JPH05151810A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH05151810A
JPH05151810A JP31070391A JP31070391A JPH05151810A JP H05151810 A JPH05151810 A JP H05151810A JP 31070391 A JP31070391 A JP 31070391A JP 31070391 A JP31070391 A JP 31070391A JP H05151810 A JPH05151810 A JP H05151810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
braking
spring
light control
control body
Prior art date
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Pending
Application number
JP31070391A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Ono
義朗 大野
Hiroyuki Watanabe
裕之 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP31070391A priority Critical patent/JPH05151810A/ja
Publication of JPH05151810A publication Critical patent/JPH05151810A/ja
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 器具本体1に連結したVばね21により、制光
体11が急激に引き上げられるのを防止する。 【構成】 Vばね21の一対の線状部23の弾性により、一
対の線状部23が拡開しつつコイル状部22が上昇し、一体
的に制光体11を引き上げる作用が働く。その際に、一対
の線状部23の弾性変位を制動する制動部41を設ける。 【効果】 制動部41による制動作用により、制光体11の
上方への急激な移動をやわらげるか、制動位置で停止さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Vばねを用いて器具本
体に制光体を取付けるようにした照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込み形の照明器具を図2お
よび図3に示し、1は器具本体で、図示しない上板、一
対の側板2および一対の端板3とで長方形枠状に形成さ
れ、下面に照射開口4が形成されている。側板2および
端板3の下端周縁部には取付縁部5が折曲形成されてい
る。また、各側板2には、後述する各Vばね21の取付位
置に対応して、略L字状の一対の係合片6が側板2の内
面側に相対して切り起こし形成されており、この係合片
6は、側板2の内面側に略直角に切り起こされた係合片
部7、この係合片部7から側板2に略平行に折曲された
ガイド片部8とから構成されている。
【0003】11は制光体で、透光性を有する長方形板状
のカバー12を有し、このカバー12の周縁部を長方形枠状
の枠体13で支持している。この枠体13は、器具本体1の
取付縁部5を覆う枠部14、この枠部14の内周側に設けら
れカバー12の周縁部を載せる載置部15、この載置部15か
ら立ち上げられた遮光部16とから形成されている。
【0004】前記Vばね21は、1本のばね線材からな
り、中央にコイル状部22が設けられ、このコイル状部22
の両端から略V字状に突出され拡開方向に弾性を有する
一対の線状部23が設けられ、各線状部23の端部に拡開方
向に略L字状に折曲げられた係止部24が設けられてい
る。
【0005】このVばね21は、枠体13の両側の遮光部16
の2箇所ずつに、支持金具25により取付けられている。
支持金具25は、上端部がVばね21のコイル状部22の内側
を通じて屈曲する屈曲部26によって連結されている。
【0006】そして、器具本体1を天井板31に開口され
た埋込口32に挿入するとともに取付縁部5を天井板31に
接合した状態で、器具本体1が天井構造物に固定され
る。
【0007】また、器具本体1に制光体11を取付けるに
は、各Vばね21の一対の線状部23の拡開を狭めてその線
状部23の先端を各一対の係合片6に係合した後、制光体
11を器具本体1に向けて少し押し上げる。この押し上げ
動作に伴い、各Vばね21の線状部23が器具本体1に形成
された係合片部7を外方向に押し付けながら拡開してい
く。この拡開につれて制光体11も上方に引き上げられ、
枠体13の枠部14が天井板31に当接する状態で保持され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、器具本体1
に制光体11を取付けるには、各Vばね21の線状部23の拡
開を狭めて係合片6に挿入すると、線状部23が係合片部
7と当接する。当初各Vばね21は狭められた状態で係合
片部7と当接しているために係合片部7を横に押し付け
る力が強く作用する。制光体11が上方に移動するに伴
い、各Vばね21は急速に外方向に拡開していくために、
