JPH05144130A - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

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JPH05144130A
JPH05144130A JP3329986A JP32998691A JPH05144130A JP H05144130 A JPH05144130 A JP H05144130A JP 3329986 A JP3329986 A JP 3329986A JP 32998691 A JP32998691 A JP 32998691A JP H05144130 A JPH05144130 A JP H05144130A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばID信号等の記録信号を確実に再生で
きるようにする。 【構成】 エラー検出回路22が、磁気ヘッドHAおよ
びHBによって読み取られた記録信号のエラーを検出
し、システムコントローラ100が、検出されたエラー
に応じてトラッキングコントロールを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ(VTR)に好適な信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63ー100563号公報には、
磁気ヘッドのトラッキングコントロールを行うVTRが
開示されている。このVTRにおいては、記録時、磁気
テ−プ上に、2つの磁気ヘッドHA,HBによって順次
形成される記録トラックTA,TB,TA,TB・・・
に周波数がf1,f2,f3,f4,f1,....の
ように循環的に変化する4種類のトラッキングサ−ボ用
のパイロット信号が記録され、再生時、両隣接トラック
の信号の漏れを検出することによりトラッキングコント
ロールが行われる。
【0003】一方、ハイバンド8ミリVTRの新パルス
コード変調(以下、「PCM」と称す)システムでは、
ID信号として、スタートフラグやエディットフラグが
記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記ID信号等の記録
信号は、特にFF(早送り)/REW(早戻し)等の高
速サーチ時に、確実に再生できるようにする必要があ
る。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、記録信号を確実に再生できる信号再生装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の信号再
生装置は、記録媒体(例えば、実施例の磁気テープ2)
に記録された信号を読み取る読取手段(例えば、実施例
の磁気ヘッドHAおよびHB)のトラッキングコントロ
ールを行う信号再生装置(例えば、実施例の磁気VT
R)であって、読取手段によって読み取られた信号のエ
ラーを検出するエラー検出手段(例えば、実施例のエラ
ー検出回路22)と、このエラー検出手段の出力に応じ
て、トラッキングコントロールを行う制御手段(例え
ば、実施例のシステムコントローラ100,100Aま
たは100B)とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の信号再生装置は、記録媒
体に記録された信号が、パルスコード変調デイジタルデ
ータであることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の構成の信号再生装置においは、制御
手段が、エラー検出手段から出力される読取手段によっ
て読み取られた記録信号のエラーに応じて、トラッキン
グコントロールを行うので、記録信号を確実に再生でき
る。
【0009】請求項2の構成の信号再生装置において
は、制御手段が、読取手段によって読み取られたパルス
コード変調デイジタルデータのエラーに応じて、トラッ
キングコントロールを行うので、例えばスタートフラグ
やエディットフラグ等のIDを確実に再生することがで
きる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。この実施例は、本発明を8ミリVTRに
適用したものである。回転ドラム1には、互いにアジマ
ス角を異にする一対の磁気ヘッドHAおよびHBが、1
80゜の角度間隔をもって取り付けられている。また、
