JPH05142617A - 撮影補助機能を有するカメラ - Google Patents
撮影補助機能を有するカメラInfo
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- JPH05142617A JPH05142617A JP3306300A JP30630091A JPH05142617A JP H05142617 A JPH05142617 A JP H05142617A JP 3306300 A JP3306300 A JP 3306300A JP 30630091 A JP30630091 A JP 30630091A JP H05142617 A JPH05142617 A JP H05142617A
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- JP
- Japan
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- mode
- photographing
- value
- camera
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、各種撮影シーンに応じて、適正な
露出値が得られるようにした撮影補助機能を有するカメ
ラに関し、風景やシルエット等のシ−ンにおいても、適
正な露出値を確実に得ることを目的とする。 【構成】 撮影対象領域を測光する測光手段と、前記測
光手段の出力に応じて露出値を算出する露出値算出手段
と、撮影の種類を選択する撮影モ−ド選択手段と、前記
撮影モ−ド選択手段で選択されたモ−ドに応じ、前記露
出値算出手段で算出された露出値に所定値を加算し最終
露出値を設定する露出値設定手段とから構成する。
露出値が得られるようにした撮影補助機能を有するカメ
ラに関し、風景やシルエット等のシ−ンにおいても、適
正な露出値を確実に得ることを目的とする。 【構成】 撮影対象領域を測光する測光手段と、前記測
光手段の出力に応じて露出値を算出する露出値算出手段
と、撮影の種類を選択する撮影モ−ド選択手段と、前記
撮影モ−ド選択手段で選択されたモ−ドに応じ、前記露
出値算出手段で算出された露出値に所定値を加算し最終
露出値を設定する露出値設定手段とから構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種撮影シーンに応じ
て、適正な露出値が得られるようにした撮影補助機能を
有するカメラに関する。
て、適正な露出値が得られるようにした撮影補助機能を
有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、風景,ポートレート等の各種撮影
シーンに応じて、適正な露出値が得られるようにした撮
影補助機能を有するカメラとして、例えば、特開昭57
−84441号公報に開示されるものが知られている。
シーンに応じて、適正な露出値が得られるようにした撮
影補助機能を有するカメラとして、例えば、特開昭57
−84441号公報に開示されるものが知られている。
【0003】この公報に開示される撮影補助機能を有す
るカメラでは、撮影対象が風景・逆光・人物等の場合
に、分割測光の重み付けを、平均測光・スポット測光・
中央重点測光と、手動操作で変えることにより、各種撮
影シーンに応じた適正露出値が得られるように構成され
ている。
るカメラでは、撮影対象が風景・逆光・人物等の場合
に、分割測光の重み付けを、平均測光・スポット測光・
中央重点測光と、手動操作で変えることにより、各種撮
影シーンに応じた適正露出値が得られるように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の撮影補助機能を有するカメラでは、風景やシ
ルエットのシーンにおける適正露出値の算出を、重み付
け方式を用いて行っても、必ずしも、満足のいく結果が
得られないという問題があった。
うな従来の撮影補助機能を有するカメラでは、風景やシ
ルエットのシーンにおける適正露出値の算出を、重み付
け方式を用いて行っても、必ずしも、満足のいく結果が
得られないという問題があった。
【0005】この理由は、重み付け方式によって得られ
る露出値が、原理上、得られた分割測光値の最大値と最
小値間の値になり、その範囲を越えた値を取り得ないた
めである。
る露出値が、原理上、得られた分割測光値の最大値と最
小値間の値になり、その範囲を越えた値を取り得ないた
めである。
【0006】すなわち、具体的には、例えば、風景シー
ンでは、一般にややアンダーめが良いという場合が多
く、また、例えば、シルエットシーンでは、被写体を黒
く潰すことが第1条件となるため、分割測光値の最大値
と最小値間の範囲を越えた値を取ることが必要になるた
めである。
ンでは、一般にややアンダーめが良いという場合が多
く、また、例えば、シルエットシーンでは、被写体を黒
く潰すことが第1条件となるため、分割測光値の最大値
と最小値間の範囲を越えた値を取ることが必要になるた
めである。
【0007】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、風景やシルエット等のシーンにお
いても、適正な露出値を確実に得ることができる撮影補
助機能を有するカメラを提供することを目的とする。
めになされたもので、風景やシルエット等のシーンにお
いても、適正な露出値を確実に得ることができる撮影補
助機能を有するカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の撮影補助機能
を有するカメラは、撮影対象領域を測光する測光手段
と、前記測光手段の出力に応じて露出値を算出する露出
値算出手段と、撮影の種類を選択する撮影モード選択手
段と、前記撮影モード選択手段で選択されたモードに応
じ、前記露出値算出手段で算出された露出値に所定値を
加減算し最終露出値を設定する露出値設定手段とを有す
るものである。
を有するカメラは、撮影対象領域を測光する測光手段
と、前記測光手段の出力に応じて露出値を算出する露出
値算出手段と、撮影の種類を選択する撮影モード選択手
段と、前記撮影モード選択手段で選択されたモードに応
じ、前記露出値算出手段で算出された露出値に所定値を
加減算し最終露出値を設定する露出値設定手段とを有す
るものである。
【0009】請求項2の撮影補助機能を有するカメラ
は、請求項1において、前記測光手段は、前記撮影対象
領域を分割して測光するものである。請求項3の撮影補
助機能を有するカメラは、請求項1または2において、
前記露出値設定手段によって加減算される所定値には、
前記撮影モード選択手段で選択されるモード毎に定数が
与えられるものである。
は、請求項1において、前記測光手段は、前記撮影対象
領域を分割して測光するものである。請求項3の撮影補
助機能を有するカメラは、請求項1または2において、
前記露出値設定手段によって加減算される所定値には、
前記撮影モード選択手段で選択されるモード毎に定数が
与えられるものである。
【0010】請求項4の撮影補助機能を有するカメラ
は、請求項1ないし3において、前記露出値算出手段
は、露出値を、前記撮影対象領域を細分割して得た露出
値と粗分割して得た露出値とを、所定の寄与率に応じて
合成して求め、前記露出値設定手段によって加減算され
る所定値は、前記撮影モード選択手段で選択されるモー
ド毎に前記寄与率に応じて与えられるものである。
は、請求項1ないし3において、前記露出値算出手段
は、露出値を、前記撮影対象領域を細分割して得た露出
値と粗分割して得た露出値とを、所定の寄与率に応じて
合成して求め、前記露出値設定手段によって加減算され
る所定値は、前記撮影モード選択手段で選択されるモー
ド毎に前記寄与率に応じて与えられるものである。
【0011】請求項5の撮影補助機能を有するカメラ
は、請求項1ないし4において、前記露出値設定手段に
よる所定値の加減算は、前記撮影モード選択手段で風景
モードが選択された場合に行なわれるものである。
は、請求項1ないし4において、前記露出値設定手段に
よる所定値の加減算は、前記撮影モード選択手段で風景
モードが選択された場合に行なわれるものである。
【0012】請求項6の撮影補助機能を有するカメラ
は、請求項1ないし4において、前記露出値設定手段に
よる所定値の加減算は、撮影モード選択手段でシルエッ
トモードが選択された場合に行なわれるものである。
は、請求項1ないし4において、前記露出値設定手段に
よる所定値の加減算は、撮影モード選択手段でシルエッ
トモードが選択された場合に行なわれるものである。
【0013】
【作用】請求項1の撮影補助機能を有するカメラでは、
