JPH05150669A - レーザービームプリンタの転写機構 - Google Patents
レーザービームプリンタの転写機構Info
- Publication number
- JPH05150669A JPH05150669A JP31808291A JP31808291A JPH05150669A JP H05150669 A JPH05150669 A JP H05150669A JP 31808291 A JP31808291 A JP 31808291A JP 31808291 A JP31808291 A JP 31808291A JP H05150669 A JPH05150669 A JP H05150669A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- printing paper
- laser beam
- transfer
- photoconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】折ミシン目等の用紙不具合があっても良好な転
写性能を得ることを可能とする。 【構成】書き込み装置と現像機4とで感光体2上に形成
されたトナー像をトラクタ5で保持して紙送りされた送
り穴を有する連続印刷用紙6に転写する転写用コロナ1
1を備えているレーザービームプリンタの転写機構が、
転写用コロナ11の近傍に印刷用紙6を感光体2に押し
つけるペーパプレッシャ13が設けられていることを特
徴とする。 【効果】印刷用紙と感光体とが一定距離(0.5mm以
下)に保たれるようになる。
写性能を得ることを可能とする。 【構成】書き込み装置と現像機4とで感光体2上に形成
されたトナー像をトラクタ5で保持して紙送りされた送
り穴を有する連続印刷用紙6に転写する転写用コロナ1
1を備えているレーザービームプリンタの転写機構が、
転写用コロナ11の近傍に印刷用紙6を感光体2に押し
つけるペーパプレッシャ13が設けられていることを特
徴とする。 【効果】印刷用紙と感光体とが一定距離(0.5mm以
下)に保たれるようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザービームプリン
タの転写機構に関するものである。
タの転写機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4にはレーザービームプリンタの転写
機構の従来例が示されている。同図において1は帯電用
コロナ、2は感光体、3は例えばレーザ光、4は現像
機、5は用紙を装着して搬送するトラクタ、6は送り穴
を有する連続印刷用紙、7はトナー像を定着させるヒー
トロール、8は定着時に用紙6をヒートロール7に押し
つけるバックロール、9は印刷用紙6を引き寄せるプラ
ーローラ、10は排出された印刷用紙6を収納するスタ
ッカ、11はトナー像を転写する転写用コロナ、12は
リトラクタである。
機構の従来例が示されている。同図において1は帯電用
コロナ、2は感光体、3は例えばレーザ光、4は現像
機、5は用紙を装着して搬送するトラクタ、6は送り穴
を有する連続印刷用紙、7はトナー像を定着させるヒー
トロール、8は定着時に用紙6をヒートロール7に押し
つけるバックロール、9は印刷用紙6を引き寄せるプラ
ーローラ、10は排出された印刷用紙6を収納するスタ
ッカ、11はトナー像を転写する転写用コロナ、12は
リトラクタである。
【0003】このような部品を有する転写機構で、帯電
用コロナ1により帯電された感光体2へレーザ光3によ
り書き込まれた文字信号は現像機4により現像され、印
刷用紙6がトラクタ5より送り出され、リトラクタ12
を通過する時、感光体2上のトナーが転写用コロナ11
により印刷用紙6に転写される。この時、印刷用紙幅か
ら送り穴部の寸法を除いた範囲(以下印刷幅範囲と称す
る)全面において均一に転写するために、リトラクタ1
2により印刷用紙6を感光体2に対し一定の距離(0.
5mm以下)に保っている。その後送り出された印刷用
紙6はヒートロール7およびバックロール8を通りトナ
ーが定着され、プラーローラ9によりスタッカ10に収
納される。
用コロナ1により帯電された感光体2へレーザ光3によ
り書き込まれた文字信号は現像機4により現像され、印
刷用紙6がトラクタ5より送り出され、リトラクタ12
を通過する時、感光体2上のトナーが転写用コロナ11
により印刷用紙6に転写される。この時、印刷用紙幅か
ら送り穴部の寸法を除いた範囲(以下印刷幅範囲と称す
る)全面において均一に転写するために、リトラクタ1
2により印刷用紙6を感光体2に対し一定の距離(0.
