JPH05147809A - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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Publication number
JPH05147809A
JPH05147809A JP3312676A JP31267691A JPH05147809A JP H05147809 A JPH05147809 A JP H05147809A JP 3312676 A JP3312676 A JP 3312676A JP 31267691 A JP31267691 A JP 31267691A JP H05147809 A JPH05147809 A JP H05147809A
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JP
Japan
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stamp
paper
sheet
punch
paper sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3312676A
Other languages
English (en)
Inventor
Kario Tomimori
香吏郎 冨森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3312676A priority Critical patent/JPH05147809A/ja
Publication of JPH05147809A publication Critical patent/JPH05147809A/ja
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタンプ機構28及びパンチ機構29を配置
し、しかも用紙の排出速度を高くすること。 【構成】 この装置は、複写機本体1からの用紙が導入
される用紙導入部22と、用紙導入部22と対向する位
置に配置された用紙排出部23と、短距離搬送路26
と、長距離搬送路27と、スタンプ機構28及びパンチ
機構29とを備えている。短距離搬送路26は、用紙導
入部22と用紙排出部23とを直接的に連結する。長距
離搬送路27は、用紙導入部下流側において短距離搬送
路26から分岐し、短距離搬送路26の上方及び下方に
連続して配置され、短距離搬送路26の上流側に合流す
る。スタンプ機構28及びパンチ機構29は長距離搬送
路27の途中に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は用紙処理装置に関し、特
に、画像形成装置の側方に配置可能であり、画像形成装
置から排出されてきた用紙に処理を施すための用紙処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置には、コピー処
理された用紙に対してパンチ孔を開けたり、あるいは印
字処理するための機構が設けられる場合がある。このよ
うな装置においては、たとえば定着装置の用紙搬送方向
下流側の搬送路に、印字機構やパンチ機構が搬送方向に
並べて配置されている。そして、印字を行う場合には、
定着後の用紙の搬送を搬送路途中で一旦止め、用紙に印
字を行う。また、パンチ孔を形成する場合も同様にし
て、パンチ機構が配置された位置まで用紙を搬送して一
旦止め、パンチ機構を駆動して用紙の所定位置にパンチ
孔を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような印字機構や
パンチ機構を有する装置では、一般に用紙の搬送路途中
に各機構が設けられるため、定着装置以降の用紙搬送路
が長くなってしまう。したがって、印字処理やパンチ処
理を行わない場合にも用紙の排出に時間がかかり、高速
の処理が行えないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、印字処理やパンチ処理等
を行うための機構を備え、かつ処理をしない通常モード
では用紙を高速に排出することができるようにすること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る用紙処理装
置は、画像形成装置の側方に配置可能であり、画像形成
装置から排出されてきた用紙を処理するための装置であ
り、用紙導入部と、用紙排出部と、短距離搬送路と、長
