JPH0514971B2 - - Google Patents

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JPH0514971B2
JPH0514971B2 JP16599784A JP16599784A JPH0514971B2 JP H0514971 B2 JPH0514971 B2 JP H0514971B2 JP 16599784 A JP16599784 A JP 16599784A JP 16599784 A JP16599784 A JP 16599784A JP H0514971 B2 JPH0514971 B2 JP H0514971B2
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tangential
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servo system
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Takashi Okano
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Pioneer Electronic Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/24Arrangements for providing constant relative speed between record carrier and head
    • G11B19/247Arrangements for providing constant relative speed between record carrier and head using electrical means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/081Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers for time base error correction by moving the light beam

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、時間軸制御装置に関し、特にデイス
ク状記録担体再生装置における時間軸制御装置に
関するものである。
背景技術 デイスク状記録担体再生装置における従来の時
間軸制御装置を説明するためのブロツク図を、第
1図に示す。この時間軸制御装置は、粗調制御系
であるプピンドルサーボ系と、微調制御系である
タンジエンシヤルサーボ系とにより構成されてい
る。これら各サーボ系は、それぞれ別々の時間軸
誤差検出器すなわち位相誤差検出器(以下単に
PDと略記する)1及び2を有している。PD1
は、タンジエンシヤルエラー検出用の位相比較器
であり、基準発振器3からの基準信号より形成さ
れた傾斜波形を読取り信号例えば再生ビデオ信号
より得たサンプルパルスでサンプルホールドする
形式のものである。一方、PD2は、スピンドル
サーボエラー検出用の位相速度比較器であり、時
間軸制御装置の引込み、位相同期を行なうための
ものである。PD1の出力は、バツフアアンプ4、
直流阻止用コンデンサC1、タンジエンシヤルル
ープスイツチ5、イコライザアンプ(EQ)6、
直流阻止用コンデンサC2、ドライブアンプ7、
タンジエンシヤルミラー駆動用のアクチユエータ
コイル8を介して、タンジエンシヤルミラー9を
駆動する。このタンジエンシヤルミラー9の回動
により、情報検出用の光スポツトが記録トラツク
接線方向に偏倚されるようになつている。
PD2の出力は、加算器10の一方の入力に供
給され、タンジエンシヤルサーボ系のイコライザ
アンプ6の出力は、ローパスフイルタ(以下
LPFと略記する)11を含むループ12を経て
加算器10の他方の入力に供給される。加算器1
