JPH09311343A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH09311343A JPH09311343A JP8125701A JP12570196A JPH09311343A JP H09311343 A JPH09311343 A JP H09311343A JP 8125701 A JP8125701 A JP 8125701A JP 12570196 A JP12570196 A JP 12570196A JP H09311343 A JPH09311343 A JP H09311343A
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- crystal panel
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1347—Arrangement of liquid crystal layers or cells in which the final condition of one light beam is achieved by the addition of the effects of two or more layers or cells
- G02F1/13476—Arrangement of liquid crystal layers or cells in which the final condition of one light beam is achieved by the addition of the effects of two or more layers or cells in which at least one liquid crystal cell or layer assumes a scattering state
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モード切り換えにより情報表示と鏡との切り
換え表示可能な液晶表示装置における表示時のコントラ
スト比の低下による視認不良を防止する。 【解決手段】 時刻等の情報をポジ表示する情報表示用
液晶パネル１の背面に、全面が透明状態と白濁状態とに
切り換え可能な散乱モード型の背景用液晶パネル２を配
置し、さらにその背面に鏡面板３を配置してある。表示
用液晶パネル１の表示時は、背景用液晶パネル２は白濁
状態になり、鏡面板３を視認不可とし、白色の背景中に
表示されるため、周囲の環境に左右されず、情報表示の
コントラスト比が高くなる。これに対し、表示用液晶パ
ネルが非表示状態のときには、背景用液晶パネルは透明
状態になるようにしてあり、両液晶パネルを透過して鏡
面板が視認され鏡として使用可能になる。鏡面板に代え
て図柄を描いた装飾板とすれば、情報表示と装飾パネル
とを兼ねたものとなる。
換え表示可能な液晶表示装置における表示時のコントラ
スト比の低下による視認不良を防止する。 【解決手段】 時刻等の情報をポジ表示する情報表示用
液晶パネル１の背面に、全面が透明状態と白濁状態とに
切り換え可能な散乱モード型の背景用液晶パネル２を配
置し、さらにその背面に鏡面板３を配置してある。表示
用液晶パネル１の表示時は、背景用液晶パネル２は白濁
状態になり、鏡面板３を視認不可とし、白色の背景中に
表示されるため、周囲の環境に左右されず、情報表示の
コントラスト比が高くなる。これに対し、表示用液晶パ
ネルが非表示状態のときには、背景用液晶パネルは透明
状態になるようにしてあり、両液晶パネルを透過して鏡
面板が視認され鏡として使用可能になる。鏡面板に代え
て図柄を描いた装飾板とすれば、情報表示と装飾パネル
とを兼ねたものとなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルと鏡や
装飾板等とを組み合わせてなる液晶表示装置に関するも
のである。
装飾板等とを組み合わせてなる液晶表示装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】最近の液晶表示装置の発展は、種類も用
途もそれぞれ多様化し、かつ液晶パネル同士の組み合わ
せや液晶パネルと他の表示手段との組み合わせにより複
雑な表示を実現している。このような液晶表示装置のう
ち、鏡の前面に散乱モード型の液晶パネルを当接し、こ
