JPH05144981A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05144981A
JPH05144981A JP30927591A JP30927591A JPH05144981A JP H05144981 A JPH05144981 A JP H05144981A JP 30927591 A JP30927591 A JP 30927591A JP 30927591 A JP30927591 A JP 30927591A JP H05144981 A JPH05144981 A JP H05144981A
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JP
Japan
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metal film
ceramic substrate
inner leads
inner lead
semiconductor device
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Withdrawn
Application number
JP30927591A
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English (en)
Inventor
Takao Akai
孝夫 赤井
Kunio Kodama
邦雄 児玉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体チップを封止するセラミックパッケージ
を備えた半導体装置の製造方法に関し、インナーリード
のピッチを印刷の限界以下にしてインナーリードのファ
インピッチ化を図ることを目的とする。 【構成】セラミック基板1の上面に金属膜3を積層し、
該金属膜3の上にインナーリードパターンを有するマス
ク4を載せる工程と、前記マスク4から露出した前記金
属膜3をエッチング除去して前記金属膜3をパターニン
グし、前記セラミック基板1に残存した前記金属膜3を
インナーリード6とする工程とを有することを含み構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、より詳しくは、半導体チップを封止するセラミ
ックパッケージを備えた半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セラミクパッケージにおいては、例えば
図4に示すように、セラミック基板41の上面の半導体
チップ42を搭載する領域の周囲にインナーリード43
を複数形成し、インナーリード43の内端と半導体チッ
プ42の配線パッド44をボンディングワイヤ45によ
って接続するようにしている。
【0003】ところで、インナーリード43は、印刷に
よって形成しているためにそのピッチは240μm程
度、間隔は100μm程度が限界となる。これに対し
て、配線パッド44のピッチの限界は120μmとな
り、半導体集積回路の高密度化に伴って配線パッド44
の数が増えると、これと同数のインナーリード43をセ
ラミック基板41の上面に形成することは不可能にな
る。
【0004】このため、図4(a) に示すように、セラミ
ック基板41の周囲にセラミック層46、47を階段状
に複数積層し、各層46、47の上面に印刷法によって
インナーリード48、49を形成してその数を増やすよ
うにしている。
【0005】なお、インナーリード43はスルーホール
(不図示)を通してセラミック基板41底部の外部端子
50に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、印刷、多段構
造によれば、セラミック基板41及びセラミック層4
6、47の各上面に形成したインナーリード43、4
8、49の位置合わせが精度良く行えず、歩留りが低下
するといった問題がある。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであって、インナーリードのピッチを印刷の限界以
下にしてインナーリードのファインピッチ化が図れる半
導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、図1に
例示するように、セラミック基板1の上面に金属膜3を
積層し、該金属膜3の上にインナーリードパターンを有
するマスク4を載せる工程と、前記マスク4から露出し
た前記金属膜3をエッチング除去して前記金属膜3をパ
ターニングし、前記セラミック基板1に残存した前記金
属膜3をインナーリード6とする工程とを有することを
特徴とする半導体装置の製造方法により達成する。
【0009】または、図2に例示するように、少なくと
も感光剤、金属膜を含む導電性のペースト22を支持基
板21の一面に塗布した後に、該ペースト22を露光、
現像によパターニングしてインナーリード24となす工
程と、前記支持基板21上の前記インナーリード24を
グリーンシート26に押圧した後に前記支持基板21か
ら剥離する工程と、前記グリーンシート26を焼成して
セラミック基板を形成する工程とを含むことを特徴とす
る半導体装置の製造方法によって達成する。
【0010】
【作 用】本発明によれば、インナーリード6(24)の
パターンを露光・現像法を用いて形成している。
【0011】このため、インナーリード6(24)のピッ
チを100μm、間隔を40μmまで小さくしてファイ
ンピッチ化が図れ、図3(b) の部分平面図に示すよう
に、セラミック基板1(26)の上面のインナーリード6
(24)と半導体チップの配線パッドとを同数にすること
が可能になる。
【0012】
【実施例】そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。 (a)本発明の第1実施例の説明 図1は、本発明の第1実施例の製造工程を示す側面図で
ある。
【0013】図1中符号1は、アルミナ等よりなるセラ
ミック基板で、その下面に取付けた外部端子2はセラミ
ック基板1中を貫通するスルーホール(不図示)を介し
て上面に電気的に引出されるように構成されている。
【0014】このような状態において、まず図1(a) に
示すように、セラミック基板1の上面にチタン(Ti)、モ
リブデン(Mo) 等の金属膜3をスパッタ法、蒸着法等に
より5μm程度積層し、ついで、フォトレジスト4を塗
布する。
【0015】この後に、フォトレジスト4を露光、現像
し、インナーリードを形成しようとする複数の矩形状領
域Aにフォトレジスト4のパターンを残存させる(図1
(b))。
【0016】そして、フォトレジスト4をマスクにして
金属膜3をエッチングしてパターンを転写し、ついで、
フォトレジスト4を溶剤により除去する 図1(c))。こ
の場合のエッチング法としては、スパッタエッチング
法、プラズマエッチング法、反応性イオンエッチング法
等がある。
