JPH05145647A - ボイススイツチ回路 - Google Patents
ボイススイツチ回路Info
- Publication number
- JPH05145647A JPH05145647A JP3303486A JP30348691A JPH05145647A JP H05145647 A JPH05145647 A JP H05145647A JP 3303486 A JP3303486 A JP 3303486A JP 30348691 A JP30348691 A JP 30348691A JP H05145647 A JPH05145647 A JP H05145647A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch circuit
- voice switch
- signal
- communication network
- variable resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】周囲騒音の大小、使用する部屋の音響状態等の
周囲環境に見合った切換え動作を行なうボイススイッチ
回路を提供すること。 【構成】周囲騒音等の影響を考慮しながら可変抵抗10
4によりボイススイッチ回路100の動作特性を設定す
ると、可変抵抗104からの信号に対応するアドレス信
号がデコーダ105からROM106に出力される。R
OM106から前記アドレス信号に対応するパラメータ
が読み出され、CPU107によって前記パラメータに
基づく演算処理が行なわれ、送話状態と受話状態の切換
え動作が行なわれる。
周囲環境に見合った切換え動作を行なうボイススイッチ
回路を提供すること。 【構成】周囲騒音等の影響を考慮しながら可変抵抗10
4によりボイススイッチ回路100の動作特性を設定す
ると、可変抵抗104からの信号に対応するアドレス信
号がデコーダ105からROM106に出力される。R
OM106から前記アドレス信号に対応するパラメータ
が読み出され、CPU107によって前記パラメータに
基づく演算処理が行なわれ、送話状態と受話状態の切換
え動作が行なわれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターホン端末機等
において使用されるハウリングを防止するためのボイス
スイッチ回路に関する。
において使用されるハウリングを防止するためのボイス
スイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ハウリングを防止するための
ボイススイッチ回路がインターホン端末機、交換機等に
おいて使用されている。図3は、従来のボイススイッチ
回路を備えたインターホン端末機を示すブロック図であ
る。
ボイススイッチ回路がインターホン端末機、交換機等に
おいて使用されている。図3は、従来のボイススイッチ
回路を備えたインターホン端末機を示すブロック図であ
る。
【0003】図3において、送話用のマイク101及び
受話用のスピーカ108は、ボイススイッチ回路300
を介して通信網に接続されている。マイク101は、挿
入損失を形成する可変抵抗301を介して通信網へ接続
されると共にヒステリシス挿入回路302の入力端子に
接続されている。ヒステリシス挿入回路302の出力端
子は整流回路303を介して比較回路304の第1入力
端子に接続されている。
受話用のスピーカ108は、ボイススイッチ回路300
を介して通信網に接続されている。マイク101は、挿
入損失を形成する可変抵抗301を介して通信網へ接続
されると共にヒステリシス挿入回路302の入力端子に
接続されている。ヒステリシス挿入回路302の出力端
子は整流回路303を介して比較回路304の第1入力
端子に接続されている。
【0004】一方、通信網は、挿入損失を形成する可変
抵抗307を介してスピーカ108に接続されると共に
ヒステリシス挿入回路306の入力端子に接続されてい
る。ヒステリシス挿入回路306の出力端子は整流回路
305を介して比較回路304の第2入力端子に接続さ
れている。比較回路304の第1乃至第4出力端子は、
各々、ヒステリシス挿入回路302の制御端子、可変抵
抗301の制御端子、ヒステリシス挿入回路306の制
御端子、可変抵抗307の制御端子に接続されている。
抵抗307を介してスピーカ108に接続されると共に
ヒステリシス挿入回路306の入力端子に接続されてい
る。ヒステリシス挿入回路306の出力端子は整流回路
305を介して比較回路304の第2入力端子に接続さ
れている。比較回路304の第1乃至第4出力端子は、
各々、ヒステリシス挿入回路302の制御端子、可変抵
抗301の制御端子、ヒステリシス挿入回路306の制
