JPH0515294A - パン生地用切断トツピング装置 - Google Patents

パン生地用切断トツピング装置

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JPH0515294A
JPH0515294A JP3190699A JP19069991A JPH0515294A JP H0515294 A JPH0515294 A JP H0515294A JP 3190699 A JP3190699 A JP 3190699A JP 19069991 A JP19069991 A JP 19069991A JP H0515294 A JPH0515294 A JP H0515294A
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bread dough
topping
head
cut
pressure water
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JP3190699A
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Mamoru Nakahira
護 中平
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SHIKOKU SHIKISHIMA PAN KK
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パン生地に切れ目を形成し、そこにトッピン
グ剤を注入する機械を開発する。特にパン生地の載置位
置がズレていてもパン生地の所望部位に切れ目を形成
し、形成された切れ目にトッピング剤が注入されるよう
にする。 【構成】 光学センサでパン生地の搬送タイミングを検
出し、それに同期させて切れ目形成用高圧水噴射ノズル
とトッピング剤注入用トッピング剤噴射ノズルを組込ん
だヘッドを移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばベルトコンベア
等によって搬送されるパン生地に高圧水を噴射して切れ
目を形成し、ついで形成された切れ目にクリーム、バタ
ー等のトッピング剤を注入するための装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、パン生地に切れ目を形成し、つい
でトッピング剤を注入するためには、まず高圧水を噴射
してパン生地に切れ目を入れるウォータスプリッターを
利用して切れ目を形成し、ついでトッピング剤を噴射し
て切れ目にトッピング剤を注入するトッピングマシンを
利用していた。これを図5を参照して説明する。これは
ウォータスプリッターを示すものであり、図中102は
ベルトコンベアであり、この上を天板106上に載置さ
れたパン生地112が矢印103の方向に搬送される。
パン生地112は、切断しようとする方向が搬送方向と
直交する方向に向けて載置されている。ベルトコンベア
102上には門型のフレーム114が配置されており、
このフレーム114に対しヘッド108が図示矢印10
7の方向に移動可能となっている。ヘッド108に高圧
水噴射ノズル108a〜108fが固定されている。ノ
ズル108a〜108fは1枚の天板106上に並べら
れるパン生地の数だけ配設されている。フレーム114
の近傍にはストッパ104が配設されており、これが突
出されると天板106の搬送が停止される。このときベ
ルトコンベア102は天板106の下を空すべりする。
ヘッド108は図中矢印107に示す方向に移動しなが
らノズル108a〜108fから高圧水を噴射し、パン
生地に切れ目110を形成する。切断が完了するとスト
ッパ104を後退させ、切断されたパン生地を搬送す
る。新たな天板が送られると、前述の作動を繰返して切
断作業を繰返す。このようにして切れ目が形成されたパ
ン生地はついでトッピングマシンに搬送される。トッピ
ングマシンも大略図5と同一システムであり、この場合
にはノズル108a〜108fからトッピング剤が噴出
され、切れ目にトッピング剤が注入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式によると、
パン生地112a〜112fをノズル108a〜108
fに正確に対応した位置に載置しておかなくてはならな
い。ウォータスプリッターにかけるときにパン生地の位
置がずれていると、例えばパン生地112dに例示され
るように、意図しないところに切れ目110dが形成さ
れてしまう。またトッピングマシンの場合には、トッピ
ング剤が切れ目に注入されないではみ出てしまう。そこ
で本発明では、パン生地の載置位置が少々不規則であっ
ても正確な位置に切れ目が形成され、形成された切れ目
に正確にトッピング剤が注入される装置を開発した。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
では、搬送路上を搬送されるパン生地に高圧水を噴射し
て該パン生地に切れ目を形成し、形成された切れ目にク
リーム等をトッピングする装置であり、高圧水噴射ノズ
ルとトッピング剤噴射ノズルが配置されたヘッドと、該