【0017】次に、ワット浴とクエン酸系浴のメッキ液
を順に使用して金属膜3の表出面にニッケル(Ni)・金
(Au)膜5を形成し、金属膜3及びNi・Au膜5をインナ
ーリード6とする(図1(d))。
【0018】このように、フォトレジストのマスクを用
いるエッチング法によれば、インナーリード6のピッチ
を100μm、間隔を40μmまで小さくでき、図3
(b) の部分拡大平面図に示すように、セラミック基板1
の上面のインナーリード6の数を半導体チップ8の配線
パッド8aと同数にすることが可能になる。
【0019】この後に、図3(a) の断面図に示すよう
に、セラミック基板1上面の周囲にセラミック枠7を接
着し、その中央に半導体チップ8を取付けた後に、半導
体チップ8上面の配線パッド8aとインナーリード6と
をボンディングワイヤ9によって接続する。
【0020】ところで、インナーリードと、ICチップ
上のパッドとの接続方法には、前記ワイヤボンディング
法のほかにTAB法があるが、TAB法はICチップ上
の複数のパッド及びインナーリードとを一度に接続する
ことができるが、インナーリードのピッチが本発明のよ
うに小さくなってくると、全てのインナーリードに対し
確実にボンディングすることは現在の技術では難しい。
一方、ワイヤボンディング法は、インナーリードのピッ
チが数10μm程度であれば確実なボンディングが可能
である。
【0021】そして、ワイヤボンディングの後に、セラ
ミック蓋10によってセラミック枠7全体を覆う。 (b)本発明の第2実施例の説明 図2は、本発明の第2実施例の製造工程を示す側面図で
ある。
【0022】図2(a) において、符号21は支持基板
で、その上にはタングステン、モリブデン等の金属粉
末、感光性樹脂等を混合してなる導電性ペースト22が
一様に塗布されている。
【0023】この状態において、まず、インナーリード
パターンが形成された感光用マスク23に紫外線を透過
させてペースト22を露光した後に、現像液によりペー
スト22を現像して潜像を顕像化すると、ペースト22
に像が転写され、これがインナーリード24となる(図
2(b))。
【0024】ついで、内部にスルーホール(不図示)、
下面にリード端子25が形成されたアルミナよりなるグ
リーンシート26を用い、このグリーンシート26の上
面に支持基板21のインナーリード24を合わせてか
ら、支持基板21をグリーンシート26に押圧し、つい
で、支持基板21を剥離すると、インナーリード24は
グリーンシート26内に埋め込まれた状態になる(図2
(c))。
【0025】この後に、グーンシート26を焼成する
と、これが硬化してセラミック基板(26)となり、そ
の上部には導電性のインナーリード24が表出した状態
となる(図2(d))。
【0026】この後に、図3(a) の断面図に示すよう
に、セラミック基板26上面の周囲にセラミック枠7を
接着し、この中に半導体チップ8を取付けた後に、半導
体チップ8上面の配線パッド8aとインナーリード24
とをボンディングワイヤ9によって接続し、最後にセラ
ミック蓋10によってセラミック枠7全体を覆う。
【0027】以上のように、この実施例によれば、感光
性樹脂を含むペースト22を用いた露光工程を経てイン
ナーリード24を形成しているために、インナーリード
24のピッチを100μm、間隔を40μmまで小さく
でき、図3(b) の部分平面図に示すように、セラミック
基板26上のインナーリード24の数を半導体チップ8
の配線パッド8aと同数にすることが可能になる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イン
ナーリードのパターンを露光、現像を行って形成したの
で、インナーリードのピッチを小さくし、セラミック基
板の上面でインナーリードと半導体チップの配線パッド
とを同数にすることができ、ワイヤボンディング法によ
るファインピッチ化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の製造工程を示す側面図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例の製造工程を示す側面図で
ある。
【図3】本発明の実施例によって形成された装置の断面
図及び部分拡大平面図である。
【図4】従来方法によって形成された装置の一例を示す
断面図及び部分拡大平面図である。
【符号の説明】
1 セラミック基板 3 金属膜 4 フォトレジスト(マスク) 5 Ni・Au膜 6 インナーリード 21 支持基板 22 ペースト 23 露光法マスク 24 インナーリード 26 グリーンテーブル(セラミック基板)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック基板(1)の上面に金属膜
    (3)を積層し、該金属膜(3)の上にインナーリード
    パターンを有するマスク(4)を載せる工程と、 前記マスク(4)から露出した前記金属膜(3)をエッ
    チング除去して前記金属膜(3)をパターニングし、前
    記セラミック基板(1)に残存した前記金属膜(3)を
    インナーリード(6)とする工程とを有することを特徴
    とする半導体装置の製造方法
  2. 【請求項2】少なくとも感光剤、金属膜を含む導電性の
    ペースト(22)を支持基板(21)の一面に塗布した
    後に、該ペースト(22)を露光、現像によパターニン
    グしてインナーリード(24)となす工程と、 前記支持基板(21)上の前記インナーリード(24)
    をグリーンシート(26)に押圧した後に前記支持基板
    (21)から剥離する工程と、 前記グリーンシート(26)を焼成してセラミック基板
    を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
JP30927591A 1991-11-25 1991-11-25 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH05144981A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117939794A (zh) * 2024-03-20 2024-04-26 大连保税区金宝至电子有限公司 一种分布式外引脚覆铜陶瓷基板的加工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117939794A (zh) * 2024-03-20 2024-04-26 大连保税区金宝至电子有限公司 一种分布式外引脚覆铜陶瓷基板的加工方法
CN117939794B (zh) * 2024-03-20 2024-05-28 大连保税区金宝至电子有限公司 一种分布式外引脚覆铜陶瓷基板的加工方法

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Effective date: 19990204