JPH051469A - 足場用建枠の連結装置 - Google Patents

足場用建枠の連結装置

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JPH051469A
JPH051469A JP3180154A JP18015491A JPH051469A JP H051469 A JPH051469 A JP H051469A JP 3180154 A JP3180154 A JP 3180154A JP 18015491 A JP18015491 A JP 18015491A JP H051469 A JPH051469 A JP H051469A
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pin
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Shunsaku Inoue
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下の足場用建枠を簡単に且つ強力に連結す
ることができるとともに、簡単に分解することができる
こと。 【構成】 建枠本体1の左右上端部に連結ピン2を突設
し、該連結ピン2には、その側面より突出すると共にそ
の側面から連結ピン2の内部に退入自在な係合突起3
と、該係合突起3と一体形成されて連結ピン2の側壁よ
り突出するレバー杆14とを設けると共に、係合突起2
とレバー杆14とを一体形成した一体構造物15を突出
方向に付勢するばね4を内蔵し、一方建枠本体1の左右
下端部側面の前記係合突起3の突出方向と同じ部位に前
記係合突起3が係合することができる程度の大きさの係
合孔6を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、順次上方に組み立てて
いくのに適した仮設用足場用建枠に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の建築現場において、足場用建枠を
順次上方に組み立てていくには、当然に上下に対抗する
足場用建枠を互いに連結するための連結手段を必要とす
る。
【0003】従来では、この連結手段として下方側の足
場用建枠左右上端部に連結ピンを突設し、これに上方側
の足場用建枠の左右下端部を差し込み、しかる後、両者
間にわたって略弓状の抜け止め用ロックアームをその側
面より係止して両者を互いに連結するタイプのものや、
例えば実開平1ー131753号公報に示すように上下
の足場用建枠間に連結ピンを遊嵌し、連結ピンを所要角
度回転操作することによって足場用建枠と連結ピンとに
設けた凹凸部を互いに係合させて上下の足場用建枠を互
いに連結するタイプのものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、何れも下方側の足場用建枠の連結ピンに上方側の足
場用建枠を差し込む作業とは別個に、これらの上下の足
場用建枠を保持しながら両者間の左右にロックアームを
係止する作業や、両者間の左右の連結ピンを回転操作す
る作業が必要であり、連結作業を行うために少なくとも
二人の作業者を必要としたり、連結作業が面倒で能率的
でないという問題があった。
【0005】本発明は、これらの難点を払拭することを
解決課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の難点を解
決するために、実施例に示す参照符号を付して示せば、
請求項1にあっては、建枠本体1の左右上端部に連結ピ
ン2を突設し、該連結ピン2には、その側面より突出す
ると共にその側面から連結ピン2の内部に退入自在な係
合突起3と、該係合突起3と一体形成されて連結ピン2
の側壁より突出するレバー杆14とを設けると共に、係
合突起2とレバー杆14とを一体形成した一体構造物1
5を突出方向に付勢するばね4を内蔵し、一方建枠本体
1の左右下端部側面の前記係合突起3の突出方向と同じ
部位に前記係合突起3が係合する係合孔6を設けてなる
構成を採用するものである。
【0007】また請求項2にあっては、請求項1の構成
とともに、前記係合突起3には、ばね4の付勢力に抗し
て連結ピン2の内部に係合突起3を退入させるための退
入力を負荷する滑り面5を設けてなる構成を採用するも
