JPH05146342A - シ−ト装置 - Google Patents

シ−ト装置

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JPH05146342A
JPH05146342A JP36047791A JP36047791A JPH05146342A JP H05146342 A JPH05146342 A JP H05146342A JP 36047791 A JP36047791 A JP 36047791A JP 36047791 A JP36047791 A JP 36047791A JP H05146342 A JPH05146342 A JP H05146342A
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JP
Japan
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plate
seat
body pressure
seat back
seated person
Prior art date
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Application number
JP36047791A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Saito
充弘 斉藤
Hiroyoshi Nagasaka
洋悦 長坂
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Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 疲労等による着座姿勢の変化に応じてシ−ト
バックの硬さを自動調整し得るようにし、運転操作への
悪影響を防止する。 【構成】 シ−トバックの腰椎付近の内部に前後方向へ
の変位可能にプレ−トを埋設し、該プレ−トの後面の左
右2箇所に、モ−タからの駆動力によって該プレ−トを
前後方向に押引する伝達機構をそれぞれ連結する。さら
に、上記プレ−トの前面側に複数の体圧センサを配設し
ておき、該センサからの検出信号に基づいて前記モ−タ
をそれぞれ駆動する。これにより、シ−トバックの硬さ
が最適となる位置へ、上記プレ−トが変位される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシ−ト装置に関し、詳し
くは、着座者の腰椎を支持するためのランバ−サポ−ト
機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)車両運転席のシ−トバックの内部に、運転者の腰
椎を支持するためのランバ−サポ−ト機構が配設されて
いる。これは、長時間、略同一の姿勢で運転席に着座し
ていると、疲労のため姿勢が崩れ、図19に示すように腰
椎が後方へ湾曲して、いっそう疲労度が増し易いという
事情に鑑み、予め、腰椎付近のシ−トバックを硬くして
おき、上記の湾曲を防止することにより、疲労の軽減を
図るようにした機構である。
【0003】(2)ランバ−サポ−ト機構として、例え
ば、図21〜図22に示す機構が、従来より提供されてい
る。図21〜図22の機構は、シ−トバック5 の内部の着座
者の腰椎の高さに、ウレタンシ−ト55の内表面に密接す
るようにランバ−サポ−トプレ−ト151 を埋設してお
き、その背後のト−ションバ−152 の押圧力により、該
ランバ−サポ−トプレ−ト151 を前方へ変位させてウレ
タンシ−ト55を圧縮して、その硬さを増すようにした機
構である。
【0004】ト−ションバ−152 は、上下2 本のバ−を
有し、これらはロッド157 の周面に巻回されるコイル部
に連設され、該コイル部は、さらに、上記ロッド157 の
中央付近で結合されて、ガイド154 に対する係合部152a
とされている。モ−タ(不図示)の駆動力により、或い
は、ハンドル(不図示)の手操作により、シャフト156
と一体にガイド154 が回転されると、上記係合部152aが
徐々にガイド154 のテ−パ部(不図示)に乗り上げる。
これにより、ト−ションバ−152 がロッド157 の周囲に
回転して、上記の如く、ランバ−サポ−トプレ−ト151
を変位させるのである。
【0005】(3)図21〜図22の機構とは異なるランバ
−サポ−ト機構として、実開平3−19344号公報に
記載の装置が提案されている。実開平3−19344号
公報に記載の装置は、シ−トバック内部の着座者の腰椎
の高さに、ウレタンシ−トの内表面に密接するようにエ
アバッグを埋設しておき、着座者の体圧に応じて該エア
バッグへの給気量を制御して、ウレタンシ−トに対する
押圧力を変更することによって、最適な硬さを得るよう
にした装置である。このため、上記の装置では、シ−ト
バックの外表皮下に、体圧検出用のセンサが埋設されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記(2)のランバ−
サポ−ト機構に於いて、シ−トバックの硬さは、運転席
のドアパネル側の下部に配設されたハンドルを手操作で
回して、シャフト156 を回転させることにより、調整さ
れる。また、シャフト156 の回転が、モ−タの駆動力に
よる場合であっても、同様の位置に配設された専用のス
イッチを操作して、前記ランバ−サポ−トプレ−ト151
