JPH0514868Y2 - - Google Patents

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JPH0514868Y2
JPH0514868Y2 JP846488U JP846488U JPH0514868Y2 JP H0514868 Y2 JPH0514868 Y2 JP H0514868Y2 JP 846488 U JP846488 U JP 846488U JP 846488 U JP846488 U JP 846488U JP H0514868 Y2 JPH0514868 Y2 JP H0514868Y2
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ribbon
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カートリツジケースのリボン走行経
路の両側脇に位置する固定壁のうち、一方の固定
壁に、テンシヨンバネの先端側の作用点部分との
間でインクリボンを挟圧して当該インクリボンに
走行抵抗を付与するための挟持面を形成し、他方
の固定壁に、前記テンシヨンバネの基端部を保持
する保持部と、前記テンシヨンバネの前記保持部
と前記挟持面との間に位置する中間部分を前記一
方の固定壁側に押圧する加圧面とを形成してある
インクリボンカートリツジのテンシヨン構造に関
する。
〔従来の技術〕 従来、この種のインクリボンカートリツジのテ
ンシヨン構造では、前記保持部を構成するに、前
記他方の固定壁に、この固定壁との間でテンシヨ
ンバネの基端部分を上下方向に着脱自在に係止保
持するための係止凹部を形成する平面視ほぼLの
字状の係合部を形成していた(例えば、実開昭51
−101805号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
この従来のテンシヨン構造では、前記テンシヨ
ンバネをカートリツジケースに組付ける場合、リ
ボン走行経路に沿つて配設されたインクリボンを
一方の固定壁側に押付けて、当該インクリボンと
これに相対向する加圧面との間に〓間を作り、こ
の狭い間〓に前記テンシヨンバネを上方から挿入
しなければならない。しかも、この時、前記テン
シヨンバネを、その中間部分が一方の固定壁側に
弧状に突出する湾曲姿勢に弾性変形させた状態で
前記間〓に挿入すると同時に、前記テンシヨンバ
ネの基端部分を前記係合部内に係入させなければ
ならないため、テンシヨンバネの組付けに多くの
手間を要するものであつた。
特に、組付けられたテンシヨンバネのリボン走
行方向での移動を防止すべく、前記他方の固定壁
に、前記テンシヨンバネの中間部分にリボン肉厚
方向から着脱自在に係合する係止突起が形成され
ている場合には、前記の狭い間〓において、テン
シヨンバネを更に前記係止突起に係合させなけれ
ばならず、組付けが更に煩雑化する問題があつ
た。
本考案の目的は、前記テンシヨンバネの組付け
作業を迅速・容易に行うことができるようにする
点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるインクリボンカートリツジのテン
シヨン構造は、前記テンシヨンバネの基端部を保
持する保持部を構成するに、前記他方の固定壁
に、ケース外から前記インクリボンとこれに相対
向する前記加圧面との間を通してテンシヨンバネ
を挿入可能な差込み口を形成し、この差込み口の
周縁部分に、前記テンシヨンバネの基端部側に接
当して、当該テンシヨンバネの最大差込み量を規
制する規制面を形成してある事に特徴を有するも
のであり、それによる作用・効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
前記テンシヨンバネをカートリツジケースに組
付ける場合、前記他方の固定壁に形成された差込
み口に、ケース外からテンシヨンバネの先端を差
し込むと、このテンシヨンバネの先端は前記リボ
ン走行経路に沿つて配設されたインクリボンとこ
れに相対向する前記加圧面との間を通して一方の
固定壁の挟圧面側に挿入される。
そして、前記テンシヨンバネの基端側部分が前
記差込み口周縁の規制面に接当する状態にまで差
し込んだときには、前記テンシヨンバネの先端側
の作用点部分と一方の固定壁の挟圧面とが合致
し、しかも、前記加圧面によつてテンシヨンバネ
の中間部分が一方の固定壁側に押圧されているか
ら、インクリボンに対して所定の走行抵抗を付与
することができる。
〔考案の効果〕
その結果、テンシヨンバネを他方の固定壁に形
成された差込み口を通してケース外の広い空間か
ら挿入するだけでよいから、従来のように、イン
クリボンを一方の固定壁側に押付けて、当該イン