のである。
【0008】また請求項3にあっては、請求項1または
2の構成とともに、前記一体構造物15は、連結ピン2
の側壁から突出する係合突起3と、該突起3の基端部か
ら連結ピン2の内壁に沿って下方に延びる連杆部13
と、該連杆部13の下端部から前記係合突起3と同方向
に突出して延びるレバー杆14とからなる構成を採用す
るものである。
【0009】また請求項4にあっては、請求項1〜3の
いずれかの構成とともに、前記レバー杆14の下面には
該レバー杆14を連結ピン2の内部方向の退入位置に係
合するための係合段部16を設けてなる構成を採用する
ものである。
【0010】さらに請求項5にあっては、請求項1〜4
のいずれかの構成とともに、係合突起3に負荷する外力
を、レバー杆14とレバー杆14が挿通する連結ピン2
のレバー孔17の孔壁17aとで受け止めるように形成
してなる構成を採用するものである。
【0011】
【作用】本発明の請求項1にあっては、下方側足場用建
枠における建枠本体1の連結ピン2に上方側足場用建枠
のおける建枠本体1の下端部を差し込み、その差し込み
途上で係合突起3と一体のレバー杆14を作業者の足先
で下方側に且つ退入方向に押圧することによって係合突
起3は連結ピン2の内部に退入することになるから、建
枠本体1の下端部が下方側の連結ピン2に挿入されるの
を許し、しかして上方側建枠本体1の下端部側面の係合
孔6に下方側建枠本体1の係合突起3が面する位置まで
挿入されると、係合突起3は上方側建枠本体1の退入付
勢力から開放されるため、係合突起3はばね4に付勢さ
れ突出して前記係合孔6に係合し、上下の足場用建枠
a,bは互いに連結されることになる。即ち、上方側建
枠本体1の下端部を下方側建枠本体1の連結ピン2に差
し込み、その差し込み途上でレバー杆14を軽く押圧す
るだけで、両者は自動的に連結されることになる。
【0012】また請求項2によれば、係合突起3の滑り
面5に上方側の建枠本体1の下端部が当接することによ
って係合突起3はばね4の付勢力に抗して連結ピン2の
内部に退入させるような負荷を受け、この退入付勢力に
よって係合突起3は連結ピン2の内部に退入して建枠本
体1の下端部が下方側の連結ピン2に挿入されるのを許
し、しかして上方側建枠本体1の下端部側面の係合孔6
に下方側建枠本体1の係合突起3が面する位置まで挿入
されると、係合突起3は上方側建枠本体1の退入付勢力
から開放されるため、係合突起3はばね4に付勢されて
突出して前記係合孔6に係合し、上下の足場用建枠a,
bは互いに連結されることになる。即ち、上方側建枠本
体1の下端部を下方側建枠本体1の連結ピン2に差し込
むだけで、両者は自動的に連結されることになる。
【0013】また請求項3にあっては、係合突起3とレ
バー杆14とは連杆部13を挟んで一体構造物15に形
成されているため、上方側足場用建枠からの外力を強力
に受け止める作用を発揮する。
【0014】また請求項4によれば、レバー杆14の下
面には該レバー杆14を連結ピン2の内部方向の退入位
置に係合するための係合段部16を設けてなるため、該
レバー杆14と一体の係合突起3を連結ピン2の内部に
退入した状態に維持することができ、上方側の足場用建
枠を下方側の足場用建枠から簡単に分解することができ
る。
【0015】さらに請求項5によれば、係合突起3に負
荷する外力を、レバー杆14とレバー杆14が挿通する
連結ピン2のレバー孔17の孔壁17aとで受け止める
ように形成してなるため、外部負荷を係合突起3とレバ
ー杆14とで分散して受け止めることができ、有害な局
部荷重をできるだけ避けることができる。
【0016】
【実施例】図1は、下方側の足場用建枠aと上方側足場
用建枠bとの連結前の状態を示し、足場用建枠は建枠本
体1とこの左右上端部に取り付けられる連結ピン2とか
らなる。建枠本体1は、左右の縦パイプ10,10と両
パイプ10,10をつなぐ横パイプ11と縦横パイプ1
0,11間にわたって取り付けられる補強桟12,12
とからなり、縦パイプ10,10の下端部の側面には係
合孔6が設けられ、連結ピン2には前記係合孔6に係合
する係合突起3が設けられている。
【0017】図2に示すように、連結ピン2の下端部付
近にはその側面より突出する連結用突起8が設けられ、
建枠本体1の縦パイプ10、10の上端部付近には前記
連結用突起8が係合する連結孔9が設けられている。
