JPH05148809A - レール締結金具緊解装置 - Google Patents

レール締結金具緊解装置

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JPH05148809A
JPH05148809A JP3336092A JP33609291A JPH05148809A JP H05148809 A JPH05148809 A JP H05148809A JP 3336092 A JP3336092 A JP 3336092A JP 33609291 A JP33609291 A JP 33609291A JP H05148809 A JPH05148809 A JP H05148809A
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史郎 北川
Shiyouji Sodekawa
昭二 袖川
Michihiro Matsuzaki
道洋 松嵜
Toshio Kojima
寿夫 小島
Naoto Watanabe
直人 渡辺
Kengo Kobayashi
研吾 小林
Mitsuaki Hayashi
林  光昭
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト頭部位置に対しボルト緊解機の位置決
めの誤差が生じていても、それに対応してボルトの弛
緩、締着を円滑に行い、機械的にレール締結金具を確実
に取外し、取付け可能とし、作業の省人化並びに時間短
縮を図る。 【構成】 一定速度で前進する走行台車に対し反対方向
に左右の作業台車を移動させた状態で、ボルト緊解機1
8によりボルトを緩めてレール締結金具を枕木から取外
すようにし、又、ボルト頭部位置に対するボルト緊解機
18の位置決めの誤差を支持装置35と弾性調心装置4
2によって吸収すると共に、スカート部材46により嵌
合穴44のボルト頭部への嵌合を円滑化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道線路のレール交換
作業に用いるレール締結金具緊解装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道線路のレール交換を行う場
合、レールを枕木に固定しているレール締結金具を取外
す必要があるが、従来、こうした作業は、作業員がソケ
ットレンチを使用し前記レール締結金具のボルトを一本
づつ緩めると共に、別の作業員が前記ボルトの緩められ
たレール締結金具を枕木から取外すことにより行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く作業員が手作業でレール締結金具を取外すのでは、
多大な労力と時間を要し非常に効率が悪かった。
【0004】本発明は、斯かる実情に鑑み、レール締結
金具の取外し、取付け作業の省人化並びに時間短縮を図
り得るレール締結金具緊解装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、枕木にレール
締結金具により固定されたレール上を走行可能な走行台
車と、該走行台車上に走行台車の走行方向と平行な方向
に移動可能に搭載された左右の作業台車と、該作業台車
に昇降可能に設けられ前記レール締結金具のボルトを締
着、弛緩可能なソケットレンチ部を有するボルト緊解機
と、前記作業台車に昇降可能且つ作業台車の移動方向と
直角な方向に移動可能に設けられ前記レール締結金具を
把持可能で把持したレール締結金具を所要位置に落下せ
しめ得る把持搬送装置とを備えたレール締結金具緊解装
置であって、前記ボルト緊解機を鉛直線に対し傾動を許
容する支持装置によって支持せしめると共に、前記ボル
ト緊解機の姿勢を略鉛直に保持可能な弾性調心装置を設
け、前記ソケットレンチ部下端に、弾性部材によってソ
ケットレンチ部下端側に突出するよう付勢され且つソケ
ットレンチ部の嵌合穴を前記ボルト頭部へ導くための擂
鉢状の案内面を有するスカート部材を軸線方向に摺動自
在に外嵌せしめ、前記ソケットレンチ部の軸部を伸長方
