JPH051499U - アイロン - Google Patents

アイロン

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JPH051499U
JPH051499U JP4807691U JP4807691U JPH051499U JP H051499 U JPH051499 U JP H051499U JP 4807691 U JP4807691 U JP 4807691U JP 4807691 U JP4807691 U JP 4807691U JP H051499 U JPH051499 U JP H051499U
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temperature
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vaporization chamber
steam
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JP4807691U
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Inventor
則之 金川
寛 松崎
Original Assignee
株式会社日立ホームテツク
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は前記の不具合を解決し、布地の種類
に合わせベースの最適温度制御を行うと共に、温度に見
合った適量のスチームを発生させることを目的とする。 【構成】 アイロン本体51に備えたベース42には、
ベース42を加熱するためのヒータ2と水を気化するた
めの気化室43と気化室43の温度変化を検知する気化
室温度検知手段27とベース42の温度変化を検知する
ベース温度検知手段28とを備え、前記気化室温度検知
手段27及びベース温度検知手段28の信号を受けるマ
イコン10の供給電源として平滑用コンデンサ21・2
4及びダイオード22からなる回路と、スチーム・電源
及び布地温度等の各々の表示手段33〜40の供給電源
として平滑用コンデンサ21・23及びダイオード7か
らなる他の回路とを別にして、供給電源の消費を小さく
すると共に、布地種類に合った最適温度とスチームを発
生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、アイロン掛けする繊維の材質に合わせ、ベースを最適温度に制御す ると共に、その温度に合わせて制御された適量のスチームを発生するアイロンに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的なスチームを発生するアイロンは気化室を有するベースをヒータ で加熱し、掛面センサーによるベース掛面温度情報により設定温度に制御し、水 の入ったタンクの底に設けられた滴下ノズルから気化室に定量の水を自然滴下さ せ、発生したスチームはベースに設けたスチーム孔より噴出する構造のものであ る。
【0003】 この場合、気化室の温度が高ければ水の蒸発能力が高く、温度が低ければ蒸発 能力が低くなるため、一般的には使用頻度の高い「綿」をアイロン掛けするのに 適した170℃程度に合わせた水の滴下量になっている。
【0004】 そのため「綿」よりアイロン掛け温度の高い「麻」などの場合は、スチーム量 が不足してしわが伸び切れず霧吹きが必要になり、「綿」よりアイロン掛け温度 の低い「化繊」などの場合は、滴下した水が蒸発しきれずスチーム孔より出て布 地を汚してしまうため、スチームを止めてアイロン掛けするか、「綿」の温度で スチームを出し当布をして手早くアイロン掛けするかいずれかによっていた。
【0005】 アイロンのベース温度に応じてスチーム量を変えるものとして、例えば特開昭 62−286500号公報や、特開平1−146591号公報の如く気化室へ送 水するポンプと、掛面センサーの出力に基づきポンプの送水量を制御する制御装 置を有するものがある。
【0006】 また、特開昭59−222200号公報の如く気化室への水の滴下を開閉する バルブを制御するソレノイドを、または、特開昭62−142596号公報の如 く気化室へ送水するポンプを有し、制御手段にて設定温度に応じた量の送水をす るものがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来の一般的なスチームを発生するアイロンは気化室の温度にかかわらず水の 入ったタンクの底に設けた滴下ノズルから気化室に定量の水を自然滴下させてい る。
