JPH0763293B2 - パン生地用ウォータスプリッター - Google Patents

パン生地用ウォータスプリッター

Info

Publication number
JPH0763293B2
JPH0763293B2 JP19069891A JP19069891A JPH0763293B2 JP H0763293 B2 JPH0763293 B2 JP H0763293B2 JP 19069891 A JP19069891 A JP 19069891A JP 19069891 A JP19069891 A JP 19069891A JP H0763293 B2 JPH0763293 B2 JP H0763293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread dough
pressure water
head
valve
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19069891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0515293A (ja
Inventor
護 中平
Original Assignee
株式会社四国シキシマパン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社四国シキシマパン filed Critical 株式会社四国シキシマパン
Priority to JP19069891A priority Critical patent/JPH0763293B2/ja
Publication of JPH0515293A publication Critical patent/JPH0515293A/ja
Publication of JPH0763293B2 publication Critical patent/JPH0763293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばベルトコンベア
等によって搬送されるパン生地に高圧水を噴射してパン
生地を切断するパン生地用ウォータスプリッターに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパン生地用ウォータスプリッター
を図5を参照して説明する。図中102はベルトコンベ
アであり、この上を天板106上に載置されたパン生地
112が矢印103の方向に搬送される。パン生地11
2は、切断しようとする方向が搬送方向と直交する方向
に向けて載置されている。ベルトコンベア102上には
門型のフレーム114が配置されており、このフレーム
114に対しヘッド108が図示矢印107の方向に移
動可能となっている。ヘッド108に高圧水噴射ノズル
108a〜108fが固定されている。ノズル108a
〜108fは1枚の天板106上に並べられるパン生地
の数だけ配設されている。フレーム114の近傍にはス
トッパ104が配設されており、これが突出されると天
板106の搬送が停止される。このときベルトコンベア
102は天板106の下を空すべりする。ヘッド108
は図中矢印107に示す方向に移動しながらノズル10
8a〜108fから高圧水を噴射し、パン生地に切れ目
110を形成する。切断が完了するとストッパ104を
後退させ、切断されたパン生地を搬送する。新たな天板
が送られると、前述の作動を繰返して切断作業を繰返
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のウォータス
プリッターによると、パン生地112a〜112fをノ
ズル108a〜108fに正確に対応した位置に載置し
ておかなければならない。この位置関係がずれると、例
えばパン生地112dに例示されるように、形成される
切れ目110dがパン生地の中心からずれ、商品価値が
低くなる。またストッパ104が作動している間、天板
106とベルトコンベア102が空すべりするため天板
とコンベアの双方ないし一方が痛み易いという問題も生
じる。そこで本発明では装置に無理がなく、パン生地の
正確な部位を切断できるパン生地用ウォータスプリッタ
ーを開発した。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
では、搬送路上を搬送されるパン生地に高圧水を噴射し
て該パン生地を切断するパン生地用ウォータスプリッタ
ーであり、該ウォータスプリッターの高圧水噴射ノズル
を該搬送方向と交差する方向に移動させる機構と、該ノ
ズルからの高圧水の噴射の有無を切換えるバルブと、該
パン生地と該パン生地載置面とを識別可能な固定された
光学検出手段と、該光学検出手段で該パン生地が検出さ
れたときをタイミングの基準として、該移動機構と該バ
ルブを制御するコントローラとを有するパン生地用ウォ
ータスプリッターを創作した。なおここでいう切断とは
完全に切断するものと、切れ目をいれる程度に切断する
ものの両者を含むものである。
【0005】
【作用】本発明のパン生地用ウォータスプリッターによ
ると、光学検出手段によって、パン生地が搬送されてき
たタイミングが検出される。そして高圧水噴射ノズルの
移動タイミングと、高圧水の噴射タイミングがパン生地
搬送タイミングを基準として制御されるため、パン生地
の載置位置がずれていても、パン生地の正確な部位が切
断される。
【0006】
【発明の効果】このように本発明によると、パン生地載
置位置が正確でなくとも、パン生地の所望部位が切断さ
れるため、作業能率が高い。またコントローラによって
パン生地とノズルの相対位置、あるいは噴射のタイミン
グが調整可能であるため、切断パターンを容易に変更す
ることができ、製造し得るパン種を大幅に増大すること
ができる。
【0007】
【実施例】次に本発明を具現化した一実施例を図1から
図4を参照して説明する。図1はベルトコンベア2の上
方から見た平面図、図2は図1のII−II線断面図、図3
は図1のIII −III 線端面図を示している。図1に良く
示されるように、この装置ではベルトコンベア2によっ
て天板6上に載置されたパン生地12が矢印3方向に搬
送される。この装置ではパン生地12が停止されること