距離搬送路と、処理手段とを備えている。前記用紙導入
部は、画像形成装置からの用紙が導入される。前記用紙
排出部は、用紙導入部と対向する位置に配置されてい
る。前記短距離搬送路は、用紙導入部と用紙排出部とを
直接的に連結する。前記長距離搬送路は、用紙導入部下
流側において短距離搬送路から分岐し、短距離搬送路の
上方及び下方に連続して配置され、短距離搬送路の用紙
排出部上流側に合流する。前記処理手段は、長距離搬送
路の途中に配置され、用紙に処理を施す。
【0006】
【作用】本発明に係る用紙処理装置では、画像形成装置
から画像形成された用紙が用紙導入部に導入される。用
紙に対して処理を行う場合には、用紙は長距離搬送路に
送られる。長距離搬送路の途中にはたとえば印字機構等
の処理手段が配置されている。そして、長距離搬送路で
搬送される用紙に対して所定の処理が施される。処理の
終わった用紙は短距離搬送路に合流し、用紙排出部から
排出される。
【0007】一方、用紙に処理を行わない通常排紙モー
ドでは、用紙導入部に導入された用紙は短距離搬送路を
通って直接に用紙排出部に搬送され、この用紙排出部か
ら排出される。このように、処理を行わない用紙は、短
距離搬送路を通って搬送されるので、搬送距離が短くな
り、高速に用紙を排紙することが可能である。一方、長
距離搬送路は短距離搬送路から分岐して短距離搬送路の
上方及び下方に配置され、この長距離搬送路に処理手段
が配置されているので、用紙搬送方向のスペースを小さ
くすることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例を採用した複写機を
示している。図において、複写機本体1の上面には原稿
台2が固定されており、原稿台2上には開閉自在な原稿
押え3が配置されている。複写機本体1の図右側には、
バイパストレイ4と1対の給紙カセット5,6とが着脱
自在に装着されている。複写機本体1の図左側には、本
発明の一実施例としてのスタンプ・パンチ装置21が装
着されている。また、このスタンプ・パンチ装置21の
さらに図左側には、ソータ7が装着されている。
【0009】複写機本体1の内部において、その上部に
は原稿読み取りのための露光装置8が設けられている。
この露光装置8は、光源、ミラー、レンズ等から構成さ
れている。また、複写機本体1の中央部には、静電潜像
が形成される感光体ドラム9が配置されている。感光体
ドラム9の周囲には、感光体ドラム9を所定の電荷に帯
電させる主帯電装置10、静電潜像を現像する現像装置
11、用紙にトナー像を転写する転写装置12、感光体
ドラム9から用紙を分離する用紙分離装置13及び感光
体ドラム9上の残留トナーを除去するクリーニング装置
14が配置されている。
【0010】バイパストレイ4及び給紙カセット5,6
と感光体ドラム9等によって構成される画像形成部との
間、及びその画像形成部よりも下流側には、それぞれ用
紙を搬送する給紙搬送路17及び排紙搬送路18が設け
られている。また、排紙搬送路18とスタンプ・パンチ
装置21との間には、搬送されてきた用紙上の転写像を
定着するための定着装置20と、定着後の用紙をスタン
プ・パンチ装置21側へ排出するための排出ローラ19
とが配置されている。
【0011】スタンプ・パンチ装置21は、図2に示す
ように、排出ローラ19に隣接して複写機本体1からの
用紙を受ける用紙導入部22と、この用紙導入部22と
対向する側に配置され、用紙をソータ7側に排出する用
紙排出部23とを有している。用紙導入部22は、用紙
を装置内部に案内するための1対のガイド板24,25
によって構成されている。また用紙排出部23は、1対
のローラ49を有している。
【0012】またスタンプ・パンチ装置21は、短距離
搬送路26と、長距離搬送路27と、長距離搬送路27
の搬送路途中に配置されたスタンプ機構28及びパンチ
機構29とを有している。短距離搬送路26は、用紙導
入部22と用紙排出部23とを直接的に連結しており、
ほぼ直線状である。この短距離搬送路26は、上下方向
に所定の間隔で配置されたガイド板によって構成されて
いる。長距離搬送路27は、上方搬送路30と下方搬送
路31とから構成されている。上方搬送路30は、用紙
導入部22の用紙搬送方向下流側において短距離搬送路
26から分岐して上方に延びる分岐部30aと、その上
部において湾曲して用紙を下方に案内する湾曲部30b
と、下方に延び短距離搬送路26のほぼ中間部分に交差
する直線部30cとを有している。また、下方搬送路3
