JP3120848B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
方法に関する。
等の半導体装置を製造する場合には、一例として、まず
図20(A)、(B)に示すように、ウエハ状態のシリ
コン基板(半導体基板)1上に形成された絶縁膜2に形
成された開口部3を介してシリコン基板1上に形成され
た接続パッド4が露出され、その上面全体に下地金属層
5が形成され、この下地金属層5の上面において外周部
の所定の3箇所5a及び接続パッド4に対応する部分を
除く部分にメッキレジストパターン6が形成されたもの
を用意する。この場合、下地金属層5の上面外周部の所
定の3箇所5aをメッキレジストパターン6で覆わずに
露出させるのは、この露出部5aを一方のメッキ電極と
して用いると共に、下地金属層5の上面外周部のメッキ
時のシール性を確保するためである。なお、図20
(A)において一点鎖線はダイシングストリートを示
す。
クとして且つ下地金属層5を一方のメッキ電流路として
銅等の電解メッキを行うと、メッキレジストパターン6
の開口部6a内における下地金属層5上に柱状電極7
(図21参照)が形成される。次に、メッキレジストパ
ターン6を剥離し、次いで柱状電極7をマスクとして下
地金属層5の不要な部分をエッチングして除去し、次い
で図20(A)において一点鎖線で示すダイシングスト
リートに沿ってシリコン基板1をダイシングすると、図
21に示すような半導体チップ(半導体装置)が複数個
得られる。
は、メッキ処理時における電気力線の密度の関係から、
シリコン基板1の中心部において均一であるが、外周部
に向かうに従って漸次多くなる。このため、何ら対策を
講じない場合には、シリコン基板1の外周部に形成され
る柱状電極7の高さが中心部に形成されるものよりも高
くなり、柱状電極7の高さにバラツキが生じてしまう。
そこで、図20(A)に示すように、シリコン基板1の
有効エリア(図21に示すような半導体チップが得られ
るエリア)外におけるメッキレジストパターン6にダミ
ー開口部6bを形成し、このダミー開口部6b内におけ
る下地金属層5上にダミー柱状電極を形成することによ
り、シリコン基板1の有効エリア内に形成される柱状電
極7の高さの均一化を図るようにしている。
このような半導体装置の製造方法では、シリコン基板1
の有効エリア外の大きさに限界がある上、下地金属層5
の露出部5aの形成と下地金属層5の上面外周部のメッ
キ時のシール性確保のために、シリコン基板1の外周部
に幅4〜5mm程度のエリアが必要である。したがっ
て、シリコン基板1の有効エリア外におけるダミー柱状
電極形成エリアがかなり小さくなり、シリコン基板1の
有効エリア内に形成される柱状電極7の高さを均一化し
難いという問題があった。また、ウエハ状態のシリコン
基板1にはサイズ(一般的には直径5、6、8インチの
3種類)や形状(オリエンテーションフラットやノッチ
等)の違いにより数種類あり、場合によっては、メッキ
装置としてそれぞれ専用のものを使用しなければならな
いという問題があった。この発明の課題は、ウエハ状態
のシリコン基板等の半導体基板の種類に関係なく、1つ
のメッキ装置で電解メッキを行うことができるようにす
ることである。この発明の他の課題は、ウエハ状態のシ
リコン基板等の半導体基板の有効エリア内に形成される
柱状電極の高さをより一層均一にすることである。
を有する半導体基板をトレーの一面に配置し、前記トレ
ーの一面の、前記半導体基板の周囲に金属層が形成さ
れ、前記トレーに形成された金属層と前記半導体基板の
下地金属層とを導電部材で接続し、前記半導体基板の下
地金属層及び前記トレーの金属層を被覆するマスクを形
成し、該マスクに前記下地金属層及び前記金属層の一部
を露出する開口部を形成し、該マスクを用いて前記半導
体基板及び前記金属層に電解メッキを行うようにしたも
のである。
おける半導体装置の製造に際し、当初用意したメッキ用
トレーの平面図を示し、図2(A)は図1のA−A線に
沿う断面図を示したものである。このメッキ用トレー1
1は、長方形状の絶縁性基板12の上面のほぼ中央部に
シリコン基板配置用凹部13が設けられ、絶縁性基板1
2の上面においてシリコン基板配置用凹部13及び所定