御端子、可変抵抗307の制御端子に接続されている。
【0005】以上のように構成されたインターホン端末
機の動作を以下説明する。尚、初期状態として、可変抵
抗301の抵抗値は極めて小さく又、可変抵抗307の
抵抗値は極めて大きい状態にあるとする。この状態で音
声を通信網へ送信する場合、マイク101から音声を入
力すると、マイク101の出力信号は、可変抵抗301
を介して通信網へ送出される。同時にマイク101の出
力信号は、ヒステリシス挿入回路302を介して整流回
路303に出力される。整流回路303は、その入力信
号を整流したのち比較回路304の第1入力端子に出力
する。
機の動作を以下説明する。尚、初期状態として、可変抵
抗301の抵抗値は極めて小さく又、可変抵抗307の
抵抗値は極めて大きい状態にあるとする。この状態で音
声を通信網へ送信する場合、マイク101から音声を入
力すると、マイク101の出力信号は、可変抵抗301
を介して通信網へ送出される。同時にマイク101の出
力信号は、ヒステリシス挿入回路302を介して整流回
路303に出力される。整流回路303は、その入力信
号を整流したのち比較回路304の第1入力端子に出力
する。
【0006】通信網からの音声信号は、可変抵抗307
を介してスピーカ108に入力されるが、可変抵抗30
7の抵抗値が極めて大きいため、スピーカ108からは
音声出力されない。通信網からの音声信号は、ヒステリ
シス挿入回路306を介して整流回路305に出力され
る。整流回路306は、その入力信号を整流したのち比
較回路304の第2入力端子に出力する。
を介してスピーカ108に入力されるが、可変抵抗30
7の抵抗値が極めて大きいため、スピーカ108からは
音声出力されない。通信網からの音声信号は、ヒステリ
シス挿入回路306を介して整流回路305に出力され
る。整流回路306は、その入力信号を整流したのち比
較回路304の第2入力端子に出力する。
【0007】比較回路304は、第1入力端子、第2入
力端子に入力された信号を比較し、両信号の大小関係に
応じた制御信号を可変抵抗301、307及びヒステリ
シス挿入回路302、306の制御端子に出力する。マ
イク101から通話中の場合には整流回路303の出力
信号の方が整流回路305の出力信号よりも大きいた
め、比較回路304は、可変抵抗301の抵抗値を小さ
く且つ可変抵抗307の抵抗値を大きくするような制御
信号を出力すると共にヒステリシス挿入回路302、3
06が所定のヒステリシスを持つような制御信号を出力
する。
力端子に入力された信号を比較し、両信号の大小関係に
応じた制御信号を可変抵抗301、307及びヒステリ
シス挿入回路302、306の制御端子に出力する。マ
イク101から通話中の場合には整流回路303の出力
信号の方が整流回路305の出力信号よりも大きいた
め、比較回路304は、可変抵抗301の抵抗値を小さ
く且つ可変抵抗307の抵抗値を大きくするような制御
信号を出力すると共にヒステリシス挿入回路302、3
06が所定のヒステリシスを持つような制御信号を出力
する。
【0008】一方、受話の場合には、整流回路303の
出力信号が整流回路305の出力信号よりも小さいこと
から、比較回路304はこれを検出し、可変抵抗301
の抵抗値を大きく且つ可変抵抗307の抵抗値を小さく
なるように制御すると共にヒステリシス挿入回路30
2、306が送話状態とは逆のヒステリシスを持つよう
に制御する。
出力信号が整流回路305の出力信号よりも小さいこと
から、比較回路304はこれを検出し、可変抵抗301
の抵抗値を大きく且つ可変抵抗307の抵抗値を小さく
なるように制御すると共にヒステリシス挿入回路30
2、306が送話状態とは逆のヒステリシスを持つよう
に制御する。
【0009】これによって、ハウリングが防止され、良
好な送話が可能になる。
好な送話が可能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の端末機
に使用されているボイススイッチ回路は、周囲騒音の影
響を受けやすいため、周囲騒音によって送話状態と受話
状態の切換え動作が不用意に行なわれてしまうという問
題があった。また、周囲騒音の大きな場所でも誤動作し
ないように、予め電子回路のパラメータを設定してしま
うため、周囲騒音の小さな場所での通話性能(語頭語尾
切れ、割込みやすさ)が悪いという問題があった。
に使用されているボイススイッチ回路は、周囲騒音の影
響を受けやすいため、周囲騒音によって送話状態と受話
状態の切換え動作が不用意に行なわれてしまうという問
題があった。また、周囲騒音の大きな場所でも誤動作し
ないように、予め電子回路のパラメータを設定してしま
うため、周囲騒音の小さな場所での通話性能(語頭語尾
