JPH0515036B2 - - Google Patents

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JPH0515036B2
JPH0515036B2 JP3952084A JP3952084A JPH0515036B2 JP H0515036 B2 JPH0515036 B2 JP H0515036B2 JP 3952084 A JP3952084 A JP 3952084A JP 3952084 A JP3952084 A JP 3952084A JP H0515036 B2 JPH0515036 B2 JP H0515036B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
terminal
electric wire
length
coating
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3952084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60182681A (ja
Inventor
Masakazu Kobayashi
Takashi Matsubara
Masao Ueda
Hiroaki Miki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP3952084A priority Critical patent/JPS60182681A/ja
Publication of JPS60182681A publication Critical patent/JPS60182681A/ja
Publication of JPH0515036B2 publication Critical patent/JPH0515036B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (利用分野) この発明は、被覆電線の端末の被覆を剥離し、
端子を圧着するべくした電線の端子圧着装置の改
良に関するものである。
(従来技術) 被覆電線の端末に端子を圧着する場合、ある一
定長に切断した被覆電線の端末の被覆をある一定
長だけ剥離し、一定形状および寸法の端子をこの
電線端末に圧着するのであるが、例えば第1図の
ように第1つかみ部Taは被覆部Waを全周にわた
り、かつその被覆端部からある長さLだけを余し
て確実につかみ、また第2つかみ部Tbは導体部
Wbを全周に渡り確実につかむようにして圧着す
る必要がある。しかしながら、第1つかみ部Ta
が導体部Wbをつかんだり、第2つかみ部Tbが被
覆部Waをつかんだり、第1つかみ部Taが被覆部
Waを確実につかむことなく圧着されることがあ
る。そして、このような端子圧着状態の良否は、
端子圧着後に目視検査され、良品と不良品とを選
別していたのであるが、面倒で不正確かつ、端子
打ち機の自動化に伴ない、その速度に追従するた
めには多くの人手を要することから、検査の自動
化がはかられて来た。しかしながら、その検査も
また端子の圧着後に行うものであつたため、非常
にむづかしいものであつた。
ところで、端子圧着状態の不良を調べてみる
と、電線を把持した位置を基準位置として該基準
位置から電線端末の被覆に切り込みが与えられた
位置(被覆剥離位置)までの長さが適正であるに
もかかわらず圧着時のつかみ位置が不良であるも
のはほとんどない。すなわち、端子圧着の不良は
電線の基準位置から被覆剥離位置までの長さの不
良によると言つても過言ではない。そして、この
電線の基準位置から被覆剥離位置までの長さの不
良は、ワイヤストリツパの刃がはいる位置が一定
であるにもかかわらず、被覆から電線が引き抜か
れるときに電線に残つている側の被覆がランダム
に伸びることに起因している。ところで、端子を
圧着する前に電線の基準位置から被覆剥離位置ま
での長さを検査することは、端子圧着後にその圧
着状態を検査するのに比べて容易であり、かつ圧
着前の検査で圧着後の不良を予測できるならば前
述の基準位置から被覆剥離位置までの長さの変動
に応じて、端子を圧着する位置を調整することに
よつて、端子圧着の不良を予防することができ
る。
(発明の目的) この発明は、前述のような従来技術の問題点お
よび端子圧着状態不良の実状についての知見に基
いて行なわれたものであり、電線の基準位置から
被覆剥離位置までの長さの変動に対応して端子と
電線との相対位置を制御し、端子圧着の不良を防
止できるようにした電線の端子圧着装置を提供す
ることを目的とする。
(発明の構成) この発明の構成は、 (1) 被覆を剥離した電線端末に端子を圧着する前
に電線の基準位置から被覆剥離位置までの長さ