1は、上方搬送路30の直線部30cから連続するよう
に下方に延びる直線部31aと、直線部31aから分岐
して用紙を上方に案内し、短距離搬送路26の用紙排出
部23の上流側に合流する合流部31bとを有してい
る。
【0013】短距離搬送路26と上方搬送路30の分岐
部には、第1ガイド爪32が設けられている。また、下
方搬送路31において、その直線部31aと合流部31
bとの間には第2ガイド爪33が設けられている。各ガ
イド爪32,33は、ソレノイド等の駆動手段によって
実線で示す姿勢と一点鎖線で示す姿勢とに切り換えられ
る。
【0014】スタンプ機構28は、上方搬送路30の直
線部30cに配置されている。このスタンプ機構28
は、直線部30cと平行に配置された支持部材35と、
この支持部材35に左右方向に移動自在に支持されたス
タンプ本体36とを有している。スタンプ本体36の側
部には、装置前方側に突出するピン37が固定されてい
る。一方、スタンプ本体36の装置前方側には連結部材
38が配置されている。連結部材38の一端側には、長
孔38aが形成されており、この長孔38aに前記ピン
37が係止している。連結部材38の他端側は、ピンを
介して回転部材39に固定され、回転部材39の回転に
よって、連結部材38を介してスタンプ本体36が昇降
するようになっている。
【0015】パンチ機構29は、下方搬送路31の直線
部31a下端に配置されている。パンチ機構29は、レ
バー40と、このレバー40によって作動するパンチ
(図示せず)を有している。レバー40は、このスタン
プ・パンチ装置21の下端に回転可能に取り付けられた
偏心カム41によって作動させられるようになってい
る。
【0016】さらにこのスタンプ・パンチ装置21は、
各搬送路に設けられた搬送ローラ45,46,47,4
8を駆動するためのドライブモータ50と、スタンプ機
構28及びパンチ機構29を作動させるためのスタンプ
・パンチモータ51とを有している。ドライブモータ5
0は、プーリ、歯車機構及びベルトを介して各搬送ロー
ラ45〜48及び用紙排出ローラ49を駆動する。ま
た、スタンプ・パンチモータ51は、プーリ、歯車及び
ベルトを介してスタンプ機構28の回転部材39及びパ
ンチ機構29の偏心カム41を回転させる。なお、回転
部材39及び偏心カム41とこれらを駆動するための歯
車との間には、ソレノイド及びスプリングクラッチ等が
設けられ、それぞれ1回転ずつの駆動が可能となってい
る。
【0017】また、搬送ローラ46とスタンプ機構28
との間には第1搬送スイッチ55が設けられ、パンチ機
構29の上流側には第2搬送スイッチ56が設けられて
いる。また、短距離搬送路26と下方搬送路31の合流
部には、用紙排出スイッチ57が設けられている。複写
機本体1及びスタンプ・パンチ装置21は、それぞれ図
3に示すような制御部60,61を有している。各制御
部60,61は、CPU、ROM、RAM等からなるマ
イクロコンピュータを備えている。複写機本体側の制御
部60には、複写機本体1の上面に配置されたキー入力
部62と、排出ローラ19の下流側に配置された用紙排
出スイッチ63と、他の入出力部とが接続されている。
スタンプ・パンチ装置21の制御部61は、複写機本体
側制御部60と接続されている。スタンプ・パンチ装置
制御部61には、図2に示した第1搬送スイッチ55
と、第2搬送スイッチ56と、用紙排出スイッチ57と
が接続されている。また、制御部61には、回転部材3
9を1回転させるためのスタンプ駆動部64と、偏心カ
ム41を1回転させるためのパンチ駆動部65と、ドラ
イブモータ50と、スタンプ・パンチモータ51と、第
1及び第2ガイド爪32,33と、他の入出力部とが接
続されている。
【0018】ソータ7は、スタンプ・パンチ装置21か
らの用紙を受ける搬入経路70と、上下方向の間隔を隔
てて配置された複数の用紙受け71a,71bと、搬入
経路70と用紙受け71a,71bとの間に配置された
分配機構72とを有している。なお、用紙受け71a,
71bのうち、上端に配置されているのがノンソート用
紙受け71aであり、その下方に配置されているのがソ
ート用紙受け71bである。
【0019】次に、図4〜図10に示す制御フローチャ
ートにしたがって動作を説明する。図4において、図示
しないメインスイッチをオンすれば、ステップS1にお
いてコピー枚数を1枚に設定したり、定着装置のヒータ
を加熱する等の初期設定が行われる。また、この際に、
後述するスタンプフラグ及びパンチフラグがオフの状態
に設定される。
