JPH05151209A - 文書処理装置及び文書処理方法 - Google Patents
文書処理装置及び文書処理方法Info
- Publication number
- JPH05151209A JPH05151209A JP3314702A JP31470291A JPH05151209A JP H05151209 A JPH05151209 A JP H05151209A JP 3314702 A JP3314702 A JP 3314702A JP 31470291 A JP31470291 A JP 31470291A JP H05151209 A JPH05151209 A JP H05151209A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 既に入力した文書の一部分(△の部分)だけ
を領域にするには、複雑な操作を行う必要があり、誤り
を生じ易いという問題点があった。 【構成】 本発明の文書処理装置は、作成された領域に
隠された下地データの範囲を識別する範囲識別手段
(6)と、識別された範囲内にある下地データを領域内
に移動させるデータ移動手段(5)とを具備している。
を領域にするには、複雑な操作を行う必要があり、誤り
を生じ易いという問題点があった。 【構成】 本発明の文書処理装置は、作成された領域に
隠された下地データの範囲を識別する範囲識別手段
(6)と、識別された範囲内にある下地データを領域内
に移動させるデータ移動手段(5)とを具備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サ等の文書処理装置に関するものである。特に、複数の
領域を設定できるワードプロセッサに関する。
サ等の文書処理装置に関するものである。特に、複数の
領域を設定できるワードプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】領域は、文書中の所望の位置に所望の大
きさで、文書(本文)とは独立した文書を作成するため
等に用いられ、通常、矩形である。特公平1−2610
9号(G06F 15/20)に一例が示される如く、
複数の文書領域を備えたワ−プロにおいて、下になる領
域の文書の文字列をその上の領域の重ならない部分に再
分配することが知られている。
きさで、文書(本文)とは独立した文書を作成するため
等に用いられ、通常、矩形である。特公平1−2610
9号(G06F 15/20)に一例が示される如く、
複数の文書領域を備えたワ−プロにおいて、下になる領
域の文書の文字列をその上の領域の重ならない部分に再
分配することが知られている。
【0003】図1,図2を参照しつつ、このような一例
を示す。図1(A),図2(A)は、既に入力した文書
を示す。○△×の部分は文字であり、それぞれ異なる文
章である。この△の部分は表(H)に関する説明文であ
り、○および×の部分とは独立した文書である。
を示す。図1(A),図2(A)は、既に入力した文書
を示す。○△×の部分は文字であり、それぞれ異なる文
章である。この△の部分は表(H)に関する説明文であ
り、○および×の部分とは独立した文書である。
【0004】この図1(A)の文書において、図1(B)
の如く、領域(x1)を成した時に、図1(B)に示す
ように、領域(x1)の下に隠される△の部分のデ−タ
(下地データ)を無条件に、領域(x1)の占有範囲外
に逃がす。または、図2(B)の如く、領域(x1)を
成した時に、この領域(x1)の下に隠されるデ−タ
(下地データ)を、そのままの(下地データが隠れた)
状態で放置する。
の如く、領域(x1)を成した時に、図1(B)に示す
ように、領域(x1)の下に隠される△の部分のデ−タ
(下地データ)を無条件に、領域(x1)の占有範囲外
に逃がす。または、図2(B)の如く、領域(x1)を
成した時に、この領域(x1)の下に隠されるデ−タ
(下地データ)を、そのままの(下地データが隠れた)
状態で放置する。
【0005】ところで、前述したように、図1(A),
図2(A)の△の部分は表(H)に関する説明文であ
り、○および×の部分とは独立した文書である。したが
って、△の部分は、○の部分に対する編集(文字挿入や
削除等)による影響を受けたくない文書である。しか
し、○部に対する編集操作(文字削除)を行うと、図3
に丸印(M1)で示すように△の部分が、○部の文章中
に侵入したり、丸印(M2)で示すように△の文章中に
×の部分が侵入したりして、その独立性が保てなくな
る。
図2(A)の△の部分は表(H)に関する説明文であ
り、○および×の部分とは独立した文書である。したが
って、△の部分は、○の部分に対する編集(文字挿入や
削除等)による影響を受けたくない文書である。しか
し、○部に対する編集操作(文字削除)を行うと、図3
に丸印(M1)で示すように△の部分が、○部の文章中
に侵入したり、丸印(M2)で示すように△の文章中に
×の部分が侵入したりして、その独立性が保てなくな
る。
【0006】この様な場合に、△の部分を完全に独立し
た文書にしたいと言う要求が発生する。このためには、
図4に点線(S)で囲まれた部分を、領域(x1)とし
て設定すればよい。つまり、先に領域(x1)を設定
し、その後、この領域内にデータ(△の部分)を入力す
る。
た文書にしたいと言う要求が発生する。このためには、
図4に点線(S)で囲まれた部分を、領域(x1)とし
て設定すればよい。つまり、先に領域(x1)を設定
し、その後、この領域内にデータ(△の部分)を入力す
る。
【0007】しかし、既に文書を入力作成した後に、そ
の一部だけを、別領域にしたいという要求も発生する。
この場合は、まず、図4の点線(S)で囲まれた部分を
メモリする。そして、使用者は、領域(x1)を設定す
