JPH066922A - 被覆電線の剥皮方法 - Google Patents
被覆電線の剥皮方法Info
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- JPH066922A JPH066922A JP4314781A JP31478192A JPH066922A JP H066922 A JPH066922 A JP H066922A JP 4314781 A JP4314781 A JP 4314781A JP 31478192 A JP31478192 A JP 31478192A JP H066922 A JPH066922 A JP H066922A
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
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- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、各種電気機器に使用される被覆電
線の剥皮方法に関し、剥皮刃の切込み深さを制御して、
剥皮工程の円滑化による生産性の向上に役立つ被覆電線
の剥皮方法を提供することを目的とする。 【構成】 芯線1Aと被覆層1Bで構成される被覆電線
1を、剥皮刃2、2′間を経て電線保持管13に送り出
し、モータ12によりボールナット11を駆動して剥皮
刃2を被覆層1Bに切り込ませ、剥皮刃2と芯線1Aと
の接触による電気的導通を導通検知手段21により検知
してモータ12を停止させ、供給ローラ7、7′の回転
により被覆層1Bの剥皮を行っている。
線の剥皮方法に関し、剥皮刃の切込み深さを制御して、
剥皮工程の円滑化による生産性の向上に役立つ被覆電線
の剥皮方法を提供することを目的とする。 【構成】 芯線1Aと被覆層1Bで構成される被覆電線
1を、剥皮刃2、2′間を経て電線保持管13に送り出
し、モータ12によりボールナット11を駆動して剥皮
刃2を被覆層1Bに切り込ませ、剥皮刃2と芯線1Aと
の接触による電気的導通を導通検知手段21により検知
してモータ12を停止させ、供給ローラ7、7′の回転
により被覆層1Bの剥皮を行っている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電気機器に使用さ
れる被覆電線の剥皮方法に関するものである。
れる被覆電線の剥皮方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種電気機器に使用されている
配線用の被覆電線は、電気機器の端子などの電気接続部
に接続するため、その端部において所定の長さの被覆を
剥離して芯線を露出する加工が行われている。
配線用の被覆電線は、電気機器の端子などの電気接続部
に接続するため、その端部において所定の長さの被覆を
剥離して芯線を露出する加工が行われている。
【0003】近年、各種電気機器の需要の増大と多様化
に伴い、被覆電線の被覆を剥離する剥皮作業を行う装置
として、図10および図11に示すような装置が提案さ
れている。図10は、従来の被覆電線の剥皮方法を示す
説明図であり、芯線1Aの周囲に絶縁材による被覆層1
Bを形成した被覆電線1を供給ローラ4、4′で把持し
て送り出し、被覆電線の所定の位置において、剥皮刃
2、2′により被覆層1Bに切込みを入れている状態を
表している。
に伴い、被覆電線の被覆を剥離する剥皮作業を行う装置
として、図10および図11に示すような装置が提案さ
れている。図10は、従来の被覆電線の剥皮方法を示す
説明図であり、芯線1Aの周囲に絶縁材による被覆層1
Bを形成した被覆電線1を供給ローラ4、4′で把持し
て送り出し、被覆電線の所定の位置において、剥皮刃
2、2′により被覆層1Bに切込みを入れている状態を
表している。
【0004】剥皮刃2、2′には、剥皮刃2、2′の切
込み深さを、被覆層1Bの厚さに等しくするため、被覆
層1Bの厚さに相当する位置にストッパ3、3′を設け
て剥皮刃2、2′が不必要に芯線1Aを切込むことを防
止している。そして、剥皮刃2、2′の切込み深さに達
した後、供給ローラ4、4′を回転させて被覆電線1を
移動することにより剥皮刃2、2′により被覆層1Bの
剥皮を行っている。
込み深さを、被覆層1Bの厚さに等しくするため、被覆
層1Bの厚さに相当する位置にストッパ3、3′を設け
て剥皮刃2、2′が不必要に芯線1Aを切込むことを防
止している。そして、剥皮刃2、2′の切込み深さに達
した後、供給ローラ4、4′を回転させて被覆電線1を
移動することにより剥皮刃2、2′により被覆層1Bの
剥皮を行っている。
【0005】図11に示す装置は、サーボモータ5によ
り剥皮刃2に取り付けたボールナット6を駆動して被覆
層1Bに対して予め設定した切込み深さまで、剥皮刃
2、2′を進入させるようにしている。なお、2′は固
定された剥皮刃である。供給ローラ4、4′を回転させ