ヘッドを該搬送方向と交差する方向に移動させる機構
と、該パン生地と該パン生地載置面とを識別可能な固定
された光学検出手段と、該光学検出手段で該パン生地が
検出されたときをタイミングの基準として、該ヘッド移
動機構を制御するコントローラとを有するパン生地用切
断トッピング装置を創作した。
【0005】
【作用】本発明のパン生地用切断トッピング装置による
と、光学検出手段によってパン生地が搬送されてきたタ
イミングが検出される。そしてヘッドはこのタイミング
を基準としてその移動が制御されるため、ヘッドはパン
生地と所定の相対関係で移動される。このためパン生地
の載置位置がずれていても、パン生地の正確な部位に切
れ目が形成される。しかもトッピング剤の噴射ノズルと
高圧水噴射ノズルは一体となって移動することから、切
れ目が形成されるに追随してトッピング剤の注入が実施
される。このため従来のように2工程を必要とせず、し
かもトッピング剤が切れ目以外に注入されることがな
い。
【0006】
【発明の効果】このように本発明によると、パン生地載
置位置が正確でなくとも、パン生地の所望部位に切れ目
が形成され、しかも切れ目が形成されるとともにトッピ
ングが完了してゆくため、商品価値の高いパンを能率よ
く製造し得ることになる。
【0007】
【実施例】次に本発明を具現化した一実施例を図1から
図4を参照して説明する。図1はベルトコンベア2の上
方から見た平面図、図2は図1のII−II線断面図、図3
は図1のIII −III 線端面図を示している。図1に良く
示されるように、この装置ではベルトコンベア2によっ
て天板6上に載置されたパン生地12が矢印3方向に搬
送される。この装置ではパン生地12が停止されること
なく高圧水で切断されトッピング剤が注入されるので、
従来用いているストッパ104は存在しない。
【0008】このベルトコンベア2をまたぐように、2
つのフレーム14A,14Bが固定されている。このフ
レーム14A,14Bの上辺には図2に良く示されるよ
うに、送りねじ20が軸受け22,24によって回転可
能に支承されており、送りねじ20はギヤ26を介して
エンコーダ内臓のパルスモータ28によって正逆回転さ
れる。送りねじ20にはヘッド8が螺合しており、また
ヘッド8は図3に示されるガイド用スリット30によっ
てまわり止めされている。これによりヘッド8はモータ
28によってフレーム14の上辺に沿ってスライドされ
る。フレーム14の左端部にはマイクロスイッチ32が
設けられ、ヘッド8が左端位置に復帰したことが検出可
能となっている。
【0009】フレーム14A,14Bはベルトコンベア
2の搬送速度とヘッド8の移動速度の関係によって、ヘ
ッド8が常時一つのパン生地12上を移動するように、
傾斜して配置されている。それぞれのヘッド8上には高
圧水噴射ノズル34とトッピング剤噴射ノズル36が垂
直下方を向けて固定されている。高圧水噴射ノズル34
はバルブ38を介して高圧水ポンプ42に接続されてお
り、バルブ38が開けられると細く絞りこまれた高圧水
を下方に噴射する。この高圧水はパン生地12の中間高
さまで切断し、切れ目10を形成する。一方トッピング
剤噴射ノズル36はバルブ40を介してトッピング剤、
この場合クリームを加圧して押出すトッピングポンプ4
4に接続されている。バルブ40が開けられるとクリー
ムを下方に噴射する。この噴射トッピング流は切れ目1
0に注入される圧力に調整されている。
【0010】各フレーム14A,14Bの直下流位置に
イメージファイバ48A,48Bが上流側でベルトコン
ベア6の中央側に向けて固定されている。このイメージ
ファイバ48A,48Bはウインド50A,50Bに示
す領域中の照度に相当する信号を検出可能なものであ
り、ウインド50の照度情報がファイバ48の他端に固
定された検出機52で検出可能となっている。
【0011】天板6は黒色であり、ウインド50に白い
パン生地がはいってくるとイメージファイバ48と検出
機52で明るい照度が検出されるため、パン生地が搬送
されてきたことが検出される。すなわちこの実施例では
イメージファイバ48と検出機52でパン生地を検出す
る光学検出手段が構成されている。検出機52の信号は
コントローラ54に入力され、コントローラ54は図4
に示す手順に従ってモータ28、バルブ38,40を制
御する。
【0012】図4においてステップS2は、パン生地1
2が搬送されてこない時間を計時するためのものであ
り、パン生地12が搬送されてこないと(S4でノ
ー)、ステップS24で一定時間毎に1加算される。そ
してC時間搬送されてこないと自動的に電源をオフさせ
る(S28)。パン生地12が搬送されてくるとカウン
タはゼロクリアされる(S5)。なおパン生地12が搬
送されてきたか否かはイメージファイバで検出されるウ
インド50の照度情報で検出される。
【0013】ステップS8以後の処理は、ステップS4
で検出されるパン生地12の搬送されてきたタイミング
を基準として実行される。
【0014】ステップS8は、ウインド50にパン生地
が搬送されてきたときからパン生地12がフレーム14
の下端(図2の左端)に位置したヘッド8の直下位置に
さしかかるまでの間待機させるための処理を実行する。