【0008】 従って、アイロンを「高温」に設定した場合はスチーム量が不足し、「低温」 に設定した場合は蒸発能力不足となりスチーム孔より水が出てしまうということ があった。
【0009】 掛面センサーの出力によりポンプの送水量を制御するものは、掛面の温度が高 温となれば送水量も多くなるが、送水により気化室の温度が掛面より20〜50 ℃も低下するため、アイロンを「低」に設定した場合は送水された水全ては蒸発 しきれず、スチーム孔より小量の水滴が出るおそれがある。
【0010】 また設定温度に応じた量の送水をするものは、繊維の材質に応じたスチーム量 の設定ができるが、上記と同じく気化室の温度に対応しないため、同様に小量の 水滴が出るおそれがある。
【0011】 また、アイロンに用いる制御回路に電源供給を行なう回路において、電源回路 の一つである例えばトランス等は他の電気部品に比べて外形寸法が大きいため装 着するスペースがアイロン本体内に配置することが困難であり、通常、そのほと んどがツエナーダイオードによる安定化回路のトランスよりも外形寸法が小さい 電源回路で構成されていた。
【0012】 しかしながら、前記ツエナーダイオードによる安定化回路では電源容量を大き く出来ないという問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するためになされたものであり、ヒータを配設するベ ースに気化室とその気化室の温度を検知する気化室温度検知手段と、ベースの温 度を検知するベース温度検知手段とを設け、前記気化室温度検知手段及びベース 温度検知手段にマイコンを介してスチーム表示手段と電源表示手段及び布地温度 表示手段を接続し、前記マイコンに電源供給を行なう平滑用コンデンサ及び逆流 防止用ダイオードからなる回路をマイコンに接続し、更にスチーム表示手段と電 源表示手段及び布地温度表示手段に電源供給を行う平滑用コンデンサ及び逆流防 止用ダイオードからなる他の回路を前記各々の表示手段に接続したものとした。
【0014】
【作用】
温度設定スイッチ及びスチーム設定スイッチを押すことで、マイコンに平滑用 コンデンサ及び逆流防止用ダイオードからなる回路から電源を供給し、更に他の 平滑用コンデンサ及び逆流防止用ダイオードからなる回路から電源を供給するこ とで、電源表示手段・スチーム表示手段及び布地温度表示手段等が点灯する。
【0015】 更に、温度設定スイッチを押すことをくり返すことで、低温から高温に順送り をくり返して設定布地温度を布地温度表示手段で表示する。
【0016】 ベースと気化室の2カ所の温度をベース温度検知手段と気化室温度検知手段で 検知し設定温度よりも気化室の温度が一定温度以下になったとき、気化室への水 の滴下量も温度に応じて減らしたり、ベースの温度が一定温度以上になった時、 ヒータへの通電を止める事によって、化せん、毛、綿、麻の各布地のアイロン掛 けに適した温度範囲内でスチームを発生する。
【0017】 アイロン掛け後、再び温度設定スイッチを押すと電源表示手段が消灯し、アイ ロン掛けが終了する。
【0018】
【実施例】
本考案の一実施例を示す図1・図2・図3及び図4に従って、以下説明する。 1は電源であり、その電源1の両端にヒータ2とリレー等の開閉器3の開閉接 点との直列回路を接続してある。
【0019】 3はリレー等からなる開閉器であり、その開閉器3の電源としてツエナーダイ オード4と平滑コンデンサ5とが前記開閉器3に各々並列接続し、それらの並列 回路に逆流防止用のダイオード7と半波整流用のダイオード9に電源制限抵抗8 を直列接続した回路とが各々直列に接続して構成しているものである。
【0020】 11はソレノイド等からなる弁開閉器であり、その一端は電源1に並列接続さ れたダイオードをブリッジにした全波整流器12の出力側に接続され、その他端 は直列接続した抵抗13と抵抗14及びトランジスタ16からなる保持回路53 と、その保持回路53に並列接続した抵抗15とトランジスタ17・18からな る起動時の駆動回路54との接点に接続している。
【0021】 19は状態検知手段であり、アイロン本体が水平状態かあるいは自立状態かを 検知するもので、例えば姿勢センサー等からなりその構成は発光ダイオードとホ トトランジスターとの間に光を遮断するボールを可動自在に設けた構成であり、 アイロン本体が水平状態時にはボールが光を遮断しない様になっているので導通 し、一方自立状態時にはボールが光を遮断する様になっているので不導通するも のであり、その状態検知手段19はアイロン本体51内に設けた基板47に取付 けてある。また、前記開閉器3・弁開閉器11・保持回路53・起動時の駆動回 路54等がマイクロコンピュータ10(以下マイコンという)に各々接続してあ る。