て被覆電線1の剥皮を行う工程は、前記図10の場合と
同様である。
り剥皮刃2に取り付けたボールナット6を駆動して被覆
層1Bに対して予め設定した切込み深さまで、剥皮刃
2、2′を進入させるようにしている。なお、2′は固
定された剥皮刃である。供給ローラ4、4′を回転させ
て被覆電線1の剥皮を行う工程は、前記図10の場合と
同様である。
【0006】しかしながら上記の剥皮方法は、いずれも
剥皮刃2、2′の切込み深さを、予め一定に設定してい
るため、図12に示すように、被覆電線1の芯線1Aが
偏心していたり、被覆層1Bの厚さに不同があった場
合、剥皮刃2、2′の切込み深さが適正な深さになら
ず、剥皮が不充分となったり、芯線1Aを損傷したりす
るなどの障害が発生する問題点を有している。
剥皮刃2、2′の切込み深さを、予め一定に設定してい
るため、図12に示すように、被覆電線1の芯線1Aが
偏心していたり、被覆層1Bの厚さに不同があった場
合、剥皮刃2、2′の切込み深さが適正な深さになら
ず、剥皮が不充分となったり、芯線1Aを損傷したりす
るなどの障害が発生する問題点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
に着目してなされたもので、被覆電線の剥皮を行う際に
剥皮刃の切込み深さを制御することにより、剥皮工程の
円滑化による生産性の向上に役立つ被覆電線の剥皮方法
を提供することを課題とする。
に着目してなされたもので、被覆電線の剥皮を行う際に
剥皮刃の切込み深さを制御することにより、剥皮工程の
円滑化による生産性の向上に役立つ被覆電線の剥皮方法
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、被覆電線の被覆層に剥皮刃による切込み
を入れた後、該被覆電線を剥皮刃に対して移動させるこ
とにより剥皮を行う被覆電線の剥皮方法において、前記
被覆電線の芯線と剥皮刃との接触による電気的導通を検
出することにより、剥皮刃の切込み動作を停止させるこ
とを特徴とする。
め、本発明は、被覆電線の被覆層に剥皮刃による切込み
を入れた後、該被覆電線を剥皮刃に対して移動させるこ
とにより剥皮を行う被覆電線の剥皮方法において、前記
被覆電線の芯線と剥皮刃との接触による電気的導通を検
出することにより、剥皮刃の切込み動作を停止させるこ
とを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載したように、被覆電
線の被覆層に対し剥皮刃ストッパを備えた剥皮刃による
切込みを入れた後、該被覆電線を剥皮刃に対して移動さ
せることにより剥皮を行う被覆電線の剥皮方法におい
て、前記剥皮刃と前記剥皮刃ストッパを、前記剥皮刃の
刃先と前記剥皮刃ストッパの停止端との間隔を相対的に
調節可能に並設し、前記剥皮刃により前記被覆電線に切
込みを入れる際に、前記被覆電線の被覆層と該刃先とが
接触してから前記被覆電線の芯線と該刃先とが接触する
に至るまでの剥皮刃の進入距離を時間的に検出すること
により前記被覆電線の被覆層の厚さを測定し、該被覆層
の厚さに基づき前記剥皮刃の刃先と前記剥皮刃ストッパ
の停止端との間隔を自動的に設定して被覆電線の被覆層
に剥皮刃による切込みを入れるようにしたことを特徴と
する。
線の被覆層に対し剥皮刃ストッパを備えた剥皮刃による
切込みを入れた後、該被覆電線を剥皮刃に対して移動さ
せることにより剥皮を行う被覆電線の剥皮方法におい
て、前記剥皮刃と前記剥皮刃ストッパを、前記剥皮刃の
刃先と前記剥皮刃ストッパの停止端との間隔を相対的に
調節可能に並設し、前記剥皮刃により前記被覆電線に切
込みを入れる際に、前記被覆電線の被覆層と該刃先とが
接触してから前記被覆電線の芯線と該刃先とが接触する
に至るまでの剥皮刃の進入距離を時間的に検出すること
により前記被覆電線の被覆層の厚さを測定し、該被覆層
の厚さに基づき前記剥皮刃の刃先と前記剥皮刃ストッパ
の停止端との間隔を自動的に設定して被覆電線の被覆層
に剥皮刃による切込みを入れるようにしたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、剥皮刃の切込みが進
行して被覆電線の芯線と剥皮刃とが接触して電気的導通
が行われると、その電気的導通を検出して直ちに剥皮刃
の切込み動作を停止することができるため、被覆電線の
偏心や被覆層の不同があっても剥皮刃の切込み深さを適
正に保持することが可能となり、被覆電線の剥皮が円滑
に能率良く実施できる。
行して被覆電線の芯線と剥皮刃とが接触して電気的導通
が行われると、その電気的導通を検出して直ちに剥皮刃
の切込み動作を停止することができるため、被覆電線の
偏心や被覆層の不同があっても剥皮刃の切込み深さを適
正に保持することが可能となり、被覆電線の剥皮が円滑
に能率良く実施できる。
【0011】請求項2の発明によれば、被覆電線の被覆
層の厚さの測定および、被覆層の厚さに基づく剥皮刃の
刃先と剥皮刃ストッパの停止端との間隔の設定を自動的