【0018】図3は、連結ピン2に上下の建枠本体1、
1の縦パイプ10,10が差し込まれた状態の外観を示
し、図4は、連結ピン2の内部構造を示す。連結ピン2
は全体が上下に貫通する管状材からなり、そのピン中央
部2aが肉圧に形成されてピン上部2bとピン下部2c
との間に外周段部2d,2eが形成され、ピン上部2b
に差し込まれる上方側建枠本体1の縦パイプ10とピン
下部2cに差し込まれる下方側建枠本体1の縦パイプ1
0とはそれぞれの端面が外周段部2d,2eに当接して
位置決めされ、その位置で縦パイプ10下端部の係合孔
6に連結ピン2の係合突起3が係合すると共に、縦パイ
プ10上端部の連結孔9に連結ピン2の連結用突起8が
係合するようになっている。
【0019】係合突起3は、特に図5に良く示されるよ
うにその先端部にその上面が平坦なあるいは若干アール
状の傾斜面に形成されてなる滑り面5を有し、また該係
合突起3は、その基端部から下方に延びる連杆部13と
連杆部13の下端部から係合突起3と同方向に該突起3
より長く延びるレバー杆14とを一体に形成して略コ字
状の肉厚な金属製の一体構造物15からなり、図4に示
すようにその背面側に略U字状の板ばね4の一端部をか
しめ止めまたはスポット溶接によって固着するか、ある
いはその背面側に設けた突起に板ばね14に設けた小孔
を係合するなどして両者を連携し、板ばね14の他端部
をピン上部2bの内周面に固定することなく当接せし
め、これによって金属製一体構造物15を構成する係合
突起3とレバー杆14とは板ばね4に付勢されてそれぞ
れピン上部2bまたは肉厚部2aの側面から突出するよ
うになっている。
【0020】なおまた前記レバー杆14の下面側には、
後述のように重要な作用を有する係合段部16が設けら
れている。
【0021】また連結ピン2のピン下部2c側の連結用
突起8は左右に一対設けられ、図4に示すように両連結
用突起8は同じく断面略U字状の板ばね7によってその
両端部が上述のように固着または係合によって互いに連
携され、両連結用突起8は板ばね7によってピン下部2
cの側面から突出付勢されている。
【0022】使用時には、先ず図4に示すように連結ピ
ン2のピン下部2cを、その側面より突出する連結用突
起8を板ばね7の付勢力に抗して連結ピン2の内部に退
入せしめた状態で下方側建枠本体1の縦パイプ10の上
端部に差し込み、連結用突起8を縦パイプ10の連結孔
9に係合させる。これによって連結ピン2は縦パイプ1
0の上端部に取りつけられ、以後は不使用時でも取り外
す必要はない。
【0023】次に図6に示すように、上方側建枠本体1
の縦パイプ10を連結ピン2のピン上部2bに差し込む
ことによって、その差し込み途上で係合突起3の先端部
傾斜面たる滑り面5に上記縦パイプ10の下端部が当接
し、これによって係合突起3は板ばね4の付勢力に抗し
て連結ピン2の内部に退入させるような負荷を受け、こ
の退入付勢力によって係合突起3は連結ピン2の内部に
退入して縦パイプ10の下端部が連結ピン2のピン上部
2bに段部2dに当接するまで挿入されるのを許し、し
かして図7に示すように縦パイプ10の下端部が段部2
dに当接することによって縦パイプ10側面の係合孔6
に連結ピン2の係合突起3が面することになり、係合突
起3は縦パイプ10の退入付勢力から開放されるため、
係合突起3は板ばね4に付勢されて突出して前記係合孔
6に係合し、上下の足場用建枠a,bは互いに連結され
ることになる。即ち、上方側建枠本体1の縦パイプ10
下端部を下方側建枠本体1の連結ピン2に差し込むだけ
で、両者は自動的に連結されることになる。なお、係合
突起3は前述のように肉厚な金属製一体物15によって
形成され、図3に示すように正面視矩形状を呈している
ので、これが係合する縦パイプ10の係合孔6は図3に
示すように上下に若干余裕を持って同様の矩形状に形成
されることが、がたつき防止の上からも好ましい。
【0024】このように上下の建枠本体1,1は係合突
起3に係合されて互いに抜け外れるのが阻止されること
になるが、本発明の実施例では、この抜け止め力を連結
ピン2側で維持するのは係合突起3ではなく、これと一
体物のレバー杆14が担っていることを特徴とする。即
ち、風力や振動その他の外力を受けて上方側建枠本体1
の縦パイプ10が連結ピン2から抜け出ようとする力が
