JPH0514997B2 - - Google Patents

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JPH0514997B2
JPH0514997B2 JP59028991A JP2899184A JPH0514997B2 JP H0514997 B2 JPH0514997 B2 JP H0514997B2 JP 59028991 A JP59028991 A JP 59028991A JP 2899184 A JP2899184 A JP 2899184A JP H0514997 B2 JPH0514997 B2 JP H0514997B2
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circuit
line pair
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pair
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JP59028991A
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Yoshihiro Takemae
Tomio Nakano
Kimiaki Sato
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0514997B2 publication Critical patent/JPH0514997B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は半導体記憶装置、特にダイナミツク型
半導体記憶装置に関する。
(2) 技術の背景 一般に、1個の容量と1個のトランジスタによ
つて構成されるメモリセルを用いるダイナミツク
ランダムアクセスメモリにおいては、メモリセル
の容量に対するビツト線の容量の比率が小さいほ
どデータ読取り時におけるビツト線電位の変化量
が大きくなり、記憶情報の読取りが確実に行なわ
れ記憶装置の信頼性が向上する。ところが、最
近、半導体記憶装置がますます大容量化され、各
メモリセルのサイズが小さくなることによつてメ
モリセルの容量が小さくなり、一方各ビツト線に
接続されるメモリセルの数が増大し各ビツト線の
長さが長くなることによりビツト線容量がますま
す増加する傾向にある。そのため、メモリ容量が
大きくなるに応じてメモリセルの容量とビツト線
容量との比率関係が悪化し信頼性が低下する恐れ
がある。このような不都合を防止するために前記
容量比を小さくするための対策が要望されてい
る。
(3) 従来技術と問題点 上記した技術の背景に鑑み、ビツト線途中にゲ
ート回路を挿入してビツト線を複数ブロツク部分
に分割し、単一ブロツク内でメモリセルからの信
号を一旦増幅する構成とすることが考えられてい
る(例えば特願昭57−208625号)。このビツト線
分割構成は特に対応する一対のビツト線が並走す
る、所謂折返しビツト線対構成の場合に適用され
る。微小な差電圧を比較、増幅すべきビツト線対
が並走してあるため、ビツト線対を複数ブロツク
部分に分割しても、従来通りのセンス増幅器を用
いてメモリセルからの信号を増幅できるからであ
る。
ビツト線を複数ブロツクに分割した構成のダイ
ナミツク型メモリの従来例について、第1図aに
その要部回路を示し、具体的に説明する。第1図
a回路においては、折返し形のビツト線対を、ト
ランジスタQ13,Q14を挿入して、メモリセルア
レイCLA1部分とCLA2部分とに分割し、分割
ビツト線対BL2,2及びBL3,3毎にセ
ンス増幅器SA1及びSA2を設けている。第1図
bはこの回路の動作時における各回路ノードの電
圧波形を示す。トランジスタQ3及びキヤパシタ
CS1から成るメモリセルMC1を選択し読出しを
行なうべくワード線WL1のレベルを立上げると
き、トランジスタQ13,Q14はカツトオフ状態と
なるよう制御信号BSCが与えられ、その結果分
