JPH0514031U - 鋳造品の位置決め装置 - Google Patents

鋳造品の位置決め装置

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JPH0514031U
JPH0514031U JP6918691U JP6918691U JPH0514031U JP H0514031 U JPH0514031 U JP H0514031U JP 6918691 U JP6918691 U JP 6918691U JP 6918691 U JP6918691 U JP 6918691U JP H0514031 U JPH0514031 U JP H0514031U
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賢秀 小河
親幸 東出
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Daido Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湯道部分を利用して鋳造品を正確に位置決め
すること。 【構成】 払い出しコンベアの終端部に、パレットPを
受取ってこれを搬送装置40の直下へと横方向に送り出
すスライドベース12を設け、さらにこのスライドベー
ス12の両端に、位置決め用シリンダ21、21によっ
て操作される一対の位置決めブロック28、28を対向
配設し、これらの位置決めブロック28、28の対向面
に設けた係合溝に鋳造品Wの湯道部分a、aを係合させ
ることによって、鋳造品Wを搬送装置40の直下に正確
に位置決めするようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鋳造装置から払い出されてきた鋳造品を次の搬送装置へ受渡す際の位 置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋳造工程を経て払い出されてきた鋳造品をつぎの砂落し工程へ送り出すには、 払い出しコンベアから砂落しのための吊下げ式搬送コンベアへ鋳造品を移載しな ければならないが、これには、これまで払い出しコンベアの終端部一側に配置し た移載装置により鋳造品を払い出しコンベアの横へ押出した上、吊下げ式搬送コ ンベア直下の所定の位置に位置決めするようにしていた。
【0003】 ところが、この鋳造品が例えばシリンダヘッドのように位置決め基準となる側 面が平坦でないような場合には、担持位置への正確な位置決めがすこぶる困難で 、また機種によって外形形状が異なるようなものの場合には、その都度これらに 合った位置決めツールを用いなければならず、そのための交換装置が必要となっ て、このような機構を移載装置に組込んだりすると、装置がさらに複雑化すると いった問題が生じる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 形状の変更等によっても位置が一定な湯道部分を利用して、正確な位置決めを可 能にする製造簡単な鋳造品の位置決め装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案はこのような課題を達成するための鋳造品の位置決め装置とし て、鋳造装置から払い出された鋳造品をつぎの搬送装置のもとへ移送する移送機 構に、駆動部材に駆動されて鋳造品に向けて変位する一対の位置決め部材を配設 するとともに、この位置決め部材の相対向面に、鋳造品の一部に残存する湯道部 分と係合する位置決め係合凹部を形成するようにしたものである。
【0006】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図面はいずれも本考案の一実施例を示したもので、この装置1は払い出しコン ベア30の終端部に配設されていて、払い出されてきた鋳造品、つまりこの実施 例においてはシリンダヘッドWをパレットPごと側方の吊下げ式搬送装置40の 直下へ移動させるスライド機構10と、このスライド機構10上でシリンダヘッ ドWを定位置に位置決めする位置決め機構20とによって構成されている。
【0007】 つぎにこれらの各機構をより詳しく説明すると、払い出しコンベア30の終端 部には、これと直交する向きに機枠2が設置されていて、このベースプレート3 上には、スライド機構10が横送り用シリンダ11に駆動されて走行自在に配設 されている。
【0008】 このスライド機構10は、払い出しコンベア30上のパレットPを搬送装置4 0の直下へ移動させるのもので、図2に示したように、このスライドベース12 には、その中央に払い出しコンベア30のレール31と接続するレール13が取 付けられ、またこのレール13の直下には、パレットPをレール13から浮かす ための揚昇シリンダ14が立設されている。なお図中符号15は、パレット5の 横移動を抑えるためにレール13の両側に立設した規制部材を示している。
【0009】 一方位置決め機構20は、シリンダヘッドW上に突出した湯道部分aを挟持し て位置決めを行うもので、対をなす各位置決め機構20は、スライドベース12 の両端に支柱17、17を介して固定した一対のベース板18、18上に設けら れており、特にこの実施例においては、図3に見られるように、パレットP上に 載置した2つのシリンダヘッドW、Wをそれぞれ位置決めすることができるよう に2組設けられている。
【0010】 これらのベース板18、18には、それぞれ位置決め用シリンダ21、21と ガイドレール23、23がシリンダヘッドWに向けて対向配設され、さらにこれ らの位置決めシリンダ21、21のロッド端には、ガイドレール23、23に案 内されて進退動するプレート24、24が取付けられている。これらのプレート 24、24にはまたその前面にガイドレール25、25が水平方向に固定されて いて、ここには、プレート24、24の背面に設けた位置合わせ用シリンダ26 、26とブラケット27、27を介して結合した位置決めブロック28、28が 横方向にスライド自在に取付けられている。