の液晶パネルが透過状態になっているときには鏡として
機能させ、表示状態になっているときには液晶表示装置
として時刻や温度等の情報を表示するようにしたものが
ある。
途もそれぞれ多様化し、かつ液晶パネル同士の組み合わ
せや液晶パネルと他の表示手段との組み合わせにより複
雑な表示を実現している。このような液晶表示装置のう
ち、鏡の前面に散乱モード型の液晶パネルを当接し、こ
の液晶パネルが透過状態になっているときには鏡として
機能させ、表示状態になっているときには液晶表示装置
として時刻や温度等の情報を表示するようにしたものが
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、表示状態にした場合、例えば時刻等の情報表示用の
文字のセグメントは白濁した状態であり、鏡面内にこの
表示が行われるのであるが、液晶表示装置の前方に物体
（例えば白い服）がある場合、この白い物体が鏡に映る
ため、鏡面と表示部とのコントラスト比が低下して表示
が見難くなってしまう問題がある。
て、表示状態にした場合、例えば時刻等の情報表示用の
文字のセグメントは白濁した状態であり、鏡面内にこの
表示が行われるのであるが、液晶表示装置の前方に物体
（例えば白い服）がある場合、この白い物体が鏡に映る
ため、鏡面と表示部とのコントラスト比が低下して表示
が見難くなってしまう問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の液晶表示
装置は、情報を表示する液晶パネルと、鏡面板との間に
全面的に透過状態と白濁した状態とを切り換え可能な背
景用散乱モード型液晶パネルを設けて、鏡面板による反
射を規制可能にした。すなわち、表示用液晶パネルが表
示状態になっているときには、これにより情報表示を行
うとともに、背景用液晶パネルを白濁させることにより
前方から鏡面を視認不可として、コントラスト比が低下
する問題を生じないようにした。なお、表示用液晶パネ
ルが非表示状態になったときは、この表示用液晶パネル
が透過状態となり、同時に背景用液晶パネルが透過状態
に切り換わり、前方から鏡面が見えるようにすることに
より鏡として機能するようにした。
装置は、情報を表示する液晶パネルと、鏡面板との間に
全面的に透過状態と白濁した状態とを切り換え可能な背
景用散乱モード型液晶パネルを設けて、鏡面板による反
射を規制可能にした。すなわち、表示用液晶パネルが表
示状態になっているときには、これにより情報表示を行
うとともに、背景用液晶パネルを白濁させることにより
前方から鏡面を視認不可として、コントラスト比が低下
する問題を生じないようにした。なお、表示用液晶パネ
ルが非表示状態になったときは、この表示用液晶パネル
が透過状態となり、同時に背景用液晶パネルが透過状態
に切り換わり、前方から鏡面が見えるようにすることに
より鏡として機能するようにした。
【０００５】さらに他の手段では、上記した鏡面板に代
えて前面に図柄を表示してなる装飾板を採用し、表示用
液晶パネルが非表示状態になっているときには、背景用
液晶パネルを透過状態とすることにより、前方から図柄
を視認可能とすることにより装飾パネルとして機能する
ようにした。
えて前面に図柄を表示してなる装飾板を採用し、表示用
液晶パネルが非表示状態になっているときには、背景用
液晶パネルを透過状態とすることにより、前方から図柄
を視認可能とすることにより装飾パネルとして機能する
ようにした。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明は、所望の表示が可能な表
示用液晶パネルと、この表示用液晶パネルの背面側に配
設され、全面が光透過状態と白濁した状態とに切り換え
可能な背景用液晶パネルと、この背景用液晶パネルの背
面側に配設されている鏡面板とによって構成してある。
背景用液晶パネルは、表示用液晶パネルが表示状態のと
きには白濁した状態となり、表示用液晶パネルが非表示
状態のときには透過状態となるように切り換え可能にし
てある。
示用液晶パネルと、この表示用液晶パネルの背面側に配
設され、全面が光透過状態と白濁した状態とに切り換え
可能な背景用液晶パネルと、この背景用液晶パネルの背
面側に配設されている鏡面板とによって構成してある。
背景用液晶パネルは、表示用液晶パネルが表示状態のと
きには白濁した状態となり、表示用液晶パネルが非表示