割ビツト線対BL2,2は他方の分割ビツト線
BL3,3から分離されている。そのためメモ
リセルからの信号電荷は分割ビツト線BL2のみ
に分配され、比較的大きなビツト線電位変化を与
え得る。対応する他方の分割ビツト線2には、
セルアレイCLA1内のダミーセルから参照電位
が発生されるか、或いはダミーセルなしの場合は
第1図bの波形の如く両ビツト線のプリチヤージ
電位を電源電圧の1/2の基準電位としておく等に
より参照電位が与えられる。ここでセンス増幅器
SA1が活性化信号SAE1により動作開始し、分
割ビツト線対BL2,2間の電位差を拡大す
る。分割ビツト線対BL2,2の電位は、次に
制御信号BSCのレベル上昇によりトランジスタ
Q11,Q12がオンして、分割ビツト線BL1,1
へ伝えられる。分割ビツト線BL1,1には、
ビツト線プリチヤージ回路BC及びアクテイブプ
ルアツプ回路AP等が接続されている。アクテイ
ブプルアツプ回路APは、アクテイブプルアツプ
イネーブル信号APEに応じて、センス増幅器に
より拡大されたビツト線対間の差電圧を更に電源
電圧いつぱいまで拡大し、メモリセルへの再書込
電を必要十分な大きさとする。かくして増幅され
たビツト線差電圧は、コラム選択信号CLにより
オンされたトランジスタQ1,Q2を介してデータ
バス対DB,へ送出される。
メモリセルアレイCLA2内のメモリセル選択
のときも、読出しの動作は上述と同様である。そ
の場合、センス増幅器SA2による分割ビツト線
対BL3,3間の電位差拡大後、ビツト線分割
用トランジスタQ11,Q12,Q13,Q14を一斉にオ
ンさせる代わりに、先ずトランジスタQ13,Q14
を次にQ11,Q12を順次オンさせるといつたよう
に、データバス対DB,方向へ順次ビツト線
対電位差を転送する如くに動作させてもよい。そ
のときセンス増幅器SA1も遂時動作させて分割
ビツト線BL2,2部分の電位差拡大の助けと
してもよい。また選択メモリセルから見てアクテ
イプルアツプ回路と反応側に位置する分割ビツト
線及びそれに付随するセンスアツプは全く動作さ
せず切離したままでもよく、それにより消費電寮
の低減を図れる。
第2図ではビツト線分割構成の他の例である。
本従来例回路では、分割セルアレイCLA1側と
CLA2側とで共用し、制御信号BSC1とBSC2
とによりセンス増幅器SA1のある分割ビツト線
BL3,3を選択されたメモリセルのある方の
分割ビツト線対BL2,2若しくはBL4,
4のいずれかに接続し、初期のセンス増幅を行な
うようにしている。他の動作は第1図回路と同様
である。
以上のように分割ビツト線構成によれば、読出
し時の実効的なビツト線容量を小さくした状態で
センス増幅器を働かせ得るので、メモリセル数を
増大し大容量メモリ化した場合でも、センス増幅
に必要十分な信号レベルを確保できるものであ
る。しかしながら、大容量化、高密度化に伴い、
このような構成では各回路部分の高密度配置に困
難を生じて来る。すなわち、メモリセルや他の回
路部分の間で占有面積に大きな相違を生じるもの
があり、高密度化のためコラムのピツチを狭める
と一部回路のみ収容し切れなくなつて来る。第1
図及び第2図の構成のメモリではアクテイブプル
アツプ回路APがこの問題を生じる。
第3図は通常のアクテイブプルアツプ回路例を
示す図である。メモリがリセツト状態のとき、リ
セツト信号RSTによりトランジスタQ17,Q18
オンされており、ノードa,bは高レベルにプリ
チヤージされる。選択メモリセルからの信号をセ
ンス増幅器が増幅してビツト線対BL,BLの一方
が低レベルとなると、交差接続トランジスタ対
Q19,Q20のうち低レベルのビツト線側の方がオ
ンして、その低レベルビツト線へノードa又はb
の電荷を放出し、ノードa又はbの対応する側を
低レベルにし、他方は高レベルに保つ。ここでイ
ネーブル信号APEが立上り、トランジスタQ21
びQ22のうちの一方のみがオンしているので、ト
ランジスタQ23,Q24のうち高レベルのビツト線
側のみをオンさせる。かくして高レベル側ビツト