クリボンとこれに相対向する加圧面との間に一々
バネ差入れ用の〓間を作る必要がなく、このよう
なテンシヨンバネの組付け作業を迅速、容易に行
うことができるに至つた。
尚、前記他方の固定壁に、前記テンシヨンバネ
の中間部分にリボン肉厚方向から着脱自在に係合
する係止突起が形成されている場合でも、前記差
込み口を通して差し込まれるテンシヨンバネを一
方の固定壁側との接当によつて弧状に弾性変形さ
せた状態で挿入することにより、前記係止突起の
先端側を迂回させた状態でスムースに移動させる
ことができる。しかも、この挿入後に手を放すだ
けで、テンシヨンバネの中間部分を前記係止突起
に自動的に係合させることができるのである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第5図に基
づいて説明する。
カートリツジケースCは、左右一対のリボンガ
イド用腕1A,1Bを一体形成してある合成樹脂
製の本体ケース1と、この本体ケース1の上方開
口部を閉止する合成樹脂製の蓋体2とからなり、
前記一対のリボンガイド用腕1A,1B間に掛け
渡されたインクリボンRをインパクトドツトヘツ
ド(図示せず)により印打可能に構成してある。
前記本体ケース1には、左右に長いほぼ矩形状
のリボン収納部3が形成され、このリボン収納部
3の入口側には、インクリボンRを折り畳みなが
らリボン収納部3内に収納するための一対のフイ
ードロール4,5が設けられている。
また、前記リボン収納部3の出口側には、リボ
ン挿通孔6aを備えた仕切り壁6が形成され、更
に、この仕切り壁6と前記一方のリボンガイド用
腕1Aの先端部との間に位置するリボン走行経路
途中には、前記インクリボンRに走行抵抗を付与
するテンシヨンバネ7が配設されている。
このテンシヨンバネ7によるテンシヨン構造
は、第2図乃至第4図に示すように、一方のリボ
ンガイド用腕1Aの構成部材で、リボン走行経路
を挟んで相対向する固定壁1a,1bのうち、リ
ボン走行経路の内側に位置する一方の固定壁1a
に、前記テンシヨンバネ7の先端側の作用点部分
7aとの間でインクリボンRを挟圧する挟持面8
aを備えた挟持突起8が形成されている。
前記リボン走行経路の外側に位置する他方の固
定壁1bには、前記テンシヨンバネ7の基端部7
bを保持する保持部9と、前記テンシヨンバネ7
の前記保持部9と前記挟持突起8との間に位置す
る中間部分7cを前記一方の固定壁1a側に押圧
するための加圧面10aを備えた加圧突起10、
ならびに、前記テンシヨンバネ7の中間部分7c
に形成された一対の円形状の係止孔7d,7dに
対してリボン肉厚方向から着脱自在に係合する一
対のピン状の係止突起11,11とが形成されて
いる。
前記加圧突起10は、前記係止突起11,11
よりも前記挟持面8a側に寄つた位置に配置され
ている。
前記保持部9を構成するに、前記他方の固定壁
1bに、ケース本体1の外部から前記インクリボ
ンRとこれに相対向する前記係止突起11,11
及び加圧突起10との間を通してテンシヨンバネ
7を挿入可能な差込み口9aを形成し、この差込
み口9aの周縁部分には、前記テンシヨンバネ7
の基端部7bに形成された左右の段部7e,7e
に接当して、当該テンシヨンバネ7の最大差込み
量を規制する規制面9b,9bを形成して構成さ
れている。
前記他方の固定壁1bのうち、前記係止突起1
1,11と前記差込み口9aとの間に位置する部
分には、前記テンシヨンバネ7の背面に摺接して
当該テンシヨンバネ7を湾曲させた状態で差し込
み案内するガイド部12が形成されている。
前記テンシヨンバネ7の作用点部分7aは、第
2図に示すようにVの字状に屈曲形成されてい
る。
また、このテンシヨンバネ7は、打抜き加工に
より製作されている。
そして、前記テンシヨンバネ7をカートリツジ
ケースC内に組付ける場合、前記他方の固定壁1
bに形成された差込み口9aに、ケース外からテ
ンシヨンバネ7の先端を差し入れ、このテンシヨ
ンバネ7の先端を一方の固定壁1a側に接当さ
せ、かつ、その中間部分7cの背面を前記ガイド
部12に接当させた湾曲状態で押し込むと、前記
テンシヨンバネ7の先端は前記リボン走行経路に
沿つて配設されたインクリボンRとこれに相対向
する前記係止突起11,11及び加圧突起10と
の間を通して一方の固定壁1aの挟持面8a側に
挿入案内される。
前記テンシヨンバネ7の段部7e,7eが前記
差込み口9a周縁の規制面9bに接当したとき、
このテンシヨンバネ7から手を放すと、前記テン
シヨンバネ7の係止孔7d,7dと前記係止突起
11,11とが係合し、テンシヨンバネ7のリボ
ン走行方向での移動が阻止される。
この状態では、記テンシヨンバネ7の先端側の
作用点部分7aと一方の固定壁1aの挟持面8a