の3辺部(図1において左辺部、右辺部及び下辺部)を
除く領域に金属層14が接着剤15を介して設けられた
構造となっている。
は、一例として、まず図2(B)に示すように、厚さ1
〜4mm程度の長方形状のガラスエポキシ板等からなる
絶縁性基板12の上面の所定の3辺部(幅d1=10m
m程度)を除く領域に厚さ18μm程度の銅箔等からな
る金属層14をエポキシ樹脂等からなる接着剤15を介
して貼り付けてなるものを用意する。次に、この用意し
たものの上面のほぼ中央部に、正面フライス等を用い
て、対象となるウエハ状態のシリコン基板のサイズや形
状に応じて、それよりも直径で0.4mm程度大きいシ
リコン基板配置用凹部13を形成する。シリコン基板配
置用凹部13の深さhは、後述するように、下地金属層
を備えた状態におけるシリコン基板の厚さの1/2〜1
倍程度とする。図2(A)に示す場合には、深さhは、
下地金属層を備えた状態におけるシリコン基板の厚さと
ほぼ同じとなっている。
意した後、図3及び図4(A)に示すように、シリコン
基板配置用凹部13内にウエハ状態のシリコン基板(半
導体基板)21を配置する。この場合、シリコン基板配
置用凹部13内に配置されたシリコン基板21は、図4
(B)に示すようになっている。すなわち、シリコン基
板21上に形成された絶縁膜22に形成された開口部2
3を介してシリコン基板21上に形成された接続パッド
24が露出され、その上面全体に下地金属層25が形成
されている。
下地金属層25の上面外周部の所定の3箇所とその外側
における金属層14の上面とを導電部材26で接続す
る。この導電部材26を形成する場合には、一例とし
て、導電性ペーストをスクリーン印刷法、ディスペンサ
法、転写法等により所定の3箇所(全周も可)に塗布す
ることにより形成する。なお、導電性ペーストの代わり
に、金属箔や金属ワイヤ等を用いてもよい。導電部材2
6は、その材料に関係なく、所定の箇所に固着された後
に、後述するドライフォトレジストのラミネートによっ
て当該固着を維持される。
下地金属層25の上面を含むメッキ用トレー11の上面
にドライフォトレジスト31を重ね合わせ、この重ね合
わせたものを一対の加圧加熱ローラ32、33間を図5
(A)において右側から左側に移動させることにより、
下地金属層25の上面を含むメッキ用トレー11の上面
にドライフォトレジスト31をラミネートする。この場
合、一例として、ネガ型で厚さ120μm程度のドライ
フォトレジスト31を用い、温度80℃程度で3分間程
度のプリヒートを行った後に、一対の加圧加熱ローラ3
2、33により搬送速度1m/分程度、加圧力0.4k
g/cm2、加熱温度110℃程度でラミネートする。
そして、このドライフォトレジスト31のラミネートに
より、シリコン基板21はシリコン基板配置用凹部13
内に固定され、また上述したように導電部材26の所定
の箇所への固着が維持される。
ッキ用トレー11の上面の上辺部(残りの1辺部)のみ
にはドライフォトレジスト31はラミネートされていな
い。したがって、メッキ用トレー11の上辺部における
金属層14は、ドライフォトレジスト31によって覆わ
れずに露出されている。この金属層14の露出部の幅d
2は10〜20mm程度とする。これにより、下地金属
層25の外周部はもちろんのこと、金属層14の上辺部
を除く部分はドライフォトレジスト31によってシール
される。
り、図7及び図8(A)、(B)に示すように、メッキ
レジストパターン34を形成する。この状態では、図7
及び図8(A)、(B)に示すように、接続パッド24
に対応する部分におけるメッキレジストパターン34に
は開口部35が形成されている。また、図7及び図8
(A)に示すように、シリコン基板21の有効エリア
(図10に示すような半導体チップが得られるエリア)
外の下地金属層25上におけるメッキレジストパターン
34の各所定の箇所及びシリコン基板21の周囲の金属
層14上におけるメッキレジストパターン34の各所定
の箇所にはダミー開口部36が形成されている。
成する際の露光及び現像の具体的な一例について説明す
る。露光は、シリコン基板21上に形成されたアライメ
ントマークにより位置合わせを行って、ステッパー露光
法あるいはガラスマスクを用いた露光法により行う。露
光波長は390〜450nm程度とする。露光量は露光
波長が420nmである場合2800〜3000mJ程
度とする。現像はO2プラズマエッチングによりあるい
はNaCO31%溶液の現像液を用いて行う。ところ
で、シリコン基板21の有効エリア外におけるメッキレ
ジストパターン34に形成するダミー開口部36のパタ
ーンを本来の開口部35のパターンと同じとすると、つ
まり各開口部35、36の面積を実質的に同一にする
と、ステッパー露光法の場合には実パターンをダミー開
口部36形成用のパターンとして使用することができ、
ガラスマスクを用いた露光法の場合には特殊なパターン
のマスクを形成する必要がない。
レジストパターン34の開口部35及びダミー開口部3
6の部分に純水やメッキ液等の蒸気を当てることによ
り、少なくとも開口部35及びダミー開口部36内に蒸
気を付着させる。これは、開口部35及びダミー開口部
36内を蒸気で濡らしておくことにより、電解メッキ時
における気泡のまき込みを低減するためである。
クとして且つ金属層14、導電部材26及び下地金属層
25を一方のメッキ電流路として銅等の電解メッキを行
うと、図9(A)、(B)に示すように、メッキレジス
トパターン34の開口部35及びダミー開口部36内に
おける下地金属層25及び金属層14上に柱状電極37
及びダミー柱状電極(ダミーメッキ層)38が形成され
る。この場合の電解メッキ法としては、ディップ法、フ
ェイスダウン法、フェイスアップ法のいずれであっても
よい。ディップ法の場合には、メッキ用トレー21の上
辺部(残りの1辺部、つまり金属層14の露出部)を除
く部分をメッキ液中に浸して電解メッキを行う。すなわ
ち、金属層14の露出部はメッキ液中に浸さずに、外部
メッキ電極として使用する。
リコン基板配置用凹部13の周囲に金属層14が設けら
れたメッキ用トレー11を用い、金属層14を一方のメ
ッキ電流路として電解メッキを行うようにしているの
で、メッキ用トレー11のシリコン基板配置用凹部13
のサイズや形状を変えることにより、シリコン基板21
の種類に関係なく、1つのメッキ装置で電解メッキを行
うことができる。また、メッキ用トレー11のシリコン
基板配置用凹部13に配置されたシリコン基板21の表
面側に柱状電極37を形成すると共に、シリコン基板2
1の周囲における金属層14上にダミー柱状電極38を
形成しているので、シリコン基板21の周囲の金属層1
4上におけるダミー柱状電極形成エリアを十分な大きさ
とすることができ、したがってシリコン基板21の有効
エリア内に形成される柱状電極37の高さをより一層均
一にすることができる。特に、シリコン基板21の周囲
における金属層14上をダミー柱状電極形成エリアとし
ているので、有効エリアの直ぐ近くにダミー柱状電極形
成エリアを設けることができ、したがって十分な効果を
得ることができる。
剤を用いて所定の温度を加えて剥離する。次に、メッキ
用トレー11のシリコン基板配置用凹部13からシリコ
ン基板21を取り出す。次に、柱状電極37及びダミー
柱状電極38をマスクとして下地金属層25の不要な部
分をドライエッチングまたはウェットエッチングして除
去する。次に、図7(A)において一点鎖線で示すダイ
シングストリートに沿ってシリコン基板21をダイシン
グすると、図10に示すような半導体チップ(半導体装
置)が複数個得られる。
は、ウエハ状態のシリコン基板21をメッキ用トレー1
1に取り付けた状態で運搬等の取り扱いが可能であるの
で、ウエハ状態のシリコン基板21のみの場合と比較し
て、ウエハ状態のシリコン基板21の運搬等の取り扱い
が容易となる上、ウエハ状態のシリコン基板21へのダ
メージを低減することができる。また、ウエハ状態のシ
リコン基板21外にダミー柱状電極形成エリアを設ける
ことができるので、ウエハからのチップの取り数を多く
することが可能となる。
図9(A)に示すように、メッキレジストパターン34
のダミー開口部36内における金属層14上にダミー柱
状電極38を形成しているので、金属層14及びダミー
柱状電極38を共に例えば銅によって形成すると、メッ
キ用トレー11を再利用することができない。すなわ
ち、メッキレジストパターン34を剥離し、メッキ用ト
レー11のシリコン基板配置用凹部13からシリコン基
板21を取り出し、この後、ダミー柱状電極38をエッ
チングして除去すると、金属層14も同時に除去され
る。したがって、メッキ用トレー11を再利用すること
ができない。
ることができるこの発明の第2実施形態について説明す
る。まず、図11(A)、(B)に示すように、厚さ1
〜4mm程度の長方形状のガラスエポキシ板等からなる
絶縁性基板12の上面の所定の3辺部を除く領域に厚さ
18μm程度の銅箔からなる第1金属層14をラミネー
トしてなるものを用意する。次に、図20(A)、
(B)に示すように、第1金属層14の上面に、電解メ
ッキにより、金やプラチナ等の銅のエッチング液にてエ
ッチングされない金属からなる第2金属層16を厚さ2
〜3μm程度に形成する。
に、第2金属層16を含む絶縁性基板12の上面の上辺
部及び下辺部を除く領域に、耐薬品性及び耐熱性を有す
るポリイミドフィルム等からなる絶縁性フィルム(非感
光性樹脂シート)17をラミネートする。絶縁性フィル
ム17の厚さは、形成すべき柱状電極の高さよりも適宜
に厚くなっている。次に、図14(A)、(B)に示す
ように、絶縁性フィルム17等を含む絶縁性基板12の
上面のほぼ中央部に、正面フライス等を用いて、シリコ
ン基板配置用凹部13を形成する。シリコン基板配置用
凹部13の深さは、絶縁性フィルム17を除いた場合、
図2(A)に示す場合と同じとする。また、絶縁性基板
12の4角に取付用孔18を形成する。
に、CO2レーザ等の照射により、シリコン基板配置用
凹部13の周囲における絶縁性フィルム17に幅2mm
程度のリング状の溝(開口部)19を形成し、この溝1
9を介して第2金属層16を露出させる。かくして、こ
の実施形態におけるメッキ用トレー11が形成される。
ー11の他の形成方法について説明する。第1に、図1
2に示す状態においてシリコン基板配置用凹部13及び
取付用孔18を形成し、次いで絶縁性フィルム17をラ
ミネートし、次いで絶縁性フィルム17のシリコン基板
配置用凹部13に対応する部分をカットして除去するよ
うにしてもよい。第2に、図12に示す状態においてシ
リコン基板配置用凹部13及び取付用孔18を形成し、
次いで絶縁性フィルム17をラミネートし、次いで絶縁
性フィルム17のシリコン基板配置用凹部13に対応す
る部分及び溝19に対応する部分をフォトリソグラフィ
法により除去するようにしてもよい。第3に、図12に
示す状態においてシリコン基板配置用凹部13及び取付
用孔18を形成し、次いで図15を参照して説明する
と、スクリーン印刷法により、開口部13及び溝19を
有する絶縁層17を形成するようにしてもよい。
用いて半導体装置を製造する場合について説明する。ま
ず、図16(A)、(B)に示すように、シリコン基板
配置用凹部13内にウエハ状態のシリコン基板21を配
置する。この場合も、シリコン基板21の上面には下地
金属層25が形成されている。次に、溝19を介して露
出された第2金属層16の上面の所定の3箇所とその内
側における下地金属層25の上面とを銅からなる導電部
材26で接続する。
に、下地金属層25の上面のみにメッキレジストパター
ン34を形成する。この状態では、メッキレジストパタ
ーン34には開口部35及びダミー開口部36が形成さ
れている。次に、電解メッキの前処理として、少なくと
も開口部35、ダミー開口部36及び溝19内に蒸気を
付着させる。次に、メッキレジストパターン34及び絶
縁性フィルム17をマスクとして且つ両金属層14、1
6、導電部材26及び下地金属層25を一方のメッキ電
流路として銅の電解メッキを行うと、図示していない
が、メッキレジストパターン34の開口部35及びダミ
ー開口部36内における下地金属層25上に柱状電極及
びダミー柱状電極(ダミーメッキ層)が形成され、また
絶縁性フィルム17の溝19内における第2金属層16
上にダミーメッキ層が形成される。
基板配置用凹部13に配置されたシリコン基板21の表
面側に柱状電極を形成すると共に、シリコン基板21の
周囲における第2金属層16上にダミーメッキ層を形成
しているので、シリコン基板21の周囲の第2金属層1
6上におけるダミーメッキ層形成エリアを十分な大きさ
とすることができ、したがってシリコン基板21の有効
エリア内に形成される柱状電極の高さをより一層均一に
することができる。また、絶縁性フィルム17の厚さは
形成すべき柱状電極の高さよりも適宜に厚くなっている
ので、その溝19内に形成されるダミーメッキ層が溝1
9外に盛り上がるように形成されないようにすることが
できる。
する。次に、メッキ用トレー11のシリコン基板配置用
凹部13からシリコン基板21を取り出す。次に、柱状
電極及びダミー柱状電極をマスクとして下地金属層25
の不要な部分をドライエッチングまたはウェットエッチ
ングして除去する。次に、図17(A)において一点鎖
線で示すダイシングストリートに沿ってシリコン基板2
1をダイシングすると、図10に示す場合と同様の半導
体チップ(半導体装置)が複数個得られる。
配置用凹部13からシリコン基板21を取り出した状態
におけるメッキ用トレー11は図18に示すようにな
る。すなわち、この状態におけるメッキ用トレー11
は、図15(B)に示す初期の状態と異なり、絶縁性フ
ィルム17の溝19内における第2金属層16上にダミ
ーメッキ層20が形成されている。この場合、ダミーメ
ッキ層20は銅からなり、第2金属層16は、金やプラ
チナ等の銅のエッチング液にてエッチングされない金属
からなっている。したがって、ダミーメッキ層20(場
合によっては銅からなる導電部材26を含む)をウェッ
トエッチングして除去しても、第2金属層16及びその
下の銅からなる第1金属層14はエッチングされずにそ
のまま残存する。この結果、メッキ用トレー11を再利
用することができる。
(A)を参照して説明すると、銅からなる金属層14の
上面に金やプラチナ等からなる金属層を設けた場合に
は、上記第2実施形態の場合と同様に、メッキ用トレー
11を再利用することができる。
ー11を用いて、シリコン基板21の接続パッド24上
に柱状電極37を形成する場合について説明したが、こ
れに限定されるものではない。例えば、図19に示すこ
の発明の第3実施形態のように、CSP(Chip Size Pac
kage)と呼ばれる半導体装置の製造に際し、メッキ用ト
レー11を用いて、シリコン基板41上に再配線46及
び柱状電極47を形成するようにしてもよい。
方法について簡単に説明する。まず、ウエハ状態のシリ
コン基板41上に形成された絶縁膜42に形成された開
口部43を介してシリコン基板41上に形成された接続
パッド44が露出され、その上面全体に下地金属層45
が形成されたものを用意する。そして、図1または図1
5に示すメッキ用トレー11を用い、再配線形成用のメ
ッキレジストパターンを形成し、電解メッキにより下地
金属層45上に銅等からなる再配線46を形成する。こ
のとき、図1に示すメッキ用トレー11を用いる場合に
は、再配線形成用のメッキレジストパターンに、再配線
形成用の本来の開口部のほかに、ダミー配線形成用の開
口部を形成するようにしてもよい。次に、再配線形成用
のメッキレジストパターンを剥離し、次いで柱状電極形
成用のメッキレジストパターンを形成し、次いで電解メ
ッキにより再配線46上に銅等からなる柱状電極47を
形成する。このとき、図1に示すメッキ用トレー11を
用いる場合には、柱状電極形成用のメッキレジストパタ
ーンに、柱状電極形成用の本来の開口部のほかに、ダミ
ー柱状電極形成用の開口部を形成し、下地金属層45を
カソード電極側とする電解メッキにより各開口部内に柱
状電極47(ダミー柱状電極を含む)を形成する。次
に、柱状電極47及び再配線46をマスクとして下地金
属層45の不要な部分をエッチングして除去し、次いで
柱状電極47を除く上面全体に樹脂封止膜48を形成
し、次いでシリコン基板41をダイシングストリートに
沿ってダイシングする。かくして、図19に示す半導体
装置が得られる。
ば、金属層が形成されたトレーを用い、このトレーに形
成された金属層と半導体基板の下地金属層とを導電部材
で接続して電解メッキを行うようにしているので、トレ
ーの半導体基板配置領域のサイズや形状を変えることに
より、半導体基板の種類に関係なく、1つのメッキ装置
で電解メッキを行うことができる。この場合、トレーの
半導体基板配置領域に配置された半導体基板の下地金属
層上に柱状電極を形成すると共に、半導体基板の周囲に
おける金属層上にダミーメッキ層(ダミー柱状電極)を
形成するようにすると、半導体基板の周囲の金属層上に
おけるダミーメッキ層形成エリアを十分な大きさとする
ことができ、したがって半導体基板の有効エリア内に形
成される柱状電極の高さをより一層均一にすることがで
きる。
製造に際し、当初用意したメッキ用トレーの平面図。
はメッキ用トレーの形成方法の一例を説明するために示
す断面図。
そのシリコン基板の部分の一部の拡大断面図。
(B)はそのシリコン基板の部分の一部の拡大断面図。
そのシリコン基板の部分の一部の拡大断面図。
(B)はそのシリコン基板の部分の一部の拡大断面図。
た半導体装置の断面図。
ッキ用トレーの形成に際し、当初用意したものの平面
図、(B)はそのB−B線に沿う断面図。
(B)はそのB−B線に沿う断面図。
(B)はそのB−B線に沿う断面図。
(B)はそのB−B線に沿う断面図。
(B)はそのB−B線に沿う断面図。
て半導体装置を製造する場合の当初の製造工程の平面
図、(B)はその所定の部分の断面図。
(B)はその所定の部分の断面図。
(B)はその所定の部分の断面図。
造された半導体装置の断面図。
を説明するために示す平面図、(B)はそのB−B線に
沿う一部の拡大断面図。
装置の断面図。
Claims (10)
- 【請求項1】 下地金属層を有する半導体基板をトレー
の一面に配置し、前記トレーの一面の、前記半導体基板
の周囲に金属層が形成され、前記トレーに形成された金
属層と前記半導体基板の下地金属層とを導電部材で接続
し、前記半導体基板の下地金属層及び前記トレーの金属
層を被覆するマスクを形成し、該マスクに前記下地金属
層及び前記金属層の一部を露出する開口部を形成し、該
マスクを用いて前記半導体基板及び前記金属層に電解メ
ッキを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記トレ
ーは凹部を有し、前記半導体層は前記凹部に収納される
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
前記金属層は前記半導体基板の周囲全体に形成されてい
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の発明において、前記マス
クに形成された開口部は、全て実質的に同一面積を有す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の発明において、前記金属
層を被覆するマスクに形成された開口部は、前記半導体
基板の周囲にリング状に形成されていることを特徴とす
る半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の発明において、前記マス
クはフォトレジストであることを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の発明において、前記半導
体基板の下地金属層を被覆するマスクはフォトレジスト
であり、前記金属層を被覆するマスクは非感光性樹脂シ
ートであることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項4〜7のいずれかに記載の発明に
おいて、前記マスクに前記開口部を形成した後で電解メ
ッキを行う前に、少なくとも前記マスクの開口部内に蒸
気を当てることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の発明に
おいて、前記金属層の少なくとも上層は、電解メッキに
より形成されるメッキ金属のエッチング液にてエッチン
グされない金属からなることを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の発明
において、前記半導 体基板の下地金属層上に電解メッキ
により柱状電極を形成することを特徴とする半導体装置
の製造方法。
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JP11254001A Expired - Fee Related JP3120848B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-09-08 | 半導体装置の製造方法 |
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