JPH05148856A - 構築物の地下梁構築工法 - Google Patents

構築物の地下梁構築工法

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Publication number
JPH05148856A
JPH05148856A JP3342144A JP34214491A JPH05148856A JP H05148856 A JPH05148856 A JP H05148856A JP 3342144 A JP3342144 A JP 3342144A JP 34214491 A JP34214491 A JP 34214491A JP H05148856 A JPH05148856 A JP H05148856A
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JP
Japan
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slab
underground beam
built
underground
temporary
Prior art date
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Pending
Application number
JP3342144A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sato
佐藤  明
Junichiro Ichimura
純一郎 市村
Susumu Nishimura
進 西村
Yoshinori Hattori
芳則 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Haseko Corp
Original Assignee
Haseko Corp
Hasegawa Komuten Co Ltd
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Publication date
Application filed by Haseko Corp, Hasegawa Komuten Co Ltd filed Critical Haseko Corp
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Publication of JPH05148856A publication Critical patent/JPH05148856A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮設部材を撤去する為のダメ穴を不要とする
地下梁構築工法を得る。 【構成】 仮設部材で支持した状態で水平板状の上端張
出し部12を地中梁10の頂部に築造し、該上端張出し
部12上に臥梁体14を築造し、前記仮設部材を撤去し
た後、前記臥梁体14上にスラブ仮枠等を敷設してスラ
ブ13の築造施工を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮設部材撤去のための
ダメ穴施工を不要とする構築物の地下梁構築工法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】構築物の地中梁の構築に際しては、構築
に使用された仮設部材が残された状態でスラブを施工
し、かつ又スラブの築造後にその仮設部材を撤去する必
要が生じる。図4に基づいて従来の構築物の地下梁構築
工法を説明する。図4はスラブが打たれた構築物の地階
部を構成するI型地中梁1を表す断面図である。又図5
はスラブにダメ穴5を形成した状態を示す断面図であ
る。I型地中梁1が施工された構築物の地階には、綱製
捨て型枠等の足場2が組まれる。すなわち地階ではI型
地中梁1の頂部張出し部の下面にコンクリートを打ち継
ぎするため仮設部材である足場2を使用した仮枠工事等
が行われる。仮枠工事が完了した後、仮枠工事に使用さ
れた支持治具等や足場2を地下に残したまま、スラブ3
築造のためのコンクリートが打設される。従って、支持
治具等、仮設部材は、この時点で取り残された状態とな
る。スラブ3に強度が発現した後、スラブ3には上記仮
設部材を引き上げるためのダメ穴5が予め開口される。
ダメ穴5は、仮設部材を引き上げるのに必要最小限の大
きさで施工される。ダメ穴5からは地階に残されていた
仮設部材等が撤去され、それらの撤去が完了した後、ダ
メ穴5は修復されて塞がれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構築物の地中梁
構築工法では、構造されたスラブ3にダメ穴5を開け、
梁4、及びスラブ3を築造するための仮設部材等を撤去
していた。しかしながら、ダメ穴5は使用後の修復を考
慮して、必要最小限の大きさで施工されるため、仮設部
材の引き上げ作業を狭い空間で行わなければならず、作
業の安全性に問題があった。また、築造されたスラブ3
にダメ穴5を開け、再度修復を行うのは手間がかかると
ともに、施工管理が複雑となり上階での工事にも悪影響
を与え、しかも、修復時にはコールドジョイントが発生
し易いため、構造上不利であった。本発明は上記状況に
鑑みてなされたもので、スラブにダメ穴を開けることな
く仮設部材が撤去できる構築物の地下梁構築工法を提供
し、もって、仮設部材引き上げ作業の安全性向上、施工
工程の削減、及びスラブ強度低下の防止を図ることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る構築物の地下梁構築工法の構成は、仮設
部材で支持した状態で水平板状の張出し部を地中梁の頂