磁気テ−プ2は、回転ドラム1の周面に216゜の角度
範囲で斜めにめぐらされて走行させられる。磁気テープ
2には、上記216゜中、180゜の範囲には、ビデオ
信号、FM音声信号およびトラッキングサーボ用パイロ
ット信号が記録され、36゜の範囲には、PCM音声信
号およびトラッキングサーボ用パイロット信号が記録さ
れる。
【0011】磁気ヘッドHAおよびHBが1フレ−ムで
1回転し、奇数フィ−ルドでは磁気ヘッドHAが磁気テ
−プ2上を走査し、偶数フィ−ルドでは磁気ヘッドHB
が磁気テ−プ2上を走査するように構成されている。磁
気テ−プ2上には、記録時、磁気ヘッドHAおよびHB
によって傾斜した記録トラックTAおよびTB(図示せ
ず、特開昭63ー100653号公報参照))が交互に
順次形成される。このように順次形成される記録トラッ
クTA,TB,TA,TB・・・には周波数がf1,f
2,f3,f4,f1,....のように循環的に変化
する4種類のトラッキングサ−ボ用のパイロット信号が
ビデオ信号(低域変換色信号とFM変調輝度信号との合
成信号)、音声FM(AFM)信号およびPCM音声信
号と周波数多重されて記録される。
【0012】パイロット信号の周波数f1乃至f4は、
低域変換色信号の下側帯側に選定され、それぞれ、例え
ば102.544kHz,118.951kHz,16
5.210kHz,148.689kHzとされ、ある
記録トラックのパイロット信号とこれと隣接する記録ト
ラックのパイロット信号との周波数はΔfA=fH(約1
6kHz),ΔfB=3fH(約47kHz)(ただしf
Hは水平周波数)となるようにされている。
【0013】再生時、磁気ヘッドHAおよびHBより得
られる再生信号は、それぞれ、ロータリートランスRA
およびRBを介して再生アンプ3Aおよび3Bによって
増幅された後、ヘッド切り換えスイッチ4の入力端子4
Aおよび4Bに供給される。このヘッド切り換えスイッ
チ4には磁気ヘッドHA,HBの回転位相に同期した、
いわゆるRFスイッチングパルスが切り換え制御信号と
して供給され、ヘッド切り換えスイッチ4は、磁気ヘッ
ドHAが磁気テ−プ2上を走査する1フィ−ルド期間は
4A側(第1チャネルCH1)を接続状態にし、磁気ヘ
ッドHBが磁気テ−プ2上を走査する1フィ−ルド期間
は4B側(第2チャネル)を接続状態にする。
【0014】ヘッド切り換えスイッチ4より出力される
再生信号は、ビデオ再生信号処理系70において低域変
換色信号と周波数変調輝度信号とに分離され、所定の処
理が施され、再生カラービデオ信号が得られる。
【0015】また、ヘッド切り換えスイッチ4より出力
される再生信号は、AFM再生信号処理系60によって
処理され、ここから、音声FM信号が出力される。
【0016】また、ヘッド切り換えスイッチ4より出力
される再生信号は、PCM再生信号処理系20によって
処理され、ここから、PCM信号が出力されるととも
に、エラー検出回路22によってエラーが検出され、検
出されたエラー量は、システムコントローラ100に供
給される。
【0017】また、ヘッド切り換えスイッチ4より出力
される連続した再生信号はロ−パスフィルタ構成のパイ
ロット信号検出回路5に供給される。この検出回路5で
検出されたパイロット信号は掛算回路6に供給される。
また、7は周波数信号発生回路であり、この発生回路7
からはf1,f2,f3,f4の周波数の信号が発生さ
れ、それぞれスイッチ回路8に供給される。
【0018】システムコントローラ100は、エラー検
出回路22から供給されたエラー量に従って、後述の図
3の処理を行って、エラーが最小となるように磁気ヘッ
ドHAおよびHBのトラッキングシフト量を変化させる
ために基準パイロット信号の発生タイミングを制御すべ
くスイッチ回路8に基準パイロット切り換え制御信号を
供給する。基準パイロット信号の発生タイミングの変化
と、磁気ヘッドHAおよびHBのトラッキングシフト量
の変化との関係については、特開昭63ー100563
号公報に開示されているので、ここでは、説明しない。
【0019】スイッチ回路8からは、エラーが無い場
合、各フィ−ルド期間において磁気ヘッドHA,HBが
走査すべき記録トラックTA,TBのパイロット信号の
周波数(f1乃至f4)と等しい周波数の信号が出力さ
れる。スイッチ回路8の出力信号は基準パイロット信号
として掛算回路6に供給される。掛算回路6において
は、検出回路5からのパイロット信号とスイッチ回路8