係合突起3に負荷すると、これを阻止する抜け止め力は
係合突起3を支持する連結ピン2側に伝達されることに
なるが、この抜け止め力は、レバー杆14が挿通する連
結ピン2のレバー孔17の孔壁17aで受け止めるよう
になっていることを特徴とする。係合突起3とレバー杆
14とは連杆部13を介して剛体たる金属製の一体構造
物15に形成されており、レバー杆14は連結ピン2の
肉厚の中央部2aをレバー孔17から係合突起3よりも
長く延びて突出しており、レバー杆14の連結ピン2に
対する接触面積は係合突起3よりも広く取ることができ
るため、縦パイプ10側から係合突起3に負荷する外力
をレバー杆14がレバー孔17の孔壁17aに当接する
ことによって受け止めようとするものであり、これによ
ってより安定した抜け止め力を維持することができる。
従って、図7に示すように係合突起3が縦パイプ10の
係合孔6に係合している状態では連結ピン2側の挿通孔
18に対し係合突起3が上下に余裕をを持って挿通され
ており、これに対しレバー杆14はその上面14aがレ
バー孔17の孔壁17aに当接状態に挿通されている。
【0025】なお、本発明の上記実施例では上述のよう
な特徴を有するが、上記抜け止め力を係合突起3が挿通
する連結ピン2の挿通孔18の孔壁で直接に受け止める
ようにしてもよいことは勿論である。
【0026】また本発明の実施例は、上方側足場用建枠
aを下方側足場用建枠bから取り外す場合に、その取り
外す作業が非常に簡単に行えることを特徴とする。即
ち、図8に示すようにレバー杆14の下面側には前述の
ように係合段部16が形成されており、レバー杆14を
例えば作業者の足先によって板ばね4の付勢力に抗して
矢印のように下方側に且つ退入方向に押圧すれば、係合
突起3はレバー杆14とともに連結ピン2の内部に退入
すると共に、レバー杆14の係合段部16は連結ピン2
の内周面19に係合し、その後レバー杆14に対する押
圧力を開放してもレバー杆14は、係合段部16の係合
作用によって係合突起3とともにその退入位置に維持さ
れることになる。
【0027】このようにして上方側縦パイプ10は、そ
の係合孔6が係合突起3の係合から開放されるから該パ
イプ10を連結ピン2から抜き出せばよいことになる。
そして抜き出し後に、作業者はその足先でレバー杆14
を軽く蹴り上げれば、レバー杆14の係合段部16は連
結ピン2の内周面19から離脱し、板ばね4の付勢力に
よってレバー杆14と係合突起3とは当初の突出状態に
復帰し、以後の使用に備えることになる。このように上
下の足場用建枠a,bの分解作業も一人の作業者によっ
て簡単に行うことができる。
【0028】図9は、本発明の他の実施例を示すもの
で、前記金属製一体構造物15の背面側に断面略W状の
板ばね4を前記実施例と同様の方法で取り付けてなるも
ので、この実施例によれば、一体構造物15である係合
突起3とレバー杆14とを更に安定よく支持する効果が
ある。なお、ばね4の構造はこれらの実施例に限定され
ることはなく、例えば、螺旋状のばねを一体構造物15
の背面側に取り付けるようにしてもよい。
【0029】連結ピン2の内部に一体構造物15を収容
するためには、予め一体構造物15の背面側に前記ばね
4を連携させたものをユニットとして製作しておき、こ
のユニットを連結ピン2の内部にその一端開口部より挿
入し、ばね4に付勢される係合突起3とレバー杆14と
をそれぞれ挿通孔18とレバー孔17とから突出させる
だけでよく、その製造が極めて容易である。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、上方側の足
場用建枠の下端部を、下方側の足場用建枠の連結ピンに
差し込む際に、作業者がその足先でレバー杆を軽く押圧
するだけで、両足場用建枠を連結することができるとと
もに、分解することもできるから連結分解作業が極めて
簡単であり、最小限の作業者で能率的に足場用建枠の組
み立て分解を行うことができる。
【0031】また本発明の請求項2によれば、上方側の
足場用建枠の下端部を、下方側の足場用建枠の連結ピン
に差し込むだけで、上下の足場用建枠は自動的に連結さ
れることになるから、一層連結作業が簡単であり、最小
限の作業者で能率的に足場用建枠の組み立てを行うこと
ができる。
【0032】また本発明の請求項3によれば、係合突起
とレバー杆とは連杆部を挟んで一体構造物に形成されて