状態のときには透過状態となるように切り換え可能にし
てある。
【０００７】なお、表示用液晶パネルをポジ表示型液晶
パネルとし、背景用液晶パネルを散乱モード型液晶パネ
ルとしてある。
パネルとし、背景用液晶パネルを散乱モード型液晶パネ
ルとしてある。
【０００８】本発明は、鏡面板に代えて図柄が描かれた
装飾板を設けて、装飾用パネルとすることも可能であ
る。
装飾板を設けて、装飾用パネルとすることも可能であ
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１０】（第１実施例）図１は、本発明の第１実施
例の構成を模式的に示したもので、表示用液晶パネル
（ポジ表示型液晶パネル）１の背面（図１下側）に背景
用液晶パネル（散乱モード型液晶パネル）２が当接して
あり、さらに背景用液晶パネルの背面に鏡面板３が対向
するように当接してある。
例の構成を模式的に示したもので、表示用液晶パネル
（ポジ表示型液晶パネル）１の背面（図１下側）に背景
用液晶パネル（散乱モード型液晶パネル）２が当接して
あり、さらに背景用液晶パネルの背面に鏡面板３が対向
するように当接してある。
【００１１】表示用液晶パネル１の構成は、対向する２
枚のガラス基板１１，１１の各内面側にＩＴＯからなる
透明電極１２，１２が形成してある。また、各ガラス基
板１１，１１の内側には、透明電極１２，１２を覆うよ
うに配向膜１３，１３が設けてある。各電極１２，１２
間には、電極間の間隙を一定に保持するためのスペーサ
粒子１４…が介在させてある。スペーサ粒子１４は、例
えばＳＰ−２０６（商品名、積水化学（株）製）を採用
してあり、一方の電極上に散布し、電極間を約６μｍの
セル厚に保持している。各電極１２，１２間に形成され
るセル内には、ネマティック液晶に黒色の二色性色素を
混合してなるゲスト・ホスト（ＧＨ）型液晶１５が封入
してある。ゲスト・ホスト型液晶１５としては、例えば
ＥＶＡ−０３５（商品名、三菱化学（株）製）にカイラ
ル剤ＣＢ−１５（商品名、メルク社製）を１．３３重量
％混合した液晶を採用してある。セルの周囲はエポキシ
樹脂等のシール剤１６で囲んで液晶１５を封止してあ
る。
枚のガラス基板１１，１１の各内面側にＩＴＯからなる
透明電極１２，１２が形成してある。また、各ガラス基
板１１，１１の内側には、透明電極１２，１２を覆うよ
うに配向膜１３，１３が設けてある。各電極１２，１２
間には、電極間の間隙を一定に保持するためのスペーサ
粒子１４…が介在させてある。スペーサ粒子１４は、例
えばＳＰ−２０６（商品名、積水化学（株）製）を採用
してあり、一方の電極上に散布し、電極間を約６μｍの
セル厚に保持している。各電極１２，１２間に形成され
るセル内には、ネマティック液晶に黒色の二色性色素を
混合してなるゲスト・ホスト（ＧＨ）型液晶１５が封入
してある。ゲスト・ホスト型液晶１５としては、例えば
ＥＶＡ−０３５（商品名、三菱化学（株）製）にカイラ
ル剤ＣＢ−１５（商品名、メルク社製）を１．３３重量
％混合した液晶を採用してある。セルの周囲はエポキシ
樹脂等のシール剤１６で囲んで液晶１５を封止してあ
る。
【００１２】背景用液晶パネル２の基本的構成は表示用
液晶パネル１のそれと同様である。なすわち、対向する
ガラス基板２１，２１の内面側にＩＴＯからなる電極２
２，２２が形成してあり、各電極を覆うように配向膜２
３，２３が形成してある。電極２２，２２間の間隙を一
定に保つためのスペーサ粒子２４は、例えばＳＰ−２１
６（商品名、積水化学（株）製）を採用している。この
スペーサ粒子２４…により各電極２２，２２間を約１６
μｍのセル厚に保持してある。背景用液晶パネルの液晶
２５は、ネマティック液晶例えばＺＬ１−１５６５（商
品名、メルク社製）にカイラル剤ＣＢ−１５（商品名、
メルク社製）を５重量％混合した液晶を採用してある。
シール材２６は表示用液晶パネル１のそれと同一であ
る。
液晶パネル１のそれと同様である。なすわち、対向する
ガラス基板２１，２１の内面側にＩＴＯからなる電極２
２，２２が形成してあり、各電極を覆うように配向膜２
３，２３が形成してある。電極２２，２２間の間隙を一
定に保つためのスペーサ粒子２４は、例えばＳＰ−２１
６（商品名、積水化学（株）製）を採用している。この
スペーサ粒子２４…により各電極２２，２２間を約１６
μｍのセル厚に保持してある。背景用液晶パネルの液晶
２５は、ネマティック液晶例えばＺＬ１−１５６５（商