制光体11も急激に上方に引き上げられて、枠体13の枠部
14が天井板31に当接した位置で保持される。
【0009】このために、制光体11と天井板31との間に
指が挟まれる等の不安感を作業者にいだかせる。
【0010】また、照明器具が連続して天井板31に配置
される場合、器具本体1の取付縁部5と枠部14との間に
隙間があるために、隣接する照明器具の端部表面に制光
体11が当たって傷を付ける恐れもある。さらに、制光体
11の枠部14が急激に天井板31に突き当たり、天井板31を
傷付ける恐れもある。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、Vばねにより制光体が器具本体側に急激に引き
込まれるのを防止した構造の照明器具を提供することを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、器具本体と、
この器具本体に対してVばねにより取付けられる制光体
とを備えた照明器具において、前記Vばねは、中央にコ
イル状部を設けるとともに、このコイル状部の両端から
略V字状に突出され拡開方向に弾性を有する一対の線状
部を設け、前記制光体に前記Vばねのコイル状部を支持
する支持部を設け、前記器具本体に前記Vばねの一対の
線状部の拡開方向の外面側がそれぞれ当接係合する係合
部を設けるとともに、この係合部に当接係合した状態で
前記制光体を器具本体側に引き込む作用を与える一対の
線状部の弾性変位を制動する制動部を設けたものであ
る。
【0013】
【作用】本発明では、当初Vばねは狭められた状態で係
合部に取付けられるため、Vばねと当接する係合部を横
に押し付ける力が強く作用している。制光体を上方に移
動させると、これに伴いVばねも急激に外方向に拡開し
かつ上方に急激に引き上げられる。この上方への引き上
げる力を制動部で制動することにより、上方への急激な
移動をやわらげるか制動のかかった位置で停止させる。
そのため、制光体の押し上げに伴いながら制光体を取付
けることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図1を参照
して説明する。
【0015】なお、前述の図2および図3に示した従来
の構造と同一構造については、同一符号を用いてその説
明を省略する。
【0016】図1において、器具本体1は、図示しない
上板、一対の側板2および一対の端板3とで長方形枠状
に形成され、下面に照射開口4が形成されている。この
側板2には、Vばね21の取付位置に対応して、係合部と
しての略L字状の一対の係合片6が側板2の内面側に相
対して切り起こし形成されており、この係合片6は、側
板2の内面側に略直角に切り起こされた係合片部7、こ
の係合片部7から側板2に略平行に折曲されたガイド片
部8とから構成されている。
【0017】また、制光体11は、透光性を有する長方形
板状のカバー12を有し、このカバー12の周縁部を長方形
枠状の枠体13で支持している。
【0018】また、Vばね21は、1本のばね線材からな
り、中央にコイル状部22が設けられ、このコイル状部22
の両端から略V字状に突出され拡開方向に弾性を有する
一対の線状部23が設けられ、各線状部23の端部に拡開方
向に向けてリング状に折曲された係止部24が設けられて
いる。このVばね21のコイル状部22は、枠体13の両側の
遮光部16に支持部としての支持金具25により支持されて
いる。
【0019】そして、本発明は、係合部6に当接係合し
た状態で制光体11を器具本体1側に引き込む作用を与え
るVばね21の一対の線状部23の拡開方向への弾性変位を
制動する制動部41を設けたものである。
【0020】この実施例の制動部41は、側板2に固着さ
れる取付片部42および制動片部43とから断面略L字状に
形成された一対の制動金具44を有している。そして、こ
の各制動金具44は、Vばね21の一対の線状部23の拡開方
向への弾性変位時に各線状部23の先端が移動する軌跡A
の内側に制動片部43が侵入するとともに、一対の線状部
23の拡開方向に対応して斜め上方に向けて傾斜した状態
に取付けられている。
【0021】次に、本実施例の作用を説明する。
【0022】器具本体1は、天井板31に開口された埋込
口32に挿入され、取付縁部5が天井板31に接合した状態
で、天井構造物に固定されている。
【0023】この器具本体1に制光体11を取付けるに
は、まず、各Vばね21の一対の線状部23の拡開を狭めて
その線状部23の先端を各一対の係合片6に係合し、器具
本体1の下方にVばね21を介して制光体11を吊り下げ支
持する。
【0024】この状態では、各Vばね21は、狭められた
状態で係合片部7と当接しているために、係合片部7を
横に押し付ける力が強く作用している。
【0025】そして、制光体11を器具本体1に向けて押
し上げていくと、一対の係合片6に当接係合している一
対の線状部23が拡開しようとする弾性により、一対の線
状部23が急激に外方向に拡開しつつ制光体11を引き上げ
る作用が働く。その際、線状部23の先端部が制動金具44
の制動片部43に当接して摺動抵抗が生じること、各線状
部23の先端部の移動方向が制動金具44が無い場合の軌跡
Aよりもやや拡開方向にずれることで、線状部23が係合
片6に強く圧接されて摺動抵抗が大きくなること等の制