からの基準パイロット信号との掛算がなされる。
【0020】掛算回路6の出力信号はバンドバスフィル
タで構成された差周波数ΔfAの検出回路9Aに供給さ
れ、この検出回路9Aの出力信号はピ−ク検波回路10
Aに供給され、このピ−ク検波回路10Aの出力信号
は、切り換えスイッチ11及び12のそれぞれの入力端
子11Aおよび12Bに供給される。また掛算回路6の
出力信号はバンドバスフィルタで構成された差周波数Δ
Bの検出回路9Bに供給され、この検出回路9Bの出
力信号はピ−ク検波回路10Bに供給され、このピ−ク
検波回路10Bの出力信号は切り換えスイッチ11およ
び12のそれぞれの入力端子11Bおよび12Aに供給
される。
【0021】切り換えスイッチ11及び12にはシステ
ムコントローラ100からRFスイッチングパルスが切
り換え制御信号として供給され、切り換えスイッチ11
及び12は、ヘッド切り換えスイッチ4が4A側に切り
換えられるとき、それぞれ11Aおよび12A側に切り
換えられ、ヘッド切り換えスイッチ4が4B側に切り換
えられるとき、それぞれ11Bおよび12B側に切り換
えられる。そして、この切り換えスイッチ11及び12
の出力信号S1及びS2は、それぞれ、比較器13に供
給される。
【0022】この比較器13からは、例えばS1=S2
のときには零、S1>S2のときにはその差に応じたレ
ベルの正の信号、S1<S2のときにはその差に応じた
レベルの負の信号が出力される。
【0023】ここで、磁気ヘッドHAが記録トラックT
Aを走査するとき、掛算回路6より出力される周波数Δ
AおよびΔfBの差周波数信号のレベルは、走査位置が
中心のときには同レベルとなり、走査位置が前の記録ト
ラック側に片寄る程周波数ΔfBの差周波数信号のレベ
ルの方が大となると共に、走査位置が後の記録トラック
側に片寄る程周波数ΔfAの差周波数信号のレベルの方
が大となる。
【0024】このため、ピ−ク検波回路10Aおよび1
0Bの出力信号のレベルは走査位置が中心のときには同
レベルとなり、走査位置が後の記録トラック側に片寄る
程ピ−ク検波回路10Aの出力信号のレベルの方が大と
なると共に、走査位置が前の記録トラック側に片寄る程
ピ−ク検波回路10Bの出力信号のレベルの方が大とな
る。
【0025】一方、磁気ヘッドHBが記録トラックTB
を走査するとき、周波数ΔfAおよびΔfBの差周波数
信号のレベル関係は、上述したように磁気ヘッドHAが
記録トラックTAを走査するときとは逆の関係となる。
そのため、ピ−ク検波回路10Aおよび10Bの出力信
号のレベル関係も磁気ヘッドHAが記録トラックTAを
走査するときとは逆の関係になる。
【0026】しかし、切り換えスイッチ11および12
は、磁気ヘッドHAが記録トラックTAを走査する1フ
ィ−ルド期間は11Aおよび12A側に、一方磁気ヘッ
ドHBが記録トラックTBを走査する1フィ−ルド期間
は11Bおよび12B側に接続されるので、磁気ヘッド
HAおよびHBがそれぞれ記録トラックTAおよびTB
を走査するとき、切り換えスイッチ11及び12の出力
信号S1及びS2のレベルは、走査位置が中心のときに
は同レベルとなり、走査位置が後の記録トラック側に片
寄る程出力信号S1の方が大となると共に、走査位置が
前の記録トラック側に片寄る程、信号S2の方が大とな
る。したがって、磁気ヘッドHAおよびHBが、それぞ
れ、磁気トラックTAおよびTBを走査するとき、比較
器13からは、走査位置が中心のときには零、後の記録
トラック側に片寄るときにはその片寄りの大きさに比例
したレベルの正の信号が、前の記録トラック側に片寄る
ときにはその片寄りの大きさに比例したレベルの負の信
号が出力される。
【0027】14はキャプスタンモ−タ、15はその回
転を制御するモ−タドライブ回路、16はキャプスタン
モ−タ14の回転速度に対応した周波数信号を発生する
周波数発電機である。周波数発電機16からの周波数信
号は速度サ−ボ回路17に供給され、この速度サ−ボ回
路17からの速度エラ−信号は加算器18を介してモ−
タドライブ回路15に供給される。これによりキャプス
タンモ−タ14の回転速度が一定となるように制御され
る。
【0028】また、上述した比較器13の出力信号は、
加算器18を介してモ−タドライブ回路15にATFエ
ラ−信号(位相エラ−信号)EATFとして供給される。
これによりキャプスタンモ−タ14の回転位相が制御さ
れ、磁気ヘッドHAおよびHBが、それぞれ、記録トラ
ックTAおよびTBの中心位置を正しく走査するように
