JPH07115487B2 - 電子写真式印字装置 - Google Patents

電子写真式印字装置

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JPH07115487B2
JPH07115487B2 JP61299735A JP29973586A JPH07115487B2 JP H07115487 B2 JPH07115487 B2 JP H07115487B2 JP 61299735 A JP61299735 A JP 61299735A JP 29973586 A JP29973586 A JP 29973586A JP H07115487 B2 JPH07115487 B2 JP H07115487B2
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晃弘 山下
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Fuji Xerox Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光体表面上において画像信号で変調した光
ビームを走査することによって潜像を形成し、この潜像
を現像することによって可視画像を得る電子写真式印字
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来において、レーザ光発生装置から発生されたレーザ
光を画像信号で変調し、その変調されたレーザ光を回転
多面鏡によって偏向して感光体表面上で走査するによ
り、感光体表面に入力画像信号に対応した潜像を形成
し、その潜像をトナー等によって現像して転写紙に転写
記録する電子写真式印字装置が知られている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、従来装置においては、レーザ光発生装置から
発生させるレーザ光の光量を何等制御せずに一定光量と
しているため、例えば環境温度の変化による感光体の露
光特性の変化やレーザ光の光路中に配置された光学系の
劣化による光量の変化により、感光体表面に形成する明
部電位が変化し、明部に対するかぶり現象や細線の細り
現象が発生し、画質が劣化するという問題があった。
本発明はこのような問題点を解決し、良好な可視画像を
得ることができる電子写真式印字装置を提供することを
目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、感光体表面上にお
いて画像信号で変調した光ビームを走査することによっ
て該感光体表面上に潜像を形成し、その潜像を現像器で
現像することによって可視画像を得る電子写真式印字装
置において、前記感光体表面上の前記光ビームの照射位
置と前記現像器の配設位置との間に配設され、前記感光
体の表面電位を測定する測定手段と、レーザ光制御電圧
を入力し、該レーザ光制御電圧に対応して前記光ビーム
の光量を可変制御する光ビーム発生手段と、前記測定手
段による前記感光体の表面の明部電位の測定値に基づき
前記レーザ光制御電圧が所定の許容範囲の値になるよう
に前記レーザ光制御電圧を可変制御する第1の制御手段
と、前記測定手段による前記感光体の表面の明部電位の
測定値に基づき前記感光体の表面の明部電位が予め設定
した目標値の公差の範囲内になるように前記レーザ光制
御電圧を可変制御する第2の制御手段とを具備したこと
を特徴とする。
[作用] 本発明によれば、第1の制御手段により、レーザ光制御
電圧が所定の許容範囲の値になるようにレーザ光制御電
圧を感光体の表面の明部電位の測定値に基づき可変制御
するとともに、第2の制御手段により、感光体の表面の
明部電位が予め設定した目標値の公差の範囲内になるよ
うにレーザ光制御電圧を感光体の表面の明部電位の測定
値に基づきレーザ光制御電圧を可変制御する。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、矢
印a方向に回転する感光体1の表面はチャージコロトロ
ン2で一様に帯電されて感光性が付与される。次いで、
感光体1は画像信号13によって変調され、かつレーザ光
発生部3から発生されたレーザビーム12によって露光さ
れ、画像信号13に対応した静電潜像が形成される。この
静電潜像は現像器8からトナーを供給することによって
現像された後、転写コロトロン10によって転写紙9に転
写される。そして、像転写後の転写紙9は剥離コロトロ