選択された撮影の種類に応じて、通常の露出値に、予め
定められた所定値が加減算され、最終露出値が設定され
る。
選択された撮影の種類に応じて、通常の露出値に、予め
定められた所定値が加減算され、最終露出値が設定され
る。
【0014】請求項2の撮影補助機能を有するカメラで
は、撮影対象領域が複数に分割され、測光が行なわれ
る。請求項3の撮影補助機能を有するカメラでは、加減
算される所定値が、モード毎に与えられた定数に基づい
て演算される。
は、撮影対象領域が複数に分割され、測光が行なわれ
る。請求項3の撮影補助機能を有するカメラでは、加減
算される所定値が、モード毎に与えられた定数に基づい
て演算される。
【0015】請求項4の撮影補助機能を有するカメラで
は、露出値が、撮影対象領域を細分割して得た露出値と
粗分割して得た露出値とを、所定の寄与率に応じて合成
して求められ、また、加減算される所定値が、モード毎
に前記寄与率に応じて演算される。
は、露出値が、撮影対象領域を細分割して得た露出値と
粗分割して得た露出値とを、所定の寄与率に応じて合成
して求められ、また、加減算される所定値が、モード毎
に前記寄与率に応じて演算される。
【0016】請求項5の撮影補助機能を有するカメラで
は、所定値の加減算が、風景モードが選択された場合に
行なわれる。請求項6の撮影補助機能を有するカメラで
は、所定値の加減算が、シルエットモードが選択された
場合に行なわれる。
は、所定値の加減算が、風景モードが選択された場合に
行なわれる。請求項6の撮影補助機能を有するカメラで
は、所定値の加減算が、シルエットモードが選択された
場合に行なわれる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を用いて詳細
に説明する。図1は、本発明の撮影補助機能を有するカ
メラの一実施例を示すもので、図において、符号1は、
カメラボディを示している。
に説明する。図1は、本発明の撮影補助機能を有するカ
メラの一実施例を示すもので、図において、符号1は、
カメラボディを示している。
【0018】符号2は、ストロボからなる閃光手段を示
している。この実施例では、閃光手段2は、カメラボデ
ィ1に着脱可能に配置されているが、カメラボディ1内
に内蔵しても良い。
している。この実施例では、閃光手段2は、カメラボデ
ィ1に着脱可能に配置されているが、カメラボディ1内
に内蔵しても良い。
【0019】符号3は、閃光手段2に配置され、閃光の
発光を許可あるいは禁止するスイッチであり、通常は、
ストロボのON/OFFスイッチである。符号4は、レ
リーズ釦である。
発光を許可あるいは禁止するスイッチであり、通常は、
ストロボのON/OFFスイッチである。符号4は、レ
リーズ釦である。
【0020】符号5は、露出モード選択手段であり、こ
の露出モード選択手段5では、プログラムモード,絞り
優先モード,シャッタ優先モード,マニュアルモードの
選択が可能である。
の露出モード選択手段5では、プログラムモード,絞り
優先モード,シャッタ優先モード,マニュアルモードの
選択が可能である。
【0021】符号6は、撮影の種類を選択するための撮
影モード選択手段であり、この撮影モード選択手段6で
は、シルエットモード,風景モード,スポーツモード,
ポートレートモード,記念写真モード,接写モードが選
択可能である。
影モード選択手段であり、この撮影モード選択手段6で
は、シルエットモード,風景モード,スポーツモード,
ポートレートモード,記念写真モード,接写モードが選
択可能である。
【0022】符号7は、コマンドダイヤルであり、露出
モード選択手段5を押しながらコマンドダイヤル7を回
すと、露出モードが、プログラムモード→絞り優先モー
ド→シャッタ優先モード→マニュアルモード→プログラ
ムモードと変化する。
モード選択手段5を押しながらコマンドダイヤル7を回
すと、露出モードが、プログラムモード→絞り優先モー
ド→シャッタ優先モード→マニュアルモード→プログラ
ムモードと変化する。
【0023】また、撮影モード選択手段6を押しながら
コマンドダイヤル7を回すと、撮影モードが、シルエッ
トモード→風景モード→スポーツモード→ポートレート
モード→記念写真モード→接写モード→シルエットモー
ドと変化する。
コマンドダイヤル7を回すと、撮影モードが、シルエッ
トモード→風景モード→スポーツモード→ポートレート
モード→記念写真モード→接写モード→シルエットモー
ドと変化する。
【0024】符号8は、露出モード選択手段であり、こ
の露出モード選択手段8では、プログラムモードの時に
は、Pが、絞り優先モードの時には、Aが、シャッタ優
先モードの時には、Sが、マニュアルモードの時には、
Mが表示される。
の露出モード選択手段8では、プログラムモードの時に
は、Pが、絞り優先モードの時には、Aが、シャッタ優
先モードの時には、Sが、マニュアルモードの時には、
Mが表示される。
【0025】符号9は、撮影モード表示手段であり、こ
の撮影モード選択手段9では、シルエットの時には、S
Eが、風景モードの時には、LSが、スポーツモードの
時には、SPが、ポートレートモードの時には、PR
が、記念写真モードの時には、PFが、接写モードの時
には、CUが表示される。
の撮影モード選択手段9では、シルエットの時には、S
Eが、風景モードの時には、LSが、スポーツモードの
時には、SPが、ポートレートモードの時には、PR
が、記念写真モードの時には、PFが、接写モードの時
には、CUが表示される。
【0026】図2は、撮影モード設定手段6によって設
定される撮影モードの内容の詳細を示すもので、「モー
ド名」は、撮影モード設定手段6で設定されるモードの
名前である。
定される撮影モードの内容の詳細を示すもので、「モー
ド名」は、撮影モード設定手段6で設定されるモードの
名前である。
【0027】「表示」は、撮影モード表示手段9に表示
される内容である。 「定常光」は、閃光手段2を使用しない撮影の場合のア
ルゴリズムであり、詳細は、後述する図7〜図15で説
明する。
される内容である。 「定常光」は、閃光手段2を使用しない撮影の場合のア
ルゴリズムであり、詳細は、後述する図7〜図15で説
明する。
【0028】「閃光発光」は、閃光手段2を使用する撮
影の場合のアルゴリズムであり、詳細は、後述する図1
6で説明する。 「プログラム線図(自然光)」は、閃光手段2を使用し
ない撮影の場合のプログラム線図であり、詳細は、後述
する図17で説明する。
影の場合のアルゴリズムであり、詳細は、後述する図1
6で説明する。 「プログラム線図(自然光)」は、閃光手段2を使用し
ない撮影の場合のプログラム線図であり、詳細は、後述
する図17で説明する。
【0029】「プログラム線図(閃光)」は、閃光手段
2を使用する撮影の場合のプログラム線図であり、詳細
は、後述する図17で説明する。図3は、この実施例の
撮影補助機能を有するカメラのブロック図であり、符号
11は、CPUである。
2を使用する撮影の場合のプログラム線図であり、詳細
は、後述する図17で説明する。図3は、この実施例の
撮影補助機能を有するカメラのブロック図であり、符号
11は、CPUである。
【0030】符号12は、定常光測光素子であり、この
実施例では、ファインダー視野を、12a〜12hの8
領域に分割して測光が行なわれる。符号13は、測光回
路であり、この測光回路13は、定常光測光素子12の
出力を対数圧縮して、輝度値に変換して、その結果をC
PU11に出力する。
実施例では、ファインダー視野を、12a〜12hの8
領域に分割して測光が行なわれる。符号13は、測光回
路であり、この測光回路13は、定常光測光素子12の
出力を対数圧縮して、輝度値に変換して、その結果をC
PU11に出力する。
【0031】この実施例では、12aの測光出力の輝度
値がBV(1) 、12bの測光出力の輝度値がBV(2) 、
12cの測光出力の輝度値がBV(3) 、12dの測光出
力の輝度値がBV(4) 、12eの測光出力の輝度値がB
V(5) 、12fの測光出力の輝度値がBV(6) 、12g
の測光出力の輝度値がBV(7) 、12hの測光出力の輝
度値がBV(8) とされる。
値がBV(1) 、12bの測光出力の輝度値がBV(2) 、
12cの測光出力の輝度値がBV(3) 、12dの測光出
力の輝度値がBV(4) 、12eの測光出力の輝度値がB
V(5) 、12fの測光出力の輝度値がBV(6) 、12g
の測光出力の輝度値がBV(7) 、12hの測光出力の輝
度値がBV(8) とされる。
【0032】符号14は、閃光(ストロボ光)測光素子
であり、この実施例では、ファインダー視野を、14a
〜14eの5領域に分割して測光が行なわれる。符号1
5は、調光回路であり、この調光回路15は、閃光測光