に行うようにしているため、任意の被覆電線に対して一
度その切断を行うことにより、その被覆層の厚さに基づ
く刃先と剥皮刃ストッパの停止端との所要の間隔が自動
的に設定されるので、種類の異なる被覆電線に対してそ
の都度行っていた刃先と剥皮刃ストッパの停止端との間
隔を調整する作業が不要となり、剥皮工程の生産性が著
しく向上する。
層の厚さの測定および、被覆層の厚さに基づく剥皮刃の
刃先と剥皮刃ストッパの停止端との間隔の設定を自動的
に行うようにしているため、任意の被覆電線に対して一
度その切断を行うことにより、その被覆層の厚さに基づ
く刃先と剥皮刃ストッパの停止端との所要の間隔が自動
的に設定されるので、種類の異なる被覆電線に対してそ
の都度行っていた刃先と剥皮刃ストッパの停止端との間
隔を調整する作業が不要となり、剥皮工程の生産性が著
しく向上する。
【0012】
【実施例】図1は、請求項1の発明に係わる被覆電線の
剥皮方法の実施例を示す説明図であり、剥皮装置の部分
を断面で表している。7および7′は、被覆電線1の送
り込みと引き戻しとを行うため正逆回転する一対の供給
ローラであり、図示していないが支持盤8に固定されて
いる。被覆電線1は、供給ローラ7、7′に把持され、
供給ローラ7、7′の回転によって、供給ローラ7、
7′の前後に設けられた移送管9および9′を通じて、
剥皮刃支持台10に取り付けられた剥皮刃2、2′間に
送り出されるようにしている。
剥皮方法の実施例を示す説明図であり、剥皮装置の部分
を断面で表している。7および7′は、被覆電線1の送
り込みと引き戻しとを行うため正逆回転する一対の供給
ローラであり、図示していないが支持盤8に固定されて
いる。被覆電線1は、供給ローラ7、7′に把持され、
供給ローラ7、7′の回転によって、供給ローラ7、
7′の前後に設けられた移送管9および9′を通じて、
剥皮刃支持台10に取り付けられた剥皮刃2、2′間に
送り出されるようにしている。
【0013】剥皮刃2、2′は、金属製で先端部に鋭利
な刃先2a、2a′を形成している。一方の剥皮刃2に
は、ボールナット11が取り付けられており、モータ1
2の回転により上下に駆動され、剥皮刃支持台10に設
けた剥皮刃案内溝10aに沿って摺動して剥皮刃2の切
込み深さを制御するようにしている。他方の剥皮刃2′
は、剥皮刃支持台10に固定されている。
な刃先2a、2a′を形成している。一方の剥皮刃2に
は、ボールナット11が取り付けられており、モータ1
2の回転により上下に駆動され、剥皮刃支持台10に設
けた剥皮刃案内溝10aに沿って摺動して剥皮刃2の切
込み深さを制御するようにしている。他方の剥皮刃2′
は、剥皮刃支持台10に固定されている。
【0014】剥皮刃2にはリード線19を接続して導通
検知手段21に導通する回路を形成している。また、モ
ータ12を駆動する電源回路は、リード線20により導
通検知手段21に接続されている。
検知手段21に導通する回路を形成している。また、モ
ータ12を駆動する電源回路は、リード線20により導
通検知手段21に接続されている。
【0015】導通検知手段21は、剥皮刃2と接触子1
6との導通を検知してモータ12の電源回路を遮断する
リレー等で構成されている。剥皮刃2、2′を挟んでガ
イド9に対向する位置には、剥皮刃2、2′に向かって
開口した電線保持管13を備えた電線支持台14が設け
られている。電線保持管13の内部の一端には、スプリ
ング15で付勢された接触子16が収容されている。接
触子16の一端に設けた端子17には、リード線18を
接続して導通検知手段21に導通する回路を形成してい
る。電線保持管13は、支持盤8に固定された電線支持
台14に設けたアクチュエータ14aおよび14bの作
動により、被覆電線1の軸方向に対して上下、前後に移
動できるようにしている。
6との導通を検知してモータ12の電源回路を遮断する
リレー等で構成されている。剥皮刃2、2′を挟んでガ
イド9に対向する位置には、剥皮刃2、2′に向かって
開口した電線保持管13を備えた電線支持台14が設け
られている。電線保持管13の内部の一端には、スプリ
ング15で付勢された接触子16が収容されている。接
触子16の一端に設けた端子17には、リード線18を
接続して導通検知手段21に導通する回路を形成してい
る。電線保持管13は、支持盤8に固定された電線支持
台14に設けたアクチュエータ14aおよび14bの作
動により、被覆電線1の軸方向に対して上下、前後に移
動できるようにしている。
【0016】次に、被覆電線1を剥皮する工程について
説明する。図2は、被覆電線1を剥皮刃2、2′間に送
り出し、電線支持台14に設けたアクチュエータ14a
および14bの作動により、電線保持管13を剥皮刃
2、2′に近接させ、被覆電線1の一端を電線保持管1
3に挿入した状態を示している。このとき、接触子16
は、被覆電線の芯線1Aに接触しているが、剥皮刃2は
被覆電線から離れているため、剥皮刃2、芯線1A、接
触子16、導通検知手段21から構成される回路は導通
