JPH0514856Y2 - - Google Patents

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JPH0514856Y2
JPH0514856Y2 JP3290988U JP3290988U JPH0514856Y2 JP H0514856 Y2 JPH0514856 Y2 JP H0514856Y2 JP 3290988 U JP3290988 U JP 3290988U JP 3290988 U JP3290988 U JP 3290988U JP H0514856 Y2 JPH0514856 Y2 JP H0514856Y2
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leaf spring
yoke
coil
printing
pole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は例えばドツトラインプリンタに使用さ
れる印字ハンマ機構に関するものである。
〔考案の背景〕
第4図はかかる印字ハンマ機構の一例を示す図
である。自由端である上端前面に印字ピン9を装
着した板バネ8の上端近傍に所定角度傾斜して対
向するヨーク3の外周にはコイルボビン1を介し
て釈放コイル2が巻回されている。該ヨーク3と
ヨークベース6との間には永久磁石5が設けられ
ている。7は板バネ8の前面に設けられたフロン
トヨークである。
永久磁石5の磁束は、ヨーク3、板バネ8、フ
ロントヨーク7及びヨークベース6を介して流
れ、板バネ8をヨーク3の先端であるポール部4
に吸引保持する。前記釈放コイル2を励磁する
と、ポール部4における磁気吸引力は相殺され、
板バネ8はそのたわみエネルギにより飛び出し、
印字ピン9により図示しない用紙上に印字する。
以上のような構成において、第5図は示す如
く、コイルボビン1の実装上の制限から、ポール
部4とコイルボビン1端面との距離gは板ばね8
と干渉しないよう、組立精度等を考慮して決定さ
れる。
従つてポール部4が釈放コイル2の磁界発生方
向に対して直角でなく傾斜している場合、ポール
部4の中心とコイルボビン1間の中心距離L2は、
前記傾斜角に応じて大きくなつてくる。該距離
L2が大きくなると、第3図に示す如く、ポール
部4に作用する釈放コイル2による逆磁束は小さ
くなる。この結果、同一電力で釈放コイル2を励
磁するようにすると、板バネ8の釈放力が小さく
なり、板バネ8を充分に駆動できないという問題
がある。
板バネ8を充分に駆動させるためには、前記距
離に応じて駆動電力を大きくしなければならなく
なり、電源容量の増加、発熱量の増加及び冷却容
量の増加等が必要となり、ひいてはプリンタ全体
が大型化するという欠点がある。
〔考案の目的〕 本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、釈放コイルを励磁させるための駆動電力を
小さく押えることができるようにすることであ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、釈放コイルが板バネを吸引している
ポール部に近ければ近いほど、洩れ磁束が少なく
なつて釈放コイルで発生した逆磁束が有効に作用
する点に着目し、釈放コイルを板バネに近づける
ことができるようにコイルボビンの形状を工夫し
たものである。以下実施例を示した第1図、第2
図を参照して本考案を説明する。
〔考案の実施例〕
コイルボビン10の板バネ8側端面を、第2図
に示す如く、切欠き、板バネ8とほぼ平行となる
ように形成する。この結果、ポール部4とコイル
ボビン10端面との距離gを第5図と同じ値に維
持しながら、ポール部4とコイルボビン10との
中心距離L1を前記中心距離L2より小さくするこ
とが可能となる。すなわち、釈放コイル2を板バ
ネ8に近づけることが可能となり、ポール部4に
作用する釈放コイル2の逆磁束が大きくなつて板
バネ8を充分に駆動することができるようにな
る。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、釈放コイルを板
バネに近づけることが可能となり、釈放コイルが
発生する逆磁束を有効に利用することが可能とな
る。この結果、釈放コイルの駆動電力を大きくす
る必要がなくなり、電源容量の増加、発熱量の増
加、冷却容量の増加等が不要になるという効果を
奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案印字ハンマ機構の一実施例を示
す側面図、第2図は第1図の要部拡大側面図、第
3図はポール部とコイルボビン間の距離とポール
部に作用する逆磁束との関係を示すグラフ、第4
図及び第5図は本考案以前の印字ハンマ機構の一
例を示す側面図及び要部拡大側面図である。 図において、1,10はコイルボビン、2は釈
放コイル、3はヨーク、4はポール部、5は永久
磁石、6はヨークベース、7はフロントヨーク、
8は板バネ、9は印字ピンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自由端前面に印字ピンが装着され、固定端がヨ
    ークベースに固着された板バネと、該板バネの自
    由端後面に所定角度をもつて対向したポール部を
    有するヨークと、該ヨークとヨークベースとの間
    に設けられた永久磁石と、前記ポール部近傍のヨ
    ーク外周にボビン部を介して巻回された釈放用コ
    イルとを有する印字ハンマ機構であつて、 前記板バネ後面に対向する前記ボビンの端面下
    方を切欠き、その端面を板バネとほぼ平行となる
    ようにしたことを特徴とする印字ハンマ機構。
JP3290988U 1988-03-11 1988-03-11 Expired - Lifetime JPH0514856Y2 (ja)

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JP3290988U JPH0514856Y2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11

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Publication Number Publication Date
JPH01139540U JPH01139540U (ja) 1989-09-25
JPH0514856Y2 true JPH0514856Y2 (ja) 1993-04-20

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JPH01139540U (ja) 1989-09-25

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