素子14の出力を積分して、その結果をCPU11に出
力する。
であり、この実施例では、ファインダー視野を、14a
〜14eの5領域に分割して測光が行なわれる。符号1
5は、調光回路であり、この調光回路15は、閃光測光
素子14の出力を積分して、その結果をCPU11に出
力する。
【0033】符号16は、焦点検出素子であり、この実
施例では、画面中央部付近を十字形に検出する。符号1
7は、焦点検出回路であり、焦点検出素子16の出力か
ら焦点状態を検出し、その結果をCPU11に出力す
る。
施例では、画面中央部付近を十字形に検出する。符号1
7は、焦点検出回路であり、焦点検出素子16の出力か
ら焦点状態を検出し、その結果をCPU11に出力す
る。
【0034】符号18は、露出制御手段であり、測光回
路13の出力を基に、CPU11が処理して得た適正露
出値に従い、不図示のシャッタと絞りを制御する。符号
19は、焦点整合手段であり、焦点検出回路17の出力
を基に、CPU11が処理して得た焦点のズレ量とズレ
方向に従い、不図示のモータにより、撮影レンズを駆動
する。
路13の出力を基に、CPU11が処理して得た適正露
出値に従い、不図示のシャッタと絞りを制御する。符号
19は、焦点整合手段であり、焦点検出回路17の出力
を基に、CPU11が処理して得た焦点のズレ量とズレ
方向に従い、不図示のモータにより、撮影レンズを駆動
する。
【0035】図4は、CPU11を中心にして行われる
本実施例の動作のメインアルゴリズムである。 ステップS1:露出モード選択手段5で、プログラムモ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
ている時には、ステップS2へ進み、選択されていない
時には、ステップS1へ戻る。
本実施例の動作のメインアルゴリズムである。 ステップS1:露出モード選択手段5で、プログラムモ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
ている時には、ステップS2へ進み、選択されていない
時には、ステップS1へ戻る。
【0036】ステップS2:露出モード表示手段8に、
プログラムモードの印『P』を表示する。 ステップS3:定常光測光素子12で測光し、測光回路
13で処理してBV(1) 〜BV(8) を得る。
プログラムモードの印『P』を表示する。 ステップS3:定常光測光素子12で測光し、測光回路
13で処理してBV(1) 〜BV(8) を得る。
【0037】ステップS4:閃光手段(ストロボ)2
の、閃光の発光を許可/禁止するスイッチ3がONであ
るか否かを判別する。ONの時には、ステップS5へ進
み、OFFの時には、ステップS9へ進む。
の、閃光の発光を許可/禁止するスイッチ3がONであ
るか否かを判別する。ONの時には、ステップS5へ進
み、OFFの時には、ステップS9へ進む。
【0038】ステップS5:閃光発光アルゴリズムで各
種条件の決定を行なう。詳細は、後述する図5で説明す
る。 ステップS6:ステップS5でFLG_S=1となった
か否かの判別が行なわれる。FLG_S=1の時には、
ステップS7へ進み、FLG_S=0の時には、ステッ
プS9へ進む。
種条件の決定を行なう。詳細は、後述する図5で説明す
る。 ステップS6:ステップS5でFLG_S=1となった
か否かの判別が行なわれる。FLG_S=1の時には、
ステップS7へ進み、FLG_S=0の時には、ステッ
プS9へ進む。
【0039】すなわち、FLG_S=1とならないの
は、シルエットモードの時で、このモードの時は、閃光
撮影をしては意味が無いので、閃光手段(ストロボ)2
の、閃光の発光を許可/禁止するスイッチ3がONであ
っても、その発光を禁止し、定常光アルゴリズムステッ
プS9に進む。
は、シルエットモードの時で、このモードの時は、閃光
撮影をしては意味が無いので、閃光手段(ストロボ)2
の、閃光の発光を許可/禁止するスイッチ3がONであ
っても、その発光を禁止し、定常光アルゴリズムステッ
プS9に進む。
【0040】ステップS7:レリーズ釦4が押されたか
否かが判別される。押された時には、ステップS8に進
み、押されていない時には、ステップS1に戻る。 ステップS8:撮影して終了する。なお、撮影条件は、
閃光発光アルゴリズムステップS5で選択されたSB−
1、P線−7である。
否かが判別される。押された時には、ステップS8に進
み、押されていない時には、ステップS1に戻る。 ステップS8:撮影して終了する。なお、撮影条件は、
閃光発光アルゴリズムステップS5で選択されたSB−
1、P線−7である。
【0041】ステップS9:定常光アルゴリズムで各種
条件の決定が行なわれる。詳細は、後述する図6で説明
する。 ステップS10:レリーズ釦4が押されたか否かの判別
が行なわれる。押された時には、ステップS11に進
み、押されない時には、ステップS1に戻る。
条件の決定が行なわれる。詳細は、後述する図6で説明
する。 ステップS10:レリーズ釦4が押されたか否かの判別
が行なわれる。押された時には、ステップS11に進
み、押されない時には、ステップS1に戻る。
【0042】ステップS11:撮影して終了する。撮影
条件は、定常光アルゴリズムステップS9で選択された
AMP−1〜AMP−3、P線−1〜P線−6である。
図5は、図4に示したステップS5の、閃光発光アルゴ
リズムの詳細である。
条件は、定常光アルゴリズムステップS9で選択された
AMP−1〜AMP−3、P線−1〜P線−6である。
図5は、図4に示したステップS5の、閃光発光アルゴ
リズムの詳細である。
【0043】ステップS21:撮影モード選択手段6
で、シルエットモードが選択されたか否かの判別が行な
われる。選択された時には、ステップS22へ進み、選
択されない時には、ステップS24へ進む。
で、シルエットモードが選択されたか否かの判別が行な
われる。選択された時には、ステップS22へ進み、選
択されない時には、ステップS24へ進む。
【0044】ステップS22:撮影モード表示手段9
に、シルエットモードの印『SE』を表示する。この時
には、閃光発光は禁止されステップS23に進む。 ステップS23:FLG_Sに0を代入する。
に、シルエットモードの印『SE』を表示する。この時
には、閃光発光は禁止されステップS23に進む。 ステップS23:FLG_Sに0を代入する。
【0045】ステップS24:撮影モード選択手段6
で、風景モードが選択されたか否かの判別が行なわれ
る。選択された時には、ステップS25へ進み、選択さ
れない時には、ステップS29へ進む。
で、風景モードが選択されたか否かの判別が行なわれ
る。選択された時には、ステップS25へ進み、選択さ
れない時には、ステップS29へ進む。
【0046】ステップS25:撮影モード表示手段9
に、風景モードの印『LS』を表示する。 ステップS26:閃光発光アルゴリズムとして、SB−
1を選択する。SB−1の詳細は、後述する図16で説
明する。なお、SB−1の実施は、前述したステップS
8でなされる。ここでは事前に選択されるのみである。
に、風景モードの印『LS』を表示する。 ステップS26:閃光発光アルゴリズムとして、SB−
1を選択する。SB−1の詳細は、後述する図16で説
明する。なお、SB−1の実施は、前述したステップS
8でなされる。ここでは事前に選択されるのみである。
【0047】ステップS27:プログラム線図として、
P線−7を選択する。P線−7の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS28:FLG_Sに1を代入する。
P線−7を選択する。P線−7の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS28:FLG_Sに1を代入する。
【0048】ステップS29:撮影モード選択手段6
で、スポーツモードが選択されたか否かの判別が行なわ
れる。選択された時には、ステップS30へ進み、選択
されない時には、ステップS31へ進む。
で、スポーツモードが選択されたか否かの判別が行なわ
れる。選択された時には、ステップS30へ進み、選択
されない時には、ステップS31へ進む。
【0049】ステップS30:撮影モード表示手段9
に、スポーツモードの印『SP』を表示する。 ステップS31:撮影モード選択手段6で、ポートレー
トモードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択
された時には、ステップS32へ進み、選択されない時
には、ステップS33へ進む。
に、スポーツモードの印『SP』を表示する。 ステップS31:撮影モード選択手段6で、ポートレー
トモードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択
された時には、ステップS32へ進み、選択されない時
には、ステップS33へ進む。
【0050】ステップS32:撮影モード表示手段9
に、ポートレートモードの印『PR』を表示する。 ステップS33:撮影モード選択手段6で、記念写真モ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
た時には、ステップS34へ進み、選択されない時に
は、ステップS35へ進む。
に、ポートレートモードの印『PR』を表示する。 ステップS33:撮影モード選択手段6で、記念写真モ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
た時には、ステップS34へ進み、選択されない時に
は、ステップS35へ進む。
【0051】ステップS34:撮影モード表示手段9
に、記念写真モードの印『PF』を表示する。 ステップS35:撮影モード選択手段6で、接写モード
が選択されたか否かの判別が行なわれる。選択された時
には、ステップS36へ進み、選択されない時には、ス
テップS21へ進む。
に、記念写真モードの印『PF』を表示する。 ステップS35:撮影モード選択手段6で、接写モード
が選択されたか否かの判別が行なわれる。選択された時
には、ステップS36へ進み、選択されない時には、ス
テップS21へ進む。
【0052】ステップS36:撮影モード表示手段9
に、接写モードの印『CU』を表示する。図6は、図4
に示したステップS9の定常光アルゴリズムの詳細であ
る。
に、接写モードの印『CU』を表示する。図6は、図4
に示したステップS9の定常光アルゴリズムの詳細であ
る。
【0053】ステップS41:撮影モード選択手段6
で、シルエットモードが選択されたか否かの判別が行な
われる。選択された時には、ステップS42へ進み、選
択されない時には、ステップS46へ進む。
で、シルエットモードが選択されたか否かの判別が行な
われる。選択された時には、ステップS42へ進み、選
択されない時には、ステップS46へ進む。
【0054】ステップS42:撮影モード表示手段9
に、シルエットモードの印『SE』を表示する。 ステップS43:定常光アルゴリズムとして、AMP−
1を選択する。AMP−1の詳細は、後述する図14で
説明する。なお、AMP−1の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
に、シルエットモードの印『SE』を表示する。 ステップS43:定常光アルゴリズムとして、AMP−
1を選択する。AMP−1の詳細は、後述する図14で
説明する。なお、AMP−1の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
【0055】ステップS44:プログラム線図として、
P線−1を選択する。P線−1の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS45:FLG_Sに0を代入する。
P線−1を選択する。P線−1の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS45:FLG_Sに0を代入する。
【0056】ステップS46:撮影モード選択手段6
で、風景モードが選択されたか否かの判別が行なわれ
る。選択された時には、ステップS47へ進み、選択さ
れない時には、ステップS50へ進む。
で、風景モードが選択されたか否かの判別が行なわれ
る。選択された時には、ステップS47へ進み、選択さ
れない時には、ステップS50へ進む。
【0057】ステップS47:撮影モード表示手段9
に、風景モードの印『LS』を表示する。 ステップS48:定常光アルゴリズムとして、AMP−
2を選択する。AMP−2の詳細は、後述する図15で
説明する。AMP−2の実施は、前述したステップS1
1でなされる。ここでは事前に選択されるのみである。
に、風景モードの印『LS』を表示する。 ステップS48:定常光アルゴリズムとして、AMP−
2を選択する。AMP−2の詳細は、後述する図15で
説明する。AMP−2の実施は、前述したステップS1
1でなされる。ここでは事前に選択されるのみである。
【0058】ステップS49:プログラム線図として、
P線−2を選択する。P線−2の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS50:撮影モード選択手段6で、スポーツモ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
た時には、ステップS51へ進み、選択されない時に
は、ステップS54へ進む。
P線−2を選択する。P線−2の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS50:撮影モード選択手段6で、スポーツモ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
た時には、ステップS51へ進み、選択されない時に
は、ステップS54へ進む。
【0059】ステップS51:撮影モード表示手段9
に、スポーツモードの印『SP』を表示する。 ステップS52:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
に、スポーツモードの印『SP』を表示する。 ステップS52:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
【0060】ステップS53:プログラム線図として、
P線−3を選択する。P線−3の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS54:撮影モード選択手段6で、ポートレー
トモードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択
された時には、ステップS55へ進み、選択されない時
には、ステップS58へ進む。
P線−3を選択する。P線−3の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS54:撮影モード選択手段6で、ポートレー
トモードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択
された時には、ステップS55へ進み、選択されない時
には、ステップS58へ進む。
【0061】ステップS55:撮影モード表示手段9
に、ポートレートモードの印『PR』を表示する。 ステップS56:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
に、ポートレートモードの印『PR』を表示する。 ステップS56:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
【0062】ステップS57:プログラム線図として、
P線−4を選択する。P線−4の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS58:撮影モード選択手段6で、記念写真モ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
た時には、ステップS59へ進み、選択されない時に
は、ステップS62へ進む。
P線−4を選択する。P線−4の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS58:撮影モード選択手段6で、記念写真モ
ードが選択されたか否かの判別が行なわれる。選択され
た時には、ステップS59へ進み、選択されない時に
は、ステップS62へ進む。
【0063】ステップS59:撮影モード表示手段9
に、記念写真モードの印『PF』を表示する。 ステップS60:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
に、記念写真モードの印『PF』を表示する。 ステップS60:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
【0064】ステップS61:プログラム線図として、
P線−5を選択する。P線−5の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS62:撮影モード選択手段6で、接写モード
が選択されたか否かの判別が行なわれる。選択された時
には、ステップS63へ進み、選択されない時には、ス
テップS41へ戻る。
P線−5を選択する。P線−5の詳細は、後述する図1