【0022】 27はサーミスター等からなる気化室温度検知手段であり、ベース42に形成 した気化室43に取付けられている。28はサーミスター等からなるベース温度 検知手段であり、掛け面であるベース42に取付けられている。
【0023】 前記気化室温度検知手段27とベース温度検知手段28とは並列接続し、その 一端はマイコン10に接続され、その他端はリセット用回路29及び電流制限抵 抗25とダイオード26との直列回路を介して電源1に接続してある。
【0024】 また、前記気化室温度検知手段27とベース温度検知手段28及びマイコン1 0の電源として、前記全波整流器12の出力側に接続してある平滑用コンデンサ 21・ツエナーダイオード20・逆流防止用ダイオード22と平滑用コンデンサ 24との直列回路等を各々並列接続し、前記逆流防止用ダイオード22と平滑用 コンデンサ24との中点に接続してある。
【0025】 30は設定温度スイッチであり、31はスチーム設定スイッチであり、前記温 度設定スイッチ30とスチーム設定スイッチ31とは並列接続され、その一端は 電源1に接続し、その他端はマイコン10に接続されるとともに、発光ダイオー ド等からなるスチーム表示手段33・電源表示手段34ならびに布地温度表示手 段35〜40との並列回路に接続されている。
【0026】 前記スチーム表示手段33・電源表示手段34・布地温度表示手段35〜40 の並列回路の一端はマイコン10に接続され、その他端はブザー等の警報手段4 1を介して前記保持回路53・起動時の駆動回路54に接続してある。
【0027】 また、前記警報手段41はマイコン10に接続してある。前記警報手段41・ スチーム表示手段33と電源表示手段34及び布地温度表示手段35〜40等の 電源として、前記全波整流器12の出力側に接続している平滑用コンデンサ21 とその平滑用コンデンサ21に並列接続してある逆流防止用ダイオード7及びそ の逆流防止用ダイオード7に並列接続してある平滑用コンデンサ23との回路に 接続してある。
【0028】 尚、図2は前述した電気回路をアイロン本体に具備した断面図である。
【0029】 ベース42には気化室43を形成し、その気化室43に気化室温度検知手段2 7を設け、そのベース42の気化室43の後部にベース温度検知手段28が設け てある。尚、前記ベース42にはシーズヒーター等のヒータ2が熱伝導性が良好 なるように一体的に配設してある。
【0030】 45は弁であり、前記気化室43の上部にスプリングで常時押し上げられ、閉 状態を保持している。44はポンプであり、前記気化室43を開閉する弁45に 連通して設けてあり、そのポンプ44を動作させるとともに、弁45を開閉させ るようにソレノイド等の弁開閉器11が配設してある。前記ポンプ44に連通す る如く例えば、着脱式の貯水用のタンク46がベース42に載置してある。
【0031】 52はハンドルであり、アイロン本体51の上部を構成し、そのハンドル52 にはスチーム表示手段33・電源表示手段34・布地温度表示手段35〜40・ 温度設定スイッチ30・スチーム設定スイッチ31及び前述した電気回路を構成 する基板47等が配設してある。
【0032】 48はコードリールであり、アイロン本体51の後部を構成し、アイロン本体 51が自立した時に底部となるものである。
【0033】 次に前記構成における作用を説明する。
【0034】 電源1でヒータ2に通電される。ヒータ2への通電の制御は、リレー等の開閉 器3で行われ、リレー等の開閉器3の電源はツエナーダイオード4、平滑コンデ ンサ5、電流逆流れ防止用のダイオード7の電流制限用の抵抗8、半波整流のダ イオード9等で構成され、水の水量を調節するためのソレノイド等の弁開閉器1 1で行い、ソレノイド等の弁開閉器11を動作するための電源は、ブリッジダイ オードの全波整流器12によって全波整流し、抵抗15、もしくは抵抗13と抵 抗14で電流制限してソレノイド等の弁開閉器11に電源を供給している。姿勢 センサー等の状態検知手段19で一方が発光ダイオードでもう一方がホトトラン ジスタになっていて、その構成はお互いに向かい合って発光ダイオードからホト トランジスタへの光を直接受けるタイプと反射して受ける二つのタイプがあり、 動作としては、光の通路にボールを置き、アイロン本体51を自立にしている時 は、このボールが自重で一方向で止まり、水平に置いたときも同様に自重でもう 一方向で止まることで、光を遮っていたり通過していたりアイロン本体51の姿 勢を判断し、アイロン掛けの判断はアイロン掛けしている時はこのボールが動い て一定時間内に光を遮ったり、通過したりする事によってマイコン10がアイロ ン掛けしていると認識する。