なく高圧水で切断されトッピング剤が注入されるので、
従来用いているストッパ104は存在しない。
【0008】このベルトコンベア2をまたぐように、2
つのフレーム14A,14Bが固定されている。このフ
レーム14A,14Bの上辺には図2に良く示されるよ
うに、送りねじ20が軸受け22,24によって回転可
能に支承されており、送りねじ20はギヤ26を介して
エンコーダ内臓のパルスモータ28によって正逆回転さ
れる。送りねじ20にはヘッド8が螺合しており、また
ヘッド8は図3に示されるガイド用スリット30によっ
てまわり止めされている。これによりヘッド8はモータ
28によってフレーム14の上辺に沿ってスライドされ
る。フレーム14の左端部にはマイクロスイッチ32が
設けられ、ヘッド8が左端位置に復帰したことが検出可
能となっている。
【0009】フレーム14A,14Bはベルトコンベア
2の搬送速度とヘッド8の移動速度の関係によって、ヘ
ッド8が常時一つのパン生地12上を移動するように、
傾斜して配置されている。それぞれのヘッド8上には高
圧水噴射ノズル34とトッピング剤噴射ノズル36が垂
直下方を向けて固定されている。高圧水噴射ノズル34
はバルブ38を介して高圧水ポンプ42に接続されてお
り、バルブ38が開けられると細く絞りこまれた高圧水
を下方に噴射する。この高圧水はパン生地12の中間高
さまで切断し、切れ目10を形成する。一方トッピング
剤噴射ノズル36はバルブ40を介してトッピング剤、
この場合クリームを加圧して押出すトッピングポンプ4
4に接続されている。バルブ40が開けられるとクリー
ムを下方に噴射する。この噴射トッピング流は切れ目1
0に注入される圧力に調整されている。
【0010】各フレーム14A,14Bの直下流位置に
イメージファイバ48A,48Bが上流側でベルトコン
ベア6の中央側に向けて固定されている。このイメージ
ファイバ48A,48Bはウインド50A,50Bに示
す領域中の照度に相当する信号を検出可能なものであ
り、ウインド50の照度情報がファイバ48の他端に固
定された検出機52で検出可能となっている。
【0011】天板6は黒色であり、ウインド50に白い
パン生地がはいってくるとイメージファイバ48と検出
機52で明るい照度が検出されるため、パン生地が搬送
されてきたことが検出される。すなわちこの実施例では
イメージファイバ48と検出機52でパン生地を検出す
る光学検出手段が構成されている。検出機52の信号は
コントローラ54に入力され、コントローラ54は図4
に示す手順に従ってモータ28、バルブ38,40を制
御する。
【0012】図4においてステップS2は、パン生地1
2が搬送されてこない時間を計時するためのものであ
り、パン生地12が搬送されてこないと(S4でノ
ー)、ステップS24で一定時間毎に1加算される。そ
してC時間搬送されてこないと自動的に電源をオフさせ
る(S28)。パン生地12が搬送されてくるとカウン
タはゼロクリアされる(S5)。なおパン生地12の搬
送の有無はイメージファイバ48で検出されるウインド
50内の照度情報から検出される。
【0013】ステップS8以後の処理は、ステップS4
で検出されるパン生地12の搬送されてきたタイミング
を基準として実行される。
【0014】ステップS8は、ウインド50にパン生地
が搬送されてきたときからパン生地12がフレーム14
の下端(図2の左端)に位置したヘッド8の直下位置に
さしかかるまでの間待機させるための処理を実行する。
そしてその後モータ28をオンとする(S9)。これに
よりヘッド8は図1において右斜め上方に移動する。前
述のようにヘッド8の移動速度とベルトコンベア2の移
動速度が一定の関係で調整されているので、ステップS
9の処理によってヘッド8はパン生地12の上方を長手
方向に移動する。
【0015】ヘッド8が移動し始めるとバルブ38が開
いて高圧水噴射ノズルから高圧水が噴射され、パン生地
の長手方向に切れ目10が形成される。その直後にバル
ブ40が開かれ、形成された切れ目10にクリームが注
入される。そしてこの状態が、パルスモータ28が所定
パルス数だけ回転するまで継続される。このパルス数は
ヘッド8がパン生地12の長手方向を端から端まで移動
するパルス数に設定されている。ヘッド8がパン生地の
上端に達し、切れ目が全長にわたって形成され、そこに
クリームが注入されると、モータ28が停止され(S1
5)、バルブ40が閉じられクリームの噴射が停止され
(S16)、ついでバルブ38が閉じられて高圧水の噴
射が停止される(S18)。ついで走査モータ28が逆
転され(S20)、これはステップS22でマイクロス
イッチ32がオンされるまで逆転される。これによって
ヘッド8は開始位置に復帰し、次にパン生地が送られて
くると前述の作動を繰返す。
【0016】なお本実施例ではステップS20〜S23
でヘッド8を開始位置に復帰させる間に、隣接するパン
生地が通過してしまうスピードとなっているため、2台
のウォータスプリッタとトッピングマシンを配置し、各
マシンで1本おきのパン生地に切れ目の形成とトッピン
グ剤の注入を実行させている。
【0017】さて本実施例は2組のスプリッターとトッ
ピングマシンを用いているが、これは1組でもまた3組
以上でもよい。また検出機52に照度検出機を用いてい
るが、テレビカメラ等濃度分布を検出できるものを用い
てもよい。ヘッドの移動機構は任意のものが用い得るこ
とはいうまでもない。
【0018】さらに1個のヘッドに2組以上の高圧水噴
射ノズルとトッピング剤噴射ノズルを設け、同時に2列
以上の切れ目を形成させることもできる。また切れ目ご
とに異なる種類のトッピング剤を注入することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図1のIII −III 線端面図。
【図4】コントローラによって実行される処理手順を示
す図。
【図5】従来のウォータースプリッターの平面図。
【符号の説明】
2 ベルトコンベア(搬送路) 12 パン生地 34 高圧水噴射ノズル 36 トッピング剤噴射ノズル 8 ヘッド(ノズル移動機構) 20 送りねじ(ノズル移動機構) 28 モータ(ノズル移動機構) 48 イメージファイバ(光学検出手段) 52 検出機(光学検出手段) 38 高圧水バルブ 40 トッピング剤バルブ 54 コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路上を搬送されるパン生地に高圧水