【0020】次に、ステップS2ではオペレーターによ
ってプリントキーが押されたか否か、ステップS3では
スタンプモードキーが押されたか否か、ステップS4で
はスタンプ位置を指定するためのキーが押されたか否
か、ステップS5(図5)ではパンチモードキーが押さ
れたか否か、ステップS6ではその他のキーが押された
か否かを判断する。いずれかのキーが押されるまで、プ
ログラムはステップS2からステップS6の判断を繰り
返し実行する。プリントキー、スタンプモードキー、位
置キー及びパンチモードキー以外のキーが押された場合
には、ステップS6からステップS7に移行する。ステ
ップS7では、押されたキーの種類に応じた処理を実行
し、その処理が終了すれば再びステップS2に戻る。
【0021】スタンプモードキーが押された場合にはス
テップS3からステップS8に移行する。ステップS8
では、スタンプフラグ(Sフラグ)がオン状態であるか
否かを判断する。スタンプフラグがオフ状態であればス
テップS9に移行し、スタンプフラグをオン状態とす
る。一方、スタンプフラグがオン状態であれば、ステッ
プS10に移行してスタンプフラグをオフ状態とする。
すなわち、スタンプモードキーを押すごとに、スタンプ
フラグはオン状態とオフ状態との間で切り換わる。
【0022】スタンプ位置を指定するためのキーが押さ
れた場合には、ステップS4からステップS11に移行
する。ステップS11では、スタンプ位置を設定するた
めのタイマーのカウント値Tを指定された位置に応じて
設定し、この情報をスタンプ・パンチ装置21の制御部
61に送出する。パンチモードキーが押された場合に
は、ステップS5からステップS12に移行する。ステ
ップS12では、パンチフラグ(Pフラグ)がオン状態
であるか否かを判断する。パンチフラグがオフ状態の場
合にはステップS13に移行してパンチフラグをオン状
態とし、オン状態の場合にはステップS14に移行して
オフ状態とする。このようにして、前記スタンプモード
キーを押した場合と同様に、パンチモードキーを押すご
とに、パンチフラグはオン状態とオフ状態との間で切り
換わる。
【0023】また、オペレーターによりプリントキーが
押された場合には、ステップS2から各種のサブルーチ
ンを実行するためのステップS15に移行する。ステッ
プS15における各種のサブルーチンには、給紙制御サ
ブルーチンや画像形成動作サブルーチン等が含まれてい
る。スタンプ・パンチ装置21側では、図6〜図10に
示す制御フローチャートにしたがって処理を実行する。
【0024】すなわち、複写機本体1側のメインスイッ
チをオンすれば、ステップS20において初期設定がな
される。この初期設定において、第1ガイド爪32が図
2の実線で示すような排出姿勢に制御され、また回転部
材39及び偏心カム41も図2に示すような初期位置に
位置させられる。さらに、スタンプ位置を設定するため
のタイマーカウント値TがT0に設定される。タイマー
カウント値TとしてT0がセットされた場合には、用紙
先端にスタンプが押される。次に、ステップS21では
パンチフラグまたはスタンプフラグがオン状態であるか
否かを判断し、ステップS22ではスタンプフラグのみ
がオン状態となっているか否かを判断し、ステップS2
3ではパンチフラグのみがオン状態となっているか否か
を判断する。パンチフラグ及びスタンプフラグのどちら
もがオフ状態の場合にはステップS21からステップS
24に移行し、ステップS24では通常排紙サブルーチ
ンを実行する。またスタンプフラグのみがオン状態とな
っている場合にはステップS22からステップS25に
移行する。ステップS25では、スタンプサブルーチン
を実行する。さらにパンチフラグのみがオン状態となっ
ている場合にはステップS23からステップS26に移
行する。ステップS26ではパンチサブルーチンを実行
する。スタンプフラグ及びパンチフラグの両フラグがオ
ン状態の場合にはステップS21,S22,S23を介
してステップS27に移行する。ステップS27ではス
タンプ・パンチサブルーチンを実行する。
【0025】次に、スタンプ・パンチ装置21が実行す
る各モードの動作について説明する。通常排紙モードが
選択された場合には、ステップS24における通常排紙
サブルーチンが実行される。このサブルーチンでは、図
7に示すように、まずステップS30で第1ガイド爪3
2が図2の実線で示すような排出姿勢に制御される。次
にステップS31では、複写機本体1側から用紙が排出
されたことを示す信号が送出されてきたか否かを判断す