切れ、割込みやすさ)が悪いという問題があった。
【0011】さらに、比較的静かな場所で使用されるこ
とを想定してパラメータを設定してしまうと、周囲騒音
の大きな場所でのボイススイッチ回路の動作に支障が生
じるという問題があった。本発明は、前記問題点に鑑み
成されたもので、周囲騒音の大小、使用する部屋の音響
状態等の周囲環境に見合った切換え動作を行なうボイス
スイッチ回路を提供することを目的としている。
とを想定してパラメータを設定してしまうと、周囲騒音
の大きな場所でのボイススイッチ回路の動作に支障が生
じるという問題があった。本発明は、前記問題点に鑑み
成されたもので、周囲騒音の大小、使用する部屋の音響
状態等の周囲環境に見合った切換え動作を行なうボイス
スイッチ回路を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のボイススイッチ
回路は、通信網を介して受信した音声信号と前記通信網
へ送出する音声信号の大小関係に応じて送話状態と受話
状態の切換えを行なうボイススイッチ回路において、切
換え特性を設定するための設定手段と、切換え特性のパ
ラメータが記憶された記憶手段と、前記設定手段の設定
に対応する前記パラメータに基づいて所定の演算を行な
い、前記演算結果に基づいて送話状態と受話状態の切換
えを制御する演算手段とを備えて成ることを特徴として
いる。
回路は、通信網を介して受信した音声信号と前記通信網
へ送出する音声信号の大小関係に応じて送話状態と受話
状態の切換えを行なうボイススイッチ回路において、切
換え特性を設定するための設定手段と、切換え特性のパ
ラメータが記憶された記憶手段と、前記設定手段の設定
に対応する前記パラメータに基づいて所定の演算を行な
い、前記演算結果に基づいて送話状態と受話状態の切換
えを制御する演算手段とを備えて成ることを特徴として
いる。
【0013】
【作用】周囲騒音等の影響を考慮しながら設定手段によ
り切換え特性を設定すると、演算手段は、前記設定手段
の設定に対応するパラメータに基づいて所定の演算を行
ない、前記演算結果に基づいて送話状態と受話状態の切
換えを制御する。
り切換え特性を設定すると、演算手段は、前記設定手段
の設定に対応するパラメータに基づいて所定の演算を行
ない、前記演算結果に基づいて送話状態と受話状態の切
換えを制御する。
【0014】
【実施例】図1は、本発明のボイススイッチ回路を使用
したインターホン端末機の一実施例を示すブロック図で
あり、図3と同一部分には同一符号を付している。図1
において、送話用のマイク101及び受話用のスピーカ
108は、ボイススイッチ回路100を介して通信網に
接続されている。
したインターホン端末機の一実施例を示すブロック図で
あり、図3と同一部分には同一符号を付している。図1
において、送話用のマイク101及び受話用のスピーカ
108は、ボイススイッチ回路100を介して通信網に
接続されている。
【0015】マイク101は、アナログ/デジタル(A
/D)変換器102を介して中央処理装置(CPU)1
07の第1入力端子に接続されている。CPU107の
第1出力端子はデジタル/アナログ(D/A)変換器1
03を介して通信網に接続されている。ボイススイッチ
回路100の切換え特性を設定するための設定手段とし
ての可変抵抗104は、デコーダ105及び記憶手段と
しての読み出し専用メモリ(ROM)106を介して演
算手段としてのCPU107の第2入力端子に接続され
ている。ここで、デコーダ105は可変抵抗104の出
力信号をアドレスデータに変換して出力する機能を有し
ており又、ROM106には切換え特性を決定するパラ
メータが各アドレスに記憶されていると共に前記パラメ
ータに基づいて最適な切換え制御を行なうためのCPU
107の演算処理プログラムが記憶されている。
/D)変換器102を介して中央処理装置(CPU)1
07の第1入力端子に接続されている。CPU107の
第1出力端子はデジタル/アナログ(D/A)変換器1
03を介して通信網に接続されている。ボイススイッチ
回路100の切換え特性を設定するための設定手段とし
ての可変抵抗104は、デコーダ105及び記憶手段と
しての読み出し専用メモリ(ROM)106を介して演
算手段としてのCPU107の第2入力端子に接続され
ている。ここで、デコーダ105は可変抵抗104の出
力信号をアドレスデータに変換して出力する機能を有し
ており又、ROM106には切換え特性を決定するパラ
メータが各アドレスに記憶されていると共に前記パラメ
ータに基づいて最適な切換え制御を行なうためのCPU
107の演算処理プログラムが記憶されている。
【0016】一方、CPU107の第2出力端子はD/
A変換器109を介してスピーカ108に接続されてい