状態となっていない。剥皮刃2が、モータ12により駆
動されて被覆電線1の被覆層1Bの切込みを開始し、図
3に示すように、芯線1Aに達して剥皮刃2と芯線1A
とが接触すると、剥皮刃2、芯線1A、接触子16、導
通検知手段21から構成される回路は導通状態となり導
通検知手段21のリレーが作動してモータ12を駆動す
る電源回路を直ちに遮断してモータ12を停止する。
説明する。図2は、被覆電線1を剥皮刃2、2′間に送
り出し、電線支持台14に設けたアクチュエータ14a
および14bの作動により、電線保持管13を剥皮刃
2、2′に近接させ、被覆電線1の一端を電線保持管1
3に挿入した状態を示している。このとき、接触子16
は、被覆電線の芯線1Aに接触しているが、剥皮刃2は
被覆電線から離れているため、剥皮刃2、芯線1A、接
触子16、導通検知手段21から構成される回路は導通
状態となっていない。剥皮刃2が、モータ12により駆
動されて被覆電線1の被覆層1Bの切込みを開始し、図
3に示すように、芯線1Aに達して剥皮刃2と芯線1A
とが接触すると、剥皮刃2、芯線1A、接触子16、導
通検知手段21から構成される回路は導通状態となり導
通検知手段21のリレーが作動してモータ12を駆動す
る電源回路を直ちに遮断してモータ12を停止する。
【0017】そして、供給ローラ7、7′を逆転して被
覆電線1を引き戻すと共に、電線保持管13を剥皮刃
2、2′の近傍から後退させることにより、図4に示す
ように、剥皮刃2、2′によって被覆層1Bの剥皮が行
われ、剥皮された被覆層1B′は矢印に示すように脱落
し、芯線1Aの端部1A′が露出する。 したがって、
剥皮刃2は、必要以上に切込みを行うことはなく、芯線
1Aを損傷することがない。また被覆層の厚さ如何に拘
わらず芯線1Aに達するまで切込みを続けるため剥皮が
不充分となる障害も発生しない。
覆電線1を引き戻すと共に、電線保持管13を剥皮刃
2、2′の近傍から後退させることにより、図4に示す
ように、剥皮刃2、2′によって被覆層1Bの剥皮が行
われ、剥皮された被覆層1B′は矢印に示すように脱落
し、芯線1Aの端部1A′が露出する。 したがって、
剥皮刃2は、必要以上に切込みを行うことはなく、芯線
1Aを損傷することがない。また被覆層の厚さ如何に拘
わらず芯線1Aに達するまで切込みを続けるため剥皮が
不充分となる障害も発生しない。
【0018】なお、被覆電線の両端部の剥皮を行う場合
は、上記の剥皮刃、電線保持管などの各構成部材を被覆
電線の両端部側にそれぞれ設けることにより、略同時に
被覆電線の両端部の剥皮を行うことができる。次に、請
求項1の発明に係わる他の実施例について説明する。
は、上記の剥皮刃、電線保持管などの各構成部材を被覆
電線の両端部側にそれぞれ設けることにより、略同時に
被覆電線の両端部の剥皮を行うことができる。次に、請
求項1の発明に係わる他の実施例について説明する。
【0019】図5において、電線ドラム22に巻かれた
被覆電線1は、前記の実施例と同様に供給ローラ7、
7′の回転により、移送管9、9′を経て剥皮刃2、
2′間に供給される。剥皮刃2は、モータ12に連結さ
れたボールナット11で上下に駆動できるようにしてお
り、剥皮刃2およびモータ12には、それぞれ導通検知
手段21間にリード線19、20が接続され、前記の実
施例と同様の回路が形成されている。
被覆電線1は、前記の実施例と同様に供給ローラ7、
7′の回転により、移送管9、9′を経て剥皮刃2、
2′間に供給される。剥皮刃2は、モータ12に連結さ
れたボールナット11で上下に駆動できるようにしてお
り、剥皮刃2およびモータ12には、それぞれ導通検知
手段21間にリード線19、20が接続され、前記の実
施例と同様の回路が形成されている。
【0020】一方、電線ドラム22に巻かれた被覆電線
1の芯線1Aの末端1aは、リード線23により導通検
知手段21に接続されている。芯線1Aと導通検知手段
21とは常に導通が行われているため、剥皮刃2の切込
みが進行して芯線1Aと剥皮刃2とが接触して導通する
と同時に、導通検知手段21を構成するリレーを作動さ
せてモータ21を停止させ、供給ローラ7、7′の回転
により、剥皮を行うことができる。
1の芯線1Aの末端1aは、リード線23により導通検
知手段21に接続されている。芯線1Aと導通検知手段
21とは常に導通が行われているため、剥皮刃2の切込
みが進行して芯線1Aと剥皮刃2とが接触して導通する
と同時に、導通検知手段21を構成するリレーを作動さ
せてモータ21を停止させ、供給ローラ7、7′の回転
により、剥皮を行うことができる。
【0021】この場合、前記の実施例の接触子16が不
要となり、部品点数の削減および工程の簡素化により、
生産性が向上する。
要となり、部品点数の削減および工程の簡素化により、
生産性が向上する。
【0022】次に、請求項2の発明の実施例について説
明する。図6において、被覆電線1は、前記の実施例と
同様に供給ローラ(図示せず)により、対向する剥皮ヘ