品名、メルク社製）にカイラル剤ＣＢ−１５（商品名、
メルク社製）を５重量％混合した液晶を採用してある。
シール材２６は表示用液晶パネル１のそれと同一であ
る。
【００１３】次に本実施例の動作について説明する。
【００１４】図２，３は、本実施例の液晶表示装置の動
作を説明するもので、三層からなる液晶表示装置におい
て、前面側の表示用液晶パネル１及び二層目の背景用液
晶パネル２を部分的に切り欠いて示している。
作を説明するもので、三層からなる液晶表示装置におい
て、前面側の表示用液晶パネル１及び二層目の背景用液
晶パネル２を部分的に切り欠いて示している。
【００１５】図２（ａ）は、表示用液晶パネル１の非表
示状態を示している。図示してあるように、表示用液晶
パネル１は非表示状態（透過状態）となっており、前方
からその背方を透視可能になっている。このとき、二層
目の背景用液晶パネル２も同様に透過状態となってお
り、前方から見た場合は、三層目の鏡面板３の鏡面を透
視可能となっており、そのために液晶表示装置が鏡とし
て機能する。
示状態を示している。図示してあるように、表示用液晶
パネル１は非表示状態（透過状態）となっており、前方
からその背方を透視可能になっている。このとき、二層
目の背景用液晶パネル２も同様に透過状態となってお
り、前方から見た場合は、三層目の鏡面板３の鏡面を透
視可能となっており、そのために液晶表示装置が鏡とし
て機能する。
【００１６】次に、表示用液晶パネル１を表示状態に切
り換えると、時刻表示文字である１２：５４などの黒色
文字による情報の表示が行なわれるが、ポジ表示型液晶
パネルであるため、表示文字以外の領域は透明になって
いる（図２（ｂ）参照）。このときには、背景用液晶パ
ネル２は、散乱状態（白濁した状態）に切り換えられ、
全面が乳白色となって鏡面板３の前面を覆うため、前方
から鏡面板の存在が認識されないようになる。したがっ
て、乳白色の背景に黒色の情報表示用の文字が浮かび上
がって見えるようになる（図３参照）。
り換えると、時刻表示文字である１２：５４などの黒色
文字による情報の表示が行なわれるが、ポジ表示型液晶
パネルであるため、表示文字以外の領域は透明になって
いる（図２（ｂ）参照）。このときには、背景用液晶パ
ネル２は、散乱状態（白濁した状態）に切り換えられ、
全面が乳白色となって鏡面板３の前面を覆うため、前方
から鏡面板の存在が認識されないようになる。したがっ
て、乳白色の背景に黒色の情報表示用の文字が浮かび上
がって見えるようになる（図３参照）。
【００１７】なお、表示用液晶パネル１及び背景用液晶
パネル２の状態切り換えは、スイッチ操作によって人為
的に行なうようにしてもよいが、タイマーを用いて一定
の間隔で交互に切り換わるようにしてもよい。
パネル２の状態切り換えは、スイッチ操作によって人為
的に行なうようにしてもよいが、タイマーを用いて一定
の間隔で交互に切り換わるようにしてもよい。
【００１８】（第２実施例）図４に示すように、表示用
液晶パネル４１と背景用液晶パネル４２との間に集光樹
脂板４４を介在させ、この集光樹脂板の周囲の縁部に光
源の一例としてのエレクトロルミネセンス（ＥＬ）素子
４５を当接してある。
液晶パネル４１と背景用液晶パネル４２との間に集光樹
脂板４４を介在させ、この集光樹脂板の周囲の縁部に光
源の一例としてのエレクトロルミネセンス（ＥＬ）素子
４５を当接してある。
【００１９】表示用液晶パネル４１、背景用液晶パネル
４２及び鏡面板４３は第１実施例と同様のものを用いて
あるが、表示用液晶パネル４１は他層よりも正面の面積
を小さくして、集光樹脂板４４の外周部（縁部）４４ａ
がはみ出すようにしてある。この縁部に、ＥＬ素子４５
の発光面が集光樹脂板４４に対向するように貼付してあ
り、ＥＬ素子を発光させると、集光樹脂板で集光され、
背景用液晶パネルが白濁した状態を散乱面として光を表
示用液晶パネル側へ導くようにしてある。
４２及び鏡面板４３は第１実施例と同様のものを用いて
あるが、表示用液晶パネル４１は他層よりも正面の面積
を小さくして、集光樹脂板４４の外周部（縁部）４４ａ
がはみ出すようにしてある。この縁部に、ＥＬ素子４５
の発光面が集光樹脂板４４に対向するように貼付してあ
り、ＥＬ素子を発光させると、集光樹脂板で集光され、
背景用液晶パネルが白濁した状態を散乱面として光を表
示用液晶パネル側へ導くようにしてある。
【００２０】本実施例は、周囲が暗くなると表示部が見