の駆動用モ−タを作動させることにより、調整される。
このように、前記(2)のランバ−サポ−ト機構は、予
め、硬さを調整しておくための機構であり、運転中の姿
勢の変化には、対応できない。
【0007】また、前記(2)のランバ−サポ−ト機構
では、ランバ−サポ−トプレ−ト151 とその背後のト−
ションバ−152 とが、ランバ−サポ−トプレ−ト151 の
後面の一箇所で、揺動可能に連結されている。このた
め、ランバ−サポ−トプレ−ト151 を、左右均等に前後
方向へ変位させ難い場合があり、その場合には、シ−ト
バックの硬さに、予期しないバラツキが生ずる。
【0008】一方、前記(3)のランバ−サポ−ト機構
では、内圧の等方的なエアバッグにより、ウレタンシ−
トを押圧しているため、シ−トバック左右端のウレタン
シ−トの圧縮度が、中央部より小さくなりがちである。
その場合には、硬さが一様でなくなり、ランバ−サポ−
トとしての機能が低下する。なお、ウレタンシ−トを均
一に圧縮するためには、エアバッグの左右の端部での強
度上の配慮が必要となり、コスト的に不利である。本発
明は、上記の課題の解決を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、着座用のシ−
トクッションと背凭れ用のシ−トバックとを有するシ−
ト装置に於いて、シ−トバックの内部の着座者の腰椎付
近の高さに略シ−トバック面に沿うように且つ前後方向
への変位可能に埋設されたプレ−トと、前記プレ−トの
前面側の複数箇所に配設されてそれぞれ着座者の体圧を
検出する体圧センサ群と、前記プレ−トの後面の左右に
て該プレ−トに連結されて該プレ−トに前後方向への押
引力をそれぞれ付与する2組の駆動力伝達機構と、前記
2組の駆動力伝達機構に対して制御信号に応じてそれぞ
れ駆動力を付与する2個の駆動モ−タと、前記体圧セン
サ群により検出される着座者の体圧に応じて前記2個の
駆動モ−タへ制御信号をそれぞれ出力して着座者の体圧
の平均値が所定値となる位置へ前記プレ−トをその左右
を同期させつつ変位させる制御手段とを具備せしめたも
のである。上記に於いて、駆動力伝達機構を、請求項3
の如く、各々X字形の交叉部で回動自在に連結された2
本のリンク(=Xア−ム)により構成し、プレ−トの上
方側を支持するリンクの後端をシ−トバックのフレ−ム
に沿って上下移動させることにより、プレ−トに対する
前後方向への押引力を付与するように構成してもよい。
また、請求項4の如く、リンクの分割比を工夫すること
により、押引時のプレ−トの前後方向への変位量を、下
側ほど大きくしてもよい。
【0010】
【作用】本シ−ト装置に人が座ると、前記体圧センサ群
によって体圧が検出される。また、該検出値に応じて前
記2 個の駆動モ−タが同期して駆動され、前記シ−トバ
ックの硬さを所定の基準値に近づけるべく、前記プレ−
トを、左右均等に変位させる。こうして、シ−トバック
は、常に最適な硬さに維持される。プレ−トの前後移動
がXア−ムによって行われ、且つ、その変位量が下側ほ
ど大きくなるように設定されている場合には、人体の尻
寄りほどシ−トバックが大きく押されて硬くなり、より
快適な感覚を得る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 〔1〕シ−ト装置の機構 本シ−ト装置は、図1,図2 に示すように、着座用のシ−
トクッション2 と、該シ−トクッション2 の後部から立
設されたシ−トバック5 とから成る。
【0012】[1-1] シ−トバック5 シ−トバック5 の内部には、着座者の腰椎付近の高さの
位置に、腰椎を支持するためのプレ−ト(=ランバ−サ
ポ−トプレ−ト)51が埋設されており、その前面は、易
圧縮性のウレタンシ−ト55の内表面に密接されている。
また、上記プレ−ト51は、その後面側の左右の位置に於
いて、Xア−ム(X字形の交叉部で回動自在に連結され
た2本のリンク)61a,61b 等を介して、シ−トバック5
のフレ−ム53にそれぞれ支持されており、これにより、
上記プレ−ト51の前後方向への移動が可能とされてい
る。
【0013】Xア−ム61a の上端部は、図3 に示すよう
に、上記フレ−ム53に回動可能に支持されており、一
方、下端部は、プレ−ト支持板62の中央部に回動可能に
連結されて、該プレ−ト支持板62を支持している。な
お、プレ−ト支持板62のXア−ム61a との連結部である
貫通孔62f は、Xア−ム61a,61b の下記の動きを可能と
するように、長孔形状とされている。また、Xア−ム61
b の上端部は、上記プレ−ト支持板62の上端部に回動可
能に連結されて、該プレ−ト支持板62を支持しており、
一方、下端部は、ア−ム支持板65に一体に連設されてい
る。さらに、Xア−ム61b のストロ−クA〜B(『A〜
B』は点A,点B間の距離を示す)を、Xア−ムの交叉
部Cについて分割する分割比 (A〜C)/(C〜B) は、Xア−ム61a のストロ−クD〜Eの上記交叉部Cに
ついての分割比 (D〜C)/(C〜E) よりも、大きく構成されている。これにより、下記の如
くプレ−ト51を前後方向へ押引する際の該プレ−ト51の
変位量が、下方(尻寄り)ほど大きくなり、着座者は、
より快適な着座感を得る。
【0014】上記プレ−ト支持板62は、その上下端の張
出部62a,62b で、『く』の字形状の連結板63a,63b の中
央部にそれぞれ回動可能に連結されて、該連結板63a,63
b を支持しており、該連結板63a,63b の前端部は、それ