7で説明する。 ステップS62:撮影モード選択手段6で、接写モード
が選択されたか否かの判別が行なわれる。選択された時
には、ステップS63へ進み、選択されない時には、ス
テップS41へ戻る。
【0065】ステップS63:撮影モード表示手段9
に、接写モードの印『PF』を表示する。 ステップS64:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
に、接写モードの印『PF』を表示する。 ステップS64:定常光アルゴリズムとして、AMP−
3を選択する。AMP−3の詳細は、後述する図7〜図
13で説明する。AMP−3の実施は、前述したステッ
プS11でなされる。ここでは事前に選択されるのみで
ある。
【0066】ステップS65:プログラム線図として、
P線−6を選択する。P線−6の詳細は、後述する図1
7で説明する。図7は、AMP−3のメイン・アルゴリ
ズムである。
P線−6を選択する。P線−6の詳細は、後述する図1
7で説明する。図7は、AMP−3のメイン・アルゴリ
ズムである。
【0067】ステップS71:撮影距離情報Xを読み込
む。 ステップS72:細分割測光演算を行なう。詳細は、後
述する図8で説明するが、ここでは、演算結果をBV
DTL とする。
む。 ステップS72:細分割測光演算を行なう。詳細は、後
述する図8で説明するが、ここでは、演算結果をBV
DTL とする。
【0068】ステップS73:粗分割測光演算を行な
う。詳細は、図9で後述するが、ここでは、演算結果を
BVRUH とする。 ステップS74:寄与率演算を行なう。詳細は、図10
〜図13で後述するが、ここでは、演算結果をkとす
る。
う。詳細は、図9で後述するが、ここでは、演算結果を
BVRUH とする。 ステップS74:寄与率演算を行なう。詳細は、図10
〜図13で後述するが、ここでは、演算結果をkとす
る。
【0069】ステップS75:(最終)露出値算出を行
なう。ここでは、演算結果をBVAN S とする。この値
は、次式により求められる。 BVANS=k・BVDTL+(1−k)・BVRUH 図8は、図7のステップS72の細分割測光演算の詳細
である。
なう。ここでは、演算結果をBVAN S とする。この値
は、次式により求められる。 BVANS=k・BVDTL+(1−k)・BVRUH 図8は、図7のステップS72の細分割測光演算の詳細
である。
【0070】ステップS81:8個の輝度値の最大輝度
値をBmax とする。 ステップS82:8個の輝度値の最小輝度値をBmin と
する。 ステップS83:8個の輝度値の平均輝度値をBmen と
する。
値をBmax とする。 ステップS82:8個の輝度値の最小輝度値をBmin と
する。 ステップS83:8個の輝度値の平均輝度値をBmen と
する。
【0071】ステップS84:重み付け量を設定する。
ここでは、後述するWD1= 0.12 、WD2=0.63、WD3=
0.25である。 ステップS85:細分割露出値を算出する。ここでは、
演算結果をBVDTL とする。この値は、次式により求め
られる。
ここでは、後述するWD1= 0.12 、WD2=0.63、WD3=
0.25である。 ステップS85:細分割露出値を算出する。ここでは、
演算結果をBVDTL とする。この値は、次式により求め
られる。
【0072】 BVDTL=WD1・Bmax+WD2・Bmin+WD3・Bmen 図9は、図7に示したステップS73の粗分割測光演算
の詳細である。 ステップS91:BV(1)〜BV(4)の4領域の輝度値を
合成して1個の輝度値にする。合成は輝度値の加算平均
で行う。ここでは、合成後の輝度値をCV(1)とする。
の詳細である。 ステップS91:BV(1)〜BV(4)の4領域の輝度値を
合成して1個の輝度値にする。合成は輝度値の加算平均
で行う。ここでは、合成後の輝度値をCV(1)とする。
【0073】ステップS92:BV(5) をCV(2) と置
き換える。 ステップS93:BV(6) をCV(3) と置き換える。 ステップS94:BV(7) をCV(4) と置き換える。
き換える。 ステップS93:BV(6) をCV(3) と置き換える。 ステップS94:BV(7) をCV(4) と置き換える。
【0074】ステップS95:BV(8) をCV(5) と置
き換える。 ステップS96:5個の輝度値(CV(1)〜CV(5))の
最大輝度値をCmax とする。
き換える。 ステップS96:5個の輝度値(CV(1)〜CV(5))の
最大輝度値をCmax とする。
【0075】ステップS97:5個の輝度値(CV(1)
〜CV(5))の最小輝度値をCmin とする。 ステップS98:5個の輝度値(CV(1)〜CV(5))の
平均輝度値をCmen とする。
〜CV(5))の最小輝度値をCmin とする。 ステップS98:5個の輝度値(CV(1)〜CV(5))の
平均輝度値をCmen とする。
【0076】ステップS99:画面上部の2個の輝度値
(CV(2)〜CV(3))の平均輝度値をCupとする。 ステップS100:画面下部の2個の輝度値(CV(4)
〜CV(5))の平均輝度値をCdwnとする。
(CV(2)〜CV(3))の平均輝度値をCupとする。 ステップS100:画面下部の2個の輝度値(CV(4)
〜CV(5))の平均輝度値をCdwnとする。
【0077】ステップS101:重み付け量を設定す
る。ここでは、WR1= 0.09 、WR2=0.45、WR3=0.2
1、WR4=0.10、WR5=0.15である。 ステップS102:粗分割露出値を算出する。ここで
は、演算結果をBVRUH とする。この値は、次式により
求められる。
る。ここでは、WR1= 0.09 、WR2=0.45、WR3=0.2
1、WR4=0.10、WR5=0.15である。 ステップS102:粗分割露出値を算出する。ここで
は、演算結果をBVRUH とする。この値は、次式により
求められる。
【0078】BVRUH=WR1・Cmax+WR2・Cmin+WR3・
Cmen+WR4・Cup+WR5・Cdwn 図10は、図7に示したステップS74の寄与率演算の
詳細である。 ステップS111:撮影距離Xを再度Xに置き直す。
Cmen+WR4・Cup+WR5・Cdwn 図10は、図7に示したステップS74の寄与率演算の
詳細である。 ステップS111:撮影距離Xを再度Xに置き直す。
【0079】ステップS112:輝度差計算を行なう。
8個の輝度値の最大輝度値と最小輝度値との輝度差をΔ
BVとする。 ステップS113:最大輝度を検出する。8個の輝度値
の最大輝度値をBmaxとする。
8個の輝度値の最大輝度値と最小輝度値との輝度差をΔ
BVとする。 ステップS113:最大輝度を検出する。8個の輝度値
の最大輝度値をBmaxとする。
【0080】ステップS114:適合度kX を算出す
る。後述する図11に基づき、撮影距離Xから適合度k
X を算出する。 ステップS115:適合度kΔBVを算出する。後述する
図12に基づき、輝度差ΔBVから適合度kΔBVを算出
する。
る。後述する図11に基づき、撮影距離Xから適合度k
X を算出する。 ステップS115:適合度kΔBVを算出する。後述する
図12に基づき、輝度差ΔBVから適合度kΔBVを算出
する。
【0081】ステップS116:適合度kBmaxを算出す
る。後述する図13に基づき、最大輝度Bmax から適合
度kBmaxを算出する。 ステップS117:寄与率kの算出をする。すなわち、
適合度kX 、kΔBV、kBmaxの最小値をkとする。
る。後述する図13に基づき、最大輝度Bmax から適合
度kBmaxを算出する。 ステップS117:寄与率kの算出をする。すなわち、
適合度kX 、kΔBV、kBmaxの最小値をkとする。
【0082】図11は、ファジー演算における撮影距離
に対するメンバーシップ関数を示している。パラメータ
として撮影距離Xを横軸にとり、縦軸に適合度kX をと
ってある。適合度kX は、撮影距離Xが中距離にある時
に高くなり、その時に細分割測光演算値が重点的に寄与
されるようになっている。
に対するメンバーシップ関数を示している。パラメータ
として撮影距離Xを横軸にとり、縦軸に適合度kX をと
ってある。適合度kX は、撮影距離Xが中距離にある時
に高くなり、その時に細分割測光演算値が重点的に寄与
されるようになっている。
【0083】図12は、ファジー演算における輝度差に
対するメンバーシップ関数を示している。パラメータと
して輝度差ΔBVを横軸にとり、縦軸に適合度kΔBVを
とってある。適合度kΔBVは、輝度差ΔBVが大きい時
に高くなり、その時に細分割測光演算値が重点的に寄与
されるようになっている。
対するメンバーシップ関数を示している。パラメータと