ン11によって感光体1から剥離される。
このような一連の工程において、現像前の感光体1の表
面電位が表面電位計4によって検出され、その検出信号
5が制御部7に入力され、形成すべき画像の明部電位が
制御部7において検出される。制御部7は検出した明部
電位が目標値の公差範囲内になるようにレーザ光発生部
3から発生するレーザビーム12の光量を制御する。
ところで、第2図に示すような明減衰曲線を示す感光体
1においてVcminを鮮明な画像を得るのに最小限必要な
電位コントラストとすると、(イ)で示す光量を用いた
ときは現像バイアスと明電位との電位コントラストが不
足しているため、レーザビームプリンタ特有の線状かぶ
り(以下、構造線と呼ぶ)が発生する。また、光量を上
げて(ロ)で示す部分を用いると、電位コントラストが
充分とれて鮮明な画像が得られる。しかしさらに光量を
上げて(ハ)で示す部分を用いると、電位コントラスト
は充分確保でき、構造線の発生の懸念はなくなるが、逆
に細線が細り、鮮明な画像が得られなくなる。これは、
次の様な理由による。すなわち、レーザビーム12はガウ
ス分布をしていることが一般的にしられている。従っ
て、明部の表面電位は感光体1の円周方向において第3
図(a)に示すように、凹凸状の分布を有している。従
って、電位コントラストが不足している場合、第3図
(b)の(ニ)で示す部分に対し(ホ)で示す部分は第
4図(a)に示すように電位が高く、現像されやすく、
構造線となる。一方、レーザ−ビームの1ドット分の細
線を再現させる場合の表面電位は第4図(b)のように
なる。レーザ−ビーム光量が強過ぎる場合、第4図
(b)の(ヘ)で示す部分の現像コントラストが小さく
なり、像(特に細線)の再現性が悪くなる。
本発明は、明部電位を測定し、明部電位を一定に保つよ
うな最適光量に可変設定することによって常に鮮明な画
像が得られるようにするものである。
第5図(a),(b)はレーザ光量を制御する制御部7
の動作を示すフローチャートである。図中、VRはレーザ
ー光発生部3に対するレーザ光制御電圧、VMは明部電位
を示している。
まず、電源投入後の最初のプリントである場合、制御部
7はVRの初期値VRiを出力し、レーザ光発生部3のレー
ザ光制御電圧をVRiに設定する(ステップ14,15)。次
に、最初のプリントであるか否かを区別するためのフラ
グFをF=0に設定した後、所定時間(約1000ms)経過
するのを待ってVMを検出する(ステップ16〜18)。な
お、電源投入後の最初のプリントでなければ制御部7は
ステップ17の動作から開始する。
次に、制御部7はフラグFがF=0かF=1かを判断し
(ステップ19)、F=0ならばステップ20以降の動作に
よってVRを目標値の公差範囲内にフィードバック制御す
る。すなわち、VMの目標値をVs,係数をDとすると、 VR=VR+D(VM−VS) …(1) によって新たなVRを設定する(ステップ20)。そし
て、この新たなVRが最大値VRmaxより大きいか、または
最小値VRmin1より小さいか否かを判断し(ステップ2
1)、VR>VRmaxならばこのことを示すエラー表示(MAX
エラー表示)を行い、その後の印字動作を停止する(ス
テップ47)。逆にVR<VRmin1の場合には、VR=VRmin1に
設定し(ステップ48)、この新たなVRを出力する(ステ
ップ24)。
一方、ステップ19の判断において、F=1の場合はVRを
前回のプリント時に用いた値VR OLDに設定した後、F=
0としてVR=VR OLDを出力する(ステップ22〜24)。ま
た、F=0であり、VRmin1<VR<VR MAXの場合は、ステ
ップ20で求めたVRを出力する。
このような動作を3回まで繰返したならば所定時間(17
0ms)経過した後、VMを検出し(ステップ25〜28)、VM
が目標値VSの下限値(VS−X)を下回った時は、VRをΔ
VRだけ減じ(ステップ30)、逆にVMが目標値VSの上限値
(VS+X)を上回った時はVRをΔVRだけ増加する(ステ
ップ31)。しかし、VS−X<VM<VS+Xの時はVRを可変
せず、再びVRを判断する(ステップ32)。
この判断において、VR<VR MAXならばエラー表示(MAX
エラー表示)を行い(ステップ47)、VR<VRmin1ならば
VR=VRmin1として出力する(ステップ49,33)。しか
し、これ以外の条件ではVRをそのまま出力する(ステッ
プ33)。
ステップ27〜33の動作を7回繰返したならば(ステップ