ぞれ前記プレ−ト51の後面側の張出部51a,51b に回動可
能に連結されて、該プレ−ト51を支持している。さら
に、上記連結板63a,63b の後端部は、コイルスプリング
64a,64b の一端に接続されて引張されている。なお、該
コイルスプリング64a,64b の他端は、上記プレ−ト支持
板62の中央部寄りの張出部62c,62d に接続されている。
これにより、プレ−ト51は、無負荷時(着座者のいない
時)には、上記コイルスプリング64a,64bにより引張さ
れて、シ−トバックのパッドを押すようにして釣合い、
停止されている。また、負荷が加わった場合(着座者の
いる場合)には、着座者の動きに適合するように変位さ
れて、より快適な着座感を与える。
【0015】一方、前記ア−ム支持板65は、その下端側
の2 本の腕部65a,65b で、ナット66により回動可能に挿
通されて支持されている。該ナット66は、ギアボックス
68の出力軸であるスクリュ−67により噛合されており、
該スクリュ−67の回転に伴って上方又は下方へ変位され
る。なお、スクリュ−67の近傍には図示しない回転数セ
ンサ(センサSE1,SE2 ・図6 参照)が配設されており、
これにより、スクリュ−67の回転数が検出され、モ−タ
コントロ−ラ207(図6 参照) へ送信される。
【0016】なお、上記ギアボックス68は、図示しない
モ−タ(図6 のシ−トバックモ−タM1,or,M2)の出力軸
と一体に回転されるワイヤ69の回転を、内部の図示しな
いウォ−ムギア機構により、上記スクリュ−67の回転に
変換する装置である。
【0017】かかる機構により、プレ−ト51は、下記の
如く、前後方向へ移動される。例えば、上記シ−トバッ
クモ−タM1の駆動力により、スクリュ−67が回転してナ
ット66を上方へ変位させると、該ナット66に支持された
ア−ム支持板65が上方へ押し上げられ、これに伴い、X
ア−ム61b の下端部が上方へ変位する。このため、該X
ア−ム61b の上端部及びXア−ム61a の下端部が前方へ
変位して、プレ−ト51を前方へ変位させる。この時、X
ア−ム61a,61b の前記交叉部についての分割比が前述の
ように構成されているため、Xア−ム61a の下端部の前
方への変位量は、Xア−ム61b の上端部の前方への変位
量よりも大きくなる。即ち、着座者は、尻寄りほど硬
い、より快適な着座感を覚える。
【0018】逆に、スクリュ−67が、上記とは逆方向へ
回転して、ナット66を下方へ変位させると、該ナット66
に支持されたア−ム支持板65が下方へ引き下げられ、こ
れに伴い、Xア−ム61b の下端部が下方へ変位する。こ
のため、該Xア−ム61b の上端部及び前記Xア−ム61a
の下端部が後方へ変位して、プレ−ト51を後方へ変位さ
せる。
【0019】プレ−ト51が左右均等に前方へ変位する
と、該プレ−ト51により、前記ウレタンシ−ト55が内表
面側から押されて圧縮され、着座者は、腰椎付近に硬い
シ−トバック感を覚える。その感覚は、下側(尻寄り)
ほど大きい。逆に、プレ−ト51が左右均等に後方へ変位
すると、圧縮されていた前記ウレタンシ−ト55が弾力に
より伸長し、着座者は、腰椎付近に軟らかいシ−トバッ
ク感を覚える。
【0020】また、プレ−ト51が左右で不均等に変位す
ると、着座者によるシ−トバックの体圧分布が場所的に
不均等に変化する。これにより、着座者は、従前とは異
なったシ−トバック感を覚える。『プレ−ト51が左右で
不均等に変位する』とは、プレ−ト51の右側のみが前方
又は後方へ変位する場合、左側のみが前方又は後方へ変
位する場合、右側が前方へ変位するとともに左側が後方
へ変位する場合、右側が後方へ変位するとともに左側が
前方へ変位する場合、の何れかをいい、何れの場合も、
変位量は、尻寄りほど大きくなる。
【0021】なお、プレ−ト51の変位(左右均等の変
位、及び、左右不均等の変位)は、前記シ−トバックモ
−タM1,M2 を、シ−トバック体圧センサ群SEB(後述) の
検出結果に基づき、且つ、前記回転数センサSE1,SE2 か
らの検出信号をモニタしつつ、駆動制御することによっ
て実現される。該制御については、後述する。
【0022】また、上記の制御のため、前記ウレタンシ
−ト55の外表皮下には、複数の体圧センサSEB が、対称
の配置となるように、略等間隔で埋設されており、各セ
ンサSEB の出力信号は、それぞれ、CPU201(図6 参
照) へ入力されるように構成されている。なお、体圧セ
ンサSEB は、本実施例では、着座者による押圧力に応じ
た電圧を出力する素子である。
【0023】[1-2] シ−トクッション2 シ−トクッション2 の易圧縮性のウレタンシ−ト25の内
表面下には、6 個のスプリング21,21,・・,21 が、2 列
に均等に配設されており、上記ウレタンシ−ト25を、太
い綱線で構成された網目の大きい金網状の載置部材(不
図示)を介して支持している。
【0024】各スプリング21,21,・・,21 は、図4 に示
すように、それぞれ、スプリング支持板32上に係止され
ており、該スプリング支持板32は、一対のXア−ム31a,
31a,31b,31b,等を介して、シ−トクッションのフレ−ム
33に支持されており、これにより、上記スプリング21,
・・21の上下方向への移動が可能とされている。即ち、
Xア−ム31a,31a の上端部は上記スプリング支持板32を
支持し、下端部は上記フレ−ム33に固定されたア−ム支