0の出力は、イコライザアンプ13、ドライアン
プ14を経てスピンドルモータ15を駆動する駆
動信号となる。
このような時間軸制御装置は、スピンドルモー
タ15の応答が再生ビデオ信号に含まれるジツタ
を吸収するのに十分でないため、スピンドルサー
ボ系で吸収できなかつた高い周波数成分のジツタ
を応答周波数帯域の広いタンジエンシヤルサーボ
系で除去する構成となつている。タンジエンシヤ
ルサーボ系は応答周波数帯域が広いが、タンジエ
ンシヤルミラー9の振れ角範囲の位相しか補正で
きないのに対し、スピンドルサーボ系は、応答周
波数帯域は狭いが、回転系であるから直流的な位
相補正範囲には制限がない。この時間軸制御装置
は、さらに、タンジエンシヤルサーボ系およびス
ピンドルサーボ系のこれらの性質を用いることに
よつて、タンジエンシヤルサーボ系の動作点がそ
の補正範囲の中心にあつて動作するようにスピン
ドルサーボが働くように構成されている。
ここで、補正範囲の中心とは、時間軸制御手段
としてタンジエンシヤルミラーを使用した場合、
その振れ角の機械的、光学的中心を意味し、また
CCDを使用した場合は、CCDの可変範囲の動作
中心を意味する。いずれも位相検波器の動作中心
とは必ずしも一致しない。
以上のように構成されている時間軸制御装置に
おいて、先ずスピンドルサーボ系が動作して、ス
ピンドルモータ15の回転を同期回転まで引込
み、位相同期すると、これを検出してタンジエン
シヤルサーボ系のループスイツチ5にスピンドル
ロツク信号を供給してこれらを閉じ、タンジエン
シヤルサーボ系を動作させる。タンジエンシヤル
サーボ系は、スピンドルサーボ系が吸収できない
高い周波数成分のジツタ、例えばデイスクの1回
転毎に発生する偏心成分(NTSCのCAVデイス
クの場合、30Hz以下)を吸収する。タンジエンシ
ヤルサーボ系が動作すると、イコライザアンプ6
の出力のうち低周波分はループ12のLPF11
を経てスピンドルサーボ系に加えられる。この低
周波分の信号の位相感度は、PD2から出力され
る信号の位相感度に比べて十分高いので、タンジ
エンシヤルループスイツチ5が閉じた後は、ルー
プ12の電位が零となるようにスピンドルモータ
15は回転する。タンジエンシヤルミラー9は、
直流阻止用コンデンサC2によつて直流カツトさ
れており、かつ、コンデンサC2の一端は抵抗R
によつて接地されているため、動作状態でコンデ
ンサC2の両端の直流電位は零となり、タンジエ
ンシヤルミラー9にコンデンサC2を通して直流
的な充放電電流が流れることがなく、タンジエン
シヤルミラー9はその光学的動作中心で動作する
ことになる。
タンジエンシヤルサーボ系は、直流阻止用コン
デンサC1によつても直流カツトされているが、
前述したように低周波ジツタはスピンドルサーボ
系によつて吸収されるので問題はなく、コンデン
サC1は、むしろ、時間軸制御装置が2個のPD1
および2を有するためそれぞれの零点が厳密には
一致しない故に回路系に生じるオフセツトの影響
を防ぐために設けられている。
このように従来の時間軸制御装置は、タンジエ
ンシヤルループおよびスピンドルループ内で発生
存在するオフセツトの影響を除くために一部にお
いて交流結合を含んでいる。しかしながら、過渡
的な状態、例えばタンジエンシヤルサーボ系がロ
ツクインする時などには、ロツクイン直後のロツ
ク位相が零にならず、徐々に零に向かつて収束し
ていく現象を生じる。その理由は、交流結合され
ている部分で、ロツクイン前のコンデンサの端子
電圧が、ロツクイン後の定常時の端子電圧と同じ
でないためであり、ロツクイン時に直流的な初期
条件が存在し、これを吸収する時間を要するから
である。
この他に、次に述べる2つの理由により、
CLV(Constant Linear Velocity)デイスクでス
キヤン動作を行なう場合には、カラー画像を得る
ことができなかつた。
その理由とは、第1に、従来の方式では、ロツ
クイン直後のタンジエンシヤルミラー又はCCD
がその動作中心となるようにスピンドルサーボ系
が動作しており、タンジエンシヤルミラー、