5mm以下)に保っている。その後送り出された印刷用
紙6はヒートロール7およびバックロール8を通りトナ
ーが定着され、プラーローラ9によりスタッカ10に収
納される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、用紙
の折ミシン近傍に印刷すると、印刷用紙を感光体に対し
一定の距離(0.5mm以下)に保つことが難しく、ト
ナーの転写が不十分となり、文字の一部がかすれること
がある。これは次に述べるように主に用紙に起因する現
象であり、印刷品質は用紙の出来、不出来に左右され易
い。
の折ミシン近傍に印刷すると、印刷用紙を感光体に対し
一定の距離(0.5mm以下)に保つことが難しく、ト
ナーの転写が不十分となり、文字の一部がかすれること
がある。これは次に述べるように主に用紙に起因する現
象であり、印刷品質は用紙の出来、不出来に左右され易
い。
【0005】(1)折ミシンの強度が必要以上に強い
と、特に厚紙において折ぐせのために用紙の感光ドラム
への密着が悪くなり、折ミシン目近傍でトナーの転写が
不十分になる。
と、特に厚紙において折ぐせのために用紙の感光ドラム
への密着が悪くなり、折ミシン目近傍でトナーの転写が
不十分になる。
【0006】(2)折ミシン加工のミシン刃の摩耗等に
よりミシン刃の切れ味が劣化すると、ミシン加工時に用
紙の折ミシン近傍がダメージを受け、用紙の平面度が悪
化するため、折ミシン目近傍でトナーの転写が不十分に
なる。
よりミシン刃の切れ味が劣化すると、ミシン加工時に用
紙の折ミシン近傍がダメージを受け、用紙の平面度が悪
化するため、折ミシン目近傍でトナーの転写が不十分に
なる。
【0007】(3)折ミシン近傍は空気中の水分を吸収
し易く、局部的に用紙含水率が高くなるため部分的な伸
び縮みにより用紙平面度が悪化し、トナーの転写が不十
分になる。
し易く、局部的に用紙含水率が高くなるため部分的な伸
び縮みにより用紙平面度が悪化し、トナーの転写が不十
分になる。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、折ミシン目等の用紙不具合があっても良好な転写性
能を得ることを可能としたレーザービームプリンタの転
写機構を提供することを目的とするものである。
り、折ミシン目等の用紙不具合があっても良好な転写性
能を得ることを可能としたレーザービームプリンタの転
写機構を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、転写機構
を、転写用コロナの近傍に印刷用紙を感光体に押しつけ
るペーパプレッシャを設けることにより、達成される。
を、転写用コロナの近傍に印刷用紙を感光体に押しつけ
るペーパプレッシャを設けることにより、達成される。
【0010】
【作用】上記手段を設けたので、印刷用紙と感光体とが
一定の距離に保たれるようになる。
一定の距離に保たれるようになる。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0012】〔実施例 1〕図1から図3には本発明の
一実施例が示されている。なお従来と同じ部品には同同
じ符号を付したので説明を省略する。本実施例では転写
機構を、転写用コロナ11の近傍に印刷用紙6を感光体
2に押しつけるペーパプレッシャ13を設けた。このよ
うにすることにより、印刷用紙6と感光体2とが一定の
距離に保たれるようになって、折ミシン目等の用紙不具
合があっても良好な転写性能を得ることを可能としたレ
ーザービームプリンタの転写機構を得ることができる。
一実施例が示されている。なお従来と同じ部品には同同
じ符号を付したので説明を省略する。本実施例では転写
機構を、転写用コロナ11の近傍に印刷用紙6を感光体
2に押しつけるペーパプレッシャ13を設けた。このよ
うにすることにより、印刷用紙6と感光体2とが一定の
距離に保たれるようになって、折ミシン目等の用紙不具
合があっても良好な転写性能を得ることを可能としたレ
ーザービームプリンタの転写機構を得ることができる。
【0013】すなわちトナーを感光体2から印刷用紙6
に転写する転写用コロナ11の近傍に印刷用紙6を感光
体2に押しつけるペーパプレッシャ13を設けた。この
ペーパプレッシャ13は弾性が高く、かつ耐摩耗性の材
質(例えば0.1mmないし0.3mm厚のポリイミド
板)かるなる。また、ペーパプレッシャ13は印刷幅方
向に異なった寸法の複数個のペーパプレッシャ単位13
aからなり、印刷幅範囲のみを感光体2に印刷用紙6を
押しつけるように、印刷用紙6の幅寸法に応じて切替可
能に構成されている。具体的には複数個のペーパプレッ
シヤ単位13aを有するペーパプレッシャ13は、回転
自在な軸14に取り付けられ、印刷用紙6の幅寸法に応
じて軸14を回転することで必要な印刷用紙6の押しつ
け幅に切替え可能とする(図1、図2参照)。
に転写する転写用コロナ11の近傍に印刷用紙6を感光
体2に押しつけるペーパプレッシャ13を設けた。この
ペーパプレッシャ13は弾性が高く、かつ耐摩耗性の材
質(例えば0.1mmないし0.3mm厚のポリイミド
板)かるなる。また、ペーパプレッシャ13は印刷幅方
向に異なった寸法の複数個のペーパプレッシャ単位13
aからなり、印刷幅範囲のみを感光体2に印刷用紙6を
押しつけるように、印刷用紙6の幅寸法に応じて切替可
能に構成されている。具体的には複数個のペーパプレッ
シヤ単位13aを有するペーパプレッシャ13は、回転
自在な軸14に取り付けられ、印刷用紙6の幅寸法に応
じて軸14を回転することで必要な印刷用紙6の押しつ
け幅に切替え可能とする(図1、図2参照)。
【0014】図3に示されているように印刷幅範囲Aの
みにおいて感光体2に印刷用紙6を押しつけ、印刷幅以
外の範囲Bでは感光体2の傷付き防止のため感光体2に
は接触しない。また、このペーパプレッシャ13は印刷