にくくなるのを防ぐため、表示用液晶パネル４１の背後
を明るくして、情報表示としての文字等が浮き上がって
見えるようにしたものである。なお、ＥＬ素子の点灯操
作は、スイッチ操作によって行なうようにしてもよい
が、光センサを用いて周囲が暗くなると自然に点灯する
ようにしてもよい。あるいは表示用液晶パネル４１が表
示状態に切り換えられるとき、これと連動して点灯する
ようにしてもよい。
にくくなるのを防ぐため、表示用液晶パネル４１の背後
を明るくして、情報表示としての文字等が浮き上がって
見えるようにしたものである。なお、ＥＬ素子の点灯操
作は、スイッチ操作によって行なうようにしてもよい
が、光センサを用いて周囲が暗くなると自然に点灯する
ようにしてもよい。あるいは表示用液晶パネル４１が表
示状態に切り換えられるとき、これと連動して点灯する
ようにしてもよい。
【００２１】（第３実施例）図５に示すように、本実施
例における液晶表示装置は、２層に積層した液晶パネル
の背面に、第１実施例における鏡面板に代えて写真や絵
画等の図柄を描いてなる装飾板５７を対向させたものか
らなる。
例における液晶表示装置は、２層に積層した液晶パネル
の背面に、第１実施例における鏡面板に代えて写真や絵
画等の図柄を描いてなる装飾板５７を対向させたものか
らなる。
【００２２】表示用液晶パネル５１及び背景用液晶パネ
ル５２は、実施例１と同様のものを採用してある。装飾
板５７は、スペーサ材５８を介して、背景用液晶パネル
５２の背面から所定間隔にしてある。この構成により表
示用液晶パネル５１が表示状態になって、背景用液晶パ
ネル５２が白濁した状態に切り換わった場合、スペーサ
５８による間隔があるため装飾板５７の図柄が前方に透
けて見えるおそれがなくなる。また表示用液晶パネル５
１が非表示状態となって透明となり、背景用液晶パネル
が透過状態に切り換えられると、装飾板５７の図柄が前
方から透視可能となり、装飾板として機能する。
ル５２は、実施例１と同様のものを採用してある。装飾
板５７は、スペーサ材５８を介して、背景用液晶パネル
５２の背面から所定間隔にしてある。この構成により表
示用液晶パネル５１が表示状態になって、背景用液晶パ
ネル５２が白濁した状態に切り換わった場合、スペーサ
５８による間隔があるため装飾板５７の図柄が前方に透
けて見えるおそれがなくなる。また表示用液晶パネル５
１が非表示状態となって透明となり、背景用液晶パネル
が透過状態に切り換えられると、装飾板５７の図柄が前
方から透視可能となり、装飾板として機能する。
【００２３】また、情報の表示は、時刻の他、気温、温
度、風速など数字、文字、図柄にかかわらずあらゆるも
のが行い得る。
度、風速など数字、文字、図柄にかかわらずあらゆるも
のが行い得る。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、時刻等の表示用液晶パネルと
鏡面板との間に透過状態と白濁した状態とを切り換え可
能な背景用液晶パネルを備え、時刻等の表示状態におい
ては、背景用液晶パネルは白濁した状態に切り換わって
鏡面を前方から見えないようにし、白色の背景の前方で
表示が行われるため、周囲の環境に左右されず、表示の
コントラスト比を低下させずに表示可能となる。
鏡面板との間に透過状態と白濁した状態とを切り換え可
能な背景用液晶パネルを備え、時刻等の表示状態におい
ては、背景用液晶パネルは白濁した状態に切り換わって
鏡面を前方から見えないようにし、白色の背景の前方で
表示が行われるため、周囲の環境に左右されず、表示の
コントラスト比を低下させずに表示可能となる。
【００２５】また、鏡面板に代えて図柄を表示してなる
装飾板を採用したものでは、表示用液晶パネルが非表示
状態（透過状態）となり背景用液晶パネルが透過状態に
切り換わると、前面から絵画等が視認可能となり、時計
兼装飾パネルとしてのディスプレイとして使用可能とな
る。
装飾板を採用したものでは、表示用液晶パネルが非表示
状態（透過状態）となり背景用液晶パネルが透過状態に
切り換わると、前面から絵画等が視認可能となり、時計
兼装飾パネルとしてのディスプレイとして使用可能とな
る。
【図１】第１実施例の構成を示す断面図である。
【図２】第１実施例における表示状態切り換えの動作を
説明する斜視図である。
説明する斜視図である。
【図３】第１実施例における表示用液晶パネルが時刻を