部に築造し、該張出し部上に臥梁体を築造するととも
に、前記仮設部材を撤去した後、前記臥梁体上にスラブ
の築造施工を行うことを特徴とする。
【0005】
【作用】頂部に張出し部を有する地中梁が築造され、該
張出し部上に臥梁体を築造し、この臥梁体並びに地中梁
が所定の強度を発揮したのち仮設部材の撤去が可能とな
り、その上にスラブ築造のための仮設部材を設けてコン
クリートスラブを設けることが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る構築物の地下梁構築工法
の好適な一実施例を図面を参照して詳細に説明する。図
1は柱体及び臥梁体により支持されたスラブを表す断面
図、図2はスラブ築造前の地階を表した断面図、図3は
スラブが築造された後の地階を表す断面図を示す。図2
に示すように、地階の地中梁1上に柱体であるI型地中
梁10を築造する。I型地中梁10の築造に当たって
は、仮設部材11を介してI型地中梁10の頂部に張出
し部の仮枠を形成する。そしてこの仮枠内にコンクリー
トを打設する。すなわち図1に示すように、I型地中梁
10の頂部には水平板状の上端張出し部12が形成さ
れ、上端張出し部12は地上階のスラブ13と間隙を隔
てて配置される。I型地中梁10の強度が発現した後、
上記仮枠内にコンクリートを打設して臥梁体14(図1
参照)を築造する。臥梁体14の上面はスラブ13の下
面と一致する位置に形成する。従って、臥梁体14が築
造されることで、スラブ13の直接支持が可能となる基
礎が構成される。
【0007】臥梁体14が築造された後、斯かるI型地
中梁10と上端張出し部12、並びに臥梁体14がほぼ
同じに硬化し、その上にスラブ用捨て型枠を敷設でき
る。すなわちスラブ用捨て型枠を支持する為の足場や仮
枠支持治具等の撤去が可能となる。つまり、従来の様に
はダメ穴5(図5参照)を開けて撤去する必要はなくな
る。
【0008】図3に示す如く地階から仮設部材を撤去し
た後、臥梁体14同士に亘って仮枠工事、及び配筋を行
い、所要のコンクリートを打設してスラブ13を築造す
る。スラブ13の築造方法としては、例えば、支持治
具、足場が不要となるファブデッキ工法などがある。上
述の構築物の地下梁構築工法によれば、I型地中梁自体
の強度が得られたのちにスラブ13の基礎となる臥梁体
14が所定の強度を発揮するのでスラブ13が支持治
具、足場を使用することなく築造できる。よってスラブ
13の築造に際して支持治具、足場を地階に残さずに済
み、架設部材などの撤去のためダメ穴5(図5参照)を
スラブ13に開ける必要がなくなる。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る構
築物の地下梁構築工法は、頂部張出し部が地階の地中梁
上に築造され、該頂部張出し部に臥梁体を築造すること
により臥梁体が所定の強度を発揮する時点では地階中の
仮設部材が撤去できるので、仮設部材を地階に残すこと
なくスラブの築造が行え、スラブにダメ穴を開けること
なく仮設部材が撤去できる。この結果、広い開口で仮設
部材が撤去できるため撤去作業の完全性を向上させるこ
とができると共に、ダメ穴を開けないため施工工期の短
縮、及びスラブ強度低下の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の柱体及び臥梁体により支持されたスラ
ブを示す断面図である。
【図2】本発明のスラブ築造前の地階を示した断面図で
ある。
【図3】本発明のスラブが築造された後の地階を示す断
面図である。
【図4】本発明のスラブが打たれた構築物の地階部を示
す断面図である。
【図5】本発明のスラブにダメ穴が施された構築物の地
階部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 地中梁 10 I型地中梁 11 仮設部材 12 上端張出し部 13 スラブ 14 臥梁体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮設部材で支持した状態で水平板状の張
    出し部を地中梁の頂部に築造し、該張出し部上に臥梁体
    を築造し、前記仮設部材を撤去した後、前記臥梁体上に
    スラブの築造施工を行うことを特徴とする構築物の地下
    梁構築工法。
JP3342144A 1991-11-29 1991-11-29 構築物の地下梁構築工法 Pending JPH05148856A (ja)

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JPH05148856A true JPH05148856A (ja) 1993-06-15

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ID=18351470

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JP (1) JPH05148856A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102518458A (zh) * 2011-12-22 2012-06-27 中铁工程设计咨询集团有限公司 地下车站顶梁部位的结构及其施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102518458A (zh) * 2011-12-22 2012-06-27 中铁工程设计咨询集团有限公司 地下车站顶梁部位的结构及其施工方法

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