JPH07264276A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JPH07264276A
JPH07264276A JP6078197A JP7819794A JPH07264276A JP H07264276 A JPH07264276 A JP H07264276A JP 6078197 A JP6078197 A JP 6078197A JP 7819794 A JP7819794 A JP 7819794A JP H07264276 A JPH07264276 A JP H07264276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking piece
main body
lock piece
cover
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP6078197A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ueda
誠 上田
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toa Corp filed Critical Toa Corp
Priority to JP6078197A priority Critical patent/JPH07264276A/ja
Publication of JPH07264276A publication Critical patent/JPH07264276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、寸法精度をそれ程高くす
る必要がなく、しかも、意匠上の問題を解決して美感に
優れた電話機を提供する。 【構成】 受話器10とこの受話器10を保持する本体
12とからなり、本体12の受話器取付部13の窪み1
4に嵌設された係止片40に受話器10を取り付けるよ
うにし、係止片40の下側に係止片取り外し用の隙間3
2が形成されるようにした電話機であって、本体12の
受話器取付部13の前面を、係止片40の前面まで覆う
大きさのカバー44で被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁掛型と机上据置型と
を兼用する電話機、詳しくは、部品点数が少なく、寸法
精度をそれ程高くする必要がなく、しかも、意匠上の問
題を解決して美感に優れた電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5及び図6に示すような電話機
が知られている。この電話機は、受話器10とこの受話
器10を保持する本体12とからなり、壁掛型として使
用する場合は、本体12の受話器取付部13の窪み14
に嵌設された係止片16を受話器10の内面凹部18に
係合させて取り付けるものである。20は壁である。ま
た、机上据置型として使用する場合は、図7に示すよう
に、係止片16の上下を逆にして窪み14に嵌設し、係
止片が本体から突出しないようにした状態で受話器10
を取り付けて机22等の上に載置される。詳細は後述す
る。
【0003】上記のように、壁掛型又は机上据置型とし
て用いるために、図8に示すように、係止片16を
(a)の状態又は(b)の状態として用いる。係止片1
6は(a),(b)いずれの方向にしても、本体12の
受話器取付部13の窪み14に嵌め込むことができる。
そして、係止片16の突起24が窪み14の穴26(図
8参照)に嵌合することによって、係止片16の抜け落
ちを防止するようになっている。28はラベル表示部、
30は透明カバーである。
【0004】電話機を壁掛型として使用するときは、係
止片16を図8の(a)の方向にして用いる。すると、
図6のような状態で使用されることとなり、係止片16
は受話器10の脱落を防止する働きをする。電話機を机
上据置型として使用するときは、図8の(b)の方向に
して係止片16を用いる。すると、本体12から余分な
突起が出ることがなく、図7のような状態で使用される
こととなり、受話器10の上げ下しが円滑にできる。
【0005】係止片16を本体12の窪み14に嵌め込
むと、図9のように隙間32ができるようになってい
る。これは、係止片16を外すときに、棒などを差し込
む部分である。この隙間32がないと、係止片16の着
脱が不便である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような係
止片16及びその周辺の構造では、以下の問題が生ず
る。 (1) 係止片16は、係止片16の突起24と窪み1
4の穴26とが嵌め合わされることによって、抜け落ち
が防止されている。係止片16の突起24や窪み14の
穴26は微細なものなので、これらを嵌合させるには、
係止片16や窪み14が高い寸法精度で加工されている
必要があり、製造コスト増を招く。また、前述のように
係止片16の突起24や窪み14の穴26は微細なもの
なので、係止片16の着脱の繰り返しにより、短期間に
損傷される。 (2) 図9のように、隙間32が表面にむき出しにな
ってしまい、美感を損って意匠上、好ましくない。
【0007】一方、この係止片16の付近にはカバーが
設けられることが多い。このカバーには、例えば、工場
内において電話機が設置された場所に対応した内線番号
等が書き入れられ、表示部としての役割を持たせること
もできる。また、図8に示すようにカバーを透明材料で
形成し、透明カバー30とし、ラベル表示部と組み合わ
せて用いることもできる。この場合は、ラベル表示部2
8に内線番号等を書き入れることができ、このラベル表
示部を受話器取付部13と透明カバー30で挟み込むよ
うにする。本発明は上記の諸点に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、部品点数が少なく、寸法精度をそれ程
高くする必要がなく、しかも、意匠上の問題を解決して
美感に優れた電話機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の電話機は、受話器とこの受話器を保持す
る本体とからなり、本体の受話器取付部の窪みに嵌設さ
れた係止片に受話器を取り付けるようにし、係止片の下
側に係止片取り外し用の隙間が形成されるようにした電
話機であって、本体の受話器取付部の前面を、係止片の
前面まで覆う大きさのカバーで被覆したことを特徴とし
ている。
【0009】本発明は、電話機が壁掛型と机上据置型と
を兼用する電話機である場合に、適用することが好まし
い。この場合、係止片が突出片を有し、壁掛型として用
