JPH05146434A - 機械走査式超音波探触子 - Google Patents
機械走査式超音波探触子Info
- Publication number
- JPH05146434A JPH05146434A JP3315759A JP31575991A JPH05146434A JP H05146434 A JPH05146434 A JP H05146434A JP 3315759 A JP3315759 A JP 3315759A JP 31575991 A JP31575991 A JP 31575991A JP H05146434 A JPH05146434 A JP H05146434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transducer
- ultrasonic
- mirror
- scanning
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
ことができ、診断の利便性を向上させることができるよ
うにした機械走査式超音波探触子を提供する。 【構成】 トランスデューサ1を取り付けたロータ2を
モータ11の駆動により駆動伝達機構を介して回転させ
る。回転するトランスデューサ1により超音波信号の送
受信を行ないながら人体のスキャニングを行なうことに
より超音波断層像を得る。トランスデューサ1をミラー
21の方向に向け、位置決めして停止させ、ミラー21
をモータ22の駆動により回転させる。回転するミラー
21を介してトランスデューサ1による超音波信号の送
受信を行なうことにより、トランスデューサ1のみによ
るスキャニング面とは直交する面で人体をスキャニング
して超音波断層像を得る。
Description
する機械走査式超音波探触子に関する。
送信、受信を行なう超音波探触子の1つのタイプとし
て、機械走査式があり、その一例として、医用超音波機
器ハンドブック(コロナ社、昭和60年)P28に記載
されている構成が知られている。
子を示す概略構成図である。図3に示すように、音響窓
51の先端内側にトランスデューサ52が固定され、超
音波信号を内方軸方向に送出するようになっている。音
響窓51内にはミラー53が設けられ、モータ54の出
力軸55の回転運動により回転され、トランスデューサ
52から送出される超音波信号を周方向へ反射し、周方
向からの超音波エコー信号をトランスデューサに反射す
るようになっている。トランスデューサ52は信号線5
6により超音波診断装置本体に接続されている。
いて説明する。信号線56を介して電気信号をトランス
デューサ52に加えると、トランスデューサ52で超音
波信号に変換されて内方軸方向に送信される。送信され
た超音波信号は、ミラー53により円周方向に反射さ
れ、音響窓51を通過して人体(図示せず)に送出され
る。人体からの超音波エコー信号は上記とは逆の経路を
通ってトランスデューサ52で受信されて電気信号に変
換される。この電気信号は信号線56を介して超音波診
断装置本体へ送出される。したがって、トランスデュー
サ52により超音波信号の送受信を行なうと同時に、モ
ータ54の駆動によりミラー53を回転させることによ
り、超音波信号を円周方向にスキャニングすることがで
き、円周方向の超音波断層像を得ることができる。
来の機械走査式超音波探触子では、トランスデューサ5
2が固定されているため、トランスデューサ52で送受
信される超音波信号のスキャニング面は、ミラー53の
反射面の角度により決まる1つの断層面しか得られない
という問題があった。
るものであり、異なる複数の断層面の画像を得ることが
でき、したがって、診断の利便性を向上させることがで
きるようにした機械走査式超音波探触子を提供すること
を目的とするものである。
成するために、回転可能に支持され、超音波信号の送受
信を行なうトランスデューサと、このトランスデューサ
を回転させてスキャニングさせる駆動装置と、回転可能
に支持され、上記トランスデューサから送出される超音
波信号を外方へ反射し、外方からの超音波エコー信号を
上記トランスデューサへ反射するミラーと、このミラー
を回転させ、上記トランスデューサの回転によるスキャ
ニング面とは異なる面をスキャニングさせる駆動装置と
を備えたものである。
受信を行なうトランスデューサを回転させることによ
り、超音波により人体をスキャニングして超音波断層像
を得ることができ、また、トランスデューサをミラーに
対向するように位置決めして停止させた状態でミラーを
回転させ、ミラーを介してトランスデューサによる超音
波信号の送受信を行なうことにより、人体における上記
スキャニング面とは異なる面をスキャニングして超音波
断層像を得ることができる。
しながら説明する。
式超音波探触子を示す要部の断面図、図2は同機械走査
式超音波探触子を示す要部の側面図である。
ューサ1が音響窓(図示せず)の内側の前側部で回転可
能に支持されている。すなわち、トランスデューサ1は
ロータ2に取り付けられ、ロータ2を支持するロータ軸
3がフレーム4の前端部にベアリング5を介して回転可
能に支持されている。フレーム4にはロータ2の後方で
ロータ軸3と平行に軸6がベアリング7を介して回転可
能に支持され、フレーム4には軸6と直交方向に筒状の
軸8がベアリング9、10を介して回転可能に支持され
ている。フレーム4の後側部内側にはトランスデューサ
用のモータ11が支持され、モータ11の出力軸12が
フレーム4にベアリング13を介して回転可能に支持さ
れている。出力軸12上にはピニオンギヤ14が一体化
され、このピニオンギヤ14が軸8の後側部に一体化さ
れた伝達ギヤ15とかみ合わされている。軸8の前側部
と軸6の中間部にそれぞれピニオンギヤ16と直交変換
