JPH0515050U - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0515050U
JPH0515050U JP6317291U JP6317291U JPH0515050U JP H0515050 U JPH0515050 U JP H0515050U JP 6317291 U JP6317291 U JP 6317291U JP 6317291 U JP6317291 U JP 6317291U JP H0515050 U JPH0515050 U JP H0515050U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
light unit
image forming
laser scanning
scanning light
Prior art date
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Pending
Application number
JP6317291U
Other languages
English (en)
Inventor
真一 平畑
育伸 吉山
武志 浅野
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ブラザー工業株式会社 filed Critical ブラザー工業株式会社
Priority to JP6317291U priority Critical patent/JPH0515050U/ja
Publication of JPH0515050U publication Critical patent/JPH0515050U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラム駆動機構で発生する振動によって、レ
ーザ走査光ユニットの光軸がドラムに対してずれ、画像
むらが発生することを防止する。 【構成】 ドラムとレーザ走査光ユニットを剛体結合部
材で一体的に結合し、ドラム駆動機構をフレームに弾性
的に取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、画像形成装置に関し、更に詳細には、レーザ光で感光紙上に静電潜 像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置の例として、湿式電子写真方式を用いたフルカラープリン タを図3及び図4に示す。図3は、構成をわかりやすく示すため一部破断した正 面図であり、図4は、要部のみを示した上面図である。
【0003】 最初に図3を参照して、構成及び動作を説明する。感光紙ロール20より感光 紙送りローラ22aによって送られた感光紙25は、ペーパーカッタ27で所定 の長さに切断され、感光紙送りローラ22bによってドラム30へ送られ、ドラ ム30の外周に巻き付けられる。前記感光紙25はドラム30の回転に伴い、最 初に帯電装置32によって均一に帯電され、次にレーザ走査光ユニット35によ って露光され、表面に静電潜像が形成される。次に、現像装置37に送られた前 記感光紙25は、現像装置移動機構40によって予めドラム30の下部に設置さ れたイエローの現像装置37yによって現像され、静電潜像が可視化される。最 後に除電装置42によって表面に残留した電荷が除去され、電子写真工程の一色 分が終了する。さらに同様の工程をマゼンタ、シアンの各色について行った後、 フルカラー画像の形成された前記感光紙25は、剥離爪45によってドラム30 から剥離され、乾燥器47によって乾燥され、排紙ベルト50及び排紙ローラ5 2によって排紙トレイ55へ排出される。感光紙25を剥離した後のドラム30 は、クリーニングローラ57によってクリーニングが行われ、一連の電子写真工 程の全てを終了する。
【0004】 次に図4を参照して、要部の詳細な構成を説明する。ドラム30は、ドラム軸 30a、30bでドラム支持部材60によって回転自在に支持されており、ドラ ム支持部材60はフレーム70に取り付けられている。ドラム軸30aには被駆 動ギア62が取り付けられており、ドラム駆動モータ65に取り付けられた駆動 ギア67と噛み合わされている。ドラム駆動モータ65は、フレーム70に取り 付けられている。また、レーザ走査光ユニット35は、レーザ走査光ユニット支 持部材72に支持されており、レーザ走査光ユニット支持部材72もまたフレー ム70に取り付けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
レーザ走査光ユニット35は、内部に半導体レーザ、コリメータレンズ、反射 ミラー、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動モータ、円筒レンズ等を含み、極 めて精密な位置決めが必要であるので、ユニットとして一体的に構成されている 。同様に、高画質な画像形成を行うためには、感光紙25を保持するドラム30 とレーザ走査光ユニット35との間にも、精密な位置決めが必要である。しかし ながら、従来の画像形成装置では、レーザ走査光ユニット35、ドラム支持部材 60及びドラム駆動モータ65がそれぞれ独立にフレーム70に取り付けられて いたので、ドラム駆動時に被駆動ギア62と駆動ギア67との間で発生する振動 がフレーム70に伝わり、レーザ走査光ユニット35の光軸がドラム30に対し て主走査方向や副走査方向に振動し、画像上で線がギザギザになったり、色ずれ となったり、或いは画像上に濃淡のむらとなって現れるという問題点があった。 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ドラム駆動 機構で発生する振動が画像を劣化させることのない画像形成装置を提供すること を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の画像形成装置では、ドラムとレーザ走査光 ユニットを剛体結合部材で一体的に結合した状態でフレームに取り付け、ドラム 駆動機構をフレームに弾性的に取り付けた。
