JPH05148128A - サンフイルターを含有するマイクロカプセル、それらの製造法、それらを含有する化粧用及び製薬用組成物並びにそれらの用途 - Google Patents

サンフイルターを含有するマイクロカプセル、それらの製造法、それらを含有する化粧用及び製薬用組成物並びにそれらの用途

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JPH05148128A
JPH05148128A JP4122918A JP12291892A JPH05148128A JP H05148128 A JPH05148128 A JP H05148128A JP 4122918 A JP4122918 A JP 4122918A JP 12291892 A JP12291892 A JP 12291892A JP H05148128 A JPH05148128 A JP H05148128A
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microcapsules
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Paul Lahmani
ポール・ラーマン
Lise Simoneau
リズ・シモノー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、サンフィルターを含有するマイク
ロカプセル、それらの製造法並びにそれらを含有する皮
膚処理用又は化粧用及び製薬用組成物を提供する。 【構成】 本発明のマイクロカプセルは、1種以上のサ
ンフィルターを含有するマイクロカプセルであってこの
マイクロカプセルが不透過性であるように硬化されてい
ることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サンフィルターを含
有するマイクロカプセル、それらの製造法、それらを含
有する皮膚処理用又は化粧用及び製薬用組成物並びにそ
れらの用途に関する。
【0002】
【従来の技術】長い間、化粧品工業は、サンフィルター
を混合したゲル、クリーム、オイルのような製品を人々
に利用させてきた。サンフィルターは、UVA及び(又
は)UVB線を吸収する化学物質である。事実、皮膚の
レベルにおいて太陽光線の影響、特にUVB及びUVA
線の影響を制限することは有用である。第一の影響は日
光紅斑と長期にわたる良性及び悪性の皮膚変化の原因と
なる。第二は皮膚の老化の主要因子である。太陽光線保
護物質は、これらが皮膚の保護(これは保護係数と呼ば
れるものにより測定される)を実際に与えるために非常
に有用である。しかし、皮膚上にそれらが存在すること
は、UVA及びUVB線に対する保護のために非常に有
益であるけれども、完全に無害であるわけではない。大
抵の法規がサンフィルターの肯定的なリストを記載して
いる。このことは、化粧品がこのリストに登録されたサ
ンフィルターのみを含有できること、そして相当に無害
であることが証明されたこを意味している。このことは
フランス及びEECにおいてそうである。USAにおい
ては、サンフィルターを含有する製品は準医薬品とみな
され、別のカテゴリーの一部、即ちOTC(店頭)製品
である。従って、サンフィルターを皮膚と直接接触する
ことなく皮膚上に適用するための手段を見出すことは賢
明であると思われる。使用される方法の一つはカプセル
化又はマイクロカプセル化である。しかして、従来技術
は、特に米国特許第4904524号及びヨーロッパ特
許第0254447号においてマイクロカプセルを記載
しているが、しかし米国特許第4904524号のよう
なサンフィルターを含有できる従来技術に記載のマイク
ロカプセルは、本発明の主題であるマイクロカプセルと
異なって不透過性ではない。事実、マイクロカプセル
は、使用中に潰されないためには硬くなければならない
し、化粧用組成物の他の成分と接触して軟化しないため
には抵抗性でなければならないし、またサンフィルター
を漏出させないためには非多孔質でなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は上記のような欠点を有せず且つ上記のような要件を満
