JP2534798Y2 - 化粧鏡 - Google Patents

化粧鏡

Info

Publication number
JP2534798Y2
JP2534798Y2 JP1990033857U JP3385790U JP2534798Y2 JP 2534798 Y2 JP2534798 Y2 JP 2534798Y2 JP 1990033857 U JP1990033857 U JP 1990033857U JP 3385790 U JP3385790 U JP 3385790U JP 2534798 Y2 JP2534798 Y2 JP 2534798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
molding
mirror
outlet
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990033857U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03125431U (ja
Inventor
純 五十嵐
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP1990033857U priority Critical patent/JP2534798Y2/ja
Publication of JPH03125431U publication Critical patent/JPH03125431U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2534798Y2 publication Critical patent/JP2534798Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、洗面化粧台等に設けられ本体を合成樹脂の
シートで製作した化粧鏡に関する。
〔従来の技術〕
化粧鏡は、鏡のみを備えたものや洗面化粧台に一体に
組み込んだものが広く利用されている。第10図は後者の
例を示すもので、キャビネット50の上に洗面器51を固定
し、この洗面器51の背部に化粧鏡の本体52を立ち上げて
いる。この本体52は、前面に鏡53を配置すると共に上端
に照明ボックス54を一体に組み込んだものである。そし
て、本体52は、重量の関係や水周り設備として使うこと
等から、薄肉の合成樹脂シートを真空成形したものが一
般に利用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、合成樹脂シートは比較的に柔らかいため、
衝撃に弱いほか傷も付きやすい。特に、本体52の前面側
は人の手が触ったり化粧品やその他の器具が当たること
が多いので、割れや傷の発生が問題になる。
また、本体52を合成樹脂シートによって製作すれば、
本体52の全体が一つの色彩と質感とで終わってしまう。
すなわち、異なる色の組み合わせをしようとすれば、色
の異なる2枚のシートを接合する等の製作となり、実用
上では経済性の面から中々採用され難い。したがって、
キャビネット50や洗面器51との色の組み合わせに限られ
ることになり、コーディネイトに乏しく製品価値の向上
にも限界がある。
このような問題に対し、本体52のたとえば両側の側壁
の前面52a,52bに別部材としてモールを取り付けて縁取
りすれば、本体52の保護が図れると共にデザインの向上
も可能となる。
第11図はモール60の取付け構造の一例を示す横断面図
であり、このモール60は合成樹脂製で本体52と異なった
色や質感を持つものとして構成することが好ましい。そ
して、その取付けには同図(a)のように一般に採用さ
れているビス61を本体52側からねじ込んだり、同図
(b)のように係合片62をモール60の背部に設けその弾
性変形を利用して本体52の孔52cに嵌め込む等が考えら
れる。
しかし、前者の場合では、本体52の裏側からビス62を
ねじ込むので、本体52を組み立てるときその背板を固定
する前にモール60を固定しなければならず、工程の自由
度が小さくなる。また、裾え付け後にモール60が割れた
りしたとき、これを交換するにはキャビネット50を裏返
して作業することになるなど面倒な点が多い。
また、後者の係合片62を利用する場合は、モール60の
着脱は簡単に行えるが、係合片62の弾性力の劣化等によ
って外れやすくなったり、本体52との間に隙間が生じや
すいという問題がある。
そこで、本考案は、化粧鏡にモールを設けることによ
って本体の保護やデザインの向上を図ると同時にモール
の着脱を正面側から簡単に行えるようにすることを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、合成樹脂製のシートによって形成した額縁
状の本体の前面に鏡を備えた化粧鏡であって、前記本体
の前面を部分的に縁取りするモールを該本体とは別部材
として備え、該モールの前面にコンセント等の付属器具
の固定座を形成し、該付属器具を固定するビス等のネジ
を前記モールを貫通させて前記本体にねじ込み、該モー
ルを本体に固定したことを特徴とする。
〔作用〕
モールの前面に設けた固定座にコンセントを固定する
ときに使用するビスは、モールを貫通して本体へねじ込
まれるので、コンセントを本体に固定するのと同時にモ
ールを本体に一体化することができる。このため、モー
ルとコンセントを別々に固定する手間なく簡単な組立て
が行え、モールと本体とに固定のための部材を新たに加
えることも不要となる。
〔実施例〕
第1図は本考案の化粧鏡におけるモールの取付け構造
を示す要部の分解斜視図、第2図は要部の縦断面図であ
り、第3図は化粧鏡をユニット式の洗面化粧台に組み込
んだ例を示す図である。
第3図において、従来例と同様にキャビネット50の上
に設けた洗面器51の背部に化粧鏡の本体1が固定され、
左側にはサイドキャビネット55が配置されている。
第4図は化粧鏡の本体1の正面図、第5図は縦断面
図、第6図(a),(b)及び(c)はそれぞれ第4図
のI−I線,II−II線及びIII−III線矢視による横断面
図である。
本体1は従来構造と同様に薄肉の合成樹脂シートを真
空成形したもので、前面に鏡2を固定し上端には間口方