る。この用紙の排出は、複写機本体1側の用紙排出スイ
ッチ63によって検出される。
【0026】複写機本体1から用紙排出信号が送出され
てきた場合には、ステップS31からステップS32に
移行する。ステップS32ではドライブモータ50をオ
ンする。これにより、プーリ、歯車及びベルト等を介し
て各搬送路30,31の搬送ローラ45〜49が回転す
る。次に、ステップS33ではこのスタンプ・パンチ装
置21から用紙が排出されたか否かを判断する。すなわ
ち、複写機本体1側から用紙が搬送されてくると、この
用紙は用紙導入部22により、まず短距離搬送路26に
案内される。このとき、ステップS30によって第1ガ
イド爪32が排出姿勢に制御されているで、用紙は短距
離搬送路26内をそのまま搬送され、搬送ローラ47に
よって用紙排出部23側に搬送される。そして、用紙排
出スイッチ57を一端オンさせ、排出ローラ49によっ
てソータ7側に排出される。用紙が短距離搬送路26を
通過すると、用紙排出スイッチ57はオフとなる。この
用紙排出スイッチ57のオンからオフへの移行を検出
し、ステップS33からステップS34に移行する。ス
テップS34では、設定された枚数分の用紙がすべてス
タンプ・パンチ装置21を通過したか否かを判断する。
この判断は、複写機本体1の制御部60から送られてく
る信号によって判断する。終了していない場合にはステ
ップS34からステップS31に戻り、ステップS31
〜ステップS34の処理を繰り返し実行する。一方、す
べての用紙がこの装置21内を通過し終わった場合には
ステップS34からステップS35に移行する。ステッ
プS35では、ドライブモータ50をオフしメインルー
チンに戻る。これにより、装置21内の搬送ローラ46
〜49は停止する。
【0027】次に、スタンプモードが指定された場合に
はステップS25を実行する。スタンプサブルーチンで
は、図8に示すように、まずステップS40において第
1ガイド爪32を図2の一点鎖線で示す分岐姿勢に制御
する。また第2ガイド爪33を図2の一点鎖線で示す排
出姿勢に制御する。次にステップS41では、前述と同
様にして複写機本体1側から用紙排出信号が送られてき
たか否かを判断する。用紙排出信号が送出されてきた場
合にはステップS41からステップS42に移行する。
ステップS42では、ドライブモータ50及びスタンプ
・パンチモータ51をオンする。これにより、各搬送路
26,30,31の搬送ローラ46〜49が回転する。
なお、スタンプ・パンチモータ51が回転を開始して
も、スタンプ機構28及びパンチ機構29の駆動用ソレ
ノイドがオンされていないので、各機構28,29は動
作しない。
【0028】次にステップS43では第1搬送スイッチ
55がオンとなったか否かを判断する。用紙が複写機本
体1側から排出されてくると、用紙導入部22及び分岐
姿勢となっている第1ガイド爪32を通って用紙は上方
搬送路30に案内される。この用紙は、搬送ローラ45
及び46によって上方搬送路30内を搬送される。そし
て、スタンプ機構28の上方まで搬送されてくると、第
1搬送スイッチ55がオンとなる。これにより、プログ
ラムはステップS43からステップS44に移行する。
ステップS44では、スタンプ用タイマーのカウントを
スタートさせる。このタイマーは、前述のようにスタン
プの位置を決めるためのものである。次にステップS4
5では、カウント値Tだけカウントされたか否かを判断
し、カウントされた場合にはステップS45からステッ
プS46に移行する。ステップS46ではドライブモー
タ50をオフし、用紙の搬送を停止させる。これによ
り、スタンプ位置指定キーによって設定された所定の位
置で用紙が停止する。たとえば、用紙後端をスタンプ位
置として指定した場合には用紙後端がスタンプ本体36
と対向する位置にきた時点で用紙が停止させられる。そ
してステップS47では、回転部材39を1回転させ
る。回転部材39が1回転すると、連結部材38及びピ
ン37を介してスタンプ本体36が図2右方に移動し、
用紙に押圧された後再度左方に移動して初期位置に戻
る。これにより、用紙の所定位置にスタンプ処理が施さ
れる。
【0029】所定時間のスタンプ処理が終了すると、ス
テップS48に移行し、ドライブモータ50を再びオン
する。これにより、スタンプされた用紙は第2ガイド爪
33に案内されて下方搬送路31の合流部31bに案内
され、用紙排出スイッチ57を通過して排出ローラ49
によりソータ7側に排出される。用紙が装置21内から
排出されると、用紙排出スイッチ57がオフとなる。こ
