JPH051430U - 調理器の検知スイツチユニツト - Google Patents

調理器の検知スイツチユニツト

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JPH051430U
JPH051430U JP4396591U JP4396591U JPH051430U JP H051430 U JPH051430 U JP H051430U JP 4396591 U JP4396591 U JP 4396591U JP 4396591 U JP4396591 U JP 4396591U JP H051430 U JPH051430 U JP H051430U
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JP
Japan
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detection switch
detection
unit
detection rod
rod
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Pending
Application number
JP4396591U
Other languages
English (en)
Inventor
隆之 佐野
定明 横田
徳昭 藤田
Original Assignee
象印マホービン株式会社
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Publication date
Application filed by 象印マホービン株式会社 filed Critical 象印マホービン株式会社
Priority to JP4396591U priority Critical patent/JPH051430U/ja
Publication of JPH051430U publication Critical patent/JPH051430U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理プレート2を着脱自在に載置する形式の
調理器において、その調理プレート2に載置を検知する
手段を、取扱いが容易であり、調理器の背丈に影響を及
ぼさず、かつ検知スイッチ25への熱の影響のない構造
で実現することである。 【構成】 検知棒6、検知スイッチ25及び両者の間に
介在される連動部材9をユニット本体8に組込み、検知
棒6と検知スイッチ25との間に断熱壁を設けた構成と
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はホットプレート、グリルパン等の電気調理器において調理プレート 、調理パン等を載せたことを検知するために用いられる検知スイッチユニットに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の電気調理器において、その調理プレート、調理パン等の調理用部材( 本明細書では、単に調理プレートと称する。)を調理器本体上に正確に載せたか 否かを電気的に検知したうえで通電するようになっている。
【0003】 このため、従来は調理器本体の遮熱板に上下動自在に貫通させた検知棒に上向 きの付勢力を付与すると共に、その検知棒の下方に検知スイッチを設けることに より、調理プレートが載せられた際に検知棒が下動し、これにより検知スイッチ を作動させるようにしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の構成によると、検知スイッチを検知棒の下方に設置しな ければならず、かつ検知スイッチの使用制限温度を維持するために遮熱板から一 定以上離す必要があった。このため、調理器全体の背丈が大きくなるという問題 があった。
【0005】 また、各部材が個々に取付けられるので、組付け作業の効率が悪く、また部材 相互の位置関係が不揃いになり易いという問題もあった。
【0006】 そこで、この考案はこれらの問題点を解決した検知スイッチユニットを提供す ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は調理プレートに接触して作動する検 知棒と、その検知棒から調理プレートの外側方へ離れた位置に設けられる検知ス イッチと、上記の検知棒と検知スイッチとの間に設けられる連動部材とをユニッ ト本体に組込み、上記検知棒と検知スイッチとの間にユニット本体と一体の断熱 壁を設けた構成としたものである。
【0008】
【作用】
上記構成の検知スイッチユニットはそのユニット本体を調理器本体に固定する ことにより取付けられ、調理プレートを載せると検知棒がこれに接触して作動す る。
【0009】 検知棒が作動すると、連動部材を介して検知スイッチが作動する。検知スイッ チに対する熱は、遮熱壁により遮られる。
【0010】
【実施例】
添付図面に示した実施例のホットプレートは図1に示すように調理器本体1と これに着脱自在に載置された調理プレート2とから成り、調理器本体1は、プラ スチック製のガード3とその内側に取付けられた遮熱板4を有し、その遮熱板4 上にシーズヒータ5が設けられる。遮熱板4の一つのコーナー部分には検知棒6 の上端が出没自在に突出している。この検知棒6は、調理プレート2が遮熱板4 上に載せられた際にその底面に接触して下動する。
【0011】 上記のガード3の内部には検知スイッチユニット7が取付けられる。この検知 スイッチユニット7は、図2から図6に示すように、耐熱性プラスチックでなる ユニット本体8に前記の検知棒6、マイクロスイッチでなる検知スイッチ25及 び、両者間の連動部材9を組合わせたものである。
【0012】 ユニット本体8は、前後両端に連動部材案内部11、12を設けており、各連 動部材案内部11、12の間に検知棒案内部13が設けられている。
【0013】 検知棒案内部13は、その上端に検知棒6がスライド自在に貫通する穴14( 図6参照)が設けられ、またその前後両面間に貫通した上下に長い角形案内穴1 5が設けられる。その角形案内穴15の両側内面に検知棒6の下端に設けられた カムフォロアー16がスライド自在に嵌る案内溝17に設けられる。
【0014】 連動部材9は、前記の角形案内穴15に前後方向に貫通するカム部18とその カム部18の前後両端に設けた案内棒19、20を有する。
【0015】 各案内棒19、20は前述の連動部材案内部11、12をスライド自在に貫通 する。また、後方の案内棒20にスプリング21が嵌められ、そのスプリング2 1の両端は後方の連動部材案内部12とカム部18との間で圧縮され、連動部材 9を先方に付勢する。カム部18はユニット本体8のスライド面22上において 前述の角形案内穴15を貫通する。
【0016】 カム部18の上面には前方に傾斜したカム面23が形成され、そのカム面23 に検知棒6の下端に設けられたカムフォロアー16が載る。
【0017】 またカム部18の内側面には後方に至るに従い深くなる傾斜をもった第2カム 面24が設けられる。
【0018】 ユニット本体8のスライド面22の内側にはマイクロスイッチでなる検知スイ ッチ25が取付けられる。検知スイッチ25の可動片26はスライド面22上に 延び出し、カム部18の第2カム面24に接触する。
【0019】 また、検知スイッチ25とユニット本体8の前端の間には、内部が空洞になっ た断熱部27が形成され、その断熱部27の前端に断熱壁28が設けられ、検知 スイッチ25への熱的影響を遮るようにしている。