して輝度差ΔBVを横軸にとり、縦軸に適合度kΔBVを
とってある。適合度kΔBVは、輝度差ΔBVが大きい時
に高くなり、その時に細分割測光演算値が重点的に寄与
されるようになっている。
【0084】図13は、ファジー演算における最大輝度
に対するメンバーシップ関数を示している。パラメータ
として最大輝度Bmax を横軸にとり、縦軸に適合度kΔ
Bmaxをとってある。適合度kΔBmaxは、最大輝度Bmax
が大きい時に高くなり、その時に細分割測光演算値が重
点的に寄与されるようになっている。
に対するメンバーシップ関数を示している。パラメータ
として最大輝度Bmax を横軸にとり、縦軸に適合度kΔ
Bmaxをとってある。適合度kΔBmaxは、最大輝度Bmax
が大きい時に高くなり、その時に細分割測光演算値が重
点的に寄与されるようになっている。
【0085】図14は、AMP−1のメイン・アルゴリ
ズムを示している。 ステップS121:AMP−3の演算を実施する。ここ
では、演算結果をBV ANS とする。なお、AMP−3の
内容は、図7〜図13で説明した通りである。
ズムを示している。 ステップS121:AMP−3の演算を実施する。ここ
では、演算結果をBV ANS とする。なお、AMP−3の
内容は、図7〜図13で説明した通りである。
【0086】ステップS122:ステップS121で得
られたBVANS に、1.5 を加算し、加算結果をBVANS
と置き直す。すなわち、AMP−1は、シルエットモー
ドの時に選択されるため、ステップS121の演算結果
に所定値を加算して、シルエットとしての適正露出値を
算出する。
られたBVANS に、1.5 を加算し、加算結果をBVANS
と置き直す。すなわち、AMP−1は、シルエットモー
ドの時に選択されるため、ステップS121の演算結果
に所定値を加算して、シルエットとしての適正露出値を
算出する。
【0087】図15は、AMP−2のメイン・アルゴリ
ズムを示している。 ステップS131:AMP−3の演算を実施する。ここ
では、演算結果をBV ANS とする。このAMP−3の内
容は、図7〜図13で説明した通りである。
ズムを示している。 ステップS131:AMP−3の演算を実施する。ここ
では、演算結果をBV ANS とする。このAMP−3の内
容は、図7〜図13で説明した通りである。
【0088】ステップS132:ステップS131で得
られたBVANS に 0.3を加算し、加算結果をBVANS と
置き直す。すなわち、AMP−2は、風景モードの時に
選択されるため、ステップS131の演算結果に、所定
値を加算して、風景としての適正露出値を算出する。
られたBVANS に 0.3を加算し、加算結果をBVANS と
置き直す。すなわち、AMP−2は、風景モードの時に
選択されるため、ステップS131の演算結果に、所定
値を加算して、風景としての適正露出値を算出する。
【0089】図16は、SB−1のフローチャートであ
る。 ステップS141:撮影距離Xを読み込む。この撮影距
離Xは、例えばレリーズ釦の半押し操作に伴い、自動焦
点装置によって駆動されたレンズの位置をエンコーダで
検出した値である。
る。 ステップS141:撮影距離Xを読み込む。この撮影距
離Xは、例えばレリーズ釦の半押し操作に伴い、自動焦
点装置によって駆動されたレンズの位置をエンコーダで
検出した値である。
【0090】ステップS142:定常光露出演算を行な
う。ここでは、演算値をBVans とする。この演算方式
は、例えば、本出願人による特開平1−285925号
公報の第7図に開示されている方式が使用できる。
う。ここでは、演算値をBVans とする。この演算方式
は、例えば、本出願人による特開平1−285925号
公報の第7図に開示されている方式が使用できる。
【0091】ステップS143:主ミラーをアップし、
絞りを絞り込む。 ステップS144:予備発光を実施する。 ステップS145:予備発光のシャッタ幕面からの反射
光を分割測光する。
絞りを絞り込む。 ステップS144:予備発光を実施する。 ステップS145:予備発光のシャッタ幕面からの反射
光を分割測光する。
【0092】ステップS146:予備発光の測光結果に
基づいてカット領域(調光対象外領域)の候補の抽出を
行う。 ステップS147:調光領域を決定し、調光補正量ΔY
を決定する。
基づいてカット領域(調光対象外領域)の候補の抽出を
行う。 ステップS147:調光領域を決定し、調光補正量ΔY
を決定する。
【0093】ステップS148:シャッタを全開して本
発光を行うとともに、フィルム面からの反射光を分割測
光し調光動作を行う。なお、上記詳細は本出願人による
特願平2−312487号に記載のとおりである。
発光を行うとともに、フィルム面からの反射光を分割測
光し調光動作を行う。なお、上記詳細は本出願人による
特願平2−312487号に記載のとおりである。
【0094】図17は、プログラム線図である。横軸が
シャッタ秒時、縦軸が絞り値である。図中の太線がプロ
グラム線図で、シルエット、風景、スポーツ等の各モー
ドに最適な線図を7本(P線−1〜P線−7)記載して
ある。
シャッタ秒時、縦軸が絞り値である。図中の太線がプロ
グラム線図で、シルエット、風景、スポーツ等の各モー
ドに最適な線図を7本(P線−1〜P線−7)記載して
ある。
【0095】以上述べたように、本発明の撮影補助機能
を有するカメラでは、選択された撮影の種類に応じて、
通常の露出値に、予め定められた所定値が加算され、最
終露出値が設定されるため、風景やシルエット等のシー
ンにおいても、適正な露出値を確実に得ることが可能と
なる。
を有するカメラでは、選択された撮影の種類に応じて、
通常の露出値に、予め定められた所定値が加算され、最
終露出値が設定されるため、風景やシルエット等のシー
ンにおいても、適正な露出値を確実に得ることが可能と
なる。
【0096】また、上述した撮影補助機能を有するカメ
ラでは、撮影対象領域が複数に分割され、測光が行なわ
れるが、最終露出値に、分割測光値の最大値と最小値間
の範囲を越えた値を取ることが可能となり、風景やシル
エット等のシーンにおいても、適正な露出値を確実に得
ることが可能となる。
ラでは、撮影対象領域が複数に分割され、測光が行なわ
れるが、最終露出値に、分割測光値の最大値と最小値間
の範囲を越えた値を取ることが可能となり、風景やシル
エット等のシーンにおいても、適正な露出値を確実に得
ることが可能となる。
【0097】さらに、上述した撮影補助機能を有するカ
メラでは、加算される所定値が、モード毎に与えられた
定数に基づいて演算されるため、撮影モードに応じた適
正な露出値を確実に得ることが可能となる。
メラでは、加算される所定値が、モード毎に与えられた
定数に基づいて演算されるため、撮影モードに応じた適
正な露出値を確実に得ることが可能となる。
【0098】また、露出値が、撮影対象領域を細分割し
て得た露出値と粗分割して得た露出値とを、所定の寄与
率に応じて合成して求められ、加算される所定値が、モ
ード毎に前記寄与率に応じて演算されるため、撮影モー
ドに応じた適正な露出値をより確実に得ることが可能と
なる。
て得た露出値と粗分割して得た露出値とを、所定の寄与
率に応じて合成して求められ、加算される所定値が、モ
ード毎に前記寄与率に応じて演算されるため、撮影モー
ドに応じた適正な露出値をより確実に得ることが可能と
なる。
【0099】さらに、所定値の加算が、風景モードが選
択された場合に行なわれるため、一般にややアンダーめ
がよいという風景シーンにおいて、適正な露出値を確実
に得ることが可能となる。
択された場合に行なわれるため、一般にややアンダーめ
がよいという風景シーンにおいて、適正な露出値を確実
に得ることが可能となる。
【0100】また、所定値の加算が、シルエットモード
が選択された場合に行なわれるため、被写体を黒く潰す
ことが第1条件となるシルエットシーンにおいて、適正
な露出値を確実に得ることが可能となる。
が選択された場合に行なわれるため、被写体を黒く潰す
ことが第1条件となるシルエットシーンにおいて、適正
な露出値を確実に得ることが可能となる。
【0101】図18は、本発明の撮影補助機能を有する
カメラの他の実施例のAMP−1のメイン・アルゴリズ
ムを示している。 ステップS151:AMP−3の演算を実施する。ここ
では、演算結果をBV ANS とする。なお、AMP−3の
内容は、図7〜図13で説明したとおりである。
カメラの他の実施例のAMP−1のメイン・アルゴリズ
ムを示している。 ステップS151:AMP−3の演算を実施する。ここ
では、演算結果をBV ANS とする。なお、AMP−3の
内容は、図7〜図13で説明したとおりである。
【0102】ステップS152:パラメータa1 に−0.
