JPH0514258Y2 - - Google Patents

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JPH0514258Y2
JPH0514258Y2 JP1985135948U JP13594885U JPH0514258Y2 JP H0514258 Y2 JPH0514258 Y2 JP H0514258Y2 JP 1985135948 U JP1985135948 U JP 1985135948U JP 13594885 U JP13594885 U JP 13594885U JP H0514258 Y2 JPH0514258 Y2 JP H0514258Y2
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endoscope
camera
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locking
eyepiece
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は内視鏡のカメラ取付け用アダプタ、
さらに詳しく言えば、特定のカメラを特定の内視
鏡以外の内視鏡に取り付け使用するためのアダプ
タに関するものである。
(従来の技術) これまでにも生体内、あるいはエンジン内を外
部から観察するための内視鏡はよく知られてい
る。また内視鏡で観察した部位を記録するために
撮影することもよく知られている。
しかしながら内視鏡もカメラも複数のメーカか
ら市販され、かつ内視鏡とカメラの接続形態も各
メーカ毎に異なる形態であり、同一メーカの内視
鏡とカメラとの組み合わせ使用のみ可能であつて
異なるメーカ間の互換性がないのが実情である。
特に大きな医療施設においては、使用頻度の関係
から、内視鏡の数量の方がカメラのそれを大幅に
上回つており、カメラをどの内視鏡にも取り付け
使用できることが望まれている。
(考案が解決しようとする問題点) この考案の実情に鑑み、これまでにも特定のカ
メラをそれと専用関係にある特定の内視鏡以外に
も使用できるようにしたアダプタが提供され実用
化されている。
しかしながらこれまでのアダプタは、一端側が
内視鏡の接眼部、そして他端側がカメラにそれぞ
れ連結できる手段を備えたものであるにとどま
る。したがつてアダプタを使用する場合、内視鏡
の接眼部にアダプタを取り付け、その後にそのア
ダプタにカメラを取り付けるか、アダプタにカメ
ラを取り付けた後にそのアダプタを内視鏡に取り
付けるかのいずれかの取り付け操作を必要とす
る。そして逆に取り外す場合には、取り付け時と
逆に操作を必要とし、特に取り外し時に内視鏡の
接眼部にアダプタを取り付けたままカメラのみを
取り外した場合には、その内視鏡によつてすぐに
観察できず、結果的にはアダプタをさらに取り外
さねばならないのみならず、アダプタが単体にな
つて紛失するおそれさえあるものである。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案は、上述した事情に鑑みて、特
定のカメラ側に存在する特別な構成を巧みに利用
し、その特定のカメラとアダプタとの接続状態を
維持できる構成をアダプタに設け、上述した問題
の解決を図つた内視鏡のカメラ取付け用アダプタ
を提供するものであ。
(作用) このアダプタはその一端間は特定のカメラに取
り付けられるようにされ、他端側は指定の内視鏡
に適合した内視鏡取付部として形成されているた
め、このアダプタを介在させることによつて指定
の内視鏡とその特定のカメラとを連結できる。
また、カメラの操作アームを係止筒の係止凹部
および取り外し凹部と協働させることによつて、
アダプタをカメラに対して容易に着脱できるとと
もに、カメラに取り付けた状態においてはカメラ
と完全に連結係止でき、この状態において内視鏡
の取り付け、取り外しが容易となる。
(実施例) この考案の実施例を説明するに先立ち、第3図
および第4図を参照して、この考案に用いるカメ
ラとこのカメラと専用関係にある内視鏡との連結
については詳しく説明する。
符号3は全体としてこの考案のカメラと専用関
係にある内視鏡を示し、光学繊維束31の端部が
位置するその接眼観察側には、ほぼ中空円柱状の
支持筒32がその中心軸線を上述の光学繊維束3
1の光軸に合致させるように固着される。
支持筒32の内側には、接眼レンズ38をまと
めて抱持する中空円柱状のレンズ枠33が、同軸
的にかつ軸方向に滑動自在に設けられ、押圧ばね
36によつて常に内視鏡3と反対側、つまりカメ
ラ取り付け側に向かつて押圧されている。
レンズ枠33の周壁から半径方向外方に突出し
て設けられる回転抑止ピン39は、支持筒32の
周壁に軸方向の延びるよう穿設された長孔32A
に係合し、一方、そのレンズ枠33の周壁から別
にガイドピン35が半径方向外方に突出し、支持
筒32の周壁を貫通して延び、中空円柱状をなし
支持筒32の外側に同軸的にかつ回転自在に設け