【0020】 また、ユニット本体8の前端部分には両側の張出した取付部29が設けられる 。
【0021】 上記の検知スイッチユニット7は、図4に示すようにガード3の内外を区画す る画壁30に設けられた取付穴31に画壁30の内側から挿入され、その後半部 分、即ち検知スイッチ25を含む部分を画壁30の外側に突き出し、前半部分、 即ち検知棒5及び検知棒案内部13を画壁30の内側に位置せしめ、取付部29 をガード3の底面にビス32で固定する。
【0022】 検知棒6の上端は、前述のようにガード3の内側に取付けられた遮熱板4の1 つのコーナ部分に突出する(図1参照)。
【0023】 上記の遮熱板4のシーズヒータ5上に調理プレート2を載せると、図2に矢印 で示すように検知棒6が下動し、その下端のカムフォロアー16がカム面23を 押し連動部材9を後退させる。そうすると第2カム面24に接触していた検知ス イッチ25の可動片26が第2カム面24から押し出されるため(図3の2点鎖 線参照)、検知スイッチ25がオンになる。
【0024】 また、調理プレート2を外すと、スプリング21のバネ力により連動部材9が 前方にスライドするため、前記と逆の作用で元の状態に戻り、検知スイッチ25 はオフになる。
【0025】 次に、図7から図9に示す他の実施例は、ユニット本体33を上ユニット部材 34と下ユニット部材35により構成し、上ユニット部材34の後端に設けた取 付溝36に検知スイッチ37を取付けている。
【0026】 連動部材38は両側面にピン39を有すると共に、後端にスイッチ操作アーム 40を設け、また前端に弾性ある金属線により構成された検知棒41を設けてい る。この連動部材38は上ユニット部材34と下ユニット部材35の間に形成さ れた空所42に挿入され、その空所42の内側壁に前記のピン39を支持せしめ 、その連動部材38を揺動自在に支持すると共に、付勢バネ43により検知棒4 1を起立せしめる一方、スイッチ操作アーム40を検知スイッチ37から離して いる。
【0027】 上記の検知スイッチユニット44は図7及び図8に示すように、ガード3の取 付穴31にその前半部が画壁30の内側に臨むように取付けられ、下ユニット部 材35がビス45によりガード3の底面に固定される。また検知棒41が遮熱板 4の長穴46に挿通される。また検知スイッチ37は画壁30の外側に位置する 。
【0028】 検知スイッチ37は上ユニット部材34に設けた断熱壁47と、空洞48を有 する断熱部49とにより断熱される。
【0029】 この実施例の場合も、調理プレート2を遮熱板4のシーズヒータ5上に載せる と、検知棒41が押し下げられ、連動部材38がピン39を中心に傾動してスイ ッチ操作アーム40が検知スイッチ37を作動せしめる。
【0030】
【考案の効果】
以上のように、この考案は、検知棒、連動部材及び検知スイッチをユニット本 体に組込んだことにより、全体が1つの部品としてまとまるので取扱いが容易に なる。また検知スイッチはガード画壁の外側に設けられるので、調理器全体の背 丈を低くすることができる。更に検知スイッチは断熱壁により保護されるので、 熱の影響を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のホットプレートの一部切欠分解斜視図
【図2】検知スイッチユニットの横断平面図
【図3】同上の取付け状態の縦断側面図
【図4】検知スイッチユニットの取付け前の状態の分解
斜視図
【図5】同上の取付け後の斜視図
【図6】検知スイッチユニットの分解斜視図
【図7】他の実施例の検知スイッチユニットの分解斜視
【図8】同上の組付状態の断面図
【図9】同上の検知スイッチユニットの分解斜視図
【符号の説明】
1 調理器本体 2 調理プレート 3 ガード 4 遮熱板 5 シーズヒータ 6 検知棒 7 検知スイッチユニット 8 ユニット本体 9 連動部材 11、12 連動部材案内部 13 検知棒案内部 14 穴 15 角形案内穴 16 カムフォロアー 17 案内溝 18 カム部 19、20 案内棒 21 スプリング 22 スライド面 23 カム面 24 第2カム面 25 検知スイッチ 26 可動片 27 遮熱部 28 遮熱壁 29 取付部 30 画壁 31 取付穴 32 ビス 33 ユニット本体 34 上ユニット部材 35 下ユニット部材 36 取付溝 37 検知スイッチ 38 連動部材 39 ピン 40 スイッチ操作アーム 41 検知棒 42 空所 43 付勢バネ 44 検知スイッチユニット 45 ビス 46 長穴 47 断熱壁 48 空洞 49 断熱部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 調理プレートに接触して作動する検知棒
    と、その検知棒から調理プレートの外側方へ離れた位置
    に設けられる検知スイッチと、上記の検知棒と検知スイ
    ッチとの間に設けられる連動部材とをユニット本体に組
    込み、上記検知棒と検知スイッチとの間にユニット本体
    と一体の断熱壁を設けてなる調理器の検知スイッチユニ
    ット。
JP4396591U 1991-06-12 1991-06-12 調理器の検知スイツチユニツト Pending JPH051430U (ja)

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JP4396591U JPH051430U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 調理器の検知スイツチユニツト

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JP4396591U JPH051430U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 調理器の検知スイツチユニツト

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Publication Number Publication Date
JPH051430U true JPH051430U (ja) 1993-01-14

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ID=12678425

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JP4396591U Pending JPH051430U (ja) 1991-06-12 1991-06-12 調理器の検知スイツチユニツト

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JP (1) JPH051430U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249979A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気加熱調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012249979A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電気加熱調理器

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