線は電源電圧Vcc近くの電位が与えられる。
アクテイブプルアツプ回路は第3図にように多
数のトランジスタを必要とするものであり、基本
動作を考えると、プリチヤージ用トランジスタ
対、ビツト線レベル検出用トランジスタ対及びプ
ルアツプ用トランジスタ対は最低必要と考えら
れ、6素子以下で構成するのは難しい。これが単
一のビツト線対配列ピツチ内に収容されねばなら
ない。これに比して他の回路はずつと少数の素子
数で構成でき、より狭いビツト線対配列ピツチ内
に収まる。センスアツプは典型的には第4図に示
す如く交差接続トランジスタ対Q31,Q32のみで
済む。ビツト線プリチヤージ回路BCも基本的に
は一対のプリチヤージトランジスタのみで構成で
きる。従つてこれらの回路は十分狭いピツチ内に
収め得る。
コラムの配列ピツチは、メモリセルでの必要な
信号電荷を確保できる最小サイズのメモリセルを
最密に配列できるような最小ピツチであることが
望ましい。しかるに、占有面積大のアクテイブプ
ルアツプ回路の挿入のために、このような最小ピ
ツチよりも大のコラム配列ピツチを採用せざるを
得ない事態を生じ得る訳である。このような事態
を生じると、メモリ装置(チツプ)面積の大半を
占めるメモリセルアレイ部分において、無駄な面
積を生じることになり、集積密度の向上が阻害さ
れることになる。
(4) 発明の目的 本発明は以上の点に鑑み、ビツト線分割構成を
採用した半導体記憶装置において、アクテイブプ
ルアツプ回路の挿入のためにコラムの配列ピツチ
の縮小が妨げられることのない構成を提供し、集
積密度が向上を図ることを目的とする。
(5) 発明の構成 本発明の半導体記憶装置の特徴とするところ
は、複数のメモリセルが夫々接続され配列された
複数のビツト線対と、各ビツト線対の途中に各ビ
ツト線対を複数ブロツク部分に分割するように挿
入されたゲート回路と、各ビツト線対毎に接続さ
れた少なくとも一つのセンス増幅器及び前記ビツ
ト線対の複数ブロツク部分に共用されるアクテイ
ブプルアツプ回路とを具備し、読出し動作時には
前記ゲート回路によつてビツト線対が複数ブロツ
ク部分に分離された状態で、選択されたメモリセ
ルの記憶情報に応じた信号電圧を対応するブロツ
ク部分のビツト線対にて前記センス増幅器により
増幅し、その後、増幅された信号電圧を前記アク
テイブプルアツプ回路により更に増大させる動作
を行なうように構成されており、互いに対向して
配置される一対のアクテイブプルアツプ回路を有
し、一方のアクテイブプルアツプ回路に接続され
たビツト線対は、各々他方のアクテイブプルアツ
プ回路の方向へと延伸して、且つ各々のビツト線
対は互いに略平行に配置されることにある。
好ましい実施態様としては、ビツト線列の両端
に交互にアクテイブプルアツプ回路が配置され
る。ビツト線対1列置きに交互配置されても、又
は2列置きでもよい。各アクテイブプルアツプ回
路は対応ビツト線対とは異なる。例えば隣接ビツ
ト線対の延長線上の領域を占有するように形成さ
れる。これにより各アクテイブプルアツプ回路を
ビツト線対配列ピツチよりも大きな幅に形成でき
る。ビツト線対配列ピツチは、いずれにしても、
アクテイブプルアツプ回路パターンをそのピツチ
内に収める必要性による制約から解放され、メモ
リセルの最密配列を主に考慮した狭いピツチに設
定することができる。
読出し或いは書込みデータを入出力するための
回路、即ちコラム選択ゲート、コラムデコーダ、
或いはデータバス等の配置については新たな考慮
が必要である。全ビツト線対をビツト線対列の一
端側に延長させて、データ入出力用の回路に直結
させる訳にいかないからである。これはビツト線
対の一端が終端させられて、その延長線上の領域
は他のビツト線対に接続されたアクテイブプルア
ツプ回路により占有されることによる。単に従来
通りにアレイの一端側のみにデータ入出力用の回
路を配置するだけではうまくいかない。これを簡
単に解決するには、データ入出力のための回路の
少なくとも一部をビツト線対列の両端に並置すれ
ばよい。しかしこの構成では集積密度の点でやや
