JPH05150602A - 電子プリンタの画像濃度制御装置 - Google Patents

電子プリンタの画像濃度制御装置

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JPH05150602A
JPH05150602A JP3318078A JP31807891A JPH05150602A JP H05150602 A JPH05150602 A JP H05150602A JP 3318078 A JP3318078 A JP 3318078A JP 31807891 A JP31807891 A JP 31807891A JP H05150602 A JPH05150602 A JP H05150602A
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JP
Japan
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image density
bias voltage
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fuzzy inference
printer
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Withdrawn
Application number
JP3318078A
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English (en)
Inventor
Isamu Komatsu
勇 小松
Minoru Oshima
実 大島
Susumu Saito
進 斎藤
Masayasu Anzai
正保 安西
Tatsuo Goto
達生 後藤
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適正な画像濃度を自動的に設定することので
きる電子写真方式のプリンタを提供する。 【構成】 プリンタの現像剤磁気ブラシに印加するバイ
アス電圧と光源の発光量ならびに印刷物の画像濃度とを
検出してファジイ入力装置により規格化し、この規格化
信号と制御ル−ル装置が格納する制御ル−ルを用いてフ
ァジイ推論プロセッサにより上記バイアス電圧と発光量
とを推論してプリンタに印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【0001】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式プリンタ
のファジイ推論による画像濃度制御装置に関する。
【0003】
【0002】
【0004】
【従来の技術】図8は従来の電子写真方式プリンタの構
成図である。
【0005】図8において、Se系、OPC(有機光導
電体)、a−Siなどを用いた感光体21の表面を均一
に帯電し、レ−ザ、LED等の光源23により露光して
形成する。ついで、感光体21の表面を感光体21と同
極性のバイアス電圧源24の電圧を印加した現像装置2
2内の現像剤磁気ブラシにより摺擦して反転現像した上
記静電潜像のトナ−像を形成する。次いで、上記トナ−
像を用紙25に転写して定着する。
【0006】また、プリントされた上記画像の濃度を調
整する場合には、始めに十分なコントラストが得られる
静電潜像を形成した後に、画像濃度を見ながらトナ−濃
度やバイアス電圧源24の電圧等を調整するようにして
いた。
【0007】
【0003】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の画像濃度制
御方法においては、トナ−濃度を急激に上げるとトナ−
濃度が不均一となって、また、トナ−の帯電が不安定に
なって局部的な背景汚れが発生するという問題があっ
た。また、トナ−濃度を急激に下げることは困難であっ
た。このように、トナ−濃度には制御の応答性に問題が
あるので、トナ−濃度を一定にした画像濃度の制御方法
が望まれていた。
【0009】また、バイアス電圧源24を調整する場合
には、その電圧が高すぎると感光体21の表面との電位
差が過小になる結果、背景汚れが発生し、電圧が低くす
ぎると感光体21表面にキャリアが付着しやすくなって
局部的な転写不良が発生するという問題があった。この
ため、バイアス電圧源24の電圧変化範囲には制限が存
在していた。
【0010】以上のように、従来のトナ−濃度やバイア
ス電圧源24の電圧を調整する方法では任意の画像濃度
で常に高画質を得ることができなかった。
【0011】本発明の目的は、上記の問題を改善して任
意の画像濃度で常に高画質を得ることのできる電子プリ
ンタの画像濃度制御装置を提供することにある。
【0012】
【0004】
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、上記バイアス電圧と露光量ならびに印刷物の画像濃
度の検出手段と、各検出値を規格化するファジイ入力装
置と、制御ル−ルを格納する制御ル−ル装置と、メンバ
シップ関数により上記規格化検出値に対応するメンバシ
ップ値を算出し、上記各メンバシップ値を上記制御ル−
ルに適用して上記プリンタのバイアス電圧と露光量とを
算出するファジイ推論プロセッサとを備えるようにす
る。
【0014】また、同時に上記ファジイ推論により算定
された画像濃度値を表示する表示装置を設ける。
【0015】また、上記メンバシップ関数として、上記