CCDは動作範囲が狭いために、このように構成
することは不可欠である。しかし、ロツク位相は
位相比較器の中心になるとは限らず、場合によつ
ては比較範囲外に出てしまうこともあり得る。
第2に、タンジエンシヤルミラー又はCCDの
動作範囲は通常40μsecpp程度が限度であるのに
対し、位相ロツク点は1H(Hは1水平期間)毎、
即しNTSC方式の場合は63.5μsec毎に存在するた
め、ロツクイン直前の位相状態によつてはロツク
インできない場合も生じる。これはCLVデイス
ク上では水平同期信号が一直線上に並ばないため
に、スキヤン後のロツクイン時に最大±0.5Hの
時間軸補正量が発生する可能性があり、ピツクア
ツプの視野が狭い場合には、最大0.5Hの補正を
行なおうとすると、トラツキング、フオーカスサ
ーボ系が外れてしまうことがあるからであつた。
上記2つの理由により、従来、CLVデイスク
においてスキヤン動作をさせた場合、ロツクイン
動作が遅く、ロツクインしている期間がないか、
又は非常に短いために、カラー画像を得ることが
できなかつた。
発明の概要 本発明は、CLVデイスクを再生中にスキヤン
動作させても良好なカラー再生が可能な時間軸制
御装置を提供することを目的とする。
本発明による時間軸制御装置は、再生信号に同
期したサンプルパルスの位相が所定基準信号と同
一の周期を有する傾斜状信号の傾斜区間から外れ
たことを検出してこの傾斜状信号をその周期の1/
2に相当する位相量だけシフトし、この傾斜状信
号のレベルをサンプルパルスによつてサンプルホ
ールドしてこのホールド出力を位相エラー信号と
する手段を備え、この位相エラー信号に基づいて
再生信号の時間軸補正を行なうと共に、この補正
を行なうサーポ回路が直流結合されたことを特徴
としている。
すなわち、上述した第1の理由に対しては、直
流直結方式により動作中心と比較中心とを一致さ
せることによつて解決し、更に第2の理由に対し
ては、1/2Hシフトにより見掛け上のロツク点を
63.2(≒32μsec)毎に補正量を圧縮することによ
つて解決することにより、CLVデイスクを再生
中にスキヤン動作させても良好なカラー画像の再
生を可能としている。
実施例 第2図は、本発明の一実施例のブロツク図であ
る。図中、第1図と同じ要素には同一の番号を付
して示す。第1図と異なる点は、基本的には、タ
ンジエンシヤルサーボ系の直流阻止用コンデンサ
を除去し、かつ、タンジエンシヤルサーボ系の
PD2と加算器10との間にスピンドルループス
イツチ16を設けたことと、PD1として第5図
に示す回路を用いたことである。直流阻止用コン
デンサを除去した理由は、タンジエンシヤルサー
ボ系において位相目標値を1点とし、低周波にお
ける時定数要素を除くことにより目標位相に速や
かに収束させるためである。また、スピンドルル
ープスイチ16を設けた理由は、スピンドルサー
ボがロツクすると、スピンドルループスイツチ1
6を開き、タンジエンシヤルループスイツチ5を
閉じ、それ以後はPD1からの位相エラーにより
タンジエンシヤルサーボ系とスピンドルサーボ系
とを動作させるためである。
タンジエンシヤルサーボ系は、PD1、バツフ
アアンプ4、イコライザアンプ6、タンジエンシ
ヤルループスイツチ5、ドライブアンプ7、アク
チユエータコイル8およびタンジエンシヤルミラ
ー9より構成され、一方、スピンドルサーボ系
は、PD2、スピンドルループスイツチ16、加
算器10、イコライザアンプ13、ドライブアン
プ14およびスピンドルモータ15から構成され
ている。スピンドルループスイツチ16にはスピ
ンドルロツク信号が直接に供給され、タンジエン
シヤルループスイツチ5にはインバータ17を経
てスピンドルロツク信号が供給される。LPF1
1を有するループ12は、第1図に示す従来の時
間軸制御装置と同じ目的で設けられており、本実
施例では、ドライアンプ7の入力より低周波分を
検出しているが、アクチユエータコイル8へ電圧
印加点Aあるいはアクチユエータコイル8に流れ
る電流の検出点Bから検出しても良い。
次に、本実施例の動作を、CLVデイスクを再