不利を生じ勝ちであり、また長いコラムアドレス
線の引き回しなどによる寄生容量増大によつて速
度的にも不利になることがある。
上記の新たな問題を解決するためには、複数の
ビツト線対に対し、その両端に夫々、切換え回路
を介して共通にアクテイブプルアツプ回路を設け
ることが有効である。選択ビツト線対を常にアレ
イの一端側のアクテイブプルアツプ回路に接続す
るような切換動作が可能になるからである。この
構成においては、ビツト線対列の一端側のみにコ
ラムコーダ、コラム選択ゲート、データバス等を
配置すればよい。
更に、アクテイブプルアツプ回路をアレイ両端
に配置した結果、いずれのブロツク内のメモリセ
ル行が選択された場合にも、全ブロツクの分割ビ
ツト線対部分を順次動作させねばならないという
不利益も生じる。両端のアクテイブプルアツプ回
路へ向つて、一部ビツト線対と他のビツト線対と
で互いに逆方向にビツト線対ブロツクの信号を転
送しなければならないからである。全ブロツクを
動作させることは消費電力の増大をもたらす。こ
れを解決するためには、ブロツク間に挿入される
ゲート回路のアレイの一端側のアクテイブプルア
ツプ回路に接続されるビツト線に挿入されたもね
と、他端のアクテイブプルアツプ回路に接続され
るビツト線に挿入されたものとで異なる制御を行
なうようにすればよい。ゲート回路制御信号の別
のものとすることで、各ビツト線対毎にビツト線
対ブロツクの信号の転送方向が交互に逆方向でも
不要ブロツク部分は切離して動作させずに、読出
し動作を行なえる。この構成の方が、第1図又は
第2図の回路の場合より最大消費電力を低減でき
る点でより効果的である。どのメモリセル行が選
択されても、必ず動作させなくて済むビツト線対
ブロツクが存在するからである。
以下本発明を図面を参照した実施例によつて更
に詳しく説明する。
(6) 発明の実施例 第5図は本発明実施例の半導体記憶装置の要部
回路を示す図である。セルアレイは、制御信号
BSC1が与えられるトランジスタQ103,Q104
Q113,Q114…から成るゲート回路が各ビツト線対
のほぼ中央に挿入されることによつて、セルアレ
イブロツクCLA1とCLA2とに分割されている。
各ブロツクの分割ビツト線対BL01,01,
BL02,BL02,…には、夫々センス増幅器
SA01,SA02,…が接続されている。そして
各ビツト線対一端にアクテイブプルアツプ回路
AP0,AP1,AP2,…が夫々接続されるが、
セルアレイの一方の端に沿つてビツト線対1つ置
きに偶数番目のアクテイブプルアツプ回路AP0,
AP2,…が配置され、他端に沿つて奇数番目の
アクテイブプルアツプ回路AP1,…が配置され
ていることが特徴的である。各アクテイブプルア
ツプ回路の詳細は、第3図の回路或いは他の従来
回路形式であればよいので、説明を省略する。
各アクテイブプルアツプ回路AP0,AP1,…
は、制御信号BSC2が与えられるトランジスタ
Q101,Q102,Q111,Q112,…から成るゲート回路
を介して対応ビツト線対に接続されている。この
ゲート回路は必須ではないが、読出し動作時の見
掛け上のビツト総容量を更に低減するためには設
けてあつた方がよい。
セルアレイ両端のアクテイブプルアツプ回路の
外側には、コラム選択ゲートを介して各ビツト線
対がデータバス対へ接続されており、更にその外
側にはコラム選択ゲートを駆動するためのコラム
デコーダ部が設けられる。これらの回路がセルア
レイの両端に設けられる訳である。しかし、単一
のビツト線対に着目すると、その回路及び配置は
第1図aのものと全く同様なので詳細説明は省略
する。また回路動作についても同様である。従つ
て第5図ではビツト線チヤージアツプ回路がメモ
リセルも図示を省略してあるが、これらについて
は第1図aと同様の構成と理解されるべきであ
る。
第5図実施例の回路配置によると、各アクテイ
ブプルアツプ回路は2つのビツト線対ピツチ分の
幅の大きさに形成できる。逆に、アクテイブプル
アツプ回路の接続にもかかわらず、ビツト線対ピ
ツチは同回路の配置ピツチの1/2にまで狭くでき
