JP2555856Y2 - 作業機の昇降装置 - Google Patents

作業機の昇降装置

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JP2555856Y2 JP1988126489U JP12648988U JP2555856Y2 JP 2555856 Y2 JP2555856 Y2 JP 2555856Y2 JP 1988126489 U JP1988126489 U JP 1988126489U JP 12648988 U JP12648988 U JP 12648988U JP 2555856 Y2 JP2555856 Y2 JP 2555856Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行車体に昇降自在に連結された作業装置
を昇降する昇降用アクチュエータが設けられ、その昇降
用アクチュエータの駆動制御部に昇降信号を指令する昇
降スイッチが、操縦筒の上部に備えられた昇降操作レバ
ーにて操作される状態で、メインスイッチと前記駆動制
御部との間に設けられた作業機の昇降装置に関する。
〔従来の技術〕
上記この種の作業機の昇降装置は、扱いが容易な昇降
操作レバーによって昇降スイッチを操作することによ
り、作業装置を昇降できるようにしたものである。
しかしながら、操縦筒の上部に備えられる昇降操作レ
バーは、操作性が良い反面、乗降の際に作業員の体等に
よって誤って押し移動される等誤操作され易いものであ
る。このため、作業停止時等に、例えばメインスイッチ
を入り操作した状態で、作業員が誤って昇降操作レバー
を押し移動させてしまい、作業装置が不必要に昇降する
危険がある。
かかる危険を回避するために、従来では、第5図に示
すように、上昇位置(U),停止位置(N),下降位置
(D)に移動操作される昇降操作レバー(21)を停止位
置(N)に固定する固定金具(22)を設けることが行わ
れている。即ち、前記固定金具(22)は、レバー長手方
向視において、レバー移動方向と直交する方向にスライ
ド自在に支持され、そのスライド移動によって昇降操作
レバー(21)に係脱するように構成されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このように固定金具を用いて昇降操作レバー
を固定するようにすると、固定金具を精度良く組み付け
ねばならない煩わしさがあると共に、使用に伴うガタ等
に起因して的確な固定作用を長期間にわたって確実に発
揮させ難い虞がある。又、上記固定金具は昇降操作レバ
ーの近くに設けられることから、この固定金具が、昇降
操作レバーの操作あるいは作業員の乗降の際に引っ掛か
り、人為動作の邪魔になる等の虞もあった。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであって、
その目的は、簡素な構成で且つ人為動作の邪魔にならな
いようにしながら、作業装置の危険な昇降を的確に回避
する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の作業機の昇降装置は、走行車体に昇降自在に
連結された作業装置を昇降する昇降用アクチュエータが
設けられ、その昇降用アクチュエータの駆動制御部に昇
降信号を指令する昇降スイッチが、操縦筒の上部に備え
られた昇降操作レバーにて操作される状態で、メインス
イッチと前記駆動制御部との間に設けられたものであっ
て、その特徴は、前記メインスイッチの入り状態で、前
記駆動制御部に昇降指令が伝達されるのを停止して、前
記作業装置を昇降停止状態に維持する昇降停止用のスイ
ッチが設けられ、この昇降停止用スイッチは、そのスイ
ッチ本体が前記操縦筒の内部に配置されるとともに、ス
イッチ操作片が、前記操縦筒のカバー体に操縦筒内側に
向けて凹入するように形成された凹部内に収まる状態
で、前記操縦筒の外方側から切り換え操作可能なように
前記操縦筒の外方に臨ませて設けられている点にある。
〔作用〕
昇降停止用のスイッチにより昇降スイッチの昇降信号
が駆動制御部に伝達されるのを停止させることで、メイ
ンスイッチが入り操作されている状態において昇降操作
レバーが誤操作されても、作業装置が昇降されないよう