る。また、CPU107の第3入力端子はA/D変換器
110を介して通信網に接続されている。図2は、CP
U107の動作を説明するためのフローチャートであ
る。図2において、Lはマイク101の出力信号に相当
する信号即ちA/D変換器102の出力信号、Rは通信
網を介してA/D変換器110に入力される信号に相当
する信号即ちA/D変換器110の出力信号、LAはマ
イク101と通信網との間に挿入される挿入損失、RA
は通信網とスピーカ108との間に挿入される挿入損
失、LBはマイク101の出力信号に付与される検出損
失、RBは通信網からの信号に付与される検出損失、L
Iはマイク101に検出損失LBが付与された値である
検出値、RIは通信網からの信号に検出損失RBが付与
された値である検出値、LOはCPU107からD/A
103への出力信号即ち通信網への出力信号、ROはC
PU107からD/A変換器109への出力信号即ちス
ピーカ108への出力信号である。
A変換器109を介してスピーカ108に接続されてい
る。また、CPU107の第3入力端子はA/D変換器
110を介して通信網に接続されている。図2は、CP
U107の動作を説明するためのフローチャートであ
る。図2において、Lはマイク101の出力信号に相当
する信号即ちA/D変換器102の出力信号、Rは通信
網を介してA/D変換器110に入力される信号に相当
する信号即ちA/D変換器110の出力信号、LAはマ
イク101と通信網との間に挿入される挿入損失、RA
は通信網とスピーカ108との間に挿入される挿入損
失、LBはマイク101の出力信号に付与される検出損
失、RBは通信網からの信号に付与される検出損失、L
Iはマイク101に検出損失LBが付与された値である
検出値、RIは通信網からの信号に検出損失RBが付与
された値である検出値、LOはCPU107からD/A
103への出力信号即ち通信網への出力信号、ROはC
PU107からD/A変換器109への出力信号即ちス
ピーカ108への出力信号である。
【0017】以上のように構成されたボイススイッチ回
路100を備えたインターホン端末機の動作を以下説明
する。先ず、周囲騒音等を考慮して可変抵抗104によ
り切換え特性を設定すると、デコーダ105からは、可
変抵抗104の設定値に対応するアドレス信号が出力さ
れる。ROM106からは、前記アドレス信号に対応す
るアドレスに記憶されたパラメータデータがCPU10
7に出力される。前記パラメータデータには、雑音レベ
ル、周囲の音響特性等のパラメータが含まれている。
路100を備えたインターホン端末機の動作を以下説明
する。先ず、周囲騒音等を考慮して可変抵抗104によ
り切換え特性を設定すると、デコーダ105からは、可
変抵抗104の設定値に対応するアドレス信号が出力さ
れる。ROM106からは、前記アドレス信号に対応す
るアドレスに記憶されたパラメータデータがCPU10
7に出力される。前記パラメータデータには、雑音レベ
ル、周囲の音響特性等のパラメータが含まれている。
【0018】マイク101から出力されるアナログ音声
信号はA/D変換器102によってデジタル信号に変換
された後、CPU107に入力される。通信網からのア
ナログ音声信号はA/D変換器110によってデジタル
信号に変換された後、CPU107に入力される。CP
U107は前記パラメータデータに基づいて、ROM1
06に記憶されたプログラムによって図2で示すような
演算処理を行なう。
信号はA/D変換器102によってデジタル信号に変換
された後、CPU107に入力される。通信網からのア
ナログ音声信号はA/D変換器110によってデジタル
信号に変換された後、CPU107に入力される。CP
U107は前記パラメータデータに基づいて、ROM1
06に記憶されたプログラムによって図2で示すような
演算処理を行なう。
【0019】即ち、先ず、マイク101の出力信号に相
当する信号即ちA/D変換器102の出力信号を変数L
に読み込むと共に、通信網を介してA/D変換器110
に入力される信号に相当する信号即ちA/D変換器11
0の出力信号を変数Rに読み込む(201)。次に、L
と挿入損失LAとの掛け算を行ないその積であるLOを
算出し、Lと挿入損失LBとの掛け算を行ないその積で
ある検出値LIを算出し、Rと挿入損失RAとの掛け算
を行ないその積であるROを算出し、Rと挿入損失RB
との掛け算を行ないその積である検出値RIを算出する
(202)。
当する信号即ちA/D変換器102の出力信号を変数L
に読み込むと共に、通信網を介してA/D変換器110
に入力される信号に相当する信号即ちA/D変換器11
0の出力信号を変数Rに読み込む(201)。次に、L
と挿入損失LAとの掛け算を行ないその積であるLOを