る。それ故、ビツト線対ピツチを十分狭く設定で
き集積密度向上を図ることができる。尚、第2図
の如く、センス増幅器を2つのブロツク間で共用
する構成は本実施例回路でも採用してよいことは
明らかであろう。
第6図は本発明の他の実施例の半導体記憶装置
の要部を示す回路図である。本実施例装置の構成
上の大きな特徴の1つは、隣接する2つのビツト
線対に対し、その両端に夫々切換回路を介して共
通に接続されたアクテイブプルアツプ回路を設け
ている点である。その構成について次に具体的に
説明するが、第5図回路と同一部分には同一番号
を付して一部説明を省略する。
メモリセルアレイはトランジスタQ201,Q202
Q211,Q212,…から成るゲート回路によつてセル
アレイCLA1とCLA2に2分割されている。こ
れらトランジスタのゲートには、隣接するビツト
線対の組の一方側と他方側とで異なる制御信号
φ0,φ1が与えられる。各分割ビツト線対BL01
BL01,BL0202,BL1111,BL1212
…にはセンス増幅SA01,SA02,SA11,
SA12,…が夫々接続されているが、各センス
増幅器には第5図実施例の場合とは異なり4種の
イネーブル信号SAE0,SA目1,SAE2,SAE
3のいずれかが与えられる。
セルアレイCLA1側ブロツクの分割ビツト線
BL01,01,BL1111,…はトランジスタ
Q203,Q204,Q215,Q216,…から成るゲート回路
を介して、隣接するビツト線対の組毎に共通にア
クテイブプルアツプ回路AP01,…に接続され
る。右側セルアレイCLA2のブロツクでも同様
である。分割ビツト線BL0202,BL12
BL12,…はトランジスタQ205,Q206,Q213
Q214,…から成るゲート回路を介して、隣接ビツ
ト線対組毎に共通にアクテイブプルアツプ回路
AP02,…に接続される。各ビツト線と各アク
テイブプルアツプ回路とを接接続する上記トラン
ジスタ群は、制御信号φ2とφ3とによつて開閉さ
れる。1つのビツト線線対についてみると、その
両端にφ2で制御されるゲート回路とφ3で制御さ
れるゲート回路が設けられ、隣接組の間でその配
置が左右反対となつていることに注意すべきであ
る。この構成により、いずれのビツト線対も左右
任意の側のアクテイブプルアツプ回路に接続する
ようφ2及びφ3で切換え制御できることになる。
コラム選択回路20(ここではコラムデコー
ダ、コラム選択ゲート及びデータバスを含めて一
括したブロツクで示す)はアレイの一端側のみに
配置される。これにアクテイブプルアツプ回路
AP01,AP11,…部分を通過して延長された各ビ
ツト線対が接続される。
第6図実施例でも、1つのビツト線対に沿つて
の読出し動作時の各部分の電圧波形は、左右いず
れのアクテイブプルアツプ回路へもビツト線対上
の信号電圧を転送することがあり得る点をさて置
けば、基本的には第1図bと同様の波形となる。
また各ゲート回路の開閉及び各センス増幅器の活
性化の動作シーケンスに特別の考慮が加えられて
いる。この動作シーケンスを考慮することによ
り、1回の読出しサイクル中、隣接組中の4つの
分割ビツト線対、例えばBL0101,BL02
BL02,BL1111,BL1212、のうちいずれ
か1つのブロツク部分は、そこにあるセンス増幅
器も含めて、動作させなくて済む。このことは消
費電力低減の効果をもたらす。
以下にこの動作シーケンスについて順序のみを
例示する。ワード線WLoが選択され、従つてメ
モリセルMCpo,MCio,…の行が選択され、且つ
そのうちセルMCpoの情報が読出されるサイクル
の例である。ここではビツト線対BL0101
BL0202、及びBL1111,BL1212
付随する部分のみについて言及する。他の組につ
いては、同様の動作となるからである。リセツト
期間中のプリチヤージ動作等は省略し、ワード線
選択の時点から説明を始めることとする。
ワード線WLoのレベルが立上り、メモリセ
ルMCpo,MCioの記録情報に応じた微小電位差
が分割ビツト線対BL0202間及びBL12
BL12間に現われる。