たすマイクロカプセルを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明の主題
は、1種以上のサンフィルターを含有するマイクロカプ
セルであってこのマイクロカプセルが不透過性であるよ
うに硬化されていることを特徴とするマイクロカプセル
にある。本発明においては、サンフィルターを含有する
マイクロカプセルは、このサンフィルターが製造、貯蔵
及び皮膚への適用中に漏出しないように不透過性である
ように硬化される。また、本発明の特定の主題は、マイ
クロカプセルの壁が好ましくはグルタルアルデヒドによ
り硬化されたゼラチンを含有することを特徴とする前記
のマイクロカプセルにある。さらに、本発明のマイクロ
カプセルの粒度は、マイクロカプセルが皮膚に適用され
たときに皮膚上で感じられないためには及び皮膚表面上
にサンフィルターが均一に存在するのを確実にするため
には小さくなければならない。従って、本発明の主題
は、マイクロカプセルの粒度が1〜1250μm、好ま
しくは20〜200μmであることを特徴とする前記の
マイクロカプセルにある。本発明のさらに特別の主題
は、マイクロカプセルの粒度が30〜80μm、好まし
くは40〜45μmであることを特徴とする前記ののマ
イクロカプセルにある。
【0005】さらに、本発明の特定の主題は、含有する
サンフィルターが純粋であるか又はオイルで希釈されて
おり、そして特に下記のリスト:メトキシ桂皮酸オクチ
ル、特に4−メトキシ桂皮酸エチルヘキシル、メチルベ
ンジリデン樟脳、メトキシ桂皮酸イソアミル、オクチル
ジメチルPABA、PABA即ち4−アミノ安息香酸、
ホモサレート、サリチル酸オクチル、ブチルメトキシジ
ベンゾイルメタン、イソプロピルジベンゾイルメタン、
オキシベンゾン及びオクチルトリアゾンのうちから選択
されることを特徴とする前記ののマイクロカプセルにあ
る。このリストは例示として示したに過ぎず、フィルタ
ー効果を有するどんなサンフィルター又はどんな油溶性
の化学物質も使用することができる。
【0006】マイクロカプセルは、50〜100%のサ
ンフィルターよりなる油性相と化粧学上普通に使用され
るその他の油を含有することができる。この油は、例え
ば、下記の物質:ワセリンオイル、ペルヒドロスクワレ
ン、ポリイソブテン、ジオクチルシクロヘキサン、サフ
ラワー油、ヒマシ油、オオマツヨイグサ油、オリーブ
油、ホホバ油、マスカットロゼブッシュオイル、ごま
油、プロピレングリコールジオクタノエート、プロピレ
ングリコールジカプレート/ジカプリレート、イソステ
アリン酸イソセチル、ポリジメチルシクロシロキサン、
オクチルドデカノール、ポリフェニルメチルシロキサン
及びラノリンオイルのうちから選択される。
【0007】薬局方はマイクロカプセル化について下記
の定義を与えている。「マイクロカプセルは、液体、固
体又はペースト状物質を含有するそれ自体固体の包被か
らなる固体物質である」。これらは、コアセルベーショ
ン、界面重合のような各種の方法により得られる。
【0008】各種のマイクロカプセル化法は非常に種々
の構造と形態を有する微小粒子を与える。簡単な分類法
がこれらの種々の構造を二つの部類に分けるのに役立
つ。 ・微小球又はマトリックス系。これはカプセル封入すべ
き活性成分が保持体中に均質に分散されている完全球状
粒子である(保持体の連続網状構造)。 ・マイクロカプセル又は貯蔵系。これは、活性成分を内
側にして、活性成分を含まない固体状の膜によって覆わ
れた固体、液体又はペースト状態の中空球状粒子であ
る。本発明で使用するのはこの部類である。また、マイ
クロカプセルの製造の例は、ヨーロッパ特許第0025
379号及び0399911号に記載されている。 本発明の範囲内で使用するのに好ましい方法は複合コア
セルベーション法である。
【0009】また、本発明の主題は、コロイド溶液の製
造、カプセル封入すべき物質のこの溶液への分散、相分
離(コアセルベーション)、pHを変化させることによ
る三元系の形成及び分散された物質のカプセル化を包含
する前記のようなマイクロカプセルを製造する方法にお