持部材34に支持されている。また、Xア−ム31b,31b の
上端部は上記スプリング支持板32を支持し、下端部はナ
ット36により回動可能に挿通されて支持されている。該
ナット36は、ギアボックス38の出力軸であるスクリュ−
37により噛合されており、該スクリュ−37の回転に伴い
該スクリュ−37の軸方向に変位される。なお、各スクリ
ュ−37の近傍には、図示しない回転数センサ(センサSE
3 〜SE8 ・図6 参照)がそれぞれ配設されており、これ
により、スクリュ−37の回転数が検出され、モ−タコン
トロ−ラ207(図6 参照) へ送信される。
【0025】なお、上記ギアボックス38は、モ−タM3の
出力軸と一体に回転されるワイヤ39の回転を、内部の図
示しないウォ−ムギア機構により、上記スクリュ−37の
回転に変換する装置である。
【0026】かかる機構により、スプリング21は、下記
の如く、上下方向へ移動される。例えば、上記シ−トク
ッションモ−タM3の駆動力により、スクリュ−37が回転
してナット36を図4 の右斜め上方(=奥方向)へ変位さ
せると、該ナット36に支持されたXア−ム31b,31b の下
端部も同方向へ押される。これにより、一対のXア−ム
31a,31a,31b,31b,の上端部が上方向へ押し上げられて、
スプリング支持板32を上方へ変位させる。このため、ス
プリング21も上方へ押し上げられる。
【0027】逆に、スクリュ−37が、上記とは逆方向へ
回転して、ナット36を図4 の左斜め下方(=手前方向)
へ変位させると、該ナット36に支持されたXア−ム31b,
31bの下端部も同方向へ引かれる。これにより、一対の
Xア−ム31a,31a,31b,31b,の上端部が下方向へ引き下げ
られて、スプリング支持板32を下方へ変位させる。この
ため、スプリング21も下方へ引き下げられる。
【0028】6 個のスプリング21,21,・・,21 が全て均
等に上方へ移動すると、該スプリング21,21,・・,21 に
より、前記ウレタンシ−ト25が内表面側から上方へ押さ
れて圧縮され、着座者は、尻に硬いシ−トクッション感
を覚える。逆に、6 個のスプリング21,21,・・,21 が全
て均等に下方へ移動すると、圧縮されていたウレタンシ
−ト25が弾力により伸長して、着座者は、尻に軟らかい
シ−トクッション感を覚える。
【0029】また、6 個のスプリング21,21,・・,21の
上下移動がバラバラであり、不均等であると、着座者に
よるシ−トクッションの体圧分布が場所的に不均等に変
化する。このため、着座者は、従前とは異なったシ−ト
クッション感を覚える。『6個のスプリング21,21,・・,
21 の上下移動が不均等である』場合とは、各モ−タM3
〜M8の駆動量及び/又は駆動方向がそれぞれ異なる場合
ばかりでなく、駆動されないモ−タが在る場合をも含
む。
【0030】なお、スプリング21, ・・21の移動(均等
な移動、不均等な移動)は、前記シ−トクッションモ−
タM3〜M8を、シ−トクッション2 の体圧センサ群SEC(後
述)の検出結果に基づき、且つ、前記回転数センサSE3
〜SE8 からの検出信号をモニタしつつ駆動制御すること
により実現される。該制御については、後述する。
【0031】また、上記の制御のため、前記ウレタンシ
−ト25の外表皮下には、複数の体圧センサSEC が、対称
の配置となるように、略等間隔で埋設されており、各セ
ンサSEC の出力信号は、それぞれ、CPU201(図6 参
照) へ入力されるように構成されている。なお、体圧セ
ンサSEC は、本実施例では、着座者による押圧力に応じ
た電圧を出力する素子である。
【0032】〔2〕シ−ト装置の制御 本シ−ト装置は、図6 に示すCPU201 によって制御さ
れる。即ち、CPU201 が、各種のスイッチ入力、各種
のセンサ入力に基づき、モ−タコントロ−ラ207 に対し
て、駆動すべきモ−タを指定する信号、及び、該モ−タ
の駆動方向及び駆動量を指定する信号を出力すると、該
信号に応じ、モ−タコントロ−ラ207 は、指定されたモ
−タを、指定された態様で駆動する。これにより、シ−
トバック5 及びシ−トクッション2の、硬さ及び体圧分
布は、それぞれ最適値に制御される。
【0033】[2-1] 制御回路の構成及び制御の概略 CPU201 は、CRT画面100 を介して着座者と対話し
つつ、CRT画面100上のタッチスイッチからの入力信
号に応じて、着座者用のシ−トポジション、シ−ト硬さ
の基準値を記憶して設定し、且つ、種々の着座姿勢での
シ−トバック体圧センサ群SEB 及びシ−トクッション体
圧センサ群SEC の検出信号に基づき、着座者の体圧分布
の基準値及び逸脱値を記憶する。
【0034】ここに、CRT画面100 は、図5 に示す如
く、運転席の左側のやや前方の位置に配設されており、
通常はナビゲ−ションのディスプレイとして使用され
る。但し、上記の如き着座者の個人デ−タの記憶等に際
しては、対話型の画面表示が行われて、タッチスイッチ
として機能する。
【0035】着座者の個人デ−タが上記の如く記憶さ
れ、且つ、該デ−タに基づき、最適なシ−トポジション
が公知のシ−トスライド機構及び公知のシ−トリクライ
ニング機構によって設定され、また、シ−ト硬さが本実
施例の機構によって設定されると、CPU201 は、所定
時間毎に、シ−トバック体圧センサ群SEB 及びシ−トク
ッション体圧センサ群SEC の検出信号を取り入れ、これ
