JPS6010925A - デイジタル信号処理装置 - Google Patents
デイジタル信号処理装置Info
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- JPS6010925A JPS6010925A JP11866883A JP11866883A JPS6010925A JP S6010925 A JPS6010925 A JP S6010925A JP 11866883 A JP11866883 A JP 11866883A JP 11866883 A JP11866883 A JP 11866883A JP S6010925 A JPS6010925 A JP S6010925A
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- Japan
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- signal
- circuit
- filter
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- noise
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/10—Means associated with receiver for limiting or suppressing noise or interference
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はディジタル信号の処理装置に関し、特にオーデ
ィオ信号やビデオ信号のノイズ除去や帯域分離などの処
理をディジタルの非線形処理系によって行う信号処理装
置に用いて最適なものである。
ィオ信号やビデオ信号のノイズ除去や帯域分離などの処
理をディジタルの非線形処理系によって行う信号処理装
置に用いて最適なものである。
背景技術とその問題点
アナログ信号の振巾軸や周波数軸についての処理(例え
ば信号とノイズとの振巾分離やTV信号における輝度/
クロマ分離)などをディジタル信号(時間軸に沿って離
散した2値表現信号)の段階で行う場合、ディジタル処
理回路が非線形特性を示すと、標本化周波数の十以上の
帯域に高調波成分が発生し、また標本化定理によってそ
の折返し分が元のアナログ信号の低域側に雑音として生
ずる。特に非線形処理で発生した高周波成分が標本化周
波数と一致する場合には、折返し成分が直流として現わ
れ、源信号に大きな歪や雑音が発生する。
ば信号とノイズとの振巾分離やTV信号における輝度/
クロマ分離)などをディジタル信号(時間軸に沿って離
散した2値表現信号)の段階で行う場合、ディジタル処
理回路が非線形特性を示すと、標本化周波数の十以上の
帯域に高調波成分が発生し、また標本化定理によってそ
の折返し分が元のアナログ信号の低域側に雑音として生
ずる。特に非線形処理で発生した高周波成分が標本化周
波数と一致する場合には、折返し成分が直流として現わ
れ、源信号に大きな歪や雑音が発生する。
このため従来のディジタル処理系では、折返し雑音の振
巾が小さく無視できる程度の小振信号部分に限って処理
を行ったり、或いは、大振巾信号の処理において発生す
る高周波成分が標本化周波数に達しないように非線形特
性を時間的に変化させる(強い非線形特性から弱い非線
形特性に切換える)ような処理を行っている。これらの
方法は処理信号の振巾が限定され処理性能が低化したり
、回路構成が非常に°複雑となる問題を有している。
巾が小さく無視できる程度の小振信号部分に限って処理
を行ったり、或いは、大振巾信号の処理において発生す
る高周波成分が標本化周波数に達しないように非線形特
性を時間的に変化させる(強い非線形特性から弱い非線
形特性に切換える)ような処理を行っている。これらの
方法は処理信号の振巾が限定され処理性能が低化したり
、回路構成が非常に°複雑となる問題を有している。
発明の目的
本発明は上述の問題にかんがみ、非線形ディジタル処理
を行った際に生ずる高調波成分が原アナログ信号の低域
(特に直流)に折返して生ずる雑音を軽減することを目
的とする。
を行った際に生ずる高調波成分が原アナログ信号の低域
(特に直流)に折返して生ずる雑音を軽減することを目
的とする。
発明の概要
本発明によるディジタル信号処理装置は、アナログ信号
に対応するディジタル信号に基いて上記アナログ信号の
特定の帯域を抽出する第1のフィルタ回路と、1この第