【0035】 温度検知用のサーミスター等の気化室温度検知手段27・ベース温度検知手段 28で気化室43及びベース42の温度を検知し、その検知信号をマイコン10 に入力する。温度設定用のスイッチ30で電源表示手段34・布地温度表示手段 35〜40を点灯し、マイコン10を介してヒータ2の通電を制御する。スチー ムを出すか止めるかをスチーム設定スイッチ31で設定する。
【0036】 設定スイッチ31で設定した結果をスチーム表示手段33の点灯か消灯かで表 示する。電源表示手段・布地温度表示手段30〜40の発光ダイオードは温度設 定スイッチ30で設定した布地温度の表示が点灯し、警報等はブザー等の警報手 段41で行なう。
【0037】 マイコン10等の電源はツエナーダイオード20、平滑コンデンサ24、電流 逆流れ防止用のダイオード22、電流制限用抵抗25、半波整流ダイオード26 等で電源が供給される。マイコン10のリセットはリセット回路29で行う。
【0038】 アイロン本体51に備えたベース42には、ベース42を加熱するためのヒー タ2と水を気化するための気化室43と気化室43の温度変化をサーミスター等 の気化室温度検知手段27で検知し、ベース42の温度変化をサーミスター等の ベース温度検知手段28で検知する。
【0039】 アイロン本体51には水を蓄えることのできる取り外し可能なタンク46やタ ンク46から気化室43へ水を送ったり、止めたり水量を調節するためのポンプ 44と弁45を備えポンプ44と弁45のON/OFFはソレノイド等の弁開閉 器11によって行われる。ヒータ2やソレノイド等の弁開閉器11などの出力制 御やサーミスター等の気化室・ベース温度検知手段27・28の入力の処理はマ イコン10で行われる。アイロン本体51の自立、水平の姿勢を姿勢センサー等 の状態検知手段19によって検知する。ヒータ2のON/OFFはリレー等の開 閉器3で行われる。アイロン掛けする布地に合った温度を設定スイッチ30で設 定し、その設定温度を電源表示手段34・布地温度表示手段35〜40の表示用 の発光ダイオードが点灯して表示する。さらにスチーム設定スイッチ31でスチ ーム掛けやドライ掛けを設定する。
【0040】 電源コードを電源コンセントに差し込むと表示部の切りのランプが点灯して電 源コードが電源コンセントに差し込まれていることを表示し、温度設定スイッチ 30を押す事によって警報手段41が単音で報知するとともに、切り表示から布 地温度表示手段35〜40の例えば化せんA、化せんB、毛、綿、麻、MAXの 如く、布地の種類に設定温度を合わせることでベース42温度が布地に適した温 度になる。そして表示は温度設定スイッチ30を順次押すことで、切りから温度 の低い順番に切換えて表示される。設定された布地温度の表示は布地温度表示手 段35〜40の点灯で示し、設定終了後はベース42温度の変化に伴いそのアイ ロン掛けに適した温度域の表示部分が点滅し、使用できる温度になるとブザー等 の警報手段41を連音で鳴らす事によって使用者に使用できることを知らせる。 温度設定スイッチ30で温度設定とスチーム量の設定が同時に設定され、ドライ で使用したいときはスチーム設定スイッチ31によってスチームを止めてドライ でもアイロン掛けができる。スチームとドライの切り換えの表示はランプ等のス チーム表示手段33の点灯、消灯で表示する。
【0041】 使用できるようになってからアイロン掛けを始めると基板47に取り付けてあ る姿勢センサー等の状態検知手段19によって一定時間内に水平と自立を交互に 感知する事によってアイロンが使用されていると認識し、ベース42の検知温度 によって図3のようなON/OFFのデュテイでソレノイド等の弁開閉器11が 動作しポンプ44と弁45を動かすことによってタンク46内の水をベース42 の気化室43に送りこむ量を調整し、アイロン本体51を自立状態にする一定時 間後にソレノイド等の弁開閉器11を水の流れが止まる方で止める。
【0042】 水を気化室43に送り始めると図4に示すようにサーミスター等のベース温度 検知手段28と気化室温度検知手段27の検知温度がほぼ同じだったのがベース 温度検知手段28と気化室温度検知手段27の検知温度に差が出始めるこのとき サーミスターの検知温度域をA,B,C,Dと4つの領域に分け、表1のように 各領域ごとにリレー等の開閉器3の出力を制御している。ベース42の主となる
【0043】
【表1】