【0007】
【作用】 上記の構成を有する本考案の画像形成装置では、ドラム駆動機構がフレームに 弾性的に取り付けられているので、ドラム駆動機構で発生する振動がフレームに 伝わりにくい。わずかに伝達された振動も、ドラムとレーザ走査光ユニットが剛 体結合部材で一体的に保持されているので、全体を振動させることはあっても、 ドラムとレーザ走査光ユニットの間に相対的な位置ずれを発生させることはない 。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 最初に図1及び図2を参照して、本実施例の構成を説明する。図1は、構成を わかりやすく示すため一部破断した正面図であり、図2は、要部のみを示した上 面図である。なお、基本的な構成及び動作は従来例と同じであるので、同一部分 には同一符号を付して、重複説明は省略する。
【0010】 ドラム30は、ドラム軸30a、30bで図示せぬドラム支持部材によって回 転自在に支持されており、ドラム支持部材は剛体結合部材80に取り付けられて いる。ドラム軸30aには被駆動ギア軸62aが、カップリング82を介して結 合されている。被駆動ギア軸62aには被駆動ギア62が取り付けられており、 ドラム駆動モータ65に取り付けられた駆動ギア67と噛み合わされている。
【0011】 ドラム駆動モータ65はドラム駆動機構保持フレーム85aに取り付けられて おり、前記被駆動ギア軸62aは図示せぬ被駆動ギア軸支持部材を介して、ドラ ム駆動機構保持フレーム85a、85bに回転自在に支持されている。被駆動ギ ア62、被駆動ギア軸62a、被駆動ギア軸支持部材、ドラム駆動モータ65、 駆動ギア67、及びドラム駆動機構保持フレーム85a,85bでドラム駆動機 構75を構成しており、ドラム駆動機構75は、防振ゴム等の弾性部材87を介 して、フレーム70に取り付けられている。
【0012】 また、レーザ走査光ユニット35は、剛体結合部材80に取り付けられており 、剛体結合部材80は、支持部材90によってフレーム70に取り付けられてい る。
【0013】 次に本実施例の動作及び効果を説明する。ドラム30の駆動時に、被駆動ギア 62と駆動ギア67のバックラッシ、或いはそれぞれのギアの偏心等により、振 動が発生する。その振動は、ドラム駆動機構保持フレーム85a,85b及び被 駆動ギア軸62aに伝達されるが、ドラム駆動機構保持フレーム85a,85b の振動は弾性部材87によって、被駆動ギア軸87の振動はカップリング82に よって遮断され、フレーム70及びドラム30にはほとんど伝達されない。
【0014】 また、ドラム30とレーザ走査光ユニット35は剛体結合部材80によって一 体的に保持されているので、わずかに伝達された振動によって、レーザ走査光ユ ニットの光軸がドラム30に対してぶれることはない。
【0015】 本考案は以上詳述した実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しな い範囲において種々の変更を加えることができる。例えば、本実施例では湿式電 子写真方式を用いたフルカラープリンタについて詳述したが、レーザ光を用いて 感光紙上に画像を形成する方式の画像形成装置であれば、乾式のものであっても よいし、単色のプリンタ、コピー機等でも構わない。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したことから明かなように、本考案の画像形成装置によれば、ドラム 駆動機構で発生する振動によって画像が劣化することのない画像形成装置を提供 できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す一部破断した正
面図である。
【図2】同実施例の要部のみを示した上面図である。
【図3】従来例の構成を示す一部破断した正面図であ
る。
【図4】従来例の構成を示した上面図である。
【符号の説明】
25 感光紙(画像形成用紙) 30 ドラム 35 レーザ走査光ユニット 70 フレーム 75 ドラム駆動機構 80 剛体結合部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成用紙を保持するドラムと、ドラ
    ムを駆動するドラム駆動機構と、レーザ走査光ユニット
    とを有する画像形成装置において、 ドラムとレーザ走査光ユニットを剛体結合部材で一体的
    に保持した状態でフレームに取り付け、ドラム駆動機構
    をフレームに弾性的に取り付けたことを特徴とする画像
    形成装置。
JP6317291U 1991-08-09 1991-08-09 画像形成装置 Pending JPH0515050U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317291U JPH0515050U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317291U JPH0515050U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515050U true JPH0515050U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13221579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6317291U Pending JPH0515050U (ja) 1991-08-09 1991-08-09 画像形成装置

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