を測定し、その所定値からの変動を検出する。
(2) 前述検出した変動長さに対応して端子と電線
との相対位置を制御できるようにする。
ことを特徴とする。
(実施例) 好ましい実施例として、ワイヤカツタおよびワ
イヤストリツパへ供給される電線の支持装置を設
けたアームの回動によつて、被覆を剥離された電
線端末を端子打ち機に供給するようにした端子圧
着装置における実施例について図面を用いて説明
する。
第2図のように、図示しない公知の電線供給装
置から供給される電線W1は公知の電線支持装置
1に支持され、その端末は、公知のワイヤストリ
ツパ2に供給される。電線支持装置1は、図示し
ないモータと減速機を含む公知の駆動手段3を介
してアーム4に設置されている。アーム4は、図
示しない動力装置と結合された回動軸5周りに回
動し、電線支持装置1をワイヤストリツパ位置お
よび端子打ち機位置に折返し位置させる。端子打
ち機6はリールに巻き取られた連続式の圧着端子
を一個ずつ順次、圧着するようにした公知のもの
である。ワイヤストリツパ2の先には公知のワイ
ヤカツタ7が添設されている。そして、電線の供
給、ワイヤストリツパ2による被覆剥離動作、ア
ーム4の回動、端子打ち動作、ワイヤカツタ7の
動作は図示しない公知の制御装置Cの制御により
順次を追つて行われる。
そして、電線W1がワイヤストリツパ2から端
子打ち機6へ移送される経路8上には、通過する
電線W1を挟むように対峙して、図示しない電源
から電力を供給されるストロボ光源9a、モノク
ロのテレビカメラ9bが設けられており、かつ電
線W1がこの位置に来たことを検出するホトセン
サ9cが設けられている。そして、光源9a、テ
レビカメラ9b、ホトセンサ9cおよび第3図の
公知の画像処理装置9dによつて、電線W1の基
準位置例えば電線支持装置1による把持位置先端
から被覆剥離位置までの長さを測定する測定手段
が形成されている。
電線W1が来たことを検出したホトセンサ9c
の出力は、光源9aにストロボ発光の指令として
入力すると共に画像処理装置9dに入力し、テレ
ビカメラ9bから画像処理装置9dへの入力を取
り込ませる。画像処理装置9dの出力は、比較手
段10に入力し、図示しないメモリから入力する
前述長さに関する所定値の入力と比較され、その
ずれが求められる。比較手段10の出力はサーボ
アンプ11に入力し、その出力は駆動手段3に入
力する。
次に、その作用について説明する。図示しない
電線供給装置から供給される電線W1は、電線支
持装置1中を通り、端子を圧着したときつかみ余
す被覆部長さL(第1図参照)を適正にできるよ
うな長さだけ突き出される。この状態で電線支持
装置1は電線W1を把持し、その端末がワイヤス
トリツパ2へ供給される。ここで、ワイヤストリ
ツパ2ではその刃2aがワイヤW1を挾み込み、
被覆部に切り込んだ状態を保持する。すなわちこ
の状態にあつては、被覆にのみ切り込みが与えら
れており、電線支持装置1を移動させて電線W1
をワイヤストリツパ2から引き離なすような力を
作用させれば、前記切り込み位置から先端側の被
覆は導体部Wbより抜け落ちるような状態にあ
る。そこで図示しない動力により回動軸5を回動
させ、アーム4を端子打ち機6の方へ回動させ
る。このとき電線W1にはその把持位置とワイヤ
ストリツパ2との間で引張力が作用し、前記切り
込み位置から先端側の被覆が導体部Wbから抜け
落とされる。その後ワイヤストリツパ2の刃2a
は開く。その途中、光源9aとテレビカメラ9b
の対峙位置に差しかかるとホトセンサ9cが電線
W1の到来をセンスして出力し、光源9aがスト
ロボ発光する。テレビカメラ9bは電線W1端末
のシルエツト画像を撮影し、同じくホトセンサ9
cの出力により画像処理装置9dに取り込む。こ
の時の電線Wの端末は、第4図aの通りであり、
第4図bのような画像データが取り込まれる。そ
して、公知の画像認識により、電線W1の基準位
置R、この場合、電線支持装置1の把持位置から
被覆剥離位置までの長さlが求められる。この長
さlについてのデータは比較手段10で、この長
さに関する所定値l0と比較され、ずれ△lが求め
られる。このずれ△lはサーボアンプ11で増幅
されて駆動手段3に入力し、電線W1が端子打ち
機6へ供給されるまでの間に、電線支持装置1を
矢印12方向に駆動する。そして、電線W1の端
末は、端子打ち機6に望ましい位置関係を保つて
供給される。従つて、電線W1は、そのつかみ余
した被覆部長さLが適正になるように端子Tを圧
着される。端子Tが圧着されるアーム4は元の位
置へ回動して戻り、電線支持装置1は把持を緩め
ると共に電線W1は所定長さだけ前進せしめられ、
ワイヤカツタ7の刃が閉じて切断される。切断
後、ワイヤカツタ7の刃は開く。
以上のように、この発明によれば、電線端末の
