したクロックをク
ロック選択回路3に選択させる。
【0034】このように、実施例1によれば、第2局2
は、データの伝送品質についてのメッセージをフレーム
のZ1バイトに挿入して送出し、第1局1は、Z1バイ
トを抽出して、Z1バイトのメッセージの内容を読取る
と共に、Z1バイトのメッセージ自体の伝送品質を評価
することにより、第1局と第2局間の回線状態を正しく
認識し、それに対応するクロックを適切に選択すること
ができる。
【0035】実施例2 図7はこの発明の実施例2を示すブロック図であり、実
施例1と同様にアメリカ合衆国で使用される伝送網SO
NETの一部を示している。図7において、通信データ
を図5に示すフォーマットのフレームに挿入して第1局
31と第2局32との間で相互に伝送し、第1局31で
は第1局31で生成したクロックに基づいてフレームに
通信データとパリティチェック用データを挿入して順次
第2局32へ伝送し、第2局32では処理回路36が受
信したフレームの通信データのパリティ計算を行い、そ
の計算結果をパリティチェック用データとの一致・不一
致を判別し、その不一致数(パリティエラー数)を表わ
すフレーム毎の数値データを第1局31へ伝送するフレ
ームに挿入する。
【0036】なお、第1局31では、パリティチェック
用データ(8ビット)を第2局32へ送出するフレーム
のB2バイトに挿入し、第2局32では前記数値データ
を第1局31へ送出するフレームのZ2バイトへ挿入す
る。
【0037】また、図7において、33は第1局31で
生成されるクロックに同期した第1クロックCLK1を
第1局31からの受信データから抽出して生成する受信
側クロック生成回路、34は第2局32から第1局31
へフレームを送出するための第2クロックCLK2を生
成する送信側クロック生成回路、35はデータのパルス
幅を変換するためのクロックCLK3を生成するクロッ
ク生成回路である。
【0038】図8は処理回路36の詳細を示すブロック
図であり、41は第1局31から受取ったフレームのパ
リティ計算を行いフレームのB2バイトと一致するか否
かを比較するパリティチェック回路、42はパリティチ
ェックの結果、不一致(パリティエラー)の個数をカウ
ントするエラーカウンタ、43は受信側クロックCLK
1に基づいてフレーム周期のタイミングパルスTM1と
ウインドウパルスWP1を生成する受信側パルス生成器
であり、ウインドウパルスWP1はタイミングパルスT
M1の前後10ビット分のウインドウ(パルス幅)を有
する。44は送信側のクロックCLK2に基づいてフレ
ーム周期のタイミングパルスTM2と、タイミングパル
スTM2に対して半周期だけ位相のずれたタイミングパ
ルスTM2aを生成する送信側パルス生成器である。
【0039】45はエラーカウンタ42の出力データ
(6MHzのクロックで動作している)を8MHzのク
ロックCLK3に乗せ換えるための微分回路、46は受
信側パルス生成器43の生成するタイミングパルスTM
1(6MHzのクロックで動作している)を8MHZの
クロックCLK3に乗せ換えるための微分回路、47は
送信側パルス生成器44の生成するタイミングパルスT
M2、TM2a(6MHzのクロックで動作している)
を8MHzのクロックCLK3に乗せ換えるための微分
回路、48は受信側パルス生成器43の生成するウイン
ドウパルスWP1(6MHzのクロックで動作してい
る)を8MHzのクロックCLK3に乗せ換えるための
ウインドウクロック乗せ換え回路、49はタイミングパ
ルスTM2とTM2aのいずれか一方を選択して出力す
るセレクタ、50はセレクタ49から出力されるタイミ
ングパルスがウインドウパルスWP1のパルス幅と時間
的に重なる場合にセレクタ49の出力を切換える切換回
路、51はエラーカウンタ42の出力をタイミングパル
スTM1に同期してラッチする受信側ラッチ回路、52
は受信側ラッチ回路51の出力RDをセレクタ49の出
力するタイミングパルスに同期してラッチする送信側ラ
ッチ回路、53は送信側ラッチ回路52の出力SDを第
1局31へ送信するフレームのZ2バイトに挿入する挿
入回路である。
【0040】このような構成における動作を第9図のタ
イムチャートと共に説明する。まず、パリティチェック
回路41がパリティチェックを行うとエラーカウンタ4
2はパリティエラーの個数をカウントし、その個数を二
値データに変換して出力する。
【0041】次に、受信側ラッチ回路51はその二値デ
ータをタイミングパルスTM1に同期してラッチしデー
タRDとして出力する。次に、送信側ラッチ回路52は