いて、この方法が次いで固体粒子を得るように前記マイ
クロカプセルの壁を硬化させ、次いでマイクロカプセル
を分離する工程を包含することを特徴とするマイクロカ
プセルの製造法にある。使用されるpH値は3〜7、好
ましくは4〜5の間である。
【0010】ここで、用語「コアセルベーション」(ラ
テン語のacervusに由来)とは、凝結を意味す
る。それは、巨大分子の脱溶媒(巨大分子同志の間の凝
結)により最初の均質な希釈された溶液中で相分離を生
じさせる現象を説明するものである。事実、溶媒の存在
下での巨大分子物質はコロイド溶液を与える(水の分子
が巨大分子により固定される)。物理的−化学的パラメ
ーター、PHの変化の影響下では、分子間の引力は、分
子を溶媒に結合させる引力よりも強く(従って、脱溶媒
が存在する)、新しい相、即ち、巨大分子物質に富んだ
別個の液滴よりなるコアセルベートが現れ、これがカプ
セルのように粒子を被覆する。複合コアセルベーション
は、対向する電荷を持つ2種の重合体(そのうちの少な
くとも一方はコロイドでされなければならない)、例え
ば、ゼラチンとアラビアゴム、ゼラチンとアルギン酸ナ
トリウム、ゼラチンとポリりん酸ナトリウムのような重
合体の相互作用から得られる。この2種の重合体の間の
相互作用は、溶解度が相分離{即ち一方が重合体が少な
く且つ溶媒に富み、他方が重合体に富む二つの相に分離
すること(P+P−)}が介在するような点まで減少し
た複合体中で起こり得る。ゼラチンは巨大蛋白である。
複合コアセルベーションはゼラチンの電離した基を活動
させる。例えば、等電点よりも低いpHでは、ゼラチン
は正に帯電している。従って、2種の重合体が見出され
る媒体のpHを調節する(連鎖上の電荷がpHの関数と
して変化するため)ことによって、ゼラチン上の正の電
荷(リジン単位)は第二の重合体(アラビアゴム、又は
無機重合体であるポリりん酸ナトリウム)上の負の電荷
により正に中和されよう。
【0011】本発明を実施するのに好ましい条件下で
は、上記の製造法は下記の態様で実施される。複合コア
セルベーションは、4工程で行われる。 ・コロイド溶液の製造、カプセル封入すべき物質のこの
溶液への分散 ・相分離(又はコアセルベーション)及びpHの変化に
よる三元系の形成 ・分散された物質のカプセル化 ・固体粒子をえるためのマイクロカプセルの壁の硬化及
びその分離。 第一の重合体は、アミノ酸からなるゼラチンである。単
量体の間の結合はペプチド結合によりもたらされる。ゼ
ラチンの微細構造は、(グリシン−X−Y)n 型の序列
として定義することができ、そのアミノ酸は、しばし
ば、それぞれプロリン及びヒドロキシプロリンである。
第二の重合体は、ポリりん酸ナトリウム、好ましくはヘ
キサメタりん酸ナトリウムである。硬化剤は、好ましく
は、25%水溶液としたグルタルアルデヒドである。油
性相は、サンフィルター、例えば4−メトキシ桂皮酸エ
チルヘキシル又はメトキシ桂皮酸オクチル{パルソル
(PARSOL)MCX}よりなる。この方法の実施例
は後記の実験の部に示す。
【0012】ここで記載した最初の方法は、ある種の変
化を受けることができ、従って、本発明の開発中に界面
活性剤の添加、撹拌速度、撹拌機ブレードの形状が考慮
された。最初の方法の最も有用な変更は、初期エマルジ
ョンの形成中に1〜5%の量で非イオン系界面活性剤を
添加することからなる。また、撹拌速度は、300〜1
500rpm、好ましくは800〜1000rpmの間
で選択することができる。これらの選択された条件に従
って、マイクロカプセル化の収率及びマイクロカプセル
の粒度が変動し得る。
【0013】本発明は、選択されたプロセスによって、
粒度が30μm〜150μmの間にあるマイクロカプセ
ルを製造するのを可能にさせる。非イオン系界面活性剤
の添加により変更された最初の方法は、30μm〜80
μmの範囲にあり、そして均一な最大粒度が40〜45
μmである粒度母集団を得るのを可能にさせる。この界
面活性剤は、例えば、下記の非限定的なリスト:モンタ
ン(MONTANE)20、モンタン80(ソルビタン
モノラウレートPOE)、ラウリル硫酸ナトリウム、ツ
ィーン(TWEEN)20、ツィーン80(ポリソルべ
