JP3236440B2 - フィルタ回路装置 - Google Patents

フィルタ回路装置

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JP3236440B2 JP03340194A JP3340194A JP3236440B2 JP 3236440 B2 JP3236440 B2 JP 3236440B2 JP 03340194 A JP03340194 A JP 03340194A JP 3340194 A JP3340194 A JP 3340194A JP 3236440 B2 JP3236440 B2 JP 3236440B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号などの信号に
含まれるノイズを除去するフィルタ回路装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7は、映像信号に重畳されたノイズ信
号を除去する従来のフィルタ回路装置を示している。図
7において、1は映像信号源、2は伝搬ノイズ源であ
り、映像信号源1から出力される映像信号に伝搬ノイズ
源2のノイズが加算回路3で加算される。図7は、映像
信号源1と伝搬ノイズ源2とを模擬的に分けて示してい
るが、車載用テレビジョン受信機などでは、受信映像信
号にマルチパスノイズやフェージングによるノイズなど
が重畳されるものである。図7において、4は映像信号
の周波数帯域を通過させるローパスフィルタであり、ノ
イズが重畳された映像信号をローパスフィルタ4を通過
させることにより、映像信号の周波数帯域より低い周波
数のノイズが除去されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように信号に重畳されたノイズを除去するため
に、ローパスフィルタを使用する場合、信号の周波数帯
域内のノイズを除去することができない問題があるとと
もに、ローパスフィルタを使用することにより、信号の
位相遅れや信号の立ち上がり特性に歪みが発生する問題
があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解消するも
のであり、信号の周波数帯域内のノイズを除去すること
ができ、また信号の位相遅れ、信号の立ち上がり特性に
おける歪みが発生しないフィルタ回路装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ディジタル信号をヒストグラフデータに
変換するヒストグラフ変換手段と、上記ヒストグラフ変
換手段で変換された上記ヒストグラフデータを遅延手段
で遅延させたデータと遅延させる前のデータとをビット
毎に比較し、比較結果が同一ならばそのまま出力し、比
較結果が同一でないなら前回の結果を出力するフィルタ
手段と、上記フィルタ手段の出力を逆ヒストグラフ変換
する逆ヒストグラフ変換手段とを具備したことを特徴と
するものである。
【0006】
【作用】本発明は上記のような構成であり、ノイズが重
畳された信号が入力されると、ヒストグラフ変換手段に
よりヒストグラフデータに変換され、フィルタ手段で
は、ヒストグラフデータを任意ビット遅延したデータと
遅延させる前のデータとを各ビット毎比較し、比較結果
が同一(0と0、または1と1)であれば、そのまま
(0または1)を出力し、比較結果が同一でない(0と
1、または1と0)ならば、前回の比較結果を出力す
る。次にフィルタ手段の出力が逆ヒストグラフ変換手段
で逆変換されて出力されるものであり、ノイズが重畳さ
れたディジタル信号を上記各手段で処理することによ
り、ノイズが除去されるものである。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1ととも
に説明する。図1において、1は映像信号源、2は伝搬
ノイズ源、3は加算回路であり、図1では模擬的に映像
信号源1と伝搬ノイズ源2とを分け、加算回路3で映像
信号にノイズが重畳されるように図示している。5はノ
イズが重畳されたアナログ映像信号をディジタル信号に
変換するアナログ・ディジタル変換回路(A/D変換回
路)、6はA/D変換回路5から出力される2進数のデ
ィジタル信号をヒストグラフデータに変換するヒストグ
ラフ変換回路であり、このヒストグラフ変換回路6は表
1に示す2進数−ヒストグラフデータ変換テーブルに従
って2進数を棒グラフデータ(ヒストグラフデータ)に
変換するものである。
【0008】
【表1】