ギヤ17が一体化され、これらピニオンギヤ16と直交
変換ギヤ17がかみ合わされている。軸6の端部上にタ
イミングベルトプーリ18が一体化され、ロータ2の端
面にタイミングベルトプーリ19が一体化され、これら
タイミングベルトプーリ18、19にタイミングベルト
20が無端に掛けられている。したがって、モータ11
の駆動によりピニオンギヤ14、伝達ギヤ15を介して
軸8を回転させ、軸8の回転によりピニオンギヤ16、
直交変換ギヤ17を介して軸6を回転させ、軸6、タイ
ミングベルトプーリ18の回転によりタイミングベルト
20を走行させ、タイミングベルト20の走行によりタ
イミングベルトプーリ19を介してロータ2およびトラ
ンスデューサ1が回転軸3により回転される。
方でミラー21が設けられている。フレーム4の後側部
内側にはミラー用のモータ22が支持され、モータ22
の出力軸23が筒状の軸8に挿通され、ミラー21に連
結されている。したがって、モータ22の駆動によりミ
ラー21はトランスデューサ1の軸と直交方向の軸を中
心として回転される。
により超音波診断装置本体に接続されている。そして、
信号線を介して電気信号がトランスデューサ1に加えら
れると、トランスデューサ1は超音波信号に変換して音
響窓、すなわち、超音波探触子の軸方向Xに超音波信号
を送出することができるように設定されている。また、
トランスデューサ1から内方へ超音波信号を送出させる
と、この超音波信号を、回転しているミラー21の反射
面24により反射して音響窓、すなわち、超音波探触子
の周方向Yに送出し、超音波エコー信号を回転している
ミラー21の反射面24によりトランスデューサ1へ反
射することができるように反射面24が回転軸に対して
45度に設定されている。
いて説明する。まず、トランスデューサ1のみを用いる
場合について説明すると、上記のようにトランスデュー
サ用のモータ11を駆動することにより、ピニオンギヤ
14、伝達ギヤ15、ピニオンギヤ16、直交変換ギヤ
17、タイミングベルトプーリ18、タイミングベルト
20、タイミングベルトプーリ19などの伝達機構系を
介してトランスデューサ1を備えたロータ2が回転す
る。ロータ2の回転中にトランスデューサ1に信号線を
経由して電気信号を印加すると、トランスデューサ1で
超音波信号に変換し、音響窓を通し、人体に対して軸方
向Xに送出する。人体からの超音波エコー信号は上記と
は逆の経路を通ってトランスデューサ1で受信する。こ
のようにトランスデューサ1を回転させながら超音波信
号の送受信を行なうことにより、超音波探触子の軸方向
Xのスキャニング動作を行なうことができる。そして、
トランスデューサ1で変換した電気信号を信号線を介し
て超音波診断装置本体へ送出することにより、軸方向X
の超音波断層像を得ることができる。
組み合わせて用いる場合について説明すると、図2に示
すように、トランスデューサ1をその超音波信号がミラ
ー21の回転軸方向に送出されるように位置決めして停
止させた状態に保持し、ミラー用のモータ22を駆動し
てミラー21を回転させる。この状態で上記のようにト
ランスデューサ1から超音波信号を送出すると、この超
音波信号はミラー21の反射面24に対して45度の角
度で入射するので、その回転軸と直角方向Yに反射し、
音響窓を通し、人体に対して送出する。人体からの超音
波エコー信号は上記とは逆の経路を通ってトランスデュ
ーサ1で受信する。このようにトランスデューサ1を位
置決めして停止させ、ミラー21を回転させながら超音
波信号の送受信を行なうことにより、トランスデューサ
1、ロータ2等の回転により得られる超音波断層面と直
交する超音波探触子の円周方向の断層面をスキャニング
することができる。そして、トランスデューサ1で変換
した電気信号を信号線を介して超音波診断装置本体へ送
出することにより、超音波探触子の円周方向Yの超音波
断層像を得ることができる。
デューサ1を回転させることにより、超音波探触子の軸
方向のスキャニングを行なって超音波断層像を得ること
ができ、トランスデューサ1をミラー21の方向に向っ
て垂直に位置決めして停止させ、ミラー21を回転させ
ることにより、トランスデューサ1の回転で得られるス
キャニング面と直交するスキャニング面の超音波断層像
を得ることができる。
音波信号の送受信を行なうトランスデューサを回転させ
ることにより、超音波により人体をスキャニングして超
音波断層像を得ることができ、また、トランスデューサ
をミラーに対向するように位置決めして停止させた状態
でミラーを回転させ、ミラーを介してトランスデューサ
による超音波信号の送受信を行なうことにより、人体に
おける上記スキャニング面とは異なる面をスキャニング
して超音波断層像を得ることができる。したがって、診
断の利便性を向上させることができる。
触子を示す要部の断面図
図
Claims (1)
- 【請求項1】 回転可能に支持され、超音波信号の送受
信を行なうトランスデューサと、このトランスデューサ
を回転させてスキャニングさせる駆動装置と、回転可能
に支持され、上記トランスデューサから送出される超音
波信号を外方へ反射し、外方からの超音波エコー信号を
上記トランスデューサへ反射するミラーと、このミラー
を回転させ、上記トランスデューサの回転によるスキャ
ニング面とは異なる面をスキャニングさせる駆動装置と
