JPH0514906Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514906Y2 JPH0514906Y2 JP10764586U JP10764586U JPH0514906Y2 JP H0514906 Y2 JPH0514906 Y2 JP H0514906Y2 JP 10764586 U JP10764586 U JP 10764586U JP 10764586 U JP10764586 U JP 10764586U JP H0514906 Y2 JPH0514906 Y2 JP H0514906Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- body structural
- vehicle
- structural member
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 2
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- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両特にトラツク、トレーラ等比較
的大型車両のキヤブにおけるステツプ等足かけ部
の構造に関するものである。
的大型車両のキヤブにおけるステツプ等足かけ部
の構造に関するものである。
(従来の技術)
従来、比較的大型のトラツクのキヤブにおいて
は、乗降用のステツプ及びキヤブの側後方部分に
おけるフエンダ上に、夫々乗員が足をかけたとき
に、塗装を施したパネル等の車体構造部材を傷つ
けないようにするためのプロテクタが装着されて
いる。今これを便宜的に本考案の一実施例を示す
添付図面を援用して説明すると、第1図におい
て、符号10は総括的にトラツクのキヤブを示
し、12はドア、14はウインドシールド、16
は前輪である。18は乗員或いは作業者がキヤブ
10に乗降する際に使用するステツプ、20はキ
ヤブ内の乗員又は作業者が地上高が高い荷台(図
示せず)に乗降する際に、一たん地上に降りるこ
となくキヤブ10から直接荷台に乗り移る際に利
用するキヤブ後部におけるフエンダ上に設けた補
助的なステツプである。上記ステツプ18及び2
0には、利用者の靴底等によりパネル等車体構造
部材の塗膜が剥離したり、凹んだりすることを防
ぐために、通常樹脂材料で作られている(稀にア
ルミニウム鋳物等で作られることもある)プロテ
クタ22及び24が装着されている。勿論、通常
ステツプ18と20とは、夫々の装着位置の関係
から、大きさ及び形状は異るが、第2図に示した
後者のステツプ20におけるプロテクタ24に示
すように、プロテクタのモールド技術上の関係か
らフエンダパネル26のわん曲部に沿う端縁の部
分がシヤープエツジ28を形成する。このため乗
員又は作業者が繰返し利用すると、シヤープエツ
ジ28がパネル26の塗装面に対し繰返し摺動す
るために塗膜が傷み、早期に錆が発生する。この
ことは、上記乗り移り用ステツプ20のみなら
ず、乗降用ステツプ18のプロテクタ22につい
ても同様である。
は、乗降用のステツプ及びキヤブの側後方部分に
おけるフエンダ上に、夫々乗員が足をかけたとき
に、塗装を施したパネル等の車体構造部材を傷つ
けないようにするためのプロテクタが装着されて
いる。今これを便宜的に本考案の一実施例を示す
添付図面を援用して説明すると、第1図におい
て、符号10は総括的にトラツクのキヤブを示
し、12はドア、14はウインドシールド、16
は前輪である。18は乗員或いは作業者がキヤブ
10に乗降する際に使用するステツプ、20はキ
ヤブ内の乗員又は作業者が地上高が高い荷台(図
示せず)に乗降する際に、一たん地上に降りるこ
となくキヤブ10から直接荷台に乗り移る際に利
用するキヤブ後部におけるフエンダ上に設けた補
助的なステツプである。上記ステツプ18及び2
0には、利用者の靴底等によりパネル等車体構造
部材の塗膜が剥離したり、凹んだりすることを防
ぐために、通常樹脂材料で作られている(稀にア
ルミニウム鋳物等で作られることもある)プロテ
クタ22及び24が装着されている。勿論、通常
ステツプ18と20とは、夫々の装着位置の関係
から、大きさ及び形状は異るが、第2図に示した
後者のステツプ20におけるプロテクタ24に示
すように、プロテクタのモールド技術上の関係か
らフエンダパネル26のわん曲部に沿う端縁の部
分がシヤープエツジ28を形成する。このため乗
員又は作業者が繰返し利用すると、シヤープエツ
ジ28がパネル26の塗装面に対し繰返し摺動す
るために塗膜が傷み、早期に錆が発生する。この
ことは、上記乗り移り用ステツプ20のみなら
ず、乗降用ステツプ18のプロテクタ22につい
ても同様である。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、従来のトラツクにおいて足かけ部即
ちステツプ等に装着されていたプロテクタの端縁
が、フエンダパネルのような車体構造部材に対し
相対摺動することによつて、塗膜が損傷し早期に
錆が発生していた不具合を解消することを目的と
するものである。
ちステツプ等に装着されていたプロテクタの端縁
が、フエンダパネルのような車体構造部材に対し
相対摺動することによつて、塗膜が損傷し早期に
錆が発生していた不具合を解消することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するために創案され
たもので、車両の乗降用ステツプ等足かけ部を形
成する塗装を施した車体構造部材を保護するた
め、同足かけ部を形成する車体構造部材にプロテ
クタを装着してなるものにおいて、上記プロテク
タと足かけ部を形成する車体構造部材との間に、
同プロテクタの縁部を足かけ部を形成する車体構
造部材の塗装面から離隔させ、かつプロテクタ縁
部から外部に露出しないように、耐熱性のテープ
を貼着してなることを特徴とする車両における足
かけ部の構造を要旨とするものである。
たもので、車両の乗降用ステツプ等足かけ部を形
成する塗装を施した車体構造部材を保護するた
め、同足かけ部を形成する車体構造部材にプロテ
クタを装着してなるものにおいて、上記プロテク
タと足かけ部を形成する車体構造部材との間に、
同プロテクタの縁部を足かけ部を形成する車体構
造部材の塗装面から離隔させ、かつプロテクタ縁
部から外部に露出しないように、耐熱性のテープ
を貼着してなることを特徴とする車両における足
かけ部の構造を要旨とするものである。
(作用)
本考案によれば、ステツプ等足かけ部に装着さ
れるプロテクタと車体構造部材との間に、プロテ
クタの縁部を車体構造部材の塗装面から離隔させ
るテープを貼着したので、プロテクタの縁部を車
体構造部材の塗装面から離隔させるテープを貼着
したので、プロテクタの縁部のシヤープエツジに
よる車体構造部材の塗膜の損傷が防止され、早期
の発錆を防止することができる。また、上記テー
プが耐熱性を有し、かつプロテクタの縁部から露
出しないように貼着されるので、トラツク等で広
く行なわれているユーザ色の再塗装に際し、テー
プを一たん取外して塗膜の焼付終了後に貼着する
手間が省け、また外観を損なう惧れがない。
れるプロテクタと車体構造部材との間に、プロテ
クタの縁部を車体構造部材の塗装面から離隔させ
るテープを貼着したので、プロテクタの縁部を車
体構造部材の塗装面から離隔させるテープを貼着
したので、プロテクタの縁部のシヤープエツジに
よる車体構造部材の塗膜の損傷が防止され、早期
の発錆を防止することができる。また、上記テー
プが耐熱性を有し、かつプロテクタの縁部から露
出しないように貼着されるので、トラツク等で広
く行なわれているユーザ色の再塗装に際し、テー
プを一たん取外して塗膜の焼付終了後に貼着する
手間が省け、また外観を損なう惧れがない。
(実施例)
以下本考案の実施例を添付図面について具体的
に説明する。(なお、従来の構成に関し既に説明
した部材及び部分については、重複説明を省略す
る。)本考案によれば、第2図の断面図に明示さ
れているように、プロテクタ24のシヤープエツ
ジ28に近接して、かつ外部に露出しないよう
に、フエンダパネル26上にテープ30が貼着さ
れる。テープ30は、ユーザ色の再塗装後焼付け
が行なわれる際に、焼付温度に耐える樹脂材料例
えばポリウレタンによつて作られることが好まし
く、勿論適合する接着剤によつてフエンダパネル
26に接着される。
に説明する。(なお、従来の構成に関し既に説明
した部材及び部分については、重複説明を省略す
る。)本考案によれば、第2図の断面図に明示さ
れているように、プロテクタ24のシヤープエツ
ジ28に近接して、かつ外部に露出しないよう
に、フエンダパネル26上にテープ30が貼着さ
れる。テープ30は、ユーザ色の再塗装後焼付け
が行なわれる際に、焼付温度に耐える樹脂材料例
えばポリウレタンによつて作られることが好まし
く、勿論適合する接着剤によつてフエンダパネル
26に接着される。
テープ30の貼着によつて、プロテクタ24の
シヤープエツジ28がフエンダパネル26の表面
から離隔するので、乗員又は作業者(その足及び
靴の一部が図中符号32で示されている)がプロ
テクタ24に乗つて移動しても、フエンダパネル
26の塗膜が傷つけられることがなく、塗膜の損
傷による早期発錆を効果的に防止することができ
る。勿論、テープ30自身が早期に摩耗してしま
つては、余り効果がないが、上記ポリウレタンテ
ープは、十分な耐熱性と共に耐摩耗性を有する点
で有利である。更に、テープ30の図示のように
シヤープエツジ28の内側に、即ち外部に露出し
ないように貼着することによつて、ユーザ色の再
塗装に際して外観を損なうことがない利点があ
る。なお、第2図は、フエンダ上の乗り移り用ス
テツプ20に関するものであるが、乗降用ステツ
プ18についても、同様に実施して同等の効果を
奏し得ることは、自明である。
シヤープエツジ28がフエンダパネル26の表面
から離隔するので、乗員又は作業者(その足及び
靴の一部が図中符号32で示されている)がプロ