データRDをセレクタ49の出力するタイミングパルス
TM2に同期してラッチしデータSDとして出力し、挿
入回路53は送出するフレームのZ2のバイトにデータ
SDを挿入する。
【0042】そして、ウインドウパルスWP1とタイミ
ングパルスTM2とが時間的に重なるタイミングT1
(図9)において、セレクタ49は出力をタイミングパ
ルスTM2からタイミングパルスTM2aに切換える。
そこで送信側ラッチ回路52はタイミングパルスTM2
aに同期してデータRDをラッチする。
【0043】その後、ウインドウパルスWP1とタイミ
ングパルスTM2aとが時間的に重なるタイミングT2
(図10)において、セレクタ49は出力をタイミング
パルスTM2aからタイミングパルスTM2に切換え
る。そこで、送信側ラッチ回路52はタイミングパルス
TM2に同期してデータRDをラッチする。
【0044】セレクタ49は、図9と図10に示すよう
に、タイミングパルスTM1とセレクタ49の出力する
タイミングパルスの位相が一致しそうになると、半周期
位相の異なるタイミングパルスを出力する。従って、受
信側ラッチ回路51および送信側ラッチ回路52のラッ
チのタイミングが一致することがないため、従来のこの
種の回路で見られたZ2バイトへのデータの挿入漏れ
や、連続する2つのフレームのZ2バイトに同じデータ
が重複して挿入される現象が頻繁に発生しなくなり、無
視できる数値になる。
【0045】図11は、図8に示す回路の変形例であ
り、43aは受信側クロックCLK1に基づいてフレー
ム周期のタイミングパルスTM1と、タイミングパルス
TM1に対して半周期だけ位相のずれたタイミングパル
スTM1aを生成する受信側パルス生成器、44aは送
信側クロックCLK2に基づいてフレーム周期のタイミ
ングパルスTM2とウインドウパルスWP2を生成する
送信側パルス生成器である。そして、ウインドウパルス
WP2はタイミングパルスTM2の前後10ビット分の
ウインドウ(パルス幅)を有する。なお、その他の回路
要素は図8と同等であるので、同じ番号を付して説明を
省略する。
【0046】図11においては、受信側ラッチ回路51
は、セレクタ49の出力するタイミングパルスに同期し
てエラーカウンタ42の出力データをラッチし、送信側
ラッチ回路52は受信側ラッチ回路51の出力するデー
タRDをタイミングパルスTM2に同期してラッチす
る。そして、ウインドウパルスWP2とセレクタ49の
出力するタイミングパルスとが時間的に重なるタイミン
グにおいてセレクタ49は出力を異なるタイミングパル
スに切換えて出力する。
【0047】従って、図11の変形例においても図8と
同等の効果を得ることができる。ところで、図8(又は
図9)に示す回路においても、次のような不都合な現象
が見られることがある。
【0048】(1)クロックCLK2の周波数がクロッ
クCLK1よりも低い場合には、セレクタ49の出力す
るタイミングパルスがウインドウパルスと時間的に重な
り始めるとき、つまり、図9又は図10のAで示すタイ
ミングにおいて、フレームのZ2バイトへのデータの挿
入が抜ける。 (2)クロックCLK2の周波数がクロックCLK1よ
りも高い場合には、セレクタ49の出力するタイミング
パルスがウインドウパルスと時間的に重なり始めると
き、つまり、図12又は図13のBで示すタイミングに
おいて、2フレームのZ2バイトに同じデータが挿入さ
れる。
【0049】図14は、上記(1)、(2)の現象を防
止するための回路を図8の回路に追加したものである。
図14において、54は加算器、55はエラーカウンタ
42のカウント数を監視してカウント数の少ないとき
(例えば、0とか1のとき)に加算器54に加算動作を
させるエラー数監視回路である。56はデータラッチ回
路であり、前記(1)のデータ挿入の抜けが生じると
き、つまり、クロックCLK2の周波数がクロックCL
K1より低く、セレクタ49の出力するタイミングパル
スがウインドウパルスWP1に重なり始めるときに、挿
入抜けを生じるデータを受信側ラッチ回路51から読み
出してラッチする。
【0050】57はANDゲート、58はCLK1とC
LK2の周波数を比較する比較回路、59は挿入データ
制御回路であり、回路59は比較回路58の出力とウイ
ンドパルスWP1とセレクタ49の出力とを受けて上記
(1)又は(2)の現象の発生を監視し、上記(1)の
現象が生じるときには信号S1を出力してデータラッチ
回路55に受信側ラッチ回路51にラッチされたデータ
をデータラッチ回路56にラッチさせ、上記(2)の現