る。最後に、使用者は、この領域(x1)内に、先ほど
メモリした内容を、読み出す。
の一部だけを、別領域にしたいという要求も発生する。
この場合は、まず、図4の点線(S)で囲まれた部分を
メモリする。そして、使用者は、領域(x1)を設定す
る。最後に、使用者は、この領域(x1)内に、先ほど
メモリした内容を、読み出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、既に入力
した文書の一部分だけを領域にするには、複雑な操作を
行う必要があり、誤りを生じ易いという問題点があっ
た。
した文書の一部分だけを領域にするには、複雑な操作を
行う必要があり、誤りを生じ易いという問題点があっ
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の文書処理装置
は、作成された領域に隠された下地データの範囲を識別
する範囲識別手段(6)と、識別された範囲内にある下
地データを領域内に移動させるデータ移動手段(5)と
を具備している。本発明は、文書中に作成した領域によ
って、その領域の下に隠された文書データ(以下、下地
データとする)を領域内に移動させることを特徴とす
る。
は、作成された領域に隠された下地データの範囲を識別
する範囲識別手段(6)と、識別された範囲内にある下
地データを領域内に移動させるデータ移動手段(5)と
を具備している。本発明は、文書中に作成した領域によ
って、その領域の下に隠された文書データ(以下、下地
データとする)を領域内に移動させることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明の文書処理装置では、範囲識別手段
(6)で領域によって隠された下地データの範囲を自動
識別し、その範囲内にあるデータを自動的に移動する。
(6)で領域によって隠された下地データの範囲を自動
識別し、その範囲内にあるデータを自動的に移動する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の説明する。図5は
本発明の文書処理装置の構成を示すブロック図である。
同図において、(1)は文書や領域作成等の入力に用い
られる入力部である。この入力部(1)は、通常、キ−
ボ−ド、マウス等である。
本発明の文書処理装置の構成を示すブロック図である。
同図において、(1)は文書や領域作成等の入力に用い
られる入力部である。この入力部(1)は、通常、キ−
ボ−ド、マウス等である。
【0012】(2)は制御部であり、各種の制御を行
う。 (3)は文書データ等を記憶する記憶部である。 (4)は領域の管理情報(位置、サイズ等)を記憶する
領域管理情報記憶部である。 (5)は下地データの移動を行うデータ移動処理部(デ
ータ移動処理手段)である。
う。 (3)は文書データ等を記憶する記憶部である。 (4)は領域の管理情報(位置、サイズ等)を記憶する
領域管理情報記憶部である。 (5)は下地データの移動を行うデータ移動処理部(デ
ータ移動処理手段)である。
【0013】(6)は下地データの範囲を認識する範囲
認識部(範囲認識手段)ある。 (7)は出力部であり。この出力部(7)は、通常、デ
ィスプレイ装置又は、プリンタ装置である。以下、図4
の点線(S)で囲む範囲に領域(x1)を作成した場合
について図6に基づき説明する。
認識部(範囲認識手段)ある。 (7)は出力部であり。この出力部(7)は、通常、デ
ィスプレイ装置又は、プリンタ装置である。以下、図4
の点線(S)で囲む範囲に領域(x1)を作成した場合
について図6に基づき説明する。
【0014】まず、S1ステップにおいて、図5の領域
管理情報記憶部(4)に格納されている領域(x1)の
位置情報(始点、終点等)を取り出す。領域(x1)の
位置情報は、図6に示す如く、下地データの行番号およ
びカラム番号で表される。例えば、この図7の場合であ
れば、始点は(2行目,7カラム目)であり、終点は
(6行目,20カラム目)である。尚、この図7の○の
一個一個は、全角幅の1文字を示している。
管理情報記憶部(4)に格納されている領域(x1)の
位置情報(始点、終点等)を取り出す。領域(x1)の
位置情報は、図6に示す如く、下地データの行番号およ
びカラム番号で表される。例えば、この図7の場合であ
れば、始点は(2行目,7カラム目)であり、終点は
(6行目,20カラム目)である。尚、この図7の○の
一個一個は、全角幅の1文字を示している。
【0015】次に、S2ステップにおいて、図5の範囲
認識部(6)により、この領域(x1)に隠される下地
データの範囲を位置情報から認識し、範囲内にある下地
データの行数および文字数を算出する。S3ステップに
おいて、この算出結果を元に範囲内にある下地データ
が、この領域(x1)内に収まるか否かを判別する。こ
の判別は、算出された下地データの行数および文字数と
領域管理情報記憶部(4)に格納されている領域の行数
および文字数とを比較することにより行う。
認識部(6)により、この領域(x1)に隠される下地
データの範囲を位置情報から認識し、範囲内にある下地
データの行数および文字数を算出する。S3ステップに
おいて、この算出結果を元に範囲内にある下地データ
が、この領域(x1)内に収まるか否かを判別する。こ
の判別は、算出された下地データの行数および文字数と
領域管理情報記憶部(4)に格納されている領域の行数
および文字数とを比較することにより行う。
【0016】判別の結果、収まらない場合は、S4ステ
ップの如く、領域の行数あるいは文字数を変更し、認識
された下地データ全てが領域内に収まるように調整す
る。次に、S5ステップの如く、範囲内にある下地デー
タを領域(x1)内に移動させる。最後に、S6,S7