ート20又は80)、デイトン(DEHYTON)K
(ココミドプロピルベタイン)のうちから選択すること
ができる。好ましくは、使用される界面活性剤は、非イ
オン系であって、例えばモンタン20(ソルビタンモノ
ラウレートPOE)である。しかして、本発明の主題
は、カプセル封入すべき物質の分散体にモンタン20の
ような非イオン系界面活性剤を添加することを特徴とす
る前記の製造法にある。界面活性剤の使用量は、製剤の
0.5〜5%、好ましくは1%であってよい。
【0014】上記のような製造法によりやはり上記した
ような1種以上のサンフィルターをカプセル化すること
によって得られるマイクロカプセルは、人の皮膚をUV
A及びUVB線から保護するための皮膚処理用又は化粧
用組成物に使用することができる。従って、本発明の特
別の主題は、前記のようなマイクロカプセルを含有する
ことを特徴とする皮膚処理用又は化粧用組成物、そして
特に、サンフィルターと皮膚との間で接触がないように
マイクロカプセル化したサンフィルターを化粧品に配合
した日光遮蔽性皮膚処理用又は化粧用組成物にあり、こ
れらの組成物はまたUVA及びUVB線の物理的反射剤
も含有することができる。
【0015】これらの化粧用組成物は、下記のものであ
ってよい。 ・水性ゲル ・油性ゲル ・単味の又は油中水型エマルジョン ・単味の又は水中油型エマルジョン ・水中油中水型又は油中水中油型、例えば三元水中油中
水型エマルジョン又は三元油中水中油型エマルジョン ・液晶を含有する水中油型エマルジョン ・油性相を覆う脂質二層を形成する液晶含有複合エマル
ジョン ・偽エマルジョン(伝統的な界面活性剤を含まない油相
の分散体又はゲル化水性相中の油中水型エマルジョン) ・水中油型又は油中水型マイクロエマルジョン ・互いに異なりかつ不溶性の二つの分散された油相を含
有するエマルジョン ・水性相に分散され且つルブラゲル(Lubrage
l)、ポリグリセリンメタクリレートプロピレングリコ
ール(Pemulen)、アルキルアリレートtran
s重合体型重合体、ハイパン(Hypan)、キサンタ
ンガム、CMC、ヒドロキシエチルセルロース、アミゲ
ル(Amigel)型多糖類、ポリビニルピロリドン又
はこれらのゲル化剤の2種以上の混合物により安定化さ
れた油性相の偽エマルジョン又は分散体。
【0016】サンフィルターを含有しかつ適当に硬化さ
れたマイクロカプセルは上記した各種の組成物相に不溶
性であり、従って追加の相を構成することは明らかであ
る。皮膚処理用又は化粧用組成物は、サンフィルターを
含有するマイクロカプセルを少なくとも1〜50%含有
することができる。異なるサンフィルターを含有するマ
イクロカプセルを同一の組成物に添加することができ
る。
【0017】最後に、日光反射剤をこれらの組成物に添
加してその保護力を強めることができる。これらは、一
般に、水性相及び油性相に不溶の物質であり、従って追
加の相を構成する。こっれらは、例えば、下記の物質か
ら選択される。 ・ペルフルオルエーテル類、例えばモテカチニ社製のホ
ムブリン(FOMBLIN) ・不溶性顔料、例えば下記のもの ・・チタン酸化物 ・・ルチル型酸化チタン ・・アナターゼ型酸化チタン ・・熱分解法酸化チタン、例えばデグッサ社製のP25 ・・徴微粉砕酸化チタン、例えばイケダ社製のサンベイ
ル(SUN VEIL) ・・シリコーン、アミノ酸、レシチン又はステアリン酸
金属により表面処理された酸化チタン ・・酸化鉄、 ・・シリコーン、アミノ酸、レシチン又はステアリン酸
金属により表面処理された酸化鉄 ・・酸化亜鉛 ・・徴微粉砕酸化亜鉛、例えばコスモトレンドコーポー
ション社製のUFZO ・・酸化チタンで被覆された雲母。
【0018】また、本発明の主題は、前記のような化粧
用組成物を使用することを特徴とする皮膚処理方法にあ
る。本発明の組成物を使用する皮膚処理方法において、
この組成物は普通の組成物と同じように皮膚に適用する
ことによって使用される。さらに、本発明の主題は、前
記のようなマイクロカプセルよりなる皮膚処理用薬剤に
ある。本発明の特定の主題は、前記のようなマイクロカ
プセルを含有することを特徴とする製薬組成物にある。
一般的には、本発明の製薬用組成物の治療上の使用は、