05を代入する。 ステップS153:パラメータa2 に+1.60を代入す
る。 ステップS154:ステップS151で得られたBV
ANS に、所定量、 k(BVRUH−BVDTL)+a1・ΔBV+a2 を加算し、加算結果をBVANS と置き直す。
05を代入する。 ステップS153:パラメータa2 に+1.60を代入す
る。 ステップS154:ステップS151で得られたBV
ANS に、所定量、 k(BVRUH−BVDTL)+a1・ΔBV+a2 を加算し、加算結果をBVANS と置き直す。
【0103】すなわち、AMP−1は、シルエットモー
ドの時に選択されるため、ステップS151の演算結果
に、所定値を加算して、シルエットとしての適正露出値
を算出する。
ドの時に選択されるため、ステップS151の演算結果
に、所定値を加算して、シルエットとしての適正露出値
を算出する。
【0104】以上のように構成された撮影補助機能を有
するカメラにおいても前述した実施例とほぼ同様の効果
を得ることができる。図19は、本発明の撮影補助機能
を有するカメラの他の実施例のAMP−2のメイン・ア
ルゴリズムを示している。
するカメラにおいても前述した実施例とほぼ同様の効果
を得ることができる。図19は、本発明の撮影補助機能
を有するカメラの他の実施例のAMP−2のメイン・ア
ルゴリズムを示している。
【0105】ステップS161:AMP−3の演算を実
施する。ここでは、演算結果をBV ANS とする。なお、
AMP−3の内容は、図7〜図13で説明したとおりで
ある。
施する。ここでは、演算結果をBV ANS とする。なお、
AMP−3の内容は、図7〜図13で説明したとおりで
ある。
【0106】ステップS162:パラメータa1 に、0.
00を代入する。 ステップS163:パラメータa2 に、+0.33を代入す
る。 ステップS164:ステップS161で得られたBV
ANS に、所定量、 k(BVRUH−BVDTL)+a1・ΔBV+a2 を加算し、加算結果をBVANS と置き直す。
00を代入する。 ステップS163:パラメータa2 に、+0.33を代入す
る。 ステップS164:ステップS161で得られたBV
ANS に、所定量、 k(BVRUH−BVDTL)+a1・ΔBV+a2 を加算し、加算結果をBVANS と置き直す。
【0107】すなわち、AMP−2は、風景モードの時
に選択されるため、ステップS131の演算結果に所定
値を加算して、風景としての適正露出値を算出する。以
上のように構成された撮影補助機能を有するカメラにお
いても前述した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
に選択されるため、ステップS131の演算結果に所定
値を加算して、風景としての適正露出値を算出する。以
上のように構成された撮影補助機能を有するカメラにお
いても前述した実施例とほぼ同様の効果を得ることがで
きる。
【0108】なお、以上述べた2つの実施例のAMP−
1,AMP−2のアルゴリズムでは、AMP−3の演算
による露出値に所定値を加算している。この露出値は、
図3におけるステップS3で求められた輝度値BV(n)
を基礎としているが、以下のようにしても良い。
1,AMP−2のアルゴリズムでは、AMP−3の演算
による露出値に所定値を加算している。この露出値は、
図3におけるステップS3で求められた輝度値BV(n)
を基礎としているが、以下のようにしても良い。
【0109】すなわち、撮影モード選択手段6でシルエ
ットモードや風景モードが選択されたならば、測光回路
13で変換される測光出力の輝度値BV(n)に所定値を
加算して輝度値BV(n)1,2を算出し、この輝度値BV
(n)1,2を使って、最終露出値を求めても良い。
ットモードや風景モードが選択されたならば、測光回路
13で変換される測光出力の輝度値BV(n)に所定値を
加算して輝度値BV(n)1,2を算出し、この輝度値BV
(n)1,2を使って、最終露出値を求めても良い。
【0110】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の撮影補助
機能を有するカメラでは、選択された撮影の種類に応じ
て、通常の露出値に、予め定められた所定値が加減算さ
れ、最終露出値が設定されるため、風景やシルエット等
のシーンにおいても、適正な露出値を確実に得ることが
可能となる。
機能を有するカメラでは、選択された撮影の種類に応じ
て、通常の露出値に、予め定められた所定値が加減算さ
れ、最終露出値が設定されるため、風景やシルエット等
のシーンにおいても、適正な露出値を確実に得ることが
可能となる。
【0111】請求項2の撮影補助機能を有するカメラで
は、撮影対象領域が複数に分割され、測光が行なわれる
が、最終露出値に、分割測光値の最大値と最小値間の範
囲を越えた値を取ることが可能となり、風景やシルエッ
ト等のシーンにおいても、適正な露出値を確実に得るこ
とが可能となる。
は、撮影対象領域が複数に分割され、測光が行なわれる
が、最終露出値に、分割測光値の最大値と最小値間の範
囲を越えた値を取ることが可能となり、風景やシルエッ
ト等のシーンにおいても、適正な露出値を確実に得るこ
とが可能となる。
【0112】請求項3の撮影補助機能を有するカメラで
は、加減算される所定値が、モード毎に与えられた定数
に基づいて演算されるため、撮影モードに応じた適正な
露出値を確実に得ることが可能となる。
は、加減算される所定値が、モード毎に与えられた定数
に基づいて演算されるため、撮影モードに応じた適正な
露出値を確実に得ることが可能となる。
【0113】請求項4の撮影補助機能を有するカメラで
は、露出値が、撮影対象領域を細分割して得た露出値と
粗分割して得た露出値とを、所定の寄与率に応じて合成
して求められ、また、加減算される所定値が、モード毎
に前記寄与率に応じて演算されるため、撮影モードに応
じた適正な露出値をより確実に得ることが可能となる。
は、露出値が、撮影対象領域を細分割して得た露出値と
粗分割して得た露出値とを、所定の寄与率に応じて合成
して求められ、また、加減算される所定値が、モード毎
に前記寄与率に応じて演算されるため、撮影モードに応
じた適正な露出値をより確実に得ることが可能となる。
【0114】請求項5の撮影補助機能を有するカメラで
は、所定値の加減算が、風景モードが選択された場合に
行なわれるため、一般にややアンダーめがよいという風
景シーンにおいて、適正な露出値を確実に得ることが可
能となる。
は、所定値の加減算が、風景モードが選択された場合に
行なわれるため、一般にややアンダーめがよいという風
景シーンにおいて、適正な露出値を確実に得ることが可
能となる。
【0115】請求項6の撮影補助機能を有するカメラで
は、所定値の加減算が、シルエットモードが選択された
場合に行なわれるため、被写体を黒く潰すことが第1条
件となるシルエットシーンにおいて適正な露出値を確実
に得ることが可能となる。
は、所定値の加減算が、シルエットモードが選択された
場合に行なわれるため、被写体を黒く潰すことが第1条
件となるシルエットシーンにおいて適正な露出値を確実
に得ることが可能となる。
【図1】本発明の撮影補助機能を有するカメラの一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】撮影モード設定手段によって設定される撮影モ
ードの内容を示す説明図である。
ードの内容を示す説明図である。
【図3】図1に示した撮影補助機能を有するカメラのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】図3の撮影補助機能を有するカメラにおいて、
CPUを中心に行われる動作のメインアルゴリズムを示
す流れ図である。
CPUを中心に行われる動作のメインアルゴリズムを示
す流れ図である。
【図5】図4のステップS5の閃光発光アルゴリズムの
詳細を示す流れ図である。
詳細を示す流れ図である。
【図6】図4のステップS9の定常光アルゴリズムの詳
細を示す流れ図である。
細を示す流れ図である。
【図7】AMP−3のメイン・アルゴリズムを示す流れ
図である。
図である。
【図8】ステップS72の細分割測光演算の詳細を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図9】ステップS73の粗分割測光演算の詳細を示す
流れ図である。
流れ図である。
【図10】ステップS74の寄与率演算の詳細を示す流
れ図である。
れ図である。
【図11】ファジー演算におけるメンバーシップ関数を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図12】ファジー演算におけるメンバーシップ関数を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図13】ファジー演算におけるメンバーシップ関数を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図14】AMP−1のメイン・アルゴリズムを示す流
れ図である。
れ図である。
【図15】AMP−2のメイン・アルゴリズムを示す流
れ図である。
れ図である。
【図16】SB−1の詳細を示す流れ図である。
【図17】図1に示した撮影補助機能を有するカメラの
プログラム線図である。
プログラム線図である。
【図18】本発明の他の実施例におけるAMP−1のメ
イン・アルゴリズムを示す流れ図である。
イン・アルゴリズムを示す流れ図である。