ステップの如く、範囲内の下地データをクリアするか否
かを利用者に問い、その結果に応じて処理を行う。
ップの如く、領域の行数あるいは文字数を変更し、認識
された下地データ全てが領域内に収まるように調整す
る。次に、S5ステップの如く、範囲内にある下地デー
タを領域(x1)内に移動させる。最後に、S6,S7
ステップの如く、範囲内の下地データをクリアするか否
かを利用者に問い、その結果に応じて処理を行う。
【0017】図8に、上記処理(持上処理)後の状態を
示す。尚、上記実施例では領域の位置情報として、行番
号およびカラム番号を利用したが、本願は別にこれに限
られるわけではない。
示す。尚、上記実施例では領域の位置情報として、行番
号およびカラム番号を利用したが、本願は別にこれに限
られるわけではない。
【0018】
【発明の効果】以上のごとく、本発明では、範囲識別手
段(6)で領域によって隠された下地データの範囲を自
動識別し、その範囲内にあるデータを自動的に移動する
ので、簡単な操作で入力済みデータ(△の部分)を領域
(x1)に移動することができ、かつ編集作業が容易に
なる。
段(6)で領域によって隠された下地データの範囲を自
動識別し、その範囲内にあるデータを自動的に移動する
ので、簡単な操作で入力済みデータ(△の部分)を領域
(x1)に移動することができ、かつ編集作業が容易に
なる。
【図1】従来の文書作成装置での領域作成を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図2】従来の文書作成装置での領域作成を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図3】領域化していない状態での編集結果を示す図で
ある。
ある。
【図4】入力済みデータの領域化を説明するための図で
ある。
ある。
【図5】本実施例の文書処理装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図6】データ移動の制御を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】領域の位置情報を示す図である。
【図8】領域への持上後を示す図である。
(5) データ移動手段(データ移動処理部)、 (6) 範囲識別手段(範囲識別部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 昌典 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 田中 努 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 文書中に領域を作成することのできる文
書処理装置において、 領域(x)により隠された文書データの範囲を識別する範
囲識別手段(6)と、 識別された範囲内にある文書データを前記領域(x)内に
移動させるデータ移動手段(5)とを具備することを特徴
とする文書処理装置。 - 【請求項2】 複数の領域を重ね合わせ編集できる文書
処理方法において、 領域(x)により覆われた下の領域の文書データを前記領
域(x)内に移動させる文書処理方法。 - 【請求項3】 前記文書データは、文字データである請
求項2記載の文書処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314702A JPH05151209A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 文書処理装置及び文書処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3314702A JPH05151209A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 文書処理装置及び文書処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151209A true JPH05151209A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18056525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3314702A Pending JPH05151209A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 文書処理装置及び文書処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05151209A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1981000942A1 (en) * | 1979-09-27 | 1981-04-02 | Toyo Communication Equip | Transmitter having a phase-locked loop |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3314702A patent/JPH05151209A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1981000942A1 (en) * | 1979-09-27 | 1981-04-02 | Toyo Communication Equip | Transmitter having a phase-locked loop |
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