JPH0514775U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0514775U
JPH0514775U JP7155691U JP7155691U JPH0514775U JP H0514775 U JPH0514775 U JP H0514775U JP 7155691 U JP7155691 U JP 7155691U JP 7155691 U JP7155691 U JP 7155691U JP H0514775 U JPH0514775 U JP H0514775U
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JP
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pipe
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joint body
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義雄 海鉾
一三 加藤
正教 水谷
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管と管継手との間のシール性を向上させたも
のを提供する。 【構成】 管1の端部には該管1の内径dよりも大きい
内径Dを有する拡管部3を形成し、この拡管部3の外周
には袋状ナット5を嵌め込むと共に、拡管部3の内周に
は先端部7aの外周がシール部材11を介して接するよ
うに継手本体7を挿入し、この継手本体7の外周のおね
じ13aには袋状ナット5のめねじ5aを螺合させて、
管1と継手本体7とを接続することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は管継手に係り、特に薄肉金属製の管と継手本体との間のシール性を向 上させてなる管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、低圧流体用配管などに用いられる薄肉金属製の管どうしを接続するた めの管継手は知られている(例えば、実開昭58−132284号公報)。
【0003】 この種のものは、図3に示すように、ユニオン31とナット33とから成り、 ユニオン31には薄肉金属製の管35が固着されている。この管35に接続され るべき薄肉金属製の管37の先端には先拡がりのテーパ部37aが形成されてお り、このテーパ部37aはユニオン31の先端傾斜面31aとナット33の内周 傾斜面33aとの間に挟み込まれて、ユニオン31とナット33とを締め付ける ことにより、管37と管継手とが接続されるよう構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、管37のテーパ部37aがいわゆる シール面になっており、テーパ部37aと先端傾斜面31aとの間、及びテーパ 部37aと内周傾斜面33aとの間のテーパ角には加工上でばらつきが生じ易い ので、各部品のテーパ角に不一致が生じ易く、管継手のシール性が損なわれると 云う問題がある。また取扱い上において、管37のテーパ部37aの内面や、ユ ニオン31の先端傾斜面31aなどに傷が付くと、更に管継手のシール性が損な われると云う問題がある。
【0005】 そこで、本考案の目的は、上述した従来の技術が有する問題点を解消し、シー ル性を向上させた管継手を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、管の端部に該管の内径よりも大きい内 径を有する拡管部を形成し、この拡管部の外周に袋状ナットを嵌め込むと共に、 拡管部の内周に先端部の外周がシール部材を介して接するように継手本体を挿入 し、この継手本体の外周のおねじに袋状ナットのめねじを螺合させて管と継手本 体とを接続するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
このように構成することにより、管の外周面がいわゆるシール面になるわけで はないので、製造時における管の外径寸法にばらつきが生じたとしても、管継手 のシール性が損なわれることはない。この構成によれば、いわゆるシール面は管 の拡管部の内周面である。この拡管部の内周面寸法は極めて精度よく仕上げるこ とができるので、寸法のばらつきは少なく、継手本体と拡管部との間のシール性 を格段に向上させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案による管継手の一実施例を図1及び図2を参照して説明する。
【0009】 図1において、1は低圧流体用配管などに用いられる薄肉金属製の管を示して いる。この管1は内径dを有し、この管1の端部には該管1の内径dよりも大き な内径Dを有する拡管部3が形成されている。また拡管部3の先端には先広がり にテーパ状の受け口3aが形成されている。ここで、薄肉金属製の管1を拡管す る場合には、専用の内径拡管工具により行うので、拡管部3の内径Dの寸法を極 めて精度よく仕上げることができる。