露光量に対する3種類のメンバシップ関数と、上記バイ
アス電圧に対する3種類のメンバシップ関数と、上記画
像濃度に対する5種類のメンバシップ関数とを備えるよ
うにする。
【0016】さらに、上記各メンバシップ関数における
露光量とバイアス電圧と画像濃度の規格値を設定して画
像濃度を初期設定し、また、上記規格値を変更して画像
濃度を変更する目標値装置を設ける。
【0017】
【0005】
【0018】
【作用】上記バイアス電圧と露光量ならびに印刷物の画
像濃度とを検出してそれぞれの検出値を規格化し、メン
バシップ関数によりそれぞれの上記規格化検出値に対応
するメンバシップ値を算出し、上記各メンバシップ値を
ファジイ推論の制御ル−ルに適用して上記プリンタに入
力するバイアス電圧と露光量とを算出する。
【0019】また、同時に上記ファジイ推論により算定
された画像濃度値を表示する。
【0020】さらに、上記各メンバシップ関数における
露光量とバイアス電圧と画像濃度の規格値を設定して画
像濃度を初期設定し、また、上記規格値を変更して画像
濃度を変更する。
【0021】
【0006】
【0022】
【実施例】図1は本発明による電子プリンタの画像濃度
制御装置実施例のブロック図である。
【0023】図1においては、出力装置4が図8に示し
た電子写真方式のプリンタ1のバイアス電圧源24と光
源23の露光量発生装置3の制御信号を出力する。
【0024】ファジイ推論プロセッサ6は電圧検出器9
により検出されるバイアス電圧源24の電圧Bと、光量
検出器10により検出される露光量発生装置3の光量信
号Pと、濃度検出器11により検出される印刷物の濃度
信号とをファジイ入力装置12を介して取り込んで上記
各制御信号を生成する。
【0025】
【0007】制御ル−ル装置7はファジイル−ルを内蔵
し、目標値装置8の目標値に応じてル−ル変更を行な
う。
【0026】図2は上記バイアス電圧源24のバイアス
電圧Bの低(LB)、中(MB),高(HB)レベル
と、露光量発生装置3の露光量Pの低(LP)、中(M
P),高(HP)レベルの組合せに対応する画像濃度D
のVL(VeryLow),L(Low),MH(Medium High),VH(V
ery High)等のファジイレベルを示す図である。
【0027】
【0008】図3〜5はそれぞれ上記露光量Pとバイア
ス電圧Bと画像濃度Dのメンバシップ関数である。
【0028】露光量Pの物理量の単位はmWであるが、
図3では感光体21の標準的な半減露光量を1として規
格化し、LP、MP,HPの拡がり幅をそれぞれ、1〜
1.75、1.5〜2.75、2.25以上としてい
る。
【0029】また、バイアス電圧Bの単位はVである
が、図4では感光体21の表面電位が700〜800V
の場合の経験的なノ−マルバイアス電圧値400〜45
0Vを1として規格化し、各関数の拡がり幅をLB=
0.625〜0.9325、MB=0.8125〜1.
25,HB=1.125〜1.5としている。
【0030】
【0009】また、画像濃度Dの物理量は印刷物18の
入射光と透過光の強度比を常用対数で表したものである
が、図5では上記強度比の1.2程度のところを1とし
て規格化し、各関数の拡がり幅をVL<0.64、L=
0.5〜0.94,M=0.75〜1.26,H=1.
1〜1.5、VH<1.38としている。
【0031】図1の制御ル−ル装置7は上記図3〜5に
示した各メンバシップ関数の他に図6に示すル−ルR1
〜R3を格納する。
【0032】上記ル−ルR1〜R3は図3〜5における
画像濃度DをM(Medium)にする露光量Pとバイアス電
圧Bの関係を与える。
【0033】初期調整条件を与える初期制御においては
図6の条件部のPと結論部のBを入れ替えてもよい。
【0034】
【0010】上記初期制御により露光量発生装置4に出
力Poを出力するように指示し、これに応じて光量検出
器10は露光量発生装置4の出力Poを検出し、ファジ
イ入力装置12はこのPoを規格化し、ファジイ推論プ
ロセッサ6は上記図6の制御ル−プに基づいてファジイ
演算を行ないバイアス電圧源24に出力Boを出力させ
る。
【0035】以上の動作によりプリンタ1は印刷物13
の濃度は図5のメンバシップ関数Mの中央値近傍に自動
的に初期設定される。
【0036】
【0011】次いで、制御ル−ル装置7が格納する制御
ル−ルを図7に示す制御ル−ルに切替え、動作時の定常
制御と部品劣化時の保守制御を行なう。
【0037】図7をIF〜THEN形式で記述すると、
例えば IF P=LP,D=M,THEN B=HB あるいは IF B=LB,D=M,THEN P=H
P,のようになる。なお、図7のD=Mの場合が図6に
示したル−ルに該当する。
【0038】
【0012】図7のル−ルは図2に示した経験則より導
かれれている。
【0039】例えば上記初期設定によりP=MP,B=
MBに対応してD=Mであるべきところ、部品劣化によ
りD=Lになったとすると、出力装置4は表示装置5に
D=Lを表示させるので、これによりオペレレ−タは部
品交換等の保守作業を行い、改めて上記の初期設定を行
って保守結果を確認することができる。
【0040】通常のプリント作業は上記のファジイ推論
による条件設定により自動的に行うことができる。しか
し、ユ−ザが上記条件以外の好みの画像濃度を要求する
場合には図5の画像濃度値を規格値の1から希望する側
に移動し、これに応じて図3の露光量Pの規格値と図4
のバイアス電圧Bの規格値とを図2に従って自動的に移