とが合致し、しかも、前記加圧面10aによつて
テンシヨンバネ7の中間部分7cが一方の固定壁
1a側に軽く押圧されているから、インクリボン
Rに対して所定の走行抵抗を付与することができ
るのである。
次に、別の実施例について説明する。
〔〕 上述の実施例では、前記テンシヨンバネ
7の中間部分7cに一対の円形状の係止孔7
d,7dを形成したが、第6図に示すように、
前記係止孔7d,7dを正四角形に形成しても
よく、また、第7図に示すように、前記係止孔
7d,7dを幅方向外方に開口する状態で切欠
き形成してもよい。
更に、第8図に示すように、前記両係止孔7
d,7dを一つの長孔から構成してもよい。
前記係止孔7d,7dは、必ず一対形成る必
要はなく、例えば、第9図又は第10図に示す
ように、前記テンシヨンバネ7の中間部分7c
の幅方向中央部に一つだけ形成して実施しても
よい。
〔〕 上述の実施例では、前記テンシヨンバネ
7の背面に摺接して当該テンシヨンバネ7を湾
曲させた状態で差し込み案内するガイド部12
を形成したが、このガイド部12を省略して実
施してもよい。
〔〕 上述の実施例では、前記テンシヨンバネ
7の中間部分7cにリボン肉厚方向から着脱自
在に係合する係止突起11を、前記加圧突起1
0と前記差込み口9aとの間の固定壁1bに形
成したが、この形成位置に限定されるものでは
なく、テンシヨンバネ7のリボン走行方向での
移動を阻止できる位置であれば、いずれの位置
に形成してもよい。
また、前記係止突起11は使用条件によつて
は省略して実施してもよい。
〔〕 前記カートリツジケースCの形状、大き
さは種々変更可能である。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係るインクリボン
カートリツジのテンシヨン構造の実施例を示し、
第1図はカートリツジケース全体の一部切欠平面
図、第2図はテンシヨン構造の拡大断面図、第3
図は第2図の−線断面図、第4図は第2図の
−線断面図、第5図はテンシヨンバネの拡大
図である。第6図乃至第10図は夫々別の実施例
のテンシヨンバネを示す拡大図である。 C……カートリツジケース、R……インクリボ
ン、1a,1b……固定壁、7……テンシヨンバ
ネ、7a……作用点部分、7b……基端部、7c
……中間部分、8a……挟持面、9……保持部、
9a……差込み口、9b……規制面、10a……
加圧面、11……係止突起、12……ガイド部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 カートリツジケースCのリボン走行経路の両
    側脇に位置する固定壁1a,1bのうち、一方
    の固定壁1aに、テンシヨンバネ7の先端側の
    作用点部分7aとの間でインクリボンRを挟圧
    して当該インクリボンRに走行抵抗を付与する
    ための挟持面8aを形成し、他方の固定壁1b
    に、前記テンシヨンバネ7の基端部7bを保持
    する保持部9と、前記テンシヨンバネ7の前記
    保持部9と前記挟持面8aとの間に位置する中
    間部分7cを前記一方の固定壁1a側に押圧す
    る加圧面10aとを形成してあるインクリボン
    カートリツジのテンシヨン構造であつて、前記
    保持部9を構成するに、前記他方の固定壁1b
    に、ケース外から前記インクリボンRとこれに
    相対向する前記加圧面10aとの間を通してテ
    ンシヨンバネ7を挿入可能な差込み口9aを形
    成し、この差込み口9aの周縁部分に、前記テ
    ンシヨンバネ7の基端部7b側に接当して、当
    該テンシヨンバネ7の最大差込み量を規制する
    規制面9bを形成してあるインクリボンカート
    リツジのテンシヨン構造。 2 前記他方の固定壁1bに、前記テンシヨンバ
    ネ7の中間部分7cにリボン肉厚方向から着脱
    自在に係合する係止突起11が形成されている
    請求項1記載のインクリボンカートリツジのテ
    ンシヨン構造。 3 前記加圧面10aが、前記係止突起11より
    も前記挟持面8a側に配置されている請求項2
    記載のインクリボンカートリツジのテンシヨン
    構造。 4 前記他方の固定壁1bのうち、前記係止突起
    11と前記差込み口9aとの間に位置する部分
    に、前記テンシヨンバネ7の背面に摺接して当
    該テンシヨンバネ7を湾曲させた状態で差し込
    み案内するガイド部12が形成されている請求
    項2又は3記載のインクリボンカートリツジの
    テンシヨン構造。
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