センス増幅器イネーブル信号SAE2及び
SAE3が立上る。センス増幅器SA02,SA1
2が夫々上記の微小電位差を拡大する。
制御信号φ1が立上る。他方の制御信号φ0
低レベルに保たれ、分割ビツト線対BL11
BL11の部分は動作せず、トランジスタQ211
Q212で分離されたままに保たれる。分割ビツト
線対BL0202の電位差はトランジスタQ201
Q202を介して分割ビツト線対BL0101側へ
転送される。
センス増幅器イネーブル信号SAE1が立上
り、センス増幅器SA01が動作する。イネー
ブル信号SAE0は低レベルに保たれ、センス
増幅器SA11は動作しない。
制御信号φ2が立上る。φ3は低レベルのまま
である。従つて読出すべきビツト線対BL01
BL01上の信号は、トランジスタQ203,Q204を介
して左側のアクテイブプルアツプ回路AP01
転送される。他方、ビツト線対BL1212
の信号はトランジスタQ213,Q214を介して右側
のアクテイブプルアツプ回路AP02へ転送され
る。
アクテイブプルアツプイネーブル信号(図示
は省略)が立上り、各アクテイブプルアツプ回
路AP01,AP02がプルアツプ動作する。再書込
みレベルまで増幅された信号は、上記と逆の経
路で対応メモリセルに戻る。即ち、左側アクテ
イブプルアツプ回路AP01から、トランジスタ
Q203,Q204、ビツト線対BL0101、トラン
ジスタQ201,Q202、ビツト線対BL0202
経由しメモリセルMCpoへ。右側アクテイブプ
ルアツプ回路AP02からは、トランジスタQ205
Q206、ビツト線対BL1212を経由してメモ
リセルMCioへ。
コラム選択回路20が動作し、アクテイブプ
ルアツプ回路AP01から延長するビツト線対に
接続されたコラム選択ゲート(図示は省略)を
開き、データバスへ読出しデータを送出する。
ワード線WLoレベルが立下り、再書込み信
号がメモリセルMCpo,MCioに取込まれる。
以上により1回の読出しサイクルを終了する。
以上の動作は4つの分割ビツト線対ブロツク中、
BL1111のブロツクは全く動作させずに済ん
だ。他のブロツクのメモリセルを選択したときで
も、常に4ブロツク中の1つは動作させずに済む
ことは容易に理解されよう。これにより消費電力
の削減が可能になる。メモリセルMCpoとは異な
る分割ビツト線対部分のメモリセルを選択する際
には、各ゲート回路の開閉及びセンス増幅器の活
性化のシーケンスは異なつてくる。しかし相違は
上記の例から容易に類推し理解できるであろう。
要は選択メモリセルの読出し信号をコラム選択回
路20のある側のアクテイブプルアツプ回路へ転
送する如くシーケンスを制御することである。対
応する組の他方のビツト線線対上にある同一行の
メモリセルからの信号は他端側のアクテイブプル
アツプ回路へ転送して、再書込み信号を得るよう
にする。
各ゲート回路制御用の信号φ0,φ1或いはφ2
φ3及びイネーブル信号SAE0〜SAE3のシーケ
ンスは、コラムアドレス信号及びローアドレス信
号の各1ビツトを用いて切換え制御を行なうよう
にすればよいことは容易に理解されよう。
以上の実施例によると、コラム選択回路をメモ
リセルアレイの一端側のみに沿つて設けられるの
で、集積密度向上に有利であり、アドレス線等の
引き回しによる寄生容量増大とそれによる速度低
下の問題を解消できる効果を持つ。更に、分割ビ
ツト線ブロツクのうちの一部を読出しサイクル中
不動作に保てることにより消費電力を低減できる
効果がある。常に一定数のブロツクは不動作にで
き、最大消費電力の低減が可能という点が特に重
要である。
(7) 発明の効果 以上のように、本発明によれば、実効的なビツ
ト線容量を低減すべく、ビツト線対途中にゲート
回路を挿入して、ビツト線対を複数ブロツク部分
に分割し、各々にセンス増幅器を付随させた構成
のメモリにおいて、アクテイブプルアツプ回路の
挿入によるビツト線配列ピツチ増大という制約を
解消し、集積密度向上の効果を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は既提案の半導体記憶装置の要部回路と