向に付勢する弾性部材を介して収縮可能に形成し、該ソ
ケットレンチ部の軸部の収縮行程端位置を検出する位置
検出器を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】従って、作業台車を基準位置に待機させた状態
で走行台車を一定速度で前進させていき、取外すべきレ
ール締結金具のボルト頭部位置にボルト緊解機が配置さ
れたら、ボルト緊解機が相対的にボルト頭部位置に停止
状態となるよう作業台車を走行台車に対しその進行方向
と反対方向に一定速度で移動させた状態で、ボルト緊解
機及び把持搬送装置を下降させていくと、把持搬送装置
によってレール締結金具が把持され、且つスカート部材
がレール締結金具上面に押付られ弾性部材の付勢力に抗
してスライドし前記ボルト緊解機のソケットレンチ部の
嵌合穴がボルト頭部に嵌合し、この状態で更にボルト緊
解機を下降させ、前記ソケットレンチ部の軸部が収縮し
て収縮行程端位置に達すると、位置検出器によって前記
嵌合穴がボルト頭部に嵌合したことが検出され、ソケッ
トレンチ部が回転し、ボルト緊解機及び把持搬送装置を
前記ソケットレンチ部の回転速度と同期した速度で上昇
させると、前記ボルト緊解機及び把持搬送装置により前
記ボルトが緩められてレール締結金具が枕木から取外さ
れ、この後、把持搬送装置が作業台車の移動方向と直角
な方向に移動し、枕木から取外されたレール締結金具が
所要位置に落とされる。
【0007】一方、レール交換後、レール締結金具を再
び取付ける際には、作業員によって枕木に仮止めされた
レール締結金具のボルトが前記ボルト緊解機により順次
締着されていく。
【0008】前記レール締結金具の取外し、取付け時に
おいて、ボルト頭部位置に対しボルト緊解機の位置決め
の誤差が生じていたとしても、ボルト緊解機を下降させ
ていくと、スカート部材の案内面によりソケットレンチ
部の嵌合穴がボルト頭部位置に導かれて確実に嵌合し、
このとき、支持装置に支持されているボルト緊解機は、
該ボルト緊解機の姿勢を略鉛直に保持しておこうとする
弾性調心装置の弾性力に抗して鉛直線に対し前記誤差に
応じた量だけ所要方向に傾動し、前記位置決めの誤差が
吸収される一方、前記ソケットレンチ部がボルト頭部か
ら離脱すれば、前記弾性調心装置により、前記ボルト緊
解機の姿勢は再び略鉛直となり保持される。
【0009】又、線路がカーブしている場合、遠心力に
より脱輪するのを防ぐために枕木とレールを傾斜させて
いるため、走行台車はこれに従って傾斜するが、このと
き弾性調心装置によりボルト緊解機と走行台車の位置関
係は水平なレールにおける場合と同じように保つことが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0011】図1〜図5は本発明の一実施例であり、枕
木1に対しレール締結金具2により固定されたレール3
上に、モータ等の駆動装置4により図1、2中矢印方向
に所要速度で走行可能な走行台車5を載置し、該走行台
車5に、左右のレール3と夫々平行なガイドレール6を
敷設する。
【0012】前記走行台車5の左右のガイドレール6の
夫々に、ガイドローラ7を介して移動可能となるよう作
業台車8を搭載すると共に、前記ガイドレール6下部に
固定したラック9に、前記作業台車8に設置したモータ
等の駆動装置10により回転駆動されるピニオン11を
噛合せしめる。
【0013】前記左右の作業台車8から突設したブラケ
ット30に、枕木1と平行に延びる連結ブーム12の左
右端部を、上下方向に延びる旋回軸13を中心に水平揺
動自在に枢着する。
【0014】又、前記左右の作業台車8と一体の連結ブ
ーム12両端部に夫々、二組の支持フレーム14を取付
け、各支持フレーム14の上下方向に設けたガイド部材
15に、昇降台16をシリンダ17の伸縮により昇降自
在に設け、該昇降台16に、本体部18a内の駆動源に
より回転駆動されレール締結金具2のボルト2aを締
着、弛緩可能なソケットレンチ部18bを有するボルト
緊解機18を、鉛直下向きに取付け、図2に示す如く、
各ボルト緊解機18の軸心OBを結ぶ直線Lが連結ブー