1のフィルタ回路の出力に対して原アナログ信号のりニ
アリテイを保存しない非線形の信号処理を行う非線形処
理回路と、この非線形処理回路の出力に生じた上記特定
の帯域外の不要成分を抑圧する第2のフィルタ回路とを
具備している。この構成により非線形処理によって生じ
た高調波分の折返しが原信号に与える影響を軽減するこ
とができる。
に対応するディジタル信号に基いて上記アナログ信号の
特定の帯域を抽出する第1のフィルタ回路と、1この第
1のフィルタ回路の出力に対して原アナログ信号のりニ
アリテイを保存しない非線形の信号処理を行う非線形処
理回路と、この非線形処理回路の出力に生じた上記特定
の帯域外の不要成分を抑圧する第2のフィルタ回路とを
具備している。この構成により非線形処理によって生じ
た高調波分の折返しが原信号に与える影響を軽減するこ
とができる。
実施例
民下本発明を実施例に基いて説明する。
第1図は本発明が適用されるディジタル信号処理装置を
含むテレビジョン受像機のブロック図である。第1図に
おいて、アンテナ(1)の出力はチューナー(2)に与
えられ・所定の選局がなされてから検波部(3)におい
て検波される。検波出力のカラービデオ信号はA/D変
換器(4)でデジタル信号に変換されてからディジタル
処理回路(5)において、ノイズ抑圧、輝度/クロマ分
離、3色分離、色相、飽和度等のコントロールなどの処
理を受ける。そしてディジタル処理回路(5)の出力の
R,G、B信号は夫々D/A変換器(6)(7)(8)
によってアナログ信号に変換され、0RT(9)に供給
される。
含むテレビジョン受像機のブロック図である。第1図に
おいて、アンテナ(1)の出力はチューナー(2)に与
えられ・所定の選局がなされてから検波部(3)におい
て検波される。検波出力のカラービデオ信号はA/D変
換器(4)でデジタル信号に変換されてからディジタル
処理回路(5)において、ノイズ抑圧、輝度/クロマ分
離、3色分離、色相、飽和度等のコントロールなどの処
理を受ける。そしてディジタル処理回路(5)の出力の
R,G、B信号は夫々D/A変換器(6)(7)(8)
によってアナログ信号に変換され、0RT(9)に供給
される。
第2図は第1図のディジタル処理回路(5)に含まれて
いるノイズ抑圧機能をアナログ回路で実現する場合の従
来から周知のブロック図で、第6図A〜Eは第2図の各
部の信号の周波数帯域を示すグラフである。第3図Aに
示す帯域の入力ビデオ信号はバイパスフィルタUυ及び
ローパスフィルタ(1り]に与えられ、第5図B及びC
に示すように高域成分及び低域成分に夫々分離される。
いるノイズ抑圧機能をアナログ回路で実現する場合の従
来から周知のブロック図で、第6図A〜Eは第2図の各
部の信号の周波数帯域を示すグラフである。第3図Aに
示す帯域の入力ビデオ信号はバイパスフィルタUυ及び
ローパスフィルタ(1り]に与えられ、第5図B及びC
に示すように高域成分及び低域成分に夫々分離される。
バイパスフィルタ1υの出力は信号/ノイズ分離回路篩
に与えられ、ここで小振巾ノイズを抑圧し、比較的大振
巾の信号成分を通過させる非線形処理が行われる。
に与えられ、ここで小振巾ノイズを抑圧し、比較的大振
巾の信号成分を通過させる非線形処理が行われる。
これによって第3図りのように信号の高域に含まれてい
た小振巾のノイズ成分n(第3図Bの点線)が抑圧され
るが、一方、非線形処理による高調波成分りが発生する
。
た小振巾のノイズ成分n(第3図Bの点線)が抑圧され
るが、一方、非線形処理による高調波成分りが発生する
。
信号/ノイズ分離回路a3の出力は加算器αaにおいて
ローパスフィルタa2の出力と加算され、次に四−パス
フィルタ(15)を通ることにより、第6図Eのように
原信号に含まれていた高域ノイズを抑圧した信号が得ら
れる。この際、非線形処理によって発生した高調波成分
りも抑圧されるので、この高調波成分が画像を妨゛害す
るようなことは少ない。
ローパスフィルタa2の出力と加算され、次に四−パス
フィルタ(15)を通ることにより、第6図Eのように
原信号に含まれていた高域ノイズを抑圧した信号が得ら
れる。この際、非線形処理によって発生した高調波成分
りも抑圧されるので、この高調波成分が画像を妨゛害す
るようなことは少ない。
次に第4図は第2図に示すノイズ抑圧回路をディジタル
化したものであり、第2図にA/D変換器(L6)及び
D/A変換器aηを追加し、且つ対応する各部をディジ
タル回路に置き換えたものに相当する。第4図のバイパ
スフィルタI及びローパスフィルタαりの出力はアナロ
グの場合の第6図B、 0と同一であるが、信号/ノイ