皮膚処理用又は化粧用組成物について前記した使用と同
じであり、特にUVA及びUVB線に起因する皮膚障害
の予防及び処置である。本発明のマイクロカプセルを含
有する製薬組成物は、前記の皮膚処理用又は化粧用組成
物の製造と類似の方法で製造することができる。
【0019】
【実施例】下記の実施例は本発明を例示するものであっ
て、それを何ら制限するものではない。
【0020】例1:パルソル(PARSOL)MCX
(メトキシ桂皮酸オクチル)を含有する硬質マイクロカ
プセルの製造例 10gのゼラチンを80℃で120mlの脱塩水に入
れ、次いでこの溶液に90mlのパルソルMCXを分散
させる。1gのヘキサメタりん酸ナトリウムを20ml
の蒸留水に溶解してなる溶液を約55℃で添加すること
によりコアセルベーションを生じさせる。全体を100
mlの蒸留水で希釈する。次いで、氷酢酸を約4.2の
pHに達するまで添加することによってpHを低下させ
る。次いで反応媒体を突然に5℃まで冷却し、この温度
に約30分間保持する。5mlの25%グルタルアルデ
ヒド溶液を添加することにより架橋による硬化を行な
う。混合物を周囲温度において12〜24時間反応させ
る。次いで、マイクロカプセルをろ過により取り出し、
例えば流動空気床で乾燥する。
【0021】例2:パルソルMCXを含有する硬質マイ
クロカプセルの製造例 0.5〜5%のポリソルべート20(マイクロカプセル
の収率を増大させ且つより均一なマイクロカプセル粒度
を得るための非イオン系界面活性剤である)を含有する
90mlのパルソルMCXを、10gのゼラチンを12
0mlの脱塩水に溶解してなる溶液に80℃で分散させ
る。このようにして、粒度が30〜80μの範囲にあ
り、最大(30%以上)が40〜45μである母集団を
得る。
【0022】組成物の例 例3 :水中油型エマルジョンを下記の態様で製造する。 下記の油性相の成分を80℃で加熱する。 ・自己乳化生のグリセリンステアレート{ICI社製の
アルラセル(Arlacel)165}6g ・ケチルアルコール 1g ・エトキシル化大豆ステロール{ヘンケル社製のゲネロ
ール(Generol)122E10}2g ・ワセリンオイルとラノリンアルコールとの混合物(ア
メルコール社製のアメルコール{Amerchol)L
101}3g ・ペトラタムとラノリンアルコールとの混合物(アメル
コール社製のアメルコールCAB)1g ・サフラワー油 6g ・カライトバター 3g ・プロピルパラバン 0.05g さらに、下記の水性相を製造し、やはり80℃にもたら
す。 ・脱塩水 60g ・70%ソルビット 3g ・キサンタンガム 0.1g ・メチルパラバン 0.1g キサンタンガムが十分に分散されたならば、油性相を8
0℃で水性相に添加し、20分間激しく撹拌する。エマ
ルジョンが形成される。次いで撹拌を緩め、エマルジョ
ンを40℃にゆっくりと冷却する。次いで、0.15g
のイミダゾリジニル尿素を含有する2gの水、次いで
0.3gの香料をエマルジョンに添加する。この温度に
おいて、本発明の例1又は2において示したようにして
製造した6.6gのマイクロカプセルを添加する。これ
らのカプセルは、マイクロカプセルの重量に対して80
%の純粋なパルラソルMCXを含有する。従って、この
製剤は5.28%の純粋なパルソルMCXを含有する。
【0023】例4:9.9gのマイクロカプセルを添加
して例3に記載したものと同じ製剤を製造する。これは
7.92%の純粋なパルソルMCXを含有する。
【0024】例5: a)下記の処方に従う油性ゲルを製造する。 ・濃厚ワセリンオイル 100gにするに十分な量 ・ステアリン酸オクチル 10.0g ・カライトバター 2.0g ・C18〜C36グリコール酸エステル{クロダ社製のシン
クロワックス(Synchrowax)}4.0g ・オオマツヨイグサ油 1.0g ・サフラワー油 5.0g ・プロピルパラバン 0.1g これらの物質を均一になるまで加熱する。次いで3gの
熱分解法シリカ{デグッサ社製のエアロジル(Aero
sil)200}を良好に撹拌しながら添加する。シリ
カが十分に分散されたならば、ポリエチレングリコール
400に溶解したシリルマリン抽出物の3%溶液、0.
