JPH05147466A - パネル運搬車の荷台 - Google Patents

パネル運搬車の荷台

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Publication number
JPH05147466A
JPH05147466A JP3303615A JP30361591A JPH05147466A JP H05147466 A JPH05147466 A JP H05147466A JP 3303615 A JP3303615 A JP 3303615A JP 30361591 A JP30361591 A JP 30361591A JP H05147466 A JPH05147466 A JP H05147466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
side wall
carrier
pressing
side walls
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3303615A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Nojiri
昌平 野尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP3303615A priority Critical patent/JPH05147466A/ja
Publication of JPH05147466A publication Critical patent/JPH05147466A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大形のパネルを、立てかけた状態のまま固定
でき、損傷を極力押さえて運搬することができる、パネ
ル運搬車の荷台を提供する。 【構成】 運搬車の荷台フレームに、略鉛直面に沿って
立てかけられるパネルの表面および裏面を押さえ付ける
一対の側壁を、互いに対向するように、しかも少なくと
も一方の側壁を他側の側壁に対して接近離間する方向に
移動可能に設け、かつ該移動可能に設けた側壁を前記所
定方向に移動させる移動手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ住宅の外壁等
に用いられるパネル、特に通常の定尺パネルを複数枚予
め工場等で組み合わせてなる大形のパネルを運搬するの
に用いて好適なパネル運搬車の荷台に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、プレハブ工法において、現場作業
をできるだけ少なくする目的から、予め工場で複数枚の
パネルを組み合わせて大型のパネルを作り、これを現場
まで運搬して外壁等として据え付ける工法が開発されて
いる。
【0003】上記大型のパネルを、工場から現場まで運
搬するには、通常のトラックの荷台にパネルを略鉛直面
に沿うよう立てかけて運ぶのが通例である。このよう
に、パネルを立てかけて運ぶのは、パネルが大型で大重
量であるため、人手によらずクレーンを用いて出し入れ
するためであり、クレーンによって吊る場合、予めパネ
ルを立てかけた状態に保持するのが作業効率の面で最適
だからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常のトラ
ックの荷台よるパネルの運搬には、以下のような問題点
があった。
【0005】すなわち、運搬するパネルの数は、それぞ
れの現場によってまちまちであり、小数枚のパネルの運
搬で足りるときがある。このとき、起立状態でのパネル
の固定が難しく、運搬中にパネルががたついて、表面や
角部を損傷させてしまうおそれがあった。
【0006】特に、外壁パネルの場合には、予め工場で
表面が仕上げられていることがあり、この場合表面の損
傷は大きな問題になる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、大形のパネルを、立てか
けた状態のまま固定でき、損傷を極力押さえて運搬する
ことができる、パネル運搬車の荷台を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるパネル運
搬車の荷台は、運搬車の荷台フレームに、略鉛直面に沿
って立てかけられるパネルの表面および裏面を押さえ付
ける一対の側壁を、互いに対向するように、しかも少な
くとも一方の側壁を他側の側壁に対して接近離間する方
向に移動可能に設け、かつ該移動可能に設けた側壁を前
記所定方向に移動させる移動手段を設けたことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、荷台上にパネルを立てかけた
後、移動手段によって少なくとも一方の側壁を他側の側
壁に対して近付けるように移動させることにより、上記
立てかけたパネルを左右両側から挟み込む。これによ
り、パネルを起立状態で強固に固定することができ、運
搬中のパネルのがたつきが生じない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は本発明にかかるパネル運搬車の荷台
を斜め後から見た斜視図である。このパネル運搬車の荷