ズ分離回路+13)がディジタルの非線形処理回路であ
ると、その出力には第5図りのように非線形処理で発生
した高調波成分りの折返し分h′が標本化周波数fsの
十に関して対称形に生ずる。なお第5図の点線は標本化
によって追加された原信号に対応する成分である。
化したものであり、第2図にA/D変換器(L6)及び
D/A変換器aηを追加し、且つ対応する各部をディジ
タル回路に置き換えたものに相当する。第4図のバイパ
スフィルタI及びローパスフィルタαりの出力はアナロ
グの場合の第6図B、 0と同一であるが、信号/ノイ
ズ分離回路+13)がディジタルの非線形処理回路であ
ると、その出力には第5図りのように非線形処理で発生
した高調波成分りの折返し分h′が標本化周波数fsの
十に関して対称形に生ずる。なお第5図の点線は標本化
によって追加された原信号に対応する成分である。
このため高調波成分りが標本化周波数fstで延びてい
ると、その折返しh′が原信号の直流域まで延びること
になる。従って第5図Eのように最終段のローパスフィ
ルタ(151で高調波成分りを抑圧しても、折返し分h
′が原信号に残り、特にその直流分h6が画像を妨害し
、モアレパターンなどが生じたりする。
ると、その折返しh′が原信号の直流域まで延びること
になる。従って第5図Eのように最終段のローパスフィ
ルタ(151で高調波成分りを抑圧しても、折返し分h
′が原信号に残り、特にその直流分h6が画像を妨害し
、モアレパターンなどが生じたりする。
そこで既述のように入力振巾に応じて非線形特性を弱か
ら強に複数段階で切換えて、第5図D′のように高調波
分が標本化周波数fsまで姓びないようにしたり、或い
は小振巾入力についてのみ非線形処理して第5図yのよ
うに高周波成分の発生を押えてその折返し雑音の影響を
少なくする対策が従来から採られてきた。しかしこれら
の方式はノイズ抑圧性能が劣ると共に回路構成が複雑と
なる問題を有している。
ら強に複数段階で切換えて、第5図D′のように高調波
分が標本化周波数fsまで姓びないようにしたり、或い
は小振巾入力についてのみ非線形処理して第5図yのよ
うに高周波成分の発生を押えてその折返し雑音の影響を
少なくする対策が従来から採られてきた。しかしこれら
の方式はノイズ抑圧性能が劣ると共に回路構成が複雑と
なる問題を有している。
次に第6図は本発明を適用したノイズ抑圧回路のブロッ
ク図である。第6図の回路は、第4図の信号/ノイズ分
離回路(13)の後にバイパスフィルタ(18)を追加
挿入したものに相当する。他の構成は第4図と同じであ
る。このバイパスフィルタ餞は信号/ノイズ分離回路(
13の前に挿入されているバイパスフィルタUυとほぼ
同じ特性のディジタルフィルタであってよい〇 第6図において、入力ビデオ信号及びバイパスフィルタ
Uυ、ローパスフィルタ賭の出力は夫々第3図A−0と
同じ帯域を有している。また信号/ノイズ分離回路1騰
では第4図と同様に信号の高域成分について信号とノイ
ズとを振巾分離する非縁形ディジタル処理が行われる。
ク図である。第6図の回路は、第4図の信号/ノイズ分
離回路(13)の後にバイパスフィルタ(18)を追加
挿入したものに相当する。他の構成は第4図と同じであ
る。このバイパスフィルタ餞は信号/ノイズ分離回路(
13の前に挿入されているバイパスフィルタUυとほぼ
同じ特性のディジタルフィルタであってよい〇 第6図において、入力ビデオ信号及びバイパスフィルタ
Uυ、ローパスフィルタ賭の出力は夫々第3図A−0と
同じ帯域を有している。また信号/ノイズ分離回路1騰
では第4図と同様に信号の高域成分について信号とノイ
ズとを振巾分離する非縁形ディジタル処理が行われる。
このため85図りと同じ(処理出力には第7図りに示す
ように非線形処理で発生した高調波成分り及びその折返
しh′が生ずる。この折返し分h′は直流域まで延びて
いるが、次にバイパスフィルタO8を通ることにより1
第7図Eの如く直流の折返し成分は除去される。
ように非線形処理で発生した高調波成分り及びその折返
しh′が生ずる。この折返し分h′は直流域まで延びて
いるが、次にバイパスフィルタO8を通ることにより1
第7図Eの如く直流の折返し成分は除去される。
またこれと共に高調波成分りのfsに近い高域側も除去
される。
される。
従って第6図のバイパスフィルタa印の出力とローパス
フィルタt121の出力を加算器(14)で加算した後
に、D/A変換器Q7)でD/A変換し、更にローパス
フィルタ(15)で高域制限した信号は、第7図Fに示
すように、高調波成分りの折返し成分h′が直流に残る