を、上記の個人デ−タと比較し、着座者の疲労が最も軽
減されるように、シ−ト硬さ、及び、体圧分布を変更さ
せる。
【0036】上記の比較に際しては、着座者の体重、及
び、体圧センサ群SEB,SEC の変化率が、ファジ−推論の
メンバ−シップ関数のデ−タとして採用される。また、
上記の比較の結果、前記の個人デ−タからの逸脱の程度
が大きい場合には、CRT画面100 上に、その旨の警告
表示が行われて、着座者に休憩を促す。
【0037】また、上記のシ−ト硬さ、体圧分布の変更
は、モ−タコントロ−ラ207 が、CPU201 からの制御
信号(=駆動すべきモ−タを指定する信号、及び、該モ
−タの駆動方向及び駆動量を指定する信号)を受けて、
該制御信号に従って、モ−タ群M1〜M8 を駆動制御する
ことにより、実現される。なお、該駆動制御に際して
は、下記の如く、回転数検出用のセンサSE1 〜SE8 の検
出信号が用いられる。
【0038】例えば、シ−トバック5 の硬さを変更した
い場合には、モ−タM1,M2 が同期して駆動される。『同
期して駆動される』とは、前記プレ−ト51の左右のXア
−ムにそれぞれ対応する前記2 つのスクリュ−67の回転
速度が同一となるように、モ−タM1,M2 が駆動制御され
ることをいう。このため、上記スクリュ−67,67 の近傍
には、該スクリュ−67,67 の回転数を検出するためのセ
ンサSE1,SE2 が、それぞれ配設されている。
【0039】同様に、シ−トクッション2 の硬さを変更
したい場合には、モ−タM3〜M8が同期して駆動される。
このため、上記と同様に、モ−タM3〜M8に対応する各ス
クリュ−37, ・・,37 の近傍には、該スクリュ−37, ・
・,37 の回転数を検出するためのセンサSE3 〜SE8 が、
それぞれ配設されている。
【0040】また、シ−トバック5 の体圧分布を最適値
に近づけたい場合には、モ−タM1,M2 が、必要な方向へ
必要な量だけ、駆動される。例えば、左側の体圧が上記
最適値より高過ぎる場合には、前記プレ−ト51の左側が
後方へ変位されるように、左側のXア−ムに対応するモ
−タが駆動される。逆に、左側の体圧が上記基準値より
低過ぎる場合には、該プレ−ト51の左側が前方へ変位さ
れるように、左側のXア−ムに対応するモ−タが駆動さ
れる。同様に、シ−トクッション2 の体圧を最適値に近
づけたい場合には、モ−タM3〜M8が、必要な方向へ、必
要な量だけ、駆動される。
【0041】なお、図6 に於いて、ROM205 には、上
記の制御を実行するためのプログラムが格納されてい
る。また、電池バックアップされたRAM203 は、上記
の制御プログラムを実行するための作業用のエリアとし
て使用されるとともに、個人デ−タの記憶にも用いられ
る。
【0042】[2-2] 制御の具体的な説明 次に、図7 〜図12に示すフロ−チャ−ト、及び、図13〜
図18に示すCRT画面100 の表示例に即して、本シ−ト
装置の制御を、具体的に説明する。
【0043】*メインル−チン等 図7 は、CPU201 での処理のメインル−チンを示し、
図8 は、図7 により所定時間間隔で起動されるタイマ割
込ル−チンを示す。CPU201 では、例えば、車両のイ
グニッションキ−のオンによって処理が開始され、ま
ず、初期設定処理(S11) が実行される。
【0044】初期設定処理(S11) では、例えば、シ−ト
ポジション、シ−トの硬さを、着座者に適合させるため
の処理が実行される。さらに、設定されたデ−タを、着
座者の個人デ−タとして記憶するための処理が実行され
る。初期設定処理の詳細については、図9,図10の説明に
即して述べる。
【0045】上記初期設定処理の終了後、タイマ割込が
設定される(S13) 。これにより、図8 のタイマ割込処理
が、所定時間(例:20分)毎に起動される。タイマ割込
処理では、シ−トバックの硬さ・体圧分布の調整、及
び、シ−トクッションの硬さ・体圧分布の調整、が制御
される。タイマ割込処理の詳細については、図11, 図12
の説明に即して述べる。
【0046】上記タイマ割込の設定後、ステップS15 、
ステップS17 の処理が、イグニッションキ−のオフが検
出されるまで、繰り返して実行される。ステップS15 で
は、上記タイマ割込処理の起動を禁止すべき事態が発生
したか否かがチェックされる。例えば、本シ−ト装置
を、強制的に安楽姿勢に設定した場合には、シ−トバッ
ク及びシ−トクッションの硬さ及び体圧分布の調整の必
要が無いため、タイマ割込処理の起動は禁止される。ま
た、ステップS17 は、CPU201 によって実行される処
理であって、本明細書の要旨に関連しない処理を、一括
して示したものである。なお、イグニッションキ−がオ
フされた場合には(S19;YES) 、本シ−ト装置等を初期状
態に戻した後(S21) 、処理を終了する。
【0047】*初期設定処理 図9 は前記初期設定処理(S11) を示し、図10は図9 のス
テップS127で実行されるCRTスイッチ受付処理を示
す。
【0048】初期設定処理では、まず、メモリ203 等の
初期化が実行され、且つ、CRT画面100 が、図13に示
す初期画面に設定される(S101)。その後、該初期画面に
於いて、何れかの画面モ−ドが選択されるまで、待機状
態が維持される(S111;NO→S113;NO →S111;NO →S113;N
O →・・・) 。
【0049】上記待機状態に於いて、『1.シ−ト調
整』が押されて、シ−ト調整モ−ドが選択された場合に