象が生じるときには信号S2をLow(常時はHigh)にし
て受信側ラッチ回路51から同じデータが送信側ラッチ
回路52に重複してラッチされないようにする。なお、
その他の構成は、図8と同等であるので説明を省略す
る。
【0051】図14の回路によれば、上記(1)の現象
(データ挿入抜け)が生じる場合には、抜けるデータは
データラッチ回路56に一旦ラッチされた後、エラーカ
ウンタ42によるカウント数の少ない後続のデータに加
算器54で加算されて送信側ラッチ回路52にラッチさ
れ、挿入回路53により送出フレームのZ2のバイトに
挿入される。また、上記(2)の現像が生じる場合、つ
まり同じデータが送信側ラッチ回路52に2回続けてラ
ッチされる場合には、ANDゲート57により2回目の
データがマスクされるので、同じデータが連続するフレ
ームに重複して挿入されることが防止される。
【0052】また、図11に示す回路においても、同様
に上記(1)、(2)の不都合な現象を生じることがあ
るが、図11の回路に図14に示す加算器54、エラー
数監視回路55、データラッチ回路56、ANDゲート
57、比較回路58および挿入データ制御回路59を付
加することにより、それを防止することができる。この
ように実施例2によれば、第1局31は第2局32から
受信するパリティエラー数の単位時間当りの個数を誤り
なく算出することができる。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、 (1)局間の回線状態を詳細に認識し、それに対応する
クロックを適切に選択することができる。 (2)対向局から受信するパリティエラーの単位時間当
りの個数を誤りなく算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の基本構成を示すブロック図で
ある。
【図2】請求項5の発明の基本構成を示すブロック図で
ある。
【図3】請求項6の発明の基本構成を示すブロック図で
ある。
【図4】実施例1の構成を示すブロック図である。
【図5】実施例1と2に適用されるフレームのフォーマ
ットを示す説明図である。
【図6】図4の要部を示す回路図である。
【図7】実施例2の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の要部を示すブロック図である。
【図9】図8の動作を示すタイムチャートである。
【図10】図8の動作を示すタイムチャートである。
【図11】図8の変形例を示すブロック図である。
【図12】図8の動作を示すタイムチャートである。
【図13】図8の動作を示すタイムチャートである。
【図14】図8の他の変形例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 ラッチ回路 12 フリップフロップ 13 比較回路 14 シフトレジスタ 15 フリップフロップ 18 フリップフロップ 19 カウンタ 20 デコーダ 21 ORゲート 22 フリップフロップ 23 ORゲート 24 インバータ 25 NORゲート
フロントページの続き (72)発明者 青野 拓訓 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 木下 敏明 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 瀧 宜孝 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 審査官 角田 慎治 (56)参考文献 特開 平5−268339(JP,A) 特開 平2−62136(JP,A) 特開 平4−372236(JP,A) 特開 平6−326677(JP,A) 特開 平4−154229(JP,A) 特開 昭62−111539(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 - 5/26 H04L 1/00 H04L 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信データを所定の通信用のフレームに
    挿入して第1局と第2局との間で相互に伝送し、第1局
    では第1局で生成した第1クロックに基づいてフレーム
    に通信データとパリティチェック用データを挿入して順
    次第2局へ送信し、第2局では受信したフレームの通信
    データについてパリティ計算を行い、そのチェック結果
    とパリティチェック用データとの一致・不一致を判別し