動作波形とを示す図、第2図はその変形回路の要
部を示す図、第3図は通常のアクテイブプルアツ
プ回路の例、第4図はセンス増幅器例、第5図は
本発明実施例の要部回路図、第6図は本発明の他
の実施例の要部回路図を示す。 AP0,AP1,AP2……アクテイブプルアツ
プ回路、CLA1,CLA2……メモリセルアレイ、
SA01,SA02……センス増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のメモリセルが夫々接続され配列された
    複数のビツト線対と、各ビツト線対の途中に各ビ
    ツト線対を複数ブロツク部分に分割するように挿
    入されたゲート回路と、各ビツト線対毎に接続さ
    れた少なくとも一つのセンス増幅器及び前記ビツ
    ト線対の複数ブロツク部分に共用されるアクテイ
    ブプルアツプ回路とを具備し、読出し動作時には
    前記ゲート回路によつてビツト線対が複数ブロツ
    ク部分に分離された状態で、選択されたメモリセ
    ルの記憶情報に応じた信号電圧を対応するブロツ
    ク部分のビツト線対にて前記センス増幅器により
    増幅し、その後、増幅された信号電圧を前記アク
    テイブプルアツプ回路により更に増大させる動作
    を行なうように構成されており、互いに対向して
    配置される一対のアクテイブプルアツプ回路を有
    し、一方のアクテイブプルアツプ回路に接続され
    たビツト線対は、各々他方のアクテイブプルアツ
    プ回路の方向へと延伸して、且つ各々のビツト線
    対は互いに略平行に配置されることを特徴とする
    半導体記憶装置。 2 複数のメモリセルが夫々接続され配列された
    複数のビツト線対と、各ビツト線対の途中に各ビ
    ツト線対を複数ブロツク部分に分割するように挿
    入されたゲート回路と、各ビツト線対毎に接続さ
    れた少なくとも一つのセンス増幅器及び前記ビツ
    ト線対の複数ブロツク部分に共用されるアクテイ
    ブプルアツプ回路とを具備し、読出し動作時には
    前記ゲート回路によつてビツト線対が複数ブロツ
    ク部分に分離された状態で、選択されたメモリセ
    ルの記憶情報に応じた信号電圧を対応するブロツ
    ク部分のビツト線対にて前記センス増幅器により
    増幅し、その後、増幅された信号電圧を前記アク
    テイブプルアツプ回路により更に増大させる動作
    を行なうように構成されており、前記複数のビツ
    ト線対の組に対し、その両端において夫々、切換
    え回路を介して共通に1つのアクテイブプルアツ
    プ回路が接続され、該組のうちいずれのビツト線
    対が選択されたときにも、常に選択されたビツト
    線対を一方の側のアクテイブプルアツプ回路に接
    続するように前記切換え回路を動作させ、ビツト
    線対列の一方の側のみから読出しデータを送出す
    るようにしたことを特徴とする半導体記憶装置。 3 前記各アクテイブプルアツプ回路がビツト線
    対列のピツチより大きな幅を有するよう対応ビツ
    ト線対以外の他のビツト線対の延長線上の部分を
    占有して設けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の半導体記憶装
    置。 4 選択された行の各メモリセルからみて、該メ
    モリセルに対応するビツト線対に対し、対応する
    若くは前記切換え回路の動作により対応付けられ
    るアクテイブプルアツプ回路とは反対側の位置に
    挿入された前記ドート回路を遮断状態に保つたま
    ま、読出し動作を行なうようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の半
    導体記憶装置。
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