JPH05141031A - 葺き下ろし屋根 - Google Patents

葺き下ろし屋根

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Publication number
JPH05141031A
JPH05141031A JP3331252A JP33125291A JPH05141031A JP H05141031 A JPH05141031 A JP H05141031A JP 3331252 A JP3331252 A JP 3331252A JP 33125291 A JP33125291 A JP 33125291A JP H05141031 A JPH05141031 A JP H05141031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
frame
panel
thatched
overhanging
Prior art date
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Pending
Application number
JP3331252A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyouhei Kuroda
詔平 黒田
Yoshinori Maeda
好則 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Publication of JPH05141031A publication Critical patent/JPH05141031A/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 葺き下ろし部の梁等の骨組をパネル構造とす
ることによって、施工の容易な葺き下ろし屋根を提供す
る。 【構成】 家屋本体部1の梁12と張出し部2外周の骨
組17とに跨って、葺き下ろし屋根パネル35を取り付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家屋本体部より張出
した張出し部を覆うため、その家屋本体部の屋根より連
続状に張出して設けられる葺き下ろし屋根の構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、このような葺き下ろし屋根を備
えた建物の一例を示しており、家屋本体部(1)に対し
て張出した張出し部(2)を覆う葺き下ろし屋根(3)
は、家屋本体部(1)の屋根(4)の軒先部から連続す
るようにして葺き下ろし状に取付けられている。
【0003】このような葺き下ろし屋根において、図3
で示すように、従来においては、家屋本体部の梁(5)
と張出し部の柱(6)(6)とに跨がるようにして、傾
斜状の葺き下ろし梁(7)(7)を取付けている。そし
て、これらの梁(7)(7)間に跨がって母屋(図示せ
ず)を取付けるとともに、その母屋の上に野地板(図示
せず)を施工して屋根を構成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来に
おいては、葺き下ろし部の屋根を構成するため、まず、
その桁方向に複数本の葺き下ろし梁(7)(7)…を、
家屋本体部(1)の梁(5)と張出し部(2)の柱
(6)上に取付け、更にその上に母屋を取付けて野地板
を施工しなければならず、作業が非常に煩雑で、かつ、
部品数も多くなる欠点があった。
【0005】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、葺き下ろし部の梁等の骨組をパネル構造とするこ
とによって、施工の容易な葺き下ろし屋根を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、家屋本体部より張出した張出し部を
覆うよう、前記家屋本体部の屋根軒先部より連続状に張
出して設けられる葺き下ろし屋根において、家屋本体部
の梁と張出し部外周の骨組とに跨って、葺き下ろし屋根
パネルを取り付けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、葺き下ろし部の骨組がパネ
ル構造となっていることから、そのパネルを取付けるの
みで容易に施工することができる。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の実施例における葺き下ろ
し部分の構造を示している。図において(11)(11)
は、建物本体部の軸組であり、その軸組(11)の上部
に、前記張出し部(2)に対応して、桁方向の梁(12)
が取付けられている。この梁(12)はフランジ部が上下
平行となるようにして配置したH型鋼からなるものであ
る。(13)(13)は、その一端を、この梁(12)の建物
本体部(1)側の内側面に固定した建物本体部(1)の
山型の屋根トラスを示している。
【0009】張出し部(2)においては、横枠(14)と
縦枠(15)とからなる方形枠状の軸組部材(16)(16)
を外周に沿って配置して骨組(17)を構成している。
【0010】前記家屋本体部(1)の梁(12)の外側面
には、垂直状の固定片(18)が外方に突出するようにし
て、パネル受けプレート(19)(19)が、桁方向に間隔
をおいて配置される。更に、これらのパネル受けプレー
ト(19)(19)に対応して、張出し部(2)の骨組(1
7)の上端に、同様に垂直な固定片(20)(20)を備え
たパネル受けプレート(21)(21)が固定されている。
【0011】(25)は、家屋本体部の屋根パネルであっ
て、この屋根パネル(25)は、屋根傾斜方向の一対の縦
枠(26)(26)と、それと直角な方向の横枠(27)とか
らなる方形の枠体へブレース(28)(28)をX状に取付