算出し、Lと挿入損失LBとの掛け算を行ないその積で
ある検出値LIを算出し、Rと挿入損失RAとの掛け算
を行ないその積であるROを算出し、Rと挿入損失RB
との掛け算を行ないその積である検出値RIを算出する
(202)。
【0020】次に、検出値LIとRIとを比較し、検出
値LIがRIより大きい場合には、LBの値を1、LA
の値を1、RBの値をパラメータデータの値である0.
1、RAの値をパラメータデータの値である0.01に
設定する(204)。これにより送話状態となる。一
方、検出値LIがRIより大きくない場合には、LBの
値をパラメータデータの値である0.1、LAの値をパ
ラメータデータの値である0.01、RBの値を1、R
Aの値を1に設定する(206)。これにより受話状態
となる。
値LIがRIより大きい場合には、LBの値を1、LA
の値を1、RBの値をパラメータデータの値である0.
1、RAの値をパラメータデータの値である0.01に
設定する(204)。これにより送話状態となる。一
方、検出値LIがRIより大きくない場合には、LBの
値をパラメータデータの値である0.1、LAの値をパ
ラメータデータの値である0.01、RBの値を1、R
Aの値を1に設定する(206)。これにより受話状態
となる。
【0021】その後、LOをD/A変換器103に出力
すると共にROをD/A変換器109に出力し(20
5)、演算処理を終了する。D/A変換器103は、そ
の入力信号をアナログ信号に変換し通信網へ送出する。
また、D/A変換器109はその入力信号をアナログ信
号に変換しスピーカ108に送出する。
すると共にROをD/A変換器109に出力し(20
5)、演算処理を終了する。D/A変換器103は、そ
の入力信号をアナログ信号に変換し通信網へ送出する。
また、D/A変換器109はその入力信号をアナログ信
号に変換しスピーカ108に送出する。
【0022】以上のようにして、マイク101の出力信
号及びスピーカ108の出力信号の大小に応じてボイス
スイッチ回路100は、送話状態と受話状態の切換え動
作を行なう。上記実施例では、インターホン端末機にボ
イススイッチを組込んだ例を示したが、交換機等のトラ
ンクとしても使用することが可能である。
号及びスピーカ108の出力信号の大小に応じてボイス
スイッチ回路100は、送話状態と受話状態の切換え動
作を行なう。上記実施例では、インターホン端末機にボ
イススイッチを組込んだ例を示したが、交換機等のトラ
ンクとしても使用することが可能である。
【0023】また、上記実施例では、端末機側の周囲騒
音の設定を可変抵抗で行なう場合を説明したが、端末機
側で通信網側の周囲騒音の設定を行なえるようにするこ
とも可能である。さらに、上記実施例では周囲騒音の場
合を説明したが、端末機側もしくは通信網側の残響特性
を可変抵抗で行なえるようにすることも可能である。
音の設定を可変抵抗で行なう場合を説明したが、端末機
側で通信網側の周囲騒音の設定を行なえるようにするこ
とも可能である。さらに、上記実施例では周囲騒音の場
合を説明したが、端末機側もしくは通信網側の残響特性
を可変抵抗で行なえるようにすることも可能である。
【0024】また、上記実施例では設定を可変抵抗10
4により行なったが、予め用意された複数のパラメータ
(周囲騒音、残響特性の組合せ)を切換えスイッチで切
換えるようにすることも可能である。以上述べたよう
に、ボイススイッチ回路100は、ソフトウエア的に切
換え動作を行なうので、切換え特性の変更が容易に行な
うことができる。例えば、可変抵抗104により、所望
の検出ヒステリシスが生じるように、CPU107に演
算処理されるパラメータを変更する。この操作により、
端末機の周囲の条件にあわせてボイススイッチ回路10
0の切換え特性を変更設定できるので、種々の周囲騒音
レベルや残響特性等に応じた良好な通話特性を得ること
が可能となる。
4により行なったが、予め用意された複数のパラメータ
(周囲騒音、残響特性の組合せ)を切換えスイッチで切
換えるようにすることも可能である。以上述べたよう
に、ボイススイッチ回路100は、ソフトウエア的に切
換え動作を行なうので、切換え特性の変更が容易に行な
うことができる。例えば、可変抵抗104により、所望
の検出ヒステリシスが生じるように、CPU107に演
算処理されるパラメータを変更する。この操作により、
端末機の周囲の条件にあわせてボイススイッチ回路10
0の切換え特性を変更設定できるので、種々の周囲騒音
レベルや残響特性等に応じた良好な通話特性を得ること
が可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、周囲
騒音の大小、使用する部屋の音響状態等の周囲の条件に