2%のN−アセチルチロシン及び0.3%の香料組成物
を添加する。次いで、前記の方法に従って工場で製造し
且つ純粋なパルソルMCXを含有する10gのマイクロ
カプセルを添加する。パルソルMCXの含有量はマイク
ロカプセルの全重量の76%である。従って、組成物は
7.6%のパルソルMCXを含有することがわかる。
【0025】サンフィルター含有マイクロカプセルの日
光保護係数の決定試験UV源 UV光源は、オゾンなしで、1mmのWG320でろ波
された150ワットキセノンランプである。ダイアフラ
ムで光束を調節した後、光を、冷光を与える6個の液体
を充填した光ガイド上に向ける。ガイドの端部は試験す
る背中の皮膚から1mm離して位置させる。ガイドは、
同時使用を可能にするブロックにより一緒に保持する。線量測定 人の表皮を太陽光UVに応答させるため較正されたロバ
ートソン−ベルガー線量計を使用して各ガイドの端部に
供給する線量を計算する。線量は、ダイアフラム及び
1.25倍づつの増加率を使用して調節する。線量測定
は線量を毎分当たりのMED数で表わさす。UVは各ガ
イドに対して同じ時間長さにわたり供給する。予備臨床検査 各ボランティアーは、日光紅斑、残存色素沈着、瘢痕、
各種の表皮及び皮膚の病変並びに皮膚の色素沈着の異常
が存在するかどうかを決定するために試験領域、即ちベ
ルトから肩甲骨の上部までの背中の物理的検査を受け
た。ボランティアー 全てのボランティアーの中から感光性既往症がなく、3
か月間太陽光線に当たらなかった健康良好な7人のボラ
ティアーを選定した。各ボランティアーにはこの試験の
目的、方法及びあるかも知れない危険が通知された。そ
して、試験開始前に各ボランティアーについて通知に基
づく承諾が得られた。患者の皮膚の型の評価 日光に当たる前に、各ボランティアーは、太陽光線感受
性の種々の状況又は日焼けを受ける能力に相当する五つ
の節からなる文書化された質問に答える。答に従って、
患者を白人の皮膚のメラニン産生型を表わす6種類の一
つ及び四つの光型に入れる。最小紅斑生成線量の予備的決定 ボランティアーのUV感受性を決定するために、一連の
6回のUV暴露を試験の24時間前に処理領域に行っ
た。各回の暴露は前の回の暴露よりも1.25倍大きし
た。放射線を暴露して24時間後に、照射された領域を
検査し、最小紅斑生成線量(MED)を記録する。そし
て、このMEDを主要試験に必要な暴露時間を固定する
ための指針として使用する。試験領域の決定 100cm2 のテンプレートの輪郭を背中の上でトレー
スする。適用される化合物が各領域に相当する。被検化合物及び標準化合物の使用 被検化合物を2.2gの単位まで秤量し、標準化合物を
気泡のないようにしてインスリン型の注射器に入れた。
2mg/cm2 の量(即ち0.2ml)を試験領域(1
00cm2 )に適用する。化合物は指で数分間軽くマッ
サージすることにより平らに拡げる。待機時間 化合物の使用後に、照射前に15分間の休止時間があ
る。試験領域の暴露 ガイドを持った機械を試験領域に適用し、化合物の理論
MED及びPF(保護係数)に比例した時間にわたり照
射を続ける。照射後、各ボランティアーには24時間後
はUV照射に当たらないように及び検査に来るように指
示される。応答の決定 照射してから24時間±2時間後に、処理された皮膚の
応答を下記の基準に従って評価する。 ・紅斑の不存在 ・少量の紅斑 ・不完全な又は不規則な紅斑 ・規則的で明確な紅斑−MED ・大きな紅斑 ・水腫を持つ藤色の紅斑(最小水腫生成線量=3ME
D)太陽光保護係数の計算 各ボラティアーについての個々の太陽光保護係数は、処
理させた皮膚と未処理の皮膚のMED値の比率である。
個々の結果(20人)を合算し、算術平均を計算する。
下記の表1に記載する結果を得た。
【0026】
【表1】
【0027】これらの結果は、本発明に従って不透過性
マイクロカプセル内に置いたサンフィルターの保護係数