ム12と平行となるようにする。
【0015】更に、前記左右の作業台車8と一体の連結
ブーム12両端部に夫々、基板19を取付け、該基板1
9に、上下方向に延びるボールネジ20をモータ等の駆
動装置21により回転可能に配設し、該ボールネジ20
に、連結ブーム12と平行に延びる搬送用ガイドレール
22と一体のナット23を螺合せしめ、該搬送用ガイド
レール22に、横行フレーム24をモータ等の駆動装置
25によるチェーン26の駆動により作業台車8の移動
方向と直角な方向に移動可能に設け、該横行フレーム2
4に、本体部27aへの作動流体の給排により開閉自在
なフィンガ部27bを有しレール締結金具2を把持可能
なハンド装置27を設け、昇降可能且つ作業台車8の移
動方向と直角な方向に移動可能なレール締結金具2用の
把持搬送装置28を構成する。
【0016】又、前記走行台車5の前部左右位置には夫
々、レール締結金具2のボルト2a頭部位置を検出可能
なセンサ29を取付けると共に、前記走行台車5上に
は、前記センサ29からの検出信号に基づき前記ボルト
緊解機18がボルト2a頭部直上位置に配置されるよう
前記左右の作業台車8に駆動信号を出力すると共に前記
シリンダ17、ボルト緊解機18、把持搬送装置28に
駆動信号を出力する制御装置(図示せず)を設けてあ
る。
【0017】本実施例の場合、図4に示す如く、前記昇
降台16に、略環状で且つ内周面に球状凹面座31を形
成した外輪部32を、その軸心OBが鉛直方向に延びる
よう一体に設け、該外輪部32内に、前記球状凹面座3
1と係合する球状凸面座33を外周面に形成した内輪3
4を摺動自在に設け、該内輪34内に前記ボルト緊解機
18の本体部18aを嵌挿固着するようにして支持装置
35を構成すると共に、図4、5に示す如く、前記昇降
台16から下方に延設したブラケット36に、略環状の
調心フレーム37をその軸心が前記軸心OBと一致する
よう固定し、該調心フレーム37の円周方向所要複数箇
所(図では3箇所)に、スプリング38により半径方向
軸心側に付勢され先端に前記ソケットレンチ部18bの
軸部39の外周面に当接するローラ40を備えた調心部
材41を配設し、前記ボルト緊解機18の姿勢を略鉛直
に保持可能な弾性調心装置42を構成してある。
【0018】又、前記ソケットレンチ部18b下端に、
スプリング43によってソケットレンチ部18b下端側
に所要量突出するよう付勢され且つソケットレンチ部1
8bの嵌合穴44を前記ボルト2a頭部へ導くための擂
鉢状の案内面45を有するスカート部材46を軸線方向
に摺動自在に外嵌せしめ、前記ソケットレンチ部18b
の軸部39基端側に該軸部39を伸長方向に付勢するス
プリング47が内蔵された継手部材48を介装して前記
軸部39を収縮可能に形成すると共に、該軸部39にそ
の収縮を所要量に制限するストッパ49を設け、前記ブ
ラケット36に、前記ストッパ49の継手部材48に対
する相対位置を検出することにより前記軸部39が収縮
行程端位置に達したか否かを検出する光電スイッチ等の
位置検出器50を設け、該位置検出器50による軸部3
9の収縮行程端位置到達の検出により嵌合穴44がボル
ト2a頭部に嵌合したと判断するようにしてある。
【0019】次に、上記実施例の作動を説明する。
【0020】走行台車5は、図1、2に示す如く、レー
ル3上を常にある一定速度で前進しており、左右のセン
サ29によって次に取外すレール締結金具2のボルト2
a頭部位置が検出され、該各センサ29からの検出信号
に基づき制御装置(図示せず)において前記ボルト2a
頭部位置が記憶され、左右の作業台車8、シリンダ1
7、ボルト緊解機18、把持搬送装置28に夫々駆動信
号が出力される。
【0021】左右の作業台車8は夫々、ガイドレール6
上の基準位置Oに待機した状態から前記制御装置によっ
て前回記憶されたボルト2a頭部位置のデータに基づ
き、走行台車5の走行によりボルト緊解機18がボルト
2a頭部位置に配置された時点で、該ボルト緊解機18
が相対的にボルト2a頭部位置に停止状態となるよう走
行台車5に対しその進行方向と反対方向に一定速度で移