あわせて切換え特性を変更設定できるので、種々の周囲
騒音レベルや残響特性等に応じた良好な通話特性を得る
ことが可能となる。
騒音の大小、使用する部屋の音響状態等の周囲の条件に
あわせて切換え特性を変更設定できるので、種々の周囲
騒音レベルや残響特性等に応じた良好な通話特性を得る
ことが可能となる。
【図1】本発明のボイススイッチを利用したインターホ
ン端末機一実施例を表すブロック図。
ン端末機一実施例を表すブロック図。
【図2】本発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
ト。
【図3】従来のボイススイッチ回路を利用したインター
ホン端末機を表すブロック図。
ホン端末機を表すブロック図。
100・・・ボイススイッチ回路 101・・・マイク 102、110・・・A/D変換器 103、109・・・D/A変換器 104・・・設定手段としての可変抵抗 105・・・デコーダ 106・・・記憶手段としてのROM 107・・・演算手段としてのCPU 108・・・スピーカ
Claims (1)
- 【請求項1】通信網を介して受信した音声信号と前記通
信網へ送出する音声信号の大小関係に応じて送話状態と
受話状態の切換えを行なうボイススイッチ回路におい
て、 切換え特性を設定するための設定手段と、切換え特性の
パラメータが記憶された記憶手段と、前記設定手段の設
定に対応する前記パラメータに基づいて所定の演算を行
ない、前記演算結果に基づいて送話状態と受話状態の切
換えを制御する演算手段とを備えて成ることを特徴とす
るボイススイッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3303486A JPH05145647A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | ボイススイツチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3303486A JPH05145647A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | ボイススイツチ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05145647A true JPH05145647A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17921535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3303486A Pending JPH05145647A (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | ボイススイツチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05145647A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1180892A3 (en) * | 2000-08-14 | 2005-01-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Voice switching system and voice switching method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085664A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | Nec Corp | 会議電話装置 |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP3303486A patent/JPH05145647A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6085664A (ja) * | 1983-10-17 | 1985-05-15 | Nec Corp | 会議電話装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1180892A3 (en) * | 2000-08-14 | 2005-01-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Voice switching system and voice switching method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971209 |