JPH05144022A - 光デイスク装置 - Google Patents

光デイスク装置

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Publication number
JPH05144022A
JPH05144022A JP30313791A JP30313791A JPH05144022A JP H05144022 A JPH05144022 A JP H05144022A JP 30313791 A JP30313791 A JP 30313791A JP 30313791 A JP30313791 A JP 30313791A JP H05144022 A JPH05144022 A JP H05144022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
optical
track
error signal
optical axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP30313791A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Watanabe
満 渡辺
Seiki Murakami
清貴 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP30313791A priority Critical patent/JPH05144022A/ja
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】シーク時におけるトラッククロス信号の信号波
とその間隔の正確かつ安定な検出を可能とすることであ
る。 【構成】対物レンズの光軸と光学系の光軸の位置ずれ量
を示す信号であるポジションエラー信号(PE信号)を
導出し、トラックエラー信号からポジションエラー信号
を所定倍した信号を減算し、その後の信号を用いてトラ
ッククロス数をカウントして、シーク移動距離を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置に関し、
特に、光ヘッドのシーク移動距離を検出する機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにはグルーブと呼ばれるトラ
ッキングを行うための案内溝が設けられており、通常の
記録再生時には、このグルーブに沿って光ビームの走査
が行われる。
【0003】また、所望トラックへの飛び越し操作(シ
ーク)時には光ヘッドの移動量を知る必要があるが、グ
ルーブの幅は1.6 μmと微小であるため、外部センサに
よる直接の検知が困難である。そこで、ビームがグルー
ブを横切るときに得られる信号波の数を計数することに
より、移動距離を検出している。すなわち、図5(a)
に示されるように、ディスク10にはグルーブ30とラ
ンド31が設けられており、この配置に対応してトラッ
クエラー信号(トラッキングサーボに使用されるトラッ
ク位置ずれを示す信号)は周期的に変化し、この変化の
数を数えることによって光ヘッドの移動量を検出でき
る。また、図5(b)に示されるように、光ヘッドの移
動速度が速くなるとトラックエラー信号の波の間隔がつ
まるため、この間隔を測定することによって、光ヘッド
の移動速度も知ることができる。このようなトラックエ
ラー信号の波の数と間隔の測定は、所定のスレッショル
ドレベルを設定し、信号波がそのレベルを横切るタイミ
ングを検出して行う。
【0004】ピックアップ用光ビーム位置の、ディスク
の半径方向における調整は、粗調整機構と微調整機構に
より行われる。粗調整機構は、光ヘッド(対物レンズが
可動のレンズホルダに搭載されている)のベース(支持
台)を、光ディスクの半径方向に伸びる2本のガイドシ
ャフトに沿って移動させる機構であり、微調整機構は、
前述の可動レンズホルダ(板バネによって支持されてい
る)の位置をトラックコイルへの通電制御によって微妙
に変動させる機構である。
【0005】レンズやビームスプリッタ等の光学系の位
置は前述の光ディスクのベースを基準として設定されて
おり、この光学系の光軸と前述の対物レンズの光軸がず
れると、光検出器に戻ってくる光に片よりが生じて正確
なトラッキング(シーク)制御が行えなくなるため(図
4(a)、(b)は検出信号が上下にレベルシフトして
横切ったトラック数や間隔の測定に誤差が生じた例、
(c)はレベルシフトが大きすぎてトラックの横切りが
検出不能となった例を示す)、それぞれの光軸は常に一
致していることが重要である(すなわち、粗調整機構と
微調整機構との間で所定の相対位置関係が成立している
ことが重要である)。
【0006】このため、光ヘッドのベースの端部中央に
白黒二分されたパターンを持つ反射膜を設け、光センサ
によりそのパターンからの反射光を検出し、その白黒パ
ターンの境界位置の変位から光学系の光軸と対物レンズ
の光軸とのずれ量を検出し(この光軸ずれを検知するた
めの信号をポジションエラー信号(PE信号)とい
う)、サーボ機構によって光学系の光軸を対物レンズの
光軸に一致させるように制御を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、光学系
と対物レンズとの光軸ずれを防止するためにサーボを行
っても、高速シークを行うと、サーボの追従が遅れて、
どうしても両者間に光軸ずれが生じてしまう。このよう
な光軸ずれが発生すると、前述したシーク時の移動距離
を検出するためのトラックエラー信号(トラッククロス
検出信号)には、図3(a)に示されるようにうねりが
発生する。このうねりは、図4(a),(b)のような
レベルのずれが連続的に発生することによって生じる。
【0008】このような、うねりが存在すると、図3
(a)のM部分(点線で囲まれるて示されている)のよ
うに、エラー信号がスレッショルド値(Vref )を横切
らなくなる場合が生じ、正確な移動距離や間隔の測定が
できなくなる場合がある。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、シーク時における
光ビームのトラッククロス回数およびその間隔を、正確
かつ安定に検出できる光ディスク装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ピックアッ
プ用ビームがディスク上のトラックを横切ることにより
得られるトラッククロス検出信号の信号波の数を計数す
ることによって、シーク時における光ヘッドの移動距離
を検出する移動距離検出機構を具備する光ディスク装置
であって、光ピックアップ用ビームがディスク上のトラ
ックを横切ることにより出力されるトラックエラー信号
から、対物レンズの光軸と光学系の光軸との位置ずれの
検出信号であるポジションエラー信号を所定倍した信号
を減算する減算手段を有しており、前記移動距離検出機
構は、前記減算手段の出力信号を前記トラッククロス検
出信号として用いて、シーク時における光ヘッドの移動
距離を検出することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】シーク時のトラックエラー信号のうねり(図3