動を開始する。
【0022】この状態で、駆動装置21によるボールネ
ジ20の回転駆動により、把持搬送装置28の搬送用ガ
イドレール22と一緒にハンド装置27がフィンガ部2
7bを開いた状態で下降し、該ハンド装置27によって
レール締結金具2が把持されると共に、シリンダ17の
伸長動作によりボルト緊解機18が下降してスカート部
材46がレール締結金具2上面に押付られスプリング4
3の付勢力に抗してスライドし且つソケットレンチ部1
8b下端の嵌合穴44がボルト2a頭部に嵌合し、この
状態で更にボルト緊解機18が下降し、前記ソケットレ
ンチ部18bの軸部39が収縮して収縮行程端位置に達
すると、位置検出器50によって前記嵌合穴44がボル
ト2a頭部に嵌合したことが検出され、ソケットレンチ
部18bが回転しつつ、前記ボールネジ20の回転によ
り把持搬送装置28が、シリンダ17の収縮動作により
ボルト緊解機18が夫々、前記ソケットレンチ部18b
の回転速度と同期した速度で上昇する。
【0023】このとき、前記シリンダ17は、積極的に
ボルト緊解機18を引上げるのではなく、ボルト緊解機
18の重量分を打消すだけの力を与えているだけであ
り、前記ボルト2aが緩んで浮き上がってくる力を利用
してボルト緊解機18を上昇させると共に、シリンダ1
7を収縮させるようにしている。
【0024】前記ボルト緊解機18及び把持搬送装置2
8により前記ボルト2aが緩められてレール締結金具2
が枕木1から取外され、前記ボルト緊解機18及び把持
搬送装置28がレール3上方所要位置まで上昇すると、
把持搬送装置28の上昇が停止すると共に、ソケットレ
ンチ部18bの回転が停止し、前記シリンダ17の積極
的な収縮動作によりボルト緊解機18が更に所要量だけ
上昇し、ソケットレンチ部18bがボルト2a頭部から
離脱する。
【0025】ソケットレンチ部18bがボルト2a頭部
から離脱すると、駆動装置25によるチェーン26駆動
により横行フレーム24が搬送用フレーム22に沿って
レール3の内側或いは外側に移動し所要位置で停止し、
ハンド装置27のフィンガ部27bが開いてレール締結
金具2及びボルト2aを落下せしめる。
【0026】この後、前記横行フレーム24が搬送用フ
レーム22中央の元の位置に復帰すると共に、前記左右
の作業台車8がガイドレール6上の基準位置に復帰し、
以下、前述と同様の作動が繰り返し行われる。
【0027】一方、レール3の交換後、レール締結金具
2を再び取付ける際には、作業員が枕木1に対しレール
締結金具2をボルト2aにより仮止めしておき、該仮止
めしたレール締結金具2のボルト2aが前記ボルト緊解
機18により順次締着されていく。
【0028】前述の作動は、ボルト2a頭部位置に対し
ボルト緊解機18の位置決めの誤差が生じていない場合
を表わしているが、実際にはボルト2a頭部位置に対し
ボルト緊解機18の位置決めの誤差が生じているのが一
般的である。
【0029】しかし、本実施例においては、前記レール
締結金具2の取外し、取付け時において、ボルト2a頭
部位置に対しボルト緊解機18の位置決めの誤差が生じ
ていたとしても、ボルト緊解機18を下降させていく
と、スカート部材46の案内面45によりソケットレン
チ部18bの嵌合穴44がボルト2a頭部位置に導かれ
て確実に嵌合し、このとき、支持装置35に支持されて
いるボルト緊解機18は、該ボルト緊解機18の姿勢を
略鉛直に保持しておこうとする弾性調心装置42におけ
る調心部材41のスプリング38の付勢力に抗して、前
記支持装置35の球状凹面座31に対する球状凸面座3
3の摺動により、鉛直線に対し前記誤差に応じた量だけ
所要方向に傾動し、前記位置決めの誤差が吸収される。
【0030】一方、前記ソケットレンチ部18bがボル
ト2a頭部から離脱すれば、前記弾性調心装置42にお
ける調心部材41のスプリング38の復元力により、前
記ボルト緊解機18の姿勢は再び略鉛直状態に戻され
る。
【0031】又、線路がカーブしている場合、列車が遠
心力により脱輪するのを防ぐために枕木1とレール3を