生する場合について説明する。一般に、CLVデ
イスクを再生中にピツクアツプを半径方向に強制
的に送る、すなわちスキヤン動作させると、記録
トラツクを追跡しているトラツキングサーボ系に
おけるトラツキングミラーの動作点が視野の周辺
部に片寄るので、これを検出してトラツキングミ
ラーを反対側に再ロツクさせるために、所定時間
トラツキング動作をオフさせている。したがつ
て、第3図に示すようにトラツキングオン期間と
トラツキングオフ時間とが発生する。このオフ期
間中にトラツキングミラーは、視野の中心方向に
向かつて復帰するが、オン期間はオフ期間にくら
べて十分に長く、トラツキングオフに起因する再
生信号のドロツプアウトによる画像の視覚的な乱
れは少ない。
本実施例では、CLVデイスクの再生時のスキ
ヤン動作の際に通常行なわれるような動作に対応
させて、トラツキングオン期間に、スピンドルサ
ーボ系がロツクすると、スピンドルロツク信号を
スピンドルループスイツチ16に供給してスイツ
チを開き、一方、スピンドルロツク信号をインバ
ータ17を経てタンジエンシヤルループスイツチ
5に供給してスイツチを閉じるように動作させ
る。そして、スピンドルサーボ系がロツクした以
降は、タンジエンシヤルサーボ系およびスピンド
ルサーボ系を、PD1の出力する位相エラー信号
により動作させる。前述したように、タンジエン
シヤルサーボ系は、タンジエンシヤルミラー9の
動作点をその動作範囲の中心に保持しながら、速
やかに目標位相に収束するので、タンジエンシヤ
ルサーボを速やかに位相ロツクすることができ
る。したがつて、トラツキングオン期間に、タン
ジエンシヤルサーボ系も動作するのでジツタは少
なくスキヤン動作時にカラー画像を再生すること
ができる。
以上の実施例では、スピンドルモータ15の負
荷トルクの変動により次のような問題を生じる。
一般に、スピンドルモータ15の負荷トルクは、
再生するデイスクの直径によつて異なる。デイス
クの直径は標準12インチの外に8インチのものも
あり、同じ回転速度で回転させてもデイスク表面
の空気の粘性抵抗によつてスピンドルモータの負
荷トルクは大幅に異なる。また、直径が12インチ
のCLVデイスクでは内周と外周との再生時では
回転数も約3倍程異なるため、同じく負荷トルク
の変動の原因となつている。このようにスピンド
ルモータの負荷トルクが変動する場合、スピンド
ルモータ15はLPF11の入力電圧で駆動され
ているため、スピンドルサーボ系の低周波ループ
ゲインが非常に大きい場合には、負荷トルク変動
による位相変動は十分に小さいが、スピンドルサ
ーボ系の低周波ループゲインが不足するときに
は、負荷トルクに比例したオフセツト電圧が
LPF11の入力部に発生することなる。直流阻
止用コンデンサが設けられていないため、このオ
フセツト電圧はドライブアンプ7に入力され、そ
の結果タンジエンシヤルミラー9の動作点が中点
から外れる。この現像を避けるため、スピンドル
サーボ系の低周波ゲインを大きくすると、ロツク
インするまでの時間が長くなるという欠点が生じ
る。
第4図は、このような問題を解決した本発明の
他の実施例のブロツク図を示す。この実施例は、
第2図の実施例において、スピンドルモータ15
と加算器10との間にLPF18を含むループ1
9を設け、スピンドルモータ15に流れる電流に
より負荷トルクを検出してフイードバツクするこ
とにより、負荷トルク変動によつて生じるタンジ
エンシヤルサーボ系のタンジエンシヤルミラー9
の動作点外れを防止することができる。
以上第2図および第4図に基づき説明した実施
例において、タンジエンシヤルサーボ系が吸収す
るジツタのうち最も振幅の大きいものは、通常デ
イスク1回転毎に発生する偏心成分であり、これ
はNTSCデイスクの場合30Hz以下に存在するた
め、タンジエンシヤルサーボ系のゲインは低周波
で増加するように構成するのが一般的である。し
かし、このように低周波ゲインを大きくすると、
ロツクインが遅くなる欠点があり、CLVスキヤ
ン速度を速くした場合、テレビモニターがカラー