けたフレーム(29)と、このフレーム(29)上に取付け
た多数の木製母屋(30)と、更にその母屋(30)上面に
張り付けた野地板(31)とから構成されており、これ
を、前記屋根トラス(13)(13)の上弦材上に載せて、
ボルトで固定するようにしている。
【0012】他方、(35)は、張出し部に設けられる葺
き下ろし屋根パネルであって、上記と同様に、傾斜方向
の縦枠(36)(36)とそれと直角な方向の横枠(37)
(37)及びブレース材(38)とからなるフレーム(39)
上に、複数本の母屋(40)を取付けている。更に、上記
縦枠(36)(36)の先端側より、張出し部(2)の軒先
用のフレーム(41)が突出させられている。このフレー
ム(41)の先端部には、予め張出し部(2)の軒先母屋
(42)が取付けられている。そして、これら軒先フレー
ム(41)と前記張出し部(2)のフレーム(39)の母屋
(40)の上面に跨がって、一体の野地板(43)が予め張
り付けられている。
【0013】上記葺き下ろし部の屋根パネル(35)は、
その家屋本体部(1)側の端部を、縦枠(36)(36)の
外側面を前記梁(12)に固定した受けプレート(19)に
おける固定片(18)(18)へ重ねて、ボルトで固定して
取付ける。また、そのフレーム(39)の先端側が、同様
に、張出し部(2)の骨組(17)上に取付けた受けプレ
ート(21)(21)の固定片(20)(20)へ重ねて、ボル
ト(44)で固定し、これによって屋根の骨組から野地板
までを一度に施工するようにしている。このように屋根
パネル(39)は、張出し部(2)の桁方向に沿って複数
個並べて取付けられる。その際、互いに隣接する屋根パ
ネルの前記縦枠(36)(36)は、各固定片(20)(20)
の両側に重ねて、それらを貫通するボルト(44)で共締
めして固定される。更に、張出し部(2)の屋根パネル
(35)と家屋本体(1)の屋根パネル(25)との間に跨
がって、野地板(45)が現場貼りして取付けられる。
【0014】
【発明の効果】以上にように、この発明によれば、家屋
本体部に対して張り出した張出し部を覆う葺き下ろし屋
根において、この葺き下ろし屋根部のフレームを、予め
パネル化していることから、従来のように梁を逐次一本
一本取付ける必要がなく、容易に施工でき、施工時間を
大幅に短縮できる効果がある。また、この屋根パネルに
は母屋をも一体に取付けているから、同様に母屋も同時
に取付けられて、より作業性が良好となり、更には、野
地板を予め取付けることによって、屋根の骨組から野地
板までを一度に固定できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す葺き下ろし屋根部の分
解斜視図である。
【図2】葺き下ろし屋根を備えた建物の一例を示す斜視
図である。
【図3】従来の葺き下ろし屋根部分の骨組構造を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
(1) 家屋本体部 (2) 張出し部 (3) 葺き下ろし屋根 (4) 家屋本体部の屋根 (12) 家屋本体部の梁 (17) 張出し部の骨組 (19) パネル受けプレート (21) パネル受けプレート (35) 葺き下ろし屋根の屋根パネル (40) 母屋 (43) 野地板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋本体部より張出した張出し部を覆う
    よう、前記家屋本体部の屋根軒先部より連続状に張出し
    て設けられる葺き下ろし屋根において、家屋本体部の梁
    と張出し部外周の骨組とに跨って、葺き下ろし屋根パネ
    ルを取り付けたことを特徴とする葺き下ろし屋根。
  2. 【請求項2】 葺き下ろし屋根パネルの家屋本体部側の
    端部を、前記梁側面に取り付けたパネル受け部材へ固定
    し、同じく家屋本体部とは反対側の端部を張出し部の骨
    組に取り付けたパネル受け部材へ固定したことを特徴と
    する請求項1の葺き下ろし屋根。
  3. 【請求項3】 葺き下ろし屋根パネルに予め母屋を一体
    に取り付けた請求項1又は2の葺き下ろし屋根。
  4. 【請求項4】 母屋の上に予め野地板を一体に取り付け
    た請求項3の葺き下ろし屋根。
JP3331252A 1991-11-19 1991-11-19 葺き下ろし屋根 Pending JPH05141031A (ja)

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JP3331252A JPH05141031A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 葺き下ろし屋根

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JP3331252A JPH05141031A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 葺き下ろし屋根

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JPH05141031A true JPH05141031A (ja) 1993-06-08

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ID=18241609

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JP3331252A Pending JPH05141031A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 葺き下ろし屋根

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