台は、図3にも示すように、運搬車の荷台フレーム1
に、略鉛直面に沿って立てかけられるパネルPの表面お
よび裏面を押さえ付ける一対の側壁2,3が、互いに対
向するように、しかも少なくとも一方の側壁3を他側の
側壁2に対して接近離間する方向に移動可能に設けら
れ、かつ該移動可能に設けられた側壁3を同所定方向に
移動させる移動手段5が設けられてなる基本構造となっ
ている。
【0012】そして、この実施例では、前記一方の側壁
3のみが移動自在に設けられ、他側の側壁2は荷台フレ
ーム1の側縁に後述する底板7を介して固定的に設けら
れている。
【0013】固定側壁2の内側面には、断面楔状のパネ
ル押さえ部材2aが、拡径部を下側に向けて取り付けら
れている。これにより、固定側壁2のパネル押さえ面2
bは、鉛直面に対して適宜角度傾斜されている。このと
きのパネル押さえ面2b傾斜角度は、この面に沿わせて
パネルPを立てかけたとき、パネルPが自重によって倒
れ込み得る程度に設定される。
【0014】一方、可動側壁3は、前後の下端部分を底
板7上に設けられた図示しない案内レールに案内される
とともに、前後の上端部分を脱着可能な案内棒8,8に
案内されることにより、前記したように固定側壁2に対
して接近離間する方向に移動可能に設けられている。
【0015】前側および後側の案内棒8は、その一端を
支持部材9によって固定側壁2の上端に水平面に沿って
回動可能に支持され、他端を、可動側壁3の前後上端部
に取り付けられた係止部材10によって係脱自在に支持
される。係止部材10は、全体が箱形に形成されたもの
で、その側方には案内棒8を挿通させる溝10aが形成
され、該溝10aの奥方には下方にへこむ凹部が設けら
れ、該凹部に前記案内棒8の先端が移動自在に嵌合され
る。なお、案内棒8は、不要なとき係止部材10との係
止を解かれ、図に示すように水平面に沿って回動され
て、その先端を固定側壁2上の仮止め部11に係止され
る。
【0016】また、この可動側壁3の内側にも、前記し
たものと同形の断面楔状のパネル押さえ部材3aが、拡
径部を上側に向けて取り付けられている。
【0017】前記底板7は、荷台フレーム1との間にス
ペーサ13…が介装されることにより、水平面に対して
適宜角度傾斜して設けられている。底板7の傾斜角度は
前記固定側壁2および可動側壁3のパネル押さえ面2
b,3bに対して略直交する角度に設定される。
【0018】また、可動側壁3を移動させる前記移動手
段5は、図2にも示すように、正逆転可能なモータ15
と、該モータ15の回転を各ギヤ16…およびベルト1
7を介して伝達される、互いに平行に配置された複数の
シャフト18…と、該シャフト18と外周に一体的に取
り付けられたウオームホイール19と、該ウオームホイ
ール19に係合されかつ前記可動側壁3の下端に取り付
けられたウオーム20とから構成されている。
【0019】つまり、モータ15が一方向あるいはその
逆方向に回転されることにより、その回転がシャフト1
8およびウオームホイール19に伝達され、それに伴い
ウオーム20が図2中矢印X方向に移動されることによ
り、可動側壁3を移動させる構造になっている。なお、
ウオーム20は、底板7に形成された縱溝7aを介して
前記ウオームホイール19に噛合している(図1参
照)。また、前記モータ15、該モータ15の回転を各
ギヤ16…およびベルト17は、前記傾斜された底板7
と荷台フレーム1との間に形成される空間に配置されて
いる。
【0020】次に、上記構成のパネル運搬車の荷台の作
用について説明する。パネルPを積み込むに際し、予
め、案内棒8の先端を係止部材10に係止させるととも
に移動手段5を駆動させて、両側壁2,3の間にパネル
Pの一枚分と僅かのクリアランスを足した分の隙間をあ
ける。
【0021】そして、両側壁2,3の間にパネルPを一
枚だけ挿入する。次いで、移動手段5を再び駆動させ
て、前記同様両側壁2,3の間にパネルPの一枚分と僅
かのクリアランスを合わせた隙間をあけ、その隙間にパ
ネルPを挿入する。以下、上記操作を繰り返し、パネル
Pを一枚づつ荷台上に積み込む。
【0022】そして、予定する全てのパネルPを積み込
んだ時点で、前記移動手段5を駆動させて、積み込んだ
複数枚のパネルPを側壁2,3により両側から挟み込
む。これにより、運搬中等のパネルPのがたつきを防止
することができ、ひいてはパネルPの表面や角部が損傷
されるのを防止できる。
【0023】そして、現場まで運んだ後、移動手段5を
駆動させて、両側壁2,3の間隔を広げ、案内棒8、8
を係止部材10から外して仮止め部11に係止させ、こ
の状態で、パネルPをクレーンで一枚ずつ吊り上げて、
仮置き場上あるいは直接構築中の壁部等の所定箇所に降
ろす。
【0024】上記したパネルPの積み込み作業におい
て、固定側壁2のパネル押さえ面2bおよび底板7を予
め傾斜させているので、荷台上に立てかけたパネルP
は、図3に示すように、それらパネル押さえ面2bや底
板7に沿って一方向に傾いて立てかけられるので、積み
込み作業が容易に行え、しかもパネルが不要に倒れ込む
のを防止できる。
【0025】また、この実施例の場合では、モータ15
やギヤ16等の移動手段5を構成する部材を、傾斜させ
た底板7と荷台フレーム1との間に形成される空間に配
置しているので、空間の有効利用が図れ、しかも可動側
壁3を固定側壁2がわへ移動させたときの重量バランス