そしてその後モータ28をオンとする(S9)。これに
よりヘッド8は図1において右斜め上方に移動する。前
述のようにヘッド8の移動速度とベルトコンベア2の移
動速度が一定の関係で調整されているので、ステップS
9の処理によってヘッド8はパン生地12の上方を長手
方向に移動する。
【0015】ヘッド8が移動し始めるとバルブ38が開
いて高圧水噴射ノズルから高圧水が噴射され、パン生地
の長手方向に切れ目10が形成される。その直後にバル
ブ40が開かれ、形成された切れ目10にクリームが注
入される。そしてこの状態が、パルスモータ28が所定
パルス数だけ回転するまでの間継続される(S14)。
このパルス数はヘッド8がパン生地12の長手方向を端
から端まで移動するパルスに設定されている。ヘッド8
がパン生地の上端に達し、切れ目が全長にわたって形成
され、そこにクリームが注入されると、モータ28が停
止され(S15)、バルブ40が閉じられクリームの噴
射が停止され(S16)、ついでバルブ38が閉じられ
て高圧水の噴射が停止される(S18)。ついで走査モ
ータ28が逆転され(S20)、これはステップS22
でマイクロスイッチ32がオンされるまで逆転される。
これによってヘッド8は開始位置に復帰し、次にパン生
地が送られてくると前述の作動を繰返す。
【0016】なお本実施例ではステップS20〜S23
でヘッド8を開始位置に復帰させる間に、隣接するパン
生地が通過してしまうスピードとなっているため、2台
のウォータスプリッタとトッピングマシンを配置し、各
マシンで1本おきのパン生地に切れ目の形成とトッピン
グ剤の注入を実行させている。
【0017】さて本実施例は2組のスプリッターとトッ
ピングマシンを用いているが、これは1組でもまた3組
以上でもよい。また検出機52に照度検出機を用いてい
るが、テレビカメラ等濃度分布を検出できるものを用い
てもよい。ヘッドの移動機構は任意のものが用い得るこ
とはいうまでもない。
【0018】さらに1個のヘッドに2組以上の高圧水噴
射ノズルとトッピング剤噴射ノズルを設け、同時に2列
以上の切れ目を形成させることもできる。また切れ目ご
とに異なる種類のトッピング剤を注入することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1のIII −III 線端面図。
【図4】コントローラによって実行される処理手順を示
す図。
【図5】従来のウォータースプリッターの平面図。
【符号の説明】 2 ベルトコンベア(搬送路) 12 パン生地 34 高圧水噴射ノズル 36 トッピング剤噴射ノズル 8 ヘッド 20 送りねじ(ヘッド移動機構) 28 モータ(ヘッド移動機構) 48 イメージファイバ(光学検出手段) 52 検出機(光学検出手段) 38 高圧水バルブ 40 トッピング剤バルブ 54 コントローラ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 搬送路上を搬送されるパン生地に高圧水
    を噴射して該パン生地に切れ目を形成し、形成された切
    れ目にクリーム等をトッピングする装置であり、 高圧水噴射ノズルとトッピング剤噴射ノズルが配置され
    たヘッドと、 該ヘッドを該搬送方向と交差する方向に移動させる機構
    と、 該パン生地と該パン生地載置面とを識別可能な固定され
    た光学検出手段と、 該光学検出手段で該パン生地が検出されたときをタイミ
    ングの基準として、該ヘッド移動機構を制御するコント
    ローラ、とを有するパン生地用切断トッピング装置。
JP3190699A 1991-07-03 1991-07-03 パン生地用切断トッピング装置 Expired - Fee Related JPH0832221B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005151844A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Shikishima Baking Co Ltd トッピング材塗布装置及び該装置を用いた食品の製造方法
WO2015079965A1 (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 キユーピー 株式会社 食品の切断方法および食品の切断装置
WO2015092935A1 (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 キユーピー 株式会社 食品の切断方法および食品の切断装置

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JPS62289139A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 上野エンジニアリング株式会社 食品加工装置
JPH01157334A (ja) * 1987-09-08 1989-06-20 Burford Corp コンピュータ化されたパン用溝切り装置

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