ロツクできなくなつてしまう傾向がある。この現
象を防止するためPD1に用いる位相比較回路を
第5図に示す。
図において、サンプルパルスはアンドゲート2
0を介してサンプルスイツチ21の制御信号とな
つており、このゲート20の他入力には単安定マ
ルチバイブレータ(MMV)22の出力がインバ
ータ23を介して供給される。また、サンプルパ
ルスとMMV出力とをアンドゲート24に供給
し、このゲート出力によりフリツプフロツプ
(FF)25がセツトリセツトサされ、このFF2
5の出力がスイツチ26の制御を行なう。このス
イツチ26は基準発振器27の出力とインバータ
28とを経た出力とを選択してMMV22のトリ
ガ信号とする。このトリガ信号によりのこぎり波
発生回路29をトリガしてのこぎり波信号(傾斜
状信号)を発生させる。のこぎり波信号をサンプ
ルスイツチ21によつてサンプルし、サンプルさ
れた出力がホールドコンデンサ30によりホール
ドされ、このホールドされた出力がバツフアアン
プ31を経て時間軸エラーとなる。
かかる構成の回路動作を第8図の波形図を参照
しつつ説明する。第8図A〜Fは第5図の回路の
各部信号A〜Fをそれぞれ対応して示したもので
ある。再生信号の周波数が基準信号に対して低下
すると、サンプル点はのこぎり波信号の傾斜部を
上昇するが、ついにはのこぎり波発生回路29に
含まれるコンデンサの放電区間に発生するサンプ
ルパルスDが現われることになる。これがアンド
ゲート24により検出されてFF25が反転し、
MMV22をトリガする基準信号の極性を反転さ
せることになる。よつて、のこぎり波信号の位相
が1/2周期だけシフトされてサンプルパルスDは
のこぎり波信号の傾斜部の中央付近にとらえられ
ることになる。そして、サンプル点は再度傾斜部
を上昇してゆき、かかる動作が繰返されて、第9
図に示すように再生信号の周波数が小なる場合は
サンプル点はAの如く正側に存在することにな
る。また、再生信号の周波数が大なる場合は、サ
ンプル点が傾斜部を下降して前記コンデンサの放
電期間に入ると、インバータ23とゲート20と
による回路によりこれが検出されてその間のサン
プルパルスが断となり、サンプリングはなされな
くなる。よつてのこぎり波信号が1/2周期だけ位
相シフトするので、Bのようにサンプル点は全体
として負側に収まるのである。
こうすることによつて、周波数のずれに対して
も一方向の極性のエラー信号が発生するので、周
波数検出機能をも有することになつて好都合であ
る。したがつて、この位相誤差検出器を用いると
最大補正量は1/2の±0.25H(±15μsec)に圧縮さ
れるため、極めて短時間に安定する時間軸制御装
置を実現することができる。
第6図は、1個の位相比較回路で構成した時間
軸制御装置の一実施例を示す。第4図の要素と同
一の要素には同一の番号を付して示す。位相比較
回路32と加算器10との間には、減衰抵抗33
を含むループ34を設ける。この減衰抵抗33
は、タンジエンシヤルサーボ系がオープン時には
タンジエンシヤルループスイツチ5が開き、スピ
ンドルサーボ系ではスピンドルエラー信号がルー
プ12より得られなくなるので、位相比較回路3
2から直接にエラー信号を得るためのものであ
る。タンジエンシヤルサーボ系がロツクすると、
位相比較回路32の出力は零となるので、ループ
34からはスピンドルサーボ系に信号は入力され
ず、スピンドルモータ15はループ12からの信
号で回転制御されることとなる。
本実施例において、CLVデイスクをスキヤン
動作させる場合、トラツキングオン期間に、スピ
ンドルサーボ系がロツクすると、サンプルパルス
信号をタンジエンシヤルループスイツチ5に供給
してスイツチを閉じる。前述した実施例同様、タ
ンジエンシヤルサーボ系はタンジエンシヤルミラ
ー9の動作点をその動作範囲の中心に保持しなが
ら、速やかに目標位相に収束するので、タンジエ
ンシヤルサーボを速やかに位相ロツクする結果、
スキヤン動作時にカラー画像を再生することがで
きる。
以上の実施例では、時間軸の微調整をタンジエ
ンシヤルミラーによつて行なつている場合につい
