JPH0227668Y2 - - Google Patents

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JPH0227668Y2
JPH0227668Y2 JP5604484U JP5604484U JPH0227668Y2 JP H0227668 Y2 JPH0227668 Y2 JP H0227668Y2 JP 5604484 U JP5604484 U JP 5604484U JP 5604484 U JP5604484 U JP 5604484U JP H0227668 Y2 JPH0227668 Y2 JP H0227668Y2
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JP
Japan
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front panel
speaker
elastic tongue
loophole
rib
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JP5604484U
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JPS60167491U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機等のスピーカの取
付けに好適なスピーカ取付機構に関する。 (ロ) 従来技術 従来、電子機器におけるスピーカの取付けは、
例えば実公昭53−44978号公報の如く、前面パネ
ルの裏面に一体成型された弾性を有するフツク部
によりスピーカを取付ける様にしていた。 ところで、従来第1図イ,ロに示す如く、この
種前面パネルにはリブ1a、ネジ止め用のボス
1b弾性舌片1c及び、その先端にフツク部1d
が樹脂により一体成型されている。そして、前記
フツク部を成型する場合、金型のいわゆるキヤビ
テイ側からコアを抜取る際に前記前面パネルの表
面側に抜き穴1eが形成されてしまう。 また、通常、前面パネル上面にはパンチングメ
タル等の飾り板2が取付けられ、デザイン上この
飾り板を通して、内部のスピーカ3が若干透視で
きる様にされている。このとき、例えば、前面パ
ネル及び飾り板2を黒く塗装してある場合、前
面パネル上面は一様に黒光りして見えるが、前
記抜き穴内部はキヤビネツト内方で開放されてい
るため、キヤビネツト内に他の透孔より侵入した
光が前記スピーカのフレームに反射して前記抜き
穴より外部に洩れる。 よつて、前記抜き穴は前記前面パネルの他の部
分に対して白つぽく見えて目立つため周囲とのコ
ントラストが合わず外観上好ましくない。 そこで、前記抜け穴上端に凹み1fを設けて、
この凹みにカバー等を貼付けることによつて、抜
け穴1eをかくしていた。このため、部品点数及
び作業工程が必要以上に増加していた。 (ハ) 考案の目的 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり、
金型のコアの抜け穴を、カバー等でかくさなくと
も、あまり目立つことのない、スピーカ取付機構
を提案するものである。 (ニ) 考案の構成 本考案は弾性舌片及び該弾性舌片の端部に設け
られたフツク部によりスピーカのフレームを保持
すると共に、その前面に飾り板が装着される前面
パネルの前記フツク部を一体成型するための金型
が上方に引抜かれる際、前記前面パネルの上面に
抜け穴が形成されるものにおいて、 前記前面パネルに前記弾性舌片を囲むリブと前
記抜け穴の周囲に傾斜部とを設け、前記スピーカ
を前記前面パネルに取付けた状態において、前記
抜け穴内方に前記弾性舌片と前記リブと前記フレ
ームとで閉所が形成されることを特徴とするスピ
ーカ取付機構である。 (ホ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。 第1図イ,ロ,ハは夫々本実施例機構の平面
図、側断面図及び裏面図である。 本実施例における前面パネル10は4ケ所に設
けけられた弾性舌片10a及びフツク部10bと
円筒状のリブ10cとにより、スピーカ3を弾性
的に保持するものである。 そして、前記各フツク部10bに対応する上面
には抜け穴10dが形成されているが、この各抜
け穴は内方に円環状に傾斜した傾斜部10e上に
形成されている。 更に、第3図イ,ロに示す如く前記弾性舌片の
周囲には断面コ字状のリブ10fが配されてい
る。このリブ10fと弾性舌片10aとは両下端
において、前面パネル10に一体成型されている
が、その上方においては互いに離間しており弾性
舌片10aのみが弾性変形可能となつている。 上述の構成において、スピーカ3を前面パネル
10に取付け、更に、飾り板2を装着した後、飾
り板2ごしに正面から前面パネル10を見ると、
傾斜部10e以外の部分は平面状であるので光の
反射により少し白つぽく見える。一方、傾斜部1
0eにおいては円筒状のリブ10cにより前記傾
斜部への入射光がさえぎられるため、傾斜部から
の前面パネル正面への反射光は極端に減少する。
従つて、円環状の傾斜部10eは他の部分に対し
て黒つぽく見える。 そして、傾斜部10e内にある抜け穴10dの
内部は弾性舌片10a、コ字状のリブ10f及び
スピーカ3のフレームにより密室が形成されるた
め光を反射せず黒つぽく見える。 よつて、前記抜け穴は、前記傾斜部と共に黒つ
ぽく見えるため、特に目立つことはなく、前面パ
ネル10上に黒つぽい円環部分が見えるだけであ
り外観上に支障を来たすことはない。 (ヘ) 考案の効果 上述の如く本考案に依れば、スピーカ取付け用
のフツク部を金型成型する際に形成される抜け穴
が周囲から目立つことがないためデザイン上好ま
しい。また、別途カバーを抜け穴に施す必要がな
いため、部品点数及び作業工程の削減を計ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは従来のスピーカ取付機構の平面
図及びA−A′側断面図、第2図イ,ロ,ハは本
実施例機構の平面図、B−B′側断面図及び裏面
図、第3図イ,ロは夫々、要部斜視図及び第3図
イのC−C′断面斜視図である。 主な図番の説明、10……前面パネル、1
c,10a……弾性舌片、1d,10b……フツ
ク部、1a,10c……円筒状リブ、1e,10
d……抜け穴、10e……傾斜部、10f……コ
字状リブ、2……飾り板、3……スピーカ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弾性舌片及び該弾性舌片の端部に設けられたフ
    ツク部によりスピーカのフレームを保持すると共
    に、その前面に飾り板が装着される前面パネルの
    前記フツク部を一体成型するための金型が上方に
    引抜かれる際、前記前面パネルの上面に抜け穴が
    形成されるものにおいて、 前記前面パネルに前記弾性舌片を囲むリブと前
    記抜け穴の周囲に傾斜部とを設け、前記スピーカ
    を前記前面パネルに取付けた状態において、前記
    抜け穴内方に前記弾性舌片と前記リブと前記フレ
    ームとで閉所が形成されることを特徴とするスピ
    ーカ取付機構。
JP5604484U 1984-04-16 1984-04-16 スピ−カ取付機構 Granted JPS60167491U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5604484U JPS60167491U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 スピ−カ取付機構

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JP5604484U JPS60167491U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 スピ−カ取付機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60167491U JPS60167491U (ja) 1985-11-07
JPH0227668Y2 true JPH0227668Y2 (ja) 1990-07-25

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ID=30579277

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JP5604484U Granted JPS60167491U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 スピ−カ取付機構

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JP (1) JPS60167491U (ja)

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JPS60167491U (ja) 1985-11-07

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