は(S111;YES)、CRT画面100 との対話方式によりシ−
トを調整する、いわゆるシ−ト調整モ−ドが設定される
(S121)。次に、シ−ト調整モ−ドの設定下で、CRT画
面100 のタッチスイッチが操作された場合には(S125;YE
S)、操作されたスイッチに対応した処理(S127)が、図10
に示すように実行される。
【0050】例えば、デ−タ選択を指令するためのスイ
ッチ(図14の『性別』『身長』『体重』を指定するスイ
ッチ等)が操作された場合には(S531;YES)、操作された
画面スイッチが選択されて反転表示される(S533)。
【0051】また、設定を確認するためのスイッチ(図
14の『OK』スイッチ等)が操作された場合には(S501;
YES)、画面上で選択されている状態(=反転表示されて
いるデ−タ)に基づいて処理が実行され、その後、次画
面が表示される(S503)。例えば、画面上で選択されてい
る『身長』『体重』デ−タに基づいて、シ−トポジショ
ンが最適位置に設定され、シ−トの硬さが最適値に設定
される。なお、該設定動作中、図15の如きメッセ−ジを
CRT画面100 上に表示してもよい。
【0052】また、画面表示の切り換えを指令するため
のスイッチ(図16の『YES』『NO』スイッチ等)が
操作された場合には(S521;YES)、指令された画面に切り
換えられる(S523)。
【0053】また、動作を指令するためのスイッチ(図
17の『前』『後』スイッチ等)が操作された場合には(S
511;YES)、指令された動作が実行され、現状の画面表示
が維持される(S513)。
【0054】なお、図18の如き画面が表示された後、画
面表示が、例えば、『運転姿勢をとって下さい』に切り
換えられた場合には、所定時間後に於いて体圧分布が測
定され、当該着座者の運転姿勢での体圧分布の基準値と
して記憶される。これは、尻ポケットに財布等が入って
いる場合等に、体圧分布が通常の基準値からずれるた
め、これを補正するためである。このことは、運転姿勢
以外の姿勢に関しても同様であり、該着座者用の逸脱値
として記憶される。
【0055】こうして、CRT画面100 上での設定が終
了した場合には(S123;YES)、CRT画面100 によって設
定された現状のデ−タが、着座者の個人デ−タとしてR
AM203 に記憶され、その後、前記シ−ト調整モ−ドが
解除される(S129)。なお、設定の終了は、CRT画面10
0 上のタッチスイッチによって指令するように構成して
もよく、また、最後のタッチスイッチの操作から所定時
間経過後に自動的に終了するように構成してもよい。
【0056】一方、前記の待機状態に於いて、『1.シ
−ト調整』以外のモ−ドが選択された場合は(S113;YE
S)、選択されたモ−ドに対応する処理が実行される。な
お、シ−トの設定デ−タとしては、デフォルト値が採用
される(S115)。
【0057】これらの処理の終了後、処理は、メインル
−チンに戻される。但し、これらの処理の終了後に表示
される図13の初期画面に於いて(S131)、他のモ−ドが選
択された場合には(S133;YES)、該他のモ−ドでの処理
が、上記と同様にして実行される。
【0058】以上のようにして、初期設定処理が行われ
る。なお、図13〜図18に示すCRT画面100 の表示は一
例を示すものであり、他の表示を行ってもよい。例え
ば、図14の画面で『体重』を指定すると、さらに、詳細
な体重デ−タが表示され、その中から選択するように構
成してもよい。
【0059】*シ−トバックの硬さ・体圧調整処理 図11は、前記のタイマ割込処理中で実行されるシ−トバ
ックの硬さ・体圧調整処理(S51) を示す。
【0060】まず、シ−トバック体圧センサ群SEB の検
出値が取り込まれ(S201)、次に、該検出値が、前記の初
期設定処理のステップS129で記憶された個人デ−タ(体
圧の基準値,逸脱値)と比較される(S203)。該比較処理
に際しては、体重と体圧センサ群SEB の変化率とが、フ
ァジ−推論のメンバ−シップ関数のデ−タとして採用さ
れる。
【0061】上記の比較の結果、体圧分布が基準値から
大きく逸脱している場合には(S211;YES)、CRT画面10
0 に、その旨の警告メッセ−ジが表示され(S213)、着座
者に休憩を促す。なお、上記メッセ−ジを点滅表示させ
たり、或いは、音声出力を行ったりして、着座者の注意
を喚起してもよい。
【0062】また、上記の比較の結果、シ−トバック5
の硬さが適切でないと判定された場合は(S221;YES)、前
記のプレ−ト51を変位させてシ−トバック5 を適切な硬
さに設定するべく、モ−タM1,M2 についての駆動用デ−
タが演算され(S223)、モ−タコントロ−ラ207 へ出力さ
れる(S241)。モ−タコントロ−ラ207 は、回転数センサ
SE1,SE2 の検出値が同一となるように監視しつつ、モ−
タM1,M2 を、上記駆動用デ−タにより指定される方向
へ、上記駆動用デ−タにより指定される量だけ、同期し
て駆動する。これにより、例えば、着座者の腰椎が、図
19に示すように、後方へ過度に湾曲していると前記体圧
センサ群SEB の検出結果より推論された場合には、プレ
−ト51が前方へ均等に変位されて、着座者の腰椎は、図
20の如く、疲労し難い最適な姿勢に矯正される。
【0063】また、上記の比較の結果、シ−トバック5
の左右の体圧分布が適正でないと判定された場合には(S
