JPH0515087B2 - - Google Patents

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JPH0515087B2
JPH0515087B2 JP58181191A JP18119183A JPH0515087B2 JP H0515087 B2 JPH0515087 B2 JP H0515087B2 JP 58181191 A JP58181191 A JP 58181191A JP 18119183 A JP18119183 A JP 18119183A JP H0515087 B2 JPH0515087 B2 JP H0515087B2
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JP
Japan
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frequency
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JP58181191A
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English (en)
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JPS6072417A (ja
Inventor
Toshiaki Wakita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS6072417A publication Critical patent/JPS6072417A/ja
Publication of JPH0515087B2 publication Critical patent/JPH0515087B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はビデオ信号などをA−D変換する場
合に適用して好適なA−D変換装置に関する。
背景技術とその問題点 ビデオ信号などをA−D変換する場合、ビデオ
信号帯域内だけの情報をサンプリングするため一
般には、第1図に示すように入力端子1とA−D
変換器2の間に帯域制限用のローパスフイルタ3
が設けられる。
ビデオ信号を例示するならば、輝度信号に重畳
されるクロマ信号がサブキヤリヤ周波数sc
(3.58MHz)±500KHzの帯域を有するので、ビデ
オ信号の帯域は4.1MHzとなる。
このような信号帯域を有するビデオ信号を例え
ば3scでサンプリングしてデジタル信号に変換す
る場合、ベースバンド中への折り返し歪を除去す
るため急峻なカツトオフ特性をもつように、ロー
パスフイルタ3として例えば連立チエビシエフ型
のアナログフイルタを使用すると、その振幅及び
群遅延特性は第2図に示すようになる。
曲線aは振幅特性を示し、曲線bは群遅延特性
を示す。曲線aからあきらかなようにビデオ信号
帯域(通過帯域)以上では急峻に振幅レベルが減
衰して、極めて急峻なカツトオフ特性が得られ
る。これに対し、急峻なカツトオフ特性に選定す
ると、群遅延特性は通過帯域のうち、高域側(ク
ロマ信号帯域)で著しく劣化する。
フイルタ特性はカツトオフ特性が急峻、かつ通
過帯域内では群遅延特性が平坦であることが望ま
しいにも拘らず、上述のように連立チエビシエフ
型のローパスフイルタ3を使用すると、クロマ信
号帯域での群遅延特性が劣化する欠点がある。
発明の目的 そこで、この発明では、振幅特性、群遅延特性
がいずれも優れたフイルタ特性をもつたA−D変
換装置を提案するものである。
発明の概要 そのため、この発明では、最終的に得ようとす
るデジタル信号のサンプリングレート(第1のサ
ンプリング周波数)よりも高い周波数をサンプリ
ング周波数とする高速A−D変換器を使用してデ
ジタル変換することにより、その前段に設けられ
るローパスフイルタに要求される周波数特性を緩
やかにすると共に、A−D変換器の後段にデジタ
ルフイルタを設けて、第1のサンプリング周波数
でデジタルデータを間引くことにより、所定レー
トでサンプリングされたデジタル信号を得ると共
に、ローパスフイルタとデジタルフイルタの総合
の周波数特性が上述のようにカツトオフ特性が急
峻で、かつ通過帯域のほぼ全域に亘り群遅延特性
が平坦となるようにしたものである。
実施例 続いて、この発明の一例を、上述したビデオ信
号のA−D変換系に適用した場合につき、第3図
及び第4図を参照して詳細に説明する。
この発明においては、A−D変換装置10をロ
ーパスフイルタ11と、高速動作のA−D変換器
12と、デジタルフイルタ13で構成する。
ローパスフイルタ11としては端子1に供給さ
れるビデオ信号の全帯域に亘り、群遅延特性がほ
ぼ平坦で、後述する第1のサンプリング周波数に
対するナイキスト周波数よりも高い周波数をカツ
トオフ周波数に選定されたフイルタが使用され
る。従つて、このフイルタ11の振幅特性は第4
図曲線Cのようになつて、カツトオフ特性は緩や
かとなり、また群遅延特性は曲線dのようにな
る。ローパスフイルタ11としては上述した連立
チエビシエフフイルタを使用することができ、こ
の場合そのカツトオフ特性が緩やかとなるように
各定数が選定される。
A−D変換器12は高速動作のものを使用する