動作中のみ印刷用紙6を裏側から感光体2に押しつける
が、非印刷動作中はリトラクタと共に軸14を中心に回
転し、感光体2から離れるように動作する。なお図1に
おいて15は用紙ホッパであり、図2において16は軸
である。
みにおいて感光体2に印刷用紙6を押しつけ、印刷幅以
外の範囲Bでは感光体2の傷付き防止のため感光体2に
は接触しない。また、このペーパプレッシャ13は印刷
動作中のみ印刷用紙6を裏側から感光体2に押しつける
が、非印刷動作中はリトラクタと共に軸14を中心に回
転し、感光体2から離れるように動作する。なお図1に
おいて15は用紙ホッパであり、図2において16は軸
である。
【0015】このように本実施例によれば、ペーパプレ
ッシャにより印刷用紙を感光体に押しつけることによ
り、一定距離に印刷用紙と感光体との間隔を保つことが
でき、印刷幅範囲全面において均一にトナーを用紙に転
写することが可能となる。
ッシャにより印刷用紙を感光体に押しつけることによ
り、一定距離に印刷用紙と感光体との間隔を保つことが
でき、印刷幅範囲全面において均一にトナーを用紙に転
写することが可能となる。
【0016】また、複数個のペーパプレッシャ単位を有
するペーパプレッシャを回転自在に取付け、印刷用紙の
幅寸法に対応して軸を回転することで必要な印刷用紙の
押し付け幅に切替可能としたため、感光体を損傷するこ
となく目的を達成することができる。
するペーパプレッシャを回転自在に取付け、印刷用紙の
幅寸法に対応して軸を回転することで必要な印刷用紙の
押し付け幅に切替可能としたため、感光体を損傷するこ
となく目的を達成することができる。
【0017】
【発明の効果】上述のように本発明は、転写用コロナの
近傍に印刷用紙を感光体に押しつけるペーパプレッシャ
を設けたので、印刷用紙と感光体とが一定の距離に保た
れるようになって、折ミシン目等の用紙不具合があって
も良好な転写性能を得ることを可能としたレーザービー
ムプリンタの転写機構を得ることができる。
近傍に印刷用紙を感光体に押しつけるペーパプレッシャ
を設けたので、印刷用紙と感光体とが一定の距離に保た
れるようになって、折ミシン目等の用紙不具合があって
も良好な転写性能を得ることを可能としたレーザービー
ムプリンタの転写機構を得ることができる。
【図1】本発明のレーザービームプリンタの転写機構の
一実施例の構成を示す説明図である。
一実施例の構成を示す説明図である。
【図2】図1の転写機構部を拡大した説明図である。
【図3】図2の機構部要部の斜視図である。
【図4】従来のレーザービームプリンタの転写機構の構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
2…感光体、4…現像機、5…トラクタ、6…印刷用
紙、11転写用コロナ、13…ペーパプレッシャ、13
aペーパプレッシャ単位、14…軸。
紙、11転写用コロナ、13…ペーパプレッシャ、13
aペーパプレッシャ単位、14…軸。
Claims (3)
- 【請求項1】書き込み装置と現像機とで感光体上に形成
されたトナー画像をトラクタで保持して紙送りされた送
り穴を有する連続印刷用紙に転写する転写用コロナを備
えているレーザービームプリンタの転写機構において、
前記転写機構が、前記転写用コロナの近傍に前記印刷用
紙を前記感光体に押しつけるペーパプレッシャが設けら
れていることを特徴とするレーザービームプリンタの転
写機構。 - 【請求項2】前記ペーパプレッシャが、印刷幅方向に寸
法の異なった複数個のペーパプレッシャ単位からなり、
前記印刷用紙の前記送り穴部を除いた所定の印刷範囲幅
を前記感光体に押しつけるように、印刷用紙の幅寸法に
応じて切替自在とされたものである請求項1記載のレー
ザービームプリンタの転写機構。 - 【請求項3】前記印刷幅に対応した複数個のペーパプレ
ッシャ単位を有するペーパプレッシャが、回転自在な軸
に取付けられ、前記軸の回転により必要な印刷用紙の押
しつけ幅に切替自在とされたものである請求項2記載の
レーザービームプリンタの転写機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31808291A JPH05150669A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | レーザービームプリンタの転写機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31808291A JPH05150669A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | レーザービームプリンタの転写機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05150669A true JPH05150669A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18095280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31808291A Withdrawn JPH05150669A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | レーザービームプリンタの転写機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05150669A (ja) |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP31808291A patent/JPH05150669A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |