JPH1185064A - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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Publication number
JPH1185064A
JPH1185064A JP24315397A JP24315397A JPH1185064A JP H1185064 A JPH1185064 A JP H1185064A JP 24315397 A JP24315397 A JP 24315397A JP 24315397 A JP24315397 A JP 24315397A JP H1185064 A JPH1185064 A JP H1185064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal panel
display device
crystal material
information display
Prior art date
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Pending
Application number
JP24315397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Yamaoka
孝行 山岡
Katsuhiko Tsujino
克彦 辻野
Minoru Nakamura
稔 中村
Masato Sumida
昌人 炭田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP24315397A priority Critical patent/JPH1185064A/ja
Publication of JPH1185064A publication Critical patent/JPH1185064A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報表示装置では、図柄層3の前面か
ら入射される外部の光が反射板4に反射される関係上、
装置全体の透過性がなく、例えば、建物の窓ガラス等に
設置する場合、窓ガラス一般の機能である外部からの採
光や内部から外部を確認することができるという機能が
損なわれてしまう課題があった。また、夜間において
は、外部から入射される光が弱いため、反射板4による
反射光のみでは、外部に対して広告文字等を明るく表示
することができなくなる課題もあった。 【解決手段】 透明電極12を挟持する透明基板13か
ら構成された液晶パネルの背面にハーフミラー14を配
設するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の窓ガラス
等に設置され、広告などの情報を表示する情報表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平8−15665号公
報に示された従来の情報表示装置を示す斜視図であり、
図において、1は液晶を挟持する電極付き基板から構成
された液晶パネル、2は液晶パネル1の前面に配設され
た偏光板、3は透明又は半透明の有色インクを用いて広
告文字等が描かれている図柄層、4は液晶パネル1の背
面に配設された反射板、5は液晶パネル1に電圧を印加
する駆動手段である。
【0003】次に動作について説明する。従来の情報表
示装置を例えば広告媒体として使用する場合、予め、オ
フセット印刷等により、図柄層3にインク層(広告に使
用する文字等)を施す処理を実行する。そして、実際に
広告媒体として使用する際には、駆動手段5が液晶パネ
ル1の電極に電圧を印加することにより、液晶パネル1
をスタティック駆動(印加電圧の有無又は電圧値の変化
のみで表示状態を切り換える)し、図柄層3における広
告文字等の色や濃淡を変化させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報表示装置は
以上のように構成されているので、図柄層3の前面から
入射される外部の光が反射板4に反射される関係上、装
置全体の透過性がなく、例えば、建物の窓ガラス等に設
置する場合、窓ガラス一般の機能である外部からの採光
や内部から外部を確認することができるという機能が損
なわれてしまう課題があった。また、夜間においては、
外部から入射される光が弱いため、反射板4による反射
光のみでは、外部に対して広告文字等を明るく表示する
ことができなくなる課題もあった。
【0005】なお、液晶材を透明電極付きの透明樹脂基
板で挟持し、装置の前面及び背面の双方向から広告文字
等を確認することができる情報表示装置が特開平5−2
64973号公報に開示されているが、広告文字等の背
景も透過して見えてしまうため、背景内に動く物体(例
えば、人間)や複雑な模様等が施されている物体が存在
すると、広告文字等の視覚性が劣化する課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、昼夜を問わず外部に対して広告文
字等を明るく表示することができるとともに、内部から
表示媒体を通じて外部を確認することができる情報表示
装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報表示
装置は、透明電極を挟持する透明基板から構成された液
晶パネルの背面にハーフミラーを配設するようにしたも
のである。
【0008】この発明に係る情報表示装置は、液晶材に
強誘電性液晶材を用いるようにしたものである。
【0009】この発明に係る情報表示装置は、液晶材に
強誘電性高分子液晶材を用いるとともに、透明基板に弾
力部材を用いるようにしたものである。
【0010】この発明に係る情報表示装置は、透明基板
にガラスを用いるようにしたものである。
【0011】この発明に係る情報表示装置は、液晶パネ
ルの前面又はハーフミラーの背面に粘着材を塗布するよ
うにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による情
報表示装置を示す斜視図であり、図において、11は液
晶材、12は液晶材11を挟持する透明電極、13は透
明電極12を挟持する透明基板であり、液晶材11、透
明電極12及び透明基板13から液晶パネルが構成され
ている。14は液晶パネルの背面に配設されたハーフミ
ラー、15は透明電極12に電圧を印加する表示駆動部
(表示制御手段)、16は表示駆動部15を制御して必
要な情報を液晶パネルに表示させるパーソナルコンピュ
ータ(表示制御手段)、17は液晶パネルに表示された
情報としての広告文字である。
【0013】次に動作について説明する。情報表示装置
を例えば広告媒体として使用する場合、まず、パーソナ
ルコンピュータ16が内蔵されたプログラムを実行する
ことにより、表示駆動部15を制御する。そして、表示
制御部15がパーソナルコンピュータ16の指令にした
がって液晶パネルの透明電極12に電圧を印加すると、
液晶パネルに必要な情報が表示されることになる。図1
は、“Sale”の文字を表示する例を示している。
【0014】このようにして、液晶パネルに必要な情報
が表示されるが、当該情報表示装置においては、透明電
極12及び透明基板13から構成された液晶パネルと、
透過性のあるハーフミラー14とから構成されているの
で、装置全体の透過性が担保され、例えば、建物の窓ガ
ラス等に設置する場合でも、窓ガラス一般の機能を損な
うことなく、外部に対して広告文字等を表示することが
できる効果を得ることができる。即ち、建物の窓ガラス
等に設置する場合でも、外部から内部に光を採り入れる
ことができるとともに、内部から外部を確認することが
できる。また、夜間のように、外部の光が弱く、外部か
ら十分な光が入射されない場合でも、ハーフミラー14
は反射鏡と異なり透過性を有するため、内部の光がハー
フミラー14を通過して液晶材11に供給される。従っ
て、昼夜を問わず外部に対して広告文字等を明るく表示
することができる効果を得ることができる。
【0015】なお、昼間外部の光を光源として情報を表
示する場合には、外部から内部は見えないので、背景の
透過に伴って視覚性が劣化することはあり得ない。
【0016】実施の形態2.上記実施の形態1では、パ
ーソナルコンピュータ16が1台の液晶パネルの表示を
制御するものについて示したが、図2に示すように、パ
ーソナルコンピュータ16が複数台の液晶パネルの表示
を制御するようにしてもよい。なお、図2は建物の窓ガ
ラス及びガラス扉に液晶パネルを設置した場合を示し、
例えば、開店時間になるとガラス扉に“OPEN”の文
字が表示され、閉店時間になるとガラス扉に“CLOS
ED”の文字が表示されるようにプログラムを記述した
り、昼食時や夕食時のように時間に応じて窓ガラスにメ
ニュー項目が表示されるようにプログラムを記述しても
よい。また、パーソナルコンピュータ16の画面又は切
換スイッチにより、手動で表示が切り換わるようにして
もよい。
【0017】実施の形態3.上記実施の形態1では、パ
ーソナルコンピュータ16が表示駆動部15を制御する
ものについて示したが、図3に示すように、マイクロコ
ンピュータ18を表示駆動部15に搭載し、マイクロコ
ンピュータ18が表示駆動部15を制御するようにして
もよい。なお、この場合には、マイクロコンピュータ1
8と表示駆動部15が表示制御手段を構成することにな
り、表示制御手段を一体的に窓枠の内部等に設置するこ
とができるようになる。
【0018】実施の形態4.上記実施の形態1〜3で
は、液晶材11については特に限定していないが、液晶
材11として強誘電性液晶材を用いるようにしてもよ
い。液晶材11として強誘電性液晶材を用いた場合、強
誘電性液晶材にはメモリ性があるので、一旦電圧を印加
すれば、その後電圧を印加しなくても長時間、表示状態
が保たれ、消費電力を節約できる効果を奏することがで
きる。なお、強誘電性液晶材としては、例えば、チッソ
社製のCS−2004などがある。
【0019】実施の形態5.上記実施の形態1〜3で
は、液晶材11及び透明基板13については特に限定し
ていないが、液晶材11として強誘電性高分子液晶材を
用いるとともに、透明基板13としてプラスチック(弾
力部材)を用いるようにしてもよい。強誘電性高分子液
晶材及びプラスチックを利用した場合には、ある程度大
きな液晶パネルや湾曲した液晶パネルを形成できるた
め、曲面のある窓ガラス等にも設置することができる効
果を奏する。なお、強誘電性高分子液晶材としては、例
えば、ポリマー分子が強誘電性を持つホモポリマーやコ
ポリマー、あるいはそれらの混合物を用いることができ
る。
【0020】実施の形態6.上記実施の形態1〜3で
は、透明基板13については特に限定していないが、透
明基板13としてガラスを用いるようにしてもよい。透
明基板13としてガラスを用いる場合、建物の窓ガラス
等を透明基板13として利用することが可能になり、構
成部材を削減することができる効果を奏する。
【0021】実施の形態7.上記実施の形態1〜3で
は、装置の設置方法については特に言及しなかったが、
液晶パネルの前面又はハーフミラー14の背面に粘着材
を塗布し、建物の窓ガラス等に貼り付けるようにしても
よい。液晶パネルの前面又はハーフミラー14の背面に
粘着材を塗布した場合には、既存の建物の窓ガラス等に
簡単に設置することができる効果を奏する。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、透明