ことがなく、従って原信号に与える妨害は少ない。また
非線形処理を行っている信号/ノイズ分離回路(+31
の入力振巾を制限したり或いは非線形特性を切換えるよ
うな対策を講じなくてよいので、簡単な回路でノイズ抑
圧効果を十分に得ることができる。
フィルタt121の出力を加算器(14)で加算した後
に、D/A変換器Q7)でD/A変換し、更にローパス
フィルタ(15)で高域制限した信号は、第7図Fに示
すように、高調波成分りの折返し成分h′が直流に残る
ことがなく、従って原信号に与える妨害は少ない。また
非線形処理を行っている信号/ノイズ分離回路(+31
の入力振巾を制限したり或いは非線形特性を切換えるよ
うな対策を講じなくてよいので、簡単な回路でノイズ抑
圧効果を十分に得ることができる。
次に第8図は第1図のディジタル処理回路(5)におい
て輝度/クロマ(Ylo )分離を行う場合の一般的な
ブロック図である。第8図の入力ビデオ 。
て輝度/クロマ(Ylo )分離を行う場合の一般的な
ブロック図である。第8図の入力ビデオ 。
信号は第9図Aのように輝度信号SYにり四マ信号So
を多重したものであって、この多重信号はA/D変換
器(至)を経てりμマ帯域(3,5M(Z )のバンド
パスフィルタCυに与えられ、ここでり四マ信号So及
びこの帯域の輝度信号SYが分離される。バンドパスフ
ィルタ(21)の出力はY10分離ロジカルフィルタ(
2)に与えられ、第9図Bに示すようにり四マ成分S。
を多重したものであって、この多重信号はA/D変換
器(至)を経てりμマ帯域(3,5M(Z )のバンド
パスフィルタCυに与えられ、ここでり四マ信号So及
びこの帯域の輝度信号SYが分離される。バンドパスフ
ィルタ(21)の出力はY10分離ロジカルフィルタ(
2)に与えられ、第9図Bに示すようにり四マ成分S。
及びS6(標本化によって追加された成分)のみが抽出
される。
される。
このロジカルフィルタ(2aでは、ディジタル信号が非
線形処理されるので、既述のノイズ抑圧回路と同じく、
第9図Bに示すように非線形処理に伴って高調波成分り
が発生し、処理信号が離散値であることにより、その折
返し成分h′が低域側にも生ずることになる。
線形処理されるので、既述のノイズ抑圧回路と同じく、
第9図Bに示すように非線形処理に伴って高調波成分り
が発生し、処理信号が離散値であることにより、その折
返し成分h′が低域側にも生ずることになる。
ロジカルフィルタ働の出力にクロマ処理系に与えられる
と共に、加算器(23)において元の入力ビデオ信号と
逆極性で加えられ、クロマ信号Soを除去した輝度信号
SYが得られる。この輝度信号はD/A変換器(至)で
アナキグ信号に俊敏されてからローパスフィルタ(ハ)
で高域抑圧され、アナログ輝度信号として取出されるが
、その信号中には、第9図0のように非線形処理によっ
て生じた折返し雑音h′が残り、特にその直流分h6
による画像に対する妨害は大きい◇ なおロジカルフィルタ(2)は、時間軸に沿って離散し
た複数のディジタル信号のレベル変化パターン(例えば
増→減→増とか増→増→減)に基いて相関性のある信号
と相関性のない信号(パルスパターン)とを弁別して非
相関信号を抑圧するようにしたフィルタを利用して、ラ
イン相関やフレーム相関に基いて輝度信号とクロマ信号
とを分離するようにしたフィルタである。このフィルタ
は、所定時間間隔で隣接する信号の最小値を順次得てそ
れらの最大値を得る手段と、所定時間間隔で隣接する信
号の最大値を順次得てそれらの最小値を得る手段とを有
し、これらの手段が直列に設けられているフィルタ装置
として定義することができる。
と共に、加算器(23)において元の入力ビデオ信号と
逆極性で加えられ、クロマ信号Soを除去した輝度信号
SYが得られる。この輝度信号はD/A変換器(至)で
アナキグ信号に俊敏されてからローパスフィルタ(ハ)
で高域抑圧され、アナログ輝度信号として取出されるが
、その信号中には、第9図0のように非線形処理によっ
て生じた折返し雑音h′が残り、特にその直流分h6
による画像に対する妨害は大きい◇ なおロジカルフィルタ(2)は、時間軸に沿って離散し
た複数のディジタル信号のレベル変化パターン(例えば
増→減→増とか増→増→減)に基いて相関性のある信号
と相関性のない信号(パルスパターン)とを弁別して非
相関信号を抑圧するようにしたフィルタを利用して、ラ
イン相関やフレーム相関に基いて輝度信号とクロマ信号
とを分離するようにしたフィルタである。このフィルタ
は、所定時間間隔で隣接する信号の最小値を順次得てそ
れらの最大値を得る手段と、所定時間間隔で隣接する信