231;YES)、前記のプレ−ト51を変位させて左右均等な適
正な体圧分布を得るように、モ−タM1,M2 についての駆
動用デ−タが演算されて(S233)、モ−タコントロ−ラ20
7 へ出力される(S241)。モ−タコントロ−ラ207 は、上
記駆動用デ−タにより指定される方向へ、上記駆動用デ
−タにより指定される量だけ、モ−タM1,M2 を個別に駆
動する。これにより、着座者の体圧分布は、左右で略均
等な、適正な分布とされ、疲労が軽減される。
【0064】*シ−トクッションの硬さ・体圧調整処理 図12は、前記のタイマ割込処理中で実行されるシ−トク
ッションの硬さ・体圧調整処理(S53) を示す。本処理に
より、シ−トクッションの硬さ・体圧分布は、上記シ−
トバックの場合と同様に、適正な値に制御される。
【0065】なお、本処理は、取り込まれる検出値が、
シ−トバック体圧センサ群SEB ではなくシ−トクッショ
ン体圧センサ群SEC である点、制御対称となるモ−タが
モ−タM1,M2 ではなくモ−タM3〜M8である点、及び、モ
−タコントロ−ラ207 で採用される検出値が回転数セン
サSE1,SE2 ではなく回転数センサSE3 〜SE8 である点を
除いては、上記シ−トバックの硬さ・体圧調整処理(S5
1) と同様である。
【0066】〔3〕実施例装置の効果及び変形例 本実施例装置では、シ−トバック5 及びシ−トクッショ
ン2 の、硬さ及び体圧分布が、着座者の個人デ−タに基
づいて、所定時間間隔で、疲労の発生し難い最適な値に
制御される。このため、着座者は、比較的長時間の着座
を持続でき、また、その後にも、過度には疲労し難い。
【0067】また、シ−トバック5 及びシ−トクッショ
ン2 の、硬さ及び体圧分布の設定を変更するためのモ−
タM1〜M8が、シ−トから幾分離間されて配設されてお
り、その駆動力は、ワイヤ69,69,39,・・39を介して伝
達されている。このため、着座者には、モ−タの振動が
伝わり難く、快適な着座感を得る。
【0068】また、体圧分布が基準値から大きく逸脱し
たために、着座者の疲労が過度になったと推論された場
合には、CRT画面100 上に、その旨の警告メッセ−ジ
が表示されて、着座者に休憩を促すため、着座者は客観
的に自己の疲労度を判断することができ、過労状態での
運転が避けられる。
【0069】前記実施例では、シ−トバック5 の硬さ及
び体圧分布を変化させるためのプレ−ト51の変位を、そ
の後面の左右にそれぞれ配設されたXア−ム機構によっ
て行っている。しかし、これは、上記プレ−ト51の左右
を、前後に均一に、又は、個別に変位させ得る機構であ
れば、Xア−ムでなくともよい。
【0070】また、前記実施例では、シ−トクッション
2 の硬さ及び体圧分布の変化を、6個のスプリングを、
均一又は個別に上下移動させて実現している。しかし、
スプリングは6 個でなくともよく、また、スプリングに
換えて、他の押圧機構を上下移動させるように構成して
もよい。
【0071】
【発明の効果】以上、本発明は、腰椎の高さのシ−トバ
ックの内部に埋設したプレ−トを、その背後の左右2箇
所の位置で前後移動可能に支持し、シ−トバックの表皮
下に埋設した複数の体圧センサの検出値に応じて上記プ
レ−トを移動させて、ウレタンシ−トを圧縮又は伸長さ
せ、シ−トバックの硬さを最適に維持するようにしたシ
−ト装置である。
【0072】本発明によると、着座中、常に、シ−トバ
ックの硬さが最適に保たれる。このため、着座者は、疲
労し難く、長時間の着座が可能である。また、シ−トバ
ックの硬さを変更するためのプレ−トが、その後面の左
右2箇所で支持されて移動されるため、移動に場所的な
バラツキが生じ難く、シ−トバックの硬さが均等に保た
れる。また、ウレタンシ−トの圧縮が、実開平3−19
344号公報に記載の装置とは異なり、エアバッグでは
なく、プレ−トによって行われるため、場所的なバラツ
キが生じ難く、メインテナンス上も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるシ−ト装置の概略構成を示す説
明図である。
【図2】上記シ−ト装置を横方向から見た構成説明図で
ある。
【図3】上記シ−ト装置のシ−トバックの調整機構の説
明図である。
【図4】上記シ−ト装置のシ−トクッションの調整機構
の説明図である。
【図5】上記シ−ト装置のスイッチ兼用CRTの配置説
明図である。
【図6】上記シ−ト装置の制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】上記制御回路のCPUでの処理を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図8】上記制御回路のCPUでの割込処理を示すフロ
−チャ−トである。
【図9】図7の初期設定処理を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図10】図9のCRTスイッチ受付処理を示すフロ−
チャ−トである。
【図11】図8のシ−トバックの硬さ・体圧調整処理を
示すフロ−チャ−トである。
【図12】図8のシ−トクッションの硬さ・体圧調整処
理を示すフロ−チャ−トである。
【図13】上記シ−ト装置のスイッチ兼用CRTの画面
表示例を示す説明図である。
【図14】上記シ−ト装置のスイッチ兼用CRTの画面
表示例を示す説明図である。
【図15】上記シ−ト装置のスイッチ兼用CRTの画面
表示例を示す説明図である。