    て、その不一致数を表す数値データをフレームに挿入
    し、そのフレームを第2局で生成した第2クロックに基
    づいて順次第1局へ送信するディジタル通信装置におい
    て、第2局は、第1局から受信したフレームのパリティ
    チェックを行いその不一致数を数値データとして出力す
    るパリティチェック計数手段と、第1局から受信するフ
    レームと同じ周期を有する受信タイミング信号を第1ク
    ロックに基づいて生成する受信タイミング生成手段と、
    第1局へ送信するフレームと同じ周期を有する送信タイ
    ミング信号を第2クロックに基づいて生成する送信タイ
    ミング生成手段と、送信タイミング信号と半周期だけ位
    相の異なる補助タイミング信号を生成する補助タイミン
    グ生成手段と、送信タイミング信号と補助タイミング信
    号のいずれか一方のタイミング信号を切換えて出力する
    タイミング選択手段と、前記数値データを受信タイミン
    グ信号に同期してラッチする受信側ラッチ手段と、受信
    側ラッチ手段にラッチされた数値データをタイミング選
    択手段の出力するタイミング信号に同期してラッチする
    送信側ラッチ手段と、送信側ラッチ手段にラッチされた
    数値データを第1局へ送信するフレームに挿入する数値
    データ挿入手段とをそれぞれ備え、タイミング選択手段
    は、受信タイミング信号とタイミング選択手段の出力す
    るタイミング信号との位相差が所定値以下になると、タ
    イミング信号を切換えて出力することを特徴とするディ
    ジタル通信装置。
  2. 【請求項2】 通信データを所定の通信用のフレームに
    挿入して第1局と第2局との間で相互に伝送し、第1局
    では第1局で生成した第1クロックに基づいてフレーム
    に通信データとパリティチェック用データを挿入して順
    次第2局へ伝送し、第2局では受信したフレームの通信
    データのパリティ計算を行い、そのチェック結果とパリ
    ティチェック用データとの一致・不一致を判別して、そ
    の不一致数を表す数値データをフレームに挿入し、その
    フレームを第2局で生成した第2クロックに基づいて順
    次第1局へ伝送するディジタル通信装置において、第2
    局は、第1局から受信したフレームのパリティチェック
    を行いその不一致数を数値データとして出力するパリテ
    ィチェック計数手段と、第1局から受信するフレームと
    同じ周期を有する受信タイミング信号を第1クロックに
    基づいて生成する受信タイミング生成手段と、受信タイ
    ミング信号と半周期だけ位相の異なる補助タイミング信
    号を生成する補助タイミング生成手段と、受信タイミン
    グ信号と補助タイミング信号のいずれか一方のタイミン
    グ信号を選択して出力するタイミング選択手段と、第1
    局へ送信するフレームと同じ周期を有する送信タイミン
    グ信号を第2クロックに基づいて生成する送信タイミン
    グ生成手段と、前記数値データをタイミング選択手段の
    出力するタイミング信号に同期してラッチする受信側ラ
    ッチ手段と、受信側ラッチ手段にラッチされた数値デー
    タを送信タイミング信号に同期してラッチする送信側ラ
    ッチ手段と、送信側ラッチ手段にラッチされた数値デー
    タを第1局へ送信するフレームに挿入する数値データ挿
    入手段とをそれぞれ備え、タイミング選択手段は、タイ
    ミング選択手段が出力するタイミング信号と送信タイミ
    ング信号との位相差が所定値以下になると、タイミング
    信号を切換えて出力することを特徴とするディジタル通
    信装置。
  3. 【請求項3】 第2局は、数値データがフレームへ挿入
    される状況を監視する監視手段と、1つの数値データが
    連続する2つのフレームに挿入されるときには、一方の
    フレームに挿入される数値データを零を表す数値データ
    に変換する変換手段と、数値データが対応するフレーム
    に挿入されないときには、その挿入されない数値データ
    の数値を後続のフレームに挿入される数値データの数値
    に加算する加算手段とを、さらに備えたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のディジタル通信装置。
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