【0009】図1において、7はフィルタ回路であり、
このフィルタ回路7は表2に示す変換をヒストグラフデ
ータの各横並びのビットについて行うものである。表2
においてtiは時刻を示し、またti-1は、アナログ信号
をサンプリングする周期をTとしたときti−ti-1=T
となる時刻を示すものである。
【0010】また、表2のQjiは、時刻tiにサンプリ
ングされたディジタル信号Diをヒストグラフ変換した
結果を示している。よって引数iはサンプリング時刻を
示し、引数jはヒストグラフのレベルを示すものであ
る。
【0011】
【表2】
【0012】図1において、8は逆ヒストグラフ変換回
路であり、前記フィルタ回路7でフィルタリングしたデ
ータを表3に示す逆ヒストグラフ変換テーブルに従って
2進数に変換するものである。なお、表3に示すテーブ
ルは、表1に示すヒストグラフ変換テーブルに対して逆
のテーブルである。
【0013】
【表3】
【0014】図1において、9は逆ヒストグラフ変換回
路8で変換された逆ヒストグラフデータをアナログ信号
に変換するディジタル・アナログ変換回路である。
【0015】次に上記実施例の動作について説明する。
図2(A)はノイズが重畳された結果急峻に変化する部
分を有するアナログ信号であり、このアナログ信号がア
ナログ・ディジタル変換回路5に入力されディジタル信
号に変換される。このアナログ信号を、時刻t1、t2
3、t4、t5、t6、t7、t8、t9、t10でA/D変
換した結果を表4に(A/D変換値)として示す。
【0016】表4の(ヒストグラフ変換値)は、表4に
示す(A/D変換値)をヒストグラフ変換回路6でヒス
トグラフ変換した結果を示している。例えば、表4にお
ける時刻t4の(A/D変換値)(0 0 1 1)は、表1の
テーブルに従って変換され、ヒストグラフ変換値(0 0 0
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1)になる。なお、表
4においてヒストグラフ変換値は下位8ビットのみを示
し、上位8ビットは省略している。
【0017】
【表4】
【0018】表5は、表4における(ヒストグラフ変換
値)をフィルタ回路7でフィルタリングした結果を(フ
ィルタリング結果)として示している。フィルタ回路7
での変換は表2に従って行われるものであり、例えば表
5における(ヒストグラフ変換値)の最下位ビットの時
刻t4における変換は、時刻t4の値は「1」、時刻t 3
の値は「1」であるため、時刻t4における(フィルタ
リング結果)は「1」となるものであり、表5における
(ヒストグラフ変換値)の各時刻においてビット毎に同
様のフィルタリング変換を行った結果は、表5に(フィ
ルタリング結果)として示す通りである。
【0019】
【表5】
【0020】フィルタ回路7の出力は逆ヒストグラフ変
換回路8に入力され、表3に示すテーブルに従って変換
される。表6は、表5に示す(フィルタリング結果)を
逆ヒストグラフ変換した結果を示している。なお、表6
に示すテーブルは、表1に示すヒストグラフ変換テーブ
ルに対して逆のテーブルである。
【0021】
【表6】
【0022】逆ヒストグラフ変換回路8で変換されて出
力されたディジタル信号は、図1のディジタル・アナロ
グ変換回路9でアナログ信号に変換されて出力されるも
のである。図2(B)はディジタル・アナログ変換回路
9の出力を示している。本実施例によれば、図2(A)
に示すノイズが重畳されたアナログ信号が、図2(B)
に示すように、ノイズが除去された信号が得られるもの
である。
【0023】図3(A)は、破線で示す矩形の信号にノ
イズが重畳された信号を示し、また図3(B)は、上記
実施例のフィルタ回路装置で処理して出力された信号を
示している。図3からも明らかなように、上記実施例に
よれば、矩形波信号に重畳されている急峻に変化するノ
イズが除去され、本来の矩形波信号に近い波形が得られ
るものである。
【0024】図4は、図1におけるフィルタ回路7の1
ビット分の回路を示している。図4において、10、1
3は1サンプリング遅延回路、11、15は論理積回
路、12、14は論理和回路である。信号線16より入
力された信号は、1サンプリング遅延回路10により遅
延された信号と論理積回路11により論理積が計算され
るとともに、論理和回路12により論理和が計算され
る。論理積回路11の出力と1サンプリング遅延手段1
3の出力は、論理和回路14で論理和が計算され、また
論理和回路36の出力と論理和回路14の出力は論理積