34)、所定時間(170ms)経過した後、再度VMを検出
し、それが目標値の上限値(VS+X)を越えるか、下限
値(VS−X)を下回るかを判断する(ステップ34〜3
7)。この結果、VM<VS−Xならば続いてVRを判断し、V
Rの第2の下限値VRmin2以上ならばコントロールエラー
表示を行い、その後の印字動作を停止させる(ステップ
43,50)。しかし、VR<VRmin2ならばF=0とし(ステ
ップ44)、170ms経過した後、VMを検出してレーザ光量
の制御を終了し、プリントモードに移行する(ステップ
45〜46)。
一方、VM>VS+Xの場合、コントロールエラー表示を行
い、その跡の印字動作を停止させる(ステップ37,5
0)。
しかし、VMが設定地VSの上限値と下限値との間にあれ
ば、VR OLD=VRとした後、 VR=(VR+C1)×C2/100−C1 …(2) によってVRを一定量増加させる(ステップ39)。ここで
C1,C2は定数である。
そして、新たなVRがVR MAX以内であれば、この時のVRを
出力し(ステップ40,41)、次いでF=1に設定する
(ステップ42)。その後、170ms経過してからVMを検出
してレーザ光量の制御を終了し、プリントモードに移行
する(ステップ45〜46)。しかし、ステップ40において
VR>VR MAXの場合はエラー表示を行い、印字動作を停止
する(ステップ40,47)。
要約すれば、最初のプリントについては「VM−VS」に応
じてレーザ制御電圧VRを3段階に亘ってフィードバック
制御し、その後VMが上限値(VS+X)と下限値(VS−
X)との間になるように7段階に亘ってレーザ制御電圧
VRを制御するものである。
従って、レーザ光の光路中の光学系の劣化や感光体の露
光特性の変化があっても常に最適なレーザ光量(明部電
位が一定電位になるレーザ光量)で感光体を露光するこ
とができ、構造線の発生防止と細線の再現性を向上させ
ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、光ビーム照射後に
おける感光体の明部電位を検出し、その結果に応じてレ
ーザ光量を制御し、明部電位が目標値の公差範囲内にな
るようにしたため、構造線の発生防止と細線の再現性を
良くすることができ、全体としての画質を向上させるこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
レーザ光量と感光体表面電位および現像バイアスとの関
係を説明するための説明図、第3図は明部電位と構造線
の発生を説明するための説明図、第4図は明部電位と細
線の再現性を説明するための説明図、第5図はレーザ光
量を制御する制御部の動作を示すフローチャートであ
る。 1……感光体、2……チャージコロトロン、3……レー
ザ光発生部、4……表面電位計、7……制御部、8……
現像器、9……転写紙、10……転写コロトロン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体表面上において画像信号で変調した
    光ビームを走査することによって該感光体表面上に潜像
    を形成し、その潜像を現像器で現像することによって可
    視画像を得る電子写真式印字装置において、 前記感光体表面上の前記光ビームの照射位置と前記現像
    器の配設位置との間に配設され、前記感光体の表面電位
    を測定する測定手段と、 レーザ光制御電圧を入力し、該レーザ光制御電圧に対応
    して前記光ビームの光量を可変制御する光ビーム発生手
    段と、 前記測定手段による前記感光体の表面の明部電位の測定
    値に基づき前記レーザ光制御電圧が所定の許容範囲の値
    になるように前記レーザ光制御電圧を可変制御する第1
    の制御手段と、 前記測定手段による前記感光体の表面の明部電位の測定
    値に基づき前記感光体の表面の明部電位が予め設定した
    目標値の公差の範囲内になるように前記レーザ光制御電
    圧を可変制御する第2の制御手段と を具備したことを特徴とする電子写真式印字装置。
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JP2000181158A (ja) * 1998-12-15 2000-06-30 Canon Inc 露光装置及びこの露光装置を備える画像形成装置
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