ッド24、24′間に供給される。
明する。図6において、被覆電線1は、前記の実施例と
同様に供給ローラ(図示せず)により、対向する剥皮ヘ
ッド24、24′間に供給される。
【0023】剥皮ヘッド24は、剥皮刃用サーボモータ
25で駆動される円筒カム26を介して上下に調節可能
な剥皮刃27と、剥皮刃ストッパ28を備えており、フ
レーム(図示せず)に固定された支点29aを軸として
回動自在な剥皮リンク29の前端部29bに取り付けら
れている。
25で駆動される円筒カム26を介して上下に調節可能
な剥皮刃27と、剥皮刃ストッパ28を備えており、フ
レーム(図示せず)に固定された支点29aを軸として
回動自在な剥皮リンク29の前端部29bに取り付けら
れている。
【0024】剥皮刃用サーボモータ25および円筒カム
26は、剥皮刃27の進入方向における剥皮刃27の刃
先27aと剥皮刃ストッパ28の停止端28aとの間隔
t(以下、刃先間隔と言う)を調節するための手段であ
り、剥皮刃用サーボモータ25に連結された円筒カム2
6の回転により剥皮刃27を上下させて調節を行うよう
にしている。
26は、剥皮刃27の進入方向における剥皮刃27の刃
先27aと剥皮刃ストッパ28の停止端28aとの間隔
t(以下、刃先間隔と言う)を調節するための手段であ
り、剥皮刃用サーボモータ25に連結された円筒カム2
6の回転により剥皮刃27を上下させて調節を行うよう
にしている。
【0025】剥皮ヘッド24′も剥皮ヘッド24と同様
に、剥皮刃用サーボモータ25′に連結された円筒カム
26′で上下に調節可能な剥皮刃27′と、剥皮刃スト
ッパ28′を備えており、剥皮ヘッド24の剥皮刃27
と剥皮ヘッド24の剥皮刃27′が対向するように、フ
レーム(図示せず)に固定された支点29aを軸として
回動自在な剥皮リンク29′の前端部29b′に取り付
けられている。
に、剥皮刃用サーボモータ25′に連結された円筒カム
26′で上下に調節可能な剥皮刃27′と、剥皮刃スト
ッパ28′を備えており、剥皮ヘッド24の剥皮刃27
と剥皮ヘッド24の剥皮刃27′が対向するように、フ
レーム(図示せず)に固定された支点29aを軸として
回動自在な剥皮リンク29′の前端部29b′に取り付
けられている。
【0026】剥皮リンク29、29′の後端部29c、
29c′は、それぞれ中間リンク30、30′を介して
リンク用サーボモータ32で駆動される剥皮刃駆動桿3
1に連結されている。剥皮刃駆動桿31は、リンク用サ
ーボモータ32によって矢印方向に駆動することによ
り、中間リンク30、30′および剥皮リンク29、2
9′の作動により剥皮刃27、27′が上下から被覆電
線1に対して切り込むようにしている。
29c′は、それぞれ中間リンク30、30′を介して
リンク用サーボモータ32で駆動される剥皮刃駆動桿3
1に連結されている。剥皮刃駆動桿31は、リンク用サ
ーボモータ32によって矢印方向に駆動することによ
り、中間リンク30、30′および剥皮リンク29、2
9′の作動により剥皮刃27、27′が上下から被覆電
線1に対して切り込むようにしている。
【0027】33は、被覆電線1の被覆層1Bの厚さを
測定する厚さ計測手段である。すなわち、剥皮刃27に
取り付けた感圧センサ(図示せず)からリード線34が
厚さ計測手段33に接続され、一方、剥皮刃27に接続
したリード線35と、被覆電線1の芯線1Aに導通した
リード線36が厚さ計測手段33に接続され、剥皮刃2
7と芯線1Aとの導通回路を形成するようにしている。
一方の厚さ計測手段33′も同様の構造であるため説明
は省略する。
測定する厚さ計測手段である。すなわち、剥皮刃27に
取り付けた感圧センサ(図示せず)からリード線34が
厚さ計測手段33に接続され、一方、剥皮刃27に接続
したリード線35と、被覆電線1の芯線1Aに導通した
リード線36が厚さ計測手段33に接続され、剥皮刃2
7と芯線1Aとの導通回路を形成するようにしている。
一方の厚さ計測手段33′も同様の構造であるため説明
は省略する。
【0028】被覆電線1の被覆層1Bの厚さを測定する
には、先ず、図7に示すように、円筒カム26、26′
を動かして剥皮刃27、27′の刃先間隔t、t′がそ
れぞれ最大となるように設定する。次に、剥皮ヘッド2
4、24′を駆動して、図8に示すように、被覆電線1
を切断に達するまでの切込みを行う。1′は、切断され
た被覆電線1の端部である。刃先間隔が最大に設定され
ているため、剥皮刃ストッパ28、28′が作用せず、
剥皮刃27、27′は被覆電線1に対し深く進入して被
覆電線1の切断が行われる。
には、先ず、図7に示すように、円筒カム26、26′
を動かして剥皮刃27、27′の刃先間隔t、t′がそ
れぞれ最大となるように設定する。次に、剥皮ヘッド2
4、24′を駆動して、図8に示すように、被覆電線1
を切断に達するまでの切込みを行う。1′は、切断され
た被覆電線1の端部である。刃先間隔が最大に設定され
ているため、剥皮刃ストッパ28、28′が作用せず、
