JPH0514745Y2 - - Google Patents

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JPH0514745Y2
JPH0514745Y2 JP13681086U JP13681086U JPH0514745Y2 JP H0514745 Y2 JPH0514745 Y2 JP H0514745Y2 JP 13681086 U JP13681086 U JP 13681086U JP 13681086 U JP13681086 U JP 13681086U JP H0514745 Y2 JPH0514745 Y2 JP H0514745Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は走行変速レバーに一体作動可能に取付
けた可動板と、この可動板に作用して走行変速レ
バーの変速位置を固定する作動アームとの夫々の
接当部位に、複数の係合溝とこの係合溝に係合離
脱自在な係合部とを各々設けて、位置決め用のデ
テント機構を構成するとともに、穀稈の稈長を測
定すべく設けられた稈長センサの検出結果を基
に、脱穀装置での扱深さを変更可能な扱深さ制御
装置を設けてあるコンバインであつて、詳しく
は、前記扱深さ制御装置の作動を、走行停止時に
停止する制御手段を設けて、走行停止時の機体振
動によつて、稈長センサの穀稈に対する接触作用
が外れて、扱深さ位置が変動し、脱穀負荷が不当
に増大することを防止すべく構成してあるコンバ
インに関する。
〔従来の技術〕
この種のコンバインにおいて、従来は、第7図
に示すように前記制御手段を構成するに、走行変
速の中立位置で走行変速レバー21に接触作用す
るリミツトスイツチ33を、走行変速レバー21
の案内ガイド板36に取付けていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来構成によると、走行変速レバーと案内
ガイド板とは別部品でかつ取付も相前後して取付
けられるのが通常であるから、両者が取付組立を
完了した時点で、走行変速レバーの中立位置に対
応した位置にリミツトスイツチを取付けるといつ
た手順を踏む組付のわずらわしさがあるととも
に、走行変速レバーが経年変化によつて操作方向
と直交する左右方向に振れを生じたり、中立位置
に位置ズレを生じることがあり、その都度リミツ
トスイツチの取付位置を調節して、走行変速レバ
ーと適正な接触状態を維持するようにしなければ
ならない、保守作業を必要としていた。
本考案の目的は走行変速レバーに併設された機
構を有効利用して、前記スイツチに対する取付及
び調節を簡易化できるものを提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は 走行変速レバーの操作位置を位置決めするデ
テント機構における係合溝の変速中立位置対応
部分にスイツチを設け、 この係合溝に係合する前記係合部によつてス
イツチを操作するようにスイツチを設置する、 点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、スイツチに対して作用する係合部は必
ず変速中立位置でこの変速中立位置に対応した係
合溝に係合するので、経年変化による係合部の位
置ズレは殆どなく、その為に、スイツチを変速中
立位置に対応した位置に取付けるに相手方(ここ
ではスイツチを可動板に取付けるとすると作動板
である)の取付をまつことなく先行して取付ける
こともでき、かつ、係合部との相対位置関係を考
慮することなく、係合溝との位置関係を設定して
取付けるだけで、係合部との相対位置関係が自動
的に決まる。
〔考案の効果〕
デテント機構という位置関係が確定し、その位
置関係が殆ど変化しないものを取付対象に選定す
ることによつて、一旦取付けてしまえば、再度位
置調節する必要はない。従つて、スイツチの取付
時期に制約はなく、取扱いが容易になる。
〔実施例〕
第6図に示すように、脱穀装置1を搭載した走
行車体2の前部に、横向き軸芯Pで揺動昇降自在
に刈取前処理部3を連結してコンバインを構成す
る。
第6図及び第1図に示すように、刈取前処理部
3は植立穀稈を引起す装置4、植立穀稈の株元を
切断するバリカン型の刈取装置5、刈取穀稈を脱
穀装置1のフイードチエーン6に送る搬送装置C
で成り、更に、搬送装置Cは株元側の挾持搬送機
構7と穂先側の係止搬送機構8で構成されると共
に、前記軸芯P周りで独立に揺動昇降可能に構成
されている。
当該コンバインは前記脱穀装置1に供給される
刈取穀稈の挿入量、つまり、扱深さを所定の量に
維持する扱深さ制御装置34が搭載されている。
即ち、第1図に示すように、扱深さ制御装置3
4は前記刈取前処理部3に設けられた穀稈の存否
を検出する株元スイツチ10、搬送装置Cを送ら
れる穀稈の穂先位置を検出する2つのセンサ1
1,12、該扱深さ制御装置を起動させる起動ス
イツチ13、脱穀装置1の作動状態を検出する脱
穀スイツチ14、これらスイツチ類からの信号が
入力する制御装置15、該制御装置15からの信
号が入力される駆動回路16、該駆動回路16か
らの動力で作動すると共に、その作動で前記搬送
装置Cを移動作動させる電動モータ17で構成さ
れている。
尚、これら2つのセンサ11,12のうちの穂
先側のものを長稈センサ11と称し、又、株元側
のものを短稈センサ12と称し、両センサ11,
12の中間に穀稈の穂先側端部を位置させた状態
で、適正な脱穀処理が行われ、又、両センサ1
1,12の中間に穂先側端部を位置させるべく、
フイードバツク制御によつて搬送装置Cが移動作
動する構造に制御系が構成されている。
