JPH0514262Y2 - - Google Patents

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JPH0514262Y2
JPH0514262Y2 JP11960586U JP11960586U JPH0514262Y2 JP H0514262 Y2 JPH0514262 Y2 JP H0514262Y2 JP 11960586 U JP11960586 U JP 11960586U JP 11960586 U JP11960586 U JP 11960586U JP H0514262 Y2 JPH0514262 Y2 JP H0514262Y2
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liquid crystal
transparent
glass
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液晶表示装置、特に表示機能と窓ガラ
スとしての透視性を人為的に選択できるようにし
た液晶表示装置に関する。
〔従来の技術〕 近年、窓ガラスを単なる採光用に利用するだけ
でなく、そのスペースを各種情報表示に活用する
ことを意図した開発が盛んになつてきた。例えば
窓ガラスの表面に着色塗料で文字あるいは図形を
描く等は比較的古くから実施されてきたが、情報
が固定されていてPR効果に乏しいことや室内か
ら外部を透視する場合に表示が邪魔になるなどの
問題があつた。
更には、窓ガラス一つを表示用画素とし、一つ
の壁面にある複数の窓ガラスすなわち画素である
種の情報を形成・表示するという方法も試みられ
ている。この場合個々の窓ガラスの色を変えた
り、夜間では背景に照明を配置するかしないかで
画素間にコントラストをつけ表示しようとするも
のであるが、やはり情報が静的であるためのPR
効果の不足、表示が簡単なものに限られるほか大
雑つぱ過ぎて人目をひくことが少ないなど問題点
が少なくなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案はかかる表示機能を有する窓ガラスの欠
点を改良し、窓ガラスとしての透視性を損なうこ
となく動的な表示機能を付加し、透視性及び表示
機能を人為的に選択できるようにした窓ガラスに
関するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による液晶表示装置は液晶をカプセル内
に封入したカプセル液晶の多数を一対の透明電極
間に透明な高分子材料等で散在させて固定した液
晶装置から文字あるいは図形の形を切除し、該文
字あるいは該図形を切除した液晶装置をガラスま
たはプラスチツク等の透明基体上に接着させるこ
とにより、前記一対の透明電極間に電圧を印加状
態と非印加状態とに切り換えるようにしたもので
ある。
本考案におけるガラス、またはプラスチツクは
通常窓に用いられる平坦な板ガラス、もしくは板
状プラスチツク、または曲面を有する板ガラス、
若しくはプラスチツクが用いられる。
本考案における文字、あるいは図形が切除され
た液晶装置を接着するガラスまたはプラスチツク
等の、切除された文字あるいは図形に対応する表
面に選択的に反射率あるいは色の異なる被膜を付
着することができる。このような反射率あるいは
色の異なる被膜としてTiO2,Fe2O3,Cr2O3など
の金属酸化物薄膜、あるいはTi、ステンレス等
の金属薄膜を用いることができる。
〔作用〕
本考案による液晶装置は文字あるいは図形を切
除した液晶装置の一対の透明電極間に電圧を印加
状態と非印加状態とに切換えるようにし、液晶装
置が透視状態のときは、該液晶装置が接着される
透明基体全面が透視状態となり、該液晶装置が不
透視状態になれば、切除された文字あるいは図形
の部分以外の所が透明で、その周囲が不透明とな
り、文字あるいは図形を視認することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を引用して説明
する。
液晶装置はポリビニルアルコール等の高分子材
料等から成る球殻状のカプセル内にネマチツク液
晶を封入し、該高分子材料等からなる板状体の中
に多数の該カプセルを散在させ、更にこの板状体
4を一対の透明電極3,3を付着させたプラスチ
ツクフイルム2,2で挾持したものである。この
液晶装置から第1図に示すように文字7を切除し
たものを、熱線吸収ガラス1と普通板ガラス6と
間に挾持し、透明接着剤で該切除部7を埋め、且
つ透明接着層5を介して二枚のガラス板を接合す
る。
この様な窓ガラスでは一対の透明電極3,3を
介して液晶に電圧が印加されない状態では、液晶
がカプセルの壁面に沿う様に配列しており、しか
も窓ガラスに対するカプセルの向きは規則性がな
い。従つて、窓ガラスは第2図に示すように文字
7部分が透明で、その他の部分で光を散乱させ
て、文字7が視認できるようになる。
これに対し、一対の透明電極3,3を介して液
晶に電圧が印加された状態では、カプセル中の液
晶が電界の方向に配列し、窓ガラスは全面が透明
となり、通常の窓ガラスとして同様に光を透過で
きる。
〔考案の効果〕
本考案による液晶表示装置は透明電極間に電圧
を印加したり、また印加しなかつたりするここに
より、透明基体を透明のままに保つたり、また文
字または図形を不透明体の中に浮かび上らせて視
認できる。
また、透明電極間に電圧の印加と非印加の切り
換えをくり返すことにより動的な表示をすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は正面図、第2図は第1図−断面を示す
断面図である。 1……熱線吸収ガラス、2……プラスチツクフ
イルム、3……透明電極、4……カプセル液晶を
散在させた板状、5……接着層、6……普通板ガ
ラス、7……文字、8……切除した液晶表示装
置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液晶をカプセル内に封入したカプセル液晶の
    多数を一対の透明電極間に透明な高分子材料等
    で散在させて固定した液晶装置から文字あるい
    は図形の形を切除し、該文字あるいは該図形を
    切除した液晶装置をガラスまたはプラスチツク
    等の透明基体上に接着せしめた液晶表示装置。 (2) 前記液晶がネマチツク液晶である実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の液晶表示装置。 (3) 前記文字あるいは前記図形がガラスまたはプ
    ラスチツク等の二枚の透明基体間に接着せしめ
    た実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の液晶表示装置。
JP11960586U 1986-08-04 1986-08-04 Expired - Lifetime JPH0514262Y2 (ja)

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JPS6326877U JPS6326877U (ja) 1988-02-22
JPH0514262Y2 true JPH0514262Y2 (ja) 1993-04-16

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