剥皮刃27、27′は被覆電線1に対し深く進入して被
覆電線1の切断が行われる。
【0029】このとき、刃先27aが被覆電線1の被覆
層1Bに接触すると、剥皮刃27に取り付けた感圧セン
サが働き、その信号により厚さ計測手段33に内蔵され
たパルス発生装置が作動を開始する。そして、刃先27
aが被覆層1B内に進入して芯線1Aに達すると、リー
ド線35とリード線36による導通回路が形成され、そ
の時点でパルス発生装置の作動が停止するようにしてい
る。
層1Bに接触すると、剥皮刃27に取り付けた感圧セン
サが働き、その信号により厚さ計測手段33に内蔵され
たパルス発生装置が作動を開始する。そして、刃先27
aが被覆層1B内に進入して芯線1Aに達すると、リー
ド線35とリード線36による導通回路が形成され、そ
の時点でパルス発生装置の作動が停止するようにしてい
る。
【0030】剥皮刃27の進入速度は一定に保たれてい
るので、パルス発生装置の作動時間中のパルスを厚さ計
測手段33に内蔵されたパルスカウンタによって計測す
ることにより、被覆層1Bの厚さを測定することができ
る。
るので、パルス発生装置の作動時間中のパルスを厚さ計
測手段33に内蔵されたパルスカウンタによって計測す
ることにより、被覆層1Bの厚さを測定することができ
る。
【0031】測定された被覆層1Bの厚さに基づく信号
は、厚さ計測手段33からリード線37を通じて出力さ
れ、リード線37に接続されたサーボモータ駆動手段3
8によって剥皮刃用サーボモータ25が駆動され、剥皮
刃27の刃先間隔が自動的に設定される。
は、厚さ計測手段33からリード線37を通じて出力さ
れ、リード線37に接続されたサーボモータ駆動手段3
8によって剥皮刃用サーボモータ25が駆動され、剥皮
刃27の刃先間隔が自動的に設定される。
【0032】サーボモータ駆動手段38には、厚さ計測
手段33から出力される被覆層1Bの厚さに基づく信号
によって開閉されるリレー等が内蔵されており、剥皮刃
27の刃先間隔を設定する円筒カム26の所要の回転を
行うため、リード線39を通じて剥皮刃用サーボモータ
25の電流を制御するようにしている。
手段33から出力される被覆層1Bの厚さに基づく信号
によって開閉されるリレー等が内蔵されており、剥皮刃
27の刃先間隔を設定する円筒カム26の所要の回転を
行うため、リード線39を通じて剥皮刃用サーボモータ
25の電流を制御するようにしている。
【0033】同様にして、厚さ計測手段33′およびサ
ーボモータ駆動手段38′を介して剥皮ヘッド24′に
対して、被覆層1Bの下側の厚さに基づく剥皮刃27′
の刃先間隔が設定される。
ーボモータ駆動手段38′を介して剥皮ヘッド24′に
対して、被覆層1Bの下側の厚さに基づく剥皮刃27′
の刃先間隔が設定される。
【0034】刃先間隔が設定された剥皮ヘッド24、2
4′の間に被覆電線1を供給し、図9に示すように、リ
ンク用サーボモータ32を駆動して被覆電線1を上下か
ら剥皮ヘッド24、24′で挟み込み、被覆層1Bに対
して剥皮刃27、27′の切込み行う。このとき、所要
の刃先間隔が円筒カム26、26′によって設定されて
いるため、所定の切込み深さに達すると剥皮刃ストッパ
28、28′の停止端28a、28a′が被覆電線1に
接触してそれぞれ剥皮刃27、27′の進入が阻止され
る。そして、被覆電線1を各剥皮刃27、27′に対し
て直角方向へ移動させることにより被覆層1Bの剥皮が
行われる。
4′の間に被覆電線1を供給し、図9に示すように、リ
ンク用サーボモータ32を駆動して被覆電線1を上下か
ら剥皮ヘッド24、24′で挟み込み、被覆層1Bに対
して剥皮刃27、27′の切込み行う。このとき、所要
の刃先間隔が円筒カム26、26′によって設定されて
いるため、所定の切込み深さに達すると剥皮刃ストッパ
28、28′の停止端28a、28a′が被覆電線1に
接触してそれぞれ剥皮刃27、27′の進入が阻止され
る。そして、被覆電線1を各剥皮刃27、27′に対し
て直角方向へ移動させることにより被覆層1Bの剥皮が
行われる。
【0035】上述の方法によれば、被覆電線の被覆層の
測定および切込み量の設定は自動的に行われるため、被
覆電線が異なっても一度切断することにより、その被覆
層の合致した切込み量が自動的に設定されるので、とく
に多種類の被覆電線を剥皮する場合の生産性が著しく向
上する。
測定および切込み量の設定は自動的に行われるため、被
覆電線が異なっても一度切断することにより、その被覆
層の合致した切込み量が自動的に設定されるので、とく
に多種類の被覆電線を剥皮する場合の生産性が著しく向
上する。
【0036】なお、上記の実施例においては、剥皮刃2
7の刃先間隔を調節する手段として円筒カム26を用い
たが、円筒カムに限定されるものではなく、他の調節可
能な手段を用いてもよい。
7の刃先間隔を調節する手段として円筒カム26を用い
たが、円筒カムに限定されるものではなく、他の調節可