電極を挟持する透明基板から構成された液晶パネルの背
面にハーフミラーを配設するように構成したので、昼夜
を問わず外部に対して広告文字等を明るく表示すること
ができるとともに、内部から表示媒体を通じて外部を確
認することができる効果がある。
【0023】また、この発明によれば、液晶材に強誘電
性液晶材を用いるように構成したので、一旦電圧を印加
すれば、その後電圧を印加しなくても長時間、表示状態
が保たれるようになり、消費電力を節約することができ
る効果がある。
【0024】さらに、この発明によれば、液晶材に強誘
電性高分子液晶材を用いるとともに、透明基板に弾力部
材を用いるように構成したので、ある程度大きな液晶パ
ネルや湾曲した液晶パネルを形成できるようになり、そ
の結果、曲面のある窓ガラス等にも設置することができ
る効果がある。
【0025】さらに、この発明によれば、透明基板にガ
ラスを用いるように構成したので、建物の窓ガラス等を
透明基板として利用することが可能になり、構成部材を
削減することができる効果がある。
【0026】さらに、この発明によれば、液晶パネルの
前面又はハーフミラーの背面に粘着材を塗布するように
構成したので、既存の建物の窓ガラス等に簡単に設置す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による情報表示装置
を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による情報表示装置
を示す正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による情報表示装置
を示す斜視図である。
【図4】 従来の情報表示装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 液晶材、12 透明電極、13 透明基板、14
ハーフミラー、15表示駆動部(表示制御手段)、1
6 パーソナルコンピュータ(表示制御手段)、18
マイクロコンピュータ(表示制御手段)。
フロントページの続き (72)発明者 炭田 昌人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶材を挟持する透明電極及び当該透明
    電極を挟持する透明基板から構成された液晶パネルと、
    上記液晶パネルの背面に配設されたハーフミラーと、上
    記透明電極に電圧を印加して上記液晶パネルに情報を表
    示する表示制御手段とを備えた情報表示装置。
  2. 【請求項2】 液晶材に強誘電性液晶材を用いることを
    特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 【請求項3】 液晶材に強誘電性高分子液晶材を用いる
    とともに、透明基板に弾力部材を用いることを特徴とす
    る請求項1記載の情報表示装置。
  4. 【請求項4】 透明基板にガラスを用いることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の情報表示装置。
  5. 【請求項5】 液晶パネルの前面又はハーフミラーの背
    面に粘着材を塗布することを特徴とする請求項1から請
    求項4のうちのいずれか1項記載の情報表示装置。
JP24315397A 1997-09-08 1997-09-08 情報表示装置 Pending JPH1185064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24315397A JPH1185064A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 情報表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP24315397A JPH1185064A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 情報表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1185064A true JPH1185064A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17099599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24315397A Pending JPH1185064A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 情報表示装置

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JP (1) JPH1185064A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2362494A (en) * 2000-03-17 2001-11-21 Spieler Andrea Mirror display
KR100319530B1 (ko) * 2000-02-08 2004-09-07 주식회사 제이알텍 발광 표시판 운용 시스템 및 운용 방법
JP2014232378A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 大和ハウス工業株式会社 コミュニケーション方法およびコミュニケーションシステム
JP2021507293A (ja) * 2017-12-19 2021-02-22 イー インク コーポレイション 電気光学ディスプレイの適用

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