動作用により、制光体11の上方への移動がやわらげられ
るか、制動位置で停止される。そのため、天井板31や制
光体11と天井板31との間に指が挟まれるような不安感を
作業者にいだかせるのを防止できる。
【0026】そして、枠体13の枠部14が天井板31に当接
するまで、制光体11がVばね21によりゆるやかに引き上
げられるか、作業者により制光体11を押し上げることに
より、制光体11が器具本体1の下部に装着される。その
ため、照明器具を連続して配置しても隣接する照明器具
の端部表面に制光体11の枠体13が当たって傷を付けるの
を防止でき、かつ、天井板31に制光体11の枠体13が当た
って傷を付けるのも防止できる。
【0027】また、器具本体1内に収容されたランプの
交換等の際に、制光体11をVばね21を介して引き下げる
だけで、制光体11を器具本体1から完全に取外すことな
く、作業でき、そして、交換等の作業後は上述のように
制光体11を押し上げて器具本体1に装着する。
【0028】なお、制動部は、前記実施例に限られるも
のではなく、Vばね21の線状部23の先端部に係合して制
動するようにしたり、一対の線状部23が拡開時に摺動す
る部分の摩擦抵抗を大きくして制動するなどにより、前
記実施例と同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、Vばねの制光体を器具
本体側に引き込む作用を制動する制動部を設けたので、
制光体と天井板との間に指が挟まれるような不安感をい
だかせるのを防止できる。また、照明器具を連続して配
置しても隣接する照明器具の端部表面に制光体が当たっ
て傷を付けるのを防止でき、かつ、天井板に制光体が当
たって傷を付けるのも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す一部の断面
図である。
【図2】従来の照明器具の斜視図である。
【図3】その一部の斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体 6 係合部 11 制光体 21 Vばね 22 コイル状部 23 線状部 25 支持部としての支持金具 41 制動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具本体と、この器具本体に対してVば
    ねにより取付けられる制光体とを備えた照明器具におい
    て、 前記Vばねは、中央にコイル状部を設けるとともに、こ
    のコイル状部の両端から略V字状に突出され拡開方向に
    弾性を有する一対の線状部を設け、 前記制光体に前記Vばねのコイル状部を支持する支持部
    を設け、 前記器具本体に前記Vばねの一対の線状部の拡開方向の
    外面側がそれぞれ当接係合する係合部を設けるととも
    に、この係合部に当接係合した状態で前記制光体を器具
    本体側に引き込む作用を与える一対の線状部の弾性変位
    を制動する制動部を設けたことを特徴とする照明器具。
JP31070391A 1991-11-26 1991-11-26 照明器具 Pending JPH05151810A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31070391A JPH05151810A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31070391A JPH05151810A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 照明器具

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Publication Number Publication Date
JPH05151810A true JPH05151810A (ja) 1993-06-18

Family

ID=18008458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31070391A Pending JPH05151810A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 照明器具

Country Status (1)

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JP (1) JPH05151810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29502292U1 (de) * 1995-02-13 1996-06-13 Zumtobel Licht Leuchte, insbesondere Reinraum-Leuchte

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE29502292U1 (de) * 1995-02-13 1996-06-13 Zumtobel Licht Leuchte, insbesondere Reinraum-Leuchte

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