号の最大値を順次得てそれらの最小値を得る手段とを有
し、これらの手段が直列に設けられているフィルタ装置
として定義することができる。
第10図はこのようなはジヵルフィルタの原理的な具体
例を示し、入力端子c31)からのディジタル信号は標
本時間間隔に相当する遅延回路C3の峙で遅延される。
例を示し、入力端子c31)からのディジタル信号は標
本時間間隔に相当する遅延回路C3の峙で遅延される。
遅延によって得られた時系列をなす3つの信号のうちの
隣接する2つずつが、MINの論理演算回路0n51に
与えられ、それらの出力力TMAXの論理演算回路06
)に与えられる。MINの論理演算回路04)I3■は
例えば論理積回路であり、MAXの論理演算回路(3G
)は例えば論理和回路である。
隣接する2つずつが、MINの論理演算回路0n51に
与えられ、それらの出力力TMAXの論理演算回路06
)に与えられる。MINの論理演算回路04)I3■は
例えば論理積回路であり、MAXの論理演算回路(3G
)は例えば論理和回路である。
これらのMIN及びMAXの樹形回路は正論理演算回路
を構成している。
を構成している。
MAXの論理演算回路(3G)の出力は同様な遅延回路
07)(38)を通ってMAX論理演算回路(39)
(40)及びMIN論理演算回路(4I)から成る樹形
回路で構成された負論理演算回路に与えられる。この負
論理演算回路の出力は加算回路60)に導出される。
07)(38)を通ってMAX論理演算回路(39)
(40)及びMIN論理演算回路(4I)から成る樹形
回路で構成された負論理演算回路に与えられる。この負
論理演算回路の出力は加算回路60)に導出される。
一方、端子(31)及び遅延回路OZ (33)からの
信号はMAX論理演算回路(Q (43及びMIN論理
演算回路(44)の樹形回路から成る負論理演算回路を
通り、更に遅延回路(4つ顛を通ってMIN論理演算回
路G17)(48)及びMAX論理演算回路(49)の
樹形回路から成る正論理演算回路を経て加算回路IQ)
に導出される。
信号はMAX論理演算回路(Q (43及びMIN論理
演算回路(44)の樹形回路から成る負論理演算回路を
通り、更に遅延回路(4つ顛を通ってMIN論理演算回
路G17)(48)及びMAX論理演算回路(49)の
樹形回路から成る正論理演算回路を経て加算回路IQ)
に導出される。
加算回路睡からは正及び負のパルスパターンが抑圧され
た信号が得られ、出力端子Gυに導出される。この第1
0図に示す四ジヵルフィルタを用いれば、原信号を劣化
させずにフィルタリング処理を行うことができる。第8
図のY10分離ロジカルフィルタC!4はこのような原
理を利用したもので、本質的に非線形処理の要素を備え
ている。
た信号が得られ、出力端子Gυに導出される。この第1
0図に示す四ジヵルフィルタを用いれば、原信号を劣化
させずにフィルタリング処理を行うことができる。第8
図のY10分離ロジカルフィルタC!4はこのような原
理を利用したもので、本質的に非線形処理の要素を備え
ている。
第11図は本発明を第8図の処理系に適用してその人魚
を解消したものであって、Y10分離ロジカルフィルタ
四の後lζバンドパスフィルタ06)を挿入した点が第
8図とは異なる。このバンドパスフィルタ(26+はY
10分離ロジカルフィルタ四の入力側のバンドパスフィ
ルタ則と同じ特性であってよい。
を解消したものであって、Y10分離ロジカルフィルタ
四の後lζバンドパスフィルタ06)を挿入した点が第
8図とは異なる。このバンドパスフィルタ(26+はY
10分離ロジカルフィルタ四の入力側のバンドパスフィ
ルタ則と同じ特性であってよい。
Y10分離四ジヵルフィルタ(22)の出力には、第1
2図Bに示すように第9図Bと同様な非線形処理による
高調波成分の折返し分h′が生ずる。この成分h′の低
域側及び高域側は次段のバンドパスフィルタ(26)を
通過することにより第12図B′のよう] に制限される。このバンドパスフィルタ(ハ)の出方と
元の信号とを加算器(ハ)において逆極性で加えて、D
/A変換器(財)及び四−パスフィルタ(ハ)を通すと
1第12図Oのように折返し雑音が直流域に残らない輝
度信号SYを得ることができる。
2図Bに示すように第9図Bと同様な非線形処理による
高調波成分の折返し分h′が生ずる。この成分h′の低
域側及び高域側は次段のバンドパスフィルタ(26)を
通過することにより第12図B′のよう] に制限される。このバンドパスフィルタ(ハ)の出方と
元の信号とを加算器(ハ)において逆極性で加えて、D