被覆を剥離する際に、端子を圧着するべき電線
W1側の被覆Waにランダムな伸びがあり、従つて
第4図a中の長さlに変動があつたとしても、端
子Tを圧着した際にこの端子Tがつかみ余した被
覆長さLを適正に保つように圧着でき、端子圧着
の不良を防止できると言う効果が発揮される。こ
のため、圧着不良による電線および端子のむだを
なくすることができると言う効果もある。
(他の実施例) 他の実施例として、電線と端子の相対位置を制
御するために端子打ち機の位置を調整することも
でき、また、端子打ち機の端子圧着部の位置を調
節することもできる。また、電線の両端に端子を
圧着するようにした端子圧着装置やシステムワイ
ヤプロセツサのような大型の装置に実施すること
もできる。更に、電線の基準位置から被覆剥離位
置までの長さの測定手段は、ラインセンサ、ホト
センサアレイ等を使用した他の光学的装置、電磁
式センサおよび静電容量式センサなどの非接触式
の装置ならびに接触式の装置によることもでき
る。また、前述のずれ△lをその許容値△lmax
と比較するようにし、△lmaxを越えるときは、
警報信号を出力し、端子打ち機6の動作を中止さ
せ、アーム4が元の位置に戻つたときに、電線を
適宜、送給し、被覆を再剥離することもできる。
そして、これら他の実施例の効果もまた前述実施
例の効果と同様である。
(発明の効果) 以上の通り、この発明は、被覆電線に対する端
子圧着の不良を防止できると言う顕著な効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の従来技術および実施例を示
すものであり、第1図、第2図は概要図、第3図
はブロツク図、第4図は概要図である。 第2図および第3図において、3は駆動手段、
6は端子打ち機、9は測定手段、10は比較手段
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 端末の被覆を剥離した電線の該被覆部を電線
    支持装置により把持した状態で該電線を端子打ち
    機へ供給する前段に、前記電線支持装置による前
    記電線の把持位置を基準位置として該基準位置か
    ら前記端末の被覆に切り込みが与えられた被覆剥
    離位置までの長さを測定する測定手段を設け、こ
    の測定手段の出力を比較手段に入力し、前記測定
    した長さとこの長さに関する所定値との比較によ
    るこの比較手段の出力を、前記端子と前記電線と
    の相対位置を制御するようにした駆動手段に入力
    してなる電線の端子圧着装置。 2 前記駆動手段は前記電線支持装置を駆動する
    べくした特許請求の範囲第1項記載の電線の端子
    圧着装置。 3 前記駆動手段は前記端子打ち機を駆動するべ
    くした特許請求の範囲第1項記載の電線の端子圧
    着装置。 4 前記駆動手段は前記端子打ち機の端子圧着部
    を駆動するべくした特許請求の範囲第1項記載の
    端子圧着装置。
JP3952084A 1984-02-29 1984-02-29 電線の端子圧着装置 Granted JPS60182681A (ja)

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JP3952084A JPS60182681A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 電線の端子圧着装置

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JP3952084A JPS60182681A (ja) 1984-02-29 1984-02-29 電線の端子圧着装置

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JPS60182681A JPS60182681A (ja) 1985-09-18
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US4649621A (en) * 1986-02-21 1987-03-17 Artos Engineering Company Wire processing apparatus having control means
JP5570068B2 (ja) * 2010-10-29 2014-08-13 矢崎総業株式会社 L型端子の検査装置

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JPS60182681A (ja) 1985-09-18

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