回路15で論理積が計算され、出力線17を介して出力
されるものである。図4に示すフィルタ回路7の入出力
の関係は表2に示す通りであり、1サンプリング前のデ
ータ(時刻t i-1のデータ)と時刻tiにおける入力デー
タが(0,0)の場合の出力は(0)、(0,1)また
は(1,0)の場合には前回の値が出力され、また
(1,1)の場合の出力は(1)となるものである。
【0025】図5は前記ヒストグラフ変換回路6の一例
を示している。このヒストグラフ変換回路6は、A/D
変換回路5から出力され入力端18に入力される4ビッ
ト(D0,D1,D2,D3)の2進数を表1に示すヒスト
グラフデータに変換して出力端19(DH0,DH1,D
2,・・・・・DHE,DHF)に出力するものであ
り、NOR回路20とOR回路21とで構成される。
【0026】図6は前記逆ヒストグラフ変換回路8の一
例を示している。この逆ヒストグラフ変換回路8は、フ
ィルタ回路7から出力され入力端22に入力されるヒス
トグラフデータを4ビットの2進数に変換して出力端
(D0,D1,D2,D3)23に出力するものであり、A
ND回路24とOR回路25とで構成されている。
【0027】上記実施例によれば、信号の周波数帯域内
のノイズを除去することができ、また信号の位相遅れ、
信号の立ち上がり特性における歪みが発生しない利点を
有するものである。また、上記実施例のアナログ・ディ
ジタル変換回路5、ヒストグラフ変換回路6、フィルタ
回路7、逆ヒストグラフ変換回路8、ディジタル・アナ
ログ変換回路9は、すべてディジタル回路で構成できる
ため、ディスクリート部品を用いることなく、集積回路
化できるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、本
発明によれば、信号の周波数帯域内のノイズを除去する
ことができるとともに、信号の位相遅れが無く、信号の
立ち上がり特性に歪みが発生しないフィルタリングを行
うことができる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフィルタ回路装置の
ブロック図
【図2】同実施例のフィルタ回路装置における入力波形
および出力波形を示す図
【図3】同実施例のフィルタ回路装置における他の入力
波形及び出力波形を示す図
【図4】同実施例のフィルタ回路装置のフィルタ回路の
ブロック図
【図5】同実施例のフィルタ回路装置のヒストグラフ変
換回路の電気回路図
【図6】同実施例のフィルタ回路装置の逆ヒストグラフ
変換回路の電気回路図
【図7】従来のフィルタ回路装置のブロック図
【符号の説明】
5 アナログ・ディジタル変換回路 6 ヒストグラフ変換回路 7 フィルタ回路 8 逆ヒストグラフ変換回路 9 ディジタル・アナログ変換回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/21 H03H 17/00 H03H 17/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号をヒストグラフデータに
    変換するヒストグラフ変換手段と、上記ヒストグラフ変
    換手段で変換された上記ヒストグラフデータを遅延手段
    で遅延させたデータと遅延させる前のデータとをビット
    毎に比較し、比較結果が同一ならばそのまま出力し、比
    較結果が同一でないなら前回の結果を出力するフィルタ
    手段と、上記フィルタ手段の出力を逆ヒストグラフ変換
    する逆ヒストグラフ変換手段とを具備してなるフィルタ
    回路装置。
  2. 【請求項2】 アナログ信号をディジタル信号に変換す
    るアナログ・ディジタル変換手段と、上記アナログ・デ
    ィジタル変換手段から出力されるディジタル信号をヒス
    トグラフデータに変換するヒストグラフ変換手段と、上
    記ヒストグラフ変換手段で変換された上記ヒストグラフ
    データを遅延手段で遅延させたデータと遅延させる前の
    データとをビット毎に比較し、比較結果が同一ならばそ
    のまま出力し、比較結果が同一でないなら前回の結果を
    出力するフィルタ手段と、上記フィルタ手段の出力を逆
    ヒストグラフ変換する逆ヒストグラフ変換手段と、上記
    逆ヒストグラフ変換手段の出力をアナログ信号に変換す
    るディジタル・アナログ変換手段とを具備してなるフィ
    ルタ回路装置。
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