能な手段を用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、剥皮刃の切込
みが進行して被覆電線の芯線と剥皮刃とが接触して電気
的導通が行われると、その電気的導通を検出して直ちに
剥皮刃の切込み動作を停止することができるため、被覆
電線の偏心や被覆層の不同があっても常に剥皮刃の切込
み深さを適正に保持することが可能となり、過度の切込
みによる芯線の損傷および切込み不足による剥皮不完全
などの障害を防止し、被覆電線の剥皮が円滑に能率良く
実施できる。また、被覆電線の被覆層の厚さに合わせて
剥皮刃の切込み深さを設定する必要がないので、多種類
の被覆電線に対しても効率良く対応でき、剥皮工程の生
産性が著しく向上する。
みが進行して被覆電線の芯線と剥皮刃とが接触して電気
的導通が行われると、その電気的導通を検出して直ちに
剥皮刃の切込み動作を停止することができるため、被覆
電線の偏心や被覆層の不同があっても常に剥皮刃の切込
み深さを適正に保持することが可能となり、過度の切込
みによる芯線の損傷および切込み不足による剥皮不完全
などの障害を防止し、被覆電線の剥皮が円滑に能率良く
実施できる。また、被覆電線の被覆層の厚さに合わせて
剥皮刃の切込み深さを設定する必要がないので、多種類
の被覆電線に対しても効率良く対応でき、剥皮工程の生
産性が著しく向上する。
【0038】請求項2の発明によれば、被覆電線の被覆
層の厚さの測定と、剥皮刃の刃先間隔の設定を自動的に
行うようにしているため、任意の被覆電線に対して一度
その切断を行うことにより、所要の刃先間隔が自動的に
設定され、多種類の被覆電線に対してその都度剥皮刃の
刃先間隔を調整する作業が不要となり、被覆電線の偏心
や被覆層の不同に対しても刃先間隔の調整が容易であ
り、とくに多種類の被覆電線を剥皮する場合の剥皮工程
の生産性が著しく向上するなどの利点がある。
層の厚さの測定と、剥皮刃の刃先間隔の設定を自動的に
行うようにしているため、任意の被覆電線に対して一度
その切断を行うことにより、所要の刃先間隔が自動的に
設定され、多種類の被覆電線に対してその都度剥皮刃の
刃先間隔を調整する作業が不要となり、被覆電線の偏心
や被覆層の不同に対しても刃先間隔の調整が容易であ
り、とくに多種類の被覆電線を剥皮する場合の剥皮工程
の生産性が著しく向上するなどの利点がある。
【図1】請求項1の発明の実施例を示す被覆電線の剥皮
方法の説明図である。
方法の説明図である。
【図2】図1の剥皮刃による被覆電線の剥皮を行う工程
の説明図である。
の説明図である。
【図3】図2の次の工程の説明図である。
【図4】図3の次の工程の説明図である。
【図5】請求項1の発明に係わる他の実施例を示す被覆
電線の剥皮方法の説明図である。
電線の剥皮方法の説明図である。
【図6】請求項2の発明の実施例を示す被覆電線の剥皮
方法の説明図である。
方法の説明図である。
【図7】図6の剥皮刃の刃先間隔を設定する工程の説明
図である。
図である。
【図8】図7の剥皮刃で被覆電線を切断する工程の説明
図である。
図である。
【図9】図8の工程を経て設定された刃先間隔で被覆電
線を剥皮する工程の説明図である。
線を剥皮する工程の説明図である。
【図10】従来の被覆電線の剥皮方法の説明図である。
【図11】従来の他の被覆電線の剥皮方法の説明図であ
る。
る。
【図12】被覆電線の拡大断面図である。
1 被覆電線 1A 芯線 1B 被覆層 2、2′ 剥皮刃 27、27′ 剥皮刃 27a、27a′ 刃先 28、28′ 剥皮刃ストッパ 28a、28a′ 停止端
Claims (2)
- 【請求項1】 被覆電線の被覆層に剥皮刃による切込み
を入れた後、該被覆電線を剥皮刃に対して移動させるこ
とにより剥皮を行う被覆電線の剥皮方法において、 前記被覆電線の芯線と剥皮刃との接触による電気的導通
を検出することにより、剥皮刃の切込み動作を停止させ
ることを特徴とする被覆電線の剥皮方法。 - 【請求項2】 被覆電線の被覆層に対し剥皮刃ストッパ
を備えた剥皮刃による切込みを入れた後、該被覆電線を
剥皮刃に対して移動させることにより剥皮を行う被覆電
線の剥皮方法において、 前記剥皮刃と前記剥皮刃ストッパを、前記剥皮刃の刃先
と前記剥皮刃ストッパの停止端との間隔を相対的に調節
可能に並設し、前記剥皮刃により前記被覆電線に切込み
を入れる際に、前記被覆電線の被覆層と該刃先とが接触
してから前記被覆電線の芯線と該刃先とが接触するに至
るまでの剥皮刃の進入距離を時間的に検出することによ
り前記被覆電線の被覆層の厚さを測定し、該被覆層の厚
さに基づき前記剥皮刃の刃先と前記剥皮刃ストッパの停
止端との間隔を自動的に設定して被覆電線の被覆層に剥
皮刃による切込みを入れるようにしたことを特徴とする
被覆電線の剥皮方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4314781A JPH066922A (ja) | 1992-04-20 | 1992-11-25 | 被覆電線の剥皮方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-99860 | 1992-04-20 | ||