テクタ24に乗つて移動しても、フエンダパネル
26の塗膜が傷つけられることがなく、塗膜の損
傷による早期発錆を効果的に防止することができ
る。勿論、テープ30自身が早期に摩耗してしま
つては、余り効果がないが、上記ポリウレタンテ
ープは、十分な耐熱性と共に耐摩耗性を有する点
で有利である。更に、テープ30の図示のように
シヤープエツジ28の内側に、即ち外部に露出し
ないように貼着することによつて、ユーザ色の再
塗装に際して外観を損なうことがない利点があ
る。なお、第2図は、フエンダ上の乗り移り用ス
テツプ20に関するものであるが、乗降用ステツ
プ18についても、同様に実施して同等の効果を
奏し得ることは、自明である。
(考案の効果)
叙上のように、本考案に係る車両における足か
け部の構造は、車両の乗降用ステツプ等足かけ部
を形成する塗装を施した車体構造部材を保護する
ため、同足かけ部を形成する車体構造部材にプロ
テクタを装着してなるものにおいて、上記プロテ
クタと足かけ部を形成する車体構造部材との間
に、同プロテクタの縁部を足かけ部を形成する車
体構造部材の塗装面から離隔させ、かつプロテク
タ縁部から外部に露出しないように、耐熱性のテ
ープを貼着してなることを特徴とし、簡単かつ安
価な構成によつて、プロテクタに隣接する車体構
造部材の塗膜の損傷を防止し、その早期発生を阻
止することができるので、有益である。
け部の構造は、車両の乗降用ステツプ等足かけ部
を形成する塗装を施した車体構造部材を保護する
ため、同足かけ部を形成する車体構造部材にプロ
テクタを装着してなるものにおいて、上記プロテ
クタと足かけ部を形成する車体構造部材との間
に、同プロテクタの縁部を足かけ部を形成する車
体構造部材の塗装面から離隔させ、かつプロテク
タ縁部から外部に露出しないように、耐熱性のテ
ープを貼着してなることを特徴とし、簡単かつ安
価な構成によつて、プロテクタに隣接する車体構
造部材の塗膜の損傷を防止し、その早期発生を阻
止することができるので、有益である。
第1図は本考案の一実施例を示すトラツク用キ
ヤブ10の斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図である。 10……キヤブ、18……乗降用ステツプ、2
0……乗り移り用ステツプ、22及び24……プ
ロテクタ、26……フエンダパネル、28……シ
ヤープエツジ、30……テープ。
ヤブ10の斜視図、第2図は第1図の−線に
沿う断面図である。 10……キヤブ、18……乗降用ステツプ、2
0……乗り移り用ステツプ、22及び24……プ
ロテクタ、26……フエンダパネル、28……シ
ヤープエツジ、30……テープ。
Claims (1)
- 車両の乗降用ステツプ等足かけ部を形成する塗
装を施した車体構造部材を保護するため、同足か
け部を形成する車体構造部材にプロテクタを装着
してなるものにおいて、上記プロテクタと足かけ
部を形成する車体構造部材との間に、同プロテク
タの縁部を足かけ部を形成する車体構造部材の塗
装面から離隔させ、かつプロテクタ縁部から外部
に露出しないように、耐熱性のテープを貼着して
なることを特徴とする車両における足かけ部の構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10764586U JPH0514906Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10764586U JPH0514906Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6313348U JPS6313348U (ja) | 1988-01-28 |
JPH0514906Y2 true JPH0514906Y2 (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=30984117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10764586U Expired - Lifetime JPH0514906Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514906Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2508848Y2 (ja) * | 1990-03-23 | 1996-08-28 | 油谷重工株式会社 | 小型ショベルのフロアマット |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP10764586U patent/JPH0514906Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6313348U (ja) | 1988-01-28 |
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