【0010】 拡管部3の外周には袋状ナット5が嵌め込まれている。この袋状ナット5は拡 管部3の外径D1 よりも若干大きな開口を有し、その内周にはめねじ5aが刻設 されており、上記の開口部の周壁は、拡管部3先端の受け口3aの外面に係止す るように構成されている。また拡管部3の内周には継手本体7の先端部9が挿入 され、この先端部9の外周には周方向に延びるリング溝が刻設されている。この リング溝にはシール部材11が嵌め込まれ、このシール部材11を介して継手本 体7の先端部9外周と拡管部3内周とは密封シールされている。
【0011】 更に継手本体7の先端部9には、受け口3aの内面に係止する段部9aが形成 され、この段部9aを境にして、拡管部3内に挿入されない継手本体7の拡径部 13の外周にはおねじ13aが刻設されている。しかして、この実施例によれば 、薄肉金属製管1の拡管部3の内周に継手本体7の先端部9を挿入した後に、該 継手本体7の外周のおねじ13aに、袋状ナット5のめねじ5aを螺合させて管 1と継手本体7とを接続するように構成されている。
【0012】 このように構成することにより、管1の原管外周面がシール面になるわけでは ないので、製造時における管1の外径寸法にばらつきが生じたとしても、管継手 のシール性が損なわれることはない。この実施例の構成によれば、いわゆるシー ル面は管1の拡管部3の内周面である。この拡管部3の内周面寸法は上記のよう に極めて精度よく仕上げることができるので、寸法のばらつきは少なくなり、従 来のものに比べて、継手本体7と拡管部3との間のシール性を格段に向上させる ことができる。また取扱い上において管1の外周面とか端部には傷などが付き易 いが、これによれば管1の外周面や端部がシール面になるわけではないので、そ れらに傷が付いたとしても、管継手のシール性が損なわれることはない。
【0013】 またこの実施例によれば、管1の受け口3aが袋状ナット5の開口部の周壁に 係止されるので、管1が管継手から抜け出るようなことはない。また接続するに 際しては、管1の端部を拡管しなければ接続できないわけであるから、誤った施 工法を確実に防止することができる。
【0014】 図2は他の実施例を示している。これによれば袋状ナット5の開口部の周壁は 、拡管部3の段部3bに係合するように構成され、この拡管部3には上記実施例 のような受け口3aは形成されていない。これによれば袋状ナット5の開口部の 周壁が、管1の拡管部3の段部3bを係止するので、管継手からの管1の抜け出 しを確実に防止することができる。
【0015】 また管1の拡管が不十分の場合には、継手本体7の先端部9に管1を嵌合させ ることができないので、配管終了の水圧テスト時に漏れが発生し、異常が発見さ れるので、誤った施工法を確実に防止することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、管の端部に該管の内径より も大きい内径を有する拡管部を形成し、この拡管部の外周に袋状ナットを嵌め込 むと共に、拡管部の内周に先端部の外周がシール部材を介して接するように継手 本体を挿入し、この継手本体の外周のおねじに袋状ナットのめねじを螺合させて 管と継手本体とを接続するようにしたから、管の拡管部の内周面がいわゆるシー ル面になるので、管継手のシール性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による管継手の一実施例を示す断面図で
ある。
【図2】他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来の管継手を示す断面図である。
【符号の説明】
1 管 3 拡管部 3a 受け口 5 袋状ナット 5a めねじ 7 継手本体 11 シール部材 13 拡径部 13a おねじ
フロントページの続き (72)考案者 水谷 正教 三重県桑名市大福2番地 日立金属株式会 社桑名工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管の端部に該管の内径よりも大きい内径
    を有する拡管部を形成し、この拡管部の外周に袋状ナッ
    トを嵌め込むと共に、前記拡管部の内周に先端部の外周
    がシール部材を介して接するように継手本体を挿入し、
    この継手本体の外周のおねじに前記袋状ナットのめねじ
    を螺合させて前記管と前記継手本体とを接続するように
    したことを特徴とする管継手。
JP7155691U 1991-08-12 1991-08-12 管継手 Expired - Lifetime JP2542174Y2 (ja)

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JP2542174Y2 JP2542174Y2 (ja) 1997-07-23

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002675A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd 三層管の接続構造
KR101712144B1 (ko) * 2016-03-21 2017-03-03 승진산업 (주) 소방용 플렉시블 조인트
US10364922B2 (en) 2016-03-21 2019-07-30 Seungjin Ind. Co., Ltd Flexible joint

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