傾斜させているため、走行台車5はこれに従って傾斜す
るが、このとき弾性調心装置42によりボルト緊解機1
8と走行台車5の位置関係は水平なレール3における場
合と同じように保つことができる。
【0032】このため、傾斜しているレール3のレール
締結金具2の取外し、取付け作業についても、水平なレ
ール3の場合と同様に行われる。
【0033】こうして、従来、多大な労力と時間を要し
ていたレール締結金具2の取外し、取付け作業を機械的
に効率良く行うことが可能となり、しかも、ボルト2a
頭部位置に対しボルト緊解機18の位置決めの誤差が生
じていても、嵌合穴44をボルト2a頭部に確実に嵌合
させることが可能となり、ボルト2aの弛緩、締着を円
滑に行うことができる。
【0034】尚、本発明のレール締結金具緊解装置は、
上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のレール締
結金具緊解装置によれば、ボルト頭部位置に対しボルト
緊解機の位置決めの誤差が生じていても、それに対応し
てボルトの弛緩、締着を円滑に行うことができ、レール
締結金具の取外し、取付け作業の省人化並びに時間短縮
を図ることができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図3のIV部拡大断面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【符号の説明】
1 枕木 2 レール締結金具 2a ボルト 3 レール 5 走行台車 8 作業台車 18 ボルト緊解機 18b ソケットレンチ部 28 把持搬送装置 35 支持装置 39 軸部 42 弾性調心装置 43 スプリング(弾性部材) 44 嵌合穴 45 案内面 46 スカート部材 47 スプリング(弾性部材) 50 位置検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 寿夫 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 渡辺 直人 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 小林 研吾 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 林 光昭 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枕木にレール締結金具により固定された
    レール上を走行可能な走行台車と、該走行台車上に走行
    台車の走行方向と平行な方向に移動可能に搭載された左
    右の作業台車と、該作業台車に昇降可能に設けられ前記
    レール締結金具のボルトを締着、弛緩可能なソケットレ
    ンチ部を有するボルト緊解機と、前記作業台車に昇降可
    能且つ作業台車の移動方向と直角な方向に移動可能に設
    けられ前記レール締結金具を把持可能で把持したレール
    締結金具を所要位置に落下せしめ得る把持搬送装置とを
    備えたレール締結金具緊解装置であって、前記ボルト緊
    解機を鉛直線に対し傾動を許容する支持装置によって支
    持せしめると共に、前記ボルト緊解機の姿勢を略鉛直に
    保持可能な弾性調心装置を設け、前記ソケットレンチ部
    下端に、弾性部材によってソケットレンチ部下端側に突
    出するよう付勢され且つソケットレンチ部の嵌合穴を前
    記ボルト頭部へ導くための擂鉢状の案内面を有するスカ
    ート部材を軸線方向に摺動自在に外嵌せしめ、前記ソケ
    ットレンチ部の軸部を伸長方向に付勢する弾性部材を介
    して収縮可能に形成し、該ソケットレンチ部の軸部の収
    縮行程端位置を検出する位置検出器を設けたことを特徴
    とするレール締結金具緊解装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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