られるカム筒34のカム面34Aに係合する。
このカム面34Aは第4図から明白なように、
カム筒34の周壁に軸方向の高さが変わるように
形成された斜面であつて、接眼レンズ38をこの
内視鏡3の視度調節範囲、たとえば−6D(ジオプ
トリー)から−4Dの範囲で軸方向に移動させる
視度調節用のカム面であり、この視度調節用カム
面34Aに近接して軸方向の高さが変わらない視
度0ジオプトリーの撮影用カム面34Bが形成さ
れている。
カム筒34は、その外側に同軸的に設けられる
視度調節リング37を介して回転させることがで
きるが、カム筒34の回転に応じて視度調節用の
カム面34Aに係合するガイドピン35、したが
つてレンズ枠33は軸方向に移動し、こうして接
眼レンズ38を軸方向に移動させて行う内視鏡の
視度調節が可能となるわけである。
さて次に、以上述べた内視鏡3に専用のカメラ
1を取り付ける場合を説明する。
カメラ1の内視鏡取り付け側には中空円柱状の
取付筒11が設けられ、その端部から軸方向適宜
の距離にほぼ円環状の取付リング12が配置され
る。取付リング12の周縁部には円周等分少なく
とも2箇所、好ましくは3箇所にバヨネツト連結
用の噛み合いフツク13と、連結相手側を軸方向
に押すための押し付けばね15が設けられる。
またこの取付リング12の周縁から半径方向内
側に入つた、後述する半径位置には軸方向に延び
る操作アーム14が設けられる。
操作アーム14の先端には、第4図から明らか
なように、さきに説明した内視鏡3のカム筒34
の軸方向端部に形成される歯部34Cに噛み合う
山形の操作歯14Aが形成される。このことから
自明なように、操作アーム14は、カム筒34の
歯部34Cの半径に等しい半径の中空円柱の周壁
の一部をその母線方向にのびるように円周方向に
適宜の幅をもつて切り残された形状を持つもので
ある。
つぎにこのように構成されたカメラ1と内視鏡
3とを連結するときは、第3図図示のようにカメ
ラ1の取付筒11内に内視鏡3の支持筒32を同
軸的にはめて押し付け、押し付けたまま所定の角
度だけ相互に回転させて、取付筒11の噛み合い
フツク13と、支持筒32の噛み合いフツク32
Bとを噛み合わせてバヨネツト連結を完成させれ
ばよい。
バヨネツト連結の噛み合いフツクの係合は、図
示されていない合わせマークなどによつて外部か
ら容易に識別できるようにされているが、カメラ
と内視鏡との連結はめ合わせのとき、同時に上述
の操作アーム14の操作歯14Aが歯部34Cと
噛み合い、バヨネツト連結のために必要なカメラ
1と内視鏡3との相対回転角度量によつて、カム
筒34は、ガイドピン35が視度調節用カム面3
4Aから撮影用カム面34Bに移行するまで回転
され、こうして内視鏡3は撮影に必要な視度0ジ
オプトリーの状態に戻されるのである。
以上がカメラ1とこれに専用される内視鏡3と
の連結の仕方であるが、この考案はこのカメラ1
に特有な操作アーム14の存在を有効に生かすた
めになされたものである。
さて第1図および第2図についてこの考案の一
実施例を説明する。
第1図において全体として2で示され、20番代
の符号を持つ部分はこの考案のアダプタを示す。
第1図で二点鎖線で示されたものは、このアダプ
タ2に取付けられたカメラ1を示している。
ほぼ中空円柱状をなす本体筒22の軸方向の一
端、第1図では左側の端部は指定された内視鏡の
接眼部4に適合する内視鏡取付部21として形成
される。また反対側の端部には、特定のカメラ1
に対する連結手段、すなわちカメラ側のバヨネツ
ト連結の噛み合いフツク13と噛み合う噛み合い
フツク22Bが形成される。
この本体筒22の内側には、同じくほぼ中空円
柱状をなし、半径がカメラ1の操作アーム14の
取り付けられている位置の半径にほぼ等しい係止
筒23が軸方向に滑動自在に設けられる。
係止筒23の周壁には軸方向に延びるキー溝2
3Aが少なくとも1個穿設され、このキー溝23
Aに、本体筒22の周壁に半径方向内方に突出す
るよう設けられるガイドピン25が係合して係止
筒23の回転を抑止する。もちろんこのようなキ
ー溝は円周等分2箇所以上あつてもよい。
なおこのキー溝23Aとガイドピン25との係
合は、キー溝23Aの軸方向の長さに応じて係止
筒23の軸方向の移動距離を制限する役目も果た
し、この場合キー溝23Aの軸方向の長さは後述
する係止凹部23Bの深さより長く設定される。
係止筒23の周壁には操作リング26が半径方
向外方に延びるように取り付けられ、この操作リ
ング26を軸方向に操作することにより、係止筒
23を手動により動かすことができる。
係止筒23のカメラ1の取り付け側端縁には、
第2図に明白に示されるように、円周に沿つて延
びる係止凹部23Bおよびこれに近接して取り外
し凹部23Cが形成され、取り外し凹部23Cに
連続して係止凹部23Bに近い側に斜面23Dが
設けられる。しかしてこの係止凹部23Bおよび
取り外し凹部23Cには、第2図に示されるよう
にカメラ1の操作アーム14が係合できる。
なお既に述べたように係止筒23は本体筒22
