JPH05151863A - スイツチ装置 - Google Patents

スイツチ装置

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JPH05151863A
JPH05151863A JP31713091A JP31713091A JPH05151863A JP H05151863 A JPH05151863 A JP H05151863A JP 31713091 A JP31713091 A JP 31713091A JP 31713091 A JP31713091 A JP 31713091A JP H05151863 A JPH05151863 A JP H05151863A
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JP
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screw
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JP31713091A
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Mitsuhiro Matsuda
光弘 松田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチ装置カバー部材の意匠の改善,カバ
ー部材組付け用ねじの発錆防止および組付け強度の向上
を目的とする。 【構成】 カバー部材を基台に組付けるのに使用するね
じを,このカバー部材に着脱自在に取付けた押し釦部に
よって隠し,カバー部材表側からねじを見えないように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチ装置たとえばイ
ンターホン付きドアホン等の通話装置やチャイム音等の
呼出し装置のカバー部材と基台との組付けに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】通常ドアホン等において,その子機はス
イッチなどの電気部品を装着した基台と押し釦部を備え
たカバー部材との組付けは第4図に示すような構成であ
った。すなわち,押し釦部(D)を有するカバー部材
(C)表側の上下に設けた凹孔(C1),(C2)にね
じ(A),(A)(一方は図示せず)を挿通しカバー部
材(C)を基台(B)に固定していた。このような構成
のドアホン子機を玄関や門柱などに取付けて使用する
が,上記カバー部材(C)が表になっている関係からこ
のカバー部材(C)が外来者の目をひき,カバー部材
(C)の外観形状を設計するに当たり上記凹孔(C
1),(C2)が目立つ存在で他の部分の形状とマッチ
しないことが多く設計上制約を受けていた。また,外部
に露出しているねじが雨水や露で発錆し,点検時分解に
手間がかかったりカバー部材表面を汚し外観が見苦しく
なっていた。この対策としてねじ凹孔に防水性を考慮し
シール剤を被覆することも行われるが,材料費,工程費
が上がるばかりか上記点検時等に問題があった。
【0003】また,カバー部材と基台との両者に凹凸等
の係合部を設けておきねじを用いないで組付けるものも
あるが、この場合は両者の係止強度が弱く震動や衝撃に
よってカバー部材が外れるということが希にではあるが
発生するという不具合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は,カバー部材にねじ取付け用の凹孔があるため意匠
上の制約を受け見ばえが悪い,また,ねじが錆びつく。
シール剤を用いると費用がかかるばかりか根本的な解決
とならない。さらに,ねじを用いないとカバー部材の組
付け強度が向上できない点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチ装置
は,押し釦スイッチの釦部を設けたカバー部を基台にね
じ止めしたものにおいて,上記ねじは釦部により隠蔽さ
れていることを最も主要な構成とする。カバー部材の外
観形状の設計をねじを取付ける凹孔を考慮せずに行え,
また,組付け強度を向上するという目的を簡単な構成で
実現できた。
【0006】
【作用】スイッチ装置において,カバー部材側から組付
け機能を低下させずにねじ部が見えない外観とすること
ができる。
【0007】
【実施例】以下,本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1および図2は本発明の第一実施例にかかるス
イッチ装置たとえば通話方式のドアホンの子機を示す。
図中(10)は上方が開口した合成樹脂製のケース状の