いる場合は突出片が本体の窪み上端面より上方に突出す
るように係止片を本体の窪みに嵌設し、机上据置型とし
て用いる場合は突出片が本体内部に埋設され本体の窪み
上端面から係止片が突出しないように係止片を本体の窪
みに嵌設するように構成される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成部材の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
1は本発明の電話機の一実施例を示している。この電話
機は、受話器10とこの受話器10を保持する本体12
とからなっている。そして、電話機を壁掛型として使用
する場合は、本体12の受話器取付部13の窪み14に
係止片40を嵌め込み、この係止片40に受話器10を
係合させて取り付けるようにしている。32は係止片取
り外し用の隙間である。
【0011】係止片40の形状は、例えば、長片36と
短片38とを有する断面略T字型であり、壁掛型として
用いる場合は、図2示すように、長片36が本体の窪み
14上端面より上方に突出するように係止片40を窪み
14に嵌め込み、机上据置型として用いる場合は、図1
に示すように、本体の窪み14上端面と同一面になるよ
うに係止片40を窪み14に嵌め込む。
【0012】図1に示すように、ラベル表示部42及び
透明カバー44を係止片40の前面(受話器側)の一部
又は全部までを覆うことのできる大きさとし、係止片4
0が前面(受話器側)から全く見えないか、又は係止片
40の長片36のみが見えるようにする。このように構
成することにより、図1及び図2に示す隙間32が隠さ
れ、美感に優れ、意匠上の問題を解決することができ
る。なお、透明カバー44は、箱の蓋の形状をしてお
り、本体12の受話器取付部13前面の段部15が嵌合
するようになっている。
【0013】また、透明カバー44によって係止片40
が抜け落ちることが防止されるので、従来のように係止
片の突起や本体窪み部の穴を設ける必要がなくなる。よ
って、係止片と本体窪みは緩やかに嵌合すれば足りるの
で、寸法精度の高さは要求されない。透明カバー44を
取り付けた状態を図3及び図4に示す。図3は係止片を
突出させないで机上据置型とした場合、図4は係止片を
突出させて壁掛型とした場合である。このように、係止
片の抜け落ち防止用の、又は隙間を隠すための特別の部
品等を用いることなく、すなわち、部品数の増加を招く
ことなく、問題解決を図ることができる。なお、上記実
施例においては、透明カバー44とラベル表示部42と
を組み合わせて用いる場合について説明したが、カバー
を透明とせず、ラベル表示部42を用いないようにする
こともできる。この場合は、カバーに直接内線番号等を
書き入れるようにすることもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1)カバーによって係止片の抜け落ちを防止すること
ができるので、従来のように突起や穴を設けることな
く、本体の窪みに係止片を緩やかに嵌め込むことで足り
るので、寸法精度を高くする必要がなくなり、製作が容
易になるとともに、耐久性が向上する。 (2)カバー又はラベル表示部で、係止片取り外し用の
隙間が隠されるので、隙間隠しのための特別な部品等を
必要とすることはない。すなわち、美感を保持すること
ができる。このように部品点数を増加させることなく意
匠上の問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話機の一実施例を示す分解斜視図で
ある。
【図2】図1における係止片を上下逆にして本体の窪み
に嵌め込んだ状態を示す斜視図である。
【図3】図1において透明カバーを装着した状態を示す
要部の斜視図である。
【図4】図2において透明カバーを装着した状態を示す
斜視図である。
【図5】従来の電話機の一例を示す斜視図である。
【図6】図5に示す従来の電話機を壁掛型として用いる
場合の断面図である。
【図7】図5に示す従来の電話機を机上据置型として用
いる場合の断面図である。
【図8】従来の電話機における本体の受話器取付部、ラ
ベル表示部、透明カバー等を示す分解斜視図である。
【図9】図8において、係止片を(b)の状態で本体の
窪みに嵌め込んだ状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 受話器 12 本体 13 受話器取付部 14 窪み 15 段部 32 隙間 36 長片 38 短片 40 係止片 42 ラベル表示部 44 透明カバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受話器とこの受話器を保持する本体とか
    らなり、本体の受話器取付部の窪みに嵌設された係止片
    に受話器を取り付けるようにし、係止片の下側に係止片
    取り外し用の隙間が形成されるようにした電話機であっ
    て、 本体の受話器取付部の前面を、係止片の前面まで覆う大
    きさのカバーで被覆したことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 電話機が壁掛型と机上据置型とを兼用す
    る電話機であることを特徴とする請求項1記載の電話
    機。
  3. 【請求項3】 係止片が突出片を有し、壁掛型として用
    いる場合は突出片が本体の窪み上端面より上方に突出す
    るように係止片を本体の窪みに嵌設し、机上据置型とし
    て用いる場合は突出片が本体内部に埋設され本体の窪み
    上端面から係止片が突出しないように係止片を本体の窪
    みに嵌設するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の電話機。
JP6078197A 1994-03-23 1994-03-23 電話機 Pending JPH07264276A (ja)

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JP6078197A JPH07264276A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 電話機

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JP6078197A Pending JPH07264276A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 電話機

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