向に走る照明ボックス3を備えている。鏡2の下には棚
板4を設け、更にこの棚板4の下には奥側へ凹ませた収
納部5が形成されている。収納部5の右側の背部には、
第6図(b)のように空洞部5aが形成され、その下端に
は通気口5bを開けている。この通気口5bは第6図(c)
に示すように収納部5の底壁5cの右端に設けた切欠5dに
よって外部に連通する構成となっている。
本体1の左右の側壁1a,1bの前面にはそれぞれ縦モー
ル6が取り付けられ、更に棚板4の前面には横モール7
が固定されている。これらの縦,横モール6,7は共に共
通の素材の合成樹脂によって形成されたもので、その肉
厚は本体1よりも大きい。また、これらのモール6,7の
色は化粧鏡の本体1とは異なったものとし、各種の色を
用意することによって、本体1との組み合わせでカラー
コーディネイトが可能となる。
第7図は縦モール6を本体1に連結するための固定具
8であり、合成樹脂等の弾性材を素材として縦モール6
の中に入り込んでこれを拘束する円形の保持部8aと、側
壁1a,1bの前面に開けた取付け孔1a−1,1b−1に嵌まり
込む係合部8bとを備えている。そして、保持部8a側には
ビス孔8cを開けると共にこれに連ねてスリット8dを係合
部8bの先端まで形成し、係合部8bはこのスリット8dによ
って二股状に形成されている。
一方、縦モール6の裏面には、第8図に示すように固
定具8を差し込むために挿入口6aが開けられている。こ
の挿入口6aは固定具8の保持部8bよりも大きな開口面積
を持ち、上端には固定具8の段部8eが嵌まり込む保持部
6bが形成されている。
固定具8はその先端を球面状とした係合部8bを第9図
に示すように取付け口1b−1に差し込み、ビス9を利用
してこの取付け口1b−1にしっかりと固定される。すな
わち、取付け口1b−1に差し込むときには、係合部8bが
スリット8dを押し潰すように弾性変形するので、ビス9
をビス孔8cからねじ込みスリット8dまで通すことによっ
て、係合部8bの外形を強制的に大きくする。これによ
り、係合部8bが取付け口1bの内周壁に嵌合し、固定具8
は側壁1bにガタつくことなく固定される。
固定具8の連結の後には、縦モール6の背面の挿入口
6aを保持部8aに合わせてこれを包み込むようにし、その
後縦モール6を下げると保持口6bが段部8eに引っ掛かっ
て固定される。なお、この固定具は上下に2個又はそれ
以上設けて複数点で縦モール6を支持することは無論で
ある。
横モール7は、第1図に示すように照明ボックス3の
点灯スイッチを設けた操作パネル10を備えると共に、左
右にはコンセントボックス11を設けている。コンセント
ボックス11の前面開口部分には第2図に示すように開閉
自在なカバー11aを備え、内蔵するコンセント12を利用
して横モール7を棚板4の前面に固定する。棚板4の前
面にはビス孔4a及びコンセント12の装着口4bが設けら
れ、モール7にはコンセント12の固定座7aを形成すると
共に固定用のビス13を通す挿通孔7bを設けている。ま
た、横モール7の上端部側であって棚板4の前面に衝き
当たる部分には、第2図のようにパッキン14が組み込ま
れ、コンセント12が水を被らないようにすることが好ま
しい。なお、横モール7の上面の前端に上に少し立ち上
げた水返し7cを設け、水を浴びた場合でもカバー11aへ
伝う水を遮断してコンセント12を保護するようにしても
よい。
以上の構成において、化粧鏡の本体1の前面に部分的
に縦,横モール6,7を設けたので、これらのモール6,7の
色や質感を本体1とは異なったものとすることができ
る。このため、従来では化粧鏡の本体は1色だけであっ
たのに対し、縦,横モール6,7を付属したことによっ
て、カラーコーディネイトが行え、製品仕様を格段に増
やすことができる。
そして、縦,横モール6,7はいずれも本体1の前面か
ら取り付けることができ、組立て作業も従来構造の場合
に比べると簡単になる。特に、横モール7はコンセント
12を組み込む部分を左右の両端側に設け、これらのコン
セント12を本体1に連結するときに同時に一体化される
ので、横モール7の組立てが簡単になるだけでなく、全
体構成も簡略化される。すなわち、第11図の従来例のよ
うにモール専用のビスを用いたり係合片等を形成するこ
となく、コンセント12の固定構造をそのまま利用して横
モール7の固定ができる。したがって、横モール7や本
体1側の取付け用の部材は不要となって構造が簡単にな
る。また、正面側からコンセント12を着脱できるので横
モール7の組み込みや分解も容易に行え、割れたときの
交換や色を変えたものにしたいときの取り替えも簡単に
なる。
また、縦,横モール6,7を硬くして強度を持たせれ
ば、本体1に対するガードとして利用することができ、
パブリック用としても十分使えるものとなる。逆に、
縦,横モール6,7を柔らかくしておけば、人が誤って強
く腕を当ててしまっても弾性によって傷を負うようなこ
とも防ぐことができる。
なお、実施例では洗面化粧台に組み込んだ例を示した
が、化粧鏡のみを単独で壁等に取り付けるもの等であっ
てもよいことは無論である。また、コンセント12を利用
して横モール7を固定するほか、たとえば製品の機種や
メーカーのマーク等の銘板を横モール7に取り付けるよ
うにし、この銘板を利用して横モール7を本体1に連結
するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案では、合成樹脂製の化粧鏡の本体の前面にモー
ルを別部材として取り付けるのに際し、コンセント等の
付属器具の本体への固定を利用してこれと一体に連結し
ている。このため、モールや本体に固定用の部材等を必
要とせず、簡単な構造で組み立てることができる。ま
た、本体の正面側から付属器具を取り外せるので、モー
ルの交換等も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の化粧鏡におけるモールの固定構造を示
す分解斜視図、第2図はコンセントの固定座部分の縦断
面図、第3図は本考案の化粧鏡を洗面化粧台に組み込ん
だ例を示す図、第4図は化粧鏡本体の正面図、第5図は
その縦断面図、第6図(a),(b)及び(c)は第4
図のI−I線,II−II線及びIII−III線矢視による横断