基台でその底側壁(11)には切欠部(12)およびこ
の基台(10)を柱や壁面へねじを用い取付けるための
孔部(13),(13)が設けられている。(14)は
底側壁(11)から推立した上面にねじ孔(15)を有
する柱状部,(16)は係合凹部である。また,(2
0)は下方が開口した上記基台(10)と係合する合成
樹脂製の長方形状のカバー部材で,表面側にはマイクロ
フォンやスピーカ等が収容される蒲鉾状の膨出部(2
1)とこの膨出部(21)と連設して凹状部(22)が
形成されている。(23)は凹状部(22)に対向して
形成した一対のピン(一方のみ図示),(24)はねじ
挿通用の透孔,(25)はスイッチ押棒挿通用の透孔,
(26)は押し釦部係止突状部挿通用の透孔,(27)
は係合凸部である。そして,(30)は合成樹脂製や金
属製の可撓性の材料からなる卵形状を4半分したドーム
状の押し釦部で,(32)は取付け耳片(31)に形成
した一対の孔(一方のみ図示),(33)は係止突状部
で先端に鉤状の突起(34)が設けてある。さらに,
(40)はスイッチで,(41)はスイッチ本体,(4
2)はスイッチ押棒,(44)は押棒(42)上方の大
径部(43)と基台(10)の底側壁(11)との間に
張架されたスイッチ押棒(42)を常時上方へ押圧して
いるバネ部材である。さらに,(50)は上記カバー部
材(25)を基台(10)に組付けるねじ,(51)は
基台(10)を柱や壁面に取付けるためのねじである。
【0008】このようなドアホンの組付けは,まずスイ
ッチ(40)や図示しない他の部品を取着した基台(1
0)の孔部(13)(13)に2本のねじ(51),
(51)を挿通し,基台(10)を柱や壁面(図示しな
い)に取付ける。つぎに,基台(10)の開口部にカバ
ー部材(20)を合わせ,基台(10)の凹状部(2
2)の透孔(25)にスイッチ押棒(42)を挿通させ
るとともに係合凹部(16)とカバー部材(20)の係
合凸部(27)とを係止させる。そして,透孔(24)
にねじ(50)を挿通し,このねじ(50)を柱状部
(14)のねじ孔(15)に螺合させることにより両者
を固定する。つぎに,カバー部材(20)の対向せる一
対のピン(23),(23)に押し釦部(30)の取付
け耳片(31)に形成した一対の孔(32),(32)
を差し込むとともに係止突状部(33)先端の鉤状の突
起(34)を透孔(26)に挿通して,押し釦(30)
をカバー部材(20)に取付ける。これによってドアホ
ンの組付けが完了する。
【0009】なお,このとき押し釦部(30)の取付け
は可撓性材料であり,一方のピン(23)に一方の孔
(32)を差し込み,本体であるドーム状部を圧縮しな
がらら幅を狭ばめ他方のピン(23)に他方の孔(3
2)を差し込む。また,係止突状部(33)を一旦透孔
(24)に挿通すれば突状部(33)先端の鉤状の突起
(34)が凹状部(22)の壁面に係止し,逆には抜け
出ない。
【0010】また,このドアホン子機の取外しあるいは
内部点検等を行う場合は,まず押し釦部(30)の両取
付け耳片(31),(31)が接近するようドーム状部
を押圧すればピン(23),(23)より孔(32),
(32)が抜け出て押し釦部(30)を外すことがで
き,そのあとねじ(50)を外せば分解できる。
【0011】このドアホンの動作は,外来者等が押し釦
部(30)を押すと押し釦部(30)は一対のピン(2
3),(23)を支点として係止突状部(33)側が回
動し,すなわち図2において押し釦部(30)が矢印X
方向に動くと同時にスイッチ(40)の大径部(43)
を押し押棒(42)を介してスイッチが入り図示しない
ブザーやスピーカが作動する。そして,押し釦部(3
0)の押圧を止めるとバネ部材(44)の反発によって
押し釦部(30)は元の位置に戻りスイッチが切れる。
このとき押し釦部(30)は突状部(33)先端の鉤状
の突起(34)が凹状部(22)の壁面で係止される。
【0012】このような構成のドアホンは,カバー部材
(20)を基台(10)に組付けるに必要なねじ(5
0)が押し釦部(30)によって隠れカバー部材(2
0)表面側からは全く見えずすっきりとした外観を呈す
る。また,ねじ(50)に直接水滴がかからないので錆
びの発生が少ない。さらに,ねじを使用するため組付け
強度も低下しない。
【0013】つぎに本発明の第二実施例を図3を参照し
て説明する。図3はチャイム音等によって来客を知らせ
る装置内部にスイッチのみ収容した呼出し機を示し,図
中図1および図2と同一部分には同一の符号を付してそ
の説明は省略する。この押し釦部(30)は四角形のケ
ース状をなしその上下側壁が横側壁より長く,上下側壁
の夫々の先端には鉤状の突起(34)が設けられ,この