にする。
ちなみに、昇降停止用のスイッチを停止解除状態に切
換れば、作業装置の昇降操作をおこなうことができる。
昇降停止用のスイッチは配線により所定の状態に組み
付けることができるものであるから、高い組み付け精度
は不要であり、しかも、昇降停止用のスイッチによる昇
降停止機能は、機械構造において発生するガタ等による
動作不良を起こすことがないから、長期間にわたって的
確な作用を発揮する。
又、昇降停止用のスイッチは、そのスイッチ本体が前
記操縦筒の内部に配置され、スイッチ操作片は外方側か
ら切り換え操作可能に、前記凹部内に収まるように設け
られるので、操縦筒の外方に突出することがなく、昇降
操作レバーの操作や作業員の乗降の際に邪魔になった
り、誤操作されることがない。
しかも、スイッチ操作の際に操縦筒のカバー体を外す
等の煩わしさがなく、昇降操作レバーから遠く離れる箇
所に設けられる構成に較べて、昇降操作レバーに近い場
所で操作性のよい状態でスイッチ操作を行うことができ
る。
〔考案の効果〕
従って、製作面において有利な簡素な構造で、且つ、
人為動作の邪魔になったり誤操作される等の不利が無い
にもかかわらず操作性のよい状態で長期間にわたって的
確な機能を発揮し得る構造で、メインスイッチの入り状
態において昇降操作レバーが誤操作されることによって
生じる作業装置の危険な昇降を回避することができるよ
うになった。
〔実施例〕
以下、本考案を作業機としてのコンバインに適用した
実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、コンバインは、クローラ走行装
置(1)を備えた走行車体(2)と、その走行車体
(2)に搭載される脱穀装置(3)と、走行車体(2)
の右横側部の前方側に配置され且つ運転席(4)や操縦
筒(5)を備える運転搭乗部(A)と、走行車体(2)
の前部に装着の作業装置としての刈取処理部(C)とを
備えている。
前記刈取処理部(C)は、穀稈を引起し刈り取る刈取
部(6)と刈取穀稈を脱穀装置(3)のフィードチェー
ン(8)に供給する搬送装置(7)とを有している。そ
して、走行車体(2)に昇降自在に連結され、また、昇
降用アクチュエータとしての単動型の油圧シリンダ
(9)にて昇降操作されるようになっている。
前記搬送装置(7)は、穂先係止搬送装置(7A)と株
元挟持搬送装置(7B)とからなる。
前記刈取部(6)は、穀稈の引起し装置(10)と、引
起し穀稈の株元を切断するバリカン型のカッタ(11)
と、刈取穀稈の株元を後方側に係止搬送する補助搬送装
置(12)とを備えている。
以下、刈取処理部(C)の昇降装置について説明す
る。
第1図に示すように、前記昇降用の油圧シリンダ
(9)の駆動制御部としての中立復帰式でかつ三位置切
換式の電磁制御弁(13)が設けられ、その電磁制御弁
(13)に昇降信号を指令する昇降スイッチ(14)が設け
られている。この昇降スイッチ(14)は、上昇用のスイ
ッチ(a)と下降用のスイッチ(b)とからなる。
前記昇降スイッチ(14)は、第2図に示すように、前
記操縦筒(5)の上部に前後揺動自在に設けた昇降操作
レバー(15)によって操作されるようになっている。即
ち、昇降操作レバー(15)が前方側の下降位置(D)に
操作されると下降用のスイッチ(b)が入り操作され、
昇降操作レバー(15)が後方側の上昇位置(U)に操作
されると上昇用のスイッチ(a)が入り操作されるよう
になっている。尚、昇降操作レバー(15)は、停止位置
(N)に復帰付勢されている。また、第1図中(16
a),(16b)は、電磁制御弁(13)の操作用トランジス
タ、(17)は、キー操作式のメインスイッチである。そ
して、前記昇降スイッチ(14)は、メインスイッチ(1
7)と電磁制御弁(13)との間に設けられることにな
る。
第1図乃至第3図に示すように、前記昇降スイッチ
(14)の昇降指令が前記電磁制御弁(13)に伝達される
のを停止して、刈取処理部(C)を昇降停止状態に維持
する昇降停止用のスイッチ(18)が、メインスイッチ
(17)と昇降スイッチ(14)との間に設けられている。
この昇降停止用スイッチ(18)は、OFF状態である停止
操作位置(R)と、ON状態である解除操作装置(K)と