表示している状態を示す正面図である。
表示している状態を示す正面図である。
【図４】第２実施例の構成を示す斜視図である。
【図５】第３実施例の構成を示す断面図である。
１，４１，５１ ポジ表示型液晶パネル（表示用
液晶パネル） ２，４２，５２ 散乱モード型液晶パネル（背景
用液晶パネル） ３，４３ 鏡面板 ４４ 集光樹脂板 ４５ 光源（ＥＬ素子） ５７ 装飾板
液晶パネル） ２，４２，５２ 散乱モード型液晶パネル（背景
用液晶パネル） ３，４３ 鏡面板 ４４ 集光樹脂板 ４５ 光源（ＥＬ素子） ５７ 装飾板
Claims (3)
- 【請求項１】 所望の表示が可能なポジ表示型液晶パネ
ルと、上記ポジ表示型液晶パネルの背面側に配設され、
全面が散乱により白濁する状態と非散乱時の透明状態と
の２つの状態間をスイッチング可能な散乱モード型液晶
パネルと、上記散乱モード型液晶パネルの背面に設置さ
れている鏡面板とを有し、 上記散乱モード型液晶パネルを散乱白濁状態とし、かつ
上記ポジ表示型液晶パネルに所望の表示を行う状態と、
上記散乱モード型液晶パネルを非散乱透明状態とし、か
つ上記ポジ表示型液晶パネルを非表示状態として、上記
鏡面板が視認可能な状態とを切り換えることを特徴とす
る液晶表示装置。 - 【請求項２】 請求項１において、上記散乱モード型液
晶パネルと上記ポジ表示型液晶パネルとの間に集光樹脂
板を挿入し上記集光樹脂板の縁に光源を設置し、かつ、
その発光面が上記集光樹脂板に対向していることを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項３】 請求項１または２において、上記鏡面板
に代えて、図柄等が描かれた装飾板が設けてあることを
特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125701A JPH09311343A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8125701A JPH09311343A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09311343A true JPH09311343A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14916586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8125701A Pending JPH09311343A (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09311343A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004053925A (ja) * | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Terra Matrix Co Ltd | 携帯電話機用ディスプレイ装置及び携帯電話機 |
| KR20040104427A (ko) * | 2003-06-03 | 2004-12-10 | 모토로라 인코포레이티드 | 전환가능한 디스플레이/미러 방법 및 장치 |
| KR100475061B1 (ko) * | 2002-10-11 | 2005-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 가변유리를 이용한 거울기능 겸용의 이동통신 단말기의엘시디 디스플레이장치 |
| CN103293738A (zh) * | 2012-10-19 | 2013-09-11 | 上海天马微电子有限公司 | 液晶显示装置及其控制方法 |
| WO2014054522A1 (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-10 | シャープ株式会社 | 画像表示装置およびその駆動方法 |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP8125701A patent/JPH09311343A/ja active Pending
Cited By (5)
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