JP9986092 | 1992-04-20 | ||
JP4314781A JPH066922A (ja) | 1992-04-20 | 1992-11-25 | 被覆電線の剥皮方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066922A true JPH066922A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=26440954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4314781A Withdrawn JPH066922A (ja) | 1992-04-20 | 1992-11-25 | 被覆電線の剥皮方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066922A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015152540A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | 株式会社東芝 | 燃焼炉 |
CN109273966A (zh) * | 2018-08-08 | 2019-01-25 | 贵州林东生电子科技有限公司 | 数据线分切装置 |
CN109638610A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-16 | 广东宏大韶化民爆有限公司 | 剥皮分线整形机 |
EP3550684A1 (de) * | 2018-04-06 | 2019-10-09 | Telsonic Holding AG | Abisolieren von elektrischen leitungen mittels ultraschalls |
CN112310898A (zh) * | 2020-11-05 | 2021-02-02 | 邵旭亮 | 一种电缆线用剥线机构 |
CN112886491A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-06-01 | 王译萱 | 一种对位配合节力切割的电力剥线器 |
CN117809916A (zh) * | 2024-02-29 | 2024-04-02 | 国网山东省电力公司单县供电公司 | 一种废旧电缆剥皮装置 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4314781A patent/JPH066922A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015152540A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | 株式会社東芝 | 燃焼炉 |
EP3550684A1 (de) * | 2018-04-06 | 2019-10-09 | Telsonic Holding AG | Abisolieren von elektrischen leitungen mittels ultraschalls |
CN109273966A (zh) * | 2018-08-08 | 2019-01-25 | 贵州林东生电子科技有限公司 | 数据线分切装置 |
CN109273966B (zh) * | 2018-08-08 | 2023-12-19 | 深圳市众芯能科技有限公司 | 数据线分切装置 |
CN109638610A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-04-16 | 广东宏大韶化民爆有限公司 | 剥皮分线整形机 |
CN112310898A (zh) * | 2020-11-05 | 2021-02-02 | 邵旭亮 | 一种电缆线用剥线机构 |
CN112310898B (zh) * | 2020-11-05 | 2022-03-29 | 株洲市永舜电气有限公司 | 一种电缆线用剥线机构 |
CN112886491A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-06-01 | 王译萱 | 一种对位配合节力切割的电力剥线器 |
CN117809916A (zh) * | 2024-02-29 | 2024-04-02 | 国网山东省电力公司单县供电公司 | 一种废旧电缆剥皮装置 |
CN117809916B (zh) * | 2024-02-29 | 2024-05-03 | 国网山东省电力公司单县供电公司 | 一种废旧电缆剥皮装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |