JPH0514430A - 搬送波再生回路 - Google Patents

搬送波再生回路

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JPH0514430A
JPH0514430A JP3161180A JP16118091A JPH0514430A JP H0514430 A JPH0514430 A JP H0514430A JP 3161180 A JP3161180 A JP 3161180A JP 16118091 A JP16118091 A JP 16118091A JP H0514430 A JPH0514430 A JP H0514430A
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JP
Japan
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phase
signal
carrier
generator
output
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JP3161180A
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English (en)
Inventor
Yasunori Yoshizawa
康則 吉沢
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディジタル処理型の直交同期復調装置の搬送波
再生回路における波形発生回路を時分割使用して回路規
模の縮小を図る。 【構成】周期Tで入力される位相信号24は0〜2πの
位相を表し、位相変換器15はEORゲート31とイン
バータ32とにより入力信号24よりもπ/2位相が進
んでいる位相信号34を作成し、T/2で2系統の信号
の選択が切替わるセレクタ33を経て位相信号25を出
力し、搬送波発生器16は位相信号25を入力してT/
2の波形信号26を出力するROMで、SIN波形とC
OS波形とをT/2時間毎に交互に出力し、この出力信
号はS/P変換器17により周期Tの直交する2系列の
再生搬送波信号27を再生する。 【効果】1種類、1個のROMでLSI化できるためチ
ップサイズの縮小が可能となると共に、開発・設計時間
の削減が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送波再生回路に関し、
特にディジタル処理型の直交同期復調装置の搬送波再生
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル処理型の直交同期復調
装置で用いられてる搬送波再生回路は、図5に示すよう
に、準直交同期復調された2系列の時系列信号をシンボ
ル中央点で標本化したディジタル信号と、互いに直交す
る2系列の再生搬送波信号とを入力し直交同期復調を行
なう複素乗算器11と、この複素乗算器11の出力によ
り再生搬送波信号の位相誤差を検出する位相検出器12
と、この位相検出器12の出力についてろ波処理をおこ
なうループフィルタ13と、このループフィルタ13の
出力を積分し位相を出力する位相発生器14と、この位
相発生器14の出力により互いに直交する2系列の再生
搬送波信号を発生する搬送波発生器16aとを有してい
る。例えば、特開平1−274548号「復調装置」参
照。
【0003】搬送波発生器16aは、位相発生器14か
ら入力した0〜360°に相当するNビットの位相情報
を入力しMビットのSIN信号およびCOS信号を出力
するもので、図6に示すようにSIN信号用およびCO
S信号用にMビット×2N ワードのROM38,39を
二種類用いている。これらROM38,39は同一の位
相信号により同時刻にアサインされ、標本化され周期T
で動作している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の搬送波
再生回路は、搬送波発生器16bとしてSIN信号用お
よびCOS信号用の2種類のROM38,39を使用し
ているため部品点数が多くなるなどの問題点があった。
特にLSI化する上では2個のROMを用いることはチ
ップサイズを大きくするばかりでなく、レイアウト設計
やテスト方法を複雑化するなどの問題があり、搬送波発
生器の簡単化・小規模化を行い搬送波再生回路全体とし
ての回路規模の縮小を計る必要がある。
【0005】本発明の目的は、このような問題を解決
し、部品点数を少くし、回路規模を小さくした搬送波再
生回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送波再生回路
の構成は、準直交同期復調された2系列の時系列信号を
シンボル中央点で標本化したディジタル信号と互いに直
交する2系列の再生搬送波信号とを入力とし直交同期復
調を行なう複素乗算器と、この複素乗算器の出力復調信
号から前記再生搬送波信号の位相誤差を検出する位相検
出器と、この位相検出器の出力にろ波処理を行なうルー
プフィルタと、このループフィルタの出力を積分し位相
を出力する位相発生器と、この位相発生器より周期Tで
入力される位相信号から90°進相あるいは90°遅相
した位相信号を作成しこの位相信号を入力位相信号との
2信号を交互にT/2の周期で出力すう位相変換器と、
この位相変換器の出力位相信号からSIN波形を生成す
る搬送波発生器と、この搬送波発生器の出力である周期
T/2のデータを周期Tの2系列のデータにシリアル・
パラレル変換して前記再生搬送波信号を出力するS/P
変換器とを備え、前記搬送波発生器を時分割して用いる
ことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の搬送波再生回路の
ブロック図である。本実施例は、搬送波発生器16の前
後に位相変換器15及びS/P変換回路17を用いて、
搬送波発生器16を時分割で使用する構成となってい
る。
【0008】準直交同期復調されシンボル中央点で標本
化された2系列の準復調信号20は、複素乗算器11に
おいて互いに直交する2系列の再生搬送波信号27との
複素乗算により直交同期復調が行われ2系列の復調信号
21が得られる。位相検出器12では2系列の復調信号
21から準復調信号20と再生搬送波信号27との位相
誤差を検出して位相誤差信号22を出力する。この位相
誤差信号22は、ループフィルタ13にりよりろ波処理
されループフィルタ出力信号23となる。このループフ
ィルタ出力信号12は位相発生器14で積分されて位相
信号24となる。
【0009】位相変換器15は位相信号24の半分の周
期で位相信号24から90°進んだあるいは90°遅れ
た位相信号と位相信号24とを交互に時分割して位相信
号25を出力し、搬送波発生器16は入力される位相信
号に対してSIN波形を出力するROMで、位相信号2
5に対応する波形信号26を出力する。S/P変換器1
7は波形信号26を交互に2系列に振り分け倍の周期と
するシリアルからパラレルへの変換器で互いに直交する
2系列の再生搬送波信号27を出力する。
【0010】図2は図1の位相変換器、搬送波発生器、
S/P変換器の詳細な構成の一例のブロック図を示して
いる。位相信号24は位相発生器14より周期Tで入力
され、0〜360°の位相をNビットのオフセットバイ
ナリ形式で表現しているものとし、ここで第Nビットが
MSBとなる。
【0011】位相変換器15は、EORゲート31によ
り第Nビットと第N−1ビットの排他的論理和をとり第
Nビットとし、インバータ32により第N−1ビットを
反転することにより位相信号24よりも90°位相が進
んでいる位相信号34を作成することが出来る。さら
に、T/2周期で2系統の信号の選択が切り替わるセレ
クタ33により位相信号24と位相信号34とをT/2
周期で交互に1系統の信号としてまとめ位相信号25と
して出力する。
【0012】搬送波発生器26は、0〜360°の位相
を表現する2N 値のオフセットバイナリ形式のデータを
アドレス入力として0〜360°の位相に対応するSI
N波形をMビットで出力するMビット×2N ワードのR
OM35で、位相信号25を入力としてMビット・T/
2周期の波形信号26を出力している。COS波はSI
N波よりも90°位相が進んだ波であるので、90°進
んだ位相でROM35がアサインされた場合の出力はC
OS波形をT/2時間毎に交互に出力していることにな
る。
【0013】S/P変換器27はT/2周期の波形信号
26をT/2時間ずれている周期Tの二つのクロック信
号で周期Tの2系列の信号に分離するレジスタ36,3
7で構成され、90°位相が異なる直交する2系列の再
生搬送波信号27、すなわちSIN波形とCOS波形を
出力する。
【0014】図3は、図2においてN=4とした場合の
位相に対する波形出力を表した波形図で、EORゲート
31により第4ビットと第3ビットの排他的論理和をと
り第4ビットとし、インバータ32により第3ビットを
反転した時に位相は90°進んだものとなり、そのとき
のROM35の出力はCOS波となることを示してい
る。
【0015】以上の説明では90°進んだ位相信号を作
る場合を示したが、90°遅れた位相信号を作る場合
は、EORゲート31をENORゲートに置き変えれば
良い。この場合は再生搬送波信号27はSIN波と−C
OS波となる。
【0016】図4は、本発明の第2の実施例のブロック
図で、図2におけるNビット位相信号の第Nビットはそ
のままROM35の出力波形の符号である第Mビットを
表していることに着目して、ROMの容量を小さくなる
ような構成にした例である。このとき場合、ROM35
aは0〜180°分の波形情報、すなわちSIN波の振
幅情報のみを持っていればよいのでROMサイズは(M
−1)ビット+2N-1ワードとなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、直交する
2系列の再生搬送波信号を作成するために用いていたS
IN波形用とCOS波形用の二つの搬送波発生器を、デ
ィジタル信号であるという利点を活かし小規模の付加回
路を用いて、1個の搬送波発生器として時分割使用する
ことにより、大きな面積を占めている搬送波発生器の小
規模化を行うことができ、搬送波再生回路全体としての
回路規模の縮小が行えるという効果がある。
【0018】また、搬送波再生回路をLSI化する上で
は1種類のROMのレイアウト設計を行えばよいため設
計時間が減り、テスト時間の短縮も行えるなど、設計・
製造・検査の全体においてコストダウンが図れるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の搬送波再生回路のブロック
図。
【図2】図1の位相変換器、搬送波発生器、S/P変換
器部分の一例のブロック図。
【図3】図2においてN=4としたときの位相と波形と
の関係を示した波形図。
【図4】図1の位相変換器、搬送波発生器、S/P変換
器部分の他の例のブロック図。
【図5】従来例の搬送波再生回路のブロック図。
【図6】図5の従来の搬送波再生回路における搬送波発
生器のブロック図。
【符号の説明】
11 複素乗算器 12 位相検出器 13 ループフィルタ 14 位相発生器 15,15a 位相変換器 16,16a 搬送波発生器 17 S/P変換器 20 準復調信号 21 復調信号 22 位相誤差信号 23 ループフィルタ出力信号 24 位相信号 25 1/2周期の位相信号 26 波形信号 27 再生搬送波信号 31 EORゲート 32 インバータ 33 セレクタ 34 90°進みの位相信号 35 Mビット×2N のワードのROM 35a (M−1)ビット×2N-1 ワードROM 36,37 レジスタ 38 SIN波用ROM 39 COS波用ROM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 準直交同期復調された2系列の時系列信
    号をシンボル中央点で標本化したディジタル信号と互い
    に直交する2系列の再生搬送波信号とを入力とし直交同
    期復調を行なう複素乗算器と、この複素乗算器の出力復
    調信号から前記再生搬送波信号の位相誤差を検出する位
    相検出器と、この位相検出器の出力にろ波処理を行なう
    ループフィルタと、このループフィルタの出力を積分し
    位相を出力する位相発生器と、この位相発生器より周期
    Tで入力される位相信号から90°進相あるいは90°
    遅相した位相信号を作成しこの位相信号を入力位相信号
    との2信号を交互にT/2の周期で出力すう位相変換器
    と、この位相変換器の出力位相信号からSIN波形を生
    成する搬送波発生器と、この搬送波発生器の出力である
    周期T/2のデータを周期Tの2系列のデータにシリア
    ル・パラレル変換して前記再生搬送波信号を出力するS
    /P変換器とを備え、前記搬送波発生器を時分割して用
    いることを特徴とするディジタル処理型の直交同期復調
    装置の搬送波再生回路。
  2. 【請求項2】 搬送波発生器がSIN波形を出力するR
    OMからなる請求項1記載の搬送波再生回路。
JP3161180A 1991-07-02 1991-07-02 搬送波再生回路 Pending JPH0514430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104281A (ja) * 1999-10-13 2001-04-17 Ge Yokogawa Medical Systems Ltd ダイレクトデジタルシンセサイザおよびmri装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6211309A (ja) * 1985-07-09 1987-01-20 Toshiba Corp 波形記憶装置
JPH01274548A (ja) * 1988-04-26 1989-11-02 Nec Corp 復調装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980512