/A変換器(財)及び四−パスフィルタ(ハ)を通すと
1第12図Oのように折返し雑音が直流域に残らない輝
度信号SYを得ることができる。
発明の効果
本発明は上述の如く信号の非線形処理を行うディジタル
回路の出力に生じた高調波成分及びその折返し分を抑圧
するフィルタ回路を設けたので、原信号の低域(特に直
流)に折返し雑音が発生して原信号を劣化させることが
なく、シかも、非線形処理の際に高調波成分の振巾又は
周波数を押えるために処理信号の振巾を制限したり非線
特性を振巾に応じて切換えるような特殊な非線形処理を
行わなくてよいので、構成が簡略であると共に十分な処
理性能を得ることができる。
回路の出力に生じた高調波成分及びその折返し分を抑圧
するフィルタ回路を設けたので、原信号の低域(特に直
流)に折返し雑音が発生して原信号を劣化させることが
なく、シかも、非線形処理の際に高調波成分の振巾又は
周波数を押えるために処理信号の振巾を制限したり非線
特性を振巾に応じて切換えるような特殊な非線形処理を
行わなくてよいので、構成が簡略であると共に十分な処
理性能を得ることができる。
第1図は本発明が適用されるディジタル信号処理装置を
含むテレビジョン受像機のブロック回路図、第2図はM
1図のディジタル信号処理回路(5)に含まれるノイズ
抑圧機能をアナログ回路で実現する場合のブロック回路
図、第6図は第2図の各部の信号の帯域を示すグラフ、
第4図は第3薗の回路をディジタル化した場合のブロッ
ク回路図、第5図は第4図の各部の信号の周波数帯域を
示すグラフ、第6図は本発明を第4図の回路に適用した
一実施例を示すディジタルノイズ抑圧回路のブロック回
路図、第7図は第6図の各部の信号の周波数帯域を示す
グラフ、第8図は輝度/クロマをすグラフ、第10図は
第8図のY10分離ロジカルフィルタの原理を示すブロ
ック回路図、第11図は第8図の分離回路に本発明を適
用した場合のブロック回路図、第12図は第11図の各
部の信号の帯域を示すグラフである。 なお図面に用いられた符号において、 Ql)・・・・・・・・・・・・・・・バイパスフィル
タ圓・・・・・・・・・・・・・・・信号/ノイズ分離
回路f181・・・・・・・・・・・・・・・バイパス
フィルタ0υ・・・・・・・・・・・・・・・バンドパ
スフィルタ(2つ・・・・・・・−・・・・・・・Y1
0分離ロジカル7iルタ(社)・・・・・・・・・・・
・・・・パントノ寸スフイルタである。 代理人 ±R勝 〃 常包芳男 〃 杉浦俊貴
含むテレビジョン受像機のブロック回路図、第2図はM
1図のディジタル信号処理回路(5)に含まれるノイズ
抑圧機能をアナログ回路で実現する場合のブロック回路
図、第6図は第2図の各部の信号の帯域を示すグラフ、
第4図は第3薗の回路をディジタル化した場合のブロッ
ク回路図、第5図は第4図の各部の信号の周波数帯域を
示すグラフ、第6図は本発明を第4図の回路に適用した
一実施例を示すディジタルノイズ抑圧回路のブロック回
路図、第7図は第6図の各部の信号の周波数帯域を示す
グラフ、第8図は輝度/クロマをすグラフ、第10図は
第8図のY10分離ロジカルフィルタの原理を示すブロ
ック回路図、第11図は第8図の分離回路に本発明を適
用した場合のブロック回路図、第12図は第11図の各
部の信号の帯域を示すグラフである。 なお図面に用いられた符号において、 Ql)・・・・・・・・・・・・・・・バイパスフィル
タ圓・・・・・・・・・・・・・・・信号/ノイズ分離
回路f181・・・・・・・・・・・・・・・バイパス
フィルタ0υ・・・・・・・・・・・・・・・バンドパ
スフィルタ(2つ・・・・・・・−・・・・・・・Y1
0分離ロジカル7iルタ(社)・・・・・・・・・・・
・・・・パントノ寸スフイルタである。 代理人 ±R勝 〃 常包芳男 〃 杉浦俊貴
Claims (1)
- アナログ信号に対応するディジタル信号に基いて上記ア
ナログ信号の特定の帯域を抽出する第1のフィルタ回路
と、この第1のフィルタ回路の出力に対して原アナ四グ
信号のりニアリテイを保存しない非線形の信号処理を行
う非線形処理回路と、この非線形処理回路の出力に生じ
た上記特定の帯域外の不要成分を抑圧する第2のフィル