いるため、一種の剛体構造によって上方側足場用建枠か
らの外力を強力に受け止める効果を発揮する。
【0033】また本発明の請求項4によれば、作業者が
上下の足場用建枠を分解する際には、足先で軽くレバー
杆を押圧するだけで係合突起を連結ピンの内部に退入し
た状態に維持することができ、これがために作業者は従
来のように腰をかがめる等のように姿勢を崩すことな
く、上方側の足場用建枠を下方側の足場用建枠から簡単
に分解することができ作業性が極めて良いという効果が
ある。
【0034】さらに請求項5によれば、係合突起に負荷
する外力を、レバー杆とレバー杆が挿通する連結ピンの
レバー孔の孔壁とで受け止めるように形成してなるた
め、外部負荷を係合突起とレバー杆とで分散して受け止
めることができ、有害な局部荷重をできるだけ避けるこ
とができ、またレバー杆が挿通する連結ピンのレバー孔
部分を肉厚に形成することが可能であるから一層強力に
足場用建枠に負荷する外部荷重を受け止めることがで
き、長期間にわたって安定して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】同要部正面図である。
【図4】同縦断正面図である。
【図5】同要部斜視図である。
【図6】同要部の作動状態を示す縦断正面図である。
【図7】同要部の作動状態を示す縦断正面図である。
【図8】同要部の作動状態を示す縦断正面図である。
【図9】同他の実施例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
a,b 足場用建枠 1 建枠本体 2 連結ピン 3 係合突起 4 ばね 5 滑り面 6 係合孔 7 ばね 8 連結用突起 9 連結孔 10 縦パイプ 13 連杆部 14 レバー杆 15 一体構造物 16 係合段部 17 レバー孔 17a 孔壁 18 挿通孔 19 連結ピンの内周面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建枠本体の左右上端部に連結ピンを突設
    し、該連結ピンには、その側面より突出すると共にその
    側面から連結ピンの内部に退入自在な係合突起と、該係
    合突起と一体形成されて連結ピンの側壁より突出するレ
    バー杆とを設けると共に、係合突起とレバー杆とを一体
    形成した一体構造物を突出方向に付勢するばねを内蔵
    し、一方建枠本体の左右下端部側面の前記係合突起の突
    出方向と同じ部位に前記係合突起が係合する係合孔を設
    けてなる足場用建枠の連結装置。
  2. 【請求項2】 前記係合突起には、ばねの付勢力に抗し
    て連結ピンの内部に係合突起を退入させるための退入力
    を負荷する滑り面を設けてなる請求項1記載の足場用建
    枠の連結装置。
  3. 【請求項3】 前記一体構造物は、連結ピンの側壁から
    突出する係合突起と、該突起の基端部から連結ピンの内
    壁に沿って下方に延びる連杆部と、該連杆部の下端部か
    ら前記係合突起と同方向に突出して延びるレバー杆とか
    らなる請求項1または2記載の足場用建枠の連結装置。
  4. 【請求項4】 前記レバー杆の下面には該レバー杆を連
    結ピンの内部方向の退入位置に係合するための係合段部
    を設けてなる請求項1〜3のいずれか記載の足場用建枠
    の連結装置。
  5. 【請求項5】 係合突起に負荷する外力を、レバー杆と
    レバー杆が挿通する連結ピンのレバー孔の孔壁とで受け
    止めるように形成してなる請求項1〜4のいずれか記載
    の足場用建枠の連結装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020185301A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 株式会社ロイヤル ハンガーラック装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63163346U (ja) * 1986-03-19 1988-10-25
JPH01157844U (ja) * 1988-04-22 1989-10-31

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