なり、いわゆるトラッキングサ−ボが行われる。
【0029】図2は、図1のPCM再生信号処理系20
およびエラー検出回路22の一構成例を示す。スイッチ
4から供給される再生信号は、イコライザ202を介し
てコンパレータ204の比較入力端子に供給される。コ
ンパレータ202の基準入力端子には、可変電圧源20
6から基準電圧が供給される。コンパレータ204の出
力は、D型フリップフロップ210のデータ入力端子に
供給されるとともに再生PLL208に供給される。再
生PLL208からは、コンパレータ210N出力に同
期したクロック信号がD型フリップフロップ210のク
ロック入力端子に供給される。これにより、D型フリッ
プフロップ210のQ出力端子からは、コンパレータ2
04の出力信号が波形整形されて出力される。
【0030】D型フリップフロップ210の出力信号
は、NRZ変換回路212によってNRZコードに変換
され、直並変換器214によって並列データに変換さ
れ、データフェッチ回路216によってフェッチされ
る。データフェッチ回路216によりフェッチされたデ
ータは、8‐10デコード回路218によってデコード
され、ラッチ220によってラッチされ、PCM信号処
理系に供給されるとともに、エラー検出回路22に供給
される。エラー検出回路22は、シンドローム演算によ
ってエラーを検出する。
【0031】図3は、図1のシステムコントローラ10
0のトラッキングコントロール動作の一例を示す。ま
ず、ステップS1において、トラッキングシフト量Δt
が初期値として0にセットされる。また、エラー検出が
行われ、検出されたエラー量e0がエラーレジスタに記
憶される(ステップS2)。さらに、トラッキンングコ
ントロールルーチンは、ループになっているので、ルー
プ回数Nの初期値として0がセットされる(ステップS
3)。
【0032】次に、Nの値が1つインクリメントされ
(ステップS4)、トラッキングルートシフト量Δtが
正方向に単位量インクリメントされる(ステップS
5)。図3では、正方向への単位量インクリメントは、
+1で示されている。このトラッキングシフト量の正方
向への単位量インクリメントは、上述のの基準パイロッ
ト信号の発生タイミングを時間軸上第1の方向に所定時
間移動させるようにスイッチ回路8を制御することによ
り行われる。次に、エラー検出が行われ、検出されたエ
ラー量e1がエラーレジスタに記憶される(ステップS
6)。次に、エラー量e0とe1との大小比較が行われ、
0がe1より大きければ、さらに、トラッキングシフト
量が正方向に単位量インクリメントされる(ステップS
8,S4,S5およびS6)。
【0033】ステップS7において、e1がe0より大き
いか等しい場合には、トラッキングシフト量Δtが負方
向に単位量インクリメントされる(ステップS9)。図
3では、負方向への単位量インクリメントは、−1で示
されている。このトラッキングシフト量の負方向への単
位量インクリメントは、上述の基準パイロット信号の発
生タイミングを時間軸上第2の方向に所定時間移動させ
るようにスイッチ回路8を制御することにより行われ
る。今は、Nは1なので、ステップS10の判断結果は
NOであり、ステップS11に進む。ステップS11で
は、再び、トラッキングルートシフト量Δtが負方向に
単位量インクリメントされる。次に、エラー検出が行わ
れ、検出されたエラー量e2がエラーレジスタに記憶さ
れる(ステップS12)。次に、エラー量e0とe2との
大小比較が行われ、e0がe2より大きければ、さらに、
トラッキングシフト量が負方向に単位量インクリメント
される(ステップS14,S11およびS12)。
【0034】ステップS15において、e2がe0より大
きいか等しい場合には、トラッキングルートシフト量Δ
tが正方向に単位量インクリメントされ(ステップS1
5)、処理が終了する。
【0035】また、トラッキングコントロールルーチン
が2回行われると(ステップS10のYES)、処理が
終了する。
【0036】なお、トラッキングシフト量Δtの正方向
への単位量インクリメントループ(ステップS4,S
5,S6,S7およびS8)を出た後に、トラッキング
シフト量Δtを負方向に単位量インクリメントするステ
ップS9を挿入してあるのは、正方向への単位量インク
リメントループによりトラッキングシフト量Δtの正方
向への単位量インクリメントが1つ余分になっているの
を補正するためで、Nが2以上となったとき(ステップ