もので、そのサンプリング周波数(第2のサンプ
リング周波数)は端子14に出力されるデジタル
信号のサンプリング周波数(第1のサンプリング
周波数、上述の例では3sc)の2倍以上に選定さ
れる。この例では、6scをサンプリング周波数に
選んである。
6scでサンプリングされ、量子化されたデジタ
ルデータSdはデジタルフイルタ13に供給され
るが、このデジタルフイルタ13のサンプリング
周波数は上述したように第2のサンプリング周波
数の1/2になされているので、デジタルフイルタ
13からはデータの間引きが行なわれて出力され
る。デジタルフイルタ13は例えば周知のFIRデ
ジタルフイルタを使用することができる。
FIRデジタルフイルタ13を使用したときの振
幅特性はその重み付けを適当に選ぶことによつ
て、第4図曲線eに示すようにそのカツトオフ特
性がローパスフイルタ11よりも急峻な特性とす
ることができ、このため総合の振幅特性は曲線f
のごとくなつて通過帯域内では平坦で、しかも比
較的急峻なカツトオフ特性を得ることができる。
同様に、デジタルフイルタ13の群遅延特性は
曲線gに示すように、少なくとも、通過帯域内で
は平坦な特性となるから、ローパスフイルタ11
とのA−D変換系全体の群遅延特性は曲線hに示
すように、全通過帯域に亘りほぼ平坦な特性とな
つて得られる。
このことから、ローパスフイルタ11のカツト
オフ特性が緩やかでも、通過帯域内での群遅延特
性が平坦のものを使用すれば、A−D変換系全体
としてみた場合、振幅特性及び群遅延特性が共に
平坦となり、カツトオフ特性が急峻なフイルタ特
性を得ることができ、必要とする帯域内の信号の
みデジタル変換できると共に、ベースバンド中へ
の折り返し歪を抑圧できる。これに加えて、クロ
マ信号の遅延特性を改善することができる。
なお、A−D変換器12のサンプリング周波数
として上述よりも高い、例えば12scに選んだ場
合には、デジタルフイルタ13の構成と、そのサ
ンプリング周波数を変えるだけで、サンプリング
レートが夫々2sc,3sc,4sc,6scのデジタル
データを得ることができる。
A−D変換すべきアナログ入力信号はビデオ信
号でなく広帯域のオーデイオ信号でもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、A−
D変換系全体の振幅特性と群遅延特性とを同時に
改善できるから、アナログ入力信号を広帯域化し
ても所望とする周波数特性をもつデジタル信号を
得ることができると共に、クロマ信号の遅延特性
を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のA−D変換装置の一例を示すブ
ロツク図、第2図はローパスフイルタの特性図、
第3図はこの発明に係るA−D変換装置の一例を
示すブロツク図、第4図はA−D変換系のフイル
タ特性図である。 11はローパスフイルタ、12はA−D変換
器、13はデジタルフイルタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通過帯域内で群遅延特性がほぼ平坦で、かつ
    第1のサンプリング周波数に対するナイキスト周
    波数よりも高い周波数をカツトオフ周波数として
    帯域制限を行うローパスフイルタと、 該ローパスフイルタの出力を上記第1のサンプ
    リング周波数よりも高い第2のサンプリング周波
    数によりサンプリングする高速A−D変換器と、 該高速A−D変換器の出力を上記第1のサンプ
    リング周波数によりサンプリングし、所定のデイ
    ジタル信号を出力するデイジタルフイルタとを備
    えたことを特徴とするA−D変換装置。
JP18119183A 1983-09-29 1983-09-29 A−d変換装置 Granted JPS6072417A (ja)

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JP18119183A JPS6072417A (ja) 1983-09-29 1983-09-29 A−d変換装置

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JP18119183A JPS6072417A (ja) 1983-09-29 1983-09-29 A−d変換装置

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JPS6072417A JPS6072417A (ja) 1985-04-24
JPH0515087B2 true JPH0515087B2 (ja) 1993-02-26

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016134871A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 セイコーエプソン株式会社 回路装置、物理量検出装置、電子機器及び移動体

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JPS6072417A (ja) 1985-04-24

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