JPH0514922U - 回転センサ - Google Patents

回転センサ

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Publication number
JPH0514922U
JPH0514922U JP7061091U JP7061091U JPH0514922U JP H0514922 U JPH0514922 U JP H0514922U JP 7061091 U JP7061091 U JP 7061091U JP 7061091 U JP7061091 U JP 7061091U JP H0514922 U JPH0514922 U JP H0514922U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
core
rotation sensor
cores
rotating body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7061091U
Other languages
English (en)
Inventor
孝典 岡田
秀利 横尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車速検出用として利用される回転センサにお
いて、センサの小型、軽量化と高出力化を目的とする。 【構成】 マグネットを挟んで2つのコアが一体に形成
されたセンサにおいて、該センサの断面形状をほゞコ字
状に形成して回転体と対向せしめたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車等の車輪速度検出用として好適な回転センサ(ピックアップ センサ)の構造に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】
図1はこの種の従来構造を示す概略図で、図において1は図示しない車輪或 いは車軸等に固定される強磁性歯車状回転体(所謂ト−ンホイ−ル)、Sは センサ部で図示しないキャップ等と共に車体の一端に固定され、前記回転体 1の歯状部1aと所定間隔(ギャップ)を保って配置される。そしてこのセ ンサ部Sは樹脂等の枠体2にマグネット(永久磁石)3を挟んで2つのコア (鉄心)4、5が装着され、一方のコアの周縁上の枠体部に出力用コイル6 が巻装されている。Gは歯状部1aと一方コア5の端部間の間隔(ギャップ )である。
【0003】 係るセンサはマグネット3、コア5、回転体1及びコア4間で図示の点線矢 印の如く磁気回路が形成される。そして、回転体1の回転により歯状部1a とコア5の端部がギャップGで対向した時コア5を通る磁束が最大となり、 (2) 凹部と対向したときコア5を通る磁束が最少となる。この変化量をコイル6 により電圧変化として出力することができる。従ってこの電圧変化をカウン トすることにより回転速度検出ができる。然し乍ら係る従来のセンサは一方 のコア4は歯状部1aと対向していないため磁気抵抗が高く回転体の回転に 係わらず磁束の変化が少ない。従って回転体1の回転に対し、コア4は感応 しなかった。その為、センサ−の出力が低く、出力を増大させるためには、 マグネットをより大型にするかコイルの巻数を増やすなどする必要がある。 そのため、小型、軽量、高出力化には不都合であった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は上記の欠点を解消した小型化、高出力化を図ったセンサの提供を目 的とする。
【0005】
【問題点を解決するための本考案の手段】
本考案は他方のコアの端部を歯状部に対向せしめるように構成してセンサ回 路全体の磁気抵抗を小さくして装置の小型化及び高出力化を図るようにした ものである。
【0006】
【実施例】
図2は本考案の一実施例を示す構造図で、従来例と同一符号は同等部分を示 す。本考案はセンサをほゞ断面コ字状に形成し、コア7及び8はマグネット 3の2つの極にそれぞれ取りつけられている。又、コア7、8の回転体1と 対向する部分(一番近接する部分)は歯状部1aの凸部にちょうど合う様に ピッチが決められている。コイル6は、コア7、又はコア8のいずれかに巻 かれていて、コア内を通る磁束の時間的変化に応じて出力電圧を発生する。
【0007】 このセンサの動作は、まず回転体1の歯状部1aがコア7、8に近接してい る場合においては、マグネット(3)から出る磁束はギャップG1、G2を通 (3) ることにはなるが、これを除けば強磁性体の中を通るので磁気抵抗は小さい。 一方、回転体1が移動し、コア7、8の近傍に凸部が無い場合は、ギャップ G1、G2は前述の歯がある時にくらべて広い。(数倍程度)のため磁気抵抗 は大きいものとなる。 回転体1が回転している場合、コアを通る磁束は、ギャップが狭く、磁気抵 抗が小さい場合と、ギャップが広く、磁気抵抗が大きい場合とが有り、その 為、磁束の時間的変化は、従来例に比べ明らかに大きくなり、出力電圧も大 きく出来る。
【0008】 図3は本考案の他の実施例構造図でコア7及び8の夫々端部を回転体1の歯 状部1aのピッチに合わせ複数に分岐7a、7b、8a、8bするようにし たものである。
【0009】
【考案の効果】
以上のように本考案により、センサの出力電圧を従来より大きくすることが 出来、センサ−の小型化、軽量化等が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 図1従来構造図図2本考案の一実施例構造図図3本考案
の他の実施例構造図
【符号の説明】
1 回転体 1a 歯状部 2 枠体 3 マグネット (4)4、5 コア 6 コイル 7、8 コア

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性歯車状回転体の前記歯部と対向し
    て配置される回転センサにおいて、前記回転センサはマ
    グネットを挟んで2つのコアが一体に形成され、且つ前
    記コア−の夫々の端部が前記歯部と対向する如く断面略
    コ字状に形成したことを特徴とする回転センサ。
  2. 【請求項2】 コアの夫々端部形状を歯部のピッチに対
    応して複数に分岐せしめたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の回転センサ。
JP7061091U 1991-08-08 1991-08-08 回転センサ Pending JPH0514922U (ja)

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JP7061091U JPH0514922U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 回転センサ

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JP7061091U JPH0514922U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 回転センサ

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JPH0514922U true JPH0514922U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13436536

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JP7061091U Pending JPH0514922U (ja) 1991-08-08 1991-08-08 回転センサ

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JP (1) JPH0514922U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635415B2 (ja) * 1979-03-30 1988-02-03 Toray Industries
JPH03135722A (ja) * 1989-06-08 1991-06-10 Yazaki Corp 回転センサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635415B2 (ja) * 1979-03-30 1988-02-03 Toray Industries
JPH03135722A (ja) * 1989-06-08 1991-06-10 Yazaki Corp 回転センサ

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