面図、第7図は固定具を示す図、第8図は縦モールの背
部に設けた挿入口部分の正面図、第9図は縦モールの固
定を示す横断面図、第10図は従来の洗面化粧台の斜視
図、第11図はモールの固定に考えられる従来の取付構造
を示す概略図である。 1:本体、1a,1b:側壁 1a−1,1b−1:取付け孔 2:鏡、3:照明ボックス 4:棚板、4a:ビス孔 4b:装着口 5:収納部、5a:空洞部 5b:通気口、5c:底壁 5d:切欠 6:縦モール、6a:挿入口 6b:保持口 7:横モール、7a:固定座 7b:挿通孔、7c:水返し 8:固定具、8a:保持部 8b:係合部、8c:ビス孔 8d:スリット、8e:段部 9:ビス、10:操作パネル 11:コンセントボックス 11a:カバー 12:コンセント(付属器具) 13:ビス、14:パッキン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製のシートによって形成した額縁
    状の本体の前面に鏡を備えた化粧鏡であって、前記本体
    の前面を部分的に縁取りするモールを該本体とは別部材
    として備え、該モールの前面にコンセント等の付属器具
    の固定座を形成し、該付属器具を固定するビス等のネジ
    を前記モールを貫通させて前記本体にねじ込み、該モー
    ルを本体に固定したことを特徴とする化粧鏡。
JP1990033857U 1990-03-29 1990-03-29 化粧鏡 Expired - Lifetime JP2534798Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990033857U JP2534798Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 化粧鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990033857U JP2534798Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 化粧鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03125431U JPH03125431U (ja) 1991-12-18
JP2534798Y2 true JP2534798Y2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=31537841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990033857U Expired - Lifetime JP2534798Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 化粧鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2534798Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004057625A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Cleanup Corp ミラーキャビネット洗面化粧台の拡張構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921620B2 (ja) * 1980-09-30 1984-05-21 松下電工株式会社 洗面ユニツト用化粧棚
JPH0616302B2 (ja) * 1985-10-08 1994-03-02 日本電気株式会社 マイクロコンピユ−タ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03125431U (ja) 1991-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD414850S (en) Base for bathing area
JP2534798Y2 (ja) 化粧鏡
USD382687S (en) Camisole having enclosures for external breast forms
JP2534796Y2 (ja) 化粧鏡
USD353442S (en) Shower faucet
USD496050S1 (en) Front panel for electronic cabinet
USD445594S1 (en) Educational wall structure
USD354115S (en) Tub for bathing
USD457013S1 (en) Suncatcher display cabinet
USD332827S (en) Bathtub with access door
USD354116S (en) Tub for bathing
JP2003164345A (ja) 引出し前板構造
USD358052S (en) Bathroom convenience cabinet
USD397895S (en) Bathroom cabinet
USD489009S1 (en) Clock for attachment to a wall, such as a cubicle wall
USD532090S1 (en) Shower arm
USD434827S (en) Display panel for a water softener
CN220667221U (zh) 一种多功能的拉手结构和门
USD503464S1 (en) Corner panel for shower enclosure
USD496440S1 (en) Corner panel for shower enclosure
JPH0619700Y2 (ja) ユニットルーム用の側壁パネル
USD431286S (en) Sink
JPS5818755Y2 (ja) 化粧キャビネットにおける棚部の構成
USD338260S (en) Base for bathing enclosure
USD400653S (en) Combined bathtub and shower enclosure