S10のYES)に、最良のポイントにくるようにする
ためである(図4参照)。
【0037】図5は、本発明の別の実施例の構成を示
す。図5中、図1と同一構成要素には、同一参照符号が
付されている。この実施例は、システムコントローラ1
00Aが、エラー検出回路22の出力を受け、図3の処
理を行い、エラーが最小となるように磁気ヘッドHAお
よびHBのトラッキングシフト量を変化させるために可
変電圧源42の出力電圧を制御すべく可変電圧源42に
制御信号を供給する。比較器13の出力と可変電圧源4
2の出力とは、加算器41で加算され、加算器18に供
給される。電圧源42の出力の変化と、磁気ヘッドHA
およびHBのトラッキングシフト量の変化との関係につ
いては、特開昭63ー100563号公報に開示されて
いるので、ここでは、説明しない。
【0038】図6は、本発明の他の実施例の構成を示
す。図6中、図1と同一構成要素には、同一参照符号が
付されている。この実施例は、システムコントローラ1
00Bが、エラー検出回路22の出力を受け、図3の処
理を行い、エラーが最小となるように磁気ヘッドHAお
よびHBのトラッキングシフト量を変化させるために、
スイッチ12と比較器13との間に設けられたレベルコ
ントロール回路52に制御信号を供給する。レベルコン
トロール回路52の出力の変化と、磁気ヘッドHAおよ
びHBのトラッキングシフト量の変化との関係について
は、特開昭63ー100563号公報に開示されている
ので、ここでは、説明しない。
【0039】なお、上記実施例においては、シンドロー
ム演算によりエラーを検出しているが、CRCを利用し
てエラーを検出してもよい。
【0040】また、上記実施例は、VTRに関するもの
であるが、本発明は、VTRに限定されず、記録媒体に
記録された信号を読み取る読取手段のトラッキングコン
トロールを行う種々の信号再生装置に適用できる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の信号再生装置によれば、制御
手段が、エラー検出手段から出力される読取手段によっ
て読み取られた記録信号のエラーに応じて、トラッキン
グコントロールを行うようにしたので、記録信号を確実
に再生できる。
【0042】請求項2の信号再生装置によれば、制御手
段が、読取手段によって読み取られたパルスコード変調
デイジタルデータのエラーに応じて、トラッキングコン
トロールを行うようにしたので、例えばスタートフラグ
やエディットフラグ等のIDを確実に再生することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロックであ
る。
【図2】図1のPCM再生信号処理系20およびエラー
検出回路22の一構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のシステムコントローラ100のトラッキ
ングコントロール動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図4】図3のトラッキングコントロール動作における
エラー量とトラッキングシフト量との関係を示すグラフ
である。
【図5】本発明の別の実施例の構成を示すブロックであ
る。
【図6】本発明の他の実施例の構成を示すブロックであ
る。
【符号の説明】
2 磁気テープ 8 スイッチ回路 14 キャプスタンモータ 15 モータドライブ回路 20 PCM再生信号処理系 22 エラー検出回路 41 加算器 42 可変電圧源 51 レベルコントロール回路 100,100A,100B システムコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された信号を読み取る読
    取手段のトラッキングコントロールを行う信号再生装置
    において、 前記読取手段によって読み取られた信号のエラーを検出
    するエラー検出手段と、 前記エラー検出手段の出力に応じて、前記トラッキング
    コントロールを行う制御手段とを備えることを特徴とす
    る信号再生装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録された信号が、パルスコ
    ード変調デイジタルデータであることを特徴とする請求
    項1記載の信号再生装置。
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