【図16】上記シ−ト装置のスイッチ兼用CRTの画面
表示例を示す説明図である。
【図17】上記シ−ト装置のスイッチ兼用CRTの画面
表示例を示す説明図である。
【図18】上記シ−ト装置のスイッチ兼用CRTの画面
表示例を示す説明図である。
【図19】疲労による悪い運転姿勢を示す説明図であ
る。
【図20】良い運転姿勢を示す説明図である。
【図21】従来のランパ−サポ−ト機構を示す説明図で
ある。
【図22】図21の要部の平面図である。
【符号の説明】
2 シ−トクッション, 5 シ−トバック, 21 スプリング, 51 プレ−ト, 25 ウレタンシ−ト, 55 ウレタンシ−
ト, 37 スクリュ−, 67 スクリュ−, 38 ギアボックス, 68 ギアボックス, 39 ワイア, 69 ワイア, 61a,61b Xア−ム, SEB 体圧センサ, SEC 体圧センサ,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座用のシ−トクッションと、その後部
    から立設された背凭れ用のシ−トバックとを有するシ−
    ト装置に於いて、 着座者の腰椎付近の高さのシ−トバック内部に、略シ−
    トバック面に沿うように、且つ、前後方向への変位可能
    に、埋設されたプレ−トと、 前記プレ−トの前面側の複数箇所に配設され、それぞれ
    着座者の体圧を検出する体圧センサ群と、 前記プレ−トの後面の左右にて該プレ−トに連結され、
    該プレ−トに、前後方向への押引力をそれぞれ付与する
    2組の駆動力伝達機構と、 前記2組の駆動力伝達機構に対し、制御信号に応じて、
    それぞれ駆動力を付与する2個の駆動モ−タと、 前記体圧センサ群により検出される着座者の体圧に応じ
    て、前記2個の駆動モ−タへ制御信号をそれぞれ出力し
    て、着座者の体圧の平均値が所定値となる位置へ、前記
    プレ−トを、その左右を同期させつつ変位させる制御手
    段と、 を有するシ−ト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記2個の駆動モ−タは、それぞれ、シ−トクッション
    及びシ−トバックから離隔して配設され、 前記2組の駆動力伝達機構は、それぞれ、対応する駆動
    モ−タの出力軸の回転力を伝達するためのワイヤ機構を
    有する、 シ−ト装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、 前記2組の駆動力伝達機構は、各々X字形の交叉部で回
    動自在に連結された2本のリンクを有し、各リンクの後
    端はシ−トバックのフレ−ムに支持されるとともに前端
    は前記プレ−トを支持し、該プレ−トの上方側を支持す
    るリンクの後端が、前記駆動モ−タの駆動力により上記
    フレ−ムに沿って上下移動されることによって、前記前
    後方向への押引力を発生される、 シ−ト装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に於いて、 前記フレ−ムに沿って後端側を上下移動されるリンクの
    前記交叉部についての分割比は、他のリンクの分割比に
    比較して、前記フレ−ム側が前記プレ−ト側より大きく
    構成されており、これにより、前記プレ−トの前後方向
    への前記押引による変位量が、該プレ−トの下側ほど大
    きくされている、 シ−ト装置。
JP36047791A 1991-09-30 1991-12-28 シ−ト装置 Pending JPH05146342A (ja)

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JP3-278814 1991-09-30
JP27881491 1991-09-30

Publications (1)

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JPH05146342A true JPH05146342A (ja) 1993-06-15

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ID=17602534

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36047791A Pending JPH05146342A (ja) 1991-09-30 1991-12-28 シ−ト装置

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JP (1) JPH05146342A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6695402B2 (en) * 2002-03-29 2004-02-24 Paul H. Sloan, Jr. Adjustable lumbar support

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6695402B2 (en) * 2002-03-29 2004-02-24 Paul H. Sloan, Jr. Adjustable lumbar support

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