(a))は、前述のように、対物レンズの光軸と光学系
の光軸との位置ずれに起因して生じる。このとき、前述
した、光軸ずれを検知するための信号であるポジション
エラー信号(PE信号)は、同じく光軸ずれを検出し
て、図3(b)のようにうねりを有している。
【0012】そこで、このPE信号を増幅してトラック
エラー信号と同レベルとし、これをトラックエラー信号
から引くことによって、高速シーク時の光軸ずれに起因
する変動量は相殺され、図3(c)に示すように、うね
りのないトラックエラー信号が得られる。これにより、
正確かつ安定なシーク制御が可能となる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の光ディスク装置の要部構成
を示すブロック図である。
【0014】本実施例は、光ディスク10とレーザ光B
Mによる光学的な結合を得るための光ヘッド1と、ポジ
ションエラー信号PEを所定倍(α倍)する増幅器2
と、増幅されたPE信号をトラックエラー信号TEから
減算する減算器3と、この減算器3から得られるうねり
のないトラックエラー信号を受け、信号波の数に応答し
たパルスを発生させるトラッククロスパルス発生部4
と、そのパルス数をカウントするカウンタ5と、トラッ
キングサーボあるいはフォーカッシングサーボを実行す
る制御部6と、光ヘッドの駆動部7とを有している。
【0015】減算器3の出力信号は、図3(c)のよう
な光軸ずれの影響を受けていない信号となり、トラック
クロスパルス発生部4において、スレッショルド値との
比較による正確なパルス発生がなされる。これによっ
て、クロスしたトラック数のカウントや間隔の測定が安
定化される。
【0016】図2は図1における光ヘッドの構成(特
に、対物レンズ周りの構成)を示す斜視図である。光ヘ
ッドのベース12は、2本のガイドバー11に沿って光
ディスク10の半径方向に移動可能である。
【0017】対物レンズ13はレンズホルダ21に支持
され、このレンズホルダ21は、フォーカス板バネ19
やトラック板バネ14a,14bを介して上下、左右の
微調整が可能な状態で、支柱20に固定されている。微
調整は、レンズホルダ21の四隅に設けられたトラック
コイル15によって行われる。
【0018】連結部材22の背面中央部には白黒パター
ンの反射膜が固定されており、この境界の位置をリフレ
クタ17によって検出し、光軸ずれを量を示すポジショ
ンエラー信号PEが得られる。
【0019】また、トラックエラー信号TEおよびフォ
ーカスエラー信号FEは、対物レンズ13を通過した、
光ディスク10からの反射光を偏向ビームスプリッタ
(不図示)で分離し、フォトディテクタ(不図示)で電
気信号に変換して所定の信号処理を行うことによって得
られる。
【0020】本発明では、従来よりある光軸ずれ補正の
ためのポジションエラー信号PEを、トラックエラー信
号のうねりの除去にも利用するため、図1に示すような
若干の処理回路を追加すればよく、実現が容易である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ディス
クのシーク時において、光学系の光軸と対物レンズの光
軸とのずれの悪影響を除去して、正確かつ安定したシー
クを可能とする効果がある。
【0022】これにより、信頼性の高い光ディスク装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施例の要部構成
を示すブロック図である。
【図2】光ヘッドの構成(特に、対物レンズ周りの構
成)を示す斜視図である。
【図3】シーク時におけるトラックエラー信号およびポ
ジションエラー信号(PE信号)の挙動を説明するため
の図であり、(a)は従来例の場合のトラックエラー信
号の様子を示し、(b)はPE信号の揺れを示し、
(c)は図1の実施例の場合のトラックエラー信号の様
子を示す図である。
【図4】(a),(b),(c)はいずれも、PE信号
を用いたサーボを使用しない場合の、対物レンズの光軸
と光学系の光軸のずれに起因する不都合を説明するため
の図である。
【図5】(a),(b)はそれぞれ、信号ピックアップ
の原理およびトラックエラー信号の間隔検出によるシー
ク速度の測定原理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド 2 ポジションエラー(PE信号アンプ) 3 トラックエラー信号アンプ 4 トラッククロスオパルス発生部 5 カウンタ 6 制御部 7 駆動部 10 ディスク 11 ガイドバー 12 ベース 13 対物レンズ 14a,14b トラック用板バネ 15 トラック用アクチュエータ 16 反射板 17 リフレクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップ用ビームがディスク上の
    トラックを横切ることにより得られるトラッククロス検
    出信号の信号波の数を計数することによって、シーク時
    における光ヘッドの移動距離を検出する移動距離検出機
    構を具備する光ディスク装置であって、 光ピックアップ用ビームがディスク上のトラックを横切
    ることにより出力されるトラックエラー信号から、対物
    レンズの光軸と光学系の光軸との位置ずれの検出信号で
    あるポジションエラー信号を所定倍した信号を減算する
    減算手段を有しており、 前記移動距離検出機構は、前記減算手段の出力信号を前
    記トラッククロス検出信号として用いて、シーク時にお
    ける光ヘッドの移動距離を検出することを特徴とする光
    ディスク装置。
JP30313791A 1991-11-19 1991-11-19 光デイスク装置 Pending JPH05144022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30313791A JPH05144022A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 光デイスク装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30313791A JPH05144022A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 光デイスク装置

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Publication Number Publication Date
JPH05144022A true JPH05144022A (ja) 1993-06-11

Family

ID=17917330

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30313791A Pending JPH05144022A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 光デイスク装置

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