上下側壁先端がカバー部材(20)に形成された透孔
(26),(26)に差し込まれている。また,このも
ののスイッチ(40)の押棒(42),(42)は2本
あって押し釦部(30)の平行バランスを取っている。
また,この基台(10)とカバー部材(20)の周縁部
には段部(19)が形成され,両者を確実に係合すると
ともに防水性をもたせてある。この第二実施例の動作,
作用は上述の第一実施例と同様であった。
【0014】つぎに,本発明の第三の実施例について説
明する。上記実施例では特別に作った基台を用いたもの
について述べたが,格別な基台を用いずこの装置が取付
けられる柱や壁面を基台としたものでもよい。この場合
はスイッチ部材を予め組付けたカバー部材あるいはスイ
ッチ部材が組付けられていないカバー部材を,このカバ
ー部材に穿った孔に挿通したねじを直接に柱や壁面にね
じ込みカバー部材を取り付ける。そして,上記実施例と
同様にねじを隠蔽するように押し釦部あるいはスイッチ
と一体化された押し釦部を取り付けて組付けは完了す
る。この第三実施例の動作,作用も上述の実施例と同様
で,さらに特別な基台が不要となる利点がある。
【0015】なお,本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく,たとえば基台とカバー部材とを係合凹凸
部を設けずに一本のねじのみで組付けたものあるいは一
台のスイッチ装置に複数個の押し釦を設け,この押し釦
のうちの複数個内にねじを設け組付け強度を向上したも
のでもよい。また,本発明は上記実施例記述の各構成を
組み合わせ実施することももちろん可能であり,たとえ
ば第一実施例において基台側にスイッチを取着せず,カ
バー部材側にスイッチを取着したり,スイッチ付き押し
釦部をあとから取付けるようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば,基
台にねじを用いカバー部材を組付けたドアホン等の通話
や呼出し装置のスイッチ装置において,常時人目に触れ
るカバー部材の表面にねじやねじ取付け用の凹孔を見え
なくすることができたので,カバー部材の外観がすっき
りし,また外観形状の設計が凹孔等を考慮せず行えるの
で設計の自由度を増すことができる。また,ねじに直接
水滴がかからないので錆の発生が少なく装置の保守が容
易である。さらに,組付けにねじを用いているので固定
強度が向上し基台からカバー部材が外れるのを防げる等
種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示すドアホンの分解斜視
図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】本発明の第二実施例を示す呼び機の一部切欠側
面図。
【図4】ドアホンの従来例を示す斜視図。
【符号の説明】 (10) 基台 (20) カバー部材 (30) 押し釦部 (40) スイッチ (50) ねじ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し釦スイッチの釦部を設けたカバー部
    材を基台にねじ止めしてなるものにおいて,上記ねじは
    釦部により隠蔽されていることを特徴とするスイッチ装
    置。
  2. 【請求項2】 押し釦スイッチは釦部とスイッチ部とが
    別体のものからなり,釦部がカバー部材に着脱自在に取
    付けられていることを特徴とする請求項1のスイッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 押し釦スイッチは釦部とスイッチ部とが
    一体のものからなり,釦部がカバー部材に着脱自在に取
    付けられていることを特徴とする請求項1のスイッチ装
    置。
  4. 【請求項4】 押し釦スイッチの釦部を設けたカバー部
    材が通話装置に組付けられていることを特徴とする請求
    項1のスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 押し釦スイッチの釦部を設けたカバー部
    材が呼び出し装置に組付けられていることを特徴とする
    請求項1のスイッチ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009010790A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Sanyo Electric Co Ltd ドアホン子機装置

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