はカプセル化されていないサンフィルターの係数よりも
高いことを示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1種以上のサンフィルターを含有するマ
    イクロカプセルであってこのマイクロカプセルが不透過
    性であるように硬化されていることを特徴とするマイク
    ロカプセル。
  2. 【請求項2】 マイクロカプセルの壁が好ましくはグル
    タルアルデヒドにより硬化されたゼラチンを含有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のマイクロカプセル。
  3. 【請求項3】 マイクロカプセルの粒度が1〜1250
    μm、好ましくは20〜200μmであることを特徴と
    する請求項1又は2記載のマイクロカプセル。
  4. 【請求項4】 マイクロカプセルの粒度が30〜80μ
    m、好ましくは40〜45μmであることを特徴とする
    請求項1、2又は3記載のマイクロカプセル。
  5. 【請求項5】 含有するサンフィルターが純粋であるか
    又はオイルで希釈されており、そして特に下記のリス
    ト:メトキシ桂皮酸オクチル、特に4−メトキシ桂皮酸
    エチルヘキシル、メチルベンジリデン樟脳、メトキシ桂
    皮酸イソアミル、オクチルジメチルPABA、PAB
    A、ホモサレート、サリチル酸オクチル、ブチルメトキ
    シジベンゾイルメタン、イソプロピルジベンゾイルメタ
    ン、オキシベンゾン及びオクチルトリアゾンのうちから
    選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載のマイクロカプセル。
  6. 【請求項6】 コロイド溶液の製造、カプセル封入すべ
    き物質のこの溶液への分散、相分離(コアセルベーショ
    ン)、pHを変化させることによる三元系の形成及び分
    散された物質のカプセル化を包含する請求項1〜5のい
    ずれかに記載のマイクロカプセルを製造する方法におい
    て、この方法が次いで固体粒子を得るように前記マイク
    ロカプセルの壁を硬化させ、次いでこのマイクロカプセ
    ルを分離する工程を包含することを特徴とするマイクロ
    カプセルの製造法。
  7. 【請求項7】 カプセル封入すべき物質の分散体にモン
    タン20のような非イオン系界面活性剤を添加すること
    を特徴とする請求項6記載の製造法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のマイクロカプセルを含有
    することを特徴とする皮膚処理用組成物。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の組成物を化粧品として使
    用する方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の皮膚処理用組成物を使
    用することを特徴とする皮膚処理方法。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のマイクロカプセルより
    なる皮膚処理用薬剤。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のマイクロカプセルを含
    有することを特徴とする製薬組成物
JP4122918A 1991-04-19 1992-04-17 サンフイルターを含有するマイクロカプセル、それらの製造法、それらを含有する化粧用及び製薬用組成物並びにそれらの用途 Pending JPH05148128A (ja)

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