に操作されるようになっている。
尚、この昇降停止用のスイッチ(18)は、第2図、第
3図に示すように、そのスイッチ本体(18a)が操縦筒
(5)の内部に配置されるとともに、スイッチ操作部
(18b)が、操縦筒(5)のカバー体(19)に操縦筒内
側に向けて凹入するように形成された凹部(20)内に収
まる状態で、操縦筒(5)の外方側から切り換え操作可
能なように操縦筒(5)の外方に臨ませて設けられてい
る。前記カバー体(19)は、点検調節時等のために着脱
自在に操作筒(5)に取り付けられ、このカバー体(1
9)にスイッチ操作部(18b)が外方に臨むように挿通す
る開口が形成されている。
このように構成することで、昇降停止用のスイッチ
(18)が操縦筒(5)の外方に突出することがないの
で、昇降操作レバー(15)を操作する場合や運転搭乗部
(A)への作業員の乗降の際等において、人為動作の邪
魔になることがない。
又、前記メインスイッチ(17)を入り操作した状態で
各部の点検保守作業を行う際等において、昇降停止用の
スイッチ(18)を停止操作位置(R)〔OFF状態〕に切
り換えておけば、メインスイッチ(17)が入り状態であ
るときに、昇降操作レバー(15)が誤って揺動操作され
ることがあっても、電磁制御弁(13)が切り換えられる
ことがなく、刈取処理部(C)が昇降される危険を回避
できることになる。
〔別実施例〕
本考案は、コンバインの他、田植機や耕耘機などの各
種の作業機に適用できる。
また、本考案を実施するに、各部の構成は使用対象に
合わせて各種変更できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業機の昇降装置の実施例を示し、
第1図は回路図、第2図は操縦筒の装着部を示す一部切
欠き側面図、第3図は昇降停止用のスイッチの装着部を
示す切欠き平面図、第4図はコンバイン前部の側面図で
ある。第5図は従来例の概略平面図である。 (2)……走行車体、(5)……操縦筒、(9)……昇
降用アクチュエータ、(13)……駆動制御部、(14)…
…昇降スイッチ、(15)……昇降操作レバー、(17)…
…メインスイッチ、(18)……昇降停止用スイッチ、
(18a)……スイッチ本体、(18b)……スイッチ操作
部、(20)……凹部、(C)……作業装置。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車体(2)に昇降自在に連結された作
    業装置(C)を昇降する昇降用アクチュエータ(9)が
    設けられ、 その昇降用アクチュエータ(9)の駆動制御部(13)に
    昇降信号を指令する昇降スイッチ(14)が、操縦筒
    (5)の上部に備えられた昇降操作レバー(15)にて操
    作される状態で、メインスイッチ(17)と前記駆動制御
    部(13)との間に設けられた作業機の昇降装置であっ
    て、 前記メインスイッチ(17)の入り状態で、前記駆動制御
    部(13)に昇降指令が伝達されるのを停止して、前記作
    業装置(C)を昇降停止状態に維持する昇降停止用のス
    イッチ(18)が設けられ、 この昇降停止用スイッチ(18)は、そのスイッチ本体
    (18a)が前記操縦筒(5)の内部に配置されるととも
    に、スイッチ操作部(18b)が、前記操縦筒(5)のカ
    バー体(19)に操縦筒内側に向けて凹入するように形成
    された凹部(20)内に収まる状態で、前記操縦筒(5)
    の外方側から切り換え操作可能なように前記操縦筒
    (5)の外方に臨ませて設けられている作業機の昇降装
    置。
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JPS5414927U (ja) * 1977-07-04 1979-01-31
DE3150964A1 (de) * 1981-12-23 1983-06-30 Volkswagenwerk Ag, 3180 Wolfsburg Energieverzehrend nachgiebiges knierueckhalteelement

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