て説明したが、タンジエンシヤルミラーの代りに
CCD(電荷結合素子)等の可変遅延素子を用いて
再生ビデオ信号をこの遅延素子を通し、時間軸を
補正する場合においても、CLVデイスクのスキ
ヤン動作時にカラー画像を再生されることができ
る。第7図は、この場合の実施例を示すブロツク
図である。第4図の実施例と同一の要素には同一
の番号を付して示す。
RF信号は、復調器35においてビデオ信号に
復調されCCD36を経て出力される。CCD36
は電圧制御発振器(VCO)37が発生するクロ
ツクにより駆動される。CCD36の出力するビ
デオ信号より、同期信号分離回路38において同
期信号を分離し、この同期信号をサンプルパルス
発生器39に供給してサンプルパルスを形成す
る。時間軸制御装置の回路構成は第4図の回路構
成と同様であるから説明は省略する。VCO37
は、タンジエンシヤルサーボ系のドライブアンプ
7の出力電圧に応じたクロツクを発生し、CCD
36においてビデオ信号の時間軸補正を行なう。
本実施例においても、第4図の実施例と同様の動
作で、CLVデイスクのスキヤン動作時にカラー
画像を再生することができる。
発明の効果 以上説明したように、本発明による時間軸制御
装置によれば、直流直結方式により動作中心と比
較中心とを一致させると共に、1/2Hシフトによ
り見掛け上のロツク点を約32μsec毎にするように
したので、CLVデイスクを再生中にスキヤン動
作させてもカラー再生中断がなくなり、視覚上、
好ましいカラー画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の時間軸制御装置を示す図、第
2図は、本発明の一実施例を示す図、第3図は、
トラツキングのオン、オフを説明するための図、
第4図は、本発明の他の実施例を示す図、第5図
は、位相比較回路を示す図、第6図は、本発明の
他の実施例を示す図、第7図は、本発明のさらに
他の実施例を示す図、第8図および第9図は、第
5図の回路の動作波形図である。 主要部分の符号の説明、1,2……位相誤差検
出器、3……基準発振器、5……タンジエンシヤ
ルループスイツチ、9……タンジエンシヤルミラ
ー、10……加算器、11……LPF、12,1
9……ループ、15……スピンドルモータ、16
……タンジエンシヤルループスイツチ、32……
位相比較回路、33……減衰抵抗、36……
CCD。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 再生信号の位相と所定基準信号の位相との位
    相差に応じたエラー信号を発生する位相誤差検出
    手段と、前記エラー信号に基づいて前記再生信号
    の時間軸の補正を行なうサーボ回路とを有する記
    録情報再生装置における時間軸制御装置であつ
    て、前記サーボ回路は直流結合とされ、前記位相
    誤差検出手段は、前記再生信号に同期したサンプ
    ルパルスの位相が前記基準信号と同一の周期を有
    する傾斜状信号の傾斜区間から外れたことを検出
    してこの傾斜信号をその周期の1/2に相当する位
    相量だけシフトする手段を有し、前記傾斜状信号
    のレベルを前記サンプルパルスによつてサンプル
    ホールドしてこのホールド出力を前記エラー信号
    とすることを特徴とする時間軸制御装置。 2 前記サーボ回路は、スピンドルモータの負荷
    電流を検出して帰還するためのループを含んでい
    ることを特徴とする時間軸制御装置。
JP16599784A 1984-08-08 1984-08-08 時間軸制御装置 Granted JPS6145431A (ja)

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JP16599784A JPS6145431A (ja) 1984-08-08 1984-08-08 時間軸制御装置

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