が良い利点が得られる。
【0026】なお、上記説明したのはあくまで本発明の
一実施例であって、必要に応じて適宜設計変更変更可能
である。
【0027】例えば、側壁2,3のパネル押さえ部材2
a,3aは必ずしも必要ではなく、図4に示すように取
り外してもよい。また、必ずしも側壁の一方のみを移動
させる必要はなく、両側壁とも移動可能な構造にしても
よい。さらに、可動側壁3を移動させる手段としてはモ
ータ等の駆動力に限られることなく、例えば油圧シリン
ダを用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、運
搬車の荷台フレームに、略鉛直面に沿って立てかけられ
るパネルの表面および裏面を押さえ付ける一対の側壁
を、互いに対向するように、しかも少なくとも一方を他
側の側壁に対して接近離間する方向に移動可能に設け、
かつ該移動可能に設けた側壁を前記所定方向に移動させ
る移動手段を設けたから、運搬中においてパネルを側壁
で強固に挟み込むことでパネルのがたつきを防止するこ
とができる。また、積み込み中において略パネル一枚ず
つのスペースのみをあけながら積み込むことができるの
で、積み込み時のパネルの倒れ込みを防止できる。この
結果、パネルの表面や角部が損傷されるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパネル運搬車の後方斜視図。
【図2】移動装置の斜視図。
【図3】パネル運搬車の背面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す背面図。
【符号の説明】
1 荷台フレーム 2 側壁 3 側壁 5 移動手段 7 底板 P パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 88/12 U 6916−3E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬車の荷台フレームに、略鉛直面に沿
    って立てかけられるパネルの表面および裏面を押さえ付
    ける一対の側壁を、互いに対向するように、しかも少な
    くとも一方の側壁を他側の側壁に対して接近離間する方
    向に移動可能に設け、かつ該移動可能に設けた側壁を前
    記所定方向に移動させる移動手段を設けたことを特徴と
    するパネル運搬車の荷台。
JP3303615A 1991-11-19 1991-11-19 パネル運搬車の荷台 Withdrawn JPH05147466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3303615A JPH05147466A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 パネル運搬車の荷台

Applications Claiming Priority (1)

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JP3303615A JPH05147466A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 パネル運搬車の荷台

Publications (1)

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JPH05147466A true JPH05147466A (ja) 1993-06-15

Family

ID=17923124

Family Applications (1)

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JP3303615A Withdrawn JPH05147466A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 パネル運搬車の荷台

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JP (1) JPH05147466A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014181053A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fuji Heavy Ind Ltd パレット
JP2018502024A (ja) * 2015-01-19 2018-01-25 クムガン カインド カンパニー リミテッド 折畳み式コンテナ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014181053A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fuji Heavy Ind Ltd パレット
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Date Code Title Description
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Effective date: 19990204