れを検出すると、プログラムはステップS49からステ
ップS50に移行する。ステップS50では、設定され
た枚数分の用紙が通過したか否かを判断し、通過してい
ない場合にはステップS41に戻る。そして、ステップ
S41〜ステップS50の処理を繰り返し実行する。設
定された枚数分の用紙が通過した場合には、ステップS
50からステップS51に移行する。ステップS51で
は、ドライブモータ50及びスタンプ・パンチモータ5
1をオフし、メインルーチンに戻る。
【0030】パンチモードが指定された場合には、ステ
ップS26のパンチサブルーチンが実行される。パンチ
サブルーチンでは、図9に示すように、まずステップS
55で第1ガイド爪32を図2の一点鎖線で示す分岐姿
勢とし、また第2ガイド爪33を図2の実線で示すパン
チ姿勢とする。次にステップS56では用紙が送られて
くるのを待つ。用紙が送られてきた場合にはステップS
56からステップS57に移行する。ステップS57で
は、ドライブモータ50及びスタンプ・パンチモータ5
1をオンする。これにより、用紙導入部22に導入され
てきた用紙は、第1ガイド爪32により上方搬送路30
に案内され、さらに各搬送ローラ45,46等により下
方搬送路31側に案内される。用紙が下方搬送路31に
案内され、第2ガイド爪33によりパンチ機構29側に
案内されると、第2搬送スイッチ56が用紙を検出す
る。これにより、プログラムはステップS58からステ
ップS59に移行する。ステップS59では、パンチを
行うためのタイミングを決定するためのパンチ用タイマ
ーをオンし、カウントを開始する。ステップS60で
は、パンチ用タイマーがカウントアップしたか否かを判
断する。カウントアップした場合にはステップS61に
移行し、ドライブモータ50をオフするとともにカウン
ト値をリセットする。これにより、用紙はパンチ機構2
9の所定位置に挿入された状態で停止する。この状態で
ステップS62においてパンチ処理を実行する。
【0031】所定時間のパンチ処理が終了すると、ステ
ップS63に移行する。ステップS63では、ドライブ
モータ50を前記とは逆の方向に回転させる。これによ
り、用紙はパンチ機構29から抜け出して上方に送られ
る。そして、ステップS64では、第2搬送スイッチ5
6がオフしたか否かを判断する。用紙が上方に送られ
て、第2搬送スイッチ56を通過すると第2搬送スイッ
チ56がオフとなるので、ステップS64からステップ
S65に移行する。ステップS65では、第2ガイド爪
33を切り換えるためのタイミングを設定するためのパ
ンチ用タイマーのカウントを開始する。このカウント値
は、ステップS59でのカウント値とは異なる。ステッ
プS66では所定の時間が経過したか否かを判断する。
所定時間経過した場合は、ステップS66からステップ
S67に移行する。この状態では、用紙はその先端が第
2ガイド爪33よりもさらに上方にきて停止している。
ステップS67では、第2ガイド爪33を図2の一点鎖
線で示す排出姿勢にする。そして、ドライブモータ55
を正方向に回転させる。これにより、用紙は第2ガイド
爪33を介して下方搬送路31の合流部31b側に案内
される。そして、用紙は用紙排出スイッチ57を通過し
て排出ローラ49によりソータ7側に排出される。用紙
が用紙排出スイッチ57を通過すると、用紙排出スイッ
チ57がオフとなる。これによりプログラムはステップ
S68からステップS69に移行する。ステップS69
では、設定された枚数分の用紙が通過したか否かを判断
する。すべての用紙が通過していない場合にはステップ
S56に戻る。そして、ステップS56からステップS
69の処理を繰り返し実行する。すべての用紙が通過し
た場合にはステップS69からステップS70に移行す
る。ステップS70では、ドライブモータ50及びスタ
ンプ・パンチモータ51をオフし、メインルーチンに戻
る。
【0032】スタンプモード及びパンチモードの両モー
ドが指定されている場合には、ステップS27のスタン
プ・パンチサブルーチンを実行する。この場合には、図
10に示すように、まずステップS75において、第1
ガイド爪32を分岐姿勢とし、第2ガイド爪33をパン
チ姿勢とする。次にステップS76では用紙が搬送され
てきた否かを判断する。用紙が搬送されてきた場合には
ステップS76からステップS77に移行する。ステッ
プS77では、ドライブモータ50及びスタンプ・パン
チモータ51をオンする。次にステップS78では、第
1搬送スイッチ55がオンしたか否かを判断する。第1