タ回路とを具備するディジタル信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58118668A JP2536829B2 (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | デイジタル信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58118668A JP2536829B2 (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | デイジタル信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6010925A true JPS6010925A (ja) | 1985-01-21 |
JP2536829B2 JP2536829B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=14742253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58118668A Expired - Lifetime JP2536829B2 (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | デイジタル信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536829B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63290410A (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-28 | Sony Corp | デジタルpll回路 |
US5027210A (en) * | 1987-03-30 | 1991-06-25 | National Transcommunications Limited | Noise reduction in high definition television signals |
US5079633A (en) * | 1989-05-15 | 1992-01-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Video signal processor for removing high frequency noise component |
WO2018146765A1 (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 株式会社イクス | 画像処理方法及び画像処理方法を実行する画像処理装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS51816A (ja) * | 1974-06-21 | 1976-01-07 | Hitachi Ltd | Jushinsochi |
JPS57142020A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-02 | Victor Co Of Japan Ltd | Sampling frequency converter |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP58118668A patent/JP2536829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018146765A1 (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | 株式会社イクス | 画像処理方法及び画像処理方法を実行する画像処理装置 |
JPWO2018146765A1 (ja) * | 2017-02-09 | 2019-12-12 | 株式会社イクス | 画像処理方法及び画像処理方法を実行する画像処理装置 |
US10970825B2 (en) | 2017-02-09 | 2021-04-06 | Iix Inc. | Image processing method and image processing apparatus for executing image processing method |
TWI738962B (zh) * | 2017-02-09 | 2021-09-11 | 日商Iix股份有限公司 | 影像處理方法及執行影像處理方法之影像處理裝置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2536829B2 (ja) | 1996-09-25 |
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