を備えた機械走査式超音波探触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3315759A JP2682308B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 機械走査式超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3315759A JP2682308B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 機械走査式超音波探触子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05146434A true JPH05146434A (ja) | 1993-06-15 |
JP2682308B2 JP2682308B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=18069205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3315759A Expired - Lifetime JP2682308B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 機械走査式超音波探触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682308B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014845A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | 松下電器産業株式会社 | 超音波探触子 |
JPH03146044A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-21 | Du Med Bv | 使捨て可能な腔内用超音波装置 |
JPH03503610A (ja) * | 1988-03-02 | 1991-08-15 | ラボラトリー・イクイプメント・コーポレーション | 超音波定位及び治療装置 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3315759A patent/JP2682308B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014845A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | 松下電器産業株式会社 | 超音波探触子 |
JPH03503610A (ja) * | 1988-03-02 | 1991-08-15 | ラボラトリー・イクイプメント・コーポレーション | 超音波定位及び治療装置 |
JPH03146044A (ja) * | 1989-10-16 | 1991-06-21 | Du Med Bv | 使捨て可能な腔内用超音波装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2682308B2 (ja) | 1997-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2004034911A1 (ja) | 超音波探触子 | |
US4541434A (en) | Ultrasonic scanning apparatus | |
JPH0638962A (ja) | 三次元データ取込み用超音波探触子 | |
US20080214937A1 (en) | Device for rotating a transducer of an ultrasonic probe | |
JPS6321045A (ja) | 機械式走査型超音波探触子 | |
JP2682308B2 (ja) | 機械走査式超音波探触子 | |
JP2697384B2 (ja) | 機械走査式超音波探触子 | |
JPH05337108A (ja) | 機械走査式超音波探触子 | |
JP2997101B2 (ja) | 機械走査式超音波探触子 | |
JP3490593B2 (ja) | 3次元走査用超音波探触子 | |
JPH11123193A (ja) | 超音波内視鏡用回転駆動装置 | |
JP2724656B2 (ja) | 機械走査式超音波探触子 | |
JPH07128312A (ja) | 機械走査式超音波探触子 | |
JPS6014845A (ja) | 超音波探触子 | |
JPH067684Y2 (ja) | 超音波探触子 | |
JPH0730010Y2 (ja) | 超音波プローブ | |
JP2618934B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
JPH06154220A (ja) | 機械走査式超音波探触子 | |
JPS60100951A (ja) | 超音波探触子 | |
JP2706097B2 (ja) | 体腔内超音波プローブ | |
JPS62233150A (ja) | 超音波探触子 | |
JP2658481B2 (ja) | 超音波探触子 | |
JPS60234646A (ja) | 超音波探触子 | |
JP3031217B2 (ja) | 超音波探触子 | |
JPH05176930A (ja) | 超音波診断装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070808 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090808 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100808 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808 Year of fee payment: 15 |