【図19】本発明の他の実施例におけるAMP−2のメ
イン・アルゴリズムを示す流れ図である。
イン・アルゴリズムを示す流れ図である。
1 カメラボディ 2 閃光手段(ストロボ) 3 閃光の発光を許可/禁止するスイッチ 4 レリーズ釦 5 露出モード選択手段 6 撮影モード選択手段 7 コマンドダイヤル 8 露出モード表示手段 9 撮影モード表示手段 11 CPU 12 定常光測光素子 13 測光回路 14 閃光(ストロボ光)測光素子 15 調光回路 16 焦点検出素子 17 焦点検出回路 18 露出制御手段 19 焦点整合手段
Claims (6)
- 【請求項1】 撮影対象領域を測光する測光手段と、 前記測光手段の出力に応じて露出値を算出する露出値算
出手段と、 撮影の種類を選択する撮影モード選択手段と、 前記撮影モード選択手段で選択されたモードに応じ、前
記露出値算出手段で算出された露出値に所定値を加減算
し最終露出値を設定する露出値設定手段と、を有するこ
とを特徴とする撮影補助機能を有するカメラ。 - 【請求項2】 前記測光手段は、前記撮影対象領域を分
割して測光することを特徴とする請求項1記載の撮影補
助機能を有するカメラ。 - 【請求項3】 前記露出値設定手段によって加減算され
る所定値には、前記撮影モード選択手段で選択されるモ
ード毎に定数が与えられることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の撮影補助機能を有するカメラ。 - 【請求項4】 前記露出値算出手段は、露出値を、前記
撮影対象領域を細分割して得た露出値と粗分割して得た
露出値とを、所定の寄与率に応じて合成して求め、 前記露出値設定手段によって加減算される所定値は、前
記撮影モード選択手段で選択されるモード毎に前記寄与
率に応じて与えられることを特徴とする請求項1ないし
3記載のいずれか1項記載の撮影補助機能を有するカメ
ラ。 - 【請求項5】 前記露出値設定手段による所定値の加減
算は、前記撮影モード選択手段で風景モードが選択され
た場合に行なわれることを特徴とする請求項1ないし4
記載のいずれか1項記載の撮影補助機能を有するカメ
ラ。 - 【請求項6】 前記露出値設定手段による所定値の加減
算は、撮影モード選択手段でシルエットモードが選択さ
れた場合に行なわれることを特徴とする請求項1ないし
5記載のいずれか1項記載の撮影補助機能を有するカメ
ラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03306300A JP3132102B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 撮影補助機能を有するカメラ |
US08/554,869 US5576800A (en) | 1991-11-21 | 1995-11-07 | Camera having an auxiliary photographing function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03306300A JP3132102B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 撮影補助機能を有するカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05142617A true JPH05142617A (ja) | 1993-06-11 |
JP3132102B2 JP3132102B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17955445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03306300A Expired - Lifetime JP3132102B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 撮影補助機能を有するカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5576800A (ja) |
JP (1) | JP3132102B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002333649A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-22 | Asahi Optical Co Ltd | カメラの自動露出制御装置 |
KR100382002B1 (ko) * | 1995-12-29 | 2003-08-14 | 삼성테크윈 주식회사 | 카메라의 창밖 촬영 장치 및 그 제어 방법 |
JP2003259200A (ja) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3652125B2 (ja) * | 1998-07-10 | 2005-05-25 | キヤノン株式会社 | 撮像制御装置、撮像制御方法、撮像制御システム、及び記憶媒体 |
US6486915B2 (en) | 1999-04-20 | 2002-11-26 | Intel Corporation | Determining a final exposure setting automatically for a solid state camera without a separate light metering circuit |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5883822A (ja) * | 1981-11-13 | 1983-05-19 | Canon Inc | 安全回路を有する測光方式切替え装置を具備するカメラ |
FR2526965B1 (fr) * | 1982-05-14 | 1986-08-14 | Canon Kk | Dispositif de selection du mode de commande d'exposition pour appareil photographique |
US4673277A (en) * | 1982-12-09 | 1987-06-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Multi-program control device for camera |
US4525054A (en) * | 1983-06-20 | 1985-06-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera |
JPH0772781B2 (ja) * | 1983-08-02 | 1995-08-02 | 株式会社ニコン | カメラ |
JPS60218631A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | Canon Inc | カメラの露出制御モ−ド選択装置 |
US5005047A (en) * | 1984-12-14 | 1991-04-02 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera data setting device |
US4763156A (en) * | 1986-02-28 | 1988-08-09 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera with a barrier |
US4769668A (en) * | 1986-02-28 | 1988-09-06 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Multi-program mode camera |
JPH01285925A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-16 | Nikon Corp | カメラ |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP03306300A patent/JP3132102B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-11-07 US US08/554,869 patent/US5576800A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100382002B1 (ko) * | 1995-12-29 | 2003-08-14 | 삼성테크윈 주식회사 | 카메라의 창밖 촬영 장치 및 그 제어 방법 |
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JP2003259200A (ja) * | 2002-03-06 | 2003-09-12 | Olympus Optical Co Ltd | 撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3132102B2 (ja) | 2001-02-05 |
US5576800A (en) | 1996-11-19 |
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