に対して回転を抑止された、いわば角度的に固定
された取付状態にあるが、その取り付けられた角
度的位置について付言すれば、これはカメラ1と
のバヨネツト連結のはめあい押し込み位置におい
て操作アーム14と取り外し凹部23Cとが係合
する位置である。
また本体筒22の内部にはコイル状の押圧ばね
24が配設され、係止筒23はこの押圧ばね24
によつて常にカメラ取り付け側に押圧される。
この考案のアダプタ2をカメラ1に取り付けた
いときは、図示されていない合わせマークを合わ
せた状態で両者をはめて互いに押し付け、その後
両者をカメラ1側から見て時計回りに相対回転さ
せればよい。これは第2図に示されるようにカメ
ラ1の取付リング12を相対的に矢印方向に回転
させることである。
こうすればバヨネツト連結の、カメラ側の噛み
合いフツク13とアダプタ2側の同22Bとが噛
み合つて軸方向に分離しない連結が完成するとと
もに、はじめ破線で示されるように係止筒23の
取り外し凹部23Cに係合した操作アーム14
は、斜面23Dを滑りながら係止筒23を押圧ば
ね24の押圧力に抗して押し下げ、係止凹部23
Bにはまり込んで両者の相対回転も止め、ここに
完全に連結が完成するのである。
アダプタ2とカメラ1とを分離したいときは、
操作リング26を手動でカメラ1から遠ざかる方
向に動かして係止凹部23Bと操作アーム14と
の係合を外し、バヨネツト連結を外す方向に両者
を相対回転させてから引き抜けばよい。
(考案の効果) この考案によれば、アダプタはその一端側は
特定のカメラに取り付けられるようにされ、他端
側は指定の内視鏡に適合した内視鏡取付部として
形成されているため、このアダプタを介在させる
ことによつて指定の内視鏡とその特定のカメラと
を連結できる、カメラの操作アームを係止筒の
係止凹部および取り外し凹部と協働させることに
よつて、アダプタをカメラに対して容易に着脱で
きる、またカメラに取り付けた状態においては
アダプタはカメラと完全に一体的に連結でき、こ
の状態において内視鏡の取り付け、取り外しが容
易となる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側断面図、
第2図は係止筒と操作アームを取り出して描いた
斜視図、第3図はこの考案に用いる特定のカメラ
の操作アームの作用を説明するための専用内視鏡
との連結状態を示す側断面図、第4図は同じく操
作アームとカム筒とを示す斜視図である。 1……カメラ、2……アダプタ、13,22B
……噛み合いフツク、14……操作アーム、22
……本体筒、23……係止筒、23B……係止凹
部、23C……取り外し凹部、24……押圧ば
ね、4……内視鏡。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支持筒32に嵌装されかつ接眼レンズ38を装
    備したレンズ枠33と、上記接眼レンズを所定の
    撮像位置に設定させるカム面34Bとを有するカ
    ム筒34より成る接眼レンズ部を備えた内視鏡3
    と、 上記内視鏡の上記支持筒32に装着することに
    より上記カム筒34と係合して回転し、上記接眼
    レンズを所定の撮影位置に移行させる操作アーム
    14を備えたカメラに対して、上記内視鏡とは異
    なる内視鏡の接眼レンズ部の本体筒22の内側の
    同軸的位置に、回転不能かつ軸方向滑動自在に設
    けられ、上記操作アーム14が係合する係止凹部
    23B、取り外し凹部23Cおよびこの取り外し
    凹部23Cと上記係止凹部23Bとの間に連続し
    て形成される斜面23Dとを有する係止筒23
    と、この係止筒をカメラ1側に常時付勢する押圧
    ばね24と上記係止筒23の周壁に半径方向外方
    に延びるよう設けられる操作リング26とを備え
    た専用以外の内視鏡に特定カメラを取り付け可能
    とした内視鏡のカメラ取付け用アダプタ。
JP1985135948U 1985-09-05 1985-09-05 Expired - Lifetime JPH0514258Y2 (ja)

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JPS6243320U JPS6243320U (ja) 1987-03-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689232A (en) * 1979-12-24 1981-07-20 Olympus Optical Co Endoscope apparatus
JPS5930115B2 (ja) * 1980-03-24 1984-07-25 篤重 近藤 自動模様縫ミシン
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JPS6243320U (ja) 1987-03-16

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