【0011】 この位置決めブロック28、28は、対向面にシリンダヘッドW上に残存する 湯道a、aに係合するV字状の係合溝29、29が設けられていて、これらの係 合溝29、29を各湯道a、aに係合させることによりシリンダヘッドWの位置 合わせを行うように構成されている。
【0012】 なお図4において符号32は鋳造装置を示しており、また図1において符号4 、4はベースプレート3の両端に設けたストッパ、41は搬送装置40の昇降用 シリンダ、42はガイドレール、43は把持機構をそれぞれ示している。
【0013】 このように構成された装置において、いま鋳造装置32から成形されたシリン ダヘッドWがパレットPに載せられて払い出され、さらにその終端で待機してい るスライド機構20のレール13上へ送り込まれてくると、スライドベース12 上の揚昇シリンダ14は、そのロッドを伸長させて送り込まれてきたシリンダヘ ッドWをパレットPごと図1の2点鎖線位置から実線で示した位置決め位置へと 上昇させる。
【0014】 このようにしてシリンダヘッドWが位置決め位置へ移されると、つぎにこの両 側に配設されていた一対の位置決め機構20、20は、位置決め用シリンダ21 、21を作動させてロッド端の位置決めブロック28、28を前進させ、予め位 置合わせ用シリンダ26によって正確に横方向の位置合わせがなされているこれ らの位置決めブロック28、28によってシリンダヘッドW上の湯道部分a、a を挟み込むと同時に、これらの湯道部分a、aを係合溝29…内に係合させつつ シリンダヘッドWを若干前後左右に移動させて、これを正確に位置決めする。
【0015】 そして以上の位置決め操作が行われたら、つぎにベースプレート3に固定した 横送り用シリンダ11を作動させ、位置決め保持した各シリンダヘッドW、Wを パレットPごと搬送装置40の直下へ移送し、降下してきた搬送装置40へシリ ンダヘッドWを受渡す。
【0016】 以上の一連の動作が終了したら、さきと逆の動作により位置決めブロック28 、28を後退させスライドベース12をもとの位置へと戻した後、図示しない昇 降機構によりパレットPを払い出して待機の状態にする。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、鋳造品を担持してつぎの搬送装置のもとへ 移送する移送機構に、鋳造品を挟持する一対の位置決め部材を変位可能に対向配 設して、これらの位置決め部材の対向面に鋳造品の湯道部分と係合する位置決め 係合凹部を設けたので、鋳造品の形状如何にかかわりなく、これに突出した湯道 部分を基準として鋳造品の正確な位置決めを図ることができる。
【0018】 しかも、ダイカスト鋳物のように、同じ鋳造装置によって成形される鋳造品は 湯道部分が同一位置に形成されるため、例え機種によって鋳造品の形状を変えた 場合でも、位置決め部材をその都度換えることなく、同じ位置決め部材をもって 鋳造品の正確な位置決めを図ることができて、この種の位置決めに要する作業を 著しく簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す装置の側面図である。
【図2】同上装置の要部を示した上面図である。
【図3】同上装置の要部を示した背面図である。
【図4】本考案装置を適用した鋳造品移載装置の一例を
示した図である。
【符号の説明】
2 機枠 10 横送り機構 12 スライドベース 14 揚昇シリンダ 20 位置決め機構 21 位置決め用シリンダ 26 位置合わせ用シリンダ 28 位置決めブロック 29 係合溝 30 払い出しコンベア 40 搬送装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造装置から払い出された鋳造品をつぎ
    の搬送装置のもとへ移送する移送機構に、駆動部材に駆
    動されて上記鋳造品に向けて変位する一対の位置決め部
    材を配設するとともに、該位置決め部材の相対向面に、
    鋳造品の一部に残存する湯道部分と係合する位置決め係
    合凹部を形成した鋳造品の位置決め装置。
JP1991069186U 1991-08-05 1991-08-05 鋳造品の位置決め装置 Expired - Lifetime JP2563941Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991069186U JP2563941Y2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 鋳造品の位置決め装置

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Publications (2)

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JPH0514031U true JPH0514031U (ja) 1993-02-23
JP2563941Y2 JP2563941Y2 (ja) 1998-03-04

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ID=13395446

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122227A (ja) * 1974-08-19 1976-02-21 Hasetora Spinning Ichimatsumoyokaapetsutono seizohoho
JPH0322176U (ja) * 1989-07-17 1991-03-06

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122227A (ja) * 1974-08-19 1976-02-21 Hasetora Spinning Ichimatsumoyokaapetsutono seizohoho
JPH0322176U (ja) * 1989-07-17 1991-03-06

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