又、第1図に示すように、前記電動モータ17
の出力軸に取付けたピニオンギヤ18と咬合する
ラツクギヤ19が搬送装置Cと連結するフレーム
20と連結され、該電動モータ17の正逆両方向
への作動によつて、搬送装置Cが昇降作動する結
果、前記刈取装置5からの穀稈の挾持位置を変更
し、扱深さ調節が行われるように構成されてい
る。
次に、走行変速レバー21について詳述する。
第3図及び第4図に示すように、変速比の異なる
複数の伝動系の各々に備えた油圧クラツチを択一
的に入り操作して所望の変速比の伝動を行う主変
速装置(図示せず)に対するロータリー制御バル
ブ22がミツシヨンケース23に組み付けられて
いて、その操作軸22Aと、ミツシヨンケース2
3上面に立設された支持フレーム24に対して揺
動可能に走行変速レバー21を枢支しこの走行変
速レバー21の回転支軸25とを、リンク機構2
6で連係し、走行変速レバー21の揺動操作によ
つて、主変速装置を前進3段、中立位置Nを挟ん
で後新1段に変速可能である。一方、前記走行変
速レバー21の回転支軸25には扇形状の可動板
27が一体回転可能に固着され、この可動板27
に作用して走行変速レバー21の変速位置を固定
する作動アーム28が、前記支持フレーム24に
揺動可能に枢支される。前記可動板27の外周縁
部には変速段数に相当する係合溝29が形成され
るとともに、前記作動アーム28に前記係合溝2
9に係合可能なピン式の係合部30が突設され、
デテント機構31が構成されている。前記作動ア
ーム28は引張バネ32によつて係合溝29との
係合方向に付勢されている。第3図に示すよう
に、前記係合溝29の変速中立位置Nに対応した
部分に、リミツトスイツチ33を設けるととも
に、このリミツトスイツチ33の触針子33Aを
自由姿勢で係合溝29空間内に臨ませて、係合溝
29に係合保持される係合ピン30で前記触針子
33Aを押し作動すべく構成してある。尚、第5
図に示すように、触針子33Aの揺動限界は係合
ピン30の揺動端よりもスイツチ33本体外にあ
り、係合ピン30によつて無理に押し作動される
ことがなく、かつ触針子33Aの先端は係合溝か
ら外れた可動板の投影面積内にあり、係合ピン3
0が後進位置Rから中立位置Nに移行する際に触
針子33A先端を引掛けて破損させるといつたこ
とを未然に回避できる。更に、触針子33Aはス
イツチ33本体に対して下向きに延設され、この
触針子33Aとスイツチ本体との間にゴミが入る
等の誤動作の原因となる構成を回避した取付けと
なつている。
以上の構成から前記スイツチ33が作動する
と、扱深さ制御用制御装置15に出力し、扱深さ
制御装置34の作動を停止する。そして、このス
イツチ33を扱深さ制御装置34の作動を停止す
る制御手段35に構成してある。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
〔別実施例〕
○イ 稈長センサ11,12としては引起し装置4
に取付けて、フイードフオワード式の扱深さ制
御を行つてもよい。
○ロ 係合部30としては作動アーム28を一体的
に突設させた突設片でもよい。
○ハ 係合溝29と係合ピン30とは形成対象を入
れ替え、それに伴つて、スイツチ33も作動ア
ーム28に取付ける構成でもよい。
○ニ スイツチ33としては非接触式のリードスイ
ツチでもよい。
○ホ 前記スイツチ33の作動は、走行停止時に搬
送装置Cが停止状態にあるか、作動状態にある
かを問わず行われ、扱深さ制御を作動停止させ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインの実施例を示
し、第1図は扱深さ制御装置と走行操作系からの
扱深さ制御装置の作動停止手段を示す構成図、第
2図は稈長センサの取付状態を示す平面図、第3
図は走行操作構造を示す側面図、第4図は第3図
の−線断面図、第5図はスイツチの取付状態
を示す要部拡大図、第6図は全体側面図、第7図
は従来のスイツチ取付状態を示す平面図である。 1……脱穀装置、11,12……稈長センサ、
21……走行変速レバー、27……可動板、28
……作動アーム、29……係合溝、30……係合
部、31……デテント機構、33……スイツチ、
34……扱深さ制御装置、35……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行変速レバー21に一体作動可能に取付けた
    可動板27と、この可動板27に作用して走行変
    速レバー21の変速位置を固定する作動アーム2
    8との夫々の接当部位に、複数の係合溝29とこ
    の係合溝29に係合離脱自在な係合部30とを
    各々設けて、位置決め用のデテント機構31を構
    成するとともに、穀稈の稈長を測定すべく設けら
    れた稈長センサ11,12の検出結果を基に、脱
    穀装置1での扱深さを変更可能な扱深さ制御装置
    34を設けてあるコンバインであつて、可動板2
    7と作動アーム28との何れか一方に設けられた
    前記係合溝29における変速中立位置Nに対応し
    た部分に、前記係合部30の係合溝29への係合
    作用によつて操作可能なスイツチ33を取付け、
    このスイツチ33が係合部30によつて操作され
    た場合に前記扱深さ制御装置34の作動を停止す
    る制御手段35を設けてあるコンバイン。
JP13681086U 1986-09-05 1986-09-05 Expired - Lifetime JPH0514745Y2 (ja)

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