動するようにする。
【0041】
【0013】上記ユ−ザの画像濃度は図1の目標値8と
して入力され、これに応じて制御ル−ル装置7は上記メ
ンバシップ関数の規格値を移動する。その後は上記初期
制御、定常制御、保守制御等が同様にして行われる。
【0042】
【0014】
【0043】
【発明の効果】本発明においては、印刷物の画像濃度を
露光量とバイアス電圧等を用いてファジイ推論するの
で、ユ−ザの試行や熟練等に関わりなく印刷物を常に適
正な画像濃度で自動的に印刷することができる。
【0044】また、上記を画像濃度をユ−ザの好みによ
り変更して自動的に印刷することもできる。
【0045】さらに、部品劣化や故障等による画像濃度
以上を自動的に検出して表示し、保守作業を容易化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子プリンタの画像濃度制御装置
実施例のブロック図である。
【図2】本発明に用いる発光量とバイアス電圧に対する
画像濃度の関係をファジイ表現した経験則図である。
【図3】本発明に用いる発光量のメンバシップ関数図で
ある。
【図4】本発明に用いるバイアス電圧のメンバシップ関
数図である。
【図5】本発明に用いる画像濃度のメンバシップ関数図
である。
【図6】本発明における制御演算式の一例である。
【図7】本発明における制御ル−ルの一例である。
【図8】電子写真方式のプリンタの構成図である。
【符号の説明】
1 プリンタ 3 発光量発生装置 4 出力装置 5 表示装置 6 ファジイ推論プロセッサ 7 制御ル−ル装置 8 目標値装置 9 電圧検出器 10 光量検出器 11 濃度検出器 12 ファジイ入力装置 13 印刷物 21 感光体 22 現像装置 23 光源 24 バイアス電圧源 25 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安西 正保 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 後藤 達生 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 均一に帯電した感光体に光源により露光
    して静電潜像を形成し、上記感光体にバイアス電圧を印
    加した現像剤磁気ブラシを摺擦して反転現像されたトナ
    −像を得る電子写真方式のプリンタにおいて、上記バイ
    アス電圧と露光量ならびに印刷物の画像濃度とを検出す
    る手段と、上記各検出手段の出力を規格化するファジイ
    入力装置と、ファジイ推論の制御ル−ルを格納する制御
    ル−ル装置と、上記ファジイ入力装置の出力と上記制御
    ル−ルを用いてファジイ推論により上記プリンタに入力
    するバイアス電圧と露光量とを算出するファジイ推論プ
    ロセッサとを備えたことを特徴とする電子プリンタの画
    像濃度制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記制御ル−ル装置
    またはファジイ推論プロセッサは少なくとも、上記露光
    量に対する3種類のメンバシップ関数と、上記バイアス
    電圧に対する3種類のメンバシップ関数と、上記画像濃
    度に対する5種類のメンバシップ関数とを格納するよう
    にしたことを特徴とする電子プリンタの画像濃度制御装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記ファジ
    イ推論プロセッサが推論した画像濃度値を表示する表示
    装置を備えたことを特徴とする電子プリンタの画像濃度
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2ないし3のいずれかにおいて、
    上記各メンバシップ関数における露光量とバイアス電圧
    と画像濃度の規格値を設定する手段と、上記規格値を変
    更する目標値装置とを備え、上記ファジイ推論プロセッ
    サは上記各規格値により上記プリンタに入力するバイア
    ス電圧と露光量とを算出するようにしたことを特徴とす
    る電子プリンタの画像濃度制御装置。
JP3318078A 1991-12-02 1991-12-02 電子プリンタの画像濃度制御装置 Withdrawn JPH05150602A (ja)

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JPH05150602A true JPH05150602A (ja) 1993-06-18

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ID=18095229

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JP (1) JPH05150602A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072512A (en) * 1997-04-28 2000-06-06 Nec Corporation Electrophotographic printing apparatus with controller for varying light intensity

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 19990311