搬送スイッチ55がオンした場合には、前記スタンプモ
ードにおけるスタンプ処理(ステップS44〜ステップ
S48)の処理を実行する。
【0033】次に、ステップS80では、第2搬送スイ
ッチ56がオンしたか否かを判断する。第2搬送スイッ
チ56がオンした場合には、前述したパンチモード処理
(ステップS59〜ステップS67)の処理を実行す
る。次にステップS81では、用紙が装置21内から排
紙されたか否かを判断し、排出された場合にはステップ
S82に移行する。ステップS82では、すべての用紙
がこの装置21を通過したか否かを判断する。すべての
用紙が通過していない場合にはステップS76に戻り、
ステップS76〜ステップS82の処理を繰り返し実行
する。すべての用紙が通過した場合にはステップS82
からステップS83に移行する。ステップS83では、
ドライブモータ50及びスタンプ・パンチモータ51を
オフとし、メインルーチンに戻る。
【0034】このような実施例では、通常排紙モードに
おいては用紙導入部22と用紙排出部23とを直線状に
結ぶ短距離搬送路26により用紙が搬送される。このた
め、複写機本体1からソータ7までの用紙の搬送時間が
長くなることはない。一方、スタンプモードやパンチモ
ードが指定された場合には、用紙を長距離搬送路27側
に案内し、この長距離搬送路27途中でスタンプあるい
はパンチを行うことができる。このとき、スタンプの位
置を任意に指定することができる。また、パンチ機構2
9が下方搬送路31の直線部31aの下端部に配置され
ているので、パンチを行う場合には用紙をパンチ機構2
9の端部に当てるだけでよく、パンチ位置を設定するた
めの搬送制御が容易となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明では、処理を行わな
い場合には用紙導入部と用紙排出部とを直接的に連結す
る短距離搬送路を用いて用紙を搬送することができ、用
紙を高速に排出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスタンプ・パンチ装置
が採用された複写機の縦断面概略構成図。
【図2】そのスタンプ・パンチ装置21の縦断面構成
図。
【図3】その制御ブロック図。
【図4】複写機本体の制御フローチャート。
【図5】複写機本体の制御フローチャート。
【図6】スタンプ・パンチ装置の制御フローチャート。
【図7】通常排紙サブルーチンの制御フローチャート。
【図8】スタンプサブルーチンの制御フローチャート。
【図9】パンチサブルーチンの制御フローチャート。
【図10】スタンプ・パンチサブルーチンの制御フロー
チャート。
【符号の説明】
1 複写機本体 21 スタンプ・パンチ装置 22 用紙導入部 23 用紙排出部 26 短距離搬送路 27 長距離搬送路 28 スタンプ機構 29 パンチ機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置の側方に配置可能であり、画
    像形成装置から排出されてきた用紙を処理するための用
    紙処理装置であって、 前記画像形成装置からの用紙が導入される用紙導入部
    と、 前記用紙導入部と対向する位置に配置された用紙排出部
    と、 前記用紙導入部と用紙排出部とを直接的に連結する短距
    離搬送路と、 前記用紙導入部下流側において前記短距離搬送路から分
    岐し、前記短距離搬送路の上方及び下方に連続して配置
    され、前記短距離搬送路の用紙排出部上流側に合流する
    長距離搬送路と、 前記長距離搬送路の途中に配置され、用紙に処理を施す
    処理手段と、を備えた用紙処理装置。
JP3312676A 1991-11-27 1991-11-27 用紙処理装置 Pending JPH05147809A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2363590A (en) * 2000-05-18 2002-01-02 James Burn Internat Ltd A Punching Apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2363590A (en) * 2000-05-18 2002-01-02 James Burn Internat Ltd A Punching Apparatus

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