    を噴射して該パン生地を切断するパン生地用ウォータス
    プリッターであり、 該ウォータスプリッターの高圧水噴射ノズルを該搬送方
    向と交差する方向に移動させる機構と、 該ノズルからの高圧水の噴射の有無を切換えるバルブ
    と、 該パン生地と該パン生地載置面とを識別可能な固定され
    た光学検出手段と、 該光学検出手段で該パン生地が検出されたときをタイミ
    ングの基準として、該移動機構と該バルブを制御するコ
    ントローラ、とを有するパン生地用ウォータスプリッタ
    ー。
JP19069891A 1991-07-03 1991-07-03 パン生地用ウォータスプリッター Expired - Lifetime JPH0763293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19069891A JPH0763293B2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 パン生地用ウォータスプリッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19069891A JPH0763293B2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 パン生地用ウォータスプリッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0515293A JPH0515293A (ja) 1993-01-26
JPH0763293B2 true JPH0763293B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=16262368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19069891A Expired - Lifetime JPH0763293B2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 パン生地用ウォータスプリッター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0763293B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10100079A (ja) * 1996-09-30 1998-04-21 Sanyo Electric Co Ltd 電動工具用のパック電池

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0515293A (ja) 1993-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1553405B1 (de) Inspektionsmaschine
US5297568A (en) Process and apparatus for treatment of board-like articles
CA1137285A (en) Method of and apparatus for manufacturing slide fasteners
US5087464A (en) Method for producing multi-layered confectionery
EP0668231A2 (en) Apparatus and method for feeding fabric covering sheet into cutting machine
JP2001050660A (ja) 基板乾燥装置及び乾燥方法
US6565420B2 (en) Process and device for cutting glass panes
JP3463172B2 (ja) 連続的な生地搬送路から個々の生地片を分離する装置
CA2812645C (en) Device for automatically and mechanically processing pieces of meat conveyed in a row and method carried out by means of the device
JPH0832221B2 (ja) パン生地用切断トッピング装置
JPH0763293B2 (ja) パン生地用ウォータスプリッター
JP2733810B2 (ja) フィリング充填装置
CN210451935U (zh) 一种焊接缺陷标记装置
JP6953346B2 (ja) シート状軟質材の切断装置
KR101769600B1 (ko) 근위 황막 제거장치
WO2002055286A1 (en) Protective film peeling machine for printed circuit boards
KR101882448B1 (ko) 냉각수 분사장치 및 방법
DE19707367C1 (de) Spleißmaschine
EP0110319B1 (en) An apparatus for cutting fish heads
CN114608464B (zh) 一种主板及使用该主板的喷码设备
KR101562138B1 (ko) 사상 압연 디스케일러의 노즐 제어 장치 및 방법
EP1352862A2 (de) Verfahren zum wahlweisen Zuführen von Bogen oder Vorlaufbogen
EP4364856A1 (en) Apparatus for washing a slit coating head
DE1180378B (de) Vorrichtung zur Seitensteuerung von Bogen oder Schlaeuchen aus Papier oder Plastikfolie, die einer Verarbeitungsmaschine zugefuehrt werden muessen
CN219666842U (zh) 一种食品切割机