【0044】 温度制御はサーミスター等のベース温度検知手段28に依存(条件1)していて 気化室43の温度が設定温度Tよりβ℃下がったときは条件2のようにリレー等 の開閉器3がONしヒータ2に通電し気化室43(アイロンベース先端)の温度 低下を防止している。しかしこの状態が長く続くとベース42の後部側の温度が 上昇して設定温度Tよりもα℃高い温度領域Dをサーミスター等のベース温度検 知手段28が検知したときは条件4のようにリレー等の開閉器3をOFFしてヒ ータ2への通電を止める。
【0045】 但し検知温度によって図4のように温度が低くなるとソレノイド等の弁開閉器 11の動作デュテイが低くなり気化室43へ送り込まれる水量が少なくなるので ベース42温度は設定温度Tに近づく。温度範囲を設定するαとβは設定温度に よってアイロン掛けに支障のない温度と成るように設定することによって各布地 に適した温度とスチーム量を発生する。
【0046】
【考案の効果】
本考案は前述した様に、ヒータを配設するベースに気化室とその気化室の温度 を検知する気化室温度検知手段と、ベースの温度を検知するベース温度検知手段 とを設け、前記気化室温度検知手段及びベース温度検知手段にマイコンを介して スチーム表示手段と電源表示手段及び布地温度表示手段を接続し、前記マイコン に電源供給を行なう平滑用コンデンサ及び逆流防止用ダイオードからなる回路を マイコンに接続し、更にスチーム表示手段と電源表示手段及び布地温度表示手段 に電源供給を行なう平滑用コンデンサ及び逆流防止用ダイオードからなる他の回 路を前記各々の表示手段に接続した事により、アイロンを「高温」に設定した場 合はスチーム量が不足することがなく、「低温」に設定した場合は蒸発能力不足 とならずスチーム孔より水が出てしまうということがなくなった。
【0047】 また、設定温度に応じた量の送水時の気化室の温度低下による水滴の噴出を防 ぐ効果が大であり、アイロン掛けする繊維の材質に応じた設定を行なえばそれに 応じた最適温度と最適スチーム量が得られ、しわ伸ばし効果が高くなった。
【0048】 尚、マイコンに供給する電源回路と、スチーム表示手段・電源表示手段及び布 地温度表示手段等に供給する電源回路とを別にした定電圧回路としたので、電源 容量を大きくすることがなく消費が小さい電源を供給できる等有益なものとなっ た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すアイロンの電気回路
図。
【図2】本考案の一実施例を示すアイロンの断面図。
【図3】本考案の一実施例を示すアイロンの検知温度と
弁開閉器の動作デュテイを示す特性図。
【図4】本考案の一実施例を示すアイロンにおける気化
室温度検知手段とベース温度検知手段との検知温度と開
閉器出力との関係図。
【符号の説明】
2 ヒータ 7,22 ダイオード 10 マイコン 21,23,24 平滑用コンデンサ 27 気化室温度検知手段 28 ベース温度検知手段 30 温度設定スイッチ 34 電源表示手段 35〜40 布地温度表示手段 42 ベース 43 気化室

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ヒータ(2)を配設するベース(42)に気化
    室(43)とその気化室(43)の温度を検知する気化室温度検
    知手段(27)と、ベース(42)の温度を検知するベース温度
    検知手段(28)とを設け、前記気化室温度検知手段(27)及
    びベース温度検知手段(28)にマイコン(10)を介してスチ
    ーム表示手段(33)と電源表示手段(34)及び布地温度表示
    手段(35)乃至(40)を接続し、前記マイコン(10)に電源供
    給を行う平滑用コンデンサ(21)・(24)及び逆流防止用ダ
    イオード(22)からなる回路をマイコン(10)に接続し、更
    にスチーム表示手段(33)と電源表示手段(34)及び布地温
    度表示手段(35)乃至(40)に電源供給を行なう平滑用コン
    デンサ(21)・(23)及び逆流防止用ダイオード(7)からな
    る回路を前記表示手段(33)乃至(40)に接続した事を特徴
    とするアイロン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02280800A (ja) * 1989-03-28 1990-11-16 Philips Gloeilampenfab:Nv 電気スチームアイロン

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